JP2005225424A - 車両用前照灯光軸方向自動調整装置 - Google Patents

車両用前照灯光軸方向自動調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 照度センサを設けることなくヘッドライト(前照灯)の光軸方向の調整の要否を判定し、調整制御を抑制または停止して駆動系の耐久性を向上すること。
【解決手段】 操舵角STA、車速SPD等の物理量をパラメータとして算出されたスイブル制御角SWCに基づき、車両のヘッドライトの光軸方向が水平方向に平行な左右方向に調整される(S112)。この際、車両の外部状況として車間距離Dの車間距離閾値Dthとの比較やVICS情報によって渋滞中と判定されたときにはスイブル制御角SWCが「0(零)」に設定され、ヘッドライトの光軸方向の調整が停止される(S109)。このため、照度センサを設けることなくヘッドライトの光軸方向の調整の要否を判定でき、その調整制御を抑制または停止することで駆動系の不必要な作動を回避して耐久性を向上することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に配設される前照灯による左右前方照射の光軸方向や照射範囲をステアリングホイールの操舵角に応じて自動的に調整する車両用前照灯光軸方向自動調整装置に関するものである。
従来、車両用前照灯光軸方向自動調整装置に関連する先行技術文献としては、特開平11−235949号公報、特開2002−234381号公報にて開示されたものが知られている。
前者のものでは、前照灯で照射する車両前方の走行路における目標輝度分布と実際の輝度分布との比較に基づいて実際の輝度分布を目標輝度分布に近づけるよう算出された光軸角目標値となるように前照灯の光軸角をアクチュエータにて制御する技術が示されている。
また、後者のものでは、道路照明装置の完備された道路等で前方視認性が確保されている状況下では前照灯の光軸方向の調整における少なくとも一部の機能を中止することで、運転者が違和感を生じることをなくす技術が示されている。
特開平11−235949号公報(第2頁〜第3頁) 特開2002−234381号公報(第2頁)
ところで、前述の特開平11−235949号公報では、車両の前方道路上における輝度分布等を算出するために、カメラを備え、そのカメラからの画像情報を処理することで、街路灯等の前照灯(ヘッドライト)以外の光源からの照度が考慮され、前照灯により効率よく走行車線を照射することが可能となる。しかしながら、街路灯等の道路照明装置の完備された道路等で前方視認性が確保されている状況下では、このように大がかりなシステムを構築する必要がないばかりか、前照灯の光軸方向の調整により、却って運転者に違和感を与えることとなる。
このような状況下に対処するには、特開2002−234381号公報にあるように、車両の周囲照度を照度センサにて検出し、この結果によって、前照灯の光軸方向の調整における少なくとも一部の機能を中止することも有効である。しかしながら、実際には、照度センサによって車両の前照灯による前方道路上の照射範囲外の周囲照度を検出することが必要であると考えられる。つまり、この場合の照度センサには、車両の周囲照度のうち所定領域の照度をスポット的に複数検出することが求められるため、相当なコストアップを招くという不具合があった。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、照度センサを設けることなく前照灯の光軸方向の調整の要否を判定でき、その調整制御を抑制または停止することでアクチュエータ等の駆動系の不必要な作動を回避して耐久性を向上可能な車両用前照灯光軸方向自動調整装置の提供を課題としている。
請求項1の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、物理量検出手段で検出された車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量をパラメータとして制御量演算手段で算出された制御量に基づき、スイブル制御手段で前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向に調整される。この際、渋滞中判定手段で車両の外部状況に応じて渋滞中であると判定されたときには、スイブル抑止手段で制御量に基づく前照灯の光軸方向の調整が抑制または停止される。このように、渋滞中に対応する前照灯の光軸方向の調整の要否判定により、その調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項2の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における渋滞中判定手段では、車両の外部状況として、車両に搭載された車間距離計測システムで測定された自車両と前方車両との車間距離の長短に基づいて渋滞中であるかが判定される。この結果、渋滞中であるときには前照灯の光軸方向の調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項3の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における渋滞中判定手段では、車両の外部状況として、車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報に基づいて渋滞中であるかが判定される。この結果、渋滞中であるときには前照灯の光軸方向の調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項4の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、物理量検出手段で検出された車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量をパラメータとして制御量演算手段で算出された制御量に基づき、スイブル制御手段で前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向に調整される。この際、車両に搭載され自車両の前方車両に対する自動追従運転状況を制御する追従運転制御手段による自動追従運転中であるときには、スイブル抑止手段で制御量に基づく前照灯の光軸方向の調整が抑制または停止される。このように、外部状況に応じた前照灯の光軸方向の調整の要否判定により、その調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項5の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、物理量検出手段で検出された車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量をパラメータとして制御量演算手段で算出された制御量に基づき、スイブル制御手段で前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向に調整される。この際、街中判定手段で車両の外部状況に応じて街中であると判定されたときには、スイブル抑止手段で制御量に基づく前照灯の光軸方向の調整が抑制または停止される。このように、街中に対応する前照灯の光軸方向の調整の要否判定により、その調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項6の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における街中判定手段では、車両の外部状況として、車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報による所定範囲内のランドマーク数の多少に基づいて街中であるかが判定される。この結果、街中であるときには前照灯の光軸方向の調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
請求項7の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における街中判定手段では、車両の外部状況として、車両の車速変化に基づく停止及び発進の頻度の多少に基づいて街中であるかが判定される。この結果、街中であるときには前照灯の光軸方向の調整制御が抑制または停止されることで駆動系の不必要な作動が回避され耐久性が向上される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置の全体構成を示す概略図である。
図1において、車両の前面には前照灯として左右のヘッドライト10L,10Rが配設されている。これらヘッドライト10L,10Rには光軸方向を調整するための各アクチュエータ11L,11Rが接続されている。また、車両の例えば、フロントバンパ(図示略)部分には自車両と前方車両との車間距離を測定するための周知のレーザレーダ機構14が搭載されている。20はECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)であり、ECU20は周知の各種演算処理を実行する中央処理装置としてのCPU21、制御プログラムや制御マップ等を格納したROM22、各種データを格納するRAM23、B/U(バックアップ)RAM24、入出力回路25及びそれらを接続するバスライン26等からなる論理演算回路として構成されている。
ECU20には、車両に搭載されたレーザレーダ機構14からの出力信号、周知のナビゲーション・システム15からの出力信号、車両の左車輪の左車輪速SPDL を検出する左車輪速センサ16Lからの出力信号、車両の右車輪の右車輪速SPDR を検出する右車輪速センサ16Rからの出力信号、運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAを検出する操舵角センサ18からの出力信号、その他の各種センサ信号が入力されている。そして、ECU20からの出力信号が車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整される。
なお、本実施例の構成においては、図2に示すように、ヘッドライト10L,10Rの配光領域(ロービーム)が、ステアリングホイール17の中立位置から左方向または右方向への操舵に応じて初期位置から左方向または右方向へスイブル制御範囲内にて調整される。このスイブル制御範囲は、運転者の前方視認性を損なうことなく、運転者のステアリングホイール17の操舵に伴う左方向または右方向の視認性が考慮される。このため、車両のステアリングホイール17の操舵による左旋回では、ヘッドライト10Lの配光領域に対する左方向のヘッドライト10Lのスイブル制御範囲の方が、ヘッドライト10Rの配光領域に対する右方向のヘッドライト10Rのスイブル制御範囲より広くされている。逆に、車両のステアリングホイール17の操舵による右旋回では、ヘッドライト10Rの配光領域に対する右方向のヘッドライト10Rのスイブル制御範囲の方が、ヘッドライト10Lの配光領域に対する左方向のヘッドライト10Lのスイブル制御範囲より広くされている。
次に、本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU20内のCPU21におけるスイブル制御の処理手順を示す図3のフローチャートに基づき、図4を参照して説明する。ここで、図4は車速SPD〔km/h:キロメートル毎時〕に対する車間距離閾値Dth〔m:メートル〕を算出するマップである。なお、このスイブル制御ルーチンは所定時間毎にCPU21にて繰返し実行される。
図3において、ステップS101では、操舵角センサ18で検出された操舵角STAが読込まれる。次にステップS102に移行して、左車輪速センサ16Lで検出された左車輪速SPDL が読込まれる。次にステップS103に移行して、右車輪速センサ16Rで検出された右車輪速SPDR が読込まれる。次にステップS104に移行して、レーザレーダ機構14からの車間距離Dが読込まれる。次にステップS105に移行し、ナビゲーション・システム15による前方道路情報DNAVIのうちのVICS(Vehicle Information Communication System)情報が読込まれる。なお、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVIには、このVICS情報の他、地図情報や自車位置、ランドマーク等が含まれ、必要に応じて読込まれる。
次にステップS106に移行して、図4に示すマップにより、ステップS102で読込まれた左車輪速SPDL とステップS103で読込まれた右車輪速SPDR とに基づく車速SPDに応じた車間距離閾値Dth{=f(SPD)}が算出される。次にステップS107に移行して、ステップS104で読込まれた車間距離DがステップS106で算出された車間距離閾値Dth以下であるかが判定される。ステップS107の判定条件が成立、即ち、車間距離Dが車間距離閾値Dth以下と短いときにはステップS108に移行し、自車両と前方車両とが接近状態にあり、渋滞中であるとしてスイブル制御角SWCが「0(零)」に設定されたのち、ステップS109に移行する。
ステップS109では、スイブル制御停止処理として、このときスイブル制御が実行されていれば、スイブル制御を停止するため、スイブル制御角SWCの「0」に基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が初期位置に戻され、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS107の判定条件が成立せず、即ち、車間距離Dが車間距離閾値Dthを越え長いときにはステップS110に移行し、前方道路が渋滞中であるかが判定される。ステップS110の判定条件が成立、即ち、ステップS105で読込まれたVICS情報により前方道路が渋滞中であると分かるときにはステップS109に移行し、上述の処理と同様に、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が初期位置に戻され、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS110の判定条件が成立せず、即ち、VICS情報により前方道路が渋滞中でないと分かるときにはステップS111に移行し、ステップS101で読込まれた操舵角STA及びステップS102で読込まれた左車輪速SPDL とステップS103で読込まれた右車輪速SPDR とに基づく車速SPDに応じたスイブル制御角SWCが算出されたのちステップS112に移行する。
ステップS112では、スイブル制御処理として、ステップS110で算出されたスイブル制御角SWCに基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整され、本ルーチンを終了する。
このように、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置は、車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量として操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIを検出する物理量検出手段としての操舵角センサ18、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16R、ナビゲーション・システム15と、前記物理量検出手段で検出された物理量である操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIをパラメータとして車両のヘッドライト(前照灯)10L,10Rの光軸方向を調整するための制御量であるスイブル制御角SWCを算出するECU20にて達成される制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出されたスイブル制御角SWCに基づき、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル制御手段と、車両の外部状況に応じて渋滞中を判定するECU20にて達成される渋滞中判定手段と、前記渋滞中判定手段で渋滞中であると判定されたときには、スイブル制御角SWCに基づくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整を抑制または停止するECU20にて達成されるスイブル抑止手段とを具備するものである。
また、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される渋滞中判定手段は、車両の外部状況として、車両に搭載された車間距離計測システムとしてのレーザレーダ機構14で測定された自車両と前方車両との車間距離Dが所定値として車間距離閾値Dth以下であるときには、渋滞中であると判定するものである。
そして、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される渋滞中判定手段は、車両の外部状況として、車両に搭載されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVIのうちのVICS情報に基づき渋滞中を判定するものである。
つまり、操舵角センサ17からの出力信号に基づき検出された操舵角STA、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速SPDと前記道路情報検出手段で検出されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVI等の物理量をパラメータとして算出されたスイブル制御角SWCに基づき、車両のヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向に調整される。この際、車両の外部状況に応じて渋滞中と判定されたときには、スイブル制御角SWCに基づくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整が抑制または停止される。
この車両の外部状況は、車両に搭載されたレーザレーダ機構14で測定された自車両と前方車両との車間距離Dの長短や車両に搭載されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVIのうちのVICS情報等に基づいて知ることができる。これにより、照度センサを設けることなくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整の要否を判定でき、その調整制御を抑制または停止することでアクチュエータ11L,11R等の駆動系の不必要な作動を回避して耐久性を向上することができる。
ここで、上述の車両に更に、自車両の前方車両に対する自動追従運転状況を制御する周知のレーダクルーズコントロール・システム(図示略)が搭載されている場合を想定する。このレーダクルーズコントロール・システムが作動中で自動追従運転中であるときには、上述のルーチンと同様に、スイブル制御角SWCが「0(零)」とされ、スイブル制御停止処理により左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が初期位置に戻される。
このような車両用前照灯光軸方向自動調整装置は、車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量として操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIを検出する物理量検出手段としての操舵角センサ18、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16R、ナビゲーション・システム15と、前記物理量検出手段で検出された物理量である操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIをパラメータとして車両のヘッドライト(前照灯)10L,10Rの光軸方向を調整するための制御量であるスイブル制御角SWCを算出するECU20にて達成される制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出されたスイブル制御角SWCに基づき、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル制御手段と、車両に搭載され自車両の前方車両に対する自動追従運転状況を制御するレーダクルーズコントロール・システム(図示略)からなる追従運転制御手段と、前記追従運転制御手段による自動追従運転中であるときには、スイブル制御角SWCに基づくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整を抑制または停止することを特徴とするECU20にて達成されるスイブル抑止手段とを具備するものであり、上述の実施例と同様の作用・効果が期待できる。
次に、本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU20内のCPU21におけるスイブル制御の処理手順の変形例を示す図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、このスイブル制御ルーチンは所定時間毎にCPU21にて繰返し実行される。
図5において、ステップS201では、操舵角センサ18で検出された操舵角STAが読込まれる。次にステップS202に移行して、左車輪速センサ16Lで検出された左車輪速SPDL が読込まれる。次にステップS203に移行して、右車輪速センサ16Rで検出された右車輪速SPDR が読込まれる。次にステップS204に移行して、ナビゲーション・システム15からのランドマークを含む地図情報や自車位置等からなる前方道路情報DNAVIが読込まれる。
次にステップS205に移行して、ステップS204で読込まれた前方道路情報DNAVIによる自車位置に対する所定範囲のランドマーク数LMが予め設定された所定数LMth以上であるかが判定される。ステップS205の判定条件が成立、即ち、ランドマーク数LMが所定数LMth以上と多いときにはステップS206に移行し、自車位置が街中にあるとしてスイブル制御角SWCが「0(零)」に設定されたのち、ステップS207に移行する。
ステップS207では、スイブル制御停止処理として、このときスイブル制御が実行されていれば、スイブル制御を停止するため、スイブル制御角SWCの「0」に基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が初期位置に戻され、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS205の判定条件が成立せず、即ち、ランドマーク数LMが所定数LMth未満と少ないときにはステップS208に移行し、自車位置が街中にないとしてステップS201で読込まれた操舵角STA及びステップS202で読込まれた左車輪速SPDL とステップS203で読込まれた右車輪速SPDR とに基づく車速SPDに応じたスイブル制御角SWCが算出されたのちステップS209に移行する。
ステップS209では、スイブル制御処理として、ステップS208で算出されたスイブル制御角SWCに基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整され、本ルーチンを終了する。
このように、本変形例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置は、車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量として操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIを検出する物理量検出手段としての操舵角センサ18、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16R、ナビゲーション・システム15と、前記物理量検出手段で検出された物理量である操舵角STA、車速SPD、前方道路情報DNAVIをパラメータとして車両のヘッドライト(前照灯)10L,10Rの光軸方向を調整するための制御量であるスイブル制御角SWCを算出するECU20にて達成される制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出されたスイブル制御角SWCに基づき、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル制御手段と、車両の外部状況に応じて街中を判定するECU20にて達成される街中判定手段と、前記街中判定手段で街中であると判定されたときには、スイブル制御角SWCに基づくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整を抑制または停止するECU20にて達成されるスイブル抑止手段とを具備するものである。
また、本変形例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される街中判定手段は、車両の外部状況として、車両に搭載されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVIによる所定範囲内のランドマーク数LMが所定数LMth以上であるときには、街中と判定するものである。
つまり、操舵角センサ17からの出力信号に基づき検出された操舵角STA、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速SPDと前記道路情報検出手段で検出されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報DNAVI等の物理量をパラメータとして算出されたスイブル制御角SWCに基づき、車両のヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向に調整される。この際、車両の外部状況に応じて街中と判定されたときには、スイブル制御角SWCに基づくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整が抑制または停止される。
この車両の外部状況は、車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報による所定範囲内のランドマーク数LMの多少に基づいて知ることができる。これにより、照度センサを設けることなくヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整の要否を判定でき、その調整制御を抑制または停止することでアクチュエータ11L,11R等の駆動系の不必要な作動を回避して耐久性を向上することができる。
次に、本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU20内のCPU21におけるスイブル制御の処理手順の他の変形例を示す図6及び図7のフローチャートに基づいて説明する。ここで、図6は図7で用いられる頻度カウンタ算出ルーチンであり、車両の始動後、最初に停止から発進となった時点で内部タイマがスタートされ実行開始される。なお、左車輪速SPDL と右車輪速SPDR とに基づく車両の車速SPDが例えば、一旦「0〜3〔km/h〕」となって2〔sec:秒〕経過したのち「5〔km/h〕」以上となった時点を、車両が停止から発進となった時点とする。また、図7のスイブル制御ルーチンは所定時間毎にCPU21にて繰返し実行される。
図6において、ステップS301で、新たに車両が停止から発進となった時点であるかが判定される。ステップS301の判定条件が成立せず、即ち、新たに車両が停止から発進となった時点でないときには、何もすることなく本ルーチンを終了する。一方、ステップS301の判定条件が成立、即ち、新たに車両が停止から発進となった時点であるときにはステップS302に移行し、停止→発進(車両が停止から発進となった時点)における前回と今回との間隔時間Tが内部タイマに基づいて算出される。
次にステップS303に移行して、ステップS302で算出された間隔時間Tが予め設定された所定間隔時間Tth未満であるかが判定される。ステップS303の判定条件が成立、即ち、間隔時間Tが所定間隔時間Tth未満と短いときにはステップS304に移行し、頻度カウンタCが「+1」インクリメントされ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS303の判定条件が成立せず、即ち、間隔時間Tが所定間隔時間Tth以上と長いときにはステップS305に移行し、頻度カウンタCが「0」にクリアされ、本ルーチンを終了する。
次に、図7において、ステップS401では、操舵角センサ18で検出された操舵角STAが読込まれる。次にステップS402に移行して、左車輪速センサ16Lで検出された左車輪速SPDL が読込まれる。次にステップS403に移行して、右車輪速センサ16Rで検出された右車輪速SPDR が読込まれる。
次にステップS404に移行して、図6による頻度カウンタCが予め設定された所定値Cth以上であるかが判定される。ステップS404の判定条件が成立、即ち、頻度カウンタCが所定値Cth以上と多いときにはステップS405に移行し、停止→発進の間隔時間Tの短い繰返しが多いことから自車位置が街中にあるとしてスイブル制御角SWCが「0(零)」に設定されたのち、ステップS406に移行する。
ステップS406では、スイブル制御停止処理として、このときスイブル制御が実行されていれば、スイブル制御を停止するため、スイブル制御角SWCの「0」に基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が初期位置に戻され、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS404の判定条件が成立せず、即ち、頻度カウンタCが所定値Cth未満と少ないときにはステップS407に移行し、停止→発進の間隔時間Tの短い繰返しが少ないことから自車位置が街中にないとしてステップS401で読込まれた操舵角STA及びステップS402で読込まれた左車輪速SPDL とステップS403で読込まれた右車輪速SPDR とに基づく車速SPDに応じたスイブル制御角SWCが算出されたのちステップS408に移行する。
ステップS408では、スイブル制御処理として、ステップS407で算出されたスイブル制御角SWCに基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整され、本ルーチンを終了する。
このように、本変形例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される街中判定手段は、車両の外部状況として、車両の車速変化に基づく停止及び発進の頻度として、停止→発進を繰返すときの間隔時間Tが所定間隔時間Tth未満と短いときの頻度カウンタCが所定値Cth以上であるときには、街中と判定するものである。
つまり、車両の外部状況として、車両の車速変化に基づく停止及び発進の頻度の多少に基づいて街中であるかが判定され、街中であるときにはヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整制御が抑制または停止される。これにより、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整制御に伴うアクチュエータ11L,11R等の駆動系の不必要な作動を回避して耐久性を向上することができる。
ところで、上記実施例及び変形例では、渋滞中や街中であると判定されたときには、スイブル制御を停止してヘッドライト10L,10Rを初期位置に戻すようにしたが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、スイブル制御角SWCに所定比率を乗算して小さくすることで、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整におけるスイブル制御範囲を狭めたり、スイブル制御角SWCに対して強いフィルタをかけ左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整を緩やかとし、スイブル制御を抑制するようにしても、同様の作用・効果が期待できる。
図1は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置の全体構成を示す概略図である。 図2は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置におけるヘッドライトの配光領域を示す説明図である。 図3は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順を示すフローチャートである。 図4は図3で車速に対する車間距離閾値を算出するマップである。 図5は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図6は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順の他の変形例で用いられている頻度カウンタ算出を示すフローチャートである。 図7は本発明の一実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順の他の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
10L,10R ヘッドライト(前照灯)
11L,11R アクチュエータ
14 レーザレーダ機構
15 ナビゲーション・システム
16L 左車輪速センサ
16R 右車輪速センサ
17 ステアリングホイール
18 操舵角センサ
20 ECU(電子制御ユニット)

Claims (7)

  1. 車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量を検出する物理量検出手段と、
    前記物理量検出手段で検出された物理量をパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記制御量演算手段で算出された制御量に基づき、前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブル(Swivel:旋回)させ調整するスイブル制御手段と、
    前記車両の外部状況に応じて渋滞中を判定する渋滞中判定手段と、
    前記渋滞中判定手段で渋滞中であると判定されたときには、前記制御量に基づく前記前照灯の光軸方向の調整を抑制または停止するスイブル抑止手段と
    を具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  2. 前記渋滞中判定手段は、前記車両の外部状況として、前記車両に搭載された車間距離計測システムで測定された自車両と前方車両との車間距離が所定値以下であるときには、渋滞中であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  3. 前記渋滞中判定手段は、前記車両の外部状況として、前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報に基づき渋滞中を判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  4. 車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量を検出する物理量検出手段と、
    前記物理量検出手段で検出された物理量をパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記制御量演算手段で算出された制御量に基づき、前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段と、
    前記車両に搭載され自車両の前方車両に対する自動追従運転状況を制御する追従運転制御手段と、
    前記追従運転制御手段による自動追従運転中であるときには、前記制御量に基づく前記前照灯の光軸方向の調整を抑制または停止することを特徴とするスイブル抑止手段と
    を具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  5. 車両の操舵状況、走行状況及び前方道路状況に応じて変化する物理量を検出する物理量検出手段と、
    前記物理量検出手段で検出された物理量をパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記制御量演算手段で算出された制御量に基づき、前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段と、
    前記車両の外部状況に応じて街中を判定する街中判定手段と、
    前記街中判定手段で街中であると判定されたときには、前記制御量に基づく前記前照灯の光軸方向の調整を抑制または停止するスイブル抑止手段と
    を具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  6. 前記街中判定手段は、前記車両の外部状況として、前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報による所定範囲内のランドマーク数が所定値以上であるときには、街中と判定することを特徴とする請求項5に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  7. 前記街中判定手段は、前記車両の外部状況として、前記車両の車速変化に基づく停止から発進の頻度が所定値以上であるときには、街中と判定することを特徴とする請求項5に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
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