JP2005225672A - 用紙処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙が別搬送路に滞留しているときにジャムが発生した場合においても、用紙が滞留していることをユーザに知らせることができるようにする。
【解決手段】ジャムにより用紙の搬送が停止した場合、画像形成装置本体からの通信情報で用紙後処理装置内にある用紙のスタックの必要性の有無を確認する。スタックの必要性があった場合、プレスタックトレイに用紙があれば、用紙後端が入り口センサSN1をOFFしてから何パルス搬送されたかを確認する。用紙が逆流ポイントまで到達していない場合はそのまま停止する。用紙がプレスタックトレイに搬送された状態の場合は搬送ローラが排紙方向に回転し、ステイプル排紙センサSN2まで搬送され停止する。そして排紙センサSN2の検知情報をもとに、本体に異常信号を送り用紙がその部分にあることを本体ディスプレイに表示する。スタックの必要性がない場合、あるいはプレスタックトレイ24に用紙がなければ、用紙後処理装置の動作を停止し、画像形成装置本体に異常信号を送る。
【選択図】図7

Description

本発明は、用紙(記録シート)を搬送路に滞留させて複数枚からなる束を形成して所定の処理を行う処理部に搬送する機能を有する用紙処理装置、及びその用紙処理装置を一体または別体に備えた複写機、ファクシミリ装置、プリンタあるいはこれらを複合した複合機等の画像形成装置に関する。
記録シート(用紙を含むシート状の記録媒体)を搬送する機器においてジャムを検知する技術として例えば特許文献1に開示された発明が公知である。この技術は、シート材を搬送する第1のローラ対と、この第1のローラ対から所定距離離れた下流側で前記第1のローラ対によって搬送されたシート材を引き続いて搬送する第2のローラ対と、この第2のローラ対のニップを通過したシート材の先端を検知するシート材検知手段とを備え、給紙開始から所定時間が経過しているのに前記シート材検知手段がシート材の先端を検知しない場合に、前記第1のローラ対と第2のローラ対との間のパス内でジャムが発生したと判断する画像形成装置を前提として、前記シート材検知手段が給紙開始から所定時間経過してもシート材の先端を検知しない場合には、第1のローラ対の駆動を所定時間続行させた後に駆動停止させるようになっている。
また、シート材を搬送路に滞留させて複数枚の束を形成して処理部に搬送する技術として特許文献2に開示された発明が公知である。
他方、ジャムを検知した後、画像形成装置はジャム状態(紙づまりなど)の異常状態からの復帰する必要がある。近年、レーザプリンタやLEDプリンタなどのページプリンタは解像度の高い画像を普通紙に印字できるというゆえに広く市場に受入れられている。また使用される用紙もA5サイズからA3サイズまで数多く利用できる場合が多くなり、用途も増え、自動で両面印字や複数枚毎に用紙を仕分けして排出積載するなどの機能を備えているものも多くなっている。その結果、用紙搬送路が長くなり、用紙ジャムが発生したとき、ユーザが用紙を取除くために操作しなければならない個所が増えてきた。
そこで、装置のどの場所で紙づまりが発生したか、あるいはどのカバーを開けて機内に残った紙を取除く必要があるかをユーザに報知し、再度、画像形成装置により画像を形成して出力するために画像形成装置を初期化して画像形成可能な状態に復帰させる必要がある。このような必要から、特許文献3には、ジャム処理に手間がかからず、容易に初期化処理を行うことができる発明が開示されている。
特開平08−036282号公報j 特開2000−086042号公報 特開平11−084955号公報
ところで、特許文献2に開示された発明のようにシート材を搬送路に滞留させて複数枚の束を形成して処理部に搬送するように構成された用紙後処理装置や画像形成装置では、コストダウンのため副搬送路内には用紙の有無を検知する用紙検知手段を省略したものがある。このように用紙検知手段を省略すると、副搬送路内の用紙の有無を直接的に検出することができないので、副搬送路内における用紙の有無の判断は本体からの通信情報により判断している。
しかし、用紙後処理装置の前ドアを開け閉めするとその情報がリセットされてしまうので、このような用紙後処理装置で用紙が副搬送路に滞留しているときにジャムが発生してその用紙を取り忘れた状態でジャム処理を完了としてしまうと新たに用紙が本体から搬送されてきたときにジャムの原因になる。
また、用紙搬送路の用紙検知手段が設けられていない部分でジャムが発生し、ユーザによってジャム処理が行われ、ユーザがジャム処理完了と判断してリカバリがかかった場合、用紙検知手段が設けられていない部分に用紙があっても次のJOBを開始することができる。その場合、用紙後処理装置内にジャム紙が残っているので、その部分でまたジャムが発生する。ユーザがジャム処理時に本体ディスプレイに表示されているジャム発生位置を確認しないで再びジャム処理を行なうと、また同じことの繰り返しとなる。単純にその部分に用紙検知手段を追加すればよいが、昨今では低コストで高性能の商品の開発が求められ、用紙検知手段の追加は好ましくない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、副搬送路を備えた用紙処理装置においてジャム処理を適切に行い、ジャム処理後のジャムの再発生を防止することができる用紙処理装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、用紙を集積し、所定の処理を行う処理トレイと、前記処理トレイに用紙または用紙束を導く主搬送路と、前記主搬送路から分岐し、一時的に用紙または用紙束を保持する副搬送路とを備え、前記主搬送路を搬送される用紙と、前記副搬送路で保持された用紙または用紙束を重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、前記主搬送路の用紙の搬送状態と、前記副搬送路の用紙の保持状態とに基づいてジャム処理の手順を変更する制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は第1の手段と同様の前提の用紙処理装置において、ジャム発生時に前記副搬送路内に用紙または用紙束が滞留しているか否かを判断する制御手段を備えていることを特徴とする。
第3の手段は第2の手段において、前記制御手段が、ジャム発生時における前記用紙処理装置の搬送動作の停止後の前記滞留状態を判断することを特徴とする。
第4の手段は第3の手段において、前記制御手段が、用紙給送側の装置本体から送られてくる前記滞留が必要か不必要かの情報と、前記用紙を受け入れる入口部に設けられた用紙検知手段から前記主搬送路に導入された搬送距離とに基づいて前記判断を行うことを特徴とする。
第5の手段は第3の手段において、前記制御手段が、副搬送路に用紙または用紙束が滞留していたと判断した場合には、前記用紙給送側の装置本体に異常信号を送信することを特徴とする。
第6の手段は第1または第4の手段において、前記制御手段が、前記副搬送路に用紙または用紙束が滞留していた場合、前記副搬送路及びその下流側の搬送ローラを動作させる駆動源を駆動させ、滞留している用紙を搬送することを特徴とする。
第7の手段は第6の手段において、前記制御手段が、用紙サイズにかかわらず前記副搬送路に滞留している用紙または用紙束を一定距離搬送させることを特徴とする。
第8の手段は第7の手段において、前記一定距離が、用紙搬送方向下流に設けられた用紙検知手段を基準に設定されていることを特徴とする。
第9の手段は第1または第4の手段において、前記制御手段が、前記副搬送路に用紙または用紙束が滞留していない場合は、前記副搬送路の搬送ローラを駆動する駆動源は駆動しないことを特徴とする。
第10の手段は第1の手段と同様の前提の用紙処理装置において、前記用紙の搬送方向の長さよりも長い間隔で設けられ、前記主搬送路に沿って搬送される前記用紙を検知する第1及び第2の用紙検知手段の検知出力に基づいてジャム発生を検知するジャム検知手段と、前記両用紙検知手段の間に存在する用紙の枚数を検知する用紙枚数検知手段とを備えていることを特徴とする。
第11の手段は、前記用紙枚数検知手段により検知された枚数を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする。
第12の手段は第10または第11の手段において、前記ジャム検知手段が前記第1及び第2の用紙検知手段の間にジャム紙があることを検知したとき、前記ジャム紙を前記第2の用紙検知手段まで搬送させ、予め設定された時間前記ジャム紙を搬送しても前記第2の用紙検知手段が用紙を検知しない場合、用紙給送側の装置本体にジャム信号を出力する制御手段をさらに備えていることを特徴とする。
第13の手段は第12の手段において、前記ジャム検知手段がジャムを検知したとき、前記制御手段は前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム紙の枚数を表示させる信号を出力することを特徴とする。
第14の手段は第12または第13の手段において、前記ジャム検知手段がジャムを検知したとき、前記制御手段は前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム処理の確認ボタンを表示させる信号を出力することを特徴とする。
第15の手段は第14の手段において、前記ジャム処理が終了しても前記ディスプレイに前記ジャム処理の確認ボタンが表示されている状態では前記制御手段はジャムリカバリを不能とすることを特徴とする。
第16の手段は第15の手段において、前記確認ボタンをユーザが操作し、前記ディスプレイから当該確認ボタンの表示が消えた後、前記制御手段はジャムリカバリを可能とすることを特徴とする。
第17の手段は第12または第13の手段において、前記第1及び第2の用紙検知手段の間に用紙が存在しない場合には、前記制御手段は前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム処理の確認ボタンを表示させる信号は出力しないことを特徴とする。
第18の手段は第4、第5、第12、第13、第14または第17のいずれかの手段において、前記用紙給送側の装置本体が画像形成装置本体であることを特徴とする。
第19の手段は、第1ないし第18のいずれかの手段に係る用紙処理装置を一体または別体に画像形成装置が備えていることを特徴とする。
なお、以下の実施形態において、用紙処理装置は用紙後処理装置FRに、処理トレイはステイプル処理トレイ18に、主搬送路は第2の搬送路30に、副搬送路は第2の搬送路30から分岐したプレスタックトレイ24に、制御手段及び用紙枚数検知手段はCPU32を含む制御装置31に、用紙給送側の装置本体は画像形成装置PR本体に、用紙検知手段は入口センサSN1に、副搬送路及びその下流側の搬送ローラは搬送路ローラ4,5,6,7に、これらのローラを駆動する駆動源は図示しない搬送モータおよび排紙モータに、記憶手段はEPROMにそれぞれ対応する。また、用紙はここでは、紙だけではなく、シート状の記録媒体を意味する。
本発明によれば、副搬送路を備えた用紙処理装置においてジャム処理を適切に行い、ジャム処理後のジャムの再発生を防止することができる
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
1.第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムは、記録シートとしての用紙に画像を形成する画像形成装置PRと、画像形成装置PRから排紙された用紙に対して穴明け、折り、綴じなどの各種後処理を行う用紙処理装置としての用紙後処理装置FRとから基本的に構成されている。画像形成装置PRは、用紙に画像を形成する機能を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの機能が複合された複合機の何れかからなる。これらの機能を有する画像形成装置については、公知のものであり、この画像形成装置の機能は本願発明の要旨ではないので、ここでの説明は省略する。
用紙後処理装置FRは、画像形成装置PRから入口21を介して用紙を受け入れ、そのまま直線的に排紙トレイ22に排紙する第1の搬送路23と、この第1の搬送路23から分岐し、プレスタックトレイ24及び処理トレイ14,18を有する第2の搬送路30とを備えている。なお、本実施形態では、処理トレイ18はステイプル処理トレイとして機能するので、以下、ステイプルトレイと称する。第1の搬送路23には、第1の搬送ローラ対(入口ローラ対−以下、対は省略する)1、第2の搬送ローラ2、穴明けを行うパンチユニット26、第1及び第2の切換爪26,27、排紙ローラ29a,29b、及び排紙ローラ29bを揺動自在に支持する排紙レバー28が設けられている。
第2の搬送路30には、第3,第4,第5の搬送ローラ3,5,6、第3の切換爪9
、プレスタックトレイ24、放出ローラ7、及びステイプル処理トレイ18が設けられている。プレスタックトレイ24は、第2の搬送路30から側方に分岐し、分岐部には自由端側が第2の搬送路30の用紙搬送方向下流側に位置するように揺動自在に支持された前記第3の切換爪9と、プレスタックトレイ24への用紙の導入及び排出を行う第6の搬送ローラ4が設けられている。また、放出ローラ7は第2の搬送路30の最下流に設けられ、さらにその下流側に放出ローラ7によって放出された用紙が積層され、整合と綴じが行われるステイプル処理トレイ18が配されている。
ステイプル処理トレイ18の用紙積載部に対向する位置には叩きコロ8が設けられ、ステイプル処理トレイ18の下端には、前記叩きコロ8によって用紙搬送方向と逆方向に搬送された用紙の後端を整合する後端フェンス13が設けられ、また、ステイプル処理トレイ18の用紙搬送方向に平行な両端部には用紙の用紙搬送方向と直交する方向を整合させるジョガーフェンス11が設けられている。さらに、後端フェンス13の下方にはステイプルユニット12が配され、ステイプル処理トレイ18に積層され、整合された用紙束に対して端部で綴じ処理を実行する。綴じは、用紙端部のコーナ部に1個所あるいは中央部の対称な位置に2個所行うことができる。
また、このステイプル処理トレイ18には、綴じられた用紙束を排出するための放出爪10a,10bを備えた放出ベルト10が処理トレイ27の中央部に用紙搬送方向と平行に設けられている。放出ベルト10は、放出爪10aあるいは10bを用紙束後端に掛けて綴じ処理が終了した用紙束を持ち上げ、前記排紙ローラ29a,29bのニップに挟み込ませて排紙トレイ22に排紙する機能を有する。
なお、本実施形態では、第6の搬送ローラ4及び第4の搬送ローラ5は図示しない搬送モータによって駆動され、第5の搬送ローラ6、放出ローラ7及び叩きコロ8は図示しない排紙モータによって駆動される。また、センサSN3はステイプル処理トレイ18上の用紙の有無を検知する用紙有無センサである。
図2は本実施形態に係る画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。
同図において、制御装置31は、CPU32、I/Oインターフェース33等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口センサSN1、ステイプル排紙センサSN2、その他の各センサからの信号がI/Oインターフェース33を介してCPU32へ入力される。CPU32は、入力された信号に基づいて、各種モータやソレノイドなどの制御を司る。また、パンチユニット25もクラッチやモータを制御することによりCPU32の指示によって穴明けを実行する。なお、用紙後処理装置FRの制御は前記CPU32が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。また、制御や処理に必要なデータは前記RAMの他にEPROM34に記憶される。
大略上記のように構成された画像形成システムでは、画像形成装置PRから出力された用紙は用紙後処理装置FRに導入され、入り口センサSN1により用紙を検知し、入り口(第1の搬送)ローラ1、第2及び第3の搬送ローラ2,3によって搬送され、用紙の移動力で切換爪9を図示反時計方向に回動させ、それにより確保された第2の搬送路30を通って第4及び第5の搬送ローラ5,6によりステイプル処理トレイ18へ搬送される。搬送された用紙は矢印B方向へ自重落下し、後端フェンス13で搬送方向を揃えられる。予め用紙の後端をセンサS2で検知し、用紙搬送方向が揃えられ得る時間の後、ジョガーフェンス10により幅方向が揃えられる。この動作を1枚毎に繰り返し、多枚数の用紙を1枚ずつ整合し、ステイプル処理トレイ18上に整合された用紙束が集積される。
以上が1部の場合の動作である。
2部以上の場合には、特に、同一用紙サイズの場合には、画像形成装置PRから出力される用紙の間隔は一定でありジョブ間の間隔も一定に出力されてくる。画像形成装置PRの制御装置からは1部目が出力されるときに用紙のサイズ、枚数、搬送速度、処理モードなどの信号が用紙後処理装置FRに送られてくる。その信号を用紙後処理装置FRが受け取ることにより用紙をスタックさせる枚数や増速ポイント、増速線速、逆流ポイント、スタック時の停止ポイント等が決定される。
図3は複数枚積層して搬送するときの動作を示す動作説明図である。画像形成装置PRから出力された用紙が用紙後処理装置FRの入り口ローラ1、第2及び第3の搬送ローラ2,3により搬送され、切換爪9を通過し図3(a)の位置まで搬送される。このとき、画像形成装置PRからの信号により用紙を逆送させる必要がある場合は、搬送ローラ4,5,6が一旦停止し、図3(b)に示す矢印の方向に逆転をはじめ、反転してプレスタックトレイ24に搬送される。プレスタックトレイ24に搬送される距離は入り口センサSN1からのパルスカウントやタイマによって制御タイミングをとり、どの用紙サイズでも先端の位置が同じ位置になるところで停止する。次に、図3(c)に示すように搬送ローラ1,2,3により2枚目の用紙が搬送されてくる。そして入り口センサSN1の検知情報により2枚目の用紙先端が1枚目の用紙先端と同じ位置まで搬送されると、図3(d)に示すように矢印方向にローラが回転し、図3(c)に示すようにプレスタックトレイ24にスタックされていた用紙の搬送が開始される。このとき搬送ローラ4、5,6を駆動するモータはスローアップしながら搬送開始するので2枚目の用紙は1枚目よりも先行して搬送される。そして2枚重なった状態で図3(a)に示すところまで搬送され、本体からの信号で送られてきたスタック枚数より少ない場合は1枚目の時と同じ動作を繰り返す、そして本体から受けたスタック枚数に達するまで繰り返し、処理トレイ14で多枚数重ね、この重なった状態でステイプル処理トレイ18に排紙する。
このときの処理手順を図4のフローチャートに示す。
この処理手順では、まず、画像形成装置PR本体から処理モード、用紙サイズ、搬送時の線速度の情報を受信し(ステップS101)、前記処理モードがステイプルモードでなければ(ステップS102−いいえ)排紙トレイ22に排紙し、ステイプルモードであれば(ステップS102−はい)搬送部数が2部目以降か否かをチェックする(ステップS103)。2部目以降でなければ(ステップS103−いいえ)、すなわち1部目であればステイプル処理トレイ18にそのまま排出し、2部目以降であれば(ステップS103−はい)、画像形成装置PR本体から搬送枚数情報を受信し(ステップS104)、プレスタックトレイ24へのスタックが必要かどうかを判断する(ステップS105)。不要であれば(ステップS105−いいえ)、ステイプル処理トレイ18にそのまま排紙し、必要であれば(ステップS105−はい)、前記ステップS104で取得した画像形成装置PRからの情報に基づいてスタック枚数、増速ポイント、増速線速V1、逆送(逆流)ポイントおよび逆送(逆流)線速V2をそれぞれ決定し(ステップS106)、入口センサSN1がONになれば(ステップS107−はい)、排紙モータの動作を開始する(ステップS108)。そして、用紙がステップS106で決定した増速ポイントに達すると(ステップS109−はい)、排紙モータは搬送速度V1まで増速を開始し(ステップS110)、受入枚数がプレスタックトレイ24の滞留枚数より多くなると(ステップS111−はい)、ステイプル処理トレイ18に排紙する。
一方、ステップS111で受入枚数が滞留枚数以下であれば、逆送(逆流)ポイントに達した時点(ステップS112−はい)、用紙の搬送を停止し(ステップS113)、搬送速度V2で用紙の逆送(逆流)を開始する(ステップS114−図3(a))。そして、入口センサSN1ONから指定パルス搬送すると(ステップS115−はい)、排紙モータを減速させ(ステップS116)、排紙モータが停止した(ステップS117)後、次用紙の先端を入口センサSN1が検知してから次用紙が予め指定されたパルス数分搬送された時点で(ステップS118−はい)搬送モータの再搬送を開始する(ステップS119)。そして、ステップS109のチェックに移行し、到達ポイントに到着したかどうかをチェックして以降の処理を実行する。
なお、前述のように搬送ローラ4,5は搬送モータによって駆動され、搬送ローラ6、放出ローラ7及び叩きコロ8は排紙モータによって駆動される。また、この実施形態では、入口センサSN1のON信号を基準に制御しているが、OFFを基準に制御することもできる。その際、SN1、SN2のOFFで制御する場合には、逆送(逆流)ポイントは一定になるので、ステップS106の逆流ポイント決定処理は不要である。
このようにステイプル処理トレイ18の外にプレスタックトレイ24を備え、処理トレイ14でプレスタックトレイ24にスタックされた用紙束と、画像形成装置PRから搬送されてきた用紙を重ねてステイプル処理トレイ18に排紙するように構成された後処理装置FRでは、プレスタックトレイ24はメインの第2搬送路30から分岐した別の搬送路にあり、プレスタックトレイ24に用紙があるときは図5に示すように用紙の半分以上がプレスタックトレイ24に入っているため引き抜くのは困難である。しかし、プレスタックトレイ24にスタックされている状態でジャムが発生したとき、用紙を搬送方向に搬送すれば、図6に示すように用紙の半分以上プレスタックトレイ24から出ている状態になり、ジャム処理を容易に行うことができる。
そこで、図7のフローチャートに用紙後処理装置内でジャムが発生したときの処理手順を示す。
すなわち、画像形成装置PR本体から用紙後処理装置FRに搬送されてきた用紙が用紙後処理装置FR内でジャムし、搬送が停止した場合(ステップS201)、まず画像形成装置PR本体からの通信情報で用紙後処理装置FR内にある用紙はスタックの必要性があったのかなかったのかを確認する(ステップS202)。スタックの必要性があった場合、プレスタックトレイ24に用紙があれば(ステップS203−はい)、用紙後端が入り口センサSN1をOFFしてから何パルス搬送されたかを確認する。用紙が逆流ポイントまで到達していない場合はそのまま停止する。用紙がスタックトレイに搬送された状態の場合は搬送ローラ4,5,6が排紙方向に回転し、ステイプル排紙センサSN2まで搬送され停止する(ステップS204,S205,S206)。そしてステイプル排紙センサSN2の検知情報をもとに、本体に異常(ジャム)信号を送り用紙がその部分にあることを本体ディスプレイに表示する(ステップS207)。
一方、ステップS203,S204でそれぞれスタックの必要性がない場合、あるいはプレスタックトレイ24に用紙がなければ、用紙後処理装置の動作を停止し(ステップS208)、画像形成装置PR本体に異常(ジャム)信号を送る。
ステップS207,S209の後、ジャム処理を行うために用紙後処理装置FRの前カバーを開け(ステップS210−はい)、用紙後処理装置FRの電源をOFFし(ステップS211)、ジャム処理を実行する(ステップS212)。そして、前カバーが閉じられ(ステップS213)、用紙後処理装置FRの電源がONされ(ステップS214)、ステイプル排紙センサSN2がOFFであれば(ステップS215−はい)用紙が取り除かれているのでコピー可能な状態となり、ステイプル排紙センサSN2がONであれば(ステップS215−いいえ)用紙が取り除かれていないので、画像形成装置PR本体に異常信号を送信する(ステップS216)。
すなわち、用紙がステイプル排紙センサSN2まで搬送されていることによりジャム処理時その部分の用紙が取り除かれない場合でもステイプル排紙センサSN2の情報より本体へ異常信号を送りつづけているため用紙が残っている状態でのコピー動作はできないようになる。その部分の用紙が取り除かれたら用紙後処理装置から送られていた異常信号は停止し、再びコピー可能の状態となる。
以上がプレスタックトレイ24でのジャム時の動作である。
また、ジャム処理はジャムが発生した個所に応じてそれぞれ処理の方法が異なる。以下、ジャム発生個所に応じた処理について説明する。
1) 用紙が図8のような状態でジャム発生となった場合
i)用紙後処理装置内でジャムが発生した場合
入口ローラ1と第2の搬送ローラ2によって搬送されている位置で用紙Aがジャムした場合、搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、用紙Bをステイプル排紙センサSN2がONするまで搬送する。プレスタックトレイ24に位置する用紙Bがジャムした場合も同様に搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、用紙Bをステイプル排紙センサSN2がONするまで搬送する。
ii)画像形成装置内でジャムが発生した場合
用紙はジャムが発生した時点で停止し、ジョブがリカバリされた場合、搬送が再開される。この時、画像形成装置PRから用紙が用紙後処理装置FRまで搬送されるまで時間があるがジャム発生時、用紙後処理装置FR内にあった用紙は再開と同時にステイプル処理トレイ18まで搬送され次の用紙が搬送されるまで、ステイプル処理トレイ18で待機している。ジョブが中断された場合は用紙後処理装置FR内でジャムが発生した場合と同様の動きをする。
2) 用紙が図9のような状態でジャム発生となった場合
i)用紙後処理装置内でジャムが発生した場合
入口ローラ1と第2の搬送ローラ2によって搬送されている位置で用紙Aがジャムした場合、搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、用紙Bと用紙Cは2枚同時に排紙センサSN2がONするまで搬送する。プレスタックトレイ24にある用紙Bもしくは処理トレイ14にある用紙Cがジャムした場合も同様に搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、排紙センサSN2がONするまで搬送する。
ii)画像形成装置内でジャムが発生した場合
1)のときと同様にジョブがリカバリされた場合は用紙B及び用紙Cが2枚同時にステイプル処理トレイ18まで搬送され、中断されると後処理装置FR内でジャムが発生した場合と同様の動きをする。
3) 用紙が図10のような状態でジャム発生となった場合
i)用紙後処理装置内でジャムが発生した場合
搬送ローラ2および3、あるいは搬送ローラ3に搬送されている位置で用紙Aがジャムした場合、切換爪9の用紙搬送方向上流側の搬送ローラ2,3及び下流側の搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、前記用紙Aとプレスタックトレイ24に位置する用紙Bを2枚同時にステイプル排紙センサSN2まで搬送する。この時、ステイプル排紙センサSN2がONしてから用紙先端を50mm搬送してから搬送ローラ2,3,4,5,6、7を停止させる。プレスタックトレイ24に位置する用紙Bがジャムした場合も同様の動作をする。
ii)画像形成装置内でジャムが発生した場合
1)のときと同様にジョブがリカバリされた場合は2枚同時にステイプル処理トレイ18まで搬送し、中断されると用紙後処理装置FR内でジャムが発生した場合と同様の動きをする。
4) 用紙が図11の状態でジャム発生となった場合
i)用紙後処理装置内でジャムが発生した場合
入口ローラ1と搬送ローラ2によって搬送されている位置で用紙Aがジャムした場合、入口ローラ1,搬送ローラ2,3および搬送ローラ4,5,6,7が駆動され、プレスタックトレイ24に位置する用紙Bと搬送ローラ3に搬送され、処理トレイ14に位置する用紙Cを2枚同時に搬送する。用紙Bと用紙Cの搬送によりステイプル排紙センサSN2はONされる。さらにローラ2,3,4,5,6,7が回転し、ステイプル排紙センサSN2がOFFし、用紙AがSN2まで搬送され、ステイプル排紙センサSN2をONして先端が50mm進んだ位置で用紙を停止させる。このとき用紙B及び用紙Cはステイプル処理トレイ18に排出された状態になる。
用紙B及び用紙Cがジャムした場合も同様の動きをする。
ii)画像形成装置内でジャムが発生した場合
1)のときと同様にジョブがリカバリされた場合、用紙B及び用紙Cは2枚同時にステイプル処理トレイ18に排出され、用紙Aはその後にステイプル処理トレイ18に排出される。中断されると用紙後処理装置FR内でジャムが発生した場合と同様の動きをする。
以上のように本実施形態によれば、プレスタックトレイ24は主搬送路である第2搬送路30から分岐した別の搬送路にあり、プレスタックトレイ24に用紙があるときは図5の状態のように用紙の半分以上がプレスタックトレイ24に入っているため引き抜くのは困難である。そこで、プレスタックトレイ24にスタックされている状態でジャムが発生したとき用紙を搬送方向に搬送すると、図6に示すように用紙の半分以上がプレスタックトレイ24から出ている状態になり、ジャム処理を容易に行うことができる。
また、ジャム発生時にステイプル排紙センサSN2まで用紙を搬送させることにより用紙の取り忘れを未然に防止でき、かつ、用紙サイズによる搬送距離も変わらないので制御が容易となる。
また、用紙がプレスタックトレイ24にスタックされていない場合は用紙の搬送を停止し、用紙搬送のための駆動源(駆動モータ:搬送モータおよび排紙モータ)を駆動しないようにすることにより、省電力化を図ることができる。
さらに、用紙がプレスタックトレイ24に滞留しているときにジャムが発生した場合においても、用紙が滞留していることをユーザに知らせることができる。
2.第2の実施形態
図12ないし図26は本発明の第2の実施形態を説明するためのもので、図12ないし図20は本実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置FRの動作を説明するための図、図21ないし図23は画像形成装置PRの操作パネルの表示状態を示す図、図24ないし図26は用紙後処理装置FRの制御手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態においても全体構成、制御構成、及び用紙の退避・重ね合わせ動作は前述の第1の実施形態における図1の全体構成、図2の制御構成、図3の用紙の退避・重ね合わせ動作と同等に構成されているので、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
以下、ジャム処理時の制御について説明する。
1)画像形成装置内でジャムが発生した場合
画像形成装置内でジャムが発生し、図12に示すように入口ローラ1からステイプル排紙ローラ7までの搬送路30に用紙A,B,Cがある場合、図13に示すように搬送ローラ4,5,6,7を回転させ、そこにあるすべての用紙A,B,Cをステイプル処理トレイ18まで搬送し、用紙後処理装置FRの動作を停止する。この範囲に用紙があることは入口センサSN1とステイプル排紙センサSN2の検知情報で確認する。このとき画像形成装置PRのディスプレイDYには用紙後処理装置FRにジャム紙がないことを表示している(図21参照)。画像形成装置PRのジャム処理が完了してそのJOBがリカバリされる場合は、ステイプル処理トレイ18にある用紙は次用紙が搬送されてくるまで待機し、停止していたJOBを再開する。ジャム処理完了後、そのJOBが中止された場合は画像形成装置PRから中止の信号を受け取り、ステイプル処理トレイ18にある用紙は放出爪10aによりC方向に搬送され排紙トレイに排紙される。
以上が画像形成装置PR内でジャムが発生した場合の動作である。
2)用紙後処理装置内でジャムが発生した場合
i)図14あるいは図15のような状態でジャムが発生した場合
入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の範囲に用紙がなくステイプル処理トレイ18や入口ローラ1付近でジャムJ1(図15),J2(図14)が発生した場合、用紙後処理装置PRはジャム発生と同時に停止する。このとき用紙の有無は入口センサSN1とステイプル排紙センサSN2の検知情報により判断する。このようなジャムJ1,J2が発生した場合、用紙後処理装置FRからは、それぞれのセンサSN1,SN2の検知情報からジャム位置を検出し、その情報を画像形成装置PRに送り、画像形成装置PRのディスプレイDYにジャム位置を表示する(図22参照)。
ii)図16、図18、図20のような状態でジャムが発生した場合
図16、図18及び図20に示すように入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の検知範囲内(正確には搬送ローラ2からステイプル排紙センサSN2間の第2搬送路30)に用紙があり、入口ローラ1部、搬送ローラ3部、あるいはステイプル処理トレイ18部でジャムJ3,J4,J5が発生した場合、ジャム紙の下流にある用紙はノーダメージで停止しているので、J3でジャムした図17に示すように、ジャムを検知した後、搬送ローラ2,3と搬送ローラ4,5,6,7を再搬送させ、上搬送ローラ2からステイプル排紙ローラ7の範囲にある用紙はステイプル処理トレイ18に排出させ、停止する。そして、それぞれのセンサSN1,SN2の検知情報からジャム位置を検出し、その情報を画像形成装置PRに送り、画像形成装置PRのディスプレイDYにジャム位置(例えばD、E)を表示する(図22参照)。
次に、図18のような状態のジャムでは、図19のように搬送ローラ2,3、及び搬送ローラ4,5,6,7を用紙がステイプル処理トレイ18まで搬送されるまで回転駆動しても、ステイプル排紙センサSN2の検知情報が2枚通過とならないので、入口センサSN1の検知情報から入口部J4でジャムと判断する。このジャム位置J4は、図19に示すように搬送ローラ2からステイプル排紙センサSN2の範囲にあり、かつ両者の間にはセンサは存在しないので、画像形成装置PR本体には処理ボタンを表示してもらうよう情報を送る。それとともに他の部分にあるジャム紙の情報を送り、図23に示すように画像形成装置PRのディスプレイDYに処理(確認)ボタンBNを表示する(後述のステップS417)。この処理ボタンBNはジャムリカバリを可能とするためのもので、ユーザによりジャム紙が取り除かれ、ジャム処理が完了した後、システム復帰の前に画像形成装置PRのディスプレイDYには処理ボタンBNが表示されており、入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の範囲にある用紙を取り除いたかを確認しなければジャムリカバリが行えないようになっている。そのため、ジャム処理後、ユーザが前記処理ボタンBNを押し、図23の処理ボタンBNの表示、及び「X部の用紙はN枚有ります。取り除いて頂けましたか?」という表示が消えるとシステムの復帰が開始され、ジャムリカバリが可能となる。
また、図20に示すように、ステイプル排紙ローラ7の下流でジャムJ5した場合も上記と同様に画像形成装置PRのディスプレイDYに処理ボタンBNが表示される(後述のステップS504)。このように緊急のジャムの場合のみディスプレイDYに処理ボタンBNを表示することにより、ジャムの再発を防止することができる。
上記のようなジャム処理の制御手順を図24ないし図26のフローチャートに示す。
この手順では、ジャム発生を検知すると(ステップS301−はい)、そのジャム発生が画像形成装置PR本体で発生したものか、用紙後処理装置FR(図24ないし図26のフローチャートではFINと記す−以下、同様)で発生したものかを判断する(ステップS302)。そして、用紙後処理装置FR内で発生したものであれば後述するルーチンR400に移行し、画像形成装置PR本体内で発生したものであれば、ステップS303以降の処理を実行する。
ステップS302で画像形成装置PR本体内でジャムが発生したと判断されると、画像形成装置PR本体側から用紙後処理装置FR側に休止信号が出力され、ステップS303で用紙後処理装置FRが前記休止信号を受信すると、用紙後処理装置FRの入口ローラ1からステイプル排紙ローラ7までの搬送路中に用紙があるかどうかを判断する(ステップS304)。この判断は、前記入口センサSN1及びステイプル排紙センサSN2の用紙検知状態に基づいて行われる。そして、ステップS304で用紙後処理装置FRの入口ローラ1からステイプル排紙ローラ7までの搬送路中に用紙がある(図12の状態)と判断されたときには(ステップS304−はい)、用紙後処理装置FRの入口ローラ1からステイプル排紙ローラ7までの搬送路中にある用紙(図12では、用紙A,B,C)をステイプル処理トレイ18に搬送する(ステップS305)。
用紙のステイプル処理トレイ18への搬送が完了すると(ステップS306−はい)、用紙後処理装置FRを停止させ(ステップS307)、画像形成装置PR本体のディスプレイDYにジャム表示を行う(ステップS308−図21)。その際、図21から判るように用紙後処理装置FRの第2搬送路30内には用紙は存在しておらず、画像形成装置PR本体のジャム位置が表示される。そして、ジャム処理が行われ(ステップS309)、処理が完了すると(ステップS310−はい)、JOBを継続するかどうかを確認し(ステップS311)、継続するのであれば(ステップS311−はい)、画像形成装置PRで画像形成を行って用紙の搬送を再開し(ステップS312)、継続しないのであれば(ステップS311−いいえ)、ステイプル処理トレイ18上の用紙または用紙束を排紙トレイ22に搬送し、排紙する(ステップS313)。なお、この場合のJOBは、画像形成装置PRからユーザが設定した1枚あるいは複数枚の原稿に対する一連のコピー動作を指し、1部コピーの場合、あるいは複数部コピーの場合がある。
一方、ステップS304で用紙後処理装置FRの用紙後処理装置FRの入口ローラ1からステイプル排紙ローラ7までの搬送路中に用紙がなければ、そのまま用紙後処理装置FRを停止させ(ステップS314)、画像形成装置PR本体のディスプレイDYにジャム表示を行う(ステップS315−図21)。これにしたがって、ユーザが画像形成装置PR本体内でジャム処理を行い(ステップS316)、ジャム処理が完了すると(ステップS317−はい)、この処理を終える。
図25のフローチャートは、図24のステップS302で画像形成装置PR本体内でのジャムではないと判断されたときのルーチンR400の内容を示している。この処理では、まず用紙後処理装置FRは画像形成装置PR本体にジャム信号を送信する(ステップS401)。これにより画像形成装置PR本体は動作を停止し(ステップS402)、用紙後処理装置FRの入口部でジャムが発生しているかどうかをチェックする(ステップS403)。
入口部でジャムが発生している場合(ステップS403−はい)、入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間に用紙があるかどうかを判断する(ステップS404)。そして、入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間に用紙があれば(ステップS404−はい)、入口センサSN1及びステイプル排紙センサSN2の検知情報に基づいて入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間にある用紙の枚数nを確認し(ステップS405)、搬送ローラ2,3,4,5,6,7をステイプル処理トレイ18側への搬送方向に回転させる(ステップS406)。枚数nは入口センサSN1のオン、オフの回数をカウントすることにより確認でき、この枚数はEPROM34に格納される。次いで、ステイプル排紙センサSN2がオンした回数(用紙先端を検知した回数)とオフした回数(用紙後端を検知した回数)をチェックし(ステップS407,S408)、両回数とも入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間にある用紙の枚数nを示すn回に達していれば(ステップS407−はい、S408−はい)、ステイプル処理トレイ18への搬送が完了したと判断し(ステップS409−はい)、搬送ローラ2,3,4,5,6,7を含む用紙後処理装置FRの動作を停止させ(ステップS410)、画像形成装置PR本体にジャム信号を送信する(ステップS411)。画像形成装置PR本体では、受信したジャム信号に基づいて本体ディスプレイDYにジャム位置を表示する(ステップS412)。
この場合、入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間(正確には搬送ローラ2とステイプル排紙センサSN2の間)に用紙がないことになり、少なくともステップS403で判断された用紙後処理装置FRの入口部で用紙ジャムが発生していることが判る。また、ステップS409でステイプル処理トレイ18に排紙された用紙は、ジャム処理後に再開されたJOBで使用できないので、ステイプル処理トレイ18から取り出す必要がある。そこで、図22に示すように入口部のジャム位置Dの用紙とステイプル処理トレイ18上(E位置)に排紙された用紙を取り除くように「指定部の用紙を取り除いて下さい」というメッセージを表示する。この場合には、画像形成装置PRも停止するので、画像形成装置PRにおける用紙搬送路上の位置A,B,Cの用紙の除去も促す。そして、これらの用紙の除去を終え、ジャム処理が完了すると(ステップS413,S414−はい)、この処理を終える。
また、ステップS407及びステップS408でそれぞれn回に達していない場合には、入口センサSN1とステイプル排紙センサSN2の間に用紙が残っているので、搬送ローラ2,3,4,5,6,7を含む用紙後処理装置FRの動作を停止させ(ステップS415)、画像形成装置PR本体にジャム信号と異常信号を送信する(ステップS416)。前記信号を受信した画像形成装置PRはディスプレイDYにジャム位置Xと処理ボタンBNを表示する(ステップS417、図23)。この場合、n枚の用紙が入口センサSN1とステイプル排紙センサSN2の間に残っているので、「X部の用紙はN枚あります。取り除いていただけましたか?」という表示とともに「OK」という表示の処理ボタンBNを表示する。ユーザが表示にしたがって用紙を取り除き、ジャム処理を完了し(ステップS418,S419)、ディスプレイDY上に表示された前記処理ボタンBNを、用紙を取り除いたことの確認として押すと、ユーザによるジャム処理が完了したと認識してこの処理を終える。
一方、ステップS404で入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2までの搬送路(正確には搬送ローラ2からステイプル排紙センサSN2の間)に用紙がなければ、入口部(入口ローラ1あるいは搬送ローラ2の位置で用紙後端が入口センサSN1を抜けていない部分)でジャムしているので、直ぐに用紙後処理装置FRの駆動を停止させ(ステップS421)、画像形成装置PR本体にジャム位置情報を送信し(ステップS422)、画像形成装置PRのディスプレイDYにジャム表示を行って入口部でジャムした用紙を取り除き、ジャム処理が完了した時点(ステップS424,S425)で処理を終える。
他方、ステップS403で用紙後処理装置FRの入口部でジャムが発生していなければ、ステイプル処理トレイ18側でジャムが発生しているので、図26のフローチャートに示すルーチンR500に移行する。
このルーチンR500の処理では、まず、入口センサSN1からステイプル排紙センサSN2の間の第2の搬送路30に用紙があるかどうかをチェックする(ステップS501)。用紙があれば、ステイプル排紙センサSN2を用紙が抜けていない位置でジャムを発生したことになり、用紙後処理装置FRの駆動を停止させ(ステップS502)、画像形成装置PR本体にジャム位置情報(ここではステイプル処理トレイ18側でジャム、搬送路30に用紙あり−図20)及び異常信号を送信する(ステップS503)。これにより画像形成装置PR本体はディスプレイDYにジャム表示を行う(ステップS504)。そして、この表示にしたがってジャムした用紙を取り除き、ジャム処理が完了し(ステップS505,S506)、処理ボタンBNが押され、処理ボタンBNの表示が消えた時点で処理を終える。
他方、ステップS501で搬送路Bに用紙がないと判断されたときには、部の最終紙がステイプル排紙センサSN2を用紙後端が通過した後、ジャムしたことを示している(図15)。この場合には、用紙後処理装置FRを停止させ(ステップS508)、画像形成装置PR本体にジャム位置情報を送信する(ステップS509)。これにより画像形成装置PR本体はディスプレイDYにジャム表示を行い(ステップS510)、ステップS505,S506と同様にジャム紙を取り除き、ジャム処理を完了した(ステップS510,S511)時点で処理を終える。
以上のように本実施形態によれば、センサSN1,SN2(用紙検知手段)が設けられていない搬送経路部分(後端が入口センサSN1を抜けた位置からプレスタックトレイ24を含むステイプル排紙センサSN2を用紙先端が切らない位置)に用紙があるときにジャムが発生すると、最初に画像形成装置PR本体のディスプレイDYに表示するジャム位置にはその部分も含まれ、従来の画像形成装置のディスプレイのジャム位置表示では、最初にジャム表示された部分の表示はリセットされるが、本実施形態ではジャム処理後、処理ボタンBNを操作しないと表示はリセットされない。そのため従来では、ユーザがセンサSN1、SN2(用紙検知手段)の無い部分にジャム紙を取り除き忘れた場合に、次JOBで用紙が搬送された場合にジャムの原因となる。これに対し、本実施形態では、センサSN1,SN2(用紙検知手段)が設けられていない部分でジャムが発生したときのジャム処理を強調する目的で、画像形成装置のディスプレイにジャムが発生したこと表示し、ユーザに確認を要求し、確認された後、ジャムリカバリを可能とするので、用紙後処理装置FR内のジャム紙の取り忘れを未然に防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 複数枚積層して搬送するときの動作を示す動作説明図である。 プレスタックトレイを使用して搬送するときの処理手順を示すフローチャートである。 用紙の半分以上がプレスタックトレイに収納されたときの用紙ジャムの状態を示す図である。 用紙の半分以上がプレスタックトレイから出たときの用紙ジャムの状態を示す図である。 ジャム発生時の処理手順を示すフローチャートである。 入口ローラと第2の搬送ローラによって搬送されている位置で用紙Aがジャムし、用紙Bがプレスタックトレイに位置したときの状態を示す図である。 入口ローラと第2の搬送ローラによって搬送されている位置で用紙Aがジャムし、用紙Bがプレスタックトレイに位置し、用紙Cが処理トレイに位置したときの状態を示す図である。 第2及び第3の搬送ローラあるいは第3の搬送ローラに搬送されている位置で用紙Aがジャムし、用紙Bがプレスタックトレイに位置したときの状態を示す図である。 入口ローラと第2の搬送ローラによって搬送されている位置で用紙Aがジャムし、用紙Bがプレスタックトレイに位置し、用紙Cが処理トレイに位置したときの状態を示す図である。 第2の実施形態において画像形成装置内でジャムが発生したときの用紙後処理装置内の用紙の状態を示す図である。 図12の状態から用紙をステイプル処理トレイに排紙したときの状態を示す図である。 第2の実施形態において部の最初の用紙が用紙後処理装置の入口部でジャムしたときの状態を示す図である。 第2の実施形態において最終部の最後の用紙が用紙後処理装置の入口部でジャムしたときの状態を示す図である。 第2の実施形態において部の途中の用紙が入口部でジャムしたときの状態を示す図である。 図16の状態からジャムした部分より上流側の用紙をステイプル処理トレイに排紙した状態を示す図である。 第2の実施形態において部の途中の用紙がセンサによって検知されない部分でジャムしたときの状態を示す図である。 図18の状態からジャムした部分より上流側の用紙をステイプル処理トレイに排紙した状態を示す図である。 第2の実施形態において部の途中の用紙がセンサによって検知されない下流側のセンサよりさらに下流側の部分でジャムしたときの状態を示す図である。 第2の実施形態において画像形成装置でジャムが発生したときの画像形成装置のディスプレイの表示状態を示す図である。 第2の実施形態において用紙後処理装置の入口部あるいはステイプル処理トレイ部でジャムが発生したときの画像形成装置のディスプレイの表示状態を示す図である。 第2の実施形態において用紙後処理装置のセンサによって検知されない部分でジャムが発生したときの画像形成装置のディスプレイの表示状態を示す図である。 第2の実施形態において画像形成装置でジャムが発生したときの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態において用紙後処理装置内でジャムが発生したときの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてステイプル処理トレイでジャムが発生したときの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3,4,5,6 搬送ローラ
7 ステイプル排紙ローラ
8 叩きコロ
14 処理トレイ
18 ステイプル処理トレイ(処理トレイ)
24 プレスタックトレイ(副搬送路)
30 第2の搬送路(主搬送路)
31 制御装置
32 CPU
33 I/Oインターフェイス
34 EPROM
FR 用紙後処理装置
PR 画像形成装置
SN1 入口センサ
SN2 排紙センサ

Claims (19)

  1. 用紙を集積し、所定の処理を行う処理トレイと、
    前記処理トレイに用紙または用紙束を導く主搬送路と、
    前記主搬送路から分岐し、一時的に用紙または用紙束を保持する副搬送路と、
    を備え、前記主搬送路を搬送される用紙と、前記副搬送路で保持された用紙または用紙束を重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、
    前記主搬送路の用紙の搬送状態と、前記副搬送路の用紙の保持状態とに基づいてジャム処理の手順を変更する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 用紙を集積し、所定の処理を行う処理トレイと、
    前記処理トレイに用紙または用紙束を導く主搬送路と、
    前記主搬送路から分岐し、一時的に用紙または用紙束を保持する副搬送路と、
    を備え、前記主搬送路を搬送される用紙と、前記副搬送路で保持された用紙または用紙束を重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、
    ジャム発生時に前記副搬送路内に用紙または用紙束が滞留しているか否かを判断する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  3. 前記制御手段は、ジャム発生時に前記用紙処理装置の搬送動作が停止した後の前記滞留状態を判断することを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  4. 前記制御手段は、用紙給送側の装置本体から送られてくる前記滞留が必要か不必要かの情報と、前記用紙を受け入れる入口部に設けられた用紙検知手段から前記主搬送路に導入された搬送距離とに基づいて前記判断を行うことを特徴とする請求項3記載の用紙処理装置。
  5. 前記制御手段は、副搬送路に用紙または用紙束が滞留していたと判断した場合には、前記用紙給送側の装置本体に異常信号を送信することを特徴とする請求項3記載の用紙処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記副搬送路に用紙または用紙束が滞留していた場合、前記副搬送路及びその下流側の搬送ローラを動作させる駆動源を駆動させ、滞留している用紙を搬送することを特徴とする請求項1または4記載の用紙処理装置。
  7. 前記制御手段は、用紙サイズにかかわらず前記副搬送路に滞留している用紙または用紙束を一定距離搬送させることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  8. 前記一定距離は、用紙搬送方向下流に設けられた用紙検知手段を基準に設定されていることを特徴とする請求項7記載の用紙処理装置。
  9. 前記制御手段は、副搬送路に用紙または用紙束が滞留していない場合は、副搬送路の搬送ローラを駆動する駆動源は駆動しないことを特徴とする請求項1または4記載の用紙処理装置。
  10. 用紙を集積し、所定の処理を行う処理トレイと、
    前記処理トレイに用紙または用紙束を導く主搬送路と、
    前記主搬送路から分岐し、一時的に用紙または用紙束を保持する副搬送路と、
    を備え、前記主搬送路を搬送される用紙と、前記副搬送路で保持された用紙または用紙束を重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、
    前記用紙の搬送方向の長さよりも長い間隔で設けられ、前記主搬送路に沿って搬送される前記用紙を検知する第1及び第2の用紙検知手段の検知出力に基づいてジャム発生を検知するジャム検知手段と、
    前記両用紙検知手段の間に存在する用紙の枚数を検知する用紙枚数検知手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  11. 前記用紙枚数検知手段により検知された枚数を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項10記載の用紙処理装置。
  12. 前記ジャム検知手段が前記第1及び第2の用紙検知手段の間にジャム紙があることを検知したとき、前記ジャム紙を前記第2の用紙検知手段まで搬送させ、予め設定された時間前記ジャム紙を搬送しても前記第2の用紙検知手段が用紙を検知しない場合、用紙給送側の装置本体にジャム信号を出力する制御手段をさらに備えていることを特徴とする請求項10または11記載の用紙処理装置
  13. 前記制御手段は、前記ジャム検知手段によりジャムを検知したときには、前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム紙の枚数を表示させる信号を出力することを特徴とする請求項12記載の用紙処理装置。
  14. 前記制御手段は、前記ジャム検知手段によりジャムを検知したときには、前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム処理の確認ボタンを表示させる信号を出力することを特徴とする請求項12または13記載の用紙処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記ジャム処理が終了しても前記ディスプレイに前記ジャム処理の確認ボタンが表示されている状態ではジャムリカバリを不能とすることを特徴とする請求項14記載の用紙処理装置。
  16. 前記制御手段は、前記確認ボタンをユーザが操作し、前記ディスプレイから当該確認ボタンの表示が消えた後、ジャムリカバリを可能とすることを特徴とする請求項15記載の用紙処理装置。
  17. 前記制御手段は、前記第1及び第2の用紙検知手段の間に用紙が存在しない場合には、前記用紙給送側の装置本体のディスプレイにジャム処理の確認ボタンを表示させる信号は出力しないことを特徴とする請求項12または13記載の用紙処理装置。
  18. 前記用紙給送側の装置本体が画像形成装置本体であることを特徴とする請求項4、5、12、13、14または17のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  19. 請求項1ないし18のいずれか1項に記載の用紙処理装置を一体または別体に備えていることを特徴とする画像形成装置。
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