JP2005228909A - セラミック基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のセラミック基板の製造方法において、円板状のセラミックウエハー6の外周部には、互いに直角をなした2つの直線縁6a、6bが設けられ、切り刃部5によって、2つの直線縁6a、6bの位置からセラミックウエハー6の上面にスクライブ溝が形成された後、スクライブ溝に沿って、セラミックウエハーを4分割して分割ウエハー7を形成し、しかる後、切り刃部5によって、互いに直角をなす直線状の分割縁7a、7bから分割ウエハー7にスクライブ溝を形成したため、2つの直線縁6a、6bと分割縁7a、7bからスクライブ溝が設けられるため、縁部における切り刃部のズレを無くすることができて、精度の良いスクライブ溝が形成できる。
【選択図】 図2
Description
また、切り刃部が円弧状外周縁に沿ってずれるため、切り刃部に曲げの力がかかり、切り刃部の寿命が短くなる。
また、切り刃部が円弧状外周縁に沿ってずれるため、切り刃部に曲げの力がかかり、切り刃部の寿命が短くなるという問題がある。
このように、円板状のセラミックウエハーには、直角をなす2つの直線縁が設けられ、この直線縁から切り刃部によってセラミックウエハーにスクライブ溝が設けられると共に、分割ウエハーが直線状の分割縁からスクライブ溝が設けられるため、縁部における切り刃部のズレを無くすることができて、精度の良いスクライブ溝が形成でき、且つ、切り刃部には曲げ力がかからず、切り刃部の寿命の長いものが得られる。
また、円板状のセラミックウエハーは、直角をなす2つの直線縁を有するため、セラミックウエハー自体の大きさは、従来と同等のものとなり、従って、多数のセラミック基板が製造できて、歩留まりの良いものが得られる。
即ち、セラミックウエハー6の外周部には、互いに直角をなした2つの直線縁6a、6bが設けられると共に、この2つの直線縁6a、6bは、セラミックウエハーの中心Cを通り、互いに直角をした線S1,S2上に位置した状態で、線S1,S2に対して直角に配置された構成となっている。
この時、それぞれの分割ウエハー7は、互いに直角をなす直線状の分割縁7a、7bを有した状態となる。
2:粘着シート
3:リング部
4:スクライブ部材
5:切り刃部
6:セラミックウエハー
6a:直線縁
6b:直線縁
7:分割ウエハー
7a:分割縁
7b:分割縁
C:中心
S1:線
S2:線
Claims (3)
- 円板状のセラミックウエハーと、このセラミックウエハーの上面にスクライブ溝を形成するための切り刃部とを備え、前記セラミックウエハーの外周部には、互いに直角をなした2つの直線縁が設けられると共に、この2つの直線縁は、前記セラミックウエハーの中心を通り、互いに直角をした線上に位置した状態で、前記線に対して直角に配置された構成を有し、前記切り刃部によって、前記2つの直線縁の位置から前記セラミックウエハーの上面にスクライブ溝が形成された後、前記スクライブ溝に沿って、前記セラミックウエハーを4分割して分割ウエハーを形成し、しかる後、前記切り刃部によって、互いに直角をなす直線状の分割縁から前記分割ウエハーにスクライブ溝を形成したことを特徴とするセラミック基板の製造方法。
- 前記セラミックウエハーを保持するための保持テーブルを有し、前記2つの直線縁を有した前記セラミックウエハーを前記保持テーブルに保持する第1の保持工程と、前記切り刃部によって、前記2つの直線縁の位置から前記セラミックウエハーの上面にスクライブ溝を形成する第1の溝形成工程と、前記スクライブ溝に沿って、前記セラミックウエハーを4分割して分割ウエハーを形成する第1の分割工程と、前記分割ウエハーを前記保持テーブルに保持する第2の保持工程と、前記切り刃部によって、互いに直角をなす直線状の分割縁から前記分割ウエハーにスクライブ溝を形成する第2の溝形成工程と、前記スクライブ溝に沿って、前記分割ウエハーを複数の基板に分割する第2の分割工程を有したことを特徴とする請求項1記載のセラミック基板の製造方法。
- 前記保持テーブル上に載置された粘着シートを有し、前記粘着シートには、前記セラミックウエハー、又は前記分割ウエハーが粘着されて保持されると共に、前記粘着シートが前記保持テーブルに設けられた吸着手段によって前記保持テーブル上に吸着されたことを特徴とする請求項2記載のセラミック基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004036071A JP2005228909A (ja) | 2004-02-13 | 2004-02-13 | セラミック基板の製造方法 |
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JP2005228909A true JP2005228909A (ja) | 2005-08-25 |
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ID=35003380
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JP (1) | JP2005228909A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015191994A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社東京精密 | 半導体製造装置及び半導体の製造方法 |
CN113455118A (zh) * | 2019-01-17 | 2021-09-28 | 捷普有限公司 | 用于为拾取和放置提供径向切面识别的装置、系统和方法 |
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2004
- 2004-02-13 JP JP2004036071A patent/JP2005228909A/ja not_active Withdrawn
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