JP2005229407A - 画像読取り装置 - Google Patents

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佳伸 梅谷
Kazuhiro Mizuide
一弘 水出
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幸人 西尾
Takuji Moto
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Abstract

【課題】同期信号を伝送する配線を長く引き回す必要がなく、基板設計の自由度が高く、センサによる読取りタイミングのずれを招くことがない画像読取り装置を提供する。
【解決手段】モータ制御回路12に駆動クロック発振器12aを設け、駆動クロック信号CLKAを用いて、CCDラインセンサ116による副走査位置を制御すると共に、センサ制御回路13に読取りクロック発振器13aを設け、クロック信号CLKBを用いて、CCDラインセンサ116による読取りを制御しており、原稿画像の読取りに際しては、駆動クロック信号CLKAに同期する周波数Xref/8の信号の周期でCCDラインセンサ116による主走査ラインの読取りを繰り返しているので、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサ116による副走査位置がずれることはない。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿をCCDラインセンサにより走査して読取る画像読取り装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置では、原稿もしくはCCDラインセンサを副走査方向に走査しつつ、CCDラインセンサにより原稿を主走査方向に繰り返し読取っており、副走査位置とCCDラインセンサによる読取りタイミングを同期させる必要ある。
このため、従来は、1つのクロック信号を用いて、副走査位置とCCDラインセンサによる読取りタイミングを共に同期制御していた。
例えば、特許文献1には、1つのクロック信号に同期して、撮像素子駆動回路をリセットし、該クロック信号の分周出力を用いて、モータを同期回転させるという技術が開示されている。
また、特許文献2には、ラインイメージセンサの電荷蓄積動作のためのクロック信号を用いて、パルスモータの駆動パルスの位相同期を生成するという技術が開示されている。
更に、特許文献3には、1つの原発振器からのクロック信号を分周して、イメージセンサ駆動用のパルス信号とモータ駆動用のパルス信号を生成するという技術が開示されている。
また、特許文献4には、イメージセンサの走査位置をエンコーダにより検出し、エンコーダにより生成されたパルスを用いて、イメージセンサによる読取りタイミングを制御するという技術が開示されている。
特開平2−100477号公報 特開昭62−92670号公報 特開平6−6529号公報 特開昭61−121653号公報
しかしながら、特許文献1、2、及び3の様に1つのクロック信号を用いて、読取り用の同期信号と駆動用の同期信号を生成する場合は、読取り用の同期信号をセンサに伝送し、かつ駆動用の同期信号をモータに伝送する必要があり、またセンサとモータの配置箇所が全く異なることから、少なくとも一方の同期信号を伝送する配線を長く引き回さねばならず、周波数の高い同期信号の配線が電磁波障害(EMI)の原因となった。
また、1つの基板上に、クロック信号、センサ用の各同期信号、及び駆動用の各同期信号を生成する回路等を搭載することになり、基板が大型化し、その配置位置や形状が大きく制限されてしまい、設計の自由度が低くかった。
一方、特許文献4では、エンコーダにより生成されたパルスを基準にして、イメージセンサによる読取りタイミングを制御するものの、エンコーダの機械的な動きの僅かなむらによりエンコーダのパルスにジッターが生じた。しかも、イメージセンサの制御には数MHzの同期信号を用いることから、高分解能のエンコーダを用いたり、エンコーダのパルスを数MHzに分周する必要があり、エンコーダの僅かな動きのむらがパルスの大きなジッターとして現われ、イメージセンサによる読取りタイミングにずれが生じた。この様な読取りタイミングのずれは、読取り周期の変動の原因となり、延いては、イメージセンサの電荷蓄積時間が変動して長くなり、イメージセンサ出力に残像等が発生した。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、同期信号を伝送する配線を長く引き回す必要がなく、基板設計の自由度が高く、センサによる読取りタイミングのずれを招くことがない画像読取り装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、CCDラインセンサによる原稿の副走査を行いつつ、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを制御する画像読取り装置において、CCDラインセンサによる副走査位置を駆動制御するための駆動クロック信号を生成する駆動クロック信号生成手段と、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを制御するための読取りクロック信号を生成する読取りクロック信号生成手段と、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整する制御手段とを備えている。
また、本発明においては、制御手段は、CCDラインセンサによる副走査位置を次の主走査ライン上に更新する度に、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。
更に、本発明においては、CCDラインセンサによる副走査のピッチは、CCDラインセンサにより読取られる各主走査ラインのピッチの1/n(nは整数)である。
また、本発明においては、制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が一定速度で行われるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。
更に、本発明においては、制御手段は、制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを読取りクロック信号に同期させている。あるいは、制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときにも、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。
また、本発明においては、CCDラインセンサの蓄積時間に応じて該CCDラインセンサの出力レベルを補正している。
更に、本発明においては、CDラインセンサによる各主走査ラインの読取りタイミングの度に、原稿を一定時間だけ照明している。
本発明によれば、駆動クロック信号生成手段と読取りクロック信号生成手段を共に設け、CCDラインセンサによる副走査位置を駆動制御するための駆動クロック信号とCCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを制御するための読取りクロック信号を全く別々に生成している。このため、駆動クロック信号生成手段をCCDラインセンサによる副走査の駆動源となる駆動用モータ近傍に設け、読取りクロック信号生成手段をCCDラインセンサ近傍に設けることができ、クロック信号もしくは同期信号を伝送する配線を長く引き回す必要がなく、配線が電磁波障害(EMI)の原因になることはない。また、駆動クロック信号生成手段と読取りクロック信号生成手段をそれぞれの基板に分けて搭載すれば、基板が小型化され、その配置位置や形状の制限が緩やかになり、設計の自由度が高くなる。
また、制御手段は、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整しているので、原稿の読取りタイミングをCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御に同期させることができる。しかも、駆動クロック信号と読取りクロック信号は、電気回路により生成されることから、ジッターが極めて小さい。このため、原稿の読取りタイミングとCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御間の同期を維持しつつ、CCDラインセンサによる読取りタイミング並びに読取り周期のずれを小さく抑えて、CCDラインセンサによる読取りを正確に行なうことができる。
例えば、CCDラインセンサによる副走査位置を次の主走査ライン上に更新する度に、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。この場合は、各主走査ライン毎に、原稿の読取りタイミングをCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御に同期させることができる。仮に、原稿の読取りタイミングをCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御に同期させなかった場合は、駆動クロック信号と読取りクロック信号の周波数ずれを0.5%とし、副走査の長さ(原稿長さ)を410mmとすると、副走査の終端で、原稿の読取り位置が本来の副走査位置から2.05mm(=410mm×0.5/100)ずれることになる。
また、CCDラインセンサによる副走査のピッチは、CCDラインセンサにより読取られる各主走査ラインのピッチの1/n(nは整数)である。この場合は、CCDラインセンサによる副走査位置を駆動制御するための駆動クロック信号を分周することにより、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを設定することができる。
更に、CCDラインセンサによる副走査が一定速度で行われるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。この場合は、原稿の読取りタイミングが駆動クロック信号に同期することになり、CCDラインセンサの電荷蓄積時間が変動せず、この電荷蓄積時間が長くなり過ぎることもなく、CCDラインセンサ出力に残像等が発生しない。
そして、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを読取りクロック信号に同期させている。この場合は、原稿の読取りタイミングとCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御間の同期が外れることになるが、CCDラインセンサによる読取りタイミング並びに読取り周期が変動しないので、CCDラインセンサの電荷蓄積時間が長くなることがなく、CCDラインセンサ出力に残像等が発生しない。
あるいは、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときにも、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整している。この場合は、原稿の読取りタイミングとCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御間の同期が維持されるものの、CCDラインセンサの副走査が遅かったり速かったりするので、CCDラインセンサにより読取られる各主走査ラインのピッチが変化する。このため、プレスキャンにより原稿の濃度情報等を大まかに取得するときには良い。
また、CCDラインセンサの電荷蓄積時間に応じて該CCDラインセンサの出力レベルを補正している。原稿の読取りタイミングとCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御間の同期を維持しても、CCDラインセンサによる読取りタイミング並びに読取り周期のずれが発生して、CCDラインセンサの電荷蓄積時間が変動する場合は、CCDラインセンサの電荷蓄積時間に応じて該CCDラインセンサの出力レベルを補正すれば良い。これにより、CCDラインセンサにより読取られた原稿画像の濃度むらを防止することができる。
あるいは、CDラインセンサによる各主走査ラインの読取りタイミングの度に、原稿を一定時間だけ照明すれば、CCDラインセンサの実質的な電荷蓄積時間が変動せずに済む。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す縦断面である。本実施形態の画像形成装置は、カラー画像を読取って、このカラー画像を記録用紙に記録するデジタルカラー複写機である。この画像形成装置において、装置本体1の上部には、原稿台111及び操作パネル(図示せず)が配設されており、この原稿台111の上側には、原稿台111に対して開閉可能な状態で、かつ原稿台111の面に対して所定の位置関係をもって、両面自動原稿送り装置(RADF:Reversing Automatic Document Feeder )112が装着されている。
この両面自動原稿送り装置112は、複写される原稿の一方の面が原稿台111の所定位置に配置される様に原稿を搬送し、この一方の面についての画像読取りが終了した後に、他方の面が原稿台111の所定位置に配置される様に原稿を反転して原稿台111に向かって搬送する。また、1枚の原稿について両面の画像読取りが終了した後に、この原稿を排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行する。この原稿の搬送および表裏反転の動作は、複写機全体の動作に関連して制御される。
原稿台111の下側には、両面自動原稿送り装置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の画像を読取るために、原稿台111の下面に沿って副走査方向に往復移動する原稿走査体113、114と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCDラインセンサ116とを備える画像読取り部110が配設されている。
原稿走査体113は、原稿の一面を露光する露光ランプ1131と、原稿からの反射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラー1132とを備え、原稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度において副走査方向に往復移動する。
原稿走査体114は、原稿走査体113の第1ミラー1132により偏向された原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2ミラー1141及び第3ミラー1142を備え、原稿走査体113と一定の速度関係を保って副走査方向に往復移動する。
光学レンズ115は、原稿走査体の第3ミラー1142により偏向された原稿からの反射光像を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の所定位置に結像させる。
これにより、原稿走査体113、114の副走査方向への移動に伴い、CCDラインセンサ16による原稿の副走査が行われる。
また、CCDラインセンサ116は、原稿の副走査に際し、原稿を主走査方向に繰り返し読取って、原稿画像を順次光電変換して画像信号として出力する。このCCDラインセンサ116は、白黒画像又はカラー画像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)のラインデータを出力することのできる3ラインのカラーCCDである。このCCDラインセンサ116により生成された画像信号は、さらに、図示しない画像処理部へ転送されて所定の画像データ処理が施される。
次に、画像読取り部110の下側には、画像形成部210が配設されており、この画像形成部210の更に下側には、用紙トレイ内に積載収容されている記録用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離して画像形成部210に向かって供給する給紙機構211が配設されている。
1枚ずつ分離供給された記録用紙Pは、画像形成部210の上流側に配設された一対のレジストローラ212によりタイミングが制御されて画像形成部210に搬送される。また、片面に画像が形成された記録用紙Pは、画像形成部210の画像形成にタイミングを合わせて画像形成部210に再供給搬送される。
画像形成部210と給紙機構211との間には、駆動ローラ214と従動ローラ215との間に略平行に伸びる様に張架された転写搬送ベルト216に記録用紙Pを静電吸着させ、矢印Zにより示す方向に搬送させる転写搬送ベルト機構213が配設されている。この転写搬送ベルト機構213の転写搬送ベルト216の下側には、画像調整用の基準パターン画像の濃度を検出するパターン画像検出ユニット232が近接して配設されている。
転写搬送ベルト機構213の下流側には、記録用紙P上に転写形成されたトナー画像を記録用紙P上に定着させるための定着装置217が配設されている。この定着装置217が備える一対の定着ローラ間のニップ領域を通過した記録用紙Pは、搬送方向を切り換える切り換えゲート218を経て、排出ローラ219により装置本体1の外壁に取り付けられている排紙トレイ220上に排出される。
切り換えゲート218は、定着後の記録用紙Pの搬送経路を、装置本体1の外部へ記録用紙Pを排出する経路と、画像形成部210に向かって記録用紙Pを再供給する経路との間を選択的に切り換えるものである。切り換えゲート218により再び画像形成部210に向かって搬送方向が切り換えられた記録用紙Pは、スイッチバック搬送経路221を介して表裏反転された後、画像形成部210へと再度供給される。
画像形成部210は、記録用紙P上にトナー画像を形成する第1乃至第4画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdと、第1乃至第4画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの感光体ドラム222a、222b、222c、222dを露光するための各レーザービームスキャナユニット227a、227b、227c、227dとを備える。
前述した転写搬送ベルト216に近接して、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ステーションPb、第3画像形成ステーションPc、及び第4画像形成ステーションPdが、転写搬送ベルト216の上流側から順に並設されている。これらの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、実質的に同一の構成とされており、また、各レーザービームスキャナユニット227a、227b、227c、227dも、実質的に同一の構成とされている。このため、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの代表として、第1画像形成ステーションPaを選択して説明し、また各レーザービームスキャナユニット227a、227b、227c、227dの代表として、レーザービームスキャナユニット227aを選択して説明する。
第1画像形成ステーションPaは、矢印F方向に回転駆動され、静電潜像が形成される感光体ドラム222aと、感光体ドラム222aを一様に帯電する帯電器223aと、感光体ドラム222a上に形成された静電潜像を現像する現像装置224aと、現像された感光体ドラム222a上のトナー画像を記録用紙Pへ転写する転写用放電器225aと、感光体ドラム222a上に残留するトナーを除去するクリーニング装置226aとを備える。これらの帯電器223a、現像装置224a、転写用放電器225a及びクリーニング装置226aは、感光体ドラム222aの回転方向Fに沿って周辺に順次配設されている。
レーザービームスキャナユニット227aは、感光体ドラム222aの上側に配設されており、画像データに応じて変調されたドット光を発する半導体レーザー素子(図示せず)と、半導体レーザー素子からのレーザービームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー240aと、ポリゴンミラー240aにより偏向されたレーザービームを感光体ドラム222aの表面に結像させるための非軸対称非球面レンズ(fθレンズ)241aと、ミラー242a、243aとを備える。
レーザービームスキャナユニット227aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナユニット227bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナユニット227cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レーザービームスキャナユニット227dにはカラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
これにより色変換された原稿画像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム222a、222b、222c、222d上に形成される。現像装置224aには黒色のトナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置224dにはイエロー色のトナーが、それぞれ収容されており、各感光体ドラム222a、222b、222c、222d上の静電潜像は、これら各色のトナーにより現像される。これにより、画像読取り部110にて色変換された原稿画像が各色のトナー画像として再現される。
前述した第1画像形成ステーションPaと給紙機構211との間には用紙吸着用帯電器228が配設されている。この吸着用帯電器228は、転写搬送ベルト216の表面を帯電させることにより、給紙機構211から供給された記録用紙Pを転写搬送ベルト216上に確実に吸着させた状態にして第1画像形成ステーションPaから第4画像形成ステーションPdの間をずれることなく搬送させるものである。
また、第4画像形成ステーションPdと定着装置217との間、かつ、駆動ローラ214の略真上には除電器229が配設されている。この除電器229には、転写搬送ベルト216に静電吸着されている記録用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が印加されている。
本実施形態の画像形成装置では、記録用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。この記録用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構211の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラ212により一旦停止される。
この記録用紙Pは、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdとタイミングをとって矢印Z方向に回転している転写搬送ベルト216上に送られる。このとき、転写搬送ベルト216には、前述した様に吸着用帯電器228によって所定の帯電が施されていることから、記録用紙Pが各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの通過中に安定して搬送される。
各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdにおいては、各色のトナー画像がそれぞれ形成され、各トナー画像は、転写搬送ベルト216により静電吸着されて搬送される記録用紙P上に重ね合わされる。第4画像形成ステーションPdによる画像の転写が完了すると、記録用紙Pは、その先端部分から順次、除電器229により転写搬送ベルト216上から剥離され、定着装置217へと導かれる。最後に、トナー画像が定着された記録用紙Pは、用紙排出口(図示せず)から排紙トレイ220上へと排出される。
尚、本実施形態の画像形成装置では、レーザービームスキャナユニット227aによってレーザービームを走査して感光体ドラム222aを露光することにより、光書き込みを行っているものの、このレーザービームスキャナユニット227aの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッドは、レーザービームスキャナユニット227aに比べてサイズも小さく、また可動部分がなく無音である。よって、複数の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式の画像形成装置には好適である。
ところで、画像読取り部110では、先に述べた様に原稿走査体113、114を副走査方向に移動させて、CCDラインセンサ116による原稿の副走査を行いつつ、CCDラインセンサ116により原稿画像を主走査方向に繰り返し読取っている。このため、CCDラインセンサ116による原稿の副走査位置の駆動制御とCCDラインセンサによる読取りタイミングを同期させる必要ある。
図2は、本実施例の画像形成装置における画像読取り部110の制御系を示すブロック図である。この画像読取り部110では、原稿走査体113、114を副走査方向に往復移動させて、CCDラインセンサ116による原稿の副走を行わせるための駆動用モータ11と、駆動用モータ11を駆動制御するモータ制御回路12と、CCDラインセンサ116と、CCDラインセンサ116の読取りを制御するセンサ制御回路13とを備えている。
モータ制御回路12及びセンサ制御回路13は、画像形成装置におけるそれぞれの基板上に構築されている。例えば、モータ制御回路12を画像形成装置のメカニカルな駆動制御用の基板上に構築し、またセンサ制御回路13を画像形成装置の画像信号処理用の他の基板上に構築している。
モータ制御回路12は、駆動クロック発振器12aを内蔵しており、駆動クロック発振器12aにより生成された駆動クロック信号CLKAを用いて、駆動用モータ11の回転角度を制御し、原稿走査体113、114の副走査方向位置、つまりCCDラインセンサ116による原稿の副走査位置を制御する。例えば、駆動用モータ11がパルスモータであれば、モータ制御回路12は、駆動クロック信号CLKAに同期したパルス信号を生成して、このパルス信号を駆動用モータ11に加え、駆動用モータ11の回転角度を制御し、CCDラインセンサ116による原稿の副走査位置を制御する。あるいは、駆動用モータ11がDCモータであれば、モータ制御回路12は、駆動クロック信号CLKAのカウント値に対応する目標回転角度を求め、この目標回転角度とエンコーダ(図示せず)により検出された駆動用モータ11の回転角度とを比較して、その差に対応する駆動信号を駆動用モータ11に加えることにより、駆動用モータ11の回転角度を制御し、CCDラインセンサ116による原稿の副走査位置を制御する。
図3は、CCDラインセンサ116による副走査速度の変化を示すグラフである。このグラフから明らかな様にCCDラインセンサ116による副走査速度は、加速領域で加速され、定速領域で一定に維持され、減速領域で減速される。通常、CCDラインセンサ116による原稿の読取りは、定速領域で行われ、加速領域と減速領域では行われない。
ただし、プレスキャンにより原稿の濃度情報等を大まかに取得するときには、駆動用モータ11を高速回転させ、原稿走査体113、114を高速移動させて、CCDラインセンサ116による副走査を高速で行ないつつ、CCDラインセンサ116による原稿の読取りを加速領域、定速領域、及び減速領域で行う。
また、モータ制御回路12は、駆動用モータ11の回転角度に基づいてCCDラインセンサ116による副走査速度を監視しており、この副走査速度が定速領域となって、CCDラインセンサ116による原稿の読取りが行われる期間になると、この定速領域の期間であることを示す定速領域信号Pをハイレベルにする。また、CCDラインセンサ116による原稿の読取りが行われていない加速領域及び減速領域では、定速領域信号Pをローレベルにする。この定速領域信号Pは、モータ制御回路12からセンサ制御回路13へと伝送される。
更に、CCDラインセンサ116により読取られる各主走査ラインのピッチをXsとし、駆動用モータ11の回転に伴って歩進されるCCDラインセンサ116による副走査位置のピッチをXreとすると、Xs=8Xreの関係にある。従って、CCDラインセンサ116による副走査位置が8回歩進されると、CCDラインセンサ116による読取り位置が1主走査ラインだけ進むことになる。そして、CCDラインセンサ116による副走査位置のピッチXreに対応する回転角度ずつ、駆動用モータ11を回転させるためのパルス信号の周波数をXrefとすると、周波数Xref/8の信号をモータ制御回路12からセンサ制御回路13へと伝送している。従って、周波数Xref/8の信号の周期とCCDラインセンサ116による主走査ラインの読取り周期とが略一致する。
センサ制御回路13は、読取りクロック発振器13aを内蔵しており、読取りクロック発振器13aにより生成された読取りクロック信号CLKBを用いて、CCDラインセンサ116による読取りを制御する。例えば、図4のタイミングチャートに示す様にクロック信号CLKBに同期するキャリアアウト信号Co、サンプルホールド信号SH、各データ転送用信号φ1、φ2、リセットパルスR、及びクランプパルスCPを生成する。そして、サンプルホールド信号SH、各データ転送用信号φ1、φ2、リセットパルスR、及びクランプパルスCPをCCDラインセンサ116に加えて、CCDラインセンサ116を制御し、CCDラインセンサ116による読取りを行なって、CCDラインセンサ116から画像信号OSを出力させる。
ここで、キャリアアウト信号Coは、CCDラインセンサ116での蓄積電荷転送の開始や電荷蓄積の開始のトリガーとなるものであり、このキャリアアウト信号Coの周期がCCDラインセンサ116による主走査ラインの読取り周期となる。サンプルホールド信号SH、各データ転送用信号φ1、φ2、リセットパルスR、及びクランプパルスCPは、一般的なCCDラインセンサを制御するための周知の信号である。サンプルホールド信号SHは、各受光素子の電荷蓄積を制御するためのものであり、その周期がCCDラインセンサ116の各受光素子の電荷蓄積時間に相当する。各データ転送用信号φ1、φ2、リセットパルスR、及びクランプパルスCPは、各受光素子から取り出されたそれぞれの蓄積電荷の転送を制御するためのものである。
ただし、センサ制御回路13は、定速領域信号Pがローレベルのときにだけ、つまりCCDラインセンサ116による原稿の読取りが行われていないときにだけ、キャリアアウト信号Coのタイミングで、CCDラインセンサ116の制御を行なう。そして、定速領域信号Pがハイレベルのときには、つまりCCDラインセンサ116による原稿の読取りが行われているときには、キャリアアウト信号Coの代わりに、モータ制御回路12からの周波数Xref/8の信号のタイミングで、CCDラインセンサ116の制御を行なう。
次に、図4のタイミングチャートに従って、センサ制御回路13によるCCDラインセンサ116の制御過程を説明する。
まず、原稿の読取りのために、モータ制御回路12により駆動用モータ11の回転が開始され、CCDラインセンサ116による原稿の副走査が開始された直後には、CCDラインセンサ116による副走査速度が加速領域にあり、CCDラインセンサ116による原稿の読取りが行われていないことから、モータ制御回路12からの定速領域信号Pがローレベルとなっている。
このとき、センサ制御回路13では、定速領域信号Pがローレベルであることから、クロック信号CLKBに同期するキャリアアウト信号Coを用いる。そして、キャリアアウト信号Coがハイレベルになり、かつデータ転送用信号φ1がハイレベルになり、かつ読取りクロック信号CLKBがハイレベルになると、次の読取りクロック信号CLKBの立ち上がりのタイミングから一定期間だけサンプルホールド信号SHをハイレベルにする。CCDラインセンサ116では、サンプルホールド信号SHに応答して、各受光素子の蓄積電荷を取り出し、各受光素子の電荷蓄積を開始する。そして、各受光素子から取り出されたそれぞれの蓄積電荷の転送が開始され、画像信号OSの出力が開始される。
CCDラインセンサ116による副走査速度が加速領域にあり、定速領域信号Pがローレベルとなっている限り、キャリアアウト信号Coがハイレベルになる度に、CCDラインセンサ116の各受光素子の蓄積電荷の取り出し、各受光素子の電荷蓄積、各受光素子から取り出されたそれぞれの蓄積電荷の転送、画像信号OSの出力が繰り返される。このとき、各受光素子の電荷蓄積時間は、キャリアアウト信号Coの周期に一致して一定となる。このため、CCDラインセンサ116の電荷蓄積時間が長くなり過ぎることがなく、CCDラインセンサ116の出力に残像等が発生せず、加速領域から次の定速領域に以降したときに、加速領域の残像が定速領域で読取られる原稿画像に影響を及ぼすことがない。
次に、CCDラインセンサ116による副走査速度が定速領域に達し、CCDラインセンサ116による原稿の読取りが開始されると、モータ制御回路12からの定速領域信号Pがハイレベルとなる。
センサ制御回路13では、定速領域信号Pがハイレベルになると、キャリアアウト信号Coの代わりに、モータ制御回路12からの周波数Xref/8の信号を用いる。そして、センサ制御回路13では、周波数Xref/8の信号がハイレベルになり、かつデータ転送用信号φ1がハイレベルになり、かつ読取りクロック信号CLKBがハイレベルになると、次の読取りクロック信号CLKBの立ち上がりのタイミングから一定期間だけサンプルホールド信号SHをハイレベルにする。CCDラインセンサ116では、サンプルホールド信号SHに応答して、各受光素子の蓄積電荷の取り出しや電荷蓄積を開始する。そして、蓄積電荷の転送及び画像信号OSの出力が行なわれる。
CCDラインセンサ116による副走査速度が定速領域にあり、定速領域信号Pがハイレベルとなっている限り、周波数Xref/8の信号がハイレベルになる度に、CCDラインセンサ116の各受光素子の蓄積電荷の取り出しや電荷蓄積、蓄積電荷の転送、画像信号OSの出力が繰り返される。このとき、各受光素子の電荷蓄積時間は、周波数Xref/8の信号の周期に一致して一定となる。このため、CCDラインセンサ116の電荷蓄積時間が変動せず、定速領域で読取られる原稿画像の品質低下を招くことがない。
ここで、先に述べた様にCCDラインセンサ116により読取られる各主走査ラインのピッチXsとCCDラインセンサ116による副走査位置のピッチXreとは、Xs=8Xreの関係にあり、CCDラインセンサ116による副走査位置が8回歩進されると、CCDラインセンサ116による読取り位置が1主走査ラインだけ進む。
また、周波数Xref/8の信号がハイレベルになる度に、CCDラインセンサ116による読取りが一回行われ、1主走査ラインが読取られる。
従って、各主走査ライン毎に、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサ116による副走査位置の駆動制御との同期が取られることになり、読取りタイミングと副走査位置がずれることはなく、各主走査ラインを一定のピッチで正確に読取ることができる。
次に、CCDラインセンサ116による副走査速度が減速領域に達し、CCDラインセンサ116による原稿の読取りが終了すると、モータ制御回路12からの定速領域信号Pがローレベルに再び戻る。
このとき、センサ制御回路13では、定速領域信号Pがローレベルであることから、クロック信号CLKBに同期するキャリアアウト信号Coを用いる。そして、キャリアアウト信号Coがハイレベルになり、かつデータ転送用信号φ1がハイレベルになり、かつ読取りクロック信号CLKBがハイレベルになると、次の読取りクロック信号CLKBの立ち上がりのタイミングから一定期間だけサンプルホールド信号SHをハイレベルにする。CCDラインセンサ116では、サンプルホールド信号SHに応答して、各受光素子の蓄積電荷の取り出しや電荷蓄積を開始する。そして、蓄積電荷の転送及び画像信号OSの出力が行なわれる。
更に、キャリアアウト信号Coがハイレベルになる度に、各受光素子の蓄積電荷の取り出しや電荷蓄積、蓄積電荷の転送、画像信号OSの出力が繰り返される。このため、CCDラインセンサ116の電荷蓄積時間が変動しない。
この様に本実施例では、モータ制御回路12に駆動クロック発振器12aを設け、駆動クロック発振器12aにより生成された駆動クロック信号CLKAを用いて、CCDラインセンサ116による副走査位置を制御すると共に、センサ制御回路13に読取りクロック発振器13aを設け、読取りクロック発振器13aにより生成された読取りクロック信号CLKBを用いて、CCDラインセンサ116による読取りを制御しており、原稿画像の読取りに際しては、駆動クロック信号CLKAに同期する周波数Xref/8の信号の周期でCCDラインセンサ116による主走査ラインの読取りを繰り返しているので、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサ116による副走査位置がずれることはなく、各主走査ラインを一定のピッチで正確に読取ることができる。
しかも、駆動クロック信号CLKA及び読取りクロック信号CLKBは、クロック発振器により生成されるので、それらのジッターが小さく、CCDラインセンサ116による読取りがより正確に行われる。
仮に、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサ116による副走査位置の駆動制御とを同期させなかった場合は、駆動クロック信号CLKAと読取りクロック信号CLKBの周波数ずれを0.5%とし、副走査の長さ(原稿長さ)を410mmとすると、副走査の終端で、原稿の読取り位置が本来の副走査位置から2.05mm(=410mm×0.5/100)ずれることになる。これに対して本実施例では、本来の副走査位置からのずれが(各主走査ラインのピッチ)×0.5/100+(読取りクロック信号CLKB1周期分の副走査距離)となり、極めて僅かなずれ量となる。
また、駆動クロック発振器12aを駆動用モータ11の近傍に設け、読取りクロック発振器13aをCCDラインセンサ116近傍に設けることができ、クロック信号もしくは同期信号を伝送する配線を長く引き回す必要がなく、配線が電磁波障害(EMI)の原因になることはない。また、駆動クロック発振器12aと読取りクロック発振器13aをモータ制御回路12の基板及びセンサ制御回路13の基板に振り分けて搭載するので、基板が小型化され、その配置位置や形状の制限が緩やかになり、設計の自由度が高くなる。
モータ制御回路12からセンサ制御回路13へと周波数Xref/8の信号を伝送する配線については、該信号が低周波数であるため、電磁波障害(EMI)の原因になることはない。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、原稿を原稿台111上に配置し、原稿走査体113、114を副走査方向に往復移動させて、CCD116による副走査を行なっているが、CCD116を含む光学系を固定した状態で、原稿を副走査方向に移動させて、CCD116による副走査を行なっても良い。
また、定速領域だけではなく、加速領域及び減速領域でも、周波数Xref/8の信号を用いて、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサ116による副走査位置の駆動制御との同期を取っても良い。ただし、CCDラインセンサ116による副走査が遅かったり速かったりするので、CCDラインセンサ116により読取られる各主走査ラインのピッチが変化する。このため、プレスキャンにより原稿の濃度情報等を大まかに取得するときには良い。
更に、CCDラインセンサ116による読取りタイミングとCCDラインセンサによる副走査位置の駆動制御間の同期を維持しても、CCDラインセンサ116による読取りタイミング並びに読取り周期のずれが発生して、CCDラインセンサ116の電荷蓄積時間が変動することがある。この場合は、CCDラインセンサ116の電荷蓄積時間に応じて該CCDラインセンサ116からの画像信号OSの出力レベルを補正しても良い。これにより、CCDラインセンサ116により読取られた原稿画像の濃度むらを防止することができる。
あるいは、CDラインセンサ116による各主走査ラインの読取りタイミングの度に、原稿を一定時間だけ照明すれば、CCDラインセンサ116の実質的な電荷蓄積時間が変動せずに済む。この場合は、原稿を照明する光源として、短い周期での点滅と短い照明時間の正確な制御が可能なLEDアレイ等を用いる。
更に、本発明は、複写機だけではなく、ファクシミリ装置やスキャナーにも適用することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す縦断面である。 本実施例の画像形成装置における画像読取り部の制御系を示すブロック図である。 CCDラインセンサによる副走査速度の変化を示すグラフである。 図2の画像読取り部における各信号を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11 駆動用モータ
12 モータ制御回路
12a 駆動クロック発振回路
13 センサ制御回路
13a 読取りクロック発振回路
110 画像読取り部
111 原稿台
112 両面自動原稿送り装置
116 CCDラインセンサ
210 画像形成部
Pa、Pb、Pc、Pd 画像形成ステーション

Claims (8)

  1. CCDラインセンサによる原稿の副走査を行いつつ、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを制御する画像読取り装置において、
    CCDラインセンサによる副走査位置を駆動制御するための駆動クロック信号を生成する駆動クロック信号生成手段と、
    CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを制御するための読取りクロック信号を生成する読取りクロック信号生成手段と、
    CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像読取り装置。
  2. 制御手段は、CCDラインセンサによる副走査位置を次の主走査ライン上に更新する度に、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  3. CCDラインセンサによる副走査のピッチは、CCDラインセンサにより読取られる各主走査ラインのピッチの1/n(nは整数)であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  4. 制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が一定速度で行われるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  5. 制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときに、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを読取りクロック信号に同期させることを特徴とする請求項4に記載の画像読取り装置。
  6. 制御手段は、CCDラインセンサによる副走査が加減速されるときにも、CCDラインセンサによる原稿の読取りタイミングを駆動クロック信号により調整することを特徴とする請求項4に記載の画像読取り装置。
  7. CCDラインセンサの電荷蓄積時間に応じて該CCDラインセンサの出力レベルを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。
  8. CDラインセンサによる各主走査ラインの読取りタイミングの度に、原稿を一定時間だけ照明することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装置。

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Cited By (4)

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