JP2006098773A - 回転ダイヤル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、薄型化の回転ダイヤルを提供すること。
【解決手段】回転ダイヤル10は、外装カバー12と、外装カバー12に対し回転可能に設置され、外装カバー12に対向する裏面28に、回転中心と同心的に複数配置された係合穴16を有するダイヤル本体11と、係合穴16と係合してダイヤル本体11の回転位置の位置決めをする係合部22cと、外装カバー12に対して固定される固定部22aと、固定部22aに対し係合部22cをダイヤル本体11側へ付勢する付勢部22bとが、板バネにより一体的に形成された位置決め部材22とを備えている。このような構成の回転ダイヤル10では、固定部22aが外装カバー12の裏面34に設置され、外装カバー12には、係合部22cおよび付勢部22bがダイヤル本体11側へ突出可能な貫通孔19が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばカメラなどの電子機器に設置される回転ダイヤルに関する。
従来、例えばデジタルカメラなどの電子機器において、ユーザが複数の操作メニューから、所望の操作メニュー(設定事項)を選択するための回転ダイヤルが知られている。
この回転ダイヤルは、回転可能に支持されたダイヤル本体と、配線パターンが形成されたコード板と、該コード板の配線パターンと接触し得るブラシとを備えている。この回転ダイヤルでは、ダイヤル本体の回転に伴って、ブラシがコード板の表面(配線パターン)上を移動する。この移動により、ダイヤル本体の回転に応じた信号が得られて、操作メニューが選択される。
ユーザが回転ダイヤルを操作する際、ブラシと配線パターンとが接する所定位置でダイヤル本体を停止させる必要があるため、一般に、回転ダイヤルは、ブラシと配線パターンとが接したときにクリック感が得られるクリック機構(位置決め手段)を備えている。
図4に示すように、従来のクリック機構としては、デジタルカメラのダイヤル本体42(外装カバー41)の内側に設置され、ダイヤル本体42の回転軸42aを支持する支持部材43を備えるものが知られている。なお、図4は、従来のクリック機構の概略構造を示す縦断面図である。
このクリック機構では、支持部材43が、ダイヤル本体42の裏面(内面)に向けて開口し、コイルバネ44およびクリックボール45を収容する収容穴46を有する。コイルバネ44によって付勢されたクリックボール45は、ダイヤル本体42の裏面に当接する。ダイヤル本体42を回転させたとき、ダイヤル本体42の裏面に設けられた係合穴47にクリックボール45が係合する毎にクリック感が得られる。
しかしながら、収容穴46は、コイルバネ44とクリックボール45とを直列(外装カバー41の厚さ方向)に配置して収容するため、所定の深さが必要となる。このため、支持部材の厚さ(高さ)が大きくなり、その結果、回転ダイヤルの厚さが大きくなる、すなわち、回転ダイヤルの小型化の障害となるという問題がある。また、この回転ダイヤルでは、組立し難いという問題がある。
また、他の従来の回転ダイヤルとしては、内周面に形成された波形(凹凸状)をなす摩擦摺動部を有するダイヤル本体(回転式ダイヤル)と、前記摩擦摺動部に係合(クリック係合)する係合部を有するクリックバネ(バネ部材)とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなバネ部材を有する回転ダイヤルでは、外装カバーとダイヤル本体との間にクリックバネが介挿されるが、板状のクリックバネの幅(高さ)方向が、外装カバーの面に対して垂直となり、すなわち、外装カバーの厚さ方向と平行となるため、回転ダイヤルの厚さが大きくなるという問題がある。また、外装カバーとダイヤル本体との間にクリックバネが介挿されているので、回転位置検出手段を外装カバーに対してダイヤル本体と反対側(外装カバー内側)に構成しなければならない為、組立し難いという問題がある。
特開平7−28151号公報
本発明の目的は、簡単な構造で、薄型化の回転ダイヤルを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(8)の本発明により達成される。
(1) 基部と、
前記基部に対し回転可能に設置され、該基部に対向する内面に、回転中心と同心的に複数配置された凹部を有するダイヤル本体と、
前記凹部と係合して前記ダイヤル本体の回転位置の位置決めをする係合部と、前記基部に対して固定される固定部と、該固定部に対し前記係合部を前記ダイヤル本体側へ付勢する付勢部とが、板バネにより一体的に形成された位置決め部材とを備えた回転ダイヤルであって、
前記固定部は、前記基部の前記ダイヤル本体と反対側の面に設置され、
前記基部には、前記係合部および前記付勢部が前記ダイヤル本体側へ突出可能な孔が設けられていることを特徴とする回転ダイヤル。
これにより、位置決め部材が板バネによって形成されているため、基部の厚さ分を有効に利用することができ、よって、回転ダイヤルを簡単な構造で薄型とすることができる。
(2) 前記ダイヤル本体の回転位置を検出する回転位置検出手段を備える上記(1)に記載の回転ダイヤル。
これにより、ダイヤル本体の回転位置を確実に検出することができる。
(3) 前記回転位置検出手段は、前記ダイヤル本体および前記基部の一方に設けられ、配線パターンが形成されたコード板と、他方に設けられ、先端が前記配線パターンと接触し得るピン状の端子を複数有するブラシとを備える上記(2)に記載の回転ダイヤル。
これにより、ダイヤル本体の回転位置をより確実に検出することができる。
(4) 前記回転位置検出手段は、前記ダイヤル本体に設けられた突起部と、前記基部に設けられ、前記ダイヤル本体の回転方向に沿って配置され、前記突起部に押圧され得る複数のスイッチとを備える上記(3)に記載の回転ダイヤル。
これにより、ダイヤル本体の回転位置をより確実に検出することができる。
(5) 前記ダイヤル本体は、設定事項を選択する機能を有する上記(2)ないし(4)のいずれかに記載の回転ダイヤル。
これにより、設定事項を容易に選択することができる。
(6) 前記位置決め部材は、その形状がほぼL字状をなしている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の回転ダイヤル。
これにより、位置決め部材の加工が容易となり、製造(加工)するときの工数の削減をすることができる。
(7) 前記位置決め部材の係合部が前記ダイヤル本体の凹部に係合していないとき、前記係合部は、前記付勢部の付勢力に抗して、前記基板における前記ダイヤル本体が設置されている面の反対の面側に変位する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の回転ダイヤル。
これにより、ダイヤル本体が円滑に回転することができる。
(8) 前記位置決め部材の係合部が、前記ダイヤル本体が設置されている面の反対の面側に変位したとき、前記付勢部は、前記基部の孔にほぼ収納されている上記(7)に記載の回転ダイヤル。
これにより、回転ダイヤルの大きさを小さくすることができる。
本発明によれば、位置決め部材が板バネによって形成されているため、基部の厚さ分を有効に利用することができ、よって、回転ダイヤルを簡単な構造で薄型とすることができる。
以下、本発明の回転ダイヤルの好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の回転ダイヤルの第1実施形態の概略構成を示す分解斜視図、図2は、図1に示す回転ダイヤルの縦断面図である。なお、以下の説明では、図1および図2の上側を「裏側または内側」、下側を「表側または外側」と言う。
図1に示すように、回転ダイヤル10は、例えばフィルムカメラ、電子カメラ、ビデオカメラ等のカメラに設置されて使用されるものである。
回転ダイヤル10は、裏側にリング状の凹部26が形成されたダイヤル本体11と、ダイヤル本体11の位置決めをする位置決め部材22と、ダイヤル本体11の回転位置を検出する回転位置検出手段27とを備えている。このような回転ダイヤル10は、前述したようなカメラの外装カバー(基部)12に設置される。
ダイヤル本体11は、その形状がほぼ円板状をなしている。ダイヤル本体11は、裏面28の中心部において、裏側へ向けて突出する回転軸13を有している。外装カバー12は、回転軸13の直径とほぼ同等の直径の軸受14を有している。図2に示すように、回転軸13が軸受14に挿入されることにより、ダイヤル本体11が外装カバー12に対し回転可能に設置(支持)される。
このダイヤル本体11は、例えば、各種樹脂材料のような、絶縁材料で形成されている。
ダイヤル本体11の外周部には、回転ダイヤル10を指で回転操作する際に、滑り止め機能を発揮するための凹凸(ローレット)15が形成されている。ユーザは、この部分に指を当て、ダイヤル本体11を時計回りまたは反時計回りに回転することができる。
また、図1に示すように、ダイヤル本体11の裏面(内面)28には、その周方向に沿って等間隔に配置された複数(本実施形態では、8つ)の係合穴(凹部)16が形成されている。各係合穴16は、回転軸13の中心から所定の距離(以下「係合部距離」という)だけ径方向にオフセットした位置に形成されている。各係合穴16は、その形状が長尺状をなしており、互いに対向する2つの傾斜面16aを有している。
また、ダイヤル本体11の裏面28には、3つの接合突起18が形成されている。これらの接合突起18を、ブラシ(接触端子)17にも受けられている穴に挿入することによって、ブラシ(接触端子)17をダイヤル本体11に対して位置決めし、これらの接合突起18がかしめられることにより、回転位置検出手段27が有するブラシ(接触端子)17が固定される。
ブラシ17は、金属材料で構成され、ピン状の端子17aを複数有している。各端子17aは、ブラシ17がダイヤル本体11の裏面に固定されたとき、回転軸13の中心から、係合部距離より短い距離(以下「当接部距離」という)だけ径方向にオフセットした位置に配置されている。
また、図2に示すように、各端子17aは、その先端が後述するコード板(フレキシブル基板)20の配線パターン20aに接触する。
なお、ブラシ17の固定方法は、かしめであるのに限定されず、例えば、嵌合、接着(接着剤や溶媒による接着)、溶着等であってもよい。
外装カバー12の表側の面(表面29)には、円盤状のコード板20が、軸受14(ダイヤル本体11)と同心的に設置されている。コード板20は、例えば、各種樹脂材料などの絶縁材料で構成されている。
このコード板20は、その表側の面(表面)において、例えばニッケルめっきや金めっき等の金属層によって形成され、導電性を有する配線パターン20aを有している。ブラシ17の端子17aがコード板20の配線パターン20aに接触したとき、配線パターン20aに接続された取り出し線21を経由して電気信号が出力される。
また、取り出し線21は、外装カバー12に形成された配線用孔35を挿通して、外装カバー12の内側へ配線されている。これにより、取り出し線21が例えばダイヤル本体11に不本意に接触するのを防止することができる。
外装カバー12は、例えば、各種樹脂材料や金属材料で構成されている。この外装カバー12は、それ自身を貫通する貫通孔19を有している。図1に示すように、貫通孔19は、その形状が円弧状(長尺状)をなしており、位置決め部材22を外装カバー12に固定したとき、位置決め部材22先端を貫通させるような位置に設けられている。
外装カバー12の裏側の面(裏面34)には、2つのねじ孔23が形成されている。これらのねじ孔23を、位置決め部材22にも受けられている穴に挿入することによって、位置決め部材22を外装カバー12に対して位置決めし、これらのねじ孔23がかしめられることにより、位置決め部材22が外装カバー12に固定される。なお、この固定方法は、かしめであるのに限定されず、例えば、ブラシ17で挙げたような固定方法であってもよい。
位置決め部材22は、その形状がほぼL字状をなしており、板バネで形成されている。位置決め部材22がこのような簡単な形状、すなわち、L字状をなしていることにより、位置決め部材22の加工が容易となり、製造(加工)するときの工数の削減をすることができる。
図1に示すように、位置決め部材22は、固定部22aと、付勢部22bと、係合部22cを有し、これら3つの部位が一体的に形成されている。
固定部22aは、平面状をなしており、外装カバー12の裏面34に固定(接合)される部位である。
付勢部22bは、固定部22aの面方向に対し、外側に向って所定角度(例えば、30度)傾斜した方向に、固定部22aの一端部から延在している(図1参照)。
係合部22cは、付勢部22bの端部に形成され、外装カバー12側(内側)へ向って屈曲している。この係合部22cは、係合穴16と係合してダイヤル本体11の回転位置の位置決めをする部位である(図2参照)。また、係合部22cは、回転ダイヤル10が組立てられたとき、すなわち、係合部22cがダイヤル本体11の係合穴16(裏面28)に係合した(接した)とき、係合部22cが変位することにより撓んだ状態の付勢部22bの付勢力により、固定部22aに対しダイヤル本体11側(外側)へ付勢されている。
図2に示すように、位置決め部材22を外装カバー12に設置した際、固定部22aが、外装カバー12の裏面34(ダイヤル本体11と反対側の面)に設置(固定)される。また、このとき、付勢部22bは、外装カバー12の貫通孔19を挿通して(介して)、外装カバー12の表面29から(ダイヤル本体11側へ)突出する。
このように、位置決め部材22が外装カバー12の裏側から設置されることにより、外装カバー12の厚さ(肉厚)分を有効に利用することができ、よって、回転ダイヤル10を容易に組立てることができる。また、回転ダイヤル10の厚さを小さく、すなわち、回転ダイヤル10を薄型とすることができる。
また、図1に示すように、回転ダイヤル10は、ダイヤル本体11の回転軸13にその中心軸に沿って設けられたねじ穴23に螺合するビス24と、ビス24の台座として機能するワッシャ25とを備えている。外装カバー12の裏側からビス24がワッシャ25を介してダイヤル本体11のねじ穴23に螺合することにより、ダイヤル本体11が外装カバー12に確実に設置される。
なお、ダイヤル本体11の係合穴16の形成数は、8つであるのに限定されず、例えば、2つ〜7つ、または9つ以上であってもよい。また、係合穴16は、等間隔に形成されているのに限定されず、隣り合う係合穴16同士の間隔が不均等となるように形成されていてもよい。
また、回転位置検出手段27のブラシ17およびコード板20は、ブラシ17がダイヤル本体11に設けられ、コード板20が外装カバー12に設けられているのに限定されず、ブラシ17が外装カバー12に設けられ、コード板20がダイヤル本体11に設けられていてもよい。
次に、回転ダイヤル10の動作について説明する。
位置決めされたダイヤル本体11(図2参照(以下、このときの状態を「初期状態」という))を回転する際には、まず、付勢部22bが撓むことによる付勢力に抗して、係合穴16に係合していた係合部22cが係合穴16の傾斜面16aに沿って移動する。その後、係合部22cが係合穴16を乗り越えて、ダイヤル本体11が回転することができる。
係合部22cが係合穴16を乗り越えたとき、すなわち、係合部22cがダイヤル本体11の係合穴16に係合していないとき、係合部22cは、付勢部22bの付勢力に抗して、外装カバー12の裏面34側に変位する。これにより、ダイヤル本体11が円滑に回転することができる。
また、係合部22cが外装カバー12の裏面34側に変位したとき、付勢部22bは、外装カバー12の貫通孔19にほぼ収納されることとなる。これにより、付勢部22bの退避スペースを設けるのを省略することができ、よって、回転ダイヤル10の大きさを小さくすることができる。
ブラシ17は、ダイヤル本体11の回転に伴い、端子17aがコード板20の配線パターン20aに接触しつつ移動(回転)する。
ダイヤル本体11が回転し続けると、係合部22cは、初期状態での係合穴16に隣り合う係合穴16に近づき、遂には、付勢部22bの付勢力によりこの係合穴16に入り込む(係合する)。これにより、ダイヤル本体11が再度位置決めされる。
また、このときのブラシ17とコード板20(配線パターン20a)との接触位置は、初期状態での接触位置と異なる。これにより、ダイヤル本体11の位置検出が再度行われる。このように、ブラシ17とコード板20(配線パターン20a)との接触位置が回転位置により異なるため、ダイヤル本体11の位置を確実に検出することができ、よって、例えば、設定事項(例えば、撮影モード(絞り優先、シャッタ速度優先、マニュアル等)、ドライブ(1枚撮影、連続撮影、セルフタイマ撮影等)、フィルム感度(ISO)等)を容易に選択することができる。
また、係合部22cが係合穴16に入り込んだ時、クリック感を得ることができる。
以上のような構成により、位置決め部材22が板バネによって形成されているため、回転ダイヤル10を小型化することができ、特に、回転ダイヤル10の厚さ(図2中の上下方向の大きさ)を抑える(小さくする)ことができる。
また、ダイヤル本体11の位置決めをするのに必要な固定部22a、付勢部22bおよび係合部22cが一体的に形成されているため、位置決め部材22(回転ダイヤル10)を簡単な構造(構成)とすることができる。
また、従来の位置決め部材(クリックバネ)では、この位置決め部材の幅方向を外装カバー12に対して垂直にしていたが、回転ダイヤル10では、位置決め部材22の幅方向を外装カバー12に対して垂直にすることがない、すなわち、位置決め部材22の幅方向を外装カバー12に対してほぼ平行とすることができる。これにより、回転ダイヤル10の厚さをより小さくすることができる。
また、回転ダイヤル10では、付勢部22bが変位可能なスペースの大きさが、特に外装カバー12の貫通孔19の深さ(外装カバー12の厚さ)により確保されているため、回転ダイヤル10を薄型とすることができる。
また、従来の回転ダイヤルのクリックボールを必要とすることなく、クリックを発生することができるので、回転ダイヤル10の構成部品を削減でき、よって、生産コストを削減することができる。
また、ダイヤル本体11の係合穴16の形成数は、8つであるのに限定されず、例えば、2つ〜7つ、または9つ以上であってもよい。
また、回転位置検出手段27のブラシ17およびコード板20は、ブラシ17がダイヤル本体11に設けられ、コード板20が外装カバー12に設けられているのに限定されず、ブラシ17が外装カバー12に設けられ、コード板20がダイヤル本体11に設けられていてもよい。
また、従来の回転ダイヤルには、回転位置検出手段が外装カバーに対してダイヤル本体の反対側(外装カバーの内側)に設けられているものがある。一方、回転ダイヤル10では、回転位置検出手段27がダイヤル本体11と外装カバー12の凹部26との間に形成されている空間(間隙)に設けられている。これにより、回転ダイヤル10では、前記空間を有効に利用することができるため、回転ダイヤル10を薄型とすることができる。
<第2実施形態>
図3は、本発明の回転ダイヤルの第2実施形態の概略構成を示す縦断面図である。
以下、第2実施形態の回転ダイヤルについて、前述した第1実施形態との違いを中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。本実施形態は、回転位置検出手段の構成が異なること以外は第1実施形態と同様である。
図3に示すように、回転ダイヤル30の回転位置検出手段36は、突起部31と、複数のドームスイッチ(スイッチ)33を有するコード板32とを備えている。
突起部31は、ダイヤル本体11の裏面28に、係合穴16より回転軸13側に突出形成されている。この突起部31は、所定の剛性を有するほぼ半球体である。
コード板32は、外装カバー12の表面29に設置されている。コード板32は、形状がほぼ円盤状をなし、例えば各種樹脂材料などの絶縁材料で構成されたものである。
コード板32には、ダイヤル本体11の回転方向に沿って等間隔に配置された複数のドームスイッチ33を有する。各ドームスイッチ33は、ダイヤル本体11の各回転位置において、突起部31に押圧される。このとき、各ドームスイッチ33は、電気信号を出力するように構成されている。これにより、ダイヤル本体11の回転位置を確実に検出することができる。
なお、ドームスイッチ33の形成数は、特に限定されないが、例えば、ダイヤル本体11の係合穴16の形成数と同数の8つであってもよいし、2〜7つであってもよいし、9つ以上であってもよい。
また、ドームスイッチ33は、等間隔に形成されているのに限定されず、隣り合うドームスイッチ33同士の間隔が不均等となるように形成されていてもよい。
以上、本発明の回転ダイヤルについて、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、回転ダイヤルは、フィルムカメラ、電子カメラ、ビデオカメラ等のカメラに設置されて使用されるが、設置される機器はこれらに限られず、例えば、携帯電話などの携帯通信機器、PDA等の携帯情報機器、MDプレーヤなどのオーディオ機器にも設置可能である。
また、位置決め部材は、その形状がL字状であるのに限定されず、例えば、一文字状、U字状等であってもよい。
また、ダイヤル本体の複数の係合穴は、等間隔に配置させれているのに限定されず、例えば、それぞれの間隔が異なるように配置されていてもよい。
本発明の回転ダイヤルの第1実施形態の概略構成を示す分解斜視図である。 図1に示す回転ダイヤルの縦断面図である。 本発明の回転ダイヤルの第2実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 従来のクリック機構の概略構造を示す縦断面図である。
符号の説明
10、30 回転ダイヤル
11、42 ダイヤル本体
12、41 外装カバー
13、42a 回転軸
14、 軸受
15 凹凸(ローレット)
16、47 係合穴
16a 傾斜面
17 ブラシ
17a 端子
18 接合突起
19 貫通孔
20、32 コード板
20a 配線パターン
21 取り出し線
22 位置決め部材
22a 固定部
22b 付勢部
22c 係合部
23 ねじ孔
24 ビス
25 ワッシャ
26 凹部
27、36 回転位置検出手段
28、34 裏面
29 表面
31 突起部
33 ドームスイッチ
35 配線用孔
43 支持部材
44 コイルバネ
45 クリックボール
46 収容穴

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部に対し回転可能に設置され、該基部に対向する内面に、回転中心と同心的に複数配置された凹部を有するダイヤル本体と、
    前記凹部と係合して前記ダイヤル本体の回転位置の位置決めをする係合部と、前記基部に対して固定される固定部と、該固定部に対し前記係合部を前記ダイヤル本体側へ付勢する付勢部とが、板バネにより一体的に形成された位置決め部材とを備えた回転ダイヤルであって、
    前記固定部は、前記基部の前記ダイヤル本体と反対側の面に設置され、
    前記基部には、前記係合部および前記付勢部が前記ダイヤル本体側へ突出可能な孔が設けられていることを特徴とする回転ダイヤル。
  2. 前記ダイヤル本体の回転位置を検出する回転位置検出手段を備える請求項1に記載の回転ダイヤル。
  3. 前記回転位置検出手段は、前記ダイヤル本体および前記基部の一方に設けられ、配線パターンが形成されたコード板と、他方に設けられ、先端が前記配線パターンと接触し得るピン状の端子を複数有するブラシとを備える請求項2に記載の回転ダイヤル。
  4. 前記回転位置検出手段は、前記ダイヤル本体に設けられた突起部と、前記基部に設けられ、前記ダイヤル本体の回転方向に沿って配置され、前記突起部に押圧され得る複数のスイッチとを備える請求項3に記載の回転ダイヤル。
  5. 前記ダイヤル本体は、設定事項を選択する機能を有する請求項2ないし4のいずれかに記載の回転ダイヤル。
  6. 前記位置決め部材は、その形状がほぼL字状をなしている請求項1ないし5のいずれかに記載の回転ダイヤル。
  7. 前記位置決め部材の係合部が前記ダイヤル本体の凹部に係合していないとき、前記係合部は、前記付勢部の付勢力に抗して、前記基板における前記ダイヤル本体が設置されている面の反対の面側に変位する請求項1ないし6のいずれかに記載の回転ダイヤル。
  8. 前記位置決め部材の係合部が、前記ダイヤル本体が設置されている面の反対の面側に変位したとき、前記付勢部は、前記基部の孔にほぼ収納されている請求項7に記載の回転ダイヤル。
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