JP2005231288A - インクリボンカセットおよび印字装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置本体の設置スペースが縮小等に寄与するインクリボンカセットを提供する。
【解決手段】インクリボン33を収納するリボンカセット本体32の両側面に第1のアーム部35と第2のアーム部36を突出させ、対向したインクリボンカセット29の側面をほぼT字型に設け、小型化を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】インクリボン33を収納するリボンカセット本体32の両側面に第1のアーム部35と第2のアーム部36を突出させ、対向したインクリボンカセット29の側面をほぼT字型に設け、小型化を図る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印字装置に用いられる印字ヘッドにインクを供給するインクリボンカセットおよび印字装置に関する。
従来、たとえば、図6に示すように、印字装置70は、印字ヘッド71と、この印字ヘッド71を支持して行方向に往復駆動されるキャリッジ72と、このキャリッジ72を往復駆動するキャリッジモータ73と、印字ヘッド71の先端部74にインクリボンを供給するインクリボンカセット75により構成されている。図に示すように、インクリボンカセット75の側面がI字型(ハーモニカタイプ)の形状になっている。
または、図7に示すように、印字装置80は、図6に示された印字装置70とは、インクリボンカセット81の形状が異なるほかは同じ構成になっている。このインクリボンカセット81は、インクリボンが案内されるアーム部82となる部分が水平から下側に、ほぼ90°折り曲げられ側面がL字型の形状になっている。(たとえば、特許文献1参照)。
特公平6−55533号公報
しかしながら、上述した従来の印字装置であるI字型の形状からなるインクリボンカセット75では、2点鎖線で示した印字装置70の設置スペースから上側方向に突出してしまう。この印字装置70では、インクリボンカセット75を垂直方向に支持する装置の高さが高くなる。
また、L字型の形状からなるインクリボンカセット81では、高さ方向を抑えることができるが、2点鎖線で示した印字装置80の設置スペースから後ろ側に突出してしまい、水平方向の一方向が大きくなってしまう。さらに、インクリボンカセット81の形状が水平方向の一方に突出し、装置への取り付けが難しくなる。
このような現状を踏まえて、印字装置の小型化が要望されている。すなわち、小型化を追求していくと前記インクリボンカセットの側面形状が問題になる。
本発明は、装置本体の設置スペースを縮小することができるインクリボンカセットを提供することを目的とする。また、実装密度の高い印字装置を提供することを目的とする。
本発明は、インクリボンを収納するリボン収納部を備えたリボンカセット本体の両側面に突出した一対のアーム部を互いに対向するように備えたインクリボンカセットのリボンカセット本体の側面をほぼT字型の形状にした。
また、側面形状をほぼT字型のインクリボンカセットを印字ヘッドの先端部にインクリボンを介して印字ヘッドの背面に投影する部分に横向きに配置した。
本発明によれば、装置本体の水平方向を狭くすることができ、設置スペースの縮小等に寄与するインクリボンカセットを提供することができる。また実装密度の高い印字装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインクリボンおよび印字装置を使用する冊子印字装置の構成を示す断面図、図2は、図1の印字部の斜視図、図3は、インクリボンカセットの側面図、図4は、インクリボンカセットケースの側面図、図5は、インクリボンカセットのカセットカバーをはずした状態の平面図である。
図1および図2を参照して、冊子印字装置について説明する。冊子印字装置は本体ケース11を備え、この本体ケース11の内部には、冊子を含む媒体を支える案内板12を有する媒体搬送路13を設け、この媒体搬送路13には、媒体入口14の上流から下流に向けて媒体搬送部材として複数の駆動ローラ15と、これらの駆動ローラ15に弾性的に接触する押さえローラ16とを設けている。
前記媒体搬送路13の下方には、媒体に形成された磁気ストライプが書き込まれた磁気情報を読み取り、またはその磁気ストライプに磁気情報を書き込む磁気情報読み書きユニット17を設けている。
前記媒体搬送路13の上方には、媒体の頁情報を光学的に読み取るCCDなどの大きな読取りセンサ18を設けている。
媒体搬送路13の中間部の案内板12には、プラテン19が設けられている。このプラテン19とキャリッジシャフト20、21とが平行に架設されている。これらのキャリッジシャフト20、21にはキャリッジ22が摺動自在に支持されている。このキャリッジ22には、ドットプリンタヘッドからなる印字ヘッド23が取り付けられている。
キャリッジ22は、正逆回転自在のキャリッジモータ24に駆動されるエンドレスベルト25の一部に固定され、キャリッジモータ24を駆動しエンドレスベルト25を回転させることにより印字ヘッド23が往復駆動される。
印字ヘッド23は、円周上に均一に配置された図示しないアーマチュアの中心部よりニードルが伸びてノーズ部の先端部26を形成する。印字ヘッド23の背面部27は広く、先端部26にいくにしたがって狭くなり側面がT字型の形状になっている。
28は、フレキシブルケーブルであり、印字ヘッド23に通電するために接続されている。
インクリボンカセット29は、側面がほぼT字型をした横長の形状で、印字ヘッド23が往復駆動する移動範囲を囲むように、印字ヘッド23の背面部27のほぼ真上に投影する部分に横向きに配置され、図示しない印字フレームに着脱自在に装着できるようになっている。
以上のように構成することで、本発明に係る冊子印字装置において、インクリボンカセットの側面をT字型の形状にすることで、装置本体の設定スペースが縮小でき、装置が小型にできる。
つぎに、本発明に係るインクリボンカセットの一実施の形態について図面を参照して説明する。なお、冊子印字装置で使用した同一名称の部品いついては同一の符号を用いる。
図1ないし図5に示すように、インクリボンカセット29は、カセットケース30とカセットカバー31により構成されるリボンカセット本体32を備えている。インクリボン33は長尺状のエンドレスにしたもので、リボンカセット本体32の内部に形成されているインクリボン収納部34内に密に折り返された状態で収納され、またリボンカセット本体32の両側面の中央部にはインクリボン33を案内する一対のアーム部、すなわち、出口側の第1のアーム部35と入口側の第2のアーム部36が形成されている。この第1のアーム部35と第2のアーム部36の出口側および入口側に印字ヘッド23に向けてほぼ90°折り返し、かつそれぞれの折り返し部内にインクリボン33と接触してその走行方向をほぼ90°変化させるインクリボン折り返し部37、37を設けている。また、出口側の第1のアーム部35と入口側の第2のアーム部36との間にインクリボン33を露出させたリボン供給部38を有する。
リボンカセット本体32内には、リボン収納部34からリボン供給部38に向かうインクリボン33を挟んで互いに当接する駆動ギヤ39と従動ギヤ40が設けられている。駆動ギヤ39の下面には、前記キャリッジ22の上面から突出している図示しない駆動軸と係合するインクリボン33を巻き取るリボン駆動伝達部41が形成されている。図示しない、駆動軸はキャリッジモータ24に連結されている。駆動ギヤ39の上面には、リボンカセット本体32から突出するツマミ42が設けられている。
インクリボン33は、駆動ギヤ39および従動ギヤ40により、リボンカセット本体32内に巻き込まれるが、この巻き込まれた分のインクリボン33がリボンカセット本体32内のリボン収納部34から順次繰り出されて第1のアーム部35から前記印字ヘッド23の先端部26にインクを供給するリボン供給部38を通って第2のアーム部36を移動して、再びリボン収納部34に戻り、循環駆動するようになっている。
リボンカセット本体32には、インク貯蔵体43とこのインク貯蔵体43に接続されたインク供給体44が設けられている。インク貯蔵体43は、インクリボン33に対して補給するインクを吸収して貯留している。インク供給体44は、一端が従動ギヤ39に当接し、その他の部分がインク貯蔵体43に接触している。このインク供給体44はインク貯蔵体43に吸収されているインクを伝搬し、従動ギヤ39を介してインクリボン33にインクを供給する。
図4に示すように、各アーム部35,36には、ほぼ45°の傾斜角をつけたインクリボン折り返し部37、37を設け、インクリボン33が印字ヘッド23に対向するようになっている。さらに、インクリボン33が、第1のアーム部35および第2のアーム部36から脱落し走行不能にならないように、各アーム部35,36には、ガイド部45,45を設け、インクリボン33の走行を容易にしている。
さらに、インクリボン33を入口側の第2のアーム部36から駆動ギヤ39と従動ギヤ40に挟んでリボン収納室34に搬送するためには、内側壁46の近傍に支持部材47を設け、インクリボン33の経路にしている。また、インクリボン33をリボン収納室34から出口側の第1アーム部35のインクリボン33の経路においても、内側壁46の近傍に支持部材48、49を設けている。この各支持部材47、48、49を設けたことによりインクリボン33がリボンカセット本体32の中央部の出口側の第1アーム部35から入口側の第2アーム部36にスムーズに搬送されるようになっている。
インクリボンカセット29を装置の本体ケース11内部の図示しない印字フレームに取り付けるために、リボンカセット本体32の長手方向の外側壁50の一方に凸部51および他方に凹部52を各2箇所設け、図示しない印字フレームに設けてある凹部にリボンカセット本体35の凸部51を嵌合し、リボンカセット本体35の凹部に図示しないスナップでヒットさせてリボンカセット29を固定するようになっている。
以上説明したように、インクリボンカセットをほぼT字型の側面形状にすることにより、側面形状が左右対称となりバランスよく成形ができる。また金型費用が安価に製作できる。
インクリボンカセット29を図1の冊子印字装置に適用することで、T字型のインクリボンカセットと印字部との組み合わせにより無駄なスペースがなく、コンパクトな装置が実現できた。また、リボン収納部は、印字ヘッドの移動範囲が作り出す長方形に略投影した背面部の部分にリボン収納部を配置したことにより、インクリボンの収納部が大きく確保できる。また、装置に取り付けが容易である。冊子印字装置の高さが低く設置できるので、装置の操作性が良くなる.
23…印字ヘッド、26…先端部、27…背面部、29…インクリボンカセット、32…リボンカセット本体、33…インクリボン、34…リボン収納部、35…第1のアーム部、36…第2のアーム部、37…インクリボン折り返し部。
Claims (3)
- インクリボンと、このインクリボンを収納するリボン収納部と、このリボン収納部を備えたリボンカセット本体と、このリボンカセット本体の両側面に突出した一対のアーム部を互いに対向するように備えたインクリボンカセットにおいて、前記リボンカセット本体の側面をほぼT字型の形状にしたことを特徴とするインクリボンカセット。
- 前記一対のアーム部に、インクリボンを折り返すインクリボン折り返し部を設けたことを特徴とする請求項1記載のインクリボンカセット。
- 印字ヘッドの先端部にインクリボンを介して前記印字ヘッドの背面のほぼ真上に投影する部分にインクリボンカセットを横向きに配置したことを特徴とする請求項1または2記載の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004046009A JP2005231288A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | インクリボンカセットおよび印字装置 |
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Publications (1)
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JP2004046009A Pending JP2005231288A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | インクリボンカセットおよび印字装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0462085A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-02-27 | Seikosha Co Ltd | インクリボンカセット |
JPH0880659A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Dynic Corp | インクリボンカセット |
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