JP2005224778A - 塗布層検知方法及び装置、及びそれを用いた筒貼り方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原反フィルムに接着液を塗布して形成した塗布層のように、透明で識別しにくい塗布層の有無を、原反フィルムの走行中に検知することの可能な検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】 連続的に走行している原反フィルム2の塗布層4形成領域を、光源15に連結された光ファイバ16で、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射し、その反射光を、そのスポット光照射領域に塗布層が有る場合に反射光が通る光路19上ではあるが、塗布層がない場合に反射光が通る光路18から外れた位置に配置した受光手段12によって受光し、該受光手段12の受光量によって塗布層の有無を検知する構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原反フィルムに形成した塗布層、例えば、軟包装分野で主に飲料、食油、化成品等が充填されるボトルへ外嵌装着される筒状のラベルを製造する工程などで、原反フィルムに接着液を連続的に塗布して形成した塗布層の有無を検知する技術に関する。
従来、飲料等の容器に嵌装着されるラベルは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステルフィルムなどから構成され、多くは筒状のラベルとして供給されている。これらのフィルムから作製されるラベルは、筒状とするために、原反フィルムの両端部の一方若しくは双方に接着液を塗布し、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とし、その後巻き取るという方法で作製している。ここで接着液には、ストレッチラベルにおいては接着剤が用いられ、シュリンクラベルにおいては溶剤(接着溶剤或いは溶着溶剤という)が用いられている。
しかしながら、上記した接着液は無色透明で、筒状加工工程で接着液が原反フィルムの端部に塗布されているか否かを確認することはきわめて困難であった。また、連続塗布速度も早く、目視等による確認はほとんど不可能であった。
そこで上記問題を解決する目的で、接着液の中へ蛍光染料を添加しておき、蛍光染料を混入した接着液を原反フィルムに塗布し、その塗布部分を蛍光検知装置によって検知することで、接着液の塗布状態を確認、検知する方法が提案されている(例えば、特開2002−239448号公報参照)。しかし、この方法は塗布の状態を明確に確認、検知できるものの、蛍光染料を使用していることから人体への影響が大きく懸念され、食品及び飲料用途には向かないという問題点があった。
特開2002−239448号公報参照
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、接着液を塗布して形成した塗布層のように、透明で識別しにくい塗布層であってもその塗布層の有無を、原反フィルムの走行中に検知することを可能とする塗布層検知方法及び装置を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく種々検討の結果、塗布層を検知する方法として、原反フィルムの塗布層形成領域に光を照射した時に、その反射光の方向が塗布層を通過する際の屈折や表面での反射によって、塗布層が無い場合とは異なることに着目し、塗布層がある場合の反射光の光路上に受光手段を配置し、その受光手段に入射した光量を測定することで塗布層の有無を判断しうることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本願請求項1に係る発明に係る塗布層検知方法は、連続的に走行している原反フィルムの塗布層形成領域を、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射する工程と、そのスポット光照射領域に塗布層が有る場合にその領域からの反射光が通る光路上に位置するが、塗布層がない場合にその領域からの反射光が通る光路からは外れた位置に配置した受光手段によって前記スポット光照射領域からの反射光を受光し、受光量から塗布層の有無を検知する工程とを有することを特徴とする。この構成により、スポット光を照射した領域に塗布層が存在していると、その領域からの反射光が多く受光手段に入射するが、塗布層が存在しない場合には反射光が受光手段にほとんど入射しないため、受光手段による受光量から塗布層の有無を判断でき、塗布層内に蛍光染料を使用しなくても塗布層の有無を検知できる。
請求項2に係る発明は、請求項1の塗布層検知方法において、前記受光手段を複数の画素を備えたCCD撮像素子で構成し、光入射を検知した画素の個数から、塗布層の有無を検知する構成としたものである。
請求項3に係る発明は、上記した塗布層検知方法を筒貼り方法に用いたものである。すなわち、この発明は、原反フィルムの巻取から原反フィルムを引き出し、連続的に走行させながら、該原反フィルムの端部に接着液を連続的に塗布する工程と、塗布によって形成した塗布層の有無を請求項1又は2に記載の塗布層検知方法によって検知する工程と、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とする筒貼り工程と、筒貼りしたフィルムを巻き取る巻取り工程とを有する筒貼り方法である。筒貼り工程に上記した塗布層検知方法を用いたことで、作製した筒状のフィルムに接着不良の部分があるか否か、接着不良があった場合にはその位置等を知ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3の筒貼り方法において、更に、塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを付与する工程を設けたことを特徴とする。これにより、作製された製品内の接着不良個所をテープによって容易に知ることができる。
請求項5に係る発明は、連続的に走行している原反フィルムの塗布層形成領域を、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射する照射手段と、そのスポット光照射領域に塗布層が有る場合にその領域からの反射光が通る光路上に位置するが、塗布層がない場合にその領域からの反射光が通る光路からは外れた位置に配置した受光手段と、該受光手段からの信号から塗布層の有無を検知する検知手段とを有する塗布層検知装置である。この装置を用いることで、請求項1に係る発明の塗布層検知方法を実施して、塗布層の有無を検知できる。
請求項6に係る発明は、請求項5記載の塗布層検知装置において、前記照射手段を、光源とスポット光を照射する光ファイバとを備えた構成とし、前記受光手段を複数の画素を備えたCCD撮像素子で構成し、前記検知手段を、前記CCD撮像素子からの信号から光入射を検知した画素の個数を計数し、塗布層の有無を検知する画像処理装置で構成したものである。
請求項7に係る発明は、上記した塗布層検知装置を筒貼り装置に用いたものである。すなわち、この発明は、原反フィルムの巻取をセットし、その巻取から原反フィルムを繰り出す給紙部と、連続的に走行中の原反フィルムの端部に接着液を連続的に塗布する塗布装置と、該塗布装置の下流に設けられ、該塗布装置によって原反フィルムの端部に形成した塗布層の有無を検知する請求項5又は6に記載の塗布層検知装置と、その下流に配置され、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とする筒貼り部と、筒貼りしたフィルムを巻き取る巻取部とを有する筒貼り装置である。この装置では、筒貼り装置に上記した塗布層検知装置を用いたことで、作製した筒状のフィルムに接着不良の部分があるか否か、接着不良があった場合にはその位置等を知ることができる。
請求項8に係る発明は、請求項7の筒貼り装置において、更に、筒貼り部の下流に、前記塗布層検知装置によって塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを付与するテープ付与装置を設けたことを特徴とする。これにより、作製された製品内の接着不良個所をテープによって容易に知ることができる。
本発明の塗布層検知方法及び装置によれば、走行中の原反フィルムの塗布層形成領域にスポット光を照射し、その反射光を受光手段で受光し、その受光量の多さなどから塗布層の有無を判断でき、塗布層内に蛍光染料を使用しなくても塗布層の有無を検知できる。このため、蛍光染料を用いた際に生じる人体への影響を考慮する必要がなく、食品及び飲料用途に使用するフィルムに対する接着液の塗布状態の検知にも良好に使用できる。すなわち、本発明では蛍光染料などの有害物質を使用する必要がなく、また、検知対象の塗布層を着色する必要もないので、商品の美観性、身体環境的メリットが大きい。なお、検知対象である塗布層は、接着液を塗布して形成したものに限らず、樹脂を帯状に塗布して形成したパートコート等のコーティング層であってもよい。また、塗布層は液状のままであってもよいし、乾燥した状態であってもよく、いずれの場合でも検知できる。
本発明の塗布層検知方法及び装置は、筒状のラベルを連続的に作製する筒貼り方法及び装置にインラインで用いることが好ましく、この構成とすることで、接着液の塗布の有無を瞬時に判断することができ、また、製造された製品内に接着不良個所があるか否か、接着不良があった場合にはその位置等を知ることができ、後工程で不良個所を容易に除去することができる。よって、ラベルの接着不良、途中脱落などの事故、クレームが劇的に回避、減少するものと考えられる。
以下、本発明を筒貼り工程における接着液の塗布層の有無検知に適用した実施形態を説明する。図1は筒状のラベルを作製するための筒貼り装置の概略構成を示す模式図であり、1は、原反フィルムの巻取2Aをセットし、その巻取2Aから原反フィルム2を繰り出す給紙部、3は連続的に走行中の原反フィルム2の端部に接着液を連続的に塗布して塗布層4(図2参照)を形成するための塗布装置、6はその下流に設けられ、原反フィルム2端部の塗布層の有無を検知する塗布層検知装置、7はその下流に配置され、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とする筒貼り部、8は筒貼りしたフィルムを巻取2Bを形成するように巻き取る巻取部である。ここで、塗布層検知装置6を除いた部分は公知の筒貼り装置と同様であるので、説明は省略する。
原反フィルム2には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステルフィルム等のラベルに使用することが可能なフィルムが使用される。
接着液としては、ポリエチレンやポリプロピレン等の耐溶剤性を有するオレフィン系フィルムに対しては、ポリウレタン樹脂系接着剤、ポリアミド樹脂系接着剤、ポリアクリル樹脂系接着剤、ポリ酢酸ビニル樹脂系接着剤、セルロース樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等の接着剤が使用される。これらの接着剤を用いる場合には、塗布装置3の下流に乾燥装置を配置して塗布した接着剤を乾燥させる場合もある。その場合、塗布層検知装置6は乾燥前の塗布層を検知する位置に配置してもよいが、乾燥後の塗布層を検知する位置に配置した方が、万一原反フィルム2に振動等があっても塗布層の接着剤が飛び散るということがなく、このため塗布層検知装置の検知部を接着剤で汚すということがなく、好ましい。一方、ポリスチレンやポリエステル等の溶剤可溶性を有するフィルムに対しては、接着液として、これらの樹脂を溶解させうる接着(溶着)溶剤が使用され、具体的には、テトラヒドロフラン、ジオキソラン等の環状エーテル系溶剤や、各種混合溶剤(OPS溶剤)が用いられる。これらの接着溶剤を用いる場合には、原反フィルム2に接着溶剤を塗布した後、乾燥させることなく筒貼り部に供給することとなるため、塗布層検知装置6は液状の塗布層を検知する位置に配置される。
図2は、塗布層検知装置6を図1の矢印A−Aで示す方向に見て示す概略側面図であり、図中、2は原反フィルム、4はその上に接着剤を塗布して形成した塗布層である。塗布層検知装置6は、連続的に走行している原反フィルム2の塗布層形成領域(具体的には、塗布層4を含み塗布層の幅の数倍程度の幅の領域)を、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射する照射手段11と、そのスポット光照射領域から反射した反射光を受光するための受光手段12と、受光手段12からの信号から塗布層4の有無を検知する検知手段13等を備えている。なお、図1にも示すように、塗布層を検知する位置には、検知対象となる原反フィルム2の位置を安定させるため、支持ローラ14が設けられており、原反フィルム2の、支持ローラ14で支持されている領域に対して塗布層検知が行われる。
照射手段11は、光源15と、それに接続され、スポット光を照射する光ファイバ16を備えている。照射手段11に光ファイバ16を用いたことで、光ファイバ16を容易に所望の位置に所望の角度で取り付けることができ、スポット光の照射位置や方向を容易に調整できる利点が得られる。受光手段12は入射光量を測定可能なものであり、この実施形態ではカラーCCD撮像素子(CCDカメラ)が用いられている。この受光素子12はその受光面が、スポット光照射領域に塗布層4がある場合にその領域からの反射光の光路上に位置するように、且つ照射領域に塗布層が無い場合にその領域からの反射光の光路とは外れた位置となるように、取り付けられている。更に詳しく説明すると、今、光ファイバ16から原反フィルム2に照射される光の光路17の原反フィルム2に対する傾斜角度をθ1 とすると、原反フィルム2上に塗布層4が無い場合には原反フィルム2で反射した光の光路18は、二点鎖線で示すように、入射側の光路17と照射位置での垂線Sに関して対称となり、原反フィルム2に対する傾斜角度もθ1 となる。ところが、原反フィルム2上に塗布層4が有ると、光ファイバ16から照射された光は一部が塗布層4の表面で反射し、一部は塗布層4を透過して原反フィルム2の表面で反射することとなるが、塗布層4を透過する際に塗布層4による屈折率によって屈曲し、反射光は先に説明した光路18とは異なる方向に進行する。また、塗布層4の表面で反射した光も塗布層の表面状態等によって影響され、光路18とは異なる方向に進行する。この結果、塗布層4が有る場合に、その塗布層形成領域から反射する光の平均的な光路19は先に説明した光路18とは異なる方向となり、原反フィルム2に対する傾斜角度はθ2 となる。前記した受光手段12の受光面は、光路19を通る光を受光するように光路19上に、且つ光路18を通る光は受光しないように光路18から外れた位置に、配置されている。これにより、原反フィルム2上に正常な塗布層4が存在している場合には、受光手段12の受光面には、図3(a)に示すように、塗布層4に対応して帯状の領域21に光が入射し、その他の領域22、23にはほとんど光が入射しない(なお、図面は説明用に描いたものであり、実際には光の入射する領域と入射しない領域の境界は必ずしも直線状ではなく、また、明瞭な境界があるとは限らないが、いずれにしても広い面積に光が入射する)。一方、塗布層4がかすれ状態であった場合には、受光面には、図3(b)に示すように、かすれ状態の塗布層4に対応して複数の細長い領域24に光が入射し、その他の領域25にはほとんど光が入射しない。更に、塗布層が無い場合には、受光面には、図3(c)に示すように、全領域26にほとんど光が入射しない。従って、受光面への入射光量(或いは入射面積)を知ることで塗布層4が有るか否かを判定できる。
受光手段12からの信号から塗布層4の有無を検知する検知手段13は、受光手段12を構成するCCD撮像素子からの信号を入力し、その信号から光入射を検知した画素の個数を計数し、塗布層の有無を検知する画像処理装置で構成されている。更に説明すると、画像処理装置13は、CCD撮像素子12の受光面にある多数の画素からの信号を入力し、必要に応じ、マスキングして測定範囲を設定し、その測定範囲内にある各画素が光入射を検知したか否かを判断し(各画素からの信号を、2値化し)、光入射を検知した画素数を計数する。この画素数は、例えば、CCD撮像素子12の受光面に図3(a)に示すように、領域21に光が入射し、その他の領域22、23には入射していない場合には、領域21内に存在する画素数を示しているので、この画素数は入射光量に応じたものとなっている。画像処理装置は、この画素数をあらかじめ設定したしきい値と比較することで、塗布層4の有無を検知する。例えば、塗布層4の幅を約3mmとした場合において、これを画素数、508×480のCCD撮像素子12を用いて測定した場合、光入射を検知した画素数は次の通りであった。
正常な塗布層4形成領域: 10000〜30000画素
かすれ状態の塗布層形成領域: 2000〜3000画素
塗布層の無い領域: 0〜1000画素
従って、良品判定のしきい値を、例えば、6000画素と設定しておくことで、正常な塗布層4が存在しているか否かを検知できる。
画像処理装置13は、上記した検査動作(光入射を検知した画素数を計数し、ぞれをしきい値と比較して塗布層4の有無を検査する動作)を一定周期で継続して実施する機能を備えている。ここで検査動作を実施する周期は短い程、原反フィルムにおける検査位置の長手方向のピッチを短くできるので好ましいが、検査機器上の制約もあるので、1/30秒程度とするのが良い。また、画像処理装置13は、検査結果を記憶する機能を備えると共に必要に応じ、プリンタを介して検査結果を印字出力する機能も備えている。更に、図1には図示を省略しているが、巻取部8の前に走行中の原反フィルム2に識別用のテープ、例えば金属テープを付与し、貼り付けるテープ付与装置が設けられている。前記画像処理装置13は検知の結果、不良と判断した場合にはその結果をテープ付与装置に出力する機能も備えており、テープ付与装置はその情報に基づき、塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを貼り付ける。
図4は、塗布層検知装置6を筒貼り装置に取り付けるための具体的な機構の1例である取付装置30を示すものである。取付装置30は、筒貼り装置の両側のフレーム31に取り付けられた一対の側板32と、その一対の側板32に、支持ローラ14に平行に取り付けられた一対のガイドロッド33と、そのガイドロッド33に移動可能に保持された移動台34と、その移動台34を水平に移動させて位置調整を行うためのねじ軸36及びハンドル37と、移動台34に位置調整可能な形態で取り付けられたカメラ支持台38等を備えており、そのカメラ支持台38にCCD撮像素子12が、支点Oを中心とした旋回角度を調整可能な形態で取り付けられている。取付装置30は更に、移動台34に垂直に移動可能に保持された昇降台41と、その昇降台41を昇降させるためのねじ軸42、ハンドル43及びねじ軸42を回転自在に保持する軸受台44と、昇降台41に取り付けられた光ファイバ支持台46を備えており、その光ファイバ支持台46に光ファイバ16が、支点Pを中心とした旋回角度を調整可能な形態で取り付けられている。この構造としたことにより、光ファイバ16の支点Pを中心とした旋回角度を調整し且つその高さを調整することで、光ファイバ16からの光を所望の傾斜角度θ1 で所望領域(塗布層4を形成した領域)に照射させることができ、また、CCD撮像素子12の支点Oを中心とした旋回角度を調整することで、光照射位置からの傾斜角度θ2 での反射光を受光することができる。そしてこのように、傾斜角度θ1 、θ2 を設定した後は、その状態に固定し、その状態で使用する。原反フィルム2のサイズ変更等に伴って塗布層4の幅方向の位置が変更した場合には、移動台34を水平に移動させて位置調整することで、検査位置を容易に変更でき、条件変更に容易に対応できる。
次に、上記構成の筒貼り装置における筒貼り動作及び塗布層検査動作を説明する。図1において、原反フィルム2が巻取2Aから引き出され、連続的に走行し、その端部に塗布装置3によって接着液が塗布され、次いで、塗布層検知装置6を通った後、筒貼りされ、巻取2Bとして巻き取られてゆく。この動作中、塗布層検知装置6がその下を通過中の原反フィルム2に塗布層4があるか否かを一定周期で、例えば、1/30秒周期で連続的に監視している。すなわち、CCD撮像素子12における光入射を検知した画素数を計数し、ぞれをしきい値と比較して塗布層4の有無を検査する動作を一定周期で繰り返しており、その結果を記憶部に蓄積している。そして、不良と判断した場合にはその結果を、下流に設けているテープ付与装置(図示せず)に出力し、テープ付与装置はその情報に基づき、塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを貼り付ける。かくして、塗布層検知装置6に記憶している検査結果を適当なタイミングでモニターに表示させたり、プリントアウトすることで、不良があったか否かを認識することができ、また、作製された筒貼りフィルムの巻取を後工程で巻き返す際に識別用のテープを監視することで、不良個所を容易に特定して必要な処理を施すことができる。
[実施例1]
(1)使用装置
塗布層検知装置6として次の仕様のものを用意し、図4に示す構造の取付装置30を用いて筒貼り装置に取り付けた。
光源15:光ファイバ照明(株式会社キーエンス製CV−F10)
CCD撮像素子12及び画像処理装置13:カラー画像センサ(株式会社キーエンス製CV−750)
(2)前処理
ストレッチラベル用PEフィルム(厚さ80μm)(商品名DMT−HU2、大日本樹脂株式会社製)の処理側にグラビア印刷インキを施し、ラベルを構成する寸法にデザインを印刷した。その後スリッターで各ラベル展開寸法幅に切り出し、スリーブ状に筒貼りする前段階のフィルム巻取を作製した。
(3)筒貼り
前記したフィルム巻取を筒貼り装置にセットし、そのフィルム巻取から原反フィルムを連続的に引き出し、印刷層が内面となるようにフィルム両端部を重ね合わせる前のフィルム片端部へウレタン接着剤を約3mm幅に塗布し、筒貼りを行った後、巻き取り、連続した形態のストレッチラベルの巻取を作製した。また、ウレタン接着剤を塗布した直後の位置で塗布層検知装置6によって塗布状態を1/30秒周期で監視した。この時のフィルムの走行速度は100m/分とした。
(4)監視結果
フィルム約1000mを処理したが、その間、塗布層検知装置6は不良を示すことはなかった。また、光入射を検知した画素数の計数結果を適当な周期で取り出して見たところ、10000〜20000画素の範囲内に入っていた。
そこで、故意に接着剤塗布を約0.5秒停止したところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は0〜100画素程度であった。また、故意にかすれ状態を作ったところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は2000〜3000画素程度であった。
従って、塗布層検知装置6は、接着剤塗布における慢性的な液抜けや塗布のかすれ等に対して感度良く反応し、正規の塗布状態及び塗布量を継続的に監視することができことを確認できた。
その後、正常と判断された筒貼り済のストレッチラベルの巻取をラベル装着機にセットし、枚葉に切り出し、ポリエチレンテレフタレート製ボトル胴部の外周表面に密着させたところ、安定で美麗に装着でき、脱落、剥がれなどの事故が発生しなかった。従って、塗布層検知装置6による監視結果は十分信頼できるものであることを確認できた。
[実施例2]
(1)使用装置
塗布層検知装置6として実施例1と同一のものを用意し、図4に示す構造の取付装置30を用いて筒貼り装置に取り付けた。
(2)前処理
シュリンクラベル用OPSフィルム(厚さ60μm)(商品名:EPS45T、シーアイ化成株式会社製)の処理側にグラビア印刷インキを施し、ラベルを構成する寸法にデザインを印刷した。その後スリッターで各ラベル展開寸法幅に切り出し、スリーブ状に筒貼りする前段階のフィルム巻取を作製した。
(3)筒貼り
前記したフィルム巻取を筒貼り装置にセットし、そのフィルム巻取から原反フィルムを連続的に引き出し、印刷層が内面となるようにフィルム両端部を重ね合わせる前のフィルム片端部へ溶着溶剤(OPS溶剤:酢酸メチル、シクロヘキサン、メタノール)を約3mm幅に塗布し、筒貼りを行った後、巻き取り、連続した形態のシュリンクラベルの巻取を作製した。また、溶着溶剤を塗布した直後の位置で塗布層検知装置6によって塗布状態を1/30秒周期で監視した。この時のフィルムの走行速度は100m/分とした。
(4)監視結果
フィルム約1000mを処理したが、その間、塗布層検知装置6は不良を示すことはなかった。また、光入射を検知した画素数の計数結果を適当な周期で取り出して見たところ、10000〜20000画素の範囲内に入っていた。
そこで、故意に溶着溶剤塗布を約0.5秒停止したところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は0〜100画素程度であった。また、故意にかすれ状態を作ったところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は2000〜3000画素程度であった。
従って、塗布層検知装置6は、溶着溶剤塗布においても、慢性的な液抜けや塗布のかすれ等に対して感度良く反応し、正規の塗布状態及び塗布量を継続的に監視することができることを確認できた。
その後、正常と判断された筒貼り済のシュリンクラベルの巻取をラベル装着機にセットし、枚葉に切り出し、ポリエチレンテレフタレート製ボトル胴部の外周表面に密着(熱収縮)させたところ、安定で美麗に装着でき、脱落、剥がれなどの事故が発生しなかった。従って、塗布層検知装置6による監視結果は十分信頼できるものであることを確認できた。
[実施例3]
(1)使用装置
塗布層検知装置6として実施例1と同一のものを用意し、図4に示す構造の取付装置30を用いて筒貼り装置に取り付けた。
(2)前処理
シュリンクラベル用PETフィルム(厚さ45μm)(商品名:S7504、東洋紡株式会社製)の処理側にグラビア印刷インキを施し、ラベルを構成する寸法にデザインを印刷した。その後スリッターで各ラベル展開寸法幅に切り出し、スリーブ状に筒貼りする前段階のフィルム巻取を作製した。
(3)筒貼り
前記したフィルム巻取を筒貼り装置にセットし、そのフィルム巻取から原反フィルムを連続的に引き出し、印刷層が内面となるようにフィルム両端部を重ね合わせる前のフィルム片端部へ溶着溶剤(THF:テトラヒドロフラン)を約3mm幅に塗布し、筒貼りを行った後、巻き取り、連続した形態のシュリンクラベルの巻取を作製した。また、溶着溶剤を塗布した直後の位置で塗布層検知装置6によって塗布状態を1/30秒周期で監視した。この時のフィルムの走行速度は100m/分とした。
(4)監視結果
フィルム約1000mを処理したが、その間、塗布層検知装置6は不良を示すことはなかった。また、光入射を検知した画素数の計数結果を適当な周期で取り出して見たところ、10000〜20000画素の範囲内に入っていた。
そこで、故意に溶着溶剤塗布を約0.5秒停止したところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は0〜100画素程度であった。また、故意にかすれ状態を作ったところ、塗布層検知装置6が直ちに反応して不良と検知した。この時の光入射を検知した画素数は2000〜3000画素程度であった。
従って、塗布層検知装置6は、溶着溶剤塗布においても、慢性的な液抜けや塗布のかすれ等に対して感度良く反応し、正規の塗布状態及び塗布量を継続的に監視することができることを確認できた。
その後、正常と判断された筒貼り済のシュリンクラベルの巻取をラベル装着機にセットし、枚葉に切り出し、ポリエチレンテレフタレート製ボトル胴部の外周表面に密着(熱収縮)させたところ、安定で美麗に装着でき、脱落、剥がれなどの事故が発生しなかった。従って、塗布層検知装置6による監視結果は十分信頼できるものであることを確認できた。
塗布層検知装置を組み込んだ筒貼り装置の概略構成を示す模式図 塗布層検知装置を図1の矢印A−A方向に見て示す概略図 (a)、(b)、(c)は受光手段の受光面に対する光入射状態を説明する図 塗布層検知装置を筒貼り装置に取り付けるための取付装置の概略正面図
符号の説明
1 給紙部
2 原反フィルム
2A 原反フィルムの巻取
2B 筒貼りしたフィルムの巻取
3 塗布装置
4 塗布層
6 塗布層検知装置
7 筒貼り部
8 巻取部
11 照射手段
12 受光手段(CCD撮像素子)
13 検知手段(画像処理装置)
14 支持ローラ
15 光源
16 光ファイバ

Claims (8)

  1. 連続的に走行している原反フィルムの塗布層形成領域を、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射する工程と、そのスポット光照射領域に塗布層が有る場合にその領域からの反射光が通る光路上に位置するが、塗布層がない場合にその領域からの反射光が通る光路からは外れた位置に配置した受光手段によって前記スポット光照射領域からの反射光を受光し、受光量から塗布層の有無を検知する工程とを有する塗布層検知方法。
  2. 前記受光手段が複数の画素を備えたCCD撮像素子であり、光入射を検知した画素の個数から、塗布層の有無を検知することを特徴とする請求項1記載の塗布層検知方法。
  3. 原反フィルムの巻取から原反フィルムを引き出し、連続的に走行させながら、該原反フィルムの端部に接着液を連続的に塗布する工程と、塗布によって形成した塗布層の有無を請求項1又は2に記載の塗布層検知方法によって検知する工程と、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とする筒貼り工程と、筒貼りしたフィルムを巻き取る巻取り工程とを有する筒貼り方法。
  4. 更に、塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを付与する工程を有することを特徴とする請求項3記載の筒貼り方法。
  5. 連続的に走行している原反フィルムの塗布層形成領域を、原反フィルムの走行方向にほぼ直角な面内で且つ原反フィルムに対して傾斜した方向からスポット光で照射する照射手段と、そのスポット光照射領域に塗布層が有る場合にその領域からの反射光が通る光路上に位置するが、塗布層がない場合にその領域からの反射光が通る光路からは外れた位置に配置した受光手段と、該受光手段からの信号から塗布層の有無を検知する検知手段とを有する塗布層検知装置。
  6. 前記照射手段が、光源と、スポット光を照射する光ファイバとを備えており、前記受光手段が複数の画素を備えたCCD撮像素子であり、前記検知手段が、前記CCD撮像素子からの信号から光入射を検知した画素の個数を計数し、塗布層の有無を検知する画像処理装置であることを特徴とする請求項5記載の塗布層検知装置。
  7. 原反フィルムの巻取をセットし、その巻取から原反フィルムを繰り出す給紙部と、連続的に走行中の原反フィルムの端部に接着液を連続的に塗布する塗布装置と、該塗布装置の下流に設けられ、該塗布装置によって原反フィルムの端部に形成した塗布層の有無を検知する請求項5又は6に記載の塗布層検知装置と、その下流に配置され、原反フィルムの両端部を重ね合わせ、その重合部を接合して筒状とする筒貼り部と、筒貼りしたフィルムを巻き取る巻取部とを有する筒貼り装置。
  8. 更に、筒貼り部の下流に、前記塗布層検知装置によって塗布層が無いと検知された部分に識別用のテープを付与するテープ付与装置を有することを特徴とする請求項7記載の筒貼り装置。
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