JP2005228684A - 情報入力装置 - Google Patents

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Takeshi Arihara
武 有原
Kazuaki Miyoshi
和明 三好
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Abstract

【課題】 ロータの円滑な回動動作を確保しつつ、塵埃の侵入を防止できる情報入力装置を提供することにある。
【解決手段】 平面円板状ベース10と、ホール素子28a,28bを上面に実装し、かつ、前記ベース10の上面に装着するフレキシブル基板20と、前記ベース10の上面中央に突設する支軸17と、前記ベース10を被覆可能な平面形状を有し、前記支軸17の軸心を中心として回動可能に支持されるロータ30と、所定の角度ピッチでN極およびS極を交互に円環状に配置し、かつ、前記ロータ30の下面に同心円上に一体化されるマグネット41と、前記ベース10の上面外周縁部および前記ロータ30の下面外周縁部のうち、いずれか一方の外周縁部に貼着一体化した円環状摺接シート42と、からなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報入力装置、特に、携帯電話等の電子機器に使用できる情報入力装置に関する。
従来、携帯電話等の情報入力装置としては、例えば、特許文献1(第1図)に示すようにウエハ1の上面に突設した同心円状の環状リブに、回転体3を回動可能に組み付けたものがある。また、特許文献2(第1図)に示すようにスイッチ基板10の上面に組み付けたガイド部材30に、つまみ28を回動可能に係合したものがある。
実公平7−1707号公報 実公平7−6581号公報
しかしながら、前述の情報入力装置では、円滑な回動動作を確保するため、特許文献1にかかるウエハ1と外側の環状リブとの間、あるいは、特許文献2にかかるガイド部材30とつまみ28との間に隙間が発生することは避けられない。このため、前記隙間から侵入した塵埃によって動作不良が発生しやすいという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、ロータの円滑な回動動作を確保しつつ、塵埃の侵入を防止できる情報入力装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明にかかる情報入力装置は、前記目的を達成すべく、平面円板状ベースと、磁気検出手段を上面に実装し、かつ、前記ベースの上面に装着するプリント基板と、前記ベースの上面中央に突設する支軸と、前記ベースを被覆可能な平面形状を有し、前記支軸の軸心を中心として回動可能に支持されるロータと、所定の角度ピッチでN極およびS極を交互に円環状に配置し、かつ、前記ロータの下面に同心円上に一体化されるマグネットと、前記ベースの上面外周縁部および前記ロータの下面外周縁部のうち、いずれか一方の外周縁部に貼着一体化した円環状摺接シートと、からなる構成としてある。
本発明によれば、ベースの上面外周縁部とロータの下面外周縁部との間に摺接シートが介在するので、両者間の隙間が極めて小さくなり、塵埃の侵入による動作不良を防止できる。また、両者間の摩擦係数も小さくなるので、ロータの円滑な回動動作を確保できるという効果がある。
本実施形態としては、ベースの上面中央に突設した支軸に、ロータの下面中央に配置したベアリングを組み付けたものであってもよい。
本実施形態によれば、ロータがベアリンクを介して支持されるので、耐久性だけでなく、動作特性も著しく向上した情報入力装置が得られる。
他の実施形態としては、プリント基板に、ロータを押圧してオン,オフ操作できる少なくとも1個のスイッチを実装したものであってもよい。
本実施形態によれば、単なる入力操作だけでなく、外部の電気回路をも開閉できる入力情報装置が得られるという効果がある。
本発明にかかる実施形態を図1ないし図5の添付図面に従って説明する。
本実施形態にかかる情報入力装置は、例えば、携帯電話のモニター画面に表示された操作モードを選択する際に使用するものであり、支軸17およびフレキシブル基板20を組み付けた浅皿形状の円形ベース10と、ベアリング40,マグネット41および摺接シート42を組み付けたロータ30とからなるものである。
ベース10は、その中央に中心孔11を有し、前記中心孔11を間にして一対の取付用筒状リブ12,12を上方に突出する一方、前記中心孔11を間にして一対の位置決め用舌片13,13(図3B)を下方に切り出してある。前記取付用筒状リブ12には固定用雌ネジを形成してある。そして、前記筒状リブ12と前記位置決め用舌片13との間には、図示しない位置決めピンを挿入するためのピン孔14,14を設けてある。さらに、位置決め用舌片13と前記ピン孔14との近傍に、後述するフレキシブル基板20のリード部21を引き出すための略方形の引き出し孔15を設けてある。前記引き出し孔15の両側縁部には、折り曲げ可能な爪部16,16をそれぞれ設けてある。
支軸17は、その外周面に環状リブ18を形成したものであり、前記ベース10の中心孔11にカシメ固定される。
前記フレキシブル基板20は、フレキシブルな樹脂シートに回路をプリントしたものであり、前記ベース10の上面に載置できる平面円形を有するとともに、その外周縁部からリード部21が延在し、前記リード部21の先端部には接続部22が形成されている。また、前記フレキシブル基板20は、その中央に前記支軸17に遊嵌する中心孔23が形成されている。そして、前記フレキシブル基板は、前記中心孔23を間にして前記環状リブ12に嵌合する嵌合孔24,24が形成されているとともに、前記ベース10のピン孔14と対応する位置にピン孔25,25が形成されている。さらに、前記フレキシブル基板20には、インバータ26および増幅器27を表面実装してあるとともに、回動軸心を中心とする同一円周上にホール素子28a,28bを表面実装してある。前記ホール素子28a,28bは、後述するマグネット41の回動に伴う磁界の変化を検知し、検知結果に基づいて位相差を生じるように配置されている。後述するロータ30の回転方向を検出するためである。
なお、2つの前記ホール素子28a,28bで検知した信号に基づいて前記ロータ30の回動方向を検出するだけでなく、前記ホール素子28a,28bのいずれか一方で信号を検知してもよい。そして、その場合には、前記ロータ30の回転量を検出する制御回路(図示せず)をフレキシブル基板20に設けておいてもよく、あるいは、外部回路として接続してもよい。
前記ロータ30は、図2および図4に示すように、前記ベース10の上面を被覆できる平面円形であり、その上面中央部に凹部31が形成されている一方、その外周縁部に環状リブ32が形成されている。また、前記ロータ30は、その下面中央部に突設した突部33にベアリング40を圧入,固定できる圧入孔34を設けてある。さらに、前記ロータ30は、その下面隅部に後述する円環状マグネット41を収納できる環状溝部35を形成してある。前記マグネット41は一定の角度ピッチでN極およびS極を交互に円環状に配置したものである。そして、前記ロータ30は、その下面開口縁部に摩擦抵抗を小さくするとともに、塵埃等の侵入を防止するための摺接シート42を貼り付ける環状段部36が形成されている。前記摺接シート42としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる樹脂シートが挙げられる。
前記情報入力装置の組立方法について説明する。
まず、ベース10の中心孔11に支軸17をカシメ固定した後、図示しない治具の位置決めピンにベース10のピン孔14を挿入して位置決めする。そして、裏面に両面テープ19を貼り付けたフレキシブル基板20のピン孔25を前記位置決めピンに挿入して貼り付ける。ついで、フレキシブル基板20のリード部21をベース10の引き出し孔15から引き出した後、爪部16を折り曲げて前記リード部21を抜け止めする。
一方、前記ロータ30は、その圧入孔34にベアリング40を嵌合し、その環状溝部35に円環状マグネット41を嵌合一体化するとともに、その環状段部36に摺接シート42を貼り付ける。さらに、前記マグネット41から生じた塵埃がフレキシブル基板20に落下しないように、前記マグネット41の下面に同心円状の防塵シート43(図5)を貼り付ける。
そして、前記圧入孔34に取り付けたベアリング40に支軸17の上端部を圧入一体化することにより、前記ロータ30がベース10に回動自在に一体化される。このため、前記ホール素子28a,28bが、その上方に位置する前記マグネット41と所定の距離で対向し、磁界の変化を検知する。
本実施形態にかかる情報入力装置は、その位置決め用舌片13を介して図示しない携帯電話のシャーシに位置決めし、筒状リブ12の雌ネジにビスを螺合して固定されるとともに、携帯電話のハウジングに設けた取付孔にロータ30の環状リブ32を係合して抜け止めされる。
次に、前記情報入力装置を携帯電話の入力装置として使用する場合の操作方法について説明する。
まず、ロータ30を回動させると、これと一体な円環状マグネット41が回動する。このため、ホール素子28a,28bが前記マグネット41の磁束の変化を検出し、ロータ30の回動方向および回動量を検出し、インバータ26および増幅器27を介して制御回路に出力する。そして、前記制御回路の出力に基づいて前記ロータ30の回転方向および回動量に応じ、図示しないモニター内のスクロールバーが上下方向のいずれか一方に移動し、所望の位置で停止する。ついで、図示しない携帯電話の操作スイッチを押すことにより、操作信号が制御回路に出力され、既に入力済みのスクロール方向およびスクロール量を確定し、所望のモードを選択できる。
なお、ロータ30の下方側に少なくとも1個のタクトスイッチを配置し、これを押し下げて操作信号を直接出力するようにしてもよい。特に、タクトスイッチをプリント基板上に複数個設置することにより、モニター内の所望のモードを直接選択して確定してもよい。
本発明にかかる情報入力装置は、携帯電話に限らず、例えば、パーソナルコンピューター,DVDレコーダー等の電子機器にも適用できる。
本発明にかかる情報入力装置の実施形態を示す平面図である。 図1で示した実施形態の分解斜視図である。 図3A,3Bは図2で示した実施形態の組立工程を示す異なる角度で見た場合の斜視図である。 図4A,4Bは図2で示した実施形態の組立工程を示す斜視図および分解斜視図である。 図1で示した実施形態の断面図である。
符号の説明
10:ベース
11:中心孔
12:筒状リブ
13:位置決め用舌片
14:ピン孔
15:引き出し孔
19:両面テープ
20:フレキシブル基板
21:リード部
22:接続部
23:中心孔
24:嵌合孔
25:ピン孔
26:インバータ
27:増幅器
28a,28b:ホール素子
30:ロータ
31:凹部
32:環状リブ
33:突部
34:圧入孔
35:環状溝部
36:環状段部
40:ベアリング
41:マグネット
42:摺接シート

Claims (3)

  1. 平面円板状ベースと、磁気検出手段を上面に実装し、かつ、前記ベースの上面に装着するプリント基板と、前記ベースの上面中央に突設する支軸と、前記ベースを被覆可能な平面形状を有し、前記支軸の軸心を中心として回動可能に支持されるロータと、所定の角度ピッチでN極およびS極を交互に円環状に配置し、かつ、前記ロータの下面に同心円上に一体化されるマグネットと、前記ベースの上面外周縁部および前記ロータの下面外周縁部のうち、いずれか一方の外周縁部に貼着一体化した円環状摺接シートと、からなることを特徴とする情報入力装置。
  2. ベースの上面中央に突設した支軸に、ロータの下面中央に配置したベアリングを組み付けたことを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  3. プリント基板に、ロータを押圧してオン,オフ操作できる少なくとも1個のスイッチを実装したことを特徴とする請求項1または2に記載の情報入力装置。
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