JP2005228000A - 中継装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの意志に基づいたコンテンツへのアクセスと、ユーザの意志とは無関係なコンテンツへのアクセスとが並存する状況下で、ユーザのコンテンツについてのニーズを正確に把握する技術を提供すること。
【解決手段】 ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する第1の通信手段と、予め定められたコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する第二の通信手段とを備えた端末装置60から送信された通信メッセージを受信しその宛先へ転送する中継装置30に、受信した通信メッセージの内容に基づいてその通信メッセージが第1の通信手段により送信されたのか、第2の通信手段により送信されたのかを特定させ、その特定結果と受信した通信メッセージの宛先を示す通信アドレスとを内包した履歴データを記憶させる。
【選択図】 図5

Description

ユーザのコンテンツに対するニーズを把握する技術に関する。
近年、プログラム実行機能を備えた携帯電話機やパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)などの端末装置が普及している。この種の端末装置で実行されるアプリケーションプログラムの一例としては、ブラウザが挙げられる。ブラウザとは、ユーザにより指定されたURL(Uniform Resource Locator)などの通信アドレスで特定されるコンテンツを取得し、取得したコンテンツをユーザに閲覧させるためのプログラムである。なお、コンテンツとは、ブラウザが解釈可能な記述言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)で記述された文書や、この文書に関連付けられた画像データなどである。このようなブラウザを利用することにより、ユーザはインターネットを介して提供される様々なコンテンツの中から各自のニーズに応じたコンテンツを選択し取得することができる。一方、コンテンツの提供者(コンテンツプロバイダ:以下、「CP」と称する)は、上記ブラウザを用いてアクセス可能なコンテンツサーバにコンテンツを記憶させておき、そのコンテンツサーバからコンテンツをユーザに提供している。そして、CPは自らの提供するコンテンツへのアクセス状況を把握することにより、ユーザがどのようなコンテンツを所望しているか(すなわち、コンテンツに対するユーザのニーズ)を把握し需要予測を行うことができる。このような需要予測を可能にする技術が特許文献1に開示されている。
特開2002−259626号公報
ところで、上述した端末装置で実行されるアプリケーションプログラムには、上述したブラウザの他に、ユーザの意思とは無関係にコンテンツへアクセスし、そのコンテンツを取得するものがある。この種のアプリケーションプログラムとしては、例えば、天気予報データや株価データなどの予め定められたコンテンツを所定の時間間隔で取得するものや、コンテンツサーバからの指示に応じてそのコンテンツサーバから、これらコンテンツを取得するものが挙げられる。そして、上記ブラウザとこの種のアプリケーションプログラムとの両者が併用される状況下では、コンテンツサーバに記憶されているコンテンツは、ユーザの意思に基づいてブラウザを介してアクセスされる場合と、ユーザの意思とは無関係にアプリケーションプログラムによりアクセスされる場合とがある。
このような状況下では、特許文献1に開示されている技術を適用しコンテンツへのアクセス状況を把握したとしても、コンテンツに対するユーザのニーズを正確に把握することはできない。係る技術において把握されるコンテンツへのアクセスは、ユーザのニーズの現れであるユーザの意思に基づくアクセス以外に、ユーザの意思とは無関係に行われるものが含まれているからである。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの意思に基づくコンテンツへのアクセスと、ユーザの意思とは無関係に行われるコンテンツへのアクセスとが並存する状況下で、コンテンツに対するユーザのニーズを正確に把握する技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージに該通信アドレスを内包させて送信する第1の通信手段と、予め定められたコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する第2の通信手段であって、該通信メッセージに該コンテンツを特定する通信アドレスを内包させて送信する第2の通信手段とを備えた端末装置から送信された通信メッセージを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージの内容に基づいて該通信メッセージが前記第1の通信手段により送信されたのか、前記第2の通信手段により送信されたのかを特定する特定手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージに内包されている通信アドレスと前記特定手段による特定結果とを内包した履歴データを生成し、該履歴データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージを該通信メッセージに内包されている通信アドレス宛に転送する転送手段とを有する中継装置を提供する。
このような中継装置を用いると、端末装置から送信された通信メッセージが第1の通信手段により送信されたのか、それとも、第2の通信手段により送信されたのかが、この通信メッセージの内容に基づいて特定され、この特定結果と、この通信メッセージに内包されている通信アドレスと、を内包した履歴データが生成され記憶される。
また、上記課題を解決するために、本発明は、ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを該通信アドレスを内包させて送信する第1の通信手段と、予め定められたコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する通信手段であって、該通信メッセージに該コンテンツを特定する通信アドレスを内包させて送信する第2の通信手段と、を備えた端末装置と、前記端末装置から送信された通信メッセージを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージの内容に基づいて該通信メッセージが前記第1の通信手段により送信されたのか、前記第2の通信手段により送信されたのかを特定する特定手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージに内包されている通信アドレスと前記特定手段による特定結果とを内包した履歴データを生成し、該履歴データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信された通信メッセージを該通信メッセージに内包されている通信アドレス宛に転送する転送手段とを備えた中継装置とを有する通信システムを提供する。
このような通信システムにおいては、上記中継装置は、上記端末装置から受信した通信メッセージがその端末装置の第1の通信手段によって送信されたものであるか、それとも、第2の通信手段により送信されたものであるのかを、その通信メッセージの内容に基づいて特定し、その特定結果と、その通信メッセージに内包されている通信アドレスとを内包した履歴データを生成し記憶する。
本発明によれば、コンテンツサーバに記憶されているコンテンツへのアクセスが、ユーザの意思に基づくアクセスであるか、ユーザの意思とは無関係なアクセスであるかを把握することが可能になる。そして、ユーザの意思に基づくアクセスに着目することにより、コンテンツに対するユーザのニーズを正確に把握することが可能になる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
[A.構成]
(1:通信システムの構成)
図1は本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、この通信システムは、コンテンツサーバ10と、インターネット20と、中継装置30と、移動パケット通信網40と、基地局50と、端末装置60とを有している。なお、図1には、1つのコンテンツサーバ10と1つの基地局50と1つの端末装置60とが例示されているが、実際には、複数のコンテンツサーバ10と、複数の基地局50と、複数の端末装置60とが存在する。
コンテンツサーバ10は、CPにより運営されているコンピュータ装置であり、このCPにより提供される2つのコンテンツ(以下、「コンテンツ1」、「コンテンツ2」とする)を記憶している。この2つのコンテンツには、それぞれ固有な通信アドレスが割当てられている。以下では、コンテンツ1には、通信アドレス「abc.co.jp/cont1」が割当てられており、コンテンツ2には、通信アドレス「abc.co.jp/cont2」が割当てられているとする。このコンテンツサーバ10は、インターネット20および移動パケット通信網40を介して端末装置60とパケット通信を行い、端末装置60から送信を要求されたコンテンツをその端末装置60へ送信する機能を有している。
中継装置30は、インターネット20における通信プロトコルと移動パケット通信網40における通信プロトコルとを相互変換する機能を備えており、インターネット20と移動パケット通信網40との間のパケット通信を中継するためのものである。
移動パケット通信網40は、中継装置30と基地局50とに接続されており、基地局50に収容されている端末装置60に対してパケット通信サービスを提供するためのものである。なお、図1に示す通信システムは、移動パケット通信網40の他に、図示せぬ移動通信網を備えている。この移動通信網は、端末装置60に対して一般的な移動電話の通話サービスを提供するものである。
基地局50は、一定の広さ(例えば、基地局50を中心とする半径500メートの広さ)を有する無線セルを形成するものである。基地局50は、自局の形成する無線セル内に在圏する端末装置60と無線通信するためのものである。
端末装置60は、プログラム実行環境を備えた一般的な携帯電話機と同一のハードウェア構成を有するものであり、在圏している無線セルを形成する基地局50と無線通信を行う機能を備えている。この端末装置60は、以下に述べる第1の通信プログラムと第2の通信プログラムとを記憶しており、上記プログラム実行環境を用いて、これら2つのプログラムを実行することができる。
第1の通信プログラムは、例えばブラウザであり、ユーザの意思に基づいてコンテンツの取得を行うためのプログラムである。この第1の通信プログラムは、ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツを取得する処理を端末装置60に行わせるためのものである。具体的には、この第1の通信プログラムを実行中の端末装置60は、上述したコンテンツ1やコンテンツ2の通信アドレスをユーザに入力されると、この通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージをコンテンツサーバ10へ送信する。
一方、第2の通信プログラムは、ユーザの意思とは無関係に予め定められたコンテンツのみの取得を行うプログラムである。この第2の通信プログラムは、所定の時間間隔でコンテンツサーバ10からコンテンツ1をダウンロードする処理を端末装置60に行わせる。具体的には、この第2の通信プログラムを実行中の端末装置60は、所定の時間間隔でコンテンツ1のダウンロードを要求する旨の通信メッセージをコンテンツサーバ10へ送信する。
端末装置60は、上記第1又は第2の通信プログラムを実行し通信メッセージを送信する際に、その通信メッセージの送信に用いられたプログラムを示すデータ(例えば、そのプログラムの名称:以下、「プログラム識別子」という)と、送信を要求するコンテンツの通信アドレスとを通信メッセージに内包させて送信する。以下では、第1の通信プログラムのプログラム識別子は「prog1」であり、第2の通信プログラムのプログラム識別子は「prog2」であるとする。
(2:中継装置30の構成)
次に、中継装置30の構成について図2を参照しつつ説明する。図2に示されるように、中継装置30は、CPU(Central Processing Unit)210と、第1通信部220と、第2通信部230と、記憶部240と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス250とを有している。
CPU210は、記憶部240に格納されているソフトウェアを実行することにより、中継装置30の各部を制御するものである。第1通信部220は、移動パケット通信網40に接続されており、移動パケット通信網40を介して端末装置60と通信するためのものである。この第1通信部220は、端末装置60から送信されたデータを受信し、受信したデータをCPU210へ引き渡すと共に、CPU210から引き渡されたデータを移動パケット通信網40へ送出する。第2通信部230は、インターネット20に接続されており、インターネット20を介してコンテンツサーバ10と通信するためのものである。この第2通信部230は、コンテンツサーバ10から送信されたデータを受信し、受信したデータをCPU210へ引き渡すと共に、CPU210から引き渡されたデータをインターネット20へ送出する。
記憶部240は、揮発性記憶部241と不揮発性記憶部242とを有している。揮発性記憶部241は、例えばRAM(Random Access Memory)であり、各種ソフトウェアを実行中のCPU210によりワークエリアとして使用される。不揮発性記憶部242は、例えばハードディスクであり、データを永続的に記憶する。この不揮発性記憶部242には、プログラム種別テーブル242aと、履歴テーブル242bとが格納されている。
まず、プログラム種別テーブル242aについて図3を参照しつつ説明する。図3は、プログラム種別テーブル242aのテーブルフォーマットの一例を示す図である。この図に示されるように、プログラム種別テーブル242aは、上述したプログラム識別子にプログラム種別を対応づけて格納している。このプログラム種別とは、図3に示されるように“0”又は“1”の何れかの値を有するデータであり、プログラム種別の値が“0”である場合には、対応するプログラム識別子で示されるプログラムが第1の通信プログラムであることを意味し、プログラム種別の値が“1”である場合には、対応するプログラム識別子で示されるプログラムが第2の通信プログラムであることを意味している。
次に、履歴テーブル242bについて図4を参照しつつ説明する。図4は、履歴テーブル242bのテーブルフォーマットの一例を示す図である。この図に示されるように、履歴テーブル242bは、アクセス先フィールドとアクセス種別フィールドとを有している。このアクセス先フィールドには、第1通信部220を介して受信した通信メッセージに内包されている通信アドレスが格納される。また、アクセス種別フィールドには、この通信メッセージを送信した通信プログラムのプログラム種別が格納される。以下では、アクセス先フィールドに格納されている通信アドレスと、対応するアクセス種別フィールドに格納されているプログラム識別子との組を履歴データと称する。上述したように、アクセス種別フィールドに格納されるプログラム種別は、通信メッセージの送信に用いられたプログラムが第1の通信プログラムであるか、それとも、第2の通信プログラムであるかを示すデータである。つまり、履歴テーブル242bに格納されている履歴データは、この履歴データに内包されている通信アドレスを宛先とする通信が第1の通信プログラムに従って行われたのか、それとも、第2の通信プログラムに従って行われたのかを示している。そして、第1の通信プログラムは、ユーザの意思に基づいた通信を端末装置60に行わせるためのプログラムであり、第2の通信プログラムはユーザの意思とは無関係な通信を端末装置60に行わせるためのプログラムであるから、履歴データは、この履歴データに内包されている通信アドレスを宛先とする通信がユーザの意思に基づいて行われたのか、それとも、ユーザの意思とは無関係に行われたのかを示している。
また、上述した不揮発性記憶部242には、CPU210にオペレーティングシステム(以下、「OS」という)を実現させるためのOSソフトウェアや、後述するサービス提供プログラムが格納されている。中継装置30の電源(図示省略)が投入されると、CPU210は、まず、OSソフトウェアを不揮発性記憶部242から読み出し実行する。OSソフトウェアを実行している状態のCPU210は、中継装置30の各部を制御することや、他のプログラムを実行することなどができる。また、OSソフトウェアの起動を完了し、OSソフトウェアを実行している状態のCPU210は、即座に、サービス提供プログラムを読み出し実行する。
サービス提供プログラムを実行中のCPU210には、一般的な中継装置と同一の機能が付与される。すなわち、端末装置60から送信された通信メッセージを第1通信部220を介して受信し、受信した通信メッセージを第2通信部230を介してコンテンツサーバ10へ転送する中継機能である。この中継機能の他に、サービス提供プログラムを実行中のCPU210には、本発明のポイントである2つの機能が付与される。第1の機能は、端末装置60から送信された通信メッセージを受信した場合に、この通信メッセージに内包されているプログラム識別子と通信アドレスとに基づいて履歴データを生成し履歴テーブル242bへ格納する機能である。第2の機能は、CPからの要求に応じて、履歴テーブル242bに格納されている履歴データのうち、CPにより指定された条件に該当する履歴データのみをコンテンツサーバ10へ送信する機能である。
以上に説明したように、中継装置30のハードウェア構成は一般的なコンピュータ装置と同様であり、CPU210が不揮発性記憶部242に格納されているサービス提供プログラムを実行することにより本実施形態に係る中継装置30に特有な機能が付与される。
[B.動作]
次に、本実施形態に係る通信システムの動作のうち、この通信システムの特徴を顕著に示す動作についてのみ図面を参照しつつ説明する。
(1:通信メッセージ中継動作)
まず、中継装置30が、端末装置60から送信された通信メッセージをコンテンツサーバ10へ転送する通信メッセージ中継動作について説明する。上述したように、端末装置60がコンテンツサーバ10へコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する際には、プログラム識別子が“prog1”であるプログラム(すなわち、第1の通信プログラム)に従って送信する場合と、プログラム識別子が“prog2” であるプログラム(すなわち、第2の通信プログラム)に従って送信する場合とがある。以下では、それぞれの場合毎に本実施形態に係る通信システムの動作を説明する。
(1−1:第1の通信プログラムに従って送信された通信メッセージの中継動作)
まず、ユーザが第1の通信プログラムを用いてコンテンツサーバ10からコンテンツ1を取得する場合について図5を参照しつつ説明する。なお、本動作例を説明する前提として、端末装置60では第1の通信プログラムが既に起動されているものとする。一方、中継装置30のCPU210は、上述したサービス提供プログラムを既に実行中であるものとする。また、中継装置30の不揮発性記憶部242には、図3に示すプログラム種別テーブル242aが格納されているものとする。
図5に示されるように、第1の通信プログラムを実行中の端末装置60は、コンテンツ1を取得する旨のユーザの指示を受け取ると(ステップSA1)、このコンテンツ1の送信を要求する旨の通信メッセージ500を生成し、この通信メッセージ500をコンテンツサーバ10へ送信する(ステップSA2)。この通信メッセージ500には、この第1の通信プログラムのプログラム識別子(すなわち、prog1)と、コンテンツ1の通信アドレス(すなわち、abc.co.jp/cont1)とが内包されている。
端末装置60から送信された通信メッセージ500は、基地局50と、移動パケット通信網40とを順に介して中継装置30へ到達する。中継装置30のCPU210は、この通信メッセージ500を第1通信部220を介して受信(ステップSA3)すると、受信した通信メッセージ500を解析し、内包されているプログラム識別子と通信アドレスとを取得する(ステップSA4)。
次に、CPU210は、ステップSA4にて取得したプログラム識別子で示されるプログラムのプログラム種別をプログラム種別テーブル242a(図3参照)の記憶内容に基づいて特定する(ステップSA5)。本動作例では、通信メッセージ500に内包されているプログラム識別子は“prog1”であるから、この通信メッセージ500の送信に用いられたプログラムのプログラム種別は“0”(すなわち、第1の通信プログラム)であると特定される。
次に、CPU210は、ステップSA5にて特定したプログラム種別と、ステップSA4にて取得した通信アドレスとを内包した履歴データを生成し、この履歴データを履歴テーブル242bへ格納する(ステップSA6)。そして、CPU210は、ステップSA3にて受信した通信メッセージ500を、コンテンツサーバ10へ転送し(ステップSA7)、中継処理を終了する。
以上に説明したように、第1の通信プログラムにより端末装置60から送信された通信メッセージがコンテンツサーバ10へ転送されると共に、第1の通信プログラムによりコンテンツ1へのアクセスが行われたことを示す履歴データが履歴テーブル242bへ格納される。上述したように、第1の通信プログラムはユーザの意思に基づいた通信を端末装置60に行わせるためのプログラムであるから、この履歴データは、ユーザの意思に基づいてコンテンツ1へのアクセスが行われたことを示している。
(1−2:第2の通信プログラムに従って送信された通信メッセージの中継動作)
次に、中継装置30が、第2の通信プログラムにより端末装置60から送信された通信メッセージをコンテンツサーバ10へ転送する場合について図6を参照しつつ説明する。なお、本動作例を説明する前提として、端末装置60では第2の通信プログラムが既に起動され、実行されているものとする。一方、中継装置30のCPU210は、上述したサービス提供プログラムを既に実行中であるものとする。また、中継装置30の不揮発性記憶部242には、図3に示すプログラム種別テーブルが格納されているものとする。
図6に示されるように、第2の通信プログラムを実行中の端末装置60は、まず、現在時刻が所定の時刻に至ったかを判定する(ステップSB1)。このステップSB1の判定結果が「NO」である場合には、端末装置60は、ステップSB1を繰り返し実行し、逆に、ステップSB1の判定結果が「Yes」である場合には、端末装置60は、コンテンツ1の送信を要求する旨の通信メッセージ600を生成し、この通信メッセージ600をコンテンツサーバ10へ送信する(ステップSB2)。なお、この通信メッセージには、この通信メッセージの送信を行ったプログラムのプログラム識別子(すなわち、prog2)と、コンテンツ1の通信アドレス(すなわち、abc.co.jp/cont1)とが内包されている。
端末装置60から送信された通信メッセージ600は、基地局50と、移動パケット通信網40とを順に介して中継装置30へ到達する。以下、中継装置30のCPU210は、上述したステップSA5にて通信メッセージ600の送信に使用されたプログラムのプログラム種別を“1”(すなわち、第2の通信プログラム)と特定する点を除き、上述したステップSA3〜ステップSA7と同一の動作を行う。その結果、端末装置60から送信された通信メッセージ600がコンテンツサーバ10へ転送されると共に、第2の通信プログラムによりコンテンツ1へのアクセスが行われたことを示す履歴データが履歴テーブル242bへ格納される。上述したように、第2の通信プログラムはユーザの意思とは無関係にコンテンツへのアクセスを端末装置60に行わせるためのプログラムであるから、この履歴データは、ユーザの意思とは無関係にコンテンツ1へのアクセスが行われたことを示している。
(2:履歴提供動作)
次に、中継装置30に記憶されている履歴データのうち、CPにより指定された条件に該当する履歴データの提供を行う履歴提供動作について図7を参照しつつ説明する。以下では、上記条件として、コンテンツ1に対するアクセスであって、ユーザの意思に基づいたアクセスであること、すなわち、通信アドレス“abc.co.jp/cont1”とプログラム種別“0”とを内包した履歴データであることが指定された場合について説明する。なお、本動作の前提として、中継装置30の不揮発性記憶部242には図4に示す履歴テーブル242bが格納されているものとする。また、中継装置30のCPU210は、既に、上述したサービス提供プログラムを実行中であるものとする。
図7に示されるように、コンテンツサーバ10は、取得すべき履歴データを特定する通信アドレス“abc.co.jp/cont1”とプログラム種別“0”をユーザに指定されると(ステップSC1)、この通信アドレスとプログラム種別とを内包した履歴データの送信を要求する旨の通信メッセージ700を生成し、この通信メッセージ700を中継装置30へ送信する(ステップSC2)。この通信メッセージ700には、CPにより指定された通信アドレスとプログラム種別とが内包されている。
コンテンツサーバ10から送信された通信メッセージ700は、インターネット20を介して中継装置30へ到達する。中継装置30のCPU210は、第2通信部230を介して通信メッセージ700を受信すると(ステップSC3)、この通信メッセージ700の内容を解析し、この通信メッセージ700に内包されている通信アドレスとプログラム種別とを取得する(ステップSC4)。
CPU210は、履歴テーブル242bに格納されている履歴データのうち、ステップSC4にて取得した通信アドレスとプログラム種別とを内包している履歴データを読み出す(ステップSC5)。本動作例では、CPにより指定された条件に該当する履歴データとして1件の履歴データが読み出される(図4参照)。そして、CPU210は、ステップSC5で読み出した履歴データを内包した通信メッセージ710を生成し、この通信メッセージ710を第2通信部230を介してコンテンツサーバ10へ送信する(ステップSC6)。
上記ステップSC6にて中継装置30から送信された通信メッセージ710はインターネット20を介してコンテンツサーバ10へ到達する。この通信メッセージ710を受信したコンテンツサーバ10は、この通信メッセージ710に内包されている履歴データを表示部(図示省略)に表示させる(ステップSC7)。このようにして表示された履歴データを閲覧することにより、CPは、コンテンツ1へのアクセスのうち、ユーザの意思に基づいたアクセスのみを把握することができる。
[C.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。なお、変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(C−1:変形例1)
上述した実施形態では、1つのコンテンツサーバ10のみがインターネット20に接続されており、このコンテンツサーバ10に記憶されているコンテンツへのアクセス状況を示す履歴データが中継装置30に記憶される場合について説明した。しかしながら、インターネット20に複数のコンテンツサーバが接続されており、コンテンツサーバ毎に異なるCPにより運営されているとしても良い。そして、本発明によれば、端末装置60から送信されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージは、必ず中継装置30を介して転送されるから、中継装置30には、インターネット20を介して提供される全てのコンテンツについてのアクセス状況を示す履歴データが記憶される。このため、各コンテンツサーバを運営しているCPは、この履歴データを取得し閲覧することにより、自身の提供しているコンテンツだけではなくインターネット20を介して提供される全てのコンテンツについてのアクセス状況を把握し、ユーザのニーズを正確に分析することが可能になるといった効果を奏する。なお、上述した実施形態では、インターネット20を介して中継装置30とコンテンツサーバ10とが接続されている場合について説明したが、中継装置30とコンテンツサーバ10とは、専用回線で接続されている場合であっても良いことは勿論である。
(C−2:変形例2)
上述した実施形態では、本発明に係る通信システムを構成する端末装置60の一例として第1および第2の通信プログラムを記憶した携帯電話機を用いる場合について説明した。しかしながら、本発明に係る通信システムを構成する端末装置は、このような携帯電話機に限定されるものではない。例えば、第1および第2の通信プログラムを記憶したPDA(Personal Digital Assistance)や、第1および第2の通信プログラムを記憶したPCであっても良い。具体的には、本発明に係る通信システムを構成する端末装置は、図8に示すように、LAN70内に設けられたPC80A〜PC80Cであっても良い。このように、本発明に係る通信システムを構成する端末装置は、携帯電話機のような移動通信端末に限定されるものではないが、端末装置として移動通信端末を含む通信システムに適用された場合に、本発明はより顕著な効果を奏する。その理由は、以下の通りである。
本発明と同一の効果を得るための他の態様としては、各CPが提供するコンテンツ毎にそのコンテンツの利用状況を上記中継装置やコンテンツサーバへ通知するコードを埋め込んでおくことが挙げられる。しかしながら、このようなコードをコンテンツに埋め込んでおくと、コンテンツのデータサイズは必然的に大きくなってしまう。一般に、無線区間(端末装置と基地局との間の通信区間)を介して行われる通信は、有線通信に比較して通信速度が遅く、また、端末装置と基地局との間の距離が遠くなる程、通信品質が劣化するといった傾向がある。このような無線区間を介して通信が行われる状況下で、コンテンツのデータサイズが大きくなってしまうことは、コンテンツの取得に要する時間の長期化を招いたり、通信品質の劣化に起因するコンテンツの再送信を招いたりして好ましくない。これに対して、本発明に係る態様(すなわち、上述した第1および第2の通信プログラムを端末装置に記憶させておく態様)によれば、コンテンツに上記コードを埋め込んでおく必要はない。このため、本発明に係る態様によれば、コンテンツのデータサイズが増加することはなく、有線に比較して低速で通信品質の劣化を招きやすい無線通信区間が通信システムに含まれている場合であっても、適切にユーザのニーズを把握することが可能になるといった効果を奏する。
(C−3:変形例3)
上述した実施形態では、コンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを端末装置60に送信させる際に、その通信メッセージを送信する通信プログラムのプログラム識別子を内包させて送信させ、このプログラム識別子に基づいて中継装置30に受信した通信メッセージの送信に使用された通信プログラムの種別を特定させる場合について説明した。しかしながら、端末装置60から送信される通信メッセージのうち、第1の通信プログラムにより送信される通信メッセージにのみ、第2の通信プログラムのプログラム識別子を内包させておくとしても良い。このような場合であっても、中継装置30のCPU210は、受信した通信メッセージにプログラム識別子が内包されているか否かに基づいて、その通信メッセージが第1の通信プログラムにより送信されたのか、それとも第2の通信プログラムにより送信されたのかを特定することが可能であり、上述した実施形態と同一の効果が得られる。また、逆に、第2の通信プログラムにより送信される通信メッセージにのみ、この第2の通信プログラムのプログラム識別子を内包させておくとしても良い。要は、中継装置30のCPU210が、受信した通信メッセージの送信に使用された通信プログラムの種別を、この通信メッセージの内容に基づいて特定可能な態様であればいずれであっても良い。
(C−4:変形例4)
上述した実施形態では、中継装置30は端末装置60から送信された通信メッセージを受信した場合に、その通信メッセージの送信に用いられたプログラムのプログラム種別とその通信メッセージに内包されている通信アドレスとを内包した履歴データを生成し、この履歴データを履歴テーブル242bに格納する場合について説明した。しかしながら、この履歴データに内包させるデータは、プログラム種別と通信アドレスとに限定されるものではない。
例えば、CPU210からの要求に応じて、時刻を示すデータ(以下、「時刻データ」という)をCPU210へ引き渡す計時部を中継装置30に設けておく。そして、端末装置60から送信された通信メッセージを受信した場合に、この通信メッセージを受信した時刻を示す時刻データをCPU210に取得させ、取得した時刻データを含む履歴データを生成し、この履歴データを履歴テーブル242bへ格納するとしても良い。このようにすると、CPに所望の時間帯を指定させ、この時間帯についてのアクセス状況を示す履歴データのみを提供することが可能になる。これにより、コンテンツへのアクセス状況を時間帯毎に詳細に把握することが可能になる。
また、端末装置60に自装置の現在位置に応じた位置データを内包させて通信メッセージを送信させ、この通信メッセージに内包されている位置データを含む履歴データを中継装置30に記憶させるとしても良い。このようにすると、CPに所望の地域を指定させ、この地域内にある端末装置からのアクセス状況を示す履歴データのみを提供することが可能になる。これにより、コンテンツへのアクセス状況を地域毎に詳細に把握することが可能になる。なお、端末装置60の現在位置を特定することを実現する態様としては、例えば、端末装置60に自装置の在圏している無線エリアを形成する基地局50を特定するデータ(以下、「基地局識別子」という)を取得させ、この基地局識別子を位置データとして用いることが挙げられる。また、端末装置60にGPS(Global Positioning System)受信機能を設けておき、このGPS受信機能により取得された緯度および経度を示すデータを上記位置データとして用いるとしても良い。
また、端末装置60から送信された通信メッセージを受信した中継装置30に履歴データを記憶させる際に、この端末装置60の機種を示す機種データを内包した履歴データを記憶させるとしても良い。この機種データとしては、端末装置の型番や、その端末装置がPDC(Personal Digital Cellular)方式の携帯電話機であるか、IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)方式の携帯電話機であるかを示すデータなどが挙げられる。このようにすると、CPに端末装置の機種を指定させ、この機種に該当する端末装置を使用しているユーザについてのアクセス状況を示す履歴データのみを提供することが可能になる。これにより、コンテンツへのアクセス状況を端末装置の機種毎に詳細に把握することが可能になる。また、上記機種データから端末装置の形態(折り畳み式の携帯電話機であるか否か)や、その端末装置の躯体の色などを特定できる場合には、端末装置の形態毎や躯体の色毎にコンテンツのアクセス状況を把握することも可能になる。
このようなことを実現する態様としては、端末装置60に、この端末装置60の機種を示す機種データを予め記憶させておき、この機種データを内包させて通信メッセージを送信させ、この通信メッセージに内包されている機種データを含む履歴データを中継装置30に記憶させることが挙げられる。また、中継装置30に端末装置60の機種を特定させる態様であっても良い。具体的には、図9に示す機種テーブルを中継装置30に記憶させておく。この機種テーブルには、図9に示されるように、端末装置60を一意に特定する端末識別子(例えば、端末装置60に割当てられている電話番号)に対応付けてこの端末装置60の機種を示す機種データが格納されている。一方、端末装置60は、第1又は第2の通信プログラムを用いて通信メッセージを送信する際に、上記端末識別子を内包した通信メッセージを送信する。そして、中継装置30のCPU210は受信した通信メッセージに内包されている端末識別子と上記機種テーブルの格納内容とに基づいて端末装置60の機種を示す機種データを特定し、この機種データを含む履歴データを生成し履歴テーブル242bへ格納する。
また、上述した実施形態では、第2の通信プログラムとして、端末装置60に所定の時間間隔でコンテンツサーバ10からコンテンツ1を取得させるプログラムについて説明したが、コンテンツサーバ10からの指示に応じて、このコンテンツサーバ10に記憶されているコンテンツを端末装置60に取得させるプログラムであっても良い。そして、第2の通信プログラムを実行中の端末装置60に、ユーザの意思とは無関係なコンテンツの取得がどのような契機で行われたを示すデータ(例えば、時間監視による取得であるか、コンテンツサーバ10からの指示による取得であるかを示すデータ:以下、「契機データ」という)を内包した通信メッセージを送信させるとしても良い。このような契機データを内包した通信メッセージを受信した中継装置30のCPU210は、この契機データを含む履歴データを生成し履歴テーブル242bへ格納する。このようにすると、CPに所望の契機を指定させ、その契機に該当する契機データを内包している履歴データのみを提供することが可能になる。これにより、コンテンツへのアクセス状況を契機毎に詳細に把握することが可能になる。
(C−5:変形例5)
上述した実施形態では、中継装置30に記憶されている履歴データをCPからの要求に応じてコンテンツサーバ10へ送信する場合について説明した。しかしながら、CPへ履歴データを提供する態様は、このような態様に限定されるものではない。例えば、履歴データを蓄積する期間を予め定め、この期間の末日に履歴データをコンテンツサーバ10へ送信するとしても良い。また、所定の件数の履歴データが履歴テーブル242bへ格納された時に、この件数分の履歴データをコンテンツサーバ10へ送信するとしても良い。
また、上述した実施形態では、中継装置30に記憶されている履歴データをインターネット20を介してコンテンツサーバ10へ送信することにより、CPに対して履歴データの提供を行う場合について説明した。しかしながら、CPに対して履歴データを提供する態様は、インターネットのような通信回線を介して提供する態様に限定されるものではない。例えば、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に、履歴データを記録させ、この記録媒体をCPへ提供するとしても良い。
(C−6:変形例6)
上述した実施形態では、中継装置30に、本発明に係る中継装置に特有な機能を実現させるためのサービス提供プログラムを予め記憶させておく場合について説明した。しかしながら、インターネット20と移動パケット通信網40とに接続されたコンピュータ装置であって、インターネット20に接続されたコンテンツサーバ10と移動パケット通信網40に収容された端末装置60との間の通信を中継する一般的なコンピュータ装置に、このサービス提供プログラムを記憶させ実行させることにより、本発明に係る中継装置30と同一の機能を付与するとしても良い。
例えば、インターネット20に接続されたサーバ装置にサービス提供プログラムを記憶させておき、上記コンピュータ装置に、このサーバ装置からサービス提供プログラムをダウンロードさせ記憶させるとしても良い。また、コンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に、サービス提供プログラムを記録しておき、この記録媒体に記録されているプログラムを上記コンピュータ装置に読み取らせ実行させることにより、このコンピュータ装置に上述した中継装置30と同一の機能を付与するとしても良い。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。 同通信システムを構成する中継装置30の構成の一例を示すブロック図である。 同中継装置30の不揮発性記憶部242に記憶されているプログラム種別テーブル242aの一例を示す図である。 同中継装置30の不揮発性記憶部242に記憶されている履歴テーブル242bの一例を示す図である。 同通信システムが実行する通信メッセージ中継動作の流れを示す図である。 同通信システムが実行する通信メッセージ中継動作の流れを示す図である。 同通信システムが実行する履歴提供動作の流れを示す図である。 変形例2に係る通信システムの構成例を示す図である。 変形例4に係る機種テーブルのテーブルフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
10…コンテンツサーバ、20…インターネット、30…中継装置、40…移動パケット通信網、50…基地局、60…端末装置、210…CPU、220…第1通信部、230…第2通信部、240…記憶部、241…揮発性記憶部、242…不揮発性記憶部、242a…プログラム種別テーブル、242b…履歴テーブル、250…バス。

Claims (7)

  1. ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージに該通信アドレスを内包させて送信する第1の通信手段と、予め定められたコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する第2の通信手段であって、該通信メッセージに該コンテンツを特定する通信アドレスを内包させて送信する第2の通信手段とを備えた端末装置から送信された通信メッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージの内容に基づいて該通信メッセージが前記第1の通信手段により送信されたのか、前記第2の通信手段により送信されたのかを特定する特定手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージに内包されている通信アドレスと前記特定手段による特定結果とを内包した履歴データを生成し、該履歴データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージを該通信メッセージに内包されている通信アドレス宛に転送する転送手段と
    を有する中継装置。
  2. 計時手段と、
    前記端末装置から送信された通信メッセージを前記受信手段により受信した時刻を示す時刻データを前記計時手段により取得する時刻取得手段とを備え、
    前記記憶手段が生成し記憶する前記履歴データには、前記通信アドレスおよび前記特定結果に加えて、前記時刻取得手段により取得された前記時刻データが内包される
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記受信手段により受信された通信メッセージの送信元である端末装置の位置を該通信メッセージの内容に基づいて特定する位置特定手段を備え、
    前記記憶手段が生成し記憶する前記履歴データには、前記通信アドレスおよび前記特定結果に加えて、前記位置特定手段により特定された位置を示す位置データが内包される
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  4. 前記受信手段により受信された通信メッセージの送信元である端末装置の機種を該通信メッセージの内容に基づいて特定する機種特定手段を備え、
    前記記憶手段が生成し記憶する前記履歴データには、前記通信アドレスおよび前記特定結果に加えて、前記機種特定手段により特定された機種を示す機種データが内包される
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  5. 前記受信手段により受信された通信メッセージがその送信元である端末装置から通信された契機を該通信メッセージの内容に基づいて特定する契機特定手段と、
    前記記憶手段が生成し記憶する前記履歴データには、前記通信アドレスおよび前記特定結果に加えて、前記契機特定手段により特定された契機を示す契機データが内包される
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されている前記履歴データを提供するための提供手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  7. ユーザにより指定された通信アドレスで特定されるコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージに該通信アドレスを内包させて送信する第1の通信手段と、
    予め定められたコンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージを送信する通信手段であって、該通信メッセージに該コンテンツを特定する通信アドレスを内包させて送信する第2の通信手段と、
    を備えた端末装置と、
    前記端末装置から送信された通信メッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージの内容に基づいて該通信メッセージが前記第1の通信手段により送信されたのか、前記第2の通信手段により送信されたのかを特定する特定手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージに内包されている通信アドレスと前記特定手段による特定結果とを内包した履歴データを生成し、該履歴データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信された通信メッセージを該通信メッセージに内包されている通信アドレス宛に転送する転送手段と
    を備えた中継装置と
    を有する通信システム。
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