JP2005230590A - 酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 酸素富化膜を有する酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置において、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にする。
【解決手段】 酸素富化ユニット6は、酸素富化膜モジュール61と、真空ポンプ65とを備えている。酸素富化膜モジュール61は、モジュールケーシング62と、モジュールケーシング62内の空間を1次側空間S1と2次側空間S2とに分割するようにモジュールケーシング62内に配置され空気中の酸素を選択的に透過することが可能な酸素富化膜63とを有している。真空ポンプ65は、1次側空間S1から空気を2次側空間S2に吸入する。この酸素富化ユニット6は、真空ポンプ65を間欠的に運転することによって、真空ポンプ65から排出される酸素富化空気を室内に供給することを特徴としている。
【選択図】 図2
【解決手段】 酸素富化ユニット6は、酸素富化膜モジュール61と、真空ポンプ65とを備えている。酸素富化膜モジュール61は、モジュールケーシング62と、モジュールケーシング62内の空間を1次側空間S1と2次側空間S2とに分割するようにモジュールケーシング62内に配置され空気中の酸素を選択的に透過することが可能な酸素富化膜63とを有している。真空ポンプ65は、1次側空間S1から空気を2次側空間S2に吸入する。この酸素富化ユニット6は、真空ポンプ65を間欠的に運転することによって、真空ポンプ65から排出される酸素富化空気を室内に供給することを特徴としている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置、特に、室内の酸素富化を行うための酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置に関する。
従来から、酸素富化膜によって酸素富化空気を得ることが可能な酸素富化装置を備えた空気調和装置がある。このような空気調和装置は、室外冷媒ユニットと、室内ユニットと、これらのユニット間を接続するための冷媒配管とを備えており、主として、室内の冷暖房を行っている。酸素富化装置は、室外に配置されており、主として、室外空気から酸素富化空気を得ることができる酸素富化膜モジュールと、酸素富化膜モジュールで得られた酸素富化空気を室内に供給する減圧ポンプとから構成されている。酸素富化膜モジュールは、主として、モジュールケーシングと、モジュールケーシング内の空間を1次側空間と2次側空間とに分割するようにモジュールケーシング内に配置された酸素富化膜とから構成されている。減圧ポンプは、モジュールケーシングの2次側空間に接続されている。酸素富化膜モジュールの酸素富化膜は、減圧ポンプを運転することによって2次側空間の圧力を1次側空間の圧力よりも低くすると、1次側空間内の空気中の酸素を選択的に透過して、2次側空間に酸素富化空気を生成させることが可能な気体分離膜である。このような酸素富化装置を備えた空気調和装置では、室内を冷暖房するとともに、冷暖房運転によって締め切られた室内を酸素富化することが可能である(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特開平3−75423号公報
特開平3−217731号公報
特公平7−30927号公報
特公平7−109313号公報
特開2002−39569号公報
酸素富化膜モジュールに内蔵された酸素富化膜の性能は、1次側空間内における空気中の酸素分圧が大きく影響し、1次側空間内における酸素分圧が高い場合には2次側空間へ透過する酸素量が増加し、酸素分圧が低い場合には2次側空間へ透過する酸素量が減少する傾向にある。このため、1次側空間内の空気が置換されない場合には、1次側空間内の酸素分圧が低下して2次側空間へ透過する酸素量が低下してしまい、結果的に、室内に供給される酸素富化空気中の酸素濃度が低下してしまうという問題が生じることになる。
このため、上記従来の酸素富化装置では、酸素富化装置が室外冷媒ユニットとともに室外ユニットを構成する場合には、室外ユニットの室外ファンの運転によって生成される気流を酸素富化モジュールの1次側空間内に導入できるように酸素富化モジュールを配置している。
しかし、室外ファンの運転によって生成される気流を酸素富化モジュールの1次側空間に導入できるように機器配置を変更すると、室外ユニット全体の内部機器のレイアウトの変更が必要になったり、コストが増加するという問題が生じてしまう。このため、ファンの気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にできれば、酸素富化膜モジュールの設置場所の制約が生じにくくなり、室外ユニット全体の内部機器のレイアウトの変更やコスト増加という問題が生じなくなる。
しかし、室外ファンの運転によって生成される気流を酸素富化モジュールの1次側空間に導入できるように機器配置を変更すると、室外ユニット全体の内部機器のレイアウトの変更が必要になったり、コストが増加するという問題が生じてしまう。このため、ファンの気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にできれば、酸素富化膜モジュールの設置場所の制約が生じにくくなり、室外ユニット全体の内部機器のレイアウトの変更やコスト増加という問題が生じなくなる。
本発明の課題は、酸素富化膜を有する酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置において、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることにある。
請求項1に記載の酸素富化装置は、酸素富化膜モジュールと、減圧ポンプとを備えている。酸素富化膜モジュールは、ケーシングと、ケーシング内の空間を1次側空間と2次側空間とに分割するようにケーシング内に配置され空気中の酸素を選択的に透過することが可能な酸素富化膜とを有している。減圧ポンプは、1次側空間から空気を2次側空間に吸入する。この酸素富化装置は、減圧ポンプを間欠的に運転することによって、減圧ポンプから排出される酸素富化空気を室内に供給することを特徴としている。
この酸素富化装置では、減圧ポンプを間欠的に運転することにより、酸素富化膜モジュール内において、以下のような空気の流れが生じる。
まず、減圧ポンプの運転時には、2次側空間の圧力が低下するため、1次側空間と2次側空間との差圧に応じて空気が酸素富化膜を介して1次側空間から2次側空間に透過する。ここで、酸素富化膜は、酸素選択性が高いため、2次側空間に所定の酸素濃度の酸素富化空気が生成される。この酸素富化空気は、減圧ポンプから排出されて室内に供給される。このとき、1次側空間には、酸素富化膜を介して2次側空間に透過した酸素量に応じてケーシングの外部から空気が導入されることとなる。しかし、外部から導入される空気中の酸素濃度は一定であり、かつ、1次側空間内の空気中の酸素濃度は徐々に低下(特に、酸素富化膜の1次側空間側の表面の酸素濃度が低下し、窒素濃度が増加)するため、結果的に、減圧ポンプの運転中においては、1次側空間内の酸素濃度が徐々に低下し、室内に供給される酸素富化空気中の酸素濃度が徐々に低下することとなる。
まず、減圧ポンプの運転時には、2次側空間の圧力が低下するため、1次側空間と2次側空間との差圧に応じて空気が酸素富化膜を介して1次側空間から2次側空間に透過する。ここで、酸素富化膜は、酸素選択性が高いため、2次側空間に所定の酸素濃度の酸素富化空気が生成される。この酸素富化空気は、減圧ポンプから排出されて室内に供給される。このとき、1次側空間には、酸素富化膜を介して2次側空間に透過した酸素量に応じてケーシングの外部から空気が導入されることとなる。しかし、外部から導入される空気中の酸素濃度は一定であり、かつ、1次側空間内の空気中の酸素濃度は徐々に低下(特に、酸素富化膜の1次側空間側の表面の酸素濃度が低下し、窒素濃度が増加)するため、結果的に、減圧ポンプの運転中においては、1次側空間内の酸素濃度が徐々に低下し、室内に供給される酸素富化空気中の酸素濃度が徐々に低下することとなる。
次に、減圧ポンプを停止すると、酸素富化膜を介して1次側空間から2次側空間に向かって空気が吸入される作用がなくなり、2次側空間内の圧力が1次側空間内の圧力と同じ圧力まで増加し、室内に酸素富化空気が供給されなくなる。ここで、減圧ポンプの停止直後において、1次側空間内の空気中の酸素濃度は、ケーシングの外部の空気中の酸素濃度よりも低くなっているため、ケーシングの外部の空気と1次側空間内の空気との間の酸素濃度差による濃度拡散や空気密度差による自然対流により、1次側空間内の空気の置換が行われることになる。これにより、1次側空間内の空気中の酸素濃度が増加するため、再度、減圧ポンプの運転を行うことによって、上記の減圧ポンプ運転時と同様に、室内に所定の酸素濃度の酸素富化空気が供給される。このような減圧ポンプの間欠運転を行うことによって、時間平均で見れば、安定的に所定の酸素濃度の酸素富化空気を供給することができる。
これにより、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることができるようになるため、コストの増加や設置場所の制約が生じにくくなる。
請求項2に記載の空気調和装置は、室外冷媒ユニットと、室外冷媒ユニットに接続される室内ユニットと、室外に配置された請求項1に記載の酸素富化装置とを備えている。
請求項2に記載の空気調和装置は、室外冷媒ユニットと、室外冷媒ユニットに接続される室内ユニットと、室外に配置された請求項1に記載の酸素富化装置とを備えている。
この空気調和装置では、室内を冷暖房等の空気調和運転を行うとともに、空気調和運転によって締め切られた室内を酸素富化することができる。また、この空気調和装置を構成する酸素富化装置は、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることができるように構成されているため、酸素富化装置を室外冷媒ユニット内に組み込んだり、室外冷媒ユニットの近傍に設置する際の自由度が高くなる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
請求項1にかかる発明では、減圧ポンプを間欠的に運転することにより、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることができるようになるため、コストの増加や設置場所の制約が生じにくくなる。
請求項2にかかる発明では、室内を冷暖房等の空気調和運転を行うとともに、空気調和運転によって締め切られた室内を酸素富化することができる。また、酸素富化装置を室外冷媒ユニット内に組み込んだり、室外冷媒ユニットの近傍に設置する際の自由度が高くなる。
請求項1にかかる発明では、減圧ポンプを間欠的に運転することにより、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることができるようになるため、コストの増加や設置場所の制約が生じにくくなる。
請求項2にかかる発明では、室内を冷暖房等の空気調和運転を行うとともに、空気調和運転によって締め切られた室内を酸素富化することができる。また、酸素富化装置を室外冷媒ユニット内に組み込んだり、室外冷媒ユニットの近傍に設置する際の自由度が高くなる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる空気調和装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(1)空気調和装置の概略構成
図1は、本発明の第1実施形態が採用された空気調和装置1の外観図である。
この空気調和装置1は、室内の壁面Uなどに取り付けられる室内ユニット2と、室外に設置される室外ユニット3とに分かれて構成されている。室外ユニット3は、室外冷媒ユニット4と、酸素富化ユニット6(酸素富化装置)とを備えている。室内ユニット2と室外ユニット3とは、冷媒配管7を介して両ユニットの冷媒回路同士が接続されている。また、室内ユニット2と室外ユニット3とは、酸素富化ユニット6からの酸素富化空気を室内ユニット2側に供給するときに使用される酸素富化空気供給管9によって接続されている。尚、本実施形態において、酸素富化ユニット6は、室外冷媒ユニット4の上側に重ねられるように配置されており、室外ユニット3全体の設置スペースが大きくならないようになっている。また、酸素富化空気供給管9は、酸素富化ユニット6の側面、前面、背面等に接続されており、室内の壁面Wを貫通して室内ユニット2に接続されている。
[第1実施形態]
(1)空気調和装置の概略構成
図1は、本発明の第1実施形態が採用された空気調和装置1の外観図である。
この空気調和装置1は、室内の壁面Uなどに取り付けられる室内ユニット2と、室外に設置される室外ユニット3とに分かれて構成されている。室外ユニット3は、室外冷媒ユニット4と、酸素富化ユニット6(酸素富化装置)とを備えている。室内ユニット2と室外ユニット3とは、冷媒配管7を介して両ユニットの冷媒回路同士が接続されている。また、室内ユニット2と室外ユニット3とは、酸素富化ユニット6からの酸素富化空気を室内ユニット2側に供給するときに使用される酸素富化空気供給管9によって接続されている。尚、本実施形態において、酸素富化ユニット6は、室外冷媒ユニット4の上側に重ねられるように配置されており、室外ユニット3全体の設置スペースが大きくならないようになっている。また、酸素富化空気供給管9は、酸素富化ユニット6の側面、前面、背面等に接続されており、室内の壁面Wを貫通して室内ユニット2に接続されている。
(2)各ユニット内の機器配置及び冷媒回路の構成
図2は、本発明の第1実施形態が採用された空気調和装置1の室内ユニット2内及び室外ユニット3内の各機器の配置を示す図である。図3は、空気調和装置1の冷媒回路の概略構成図及び酸素富化ユニット6の概略構成図である。
室内ユニット2には、室内熱交換器11が設けられている。この室内熱交換器11は、複数本のヘアピン形状の管を接続して構成される伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなるクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、冷媒配管7を介して室内熱交換器11に供給されて伝熱管内を流れる冷媒と伝熱管及びフィンに接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内ユニット2内には、室内ファン12と、室内ファン12を回転駆動する室内ファンモータ13とが設けられている。室内ファン12は、周面に多数の羽根が設けられた円筒形状のクロスフローファンであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。この室内ファン12は、室内空気を室内ユニット2内に吸入させるとともに、室内熱交換器11の伝熱管内を流れる冷媒との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出す。さらに、室内ユニット2内には、酸素富化空気供給管9の管端部が挿入されており、酸素富化ユニット6から供給される酸素富化空気が室内ユニット2内に一旦吹き出された後、室内から吸入された空気とともに室内ファン12によって室内に吹き出されるようになっている。
図2は、本発明の第1実施形態が採用された空気調和装置1の室内ユニット2内及び室外ユニット3内の各機器の配置を示す図である。図3は、空気調和装置1の冷媒回路の概略構成図及び酸素富化ユニット6の概略構成図である。
室内ユニット2には、室内熱交換器11が設けられている。この室内熱交換器11は、複数本のヘアピン形状の管を接続して構成される伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなるクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、冷媒配管7を介して室内熱交換器11に供給されて伝熱管内を流れる冷媒と伝熱管及びフィンに接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内ユニット2内には、室内ファン12と、室内ファン12を回転駆動する室内ファンモータ13とが設けられている。室内ファン12は、周面に多数の羽根が設けられた円筒形状のクロスフローファンであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。この室内ファン12は、室内空気を室内ユニット2内に吸入させるとともに、室内熱交換器11の伝熱管内を流れる冷媒との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出す。さらに、室内ユニット2内には、酸素富化空気供給管9の管端部が挿入されており、酸素富化ユニット6から供給される酸素富化空気が室内ユニット2内に一旦吹き出された後、室内から吸入された空気とともに室内ファン12によって室内に吹き出されるようになっている。
室外冷媒ユニット4には、圧縮機21と、圧縮機21の吐出側に接続される四路切換弁22と、圧縮機21の吸入側に接続されるアキュムレータ23と、四路切換弁22に接続された室外熱交換器24と、室外熱交換器24に接続された電動膨張弁25とが設けられている。室外熱交換器24は、複数本のヘアピン形状の管を接続して構成される伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなるクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、室外冷媒ユニット4の背面及び側面に近接するように配置されている。電動膨張弁25は、フィルタ26および液閉鎖弁27を介して液側連絡配管32に接続されており、この液側連絡配管32を介して室内熱交換器11の一端に接続されている。また、四路切換弁22は、ガス閉鎖弁28を介してガス側連絡配管31に接続されており、このガス側連絡配管31を介して室内熱交換器11の他端に接続されている。これらの連絡配管31、32は、図1及び図2の冷媒配管7に相当する。また、室外冷媒ユニット4内には、室外熱交換器24で熱交換された後の空気を外部に排出するために、室外冷媒ユニット4の背面及び側面から空気を内部に取り込んで前面に向かって吹き出す室外ファン29が設けられている。この室外ファン29は、室外ファンモータ30によって回転駆動されるプロペラファンである。
(3)酸素富化ユニットの構成
次に、酸素富化ユニット6の内部の構成について図2及び図3に基づいて説明する。
酸素富化ユニット6は、室外冷媒ユニット4の上側に位置する酸素富化ユニットケーシングを備えており、その内部に、酸素富化膜モジュール61、真空ポンプ65(減圧ポンプ)、真空ポンプ65の出口に接続された酸素富化空気供給流路67などが配置されている。
次に、酸素富化ユニット6の内部の構成について図2及び図3に基づいて説明する。
酸素富化ユニット6は、室外冷媒ユニット4の上側に位置する酸素富化ユニットケーシングを備えており、その内部に、酸素富化膜モジュール61、真空ポンプ65(減圧ポンプ)、真空ポンプ65の出口に接続された酸素富化空気供給流路67などが配置されている。
酸素富化膜モジュール61は、主に、モジュールケーシング62と、モジュールケーシング62内の空間を1次側空間S1と2次側空間S2とに分割するようにモジュールケーシング62内に配置された酸素富化膜63とを有している。酸素富化膜63は、空気中の酸素及び水を透過しやすく、かつ、窒素を透過しにくい性質、言い換えれば、酸素及び水を選択的に透過する性質を有している。
1次側空間S1は、酸素富化ユニット6の外部に向かって開口した空気出入口流路68を介して大気に連通されている。ここで、本実施形態の酸素富化ユニット6は、1次側空間S1内の空気を置換するためのファン等の送風手段を備えておらず、また、室外冷媒ユニット4の室外ファン29等の送風手段によって送風される空気を利用して1次側空間S1内の空気を置換できるように構成されてもいない。このため、空気出入口流路68は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ大きな開口面積を有することが望ましい。また、空気出入口流路68と1次側空間S1までの距離は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ短いことが望ましい。したがって、上記のような空気の置換を促進することができる配置を実現するために、1次側空間S1は、本実施形態のように、酸素富化ユニット6の外面(例えば、背面)に近接した位置に配置することが望ましい。
2次側空間S2には、1次側空間S1から酸素富化膜63を透過して酸素濃度が増加した酸素富化空気を排出するための真空ポンプ65が接続されている。
尚、図2においては、モジュールケーシング62内に単1の酸素富化膜63を配置して、1次側空間S1及び2次側空間S2を形成するような構成にしているが、これに限定されるものではなく、中空糸膜や板状膜等からなる酸素富化膜をモジュールケーシング内に複数配置することによって複数の1次側空間及び2次側空間を形成し、かつ、1次側空間同士又は2次側空間同士をそれぞれ連通させて、機能的に図2と同様な構成を有するようにしてもよい。
尚、図2においては、モジュールケーシング62内に単1の酸素富化膜63を配置して、1次側空間S1及び2次側空間S2を形成するような構成にしているが、これに限定されるものではなく、中空糸膜や板状膜等からなる酸素富化膜をモジュールケーシング内に複数配置することによって複数の1次側空間及び2次側空間を形成し、かつ、1次側空間同士又は2次側空間同士をそれぞれ連通させて、機能的に図2と同様な構成を有するようにしてもよい。
真空ポンプ65は、酸素富化膜63を介して1次側空間S1の空気を吸入し、2次側空間S2内の空気を酸素富化空気供給流路67に排出するためのポンプである。真空ポンプ65は、ポンプモータ66により駆動されるようになっており、本実施形態において、酸素富化空気に潤滑油が混入しないように、オイルレスタイプのものが使用されている。そして、真空ポンプ65を運転すると、酸素富化膜モジュール61内において、1次側空間S1と2次側空間S2との間に圧力差が生じるため、酸素富化膜63の1次側空間S1内の空気中の酸素が選択的に2次側空間S2に透過して酸素富化空気が得られる。この酸素富化空気は、真空ポンプ65によって2次側空間S2から酸素富化空気供給流路67に排出される。
酸素富化空気供給流路67は、真空ポンプ65によって酸素富化膜モジュール61から排出された酸素富化空気を酸素富化空気供給管9に流入させるための流路である。
(5)空気調和装置の動作
次に、空気調和装置1の動作について、図2及び図3を用いて説明する。
<冷媒回路の運転>
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁22が図2の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、液閉鎖弁27、ガス閉鎖弁28及び電動膨張弁25は、開状態になっている。
(5)空気調和装置の動作
次に、空気調和装置1の動作について、図2及び図3を用いて説明する。
<冷媒回路の運転>
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁22が図2の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、液閉鎖弁27、ガス閉鎖弁28及び電動膨張弁25は、開状態になっている。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22を経由して室外熱交換器24に送られて、室外空気を加熱して凝縮される。ここで、室外空気は、室外ファン29の駆動によって、室外冷媒ユニット4の背面及び側面から室外冷媒ユニット4内に取り込まれ(図2の矢印F1参照)、室外熱交換器24を横切った後、室外冷媒ユニット4の前面から排出されている(図2の矢印F2参照)。そして、凝縮した液冷媒は、電動膨張弁25において減圧された後、液側連絡配管32を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られた液冷媒は、室内熱交換器11で室内空気を冷却して蒸発される。ここで、室内空気は、室内ファン12の駆動によって、室内ユニット2内に取り込まれ(図2の矢印F3参照)、室内熱交換器11を横切った後、室内ユニット2から室内に吹き出されている(図2の矢印F4参照)。そして、蒸発したガス冷媒は、ガス側連絡配管31、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、冷房運転が行われる。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時は、四路切換弁22が図2の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、液閉鎖弁27及びガス閉鎖弁28は、開状態になっている。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22及びガス側連絡配管31を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られたガス冷媒は、室内熱交換器11で室内空気を加熱して凝縮される。この凝縮した液冷媒は、液側連絡配管32を経由して室外冷媒ユニット4に送られる。そして、室外冷媒ユニット4に送られた液冷媒は、電動膨張弁25で減圧された後、室外熱交換器24で室外空気を冷却して蒸発される。この蒸発したガス冷媒は、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、暖房運転が行われる。尚、室外空気及び室内空気の流れは、冷房運転時と同様であるため、説明を省略する。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22及びガス側連絡配管31を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られたガス冷媒は、室内熱交換器11で室内空気を加熱して凝縮される。この凝縮した液冷媒は、液側連絡配管32を経由して室外冷媒ユニット4に送られる。そして、室外冷媒ユニット4に送られた液冷媒は、電動膨張弁25で減圧された後、室外熱交換器24で室外空気を冷却して蒸発される。この蒸発したガス冷媒は、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、暖房運転が行われる。尚、室外空気及び室内空気の流れは、冷房運転時と同様であるため、説明を省略する。
<酸素富化ユニットの運転>
以下、酸素富化運転を行う場合の酸素富化ユニット6の動作について説明する。
この酸素富化ユニット6では、真空ポンプ65を間欠的に運転することにより、酸素富化膜モジュール61内において、以下のような空気の流れを生じさせて酸素富化空気を室内に供給する。
以下、酸素富化運転を行う場合の酸素富化ユニット6の動作について説明する。
この酸素富化ユニット6では、真空ポンプ65を間欠的に運転することにより、酸素富化膜モジュール61内において、以下のような空気の流れを生じさせて酸素富化空気を室内に供給する。
まず、真空ポンプ65を運転すると、2次側空間S2の圧力が低下するため、1次側空間S1と2次側空間S2との間の差圧に応じて、空気が酸素富化膜63を介して1次側空間S1から2次側空間S2に透過する。ここで、酸素富化膜63は、酸素選択性が高いため、2次側空間S2に所定の酸素濃度(25〜30vol%程度)の酸素富化空気が生成される。この酸素富化空気は、真空ポンプ65から排出されて酸素富化空気供給流路67及び酸素富化空気供給管9を介して室内に供給される(図2の矢印F6及びF7参照)。このとき、1次側空間S1には、酸素富化膜63を介して2次側空間S2に透過した酸素量に応じてモジュールケーシング62の外部から空気出入口流路68を介して空気が導入されることとなる(図2の矢印F8参照)。しかし、外部から導入される室外空気中の酸素濃度は一定(約21vol%)であり、かつ、1次側空間S1内の空気中の酸素濃度は徐々に低下(特に、酸素富化膜63の1次側空間S1側の表面の酸素濃度が低下して、窒素濃度が増加)するため、結果的に、真空ポンプ65の運転中においては、1次側空間S1内の酸素濃度が徐々に低下し、室内に供給される酸素富化空気中の酸素濃度が徐々に低下することとなる。
次に、真空ポンプ65を停止すると、酸素富化膜63を介して1次側空間S1から2次側空間S2に向かって空気が吸入される作用がなくなり、2次側空間S2内の圧力が1次側空間S1内の圧力と同じ大気圧まで増加し、室内に酸素富化空気が供給されなくなる。ここで、真空ポンプ65の停止直後において、1次側空間S1内の空気中の酸素濃度は、モジュールケーシング62の外部の空気(すなわち、室外空気)中の酸素濃度よりも低くなっているため、室外空気と1次側空間S1内の空気との間の酸素濃度差による濃度拡散や空気密度差による自然対流により、1次側空間S1内の空気の置換が空気出入口流路68を介して行われることになる(図2の矢印F9参照)。これにより、1次側空間S1内の空気中の酸素濃度が増加するため、再度、真空ポンプ65の運転を行うことによって、上記の真空ポンプ65の運転時と同様に、室内に所定の酸素濃度(25〜30vol%程度)の酸素富化空気が供給される。このような真空ポンプ65の間欠運転を行うことによって、時間平均で見れば、安定的に酸素富化空気を供給することができる。
ここで、間欠運転の時間間隔は、1次側空間S1の容積等にも依存するが、数分から数十分程度に設定される。
これにより、従来のように室外ファン29による気流を利用したり、別途ファンを設けることなく、酸素富化膜63の1次側空間S1内の空気置換を可能にすることができるようになるため、酸素富化膜モジュール61の設置場所の制約が少なくなり、本実施形態のように、室外冷媒ユニット4の上側という室外ファン29による気流を利用しにくい場所であっても酸素富化膜モジュール61を設置することができる。
これにより、従来のように室外ファン29による気流を利用したり、別途ファンを設けることなく、酸素富化膜63の1次側空間S1内の空気置換を可能にすることができるようになるため、酸素富化膜モジュール61の設置場所の制約が少なくなり、本実施形態のように、室外冷媒ユニット4の上側という室外ファン29による気流を利用しにくい場所であっても酸素富化膜モジュール61を設置することができる。
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態が採用された空気調和装置101の室外ユニット103内の各機器の配置を示す図である。
第1実施形態の空気調和装置1では、酸素富化ユニット6が室外冷媒ユニット4の上側に配置されているが、本実施形態の空気調和装置101では、酸素富化ユニット106が室外冷媒ユニット4の側方に配置されている点のみが異なる。尚、酸素富化ユニット106の機器構成は、第1実施形態の酸素富化ユニット6と同じであるため、説明を省略する。また、酸素富化ユニット106を含む空気調和装置101の運転についても、第1実施形態の空気調和装置1と同様であるため、説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態が採用された空気調和装置101の室外ユニット103内の各機器の配置を示す図である。
第1実施形態の空気調和装置1では、酸素富化ユニット6が室外冷媒ユニット4の上側に配置されているが、本実施形態の空気調和装置101では、酸素富化ユニット106が室外冷媒ユニット4の側方に配置されている点のみが異なる。尚、酸素富化ユニット106の機器構成は、第1実施形態の酸素富化ユニット6と同じであるため、説明を省略する。また、酸素富化ユニット106を含む空気調和装置101の運転についても、第1実施形態の空気調和装置1と同様であるため、説明を省略する。
このような構成であっても、従来のように室外ファン29による気流を利用したり、別途ファンを設けることなく、酸素富化膜63の1次側空間S1内の空気置換を可能にすることができる。
尚、本実施形態においても、空気出入口流路68は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ大きな開口面積を有することが望ましい。また、空気出入口流路68と1次側空間S1までの距離は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ短いことが望ましい。したがって、上記のような空気の置換を促進することができる配置を実現するために、1次側空間S1は、本実施形態のように、酸素富化ユニット106の外面(例えば、側面)に近接した位置に配置することが望ましい。
尚、本実施形態においても、空気出入口流路68は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ大きな開口面積を有することが望ましい。また、空気出入口流路68と1次側空間S1までの距離は、1次側空間S1内の空気の置換を促進するためにできるだけ短いことが望ましい。したがって、上記のような空気の置換を促進することができる配置を実現するために、1次側空間S1は、本実施形態のように、酸素富化ユニット106の外面(例えば、側面)に近接した位置に配置することが望ましい。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
前記実施形態では、室内の酸素富化を可能にするために、室外冷媒ユニットに酸素富化ユニットを組み合わせて室外ユニットを構成しているが、さらに、室内の湿度調節を可能にするために、加湿ユニットを組み合わせてもよい。このような場合においても、酸素富化ユニットの設置場所の制約がないため、図5に示される空気調和装置201のように、室外冷媒ユニット4の上側に加湿ユニット205を設置し、加湿ユニット205の上側に第1実施形態と同様の酸素富化ユニット6を設置した室外ユニット203とすることもできる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
前記実施形態では、室内の酸素富化を可能にするために、室外冷媒ユニットに酸素富化ユニットを組み合わせて室外ユニットを構成しているが、さらに、室内の湿度調節を可能にするために、加湿ユニットを組み合わせてもよい。このような場合においても、酸素富化ユニットの設置場所の制約がないため、図5に示される空気調和装置201のように、室外冷媒ユニット4の上側に加湿ユニット205を設置し、加湿ユニット205の上側に第1実施形態と同様の酸素富化ユニット6を設置した室外ユニット203とすることもできる。
また、加湿ユニット内に設置スペースがあれば、加湿ユニット内に酸素富化ユニットを内蔵させてもよい。この場合においても、酸素富化ユニットの設置場所の制約がないため、容易に加湿ユニット内に酸素富化ユニットの構成機器を配置することができる。
本発明を利用すれば、酸素富化膜を有する酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置において、ファンによる気流を利用することなく、酸素富化膜の1次側空間内の空気置換を可能にすることができる。
1、101、201 空気調和装置
2 室内ユニット
4 室外冷媒ユニット
6、106 酸素富化ユニット(酸素富化装置)
7 冷媒配管
9 酸素富化空気供給管
61 酸素富化膜モジュール
62 モジュールケーシング(ケーシング)
63 酸素富化膜
65 真空ポンプ(減圧ポンプ)
S1 1次側空間
S2 2次側空間
2 室内ユニット
4 室外冷媒ユニット
6、106 酸素富化ユニット(酸素富化装置)
7 冷媒配管
9 酸素富化空気供給管
61 酸素富化膜モジュール
62 モジュールケーシング(ケーシング)
63 酸素富化膜
65 真空ポンプ(減圧ポンプ)
S1 1次側空間
S2 2次側空間
Claims (2)
- ケーシング(62)と、前記ケーシング内の空間を1次側空間(S1)と2次側空間(S2)とに分割するように前記ケーシング内に配置され空気中の酸素を選択的に透過することが可能な酸素富化膜(63)とを有する酸素富化膜モジュール(61)と、
前記1次側空間から空気を前記2次側空間に吸入するための減圧ポンプ(65)とを備え、
前記減圧ポンプを間欠的に運転することによって、前記減圧ポンプから排出される酸素富化空気を室内に供給することを特徴とする、
酸素富化装置(6、106)。 - 室外冷媒ユニット(4)と、
前記室外冷媒ユニットに冷媒配管(7)を介して接続される室内ユニット(2)と、
室外に配置された請求項1に記載の酸素富化装置(6、106)と、
を備えた空気調和装置(1、101、201)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004039250A JP2005230590A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 酸素富化装置及びそれを備えた空気調和装置 |
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Publications (1)
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JP2005230590A true JP2005230590A (ja) | 2005-09-02 |
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ID=35014096
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JP (1) | JP2005230590A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102734865A (zh) * | 2011-04-12 | 2012-10-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 多联机空调系统及其控制方法 |
CN104437012A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 热映光电股份有限公司 | 空气过滤装置及空气滤净器 |
CN107311114A (zh) * | 2017-09-04 | 2017-11-03 | 唐山纳川富氧节能技术开发有限公司 | 节能环保膜法富氧制取系统及方法 |
-
2004
- 2004-02-17 JP JP2004039250A patent/JP2005230590A/ja active Pending
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CN107311114B (zh) * | 2017-09-04 | 2024-04-23 | 唐山纳川富氧节能技术开发有限公司 | 节能环保膜法富氧制取系统及方法 |
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