JP2005227050A - 車両用指示計器 - Google Patents

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知康 難波
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Abstract

【課題】 浮き上がり防止のための専用部品を組込みこむことによる部品点数の増大を招くことなく、文字板の開口縁部の浮き上がりを防止し得る指針照明機能付きの車両用指示計器を提供する。
【解決手段】 開口17が形成された文字板11と、透光性を有する材料からなり文字板11の表面側で該表面に沿って開口17を通る回転軸線の回りに回転可能な指針14と、該指針の内部に照射光を案内するための導光部材20とを備える車両用指示計器10。導光部材20には、文字板11の裏面側で回転軸線を取り巻いて配置され、その頂部から開口17を経て指針14に向けての照射光を放出する筒状部20aが設けられ、該筒状部には文字板11の開口17の縁部17aを係止する係止部21が一体的に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、指針式の車両用指示計器に関し、特に、指針の内部に照明光を導いて指針自体を輝かせる指針照明機能を有する車両用指示計器に関する。
指針照明機能を有する車両用指示計器では、文字板および該文字板の背面に配置された導光板に整合して形成された開口を貫通する回転軸に指針がその基部で取り付けられている。導光板の開口縁部から、該導光板上の文字板の開口縁部を経て、照明のための光が基部に照射され、この照射光が指針の指針部に案内されると、指針部を輝かせることにより、指針の視認性が高められると共に装飾性が高められる。
ところで、文字板の前記した開口縁部が導光板から浮き上がることを防止するために、導光板の開口縁部から文字板の表面を越えて立ち上がる筒状のカラー部材を導光板の開口縁部に係止されるように該導光板に装着し、このカラー部材に文字板の開口縁部を覆う環状のフランジを形成することにより、該フランジと導光板の開口縁部との間に文字板の開口縁部を挟み込む構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記したカラー部材のフランジにより文字板の開口縁部の浮き上がりを防止することができる。
特開2000−193497号公報(第3頁段落0020、図1)
しかしながら、文字板の開口縁部の浮き上がりを防止するために、カラー部材のような別部品を組み込むと、部品点数が増え、そのために組み立て工程が煩雑化すると共にコストアップを招く。
そこで、本発明の目的は、浮き上がり防止のための専用部品を組込みこむことによる部品点数の増大を招くことなく、文字板の開口縁部の浮き上がりを防止し得る指針照明機能付きの車両用指示計器を提供することにある。
本発明は、基本的には、車両用指示器の文字板上を回転する指針へ照明光を案内するための導光部材に、文字板の開口縁部を係止する係止部を形成したことを特徴とする。
ために、請求項1に記載の発明は、開口が形成された文字板と、透光性を有する材料からなり前記文字板の表面側で該表面に沿って前記開口を通る回転軸線の回りに回転可能な指針と、該指針の内部に照射光を案内するための導光部材とを備える車両用指示計器であって、前記導光部材には、前記文字板の裏面側で前記回転軸線を取り巻いて配置され、その頂部から前記指針に向けての照射光を放出する筒状部が設けられ、該筒状部には前記文字板の前記開口の縁部を係止する係止部が一体的に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記導光部材の前記頂部には前記文字板の前記裏面を受ける頂面が形成され、該頂面に前記係止部が形成されており、該係止部は、前記導光部材の前記頂面から前記文字板の前記表面を越えて突出して形成されるフックであって前記文字板の前記開口縁部を部分的に係止すべく先端が前記文字板の前記表面に係合可能のフックからなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記導光部材の前記筒状部は、前記文字板の裏面側から該文字板の前記開口を経て前記文字板の前記表面を越えて伸長し、前記導光部材の前記係止部は、前記文字板の前記開口縁部を挟持すべく前記筒状部の周面に形成された凹溝からなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係止部を覆いかつ前記文字板の前記開口縁部を覆う遮光性のキャップが前記指針に装着されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、照明光を指針に向けて放出する導光部材の筒状部に形成された係止部が文字板の開口縁部を確実に係止する。この係止部の係止作用によって、従来のような係止のための専用の別部品を組み込むことなく確実に文字板の浮き上がりが防止される。
請求項2に記載の発明では、導光部材の頂面に形成されたフックにより前記した係止部が構成され、このフックからなる係止部によって文字板の浮き上がりが防止される。
請求項3に記載の発明では、文字板の開口縁部を挟持する凹溝が確実に文字板の浮き上がりを防止する。この凹溝を筒状部の前記周面を取り巻くように形成することにより環状溝とし、この環状溝で文字板の開口縁部の全周を挟持することができ、これにより一層確実に文字板の浮き上がりを防止することができる。
請求項4に記載の発明では、遮光性のキャップが導光部材からの不要な照明光を遮断することにより、装飾性が高められる。
本発明によれば、照明光を指針に向けて放出する導光部材の筒状部に形成された係止部の係止作用によって、浮き上がり防止のための専用部品を組み込むことなく確実に文字板の浮き上がりを防止することができる。
以下、本発明の特徴を図示の実施の形態に沿って、詳細に説明する。
〈実施の形態1〉
図1は本発明に係る指針式車両用指示計器の外観を概略的に示す。
本発明に係る車両用指示計器10は、図示の例では速度計である。車両用指示計器10は透明な合成樹脂板からなる文字板11を備える。文字板11には、速度を示す文字、速度値を示す数字およびその目盛等の表示部12が従来よく知られた印刷の多色刷りにより、背景色上の透光部分で形成されている。また、文字板11上には、遮光性を有するキャップ13を装着した指針14が配置されている。
また、車両用指示計器10は、図2に示すように、電気回路が形成された基板15を備え、該基板を覆うように基板15上にはハウジング16が配置されている。ハウジング16は、その一部である円筒状のボス部16aを除く他の部分が図面の簡素化のために省略されている。そのため、ハウジング16は、基板15から立ち上がる円筒状のボス部16aが図2に示されているに過ぎない。
ハウジング16には、従来よく知られているように、ボス部16aの端面16bに対応した領域を含む例えば円形の開口(図示せず)が形成され、該開口を覆うように文字板11がハウジング16上に配置されている。文字板11には、ボス部16aに対応した円形開口17が形成されている。円形開口17の内縁17aは、ボス部16aの端面16b上をその外方から該端面の内縁を越えて端面16bの径方向内方に向けて伸長し、これにより端面16bの内縁よりも内方へ環状に張り出す。
基板15の裏面には、指針14を駆動するための例えばステッピングモータからなるムーブメント18が固定されている。ムーブメント18は、基板15の開口15a及び文字板11の円形開口17を経て文字板11上に突出する駆動軸18aを有し、該駆動軸の先端には、指針14が固定されている。
指針14は、従来よく知られているように、透光性を有し着色された例えばポリカーボネイトあるいはアクリルのような合成樹脂材料からなる。指針14は、駆動軸18aへの結合部となる基部14aと、該基部の一側からキャップ13のスリット13aを経て文字板11の表面上に伸長する指針部14bとを有する。指針14は、ムーブメント18の作動によって文字板11上の表示部12を指し示すように回動する。
また、基板15の表面には、指針14へ向けて照射光を放出する光源19が設けられている。光源19は、ボス部16aの内方に配置されており、例えば、白熱電球、ハロゲンランプあるいは発光ダイオード等で構成することができる。
この光源19からの照射光を指針14に効率的に導くために、従来におけると同様な透明な樹脂材料から成る導光部材20が設けられている。前記導光部材20は、少なくともその一部に、ハウジング16に支持された筒状部20aを有する。この導光部材20の筒状部20aは、駆動軸18aを取り巻いてボス部16aの内方に配置されている。導光部材20の筒状部20aは、その底面20bを光源19に対向させて配置されており、その頂部に形成された平坦な頂面20cを指針部14bの底面に円形開口17を通して対向させる。導光部材20は、従来よく知られているように、その内部反射によって光源19からの照射光を効率的に所望部分に案内することから、その筒状部20aは光源19からの照射光を指針14に効率的に案内する。この導光部材20の案内作用により指針14内に導かれた光は、散乱により指針14を内部から照明することにより、指針14自体を輝かせる。これにより指針14の視認性が高められ、また装飾性が高められる。
遮光性のキャップ13を不要とすることができるが、導光部材20の筒状部20aからの不要な照明光を遮断し、これにより装飾性を高めることができるので、キャップ13を設けることが望ましい。
本発明に係る車両用指示計器10では、導光部材20の筒状部20aの頂面20cは、ボス部16aの端面16bに一致して配置されており、該端面から張り出す文字板11の内縁17aを受ける。この筒状部20aの頂面20cには、その周方向に間隔をおいて複数のフック21が筒状部20aに一体的に形成されている。
フック21は、その弾性により、文字板11の円形開口17の相対的な挿通を許し、フック21は、筒状部20aの頂面20cから文字板11を越えて該文字板の表面から突出する。また、文字板11の表面から突出するフック21の先端は、文字板11の表面に係合可能であり、該文字板11の開口17の縁部である開口17の内縁17aを係止する。このフック21からなる係止部によって、文字板11の内縁17aがハウジング16のボス部16aから浮き上がることを確実に防止できる。
従って、本発明に係る車両用指示計器10によれば、導光部材20に形成された筒状部20aのフック21からなる係止部の係止作用によって、従来のような係止のための専用の別部品を組み込むことなく、文字板11のハウジング16からの浮き上がりを確実に防止することができる。
〈実施の形態2〉
図3は、文字板11の内縁17aを係止する係止部が導光部材20の筒状部20aに形成された凹溝22からなる例を示す。
導光部材20に形成された筒状部20aの頂面20cは、図3に示すように、キャップ13内で文字板11の表面を越えてこれよりも上方に位置する。また、筒状部20aの頂部には、凹溝22が形成されており、該凹溝はハウジング16に形成されたボス部16aの端面16bを越えて張り出す文字板11の内縁17aを部分的に受け入れる。すなわち、図3に示す例では、文字板11の内縁17aにはその内径を部分的に減少させる張出部が形成され、この部分的な張出部を受け入れるべく、該張出部に対応して導光部材20の周方向へ相互に間隔をおいて凹溝22が形成されている。この凹溝22と文字板11の円形開口17の内縁17aとの関係が図3に円形で囲まれた部分拡大図で明瞭に示されている。凹溝22に受け入れられた文字板11の内縁17aの張出部は、この凹溝22が形成された筒状部20aの頂部で確実に挟持されることにより、ボス部16aの端面16bからの文字板11の内縁17aの浮き上がりが防止される。
これに代えて、文字板11の円形開口17を一様な内径で構成し、この開口17の内縁17aをその周方向へ連続的に受け入れる環状溝を導光部材20に形成することができる。この環状溝からなる係止部によれば、文字板11の開口縁部すなわち内縁17aをその全周にわたる領域で挟持することができるので、文字板11の内縁17aの浮き上がりを一層確実に防止することが可能となる。
本発明に係る車両用指示計器10には、図示しないが必要に応じてキャップ13と文字板11との間からの漏れ光を防止するための種々の遮光手段を組み込むことができる。
本発明に係る車両用指示計器の実施の形態1の外観を部分的に示す斜視図である。 図1に示されたII−II線に沿って得られた断面図である。 本発明に係る車両用指示器の実施の形態2を示す図2と同様な図面である。
符号の説明
10 車両用指示計器
11 文字板
13 キャップ
14 指針
16 ハウジング
16a ハウジングのボス部
17 開口
17a (開口縁部)内縁
18a (回転軸線)駆動軸
20 導光部材
20a 導光部材の筒状部
20c 筒状部の頂面
21 (係止部)フック
22 (係止部)凹溝

Claims (4)

  1. 開口が形成された文字板と、透光性を有する材料からなり前記文字板の表面側で該表面に沿って前記開口を通る回転軸線の回りに回転可能な指針と、該指針の内部に照射光を案内するための導光部材とを備える車両用指示計器であって、前記導光部材には、前記文字板の裏面側で前記回転軸線を取り巻いて配置され、その頂部から前記指針に向けての照射光を放出する筒状部が設けられ、該筒状部には前記文字板の前記開口の縁部を係止する係止部が一体的に設けられていることを特徴とする車両用指示計器。
  2. 前記導光部材の前記頂部には前記文字板の前記裏面を受ける頂面が形成され、該頂面に前記係止部が形成されており、該係止部は、前記導光部材の前記頂面から前記文字板の前記表面を越えて突出して形成されるフックであって前記文字板の前記開口縁部を部分的に係止すべく先端が前記文字板の前記表面に係合可能のフックからなることを特徴とする請求項1に記載の車両用指示計器。
  3. 前記導光部材の前記筒状部は、前記文字板の裏面側から該文字板の前記開口を経て前記文字板の前記表面を越えて伸長し、前記導光部材の前記係止部は、前記文字板の前記開口縁部を挟持すべく前記筒状部の周面に形成された凹溝からなることを特徴とする請求項1に記載の車両用指示計器。
  4. 前記係止部を覆いかつ前記文字板の前記開口縁部を覆う遮光性のキャップが前記指針に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用指示計器。
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