JP2005227662A - 液晶表示パネルの照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源ランプの輝度むらを抑制するとともに部品点数を削減することが可能な液晶表示パネルの照明装置を提供する。
【解決手段】拡散板11と、光源ランプ12と、光源ランプ12からの光を拡散させるための凸状部13dを内表面に有するリフレクタ13とを備えた、液晶表示パネルの照明装置1において、光源ランプ12からの光を反射および屈折可能な樹脂製の1枚の反射屈折板20を新たに設け、新たに設けた反射屈折板20は、コの字状の光源ランプ12により囲まれた領域に対応する領域に設けられる平面部21と、平面部21の両端部に一体的に形成された曲面部22とを含み、平面部21および曲面部22の拡散板11と対向する側の表面には、複数のプリズム形状部20aが一体的に形成され、曲面部22の光源ランプ12と対向する側の表面には、光を拡散するための微小な凹凸部22aが一体的に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示パネルの照明装置に関し、特に、拡散板の背面側に設けられる光源ランプを備えた液晶表示パネルの照明装置に関する。
従来、拡散板の背面側に設けられる光源ランプ(バックライト)を備えた液晶表示パネルの照明装置が知られている。この従来の液晶表示パネルの照明装置では、バックライト近傍の位置で拡散板に入射される光の輝度が大きくなる一方、バックライトから離れた位置で拡散板に入射される光の輝度が小さくなる。このため、拡散板に入射される光の輝度のバラツキを低減させる為には、バックライト近傍の輝度の大きい光を輝度の小さい周辺部へ分散させる必要がある。そこで、従来、光源ランプの光を拡散させることによって光の輝度のバラツキを低減させる為の構造を有する種々の液晶表示パネルの照明装置が開示されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、光源としての蛍光管と、蛍光管からの光を反射する反射板(リフレクタ)と、拡散板とを備えた液晶表示パネルの照明装置において、2つの第1および第2プリズム板を蛍光管と拡散板との間に設けた従来の第1の例による液晶表示パネルの照明装置が開示されている。この特許文献1に開示された構造では、第1および第2プリズム板の長手方向がそれぞれ蛍光管の長手方向と平行および直交するように配置することによって、第1および第2プリズム板と蛍光管とが対向する領域近傍の拡散板に入射される光の輝度を低下させ、バックライトの輝度分布を平均化させている。
また、上記特許文献2には、液晶表示パネルの背面に配置される光拡散板と、光拡散板の背面側に配置される蛍光管と、凸形状部と凹凸状の粗面とを有する凹状の反射板(リフレクタ)とを備えた従来の第2の例による液晶表示パネルの照明装置が開示されている。この特許文献2に開示された構造では、凸形状部は、凹状の反射板の底部のうち、蛍光管が延びる方向の軸線と反射板とが対向する位置を頂点とするように設けられている。また、反射板の凹凸状の粗面は、凹状の反射板の内表面に設けられている。これにより、凹状の反射板は、光照射の弱い照射面の周辺部に蛍光管からの光反射を集中させるとともに、蛍光管からの反射光の拡散を行う。
図11は、従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置を備えた液晶表示装置を示した正面図である。図12は、従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置を示した正面図である。図13は、図12に示した従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置の400−400線に沿った側断面図である。図14は、図13に示した従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置の分解図である。まず、図11〜図14を参照して、従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置100の構造について説明する。
従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置100は、図11に示すように、液晶テレビジョンなどの液晶表示装置200の液晶表示パネル201の背面内部に設置されている。この液晶表示パネルの照明装置100は、液晶表示装置200の液晶表示パネル201に背面側から光を照射することによって、明るく、かつ、鮮明な映像を表示するために設けられている。この液晶表示パネルの照明装置100は、図14に示すように、拡散板101と、コの字状に形成された管状の光源ランプ102と、リフレクタ103と、光学シート部材104とを備えている。拡散板101は、図13および図14に示すように、液晶表示パネル201の背面側に設けられている。この拡散板101は、光源ランプ102からの光を散乱・拡散させるための部材であり、液晶表示パネル201の面全体を均
一な明るさにするために設けられている。また、管状の光源ランプ102は、拡散板101の背面側に設けられている。この管状の光源ランプ102は、液晶表示パネル201の裏面から光を照射することにより、液晶表示パネル201に表示される映像を明るく、かつ、鮮明に映し出すために設けられている。
また、リフレクタ103は、図13に示すように、管状の光源ランプ102の背面側に配置されている。このリフレクタ103は、管状の光源ランプ102の光を拡散板101側へ反射させるために設けられている。また、リフレクタ103は、側断面がM字形状に形成されている。また、リフレクタ103は、図14に示すように、光源ランプ取付部103aと、拡散板取付部103bと、液晶表示パネル取付部103cとを含んでいる。拡散板取付部103bは、拡散板101をリフレクタ103に取り付けるために設けられている。拡散板取付部103bに拡散板101を取り付けることによって、管状の光源ランプ102は、リフレクタ103の内面と、拡散板101との間に密閉される。また、液晶表示パネル取付部103cは、液晶表示パネル201をリフレクタ103に取り付けるために設けられている。
また、光学シート部材104は、液晶表示パネル201と拡散板101との間に挿入されている。この光学シート部材104は、液晶表示パネル201に照射する光の輝度を上昇させるとともに、光を散乱・拡散させて液晶表示パネル201の面全体を均一な明るさにするために設けられている。この光学シート部材104は、偏光反射シート104aと、プリズムシート104bと、拡散シート104cとの3つの光学シートを含んでいる。
特開平5−333333号公報 実開平4−53278号公報
図12に示した従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置100では、拡散板101と光源ランプ102との間には、光源ランプ102近傍の輝度の大きい光を輝度の小さい周辺部へ分散させるための部材が設けられていない。このため、図15に示すように、拡散板101に入射される光は、図15中の矢印Eの範囲で輝度むらが生じていた。この輝度むらは、拡散板101では十分に解消することが困難である。このため、従来では、輝度むらを低減するために、拡散板101に加えて、拡散板101と液晶表示パネル201との間に、偏光反射シート104aと、プリズムシート104bと、拡散シート104cとの3つの光学シートからなる光学シート部材104を設けていた。そのため、従来の液晶表示パネルの照明装置100では、部品点数が増加するという問題点があった。また、従来の液晶表示パネルの照明装置100では、光学シート部材104による光の拡散効果が大きいため、光源ランプ102の長手方向に延びる2つの部分間の距離を大きくとると、光源ランプ102の長手方向に延びる2つの部分間に輝度の小さい領域ができるという不都合があった。そのため、画面サイズを大きくするに従って、必要輝度の確保および輝度むらを抑えるために多くの光源ランプ102を必要とするという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示された構造では、拡散板と光源ランプとの間に第1プリズム板および第2プリズム板の2つのプリズム板を配置しているため、上記した従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置と同様、部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示された構造では、蛍光管と拡散板との間に、蛍光管からの光を拡散させるための部材が設けられていないため、蛍光管近傍の輝度の大きい光が拡散板の光源ランプと対向する領域に入射されるという不都合がある。これにより、拡散板の光源ランプと対向する領域では、輝度が他の領域よりも大きくなるため、輝度むらを十分に低減するのは困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、光源ランプの輝度むらを抑制するとともに、部品点数を削減することが可能な液晶表示パネルの照明装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における液晶表示パネルの照明装置では、液晶表示パネルの背面側に設けられた複数の光学シートと、複数の光学シートの背面側に設けられる拡散板と、拡散板の背面側に設けられるとともに、コの字状に形成された管状の光源ランプと、コの字状の光源ランプの背面側に配置され、コの字状の光源ランプからの光を拡散させるための複数の円弧状の凸状部を内表面に有する凹形状のリフレクタとを備え、凹形状のリフレクタは拡散板により密閉されている、液晶表示パネルの照明装置において、複数の光学シートを除去するとともに、凹形状のリフレクタの内表面と拡散板との間に、拡散板側から見て少なくともコの字状の光源ランプにより囲まれた領域に対応する領域に配置されるとともに、光源ランプからの光を反射および屈折可能な樹脂製の1枚の反射屈折板を新たに設け、新たに設けた反射屈折板は、コの字状の光源ランプにより囲まれた領域に対応する領域に設けられる平面部と、平面部の両端部に一体的に形成された光源ランプ側に傾斜する曲面部とを含み、平面部および曲面部の拡散板と対向する側の表面には、複数のプリズム形状部が一体的に形成され、曲面部の光源ランプと対向する側の表面には、光を拡散するための微小な凹凸部が一体的に形成されている。
この発明の第1の局面における液晶表示パネルの照明装置では、上記のように、リフレクタの内面と拡散板との間に、管状の光源ランプの光の反射および屈折を行うための反射屈折板を設けることによって、反射屈折板に入射される管状の光源ランプの輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。これにより、管状の光源ランプの輝度の大きい光が拡散板に直接入射されないようにすることができるとともに、光成分を輝度の小さい部分へ分散させることができるので、1つの反射屈折板を設けるだけで、拡散板の光出射面上の輝度むらを抑制することができる。これにより、輝度むらを軽減するためのプリズムシートなどの複数の光学シートを削減することができるので、部品点数を削減することができるとともに、組立工数を削減することができる。また、反射屈折板の拡散板と対向する側の表面に、複数のプリズム形状部を一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、反射屈折板を透過して反射屈折板の拡散板と対向する側の表面から出射される光を拡散させることができる。これにより、部品点数を増加させることなく、拡散板の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
また、第1の局面では、反射屈折板を、拡散板側から見てコの字状に形成された管状の光源ランプにより囲まれた領域に対応する領域に配置することによって、容易に、反射屈折板に入射される管状の光源ランプ近傍の輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。また、反射屈折板の管状の光源ランプと対向する側の表面の所定領域に、光を拡散するための微小な凹凸部を一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、管状の光源ランプから反射屈折板に入射された光を、微小な凹凸部により拡散させることができる。これにより、部品点数を増加させることなく、反射屈折板から管状の光源ランプの後方に位置するリフレクタ側に反射される光を拡散させることができるので、リフレクタから拡散板に入射される光を拡散させた状態で入射させることができる。その結果、部品点数を増加させることなく、拡散板の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
また、第1の局面では、反射屈折板を光が透過可能な樹脂製にすることによって、複数の微小な凹凸部は、樹脂成形金型の表面へのエッチング加工やエンボス加工を行うことによって、反射屈折板を形成する際に、容易に一体的に形成することができる。また、反射屈折板を、光を透過可能な樹脂により形成することによって、反射屈折板に設けるプリズ
ム形状部も容易に一体的に形成することができる。
この発明の第2の局面における液晶表示パネルの照明装置は、液晶表示パネルの背面側に設けられる拡散板と、拡散板の背面側に設けられる光源ランプと、光源ランプの背面側に配置され、光源ランプからの光を拡散させるための複数の凸状部を内表面に有するリフレクタと、リフレクタと拡散板との間に配置され、拡散板と対向する側の表面にプリズム形状部が一体的に形成されるとともに、光源ランプの光の反射および屈折を行うための反射屈折板とを備える。
この発明の第2の局面における液晶表示パネルの照明装置では、上記のように、リフレクタの内面と拡散板との間に、光源ランプの光の反射および屈折を行うための反射屈折板を設けることによって、反射屈折板に入射される光源ランプの輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。これにより、光源ランプの輝度の大きい光が拡散板に直接入射されないようにすることができるとともに、光成分を輝度の小さい部分へ分散させることができるので、1つの反射屈折板を設けるだけで、拡散板の光出射面上の輝度むらを抑制することができる。これにより、輝度むらを軽減するためのプリズムシートなどの複数の光学シートを削減することができるので、部品点数を削減することができるとともに、組立工数を削減することができる。また、反射屈折板の拡散板と対向する側の表面に、プリズム形状部を一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、反射屈折板を透過して反射屈折板の拡散板と対向する側の表面から出射される光を拡散させることができる。これにより、部品点数を増加させることなく、拡散板の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
上記第2の局面による液晶表示パネルの照明装置において、好ましくは、反射屈折板は、拡散板側から見て光源ランプが配置される領域に対応する領域に配置されている。このように構成すれば、容易に、反射屈折板に入射される光源ランプ近傍の輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。
上記第2の局面による液晶表示パネルの照明装置において、好ましくは、反射屈折板は、光源ランプと対向する側の表面の所定領域に設けられ、光を拡散するための光拡散形状部を有する。このように構成すれば、光源ランプから反射屈折板に入射された光を、光拡散形状部により拡散させることができる。これにより、反射屈折板から光源ランプの後方に位置するリフレクタ側に反射される光を拡散させることができるので、リフレクタから拡散板に入射される光を拡散させた状態で入射させることができる。その結果、拡散板の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
この場合、好ましくは、光拡散形状部は、複数の微小な凹凸部および複数の印刷加工による凸部の少なくとも一方を含む。このように構成すれば、容易に、反射屈折板から光源ランプの後方に位置するリフレクタ側に反射される光を拡散させることができる。
上記第2の局面による液晶表示パネルの照明装置において、好ましくは、反射屈折板は、光が透過可能な樹脂材料により形成されている。このように構成すれば、光拡散形状部は、樹脂成形金型の表面へのエッチング加工やエンボス加工を行うことによって、反射屈折板を形成する際に、容易に一体的に形成することができる。また、反射屈折板を、光を透過可能な樹脂により形成することによって、反射屈折板に設けるプリズム形状部も容易に一体的に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置を示した正面図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の300−300線に沿った側断面図である。図3は、図2の分解図である。図4は、本発明の一実施形態によるリフレクタの凸状部の部分拡大斜視図である。図5〜図7は、本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の反射屈折板の詳細を説明するための図である。まず、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態による液晶パネルの表示装置1の構造について説明する。
本発明の一実施形態における液晶表示パネルの照明装置1は、液晶テレビジョンなどの液晶表示装置の液晶表示パネル201(図11参照)に液晶表示装置の内部側から光を照射することによって、明るく、かつ、鮮明な映像を表示するために設けられている。この液晶表示パネルの照明装置1は、図1〜図3に示すように、拡散板11と、コの字状に形成された管状の光源ランプ12と、リフレクタ13と、光が透過可能な樹脂製の反射屈折板20とを備えている。拡散板12は、液晶表示パネル201の背面側に設けられている。この拡散板11は、管状の光源ランプ13からの光を散乱・拡散させる半透明な板状の部材であり、液晶表示パネル201の面全体を均一な明るさにするために設けられている。また、管状の光源ランプ12は、拡散板11の背面側に設けられている。この管状の光源ランプ12は、蛍光管からなっている。また、管状の光源ランプ12は、液晶表示パネル201の裏面から光を照射することにより、液晶表示パネル201に表示される映像を明るく、かつ、鮮明に映し出すために設けられている。また、リフレクタ13は、図2に示すように、管状の光源ランプ12の背面側に配置されている。このリフレクタ13は、管状の光源ランプ12の光を拡散板11側へ反射させるために設けられている。また、リフレクタ13は、側断面がM字形状に形成されている。また、リフレクタ13は、図3に示すように、光源ランプ取付部13aと、拡散板取付部13bと、液晶表示パネル取付部13cと、凸状部13dとを含んでいる。また、拡散板取付部13bに拡散板11を取り付けることによって、管状の光源ランプ12は、リフレクタ13の内面と、拡散板11との間に密閉される。また、液晶表示パネル取付部13cは、液晶表示パネル201をリフレクタ13に取り付けるために設けられている。
ここで、本実施形態では、リフレクタ13の凸状部13dは、図1〜図4に示すように、リフレクタ13の内表面の図1中の斜線部で示した領域(図2中の矢印Bで示した領域)に、複数設けられている。この凸状部13dは、円弧状に突出するように形成されるとともに、図1(図4)中の矢印A方向に延びている。この円弧状の凸状部13dは、光源ランプ12からリフレクタ13の凸状部13dが形成された領域に入射された光を反射および拡散させるために設けられている。また、反射屈折板20は、図2に示すように、M字形状のリフレクタ13の内面と拡散板11との間に、拡散板11側から見てコの字状に形成された管状の光源ランプ12を覆うように配置されている。この反射屈折板20は、管状の光源ランプ12の光の反射および屈折を行うことにより、管状の光源ランプ12の輝度の大きい光が拡散板11に直接入射されないようにするとともに、光成分を輝度の小さい部分へ分散させるために設けられている。
また、反射屈折板20は、図5に示すように、平面部21(図5中の矢印Cで示した領域)と曲面部22(図5中の矢印Dで示した領域)とを含んでいる。平面部21は、拡散板11に対して所定の間隔を隔てて平行に対向するように配置されている。また、曲面部22は、平面部21の両端部に一体的に形成されるとともに、光源ランプ12側に傾斜するように形成されている。
また、反射屈折板20の拡散板11と対向する側の表面には、図5〜図7に示すように、複数のプリズム形状部20aが一体的に形成されている。このプリズム形状部20aは、反射屈折板20を透過して反射屈折板20の拡散板11と対向する側の表面から出射さ
れる光を拡散させるために設けられている。このプリズム形状部20aは、拡散板11と対向する側の表面の全面に形成されている。また、プリズム形状部20aの形状は、三角形状であり、約5μm〜500μmの高さと、約110度±60度の範囲の先端角度を有する。また、反射屈折板20の曲面部22の管状の光源ランプ12と対向する側の表面の所定領域には、シボ加工により形成された微小な凹凸部22aが設けられている。このシボ加工により形成された微小な凹凸部22aは、管状の光源ランプ12から反射屈折板20に入射された光を拡散させるために設けられている。
本実施形態における液晶表示パネルの照明装置1では、リフレクタ13に凸状部13dを設けるとともに、リフレクタ13の内面と拡散板11との間に反射屈折板20を設けることにより、管状の光源ランプ12から出射された光の経路は、図8に示すようになる。図8を参照して、本実施形態による液晶表示パネルの照明装置1では、図15に示した従来の第3の例による液晶表示パネルの照明装置100と比較して、図15中の矢印Eの領域に生じていた輝度むらが解消されていることがわかる。
本実施形態では、上記のように、リフレクタ13の内面と拡散板11との間に、光源ランプ12の光の反射および屈折を行うための反射屈折板20を設けることによって、反射屈折板20に入射される管状の光源ランプ12の輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。これにより、管状の光源ランプ12の輝度の大きい光が拡散板11に直接入射されないようにすることができるとともに、光成分を輝度の小さい部分へ分散させることができるので、1つの反射屈折板20を設けるだけで、拡散板11の光出射面上の輝度むらを抑制することができる。これにより、輝度むらを軽減するためのプリズムシートなどの複数の光学シートを削減することができるので、部品点数を削減することができるとともに、組立工数を削減することができる。
また、本実施形態では、反射屈折板20を、拡散板11側から見て管状の光源ランプ12を覆うように配置することによって、容易に、反射屈折板20に入射される管状の光源ランプ12近傍の輝度の大きい光の屈折と反射を行うことができる。
また、本実施形態では、反射屈折板20の拡散板11と対向する側の表面に、複数のプリズム形状部20aを一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、反射屈折板20を透過して反射屈折板20の拡散板11と対向する側の表面から出射される光を拡散させることができる。これにより、部品点数を増加させることなく、拡散板11の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
また、本実施形態では、反射屈折板20の管状の光源ランプ12と対向する側の表面の所定領域に、光を拡散するための微小な凹凸部22aを一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、管状の光源ランプ12から反射屈折板20に入射された光を、微小な凹凸部22aにより拡散させることができる。これにより、部品点数を増加させることなく、反射屈折板20から管状の光源ランプ12の後方に位置するリフレクタ13側に反射される光を拡散させることができるので、リフレクタ13から拡散板11に入射される光を拡散させた状態で入射させることができる。その結果、部品点数を増加させることなく、拡散板11の光出射面上の輝度むらをより抑制することができる。
また、本実施形態では、反射屈折板20を光が透過可能な樹脂製にすることによって、複数の微小な凹凸部22aは、樹脂成形金型の表面へのシボ加工を行うことによって、反射屈折板20を形成する際に、容易に一体的に形成することができる。また、反射屈折板20を、光を透過可能な樹脂により形成することによって、反射屈折板20に設けるプリズム形状部20aも容易に一体的に形成することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、反射屈折板20の曲面部22の光源ランプ12と対向する側の表面のみに、シボ加工による微小な凹凸部22aを設けたが、本発明はこれに限らず、反射屈折板20の光源ランプ12と対向する側の表面の全面に微小な凹凸部を設けてもよい。また、微小な凹凸部を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、反射屈折板20の微小な凹凸部22aを、シボ加工により反射屈折板20と一体的に形成したが、本発明はこれに限らず、シボ加工に代えて、エンボス加工により微小な凹凸部を反射屈折板20と一体的に形成してもよい。また、光拡散効果を有する光拡散形状であれば、微細な凹凸部以外であってもよい。たとえば、複数の所定形状のドット(凸部)を印刷加工により反射屈折板20の表面に一体的に形成することにより光拡散効果を有する印刷ドットであってもよい。
また、上記実施形態では、反射屈折板20を、平面部21と曲面部22とを有するように形成したが、本発明はこれに限らず、反射屈折板を他の形状に形成してもよい。たとえば、図9および図10に示した形状の反射屈折板30および反射屈折板40であってもよい。
また、上記実施形態では、反射屈折板20のプリズム形状部20aを、三角形状に形成したが、本発明はこれに限らず、プリズム形状部を、三角形の先端を丸形にした形状や、台形状に形成してもよい。
本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置を示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の300−300線に沿った側断面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の分解図である。 本発明の一実施形態によるリフレクタの凸状部の部分拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の反射屈折板を示した側面図である。 図5に示した本発明の一実施形態による反射屈折板のプリズム形状部を示した部分拡大図である。 図5に示した本発明の一実施形態による反射屈折板の微小凹凸部を示した部分拡大図である。 本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の光源ランプから出射された光の経路を示した側断面図である。 本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の反射屈折板の形状の他の例を示した側面図である。 本発明の一実施形態による液晶表示パネルの照明装置の反射屈折板の形状のさらに他の例を示した側面図である。 従来の一例による液晶表示パネルの照明装置を備えた液晶表示装置を示した正面図である。 従来の一例による液晶表示パネルの照明装置を示した正面図である。 図12に示した従来の一例による液晶表示パネルの照明装置の400−400線に沿った側断面図である。 図13に示した従来の一例による液晶表示パネルの照明装置の分解図である。 従来の一例による液晶表示パネルの照明装置の光源ランプから出射された光の経路を示した側断面図である。
符号の説明
1 液晶表示パネルの照明装置
11 拡散板
12 光源ランプ
13 リフレクタ
13d 凸状部
20 反射屈折板
20a プリズム形状部
21 平面部
22 曲面部
22a 微小な凹凸部
30 反射屈折板
40 反射屈折板

Claims (6)

  1. 液晶表示パネルの背面側に設けられた複数の光学シートと、前記複数の光学シートの背面側に設けられる拡散板と、前記拡散板の背面側に設けられるとともに、コの字状に形成された管状の光源ランプと、前記コの字状の光源ランプの背面側に配置され、前記コの字状の光源ランプからの光を拡散させるための複数の円弧状の凸状部を内表面に有する凹形状のリフレクタとを備え、前記凹形状のリフレクタは前記拡散板により密閉されている、液晶表示パネルの照明装置において、
    前記複数の光学シートを除去するとともに、
    前記凹形状のリフレクタの内表面と前記拡散板との間に、前記拡散板側から見て少なくとも前記コの字状の光源ランプにより囲まれた領域に対応する領域に配置されるとともに、前記光源ランプからの光を反射および屈折可能な樹脂製の1枚の反射屈折板を新たに設け、
    前記新たに設けた反射屈折板は、
    前記コの字状の光源ランプにより囲まれた領域に対応する領域に設けられる平面部と、
    前記平面部の両端部に一体的に形成された前記光源ランプ側に傾斜する曲面部とを含み、
    前記平面部および曲面部の前記拡散板と対向する側の表面には、複数のプリズム形状部が一体的に形成され、
    前記曲面部の前記光源ランプと対向する側の表面には、光を拡散するための微小な凹凸部が一体的に形成されている、液晶表示パネルの照明装置。
  2. 液晶表示パネルの背面側に設けられる拡散板と、
    前記拡散板の背面側に設けられる光源ランプと、
    前記光源ランプの背面側に配置され、前記光源ランプからの光を拡散させるための複数の凸状部を内表面に有するリフレクタと、
    前記リフレクタと前記拡散板との間に配置され、前記拡散板と対向する側の表面にプリズム形状部が一体的に形成されるとともに、前記光源ランプの光の反射および屈折を行うための反射屈折板とを備える、液晶表示パネルの照明装置。
  3. 前記反射屈折板は、前記拡散板側から見て前記光源ランプが配置される領域に対応する領域に配置されている、請求項2に記載の液晶表示パネルの照明装置。
  4. 前記反射屈折板は、前記光源ランプと対向する側の表面の所定領域に設けられ、光を拡散するための光拡散形状部を有する、請求項2または3に記載の液晶表示パネルの照明装置。
  5. 前記光拡散形状部は、微小な凹凸部および複数の印刷加工による凸部の少なくとも一方を含む、請求項4に記載の液晶表示パネルの照明装置。
  6. 前記反射屈折板は、光が透過可能な樹脂材料により形成されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の液晶表示パネルの照明装置。
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