JP2005226797A - ソレノイドおよび電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】基本ソレノイド構造を共通にし、組み合わせる部品を用途別にサブアッセンブリ組立品とし、基本ソレノイド構造に対して交換自在となり、組立工数を大幅に減らし、部品の共通化により、大きなコストダウンを図り、安価で確実な作動性を有するソレノイドとする。
【解決手段】ソレノイドSは、貫通穴11bを有する筒部11aに励磁コイルを巻装したボビン11を、ヨーク12内側に配設したコイル組立体1と、ボビン11のフランジ部11c側面に配置するヨークカバー13に、フランジ部11c側面と対向配置する平板ヨーク16a、16bと自己保持用永久磁石15を固定するとともに、貫通穴11b内に配置する固定鉄心14を固定した固定鉄心組立体2と、固定鉄心と対向して貫通穴内へ摺動自在に収容する可動鉄心18とで構成し、電磁弁は、このソレノイドSに、可動鉄心18を常時ガイドするガイドブロック40を介して弁体51を設けて構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁弁やリレー等に用いるソレノイドに係り、特に自己保持機能を有し、組立性を向上させた汎用性の高いソレノイドに関する。
また、本発明はこのソレノイドを用いた電磁弁に関する。
従来から、自己保持機能を有するソレノイドには各種のものが提案されている。これらには直流形ソレノイド、交流形ソレノイドがあり、また、電流が印加されている間中ONあるいはOFF状態を維持し、電流を遮断すると元に戻る形の一般的なソレノイド、また、電流の印加は一時的で、ON,OFF状態に切り換えた後は永久磁石の磁力によりその切換状態を維持する、いわゆる自己保持形あるいはラッチ形と呼ばれるソレノイド等各種のものが開示され、各種産業界で多用されている。
自己保持形ソレノイドを用いた電磁弁としては、例えば、実用新案登録第2607670号公報が知られている。ここでは、固定鉄心側のボビンの中央穴内に自己保持用永久磁石が配置されており、かつ可動鉄心が固定鉄心と対向する形で同様にボビンの中央穴内に配置されている。
実用新案登録第2607670号公報
しかし、実用新案登録第2607670号公報の構造においては、自己保持用永久磁石がボビン内にあるので、ソレノイドがその分大きくなるとともに、簡単に交換しにくくなり、かつ仕様変更がやりにくくなる等の問題があった。また、周囲を樹脂モールドしているため、モールド時に樹脂が固まる際に内方へ収縮して可動鉄心を収容する中央穴を狭める方向に悪影響を与えるので、その収縮分を考慮して中央穴を大きめにしておく。そのため、実際に動作させると、隙間が大きく可動鉄心の動きが不安定となり、弁切換部へ働く力が不安定となり、偏荷重が加わったりして弁作動に悪影響を与えるおそれがある。
一方、使用目的によってソレノイドに要求される吸引力は、様々であるから、その都度専用のソレノイドを設計し、また、直流用と交流用とを、夫々製作するというように、使用目的用途に応じて多種多様のソレノイドを製作していた。また、ユーザヘ早めに納品するためには、各種ソレノイドを用意しておく必要があった。このように、製作側から見ても設計コスト、製造コストおよび組立コストが高くなり、使用するユーザ側から見てもコスト高となるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、基本ソレノイド構造を共通にし、かつそこへ組み合わせる部品を用途別にサブアッセンブリ組立品として構成することで、基本ソレノイド構造に対して交換自在となり、組立工数を大幅に減らし、かつ部品の共通化により、より大きなコストダウンを図り、安価で確実な作動性を有するソレノイドを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、可動鉄心の安定した作動を可能とし、主弁部に働く力が弁に正確に加わり、安定した弁動作を得ることができる電磁弁を提供することにある。
請求項1に係る発明は、中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークおよび自己保持用永久磁石を固定するとともに、前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心とから構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークを固定するとともに、前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心とから構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークを固定するとともに、先端部に隈取りコイルを設け前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心とから構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3の何れか記載のソレノイドにおいて、前記コイル組立体の周囲に樹脂モールド部を形成して成ることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4記載のソレノイドにおいて、前記樹脂モールド部の一面に回路基板を装着するとともに、前記ボビンのフランジ部に接続ピンを設け、前記回路基板と前記接続ピンとを回路接続して成ることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5の何れか記載のソレノイドと、前記ソレノイドの可動鉄心の動きにより弁体を動かす主弁部と、前記ソレノイドと前記主弁部との間に位置し、前記可動鉄心の外形寸法よりわずかに大きい内径の貫通穴を有し、該貫通穴により前記可動鉄心を常時摺動ガイドするガイドブロックとから構成したことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6記載の電磁弁において、前記ガイドブロックには、該ガイドブロックの外周面から該ガイドブロックの貫通穴軸線と直交するように前記可動鉄心を手動操作する手動切換手段が設けてあることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項6または請求項7記載の電磁弁において、前記ガイドブロックは、前記主弁部の形状に見合う形状を為し、前記貫通穴の一端に該貫通穴と同心に環状突起を形成し、前記ソレノイドは、前記可動鉄心が摺動する前記ボビン側内穴端面に同心状に環状凹部を形成し、前記ガイドブロックと前記ソレノイドとは、前記環状突起を前記環状凹部に係合して一体化されるとともに、前記貫通穴により前記可動鉄心を常時摺動ガイドする可動鉄心ガイド機構を構成していることを特徴とする。
本発明に係るソレノイドは、固定鉄心組立体を基本ソレノイド構造であるコイル組立体に着脱自在としたので、交換が容易で、組立性の高いソレノイドが構成できる。また、固定鉄心組立体をサブアッセンブリとして用途に合わせた形態で準備することにより、必要に応じて組み立て、短期間で客先へ提供できる。
また、本発明に係る電磁弁は、ソレノイドと主弁部との間にガイドブロックを配置したので、可動鉄心の安定した作動が達成でき、主弁部へ働く力が弁に正確に伝わり、安定した弁作動が得られる。
本発明に係るソレノイドよれば、モールド形または非モールド形のソレノイドにおいて、平板ヨークと自己保持用永久磁石(または平板ヨークのみ)および固定鉄心を組立体としてサブアッセンブリ化したので、ソレノイドの組立性が向上し、かつ、目的に対応して変更組立が容易で、応用性が高い。
また、本発明に係るソレノイドよれば、部品の共通化により製作コストの大幅ダウンが図れる。例えば、ソレノイド生産金型設備の大幅削減が達成できる。
また、本発明に係る電磁弁によれば、可動鉄心の安定した作動が達成でき、ソレノイドから主弁部に働く力が弁に正確に加わり、安定した弁作動が得られ、従来より長時間の使用が可能となる。
また、本発明に係る電磁弁によれば、可動鉄心の安定した作動が達成できるので、ソレノイド自体の長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るソレノイドSを適用した電磁弁Vを示す。
図1に示す電磁弁Vは、2位置5ポート形の主弁部50と、その主弁部50に連結したソレノイドSと、主弁部50とソレノイドSとの間に配置したガイドブロック40とから成り、ソレノイドSのON,0FF駆動により主弁部50のポート位置を切り換えるよう構成したものである。
次に、本実施形態に係るソレノイドSについて詳細に説明する(請求項1,4,5に対応する)。
コイル組立体1は、中央部に貫通穴11bを有する筒部11aとこの筒部11aの一端に形成したフランジ部11cとを備え、筒部11aの外周部に励磁コイル10を巻回して成るボビン11と、このボビン11の外側に位置する断面略コ状のヨーク12とで構成されている。ボビン11と断面略コ状のヨーク12とは、その隙間、外周を樹脂モールド17により一体化している。
固定鉄心組立体(アッセンブリ)2は、ボビン11の一端に形成したフランジ部11cの側面(主弁取付側と反対側)に取り付けられるヨークカバー13と、ボビン11の一端に形成したフランジ部11cの側面に配置される平板ヨーク16a、16bおよび自己保持用永久磁石15と、ボビン11の貫通穴11b内に配置される固定鉄心14とを備え、平板ヨーク16a、16bと自己保持用永久磁石15とをヨークカバー13側に固定するとともに、固定鉄心14をヨークカバー13と固定することにより構成されている。
ヨークカバー13は、ボビン11の一端に形成されたフランジ部11cの側面と対向する面に、2段凹部13a、13bおよび貫通ねじ穴13cを形成している。貫通ねじ穴13cには、一端に雄ねじ14aを形成した固定鉄心14をねじ込み固定し、この固定鉄心14を囲む形態で自己保持用永久磁石15を凹部13bに挿着し、さらにこの自己保持用永久磁石15を囲む形態で2枚の平板ヨーク16a、16bを凹部13aに挿着している。
可動鉄心(プランジャー)18は、ボビン11の貫通穴11b内において、固定鉄心14と対向する形でその長さの略半分ほどが摺動自在に挿入配置されており、固定鉄心14側と反対側に、主弁部50側との連結部を有している。
励磁コイル10ヘの配線接続は、ボビン11のフランジ部11cの一端に突出形成した接続ピン1ldを介して行なわれており、この接続ピン11dから樹脂モールド17の一面に取り付けた配線回路基板19に接続され、その一端から端子19aを介して外部の制御回路および電源(図示せず)に接続される。また、この配線回路基板19およびヨークカバー13の外側を覆うような形状の配線カバー20が装着されている。
以上のように構成された本実施形態に係るソレノイドSは、固定鉄心組立体2の固定鉄心14をコイル組立体1のボビン11の中央の貫通穴11b内に挿入するとともに、固定鉄心組立体2の己保持用永久磁石15および2枚の平板ヨーク16a、16bをボビン11のフランジ部11cに向かって配置し、次に、可動鉄心18を固定鉄心14と対向する側から固定鉄心14に向かってボビン11の中央の貫通穴11b内に摺動自在に挿入することによって構成されている。
次に、固定鉄心組立体(アッセンブリ)2について説明する。
本実施形態では、直流形自己保持ソレノイドについて説明したが、例えば、図3(a)に示すように、保持力(吸引力)可変ソレノイドとして使用することができる。
図3(a)において、自己保持形ソレノイドとして保持吸引力を目的に添って変更する際、固定鉄心14の突出長さを例えばL1またはL2のように、必要長さの固定鉄心14に交換することで実現できる。
また、図3(b)に示すように、直流形ソレノイドとして使用することもできる(請求項2に対応する)。
図3(b)に示す直流形ソレノイドは、図3(a)構造から自己保持用永久磁石を除いて、平板ヨーク16a−1、16b−1のみをヨークカバー13aで保持し、固定鉄心14と組み合わせることで、自己保持機能をもたない、一般的なソレノイドとしたものである。
また、図3(c)に示すように、交流形ソレノイドとして使用することもできる(請求項3に対応する)。
図3(c)に示す交流形ソレノイドは、図3(a)構造から自己保持用永久磁石を除いて、平板ヨーク16a−2、16b−2のみをヨークカバー13bで保持し、交流用に隈とりコイル14cを付加した固定鉄心14bと組み合わせることにより構成されている。
また、図示しないが、固定鉄心14とヨークカバー13間のねじ部により、固定鉄心14の突出長さを調整可能にして、可動鉄心18のストロークを可変にできるストローク可変ソレノイドにも適用できる。
次に、ヨークカバー13の固定鉄心14の取付部について説明する。
また、上記実施形態では、金属製のヨークカバー13を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ヨークカバー13を合成樹脂等で製作しても良い。この場合には、コストダウンが図れる。ヨークカバー13は、ねじ部分の使用頻度が高いので、ねじ部分のみを金属製のものを埋め込んで使用することで長寿命化が図れる。
次に、本実施形態に係る電磁弁Vについて説明する(請求項6,7,8に対応する)。
先ず、可動鉄心18のガイド機構について説明する。
図1,図2に示すように、可動鉄心18の主弁側、すなわち固定鉄心14側と反対側には、外周長手方向途中に環状溝18aを形成し、さらに先端側には連結部材21を介して主弁部50の弁体51と連結され、可動鉄心18の動きを主弁部50の弁体51に伝達させている。また、このソレノイドSと主弁部50との間には手動切換手段30を有するガイドブロック40が挟設されている。
このガイドブロック40は、外形が主弁部50のハウジング54の断面形状とほぼ同じ形状をしており、略中央部に貫通穴40aを有し、図1に示すように、この貫通穴40a内を可動鉄心18が摺動する。本実施形態においては、貫通穴40aと可動鉄心18の外径との隙間を0.05mm程度に設定している。そのため、コイル組立体1では、ボビン11の貫通穴11bに続くように同心状に貫通穴12aを形成し、かつ、ガイドブロック40の貫通穴40aの開口端面にも、同心状に貫通穴12aの周縁部に設けた環状凹部12bと係合する環状突起40bを形成し、両者を合わせることによりボビン11の貫通穴11bと貫通穴40aとを同心状に連結することができる。さらに前述したように、貫通穴40aと可動鉄心18の外径との隙間を0.05mm程度に設定しているので、ボビン11の貫通穴11b側で可動鉄心18の外径との間の隙間が大きくても、可動鉄心18はこのガイドブロック40側の小さい隙間で摺動する。そして、この部分がガイドするため、可動鉄心18のスムーズな動きが達成でき、かつ主弁部50側へも常に安定した動きを伝達できる。
また、手動切換手段30は、貫通穴40aの軸線に直交する形で形成した内穴部40cに、可動鉄心18を固定鉄心14から引き剥がす方向へ強制的に動かす円錐部31aを先端に有する手動ピストン31を、手動ピストン31を常時OFF位置へ弾性支持する圧縮ばね33とシールリング34と手動ピストン31の回り止めピン32とを介して所定範囲移動可能に装着することによって構成されている。
従って、図1に示すソレノイドSのOFF状態において、図2(b)に示すように、手動ピストン31を下方へ押圧すると、先端の円錐部31aが可動鉄心18の環状溝18a内に降下して環状溝18aの壁面を介して可動鉄心18を左方(矢印で示す)へ押して固定鉄心14側から引き剥がすので、可動鉄心18が自己保持用永久磁石15の磁力の影響から外れ、主弁部50側のばね52の弾性力で主弁部50の弁体51は図1のように図で左側弁シート部が密着シールされる。この時、ばね52とばね53とは、弾性力においてばね53の方が大きく設定してある。
次に、以上のように構成された可動鉄心18のガイド機構の作用を説明する。
コイル組立体1は外部を樹脂モールド17してあるため、ボビン11内方への収縮を考慮して貫通穴11bを予め大きめに形成してあるが、この貫通穴11bと同心状に装着してあるガイドブロック40の貫通穴40a部分で可動鉄心18がガイドされ、半径方向へがたついたりせず、スムーズな作動を達成できる。
なお、このガイドブロック40の貫通穴40aの内径部に軸線方向に貫通溝35を形成し、流体の流通を容易にしている。この貫通溝35を手動ピストン31用の内穴部40cの真下へ形成すると、加工時の穴あけのばり・かえりが貫通穴40a内面へ残って作動に影響を与えたりすることを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、ソレノイドSとして自己保持形ソレノイドを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、図3(b)に示す直流形ソレノイド、図3(c)に示す交流形ソレノイド、あるいは図示しないが、固定鉄心14とヨークカバー13間のねじ部により、固定鉄心14の突出長さを調整可能にして、可動鉄心18のストロークを可変にできるストローク可変ソレノイドとしても良い。
本発明の一実施形態に係るソレノイドSを適用した電磁弁Vを示す断面図である。 (a)は図1における可動鉄心のガイド機構の拡大図、(b)は図1における可動鉄心が切り離される状態を示す拡大図である。 本発明における固定鉄心組立体(固定鉄心アッセンブリ)を示すもので、(a)は直流形自己保持ソレノイドの例を示す断面図、(b)直流形ソレノイド(自己保持無し)の例を示す断面図、(c)は交流形ソレノイドの例を示す断面図である。
符号の説明
S ソレノイド
V 電磁弁
10 励磁コイル
11 ボビン
11c 貫通穴
11a フランジ部
11b 接続ピン
1ld 筒部
12 断面略コ状のヨーク
12a 貫通穴
12b 環状凹部
13 ヨークカバー
14 固定鉄心
15 永久磁石
16a,16b 平板ヨーク
17 樹脂モールド
18 可動鉄心(プランジャー)
18a 環状溝
19 配線回路基板
30 手動切換手段
31 手動ピストン
31a 円錐部
40 ガイドブロック
40a 貫通穴
40b 環状突起
40c 内穴部
50 主弁部

Claims (8)

  1. 中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、
    前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークおよび自己保持用永久磁石を固定するとともに、前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、
    前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心と
    から構成したことを特徴とするソレノイド。
  2. 中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、
    前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークを固定するとともに、前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、
    前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心と
    から構成したことを特徴とするソレノイド。
  3. 中央部に貫通穴を有する筒部と該筒部の一端に形成したフランジ部とを備え、前記筒部に励磁コイルを巻装して成るボビンを、断面略コ状のヨーク内側に配設して成るコイル組立体と、
    前記フランジ部側面に配置されるヨークカバーに、前記フランジ部側面と対向配置される平板ヨークを固定するとともに、先端部に隈取りコイルを設け前記貫通穴内に配置される固定鉄心を固定して成る固定鉄心組立体と、
    前記固定鉄心と対向して前記貫通穴内へ摺動自在に収容される可動鉄心と
    から構成したことを特徴とするソレノイド。
  4. 前記コイル組立体の周囲に樹脂モールド部を形成して成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか記載のソレノイド。
  5. 前記樹脂モールド部の一面に回路基板を装着するとともに、前記ボビンのフランジ部に接続ピンを設け、前記回路基板と前記接続ピンとを回路接続して成ることを特徴とする請求項4記載のソレノイド。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか記載のソレノイドと、
    前記ソレノイドの可動鉄心の動きにより弁体を動かす主弁部と、
    前記ソレノイドと前記主弁部との間に位置し、前記可動鉄心の外形寸法よりわずかに大きい内径の貫通穴を有し、該貫通穴により前記可動鉄心を常時摺動ガイドするガイドブロックと
    から構成したことを特徴とする電磁弁。
  7. 前記ガイドブロックには、該ガイドブロックの外周面から該ガイドブロックの貫通穴軸線と直交するように前記可動鉄心を手動操作する手動切換手段が設けてあることを特徴とする請求項6記載の電磁弁。
  8. 前記ガイドブロックは、前記主弁部の形状に見合う形状を為し、前記貫通穴の一端に該貫通穴と同心に環状突起を形成し、前記ソレノイドは、前記可動鉄心が摺動する前記ボビン側内穴端面に同心状に環状凹部を形成し、前記ガイドブロックと前記ソレノイドとは、前記環状突起を前記環状凹部に係合して一体化されるとともに、前記貫通穴により前記可動鉄心を常時摺動ガイドする可動鉄心ガイド機構を構成していることを特徴とする請求項6または請求項7記載の電磁弁。
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