JP2005224008A - インバータ装置、インバータ一体型回転電機およびその回転電機を備えた車両 - Google Patents

インバータ装置、インバータ一体型回転電機およびその回転電機を備えた車両 Download PDF

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Abstract

【課題】 インバータ装置が回転電機から受ける熱や振動に配慮し、さらに、冷却系統の構成についても考慮したインバータ一体型回転電機を提供する。
【解決手段】 インバータ装置212は、複数の半導体モジュールと複数の半導体モジュールを冷却するための複数の冷却器とが上下方向に交互に積層された積層体222と、その両側に設けられる冷却水タンク224,226とを含む。インバータ装置212は、積層体222および冷却水タンク224,226の底面を取付面としてモータジェネレータ14,16のハウジング36上に搭載される。冷却水タンク224,226は、底面に通流口を有し、冷却水タンク224,226の各通流口は、モータジェネレータ14,16の冷却水路228,230にそれぞれ接続される。
【選択図】 図4

Description

この発明は、インバータ装置、インバータ一体型回転電機およびその回転電機を備えた車両に関し、特に、複数の半導体素子を積層した半導体スタックを含むインバータ装置が据付けられたインバータ一体型回転電機およびそれを備えた車両に関する。
近年ますます高まりつつある省エネ・環境問題を背景に、ハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)および電気自動車(Electric Vehicle)が大きく注目されており、ハイブリッド自動車は、既に実用化されている。
ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。すなわち、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換された交流電圧によりモータを回転させることによって動力源を得るものである。また、電気自動車は、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。
ハイブリッド自動車や電気自動車、あるいは電車などの車両システムにおいては、インバータやコンバータなどの電子部品において多数のパワー半導体素子が用いられる。そして、レイアウト面積や効率的な冷却性などの観点から、一般に、複数のパワー半導体素子は、冷却器と交互に連設され、上記の電子部品が構成される(以下では、このような構成を「半導体スタック」とも称する。)。
特開2003−86765号公報では、平型半導体素子およびヒートシンクを交互に積層して構成した積層体を絶縁スタッドボルトで締付け圧接して構成された半導体スタックが開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−86765号公報 特開2003−274605号公報 特開2001−326310号公報 特開2002−343937号公報 特開平9−260585号公報 特開2002−95267号公報 特開2001−308263号公報
しかしながら、特開2003−86765号公報は、半導体スタック自体をどこにどのように据付けるかについては、何ら開示していない。上述したハイブリッド自動車や電気自動車においては、小型化や信頼性が強く要求されるところ、半導体スタックを含むインバータ装置がハイブリッド自動車や電気自動車に搭載されるときは、小型化の観点から搭載性が要求される。
また、インバータ装置が回転電機に直付けして据付けられるときは、回転電機から受ける熱や振動にも信頼性の観点から十分に配慮する必要があり、さらに、インバータ装置および回転電機の冷却系統の構成についても効率性や小型化の観点から考慮する必要がある。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、搭載性に優れたインバータ装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、インバータ装置が回転電機から受ける熱や振動に配慮したインバータ一体型回転電機を提供することである。
また、この発明の別の目的は、インバータ装置が回転電機から受ける熱や振動に配慮し、さらに、冷却系統の構成についても考慮したインバータ一体型回転電機を提供することである。
また、この発明の別の目的は、インバータ装置が回転電機から受ける熱や振動に配慮したインバータ一体型回転電機を備えた車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、インバータ装置が回転電機から受ける熱や振動に配慮し、さらに、冷却系統の構成についても考慮したインバータ一体型回転電機を備えた車両を提供することである。
この発明によれば、インバータ装置は、複数の半導体素子および複数の半導体素子を冷却するための複数の冷却器を交互に積層した積層体と、積層体の積層方向に沿って積層体の両側に設けられ、複数の冷却器に対して冷却水の供給および排水をそれぞれ行なう第1および第2の冷却水タンクとを備え、積層体ならびに第1および第2の冷却水タンクの各々は、積層方向に垂直であって、かつ、同一方向の端面を取付面として外部装置に据付けられる。
好ましくは、第1および第2の冷却水タンクの各々は、外部装置の冷却水路に接続される通流口を取付面に有する。
また、この発明によれば、インバータ一体型回転電機は、ステータと、ステータに対して回動自在に設けられるロータと、ステータのステータコイルに流す電流を制御する上述したインバータ装置とを備え、インバータ装置は、ステータまたはステータが固設されるハウジングに据付けられる。
好ましくは、インバータ装置は、積層体の積層方向がロータおよびステータの半径方向に略一致するようにステータまたはハウジングに据付けられる。
好ましくは、インバータ一体型回転電機は、ステータを冷却するための冷却水が流される冷却水路をさらに備え、第1および第2の冷却水タンクの各々は、冷却水が給水または排水される通流口を取付面に有し、第1および第2の冷却水タンクの通流口は、冷却水路に接続される。
好ましくは、第1および第2の冷却水タンクの通流口は、冷却水路の上流側において冷却水路に接続される。
好ましくは、インバータ一体型回転電機は、インバータ装置における複数の半導体素子の動作を制御するための制御基板をさらに備え、制御基板は、その法線方向がロータおよびステータの半径方向と略垂直になるように配設される。
好ましくは、制御基板は、その法線方向が当該回転電機の回転軸方向と略同一となるように配設される。
好ましくは、インバータ一体型回転電機は、インバータ装置における複数の半導体素子の各電力端子が接続される電力端子台をさらに備え、制御基板は、積層体を挟んで電力端子台の反対側に配設される。
また、この発明によれば、車両は、上述したいずれかのインバータ一体型回転電機を搭載する。
この発明によるインバータ装置においては、複数の半導体素子および複数の冷却器が交互に積層された積層体、ならびにその両側に設けられる第1および第2の冷却水タンクの底面を外部装置に対する取付面としたので、外部装置に対するインバータ装置の搭載面積が抑えられる。したがって、この発明によれば、インバータ装置を外部装置に効率的に搭載できる。さらに、外部装置が高温の場合、外部装置からインバータ装置への熱伝導が抑えられるので、インバータ装置の信頼性が向上する。
また、この発明によるインバータ装置においては、第1および第2の冷却水タンクは、取付面に通流口を有するので、外部装置の冷却水路に直結可能である。したがって、この発明によれば、インバータ装置およびそれが据付けられる外部装置の冷却系統を簡素化できる。
また、この発明によるインバータ一体型回転電機においては、積層体および第1および第2の冷却水タンクの底面を取付面として、ステータまたはステータが固設されるハウジングにインバータ装置が据付けられ、さらには、積層体の積層方向が回転電機の半径方向に略一致するようにインバータ装置が据付けられるので、インバータ装置の搭載面積が抑えられる。したがって、この発明によれば、インバータ装置を回転電機上に効率的に搭載できる。さらに、高温となるステータからインバータ装置への熱伝導が抑えられるので、インバータ装置の信頼性が向上する。
また、この発明によるインバータ一体型回転電機においては、第1および第2の冷却水タンクの取付面に設けられた通流口は、ステータの冷却水路に直結されるので、ステータとインバータ装置との間に冷却水路を別途設ける必要はない。したがって、この発明によれば、ステータおよびインバータ装置の冷却系統を一体化でき、冷却系統が簡素化される。
また、この発明によるインバータ一体型回転電機においては、第1および第2の冷却水タンクの通流口は、ステータの冷却水路の上流側においてその冷却水路に接続されるので、インバータ装置よりも高温のステータに先立ってインバータ装置が冷却される。したがって、この発明によれば、インバータ装置の冷却性が劣化することはない。
また、この発明によるインバータ一体型回転電機においては、インバータを制御するための制御基板をその法線方向が回転電機の半径方向と略垂直になるように配設し、さらには、その法線方向が回転電機の回転軸方向と略同一になるように制御基板を配設したので、回転電機におけるインバータ装置の搭載方向の振動に対して制御基板の耐震性が確保される。したがって、この発明によれば、インバータ装置が回転電機上に据付けられるとき、上下方向の振動に対して制御基板の耐震性が確保される。
また、この発明によるインバータ一体型回転電機においては、制御基板は、インバータ装置を挟んで電力端子台の反対側に配設されるので、電力端子台からの発熱に対してインバータ装置が制御基板の防熱壁となる。したがって、この発明によれば、制御基板が高温にさらされることはなく、制御基板の信頼性が向上する。
また、この発明による車両は、上記のインバータ一体型回転電機を備える。したがって、この発明によれば、インバータ装置の搭載性の向上や冷却系統の簡素化により、車両の小型化を図ることができる。また、ステータからインバータ装置および電力端子台から制御基板への防熱性の向上や、制御基板の耐震性の向上により、車両の信頼性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明によるインバータ一体型回転電機が搭載された車両の一例として示されるハイブリッド自動車の構成を示す概略図である。この図1では、ハイブリッド自動車を前面から見た図が示される。
図1を参照して、ハイブリッド自動車10は、パワーコントロールユニット(Power Control Unit、以下「PCU」と称する。)12と、モータジェネレータ14,16と、エンジン18と、ディファレンシャルギア(Differential Gear、以下「DG」と称する。)20と、駆動軸22と、駆動輪24R,24Lとを備える。
PCU12、モータジェネレータ14,16およびエンジン18は、たとえば、車両前方のエンジンルームに設けられる。モータジェネレータ14,16およびエンジン18は、地面と平行に相互に隣接して配設される。PCU12およびモータジェネレータ14,16は一体的に形成され、モータジェネレータ14,16の上部にPCU12が配設される。そして、モータジェネレータ14,16およびエンジン18からなる動力出力装置は、DG20に連結される。
PCU12は、二次電池からなるバッテリ(図示せず)から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ14,16を駆動制御する。また、PCU12は、モータジェネレータ14,16が発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリを充電する。
モータジェネレータ14は、3相交流同期電動機であって、PCU12から受ける交流電力によって駆動力を発生する。また、モータジェネレータ14は、ハイブリッド自動車10の減速時には発電機としても使用され、減速時の発電作用(回生発電)により交流電力を発電し、その発電した交流電力をPCU12へ出力する。モータジェネレータ16は、3相交流同期発電機であって、エンジン18の動力を交流電力に変換し、その交流電力をPCU12へ出力する。
モータジェネレータ14およびエンジン18は、動力取出ギア(図示せず)を介して、発生した動力をDG20へ出力する。また、モータジェネレータ14は、駆動輪24R,24Lの回転力によって発電し、その発電した電力をPCU12へ出力する。また、モータジェネレータ16は、エンジン12の動力によって発電し、その発電した電力をPCU12へ出力する。
DG20は、モータジェネレータ14およびエンジン18によって発生された動力を駆動輪24R,24Lに伝達するとともに、駆動輪24R,24Lの回転力をモータジェネレータ14に伝達する。
なお、このPCU12およびモータジェネレータ14,16は、「インバータ一体型回転電機」を構成する。
図2は、図1に示したPCU12の主要部の構成を示す回路図である。
図2を参照して、PCU12は、インバータ122,124と、制御回路126と、コンデンサCと、電源ラインL1と、接地ラインL2と、出力ライン198,208とを含む。インバータ122は、パワートランジスタQ11〜Q16と、ダイオードD11〜D16とからなり、インバータ124は、パワートランジスタQ21〜Q26と、ダイオードD21〜D26とからなる。
バッテリ26は、直流電源であって、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池からなる。バッテリ26は、電源ラインL1および接地ラインL2に接続され、直流電圧をインバータ122,124へ供給するとともに、インバータ122,124から受ける直流電圧によって充電される。
インバータ122は、U相アーム192、V相アーム194およびW相アーム196からなる。U相アーム192、V相アーム194およびW相アーム196は、電源ラインL1と接地ラインL2との間に並列に接続される。U相アーム192は、直列に接続されたパワートランジスタQ11,Q12からなり、V相アーム194は、直列に接続されたパワートランジスタQ13,Q14からなり、W相アーム196は、直列に接続されたパワートランジスタQ15,Q16からなる。また、各パワートランジスタQ11〜Q16のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD11〜D16がそれぞれ接続されている。
各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン198を介してモータジェネレータ14の各相コイルの各相端にそれぞれ接続される。すなわち、モータジェネレータ14は、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、パワートランジスタQ11,Q12の接続点にU相コイルの他端が接続され、パワートランジスタQ13,Q14の接続点にV相コイルの他端が接続され、パワートランジスタQ15,Q16の接続点にW相コイルの他端が接続される。
インバータ124は、U相アーム202、V相アーム204およびW相アーム206からなる。U相アーム202、V相アーム204およびW相アーム206も、電源ラインL1と接地ラインL2との間に並列に接続される。U相アーム202は、直列に接続されたパワートランジスタQ21,Q22からなり、V相アーム204は、直列に接続されたパワートランジスタQ23,Q24からなり、W相アーム206は、直列に接続されたパワートランジスタQ25,Q26からなる。また、各パワートランジスタQ21〜Q26のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD21〜D26がそれぞれ接続されている。
そして、インバータ124においても、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン208を介してモータジェネレータ16の各相コイルの各相端にそれぞれ接続される。
コンデンサCは、電源ラインL1と接地ラインL2との間に接続され、電圧変動に起因するインバータ122,124への影響を低減する。
制御回路126は、インバータ122におけるパワートランジスタQ11〜Q16のスイッチング動作を制御し、バッテリ26から供給される電力に基づいてモータトルク指令に応じたトルクをモータジェネレータ14に発生させるためにインバータ122を制御する。また、制御回路126は、インバータ124におけるパワートランジスタQ21〜Q26のスイッチング動作を制御し、モータジェネレータ16によって発生された交流電力を直流電力に変換してバッテリ26を充電するためにインバータ124を制御する。
このPCU12においては、インバータ122は、バッテリ26から電源ラインL1および接地ラインL2を介して直流電力を受け、その受けた直流電力を交流電力に変換し、出力ライン198を介してその交流電力をモータジェネレータ14へ出力する。インバータ124は、モータジェネレータ16によって発電された交流電力を出力ライン208を介して受け、その受けた交流電力を直流電力に変換し、電源ラインL1および接地ラインL2を介してバッテリ26を充電する。また、インバータ122は、モータジェネレータ14によって発電された交流電力を出力ライン198を介して受け、その受けた交流電力を直流電力に変換し、電源ラインL1および接地ラインL2を介してバッテリ26を充電することもできる。
このように、PCU12は、バッテリ26からの直流電力に基づいてモータジェネレータ14を駆動するとともに、モータジェネレータ14,16によって発電された電力をバッテリ26へ供給する。
図3は、図1に示したPCU12およびモータジェネレータ14,16の構造を示す概略断面図である。
図3を参照して、PCU12は、モータジェネレータ14,16のハウジング36上に据付けられる。PCU12は、インバータ装置212と、入出力端子台214と、コンデンサCと、入力端子216,217と、出力端子218と、ケース220とを含む。インバータ装置212は、図2に示したインバータ122,124を含む。
インバータ装置212は、後ほど述べるように、インバータ122,124の各相アームを構成する複数の半導体モジュールとこれら複数の半導体モジュールを冷却するための冷却器とが上下方向に交互に積層されており、この積層体の両側に冷却水タンクが設けられている。そして、この積層体および冷却水タンクの底面をモータジェネレータ14,16のハウジング36への取付面として、インバータ装置212は、ハウジング36上に立設される。また、インバータ装置212の底面には、冷却水を給水および排水するための通流口が設けられている。
入出力端子台214は、インバータ装置212から引出される入出力バスバーを装置レイアウトを考慮して配線する配線ケースであって、インバータ装置212とコンデンサCとの間に配設される。出力端子218は、図2に示した出力ライン198,208に対応し、PCU12の下部から引出され、モータジェネレータ14,16に接続される。
モータジェネレータ14は、シャフト32に固設されてシャフト32と連動して回動するロータ142と、ハウジング36に固設されるステータ144とからなる。また、モータジェネレータ16は、シャフト33に固設されてシャフト33と連動して回動するロータ162と、ハウジング36に固設されるステータ164とからなる。ロータ142,162の各々は、外周面に複数個の永久磁石を有し、ステータ144,164の各々は、回転磁界を形成する巻回された3相コイル(ステータコイル)を有する。シャフト32,33は、ギア34によって接続されている。
図4は、図3に示したモータジェネレータ14,16の回転軸方向から見たインバータ装置212の設置状態を示す図である。
図4を参照して、インバータ装置212は、図2に示したインバータ122,124を構成する複数の半導体モジュールおよび複数の半導体モジュールを冷却するための複数の冷却器が上下方向に交互に積層された積層体222と、その両側にそれぞれ設けられる冷却水タンク224,226とからなる。
モータジェネレータ14,16の外周には、モータジェネレータ14,16を冷却するための冷却水を通流する冷却水路228,230が設けられる。冷却水路228,230には、それぞれ冷却水の供給口237および排出口238が設けられ、少なくとも供給口232は、インバータ装置212の近傍に設けられる。
インバータ装置212の冷却水タンク224,226の底面に設けられた通流口は、冷却水路228,230にそれぞれ接続される。そして、冷却水路228の供給口237から供給された冷却水は、冷却水路228を通流してインバータ装置212の冷却水タンク224に供給され、積層体222における複数の冷却器を通流して半導体モジュールを冷却した後、冷却水タンク226に集められる。その後、冷却水は、冷却水タンク226から冷却水路230に供給され、モータジェネレータ14,16を冷却した後、排出口238から排出される。
図5,図6は、インバータ装置212の構成を概略的に説明するための図であり、図5は、図3,図4に示したインバータ装置212を前面側から見た斜視図であり、図6は、図3,図4に示したインバータ装置212を背面側から見た斜視図である。
図5,図6を参照して、インバータ装置212は、半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2と、冷却器241〜247と、ハウジング252,254とからなる。
半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2は、2列6段に積層され、各段の間および最上段および最下段に冷却器241〜247が設けられる。すなわち、水平方向に隣接する2つの半導体モジュールが上下から冷却器に挟み込まれるようにして、半導体モジュールと冷却器とが上下方向に交互に積層される。
上3段の半導体モジュール231.1〜233.1,231.2〜233.2は、たとえば、図2に示したインバータ122を構成し、半導体モジュール231.1〜233.1は、それぞれU相アーム192,V相アーム194,W相アーム196の各上アームを構成し、半導体モジュール231.2〜233.2は、それぞれU相アーム192,V相アーム194,W相アーム196の各下アームを構成する。また、下3段の半導体モジュール234.1〜236.1,234.2〜236.2は、図2に示したインバータ124を構成し、半導体モジュール234.1〜236.1は、それぞれU相アーム202,V相アーム204,W相アーム206の各上アームを構成し、半導体モジュール234.2〜236.2は、それぞれU相アーム202,V相アーム204,W相アーム206の各下アームを構成する。
各冷却器241〜247は、内部に冷却水路を有する。そして、冷却器241〜247は、半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2の各々を両面から冷却する。ハウジング252,254は、半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2および冷却器241〜247からなる積層体を周囲から一体的に覆って頑強に固定する。
インバータ装置212の背面側には、図2に示した制御回路126を実装する制御基板127が配設される。制御基板127は、インバータ装置212の背面に対向するように、ボルト268によってインバータ装置212に固設される。
図7は、図3,図4に示したインバータ装置212の冷却構造を説明するためのインバータ装置212の平面図である。なお、図7では、ハウジング252の内部構造が示されている。
図7を参照して、ハウジング252は、図4に示した冷却水タンク224,226を内部に有する。冷却水タンク224は、モータジェネレータ14,16の冷却水路228(図示せず)に接続される通流口を有し、その冷却水路228から供給される冷却水を各冷却器241〜247へ供給する。一方、冷却水タンク226は、モータジェネレータ14,16の冷却水路230(図示せず)に接続される通流口を有し、各冷却器241〜247を通流した冷却水を集水して冷却水路230へ出力する。
再び図3〜図7を参照して、このインバータ装置212においては、半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2および冷却器241〜247が上下方向に交互に積層された積層体222および冷却水タンク224,226の底面、すなわちインバータ装置212のハウジング252の底面が、モータジェネレータ14,16のハウジング36への取付面として構成され、モータジェネレータ14,16のハウジング36上にインバータ装置212が据付けられる。
したがって、インバータ122,124を構成する複数の半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2は、モータジェネレータ14,16上に効率的に搭載される。また、インバータ装置212のモータジェネレータ14,16への搭載面積が小さく抑えられるので、モータジェネレータ14,16からインバータ装置212への伝熱が抑えられ、インバータ装置212の信頼性が向上する。
さらに、インバータ装置212の底面をモータジェネレータ14,16への取付面にするとともに、モータジェネレータ14,16の冷却水路228,230との接続口をその取付面に設けたので、インバータ装置212のモータジェネレータ14,16への据付によって、インバータ装置212の冷却系統をモータジェネレータ14,16の冷却系統に直結できる。
そして、一般に、モータジェネレータ14,16は、インバータ装置212よりも高温になるところ、インバータ装置212は、モータジェネレータ14,16の冷却水路の上流側に接続されるので、インバータ装置212は、モータジェネレータ14,16に先立って十分に冷却される。
図8は、図5に示した半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2の構成を概略的に示す断面図である。
図8を参照して、半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2の各々は、半導体チップ272と、スペーサ274と、電極基板276,278と、信号電極板280と、ワイヤ282と、モールド樹脂284とからなる。
半導体チップ272は、図2に示したインバータ122,124の各アームにおけるパワートランジスタおよびダイオードを構成する。たとえば、半導体モジュール231.1であれば、半導体チップ272は、インバータ122のU相上アームにおけるパワートランジスタQ11およびダイオードD11を構成する。スペーサ274は、導電体からなり、ワイヤ282が電極基板278と接触するのを防止するために半導体チップ272と電極基板278との間隔を確保する。電極基板276,278は、たとえば銅などからなる導電性基板であって、半導体チップ272およびスペーサ274を上下から挟み込むように平行に設けられる。
信号電極板280も、たとえば銅などからなる導電性基板であって、半導体チップ272とワイヤ282によって接続される。この信号電極板280は、図6に示したインバータ装置212の背面側に配設される制御基板127に接続される。
そして、半導体チップ272、スペーサ274、電極基板276,278、信号電極板280およびワイヤ282は、モールド樹脂284によって一体成形される。
この半導体モジュール231.1〜236.1,231.2〜236.2は、モールド樹脂284によって一体成形されているので、耐震性に優れる。したがって、インバータ装置212がモータジェネレータ14,16上に据付けられても、モータジェネレータ14,16の振動や車両振動に対して信頼性が確保される。
図9は、図3に示したPCU12の構造をより詳細に示したPCU12の断面図である。なお、図9では、図3で既に説明した箇所については、説明を繰返さない。
図9を参照して、インバータ装置212は、半導体モジュール231〜236と、冷却器241〜247とからなる。半導体モジュール231は、図5に示した水平方向に並設される半導体モジュール231.1,231.2を総括して表示したものであり、他の半導体モジュール232〜236についても同様である。そして、上述したように、半導体モジュール231〜236および冷却器241〜247は、上下方向に交互に積層される。
図2に示した制御回路126が実装される制御基板127は、インバータ装置212を挟んで入出力端子台214と反対側に配設される。そして、制御基板127は、その法線方向がモータジェネレータ14,16の軸方向(x軸方向)に略同一となるようにモータジェネレータ14,16のハウジング36上に配置される。
このPCU12においては、入出力端子台214およびコンデンサCは、PCU12内において相対的に高温となる。ここで、入出力端子台214およびコンデンサCは、インバータ装置212の同一側に配置され、制御基板127は、インバータ装置212を挟んで入出力端子台214およびコンデンサCの反対側に配置されている。したがって、耐熱性の低い制御基板127は、冷却体241〜247を含むインバータ装置212によって入出力端子台214およびコンデンサCから熱的に分断され、入出力端子台214およびコンデンサCの輻射熱から保護される。
また、PCU12は、モータジェネレータ14,16のハウジング36上に直付けされ、PCU12内の各装置は、車両振動やモータジェネレータ14,16自体の振動によって、特に上下方向(y軸方向)に大きな加速度を有する振動を大きく受ける。これに伴なって、制御基板127も、上下方向に大きく振動するところ、制御基板127は、y軸方向に沿って配設されているので、上下方向の振動に対して耐震性に優れる。
以上のように、この実施の形態によれば、インバータ装置212の底面を取付面としてインバータ装置212をモータジェネレータ14,16に据付けたので、モータジェネレータ14,16に対するインバータ装置212の搭載面積が抑えられる。したがって、インバータ装置212をモータジェネレータ14,16上に効率的に搭載できる。さらに、高温となるモータジェネレータ14,16からインバータ装置212への熱伝導が抑えられるので、インバータ装置212の信頼性が向上する。
また、この実施の形態によれば、冷却水タンク224,226の取付面に設けられた通流口は、モータジェネレータ14,16の冷却水路228,230に直結されるので、モータジェネレータ14,16とインバータ装置212との間に冷却水路を別途設ける必要はない。したがって、モータジェネレータ14,16およびインバータ装置212の冷却系統を一体化でき、冷却系統が簡素化される。
また、この実施の形態によれば、冷却水タンク224,226の通流口は、モータジェネレータ14,16の冷却水路の上流側においてその冷却水路に接続されるので、インバータ装置212よりも高温のモータジェネレータ14,16に先立ってインバータ装置212が冷却される。したがって、インバータ装置212の冷却性が劣化することはない。
また、この実施の形態によれば、制御基板127をその法線方向がモータジェネレータ14,16の回転軸方向と略同一になるように配設したので、モータジェネレータ14,16におけるインバータ装置212の搭載方向の振動に対して制御基板127の耐震性が確保される。すなわち、上下方向の車両振動に対して制御基板127の耐震性が確保される。
また、この実施の形態によれば、制御基板127は、インバータ装置212を挟んで入出力端子台214の反対側に配設されるので、入出力端子台214からの発熱に対してインバータ装置212が制御基板127の防熱壁となる。したがって、制御基板127が高温にさらされることはなく、制御基板127の信頼性が向上する。
そして、この実施の形態によれば、インバータ装置212の搭載性の向上や冷却系統の簡素化により、ハイブリッド自動車10の小型化を図ることができる。また、モータジェネレータ14,16からインバータ装置212および入出力端子台214から制御基板127への防熱性の向上や、制御基板127の耐震性の向上により、ハイブリッド自動車10の信頼性が向上する。
なお、上記の実施の形態においては、インバータ装置212を挟んで入出力端子台214およびコンデンサCと制御基板127とを異なる側に配設するものとしたが、コンデンサCからの発熱は、制御基板127に対してそれほど問題にならないことも多く、コンデンサCについては、インバータ装置212に対して制御基板127と同じ側に配設してもよい。
また、上記の実施の形態においては、インバータ装置212は、入出力端子台214および制御基板127をケース220内で左右に分断したが、ケース220内で上下に分断してもよい。
また、上記の実施の形態においては、制御基板127は、その法線方向がモータジェネレータ14,16の軸方向と略同一となるものとしたが、制御基板127の配置は、これに限られるものではなく、制御基板127の法線方向が図9に示したy軸方向と垂直であれば、上下方向の振動に対する制御基板127の耐震性は確保される。
また、上記の実施の形態においては、モータジェネレータが2つ備えられたハイブリッド自動車10の場合を代表的に説明したが、この発明の適用範囲は、モータジェネレータの数が2つの場合に限られるものではなく、単数であっても、より多いシステムであってもよい。
また、上記の実施の形態においては、インバータ装置212は、モータジェネレータ14,16の各ステータ144,164が固設されるハウジング36上に据付けられるものとしたが、たとえば、単数のモータジェネレータのステータにインバータ装置が直接据付けられてもよい。
また、上記の実施の形態においては、この発明によるインバータ一体型モータジェネレータが搭載される車両としてハイブリッド自動車10の場合を代表的に例示して説明したが、この発明の適用範囲は、ハイブリッド自動車に限られるものではなく、電気自動車や電車など他の車両システムにおいてもこの発明を適用することができる。
なお、上記の実施の形態において、PCU12は、バッテリからの直流電圧を昇圧する昇圧回路をさらに含み、その昇圧回路によってバッテリ電圧を昇圧した直流電圧を交流電圧に変換するようにしてもよい。そして、この場合の昇圧回路の構成としては、種々の公知な回路構成をとることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明によるインバータ一体型回転電機が搭載された車両の一例として示されるハイブリッド自動車の構成を示す概略図である。 図1に示すPCUの主要部の構成を示す回路図である。 図1に示すPCUおよびモータジェネレータの構造を示す概略断面図である。 図3に示すモータジェネレータの回転軸方向から見たインバータ装置の設置状態を示す図である。 図3,図4に示すインバータ装置を前面側から見た斜視図である。 図3,図4に示すインバータ装置を背面側から見た斜視図である。 図3,図4に示すインバータ装置の冷却構造を説明するためのインバータ装置の平面図である。 図5に示す半導体モジュールの構成を概略的に示す断面図である。 図3に示すPCUの構造をより詳細に示したPCUの断面図である。
符号の説明
10 ハイブリッド自動車、12 PCU、14,16 モータジェネレータ、18 エンジン、20 ディファレンシャルギア、22 駆動軸、24R,24L 駆動輪、26 バッテリ、32,33 シャフト、34 ギア、36 ハウジング、122,124 インバータ、126 制御回路、127 制御基板、142,162 ロータ、144,164 ステータ、192,202 U相アーム、194,204 V相アーム、196,206 W相アーム、198,208 出力ライン、212 インバータ装置、214 入出力端子台、216,217 入力端子、218 出力端子、220 ケース、222 積層体、224,226 冷却水タンク、228,230 冷却水路、231〜236,231.1〜236.1,231.2〜236.2 半導体モジュール、237 供給口、238 排出口、241〜247 冷却器、252,254 ハウジング、268 ボルト、272 半導体チップ、274 スペーサ、276,278 電極基板、280 信号電極板、282 ワイヤ、284 モールド樹脂、C コンデンサ、L1 電源ライン、L2 接地ライン、Q11〜Q16,Q21〜Q26 パワートランジスタ、D11〜D16,D21〜D26 ダイオード。

Claims (10)

  1. 複数の半導体素子および前記複数の半導体素子を冷却するための複数の冷却器を交互に積層した積層体と、
    前記積層体の積層方向に沿って前記積層体の両側に設けられ、前記複数の冷却器に対して冷却水の供給および排水をそれぞれ行なう第1および第2の冷却水タンクとを備え、
    前記積層体ならびに前記第1および第2の冷却水タンクの各々は、前記積層方向に垂直であって、かつ、同一方向の端面を取付面として外部装置に据付けられる、インバータ装置。
  2. 前記第1および第2の冷却水タンクの各々は、前記外部装置の冷却水路に接続される通流口を前記取付面に有する、請求項1に記載のインバータ装置。
  3. ステータと、
    前記ステータに対して回動自在に設けられるロータと、
    前記ステータのステータコイルに流す電流を制御する、請求項1に記載のインバータ装置とを備え、
    前記インバータ装置は、前記ステータまたは前記ステータが固設されるハウジングに据付けられる、インバータ一体型回転電機。
  4. 前記インバータ装置は、前記積層体の積層方向が前記ロータおよびステータの半径方向に略一致するように前記ステータまたは前記ハウジングに据付けられる、請求項3に記載のインバータ一体型回転電機。
  5. 前記ステータを冷却するための冷却水が流される冷却水路をさらに備え、
    前記第1および第2の冷却水タンクの各々は、冷却水が給水または排水される通流口を前記取付面に有し、
    前記第1および第2の冷却水タンクの通流口は、前記冷却水路に接続される、請求項3または請求項4に記載のインバータ一体型回転電機。
  6. 前記第1および第2の冷却水タンクの通流口は、前記冷却水路の上流側において前記冷却水路に接続される、請求項5に記載のインバータ一体型回転電機。
  7. 前記インバータ装置における前記複数の半導体素子の動作を制御するための制御基板をさらに備え、
    前記制御基板は、その法線方向が前記ロータおよびステータの半径方向と略垂直になるように配設される、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のインバータ一体型回転電機。
  8. 前記制御基板は、その法線方向が当該回転電機の回転軸方向と略同一となるように配設される、請求項7に記載のインバータ一体型回転電機。
  9. 前記インバータ装置における前記複数の半導体素子の各電力端子が接続される電力端子台をさらに備え、
    前記制御基板は、前記積層体を挟んで前記電力端子台の反対側に配設される、請求項7または請求項8に記載のインバータ一体型回転電機。
  10. 請求項3から請求項9にいずれか1項に記載のインバータ一体型回転電機を備えた車両。
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