JP2005223828A - 通信システムおよび通信復旧方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源断からの復旧に際して端末側装置の再設定処理を自動化するとともに、システムのスループット能力の低下を抑制し、局側装置の負荷を少なくすることが可能な通信システムおよび通信復旧方法を提供する。
【解決手段】 端末側装置100で商用電源断が起こった場合、端末側装置100は、局側装置200へ「電源断情報」と電源断直前の「設定情報」の入ったフレームを送信する。局側装置200は、端末側装置100から送信されたフレームに入っている「設定情報」を記憶し、端末側装置100の電源断の復旧後に、記憶していた「設定情報」をフレームに載せて端末側装置100へ送信することによって端末側装置100を再設定し、自動的に通信システムを復旧する。
【選択図】 図1
【解決手段】 端末側装置100で商用電源断が起こった場合、端末側装置100は、局側装置200へ「電源断情報」と電源断直前の「設定情報」の入ったフレームを送信する。局側装置200は、端末側装置100から送信されたフレームに入っている「設定情報」を記憶し、端末側装置100の電源断の復旧後に、記憶していた「設定情報」をフレームに載せて端末側装置100へ送信することによって端末側装置100を再設定し、自動的に通信システムを復旧する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信システムおよび通信復旧方法に関し、特には、商用電源断から自動的に復旧することが可能な通信システムおよび通信復旧方法に関する。
データ通信システムは、雷サージ等の障害により商用電源が瞬断されると、動作が停止してしまうことがある。特に、データ通信システムの端末側装置は、商用電源の断を防止するための保護装置を設置することができない設置環境に置かれることが多く、雷サージ等の障害により、端末側装置の商用電源が断する可能性が高い。
従来、端末側装置の商用電源が断した際の不具合を解消するための手法が提案されている。
例えば、商用電源の断への対策として、端末側装置が復旧用の設定情報を記録した情報記憶回路を備えている場合がある。特許文献1(特開平8−95871号公報)には、復旧用の設定情報を記録した情報記憶回路が備えられ、商用電源が断した後で商用電源が復旧した際、情報記憶装置に記録された復旧用設定情報に基づいて自己の設定を行うことによって、自動復旧できる端末側装置が記載されている。
また、特許文献2(特開平4−270412号公報)には、端末装置が電源切断の後に再立ち上げを行うときだけ、上位装置が端末装置に初期ロード情報(初期設定情報)を送信する通信システムが記載されている。
具体的には、端末装置に発生した不具合が電源切断であるか否かを示す情報を端末装置側が記憶し、上位装置が端末装置から復旧信号を受け付けた際に、上位装置が不具合の原因を端末装置に問合せ、不具合の原因が電源切断であった場合にのみ上位装置が初期ロード情報(初期設定情報)を端末装置に送信する通信システムが特許文献2に記載されている。
また、局側装置が常に端末側装置の状態を監視するシステムがある。
特開平8−95871号公報
特開平4−270412号公報
特許文献1に記載された端末側装置の場合、具体的には、商用電源が断した後で商用電源が復旧した際、情報記憶装置に記録された復旧用設定情報に基づいて自己の設定を行って自動復旧する端末側装置の場合、雷サージなどの瞬時停電が頻発した場合、端末装置が正常に復旧しなくなったり、ストールしてしまったりする障害が発生することがある。
端末装置が正常に復旧しなくなったり、ストールしてしまったりする障害が発生した場合、端末側装置の電源を再度入れ直して再設定し直す必要があるが、端末側装置は遠隔地に設置されることが多く、保守員がそこまで出向いて設定を直さなければいけないため労力(コスト)が大幅にかかってしまう。
さらに、保守員が端末側装置を復旧させるまでの間システムが停止してしまうため大きな損害につながってしまう。
特許文献2に記載のシステムでは、上位局側が端末側装置の再設定を行うので、特許文献1に記載のシステムが有するような問題が生じる可能性は少なくなる。しかしながら、上位局側が端末側装置から復旧信号を受け付けた際、上位局側が端末側装置に対して不具合の原因が電源切断であったか否かを問い合わせなければならなず、上位局側に問合せの負担を強いるという問題があった。
また、局側装置で常に端末側装置を監視しているようなシステムの場合も、特許文献1に記載のシステムが有するような問題が生じる可能性は少なくなる。しかしながら、端末側装置の状態を常に局側装置が把握している必要があるため、局側装置が端末側装置に対して定期的に保守フレームを送信することになり、この保守フレームのため、システムのスループット能力が低下してしまう問題がある。
本発明の目的は、電源断からの復旧に際して端末側装置の再設定処理を自動化するとともに、システムのスループット能力の低下を抑制し、局側装置の負荷を少なくすることが可能な通信システムおよび通信復旧方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の通信システムは、商用電源を電源とする通信端末装置と上位装置との間で通信が行われる通信システムであって、前記通信端末装置は、前記通信端末装置に設定された設定情報を保持する設定情報保持部と、前記商用電源が切断されたことを検出する電源断検出部と、該電源断検出部により前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記通信端末装置に所定の時間の間電源を供給する電源供給部と、前記電源断検出部により前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて前記設定情報を前記上位装置に送信する設定情報送信部とを備え、前記上位装置は、前記設定情報送信部から送信される設定情報を受信する設定情報受信部と、前記設定情報受信部によって受信された設定情報を記録する設定情報記録部と、前記通信端末装置の商用電源の復旧を検出する復旧検出部と、前記復旧検出部により前記通信端末装置の商用電源の復旧が検出された際に、前記設定情報記録部に記録されている設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する復旧情報送信部とを備え、前記通信端末装置は、さらに、前記復旧情報送信部から送信された復旧情報を受信する復旧情報受信部と、前記設定情報保持部の保持内容を前記復旧情報受信部によって受信された復旧情報に書き換える情報書換え部とを含む。
また、本発明の通信復旧方法は、商用電源を電源とする通信端末装置と上位装置との間で通信が行われる通信システムが行う通信復旧方法であって、前記商用電源が切断されたことを検出する電源断検出ステップと、前記電源断検出ステップで前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記通信端末装置に所定の時間の間電源を供給する電源供給ステップと、前記電源断検出ステップで前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて情報設定保持部に保持されている前記通信端末装置に設定された設定情報を前記上位装置に送信する設定情報送信ステップと、前記設定情報送信ステップで送信される設定情報を受信する設定情報受信ステップと、前記設定情報受信ステップで受信された設定情報を記録する設定情報記録ステップと、前記通信端末装置の商用電源の復旧を検出する復旧検出ステップと、前記復旧検出ステップで前記通信端末装置の商用電源の復旧が検出された際に、前記設定情報記録ステップで記録した設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する復旧情報送信ステップと、前記復旧情報送信ステップで送信された復旧情報を受信する復旧情報受信ステップと、前記設定情報保持部の保持内容を前記復旧情報受信ステップで受信した復旧情報に書き換える情報書換えステップとを含む。
上記の発明によれば、通信端末装置は、商用電源が復旧した際に、設定情報保持部の保持内容を上位装置から送信された復旧情報に書き換える。上位装置から送信される復旧情報は、通信端末装置の商用電源が切断した際の設定情報保持部の保持内容である。このため、通信端末装置の設定情報保持部の保持内容は、通信端末装置の商用電源が切断する前の状態に自動的に復旧される。
上記の発明によれば、電源断時と電源復旧時のみ設定情報を送信すればよくなり、復旧処理の伴う通信システムのスループットの低下を少なくすることが可能となる。また、上位装置は、電源復旧時のみ設定情報を送信すればよくなり、復旧処理の伴う上位装置の負荷を少なくすることが可能となる。
また、障害発生状態にある通信端末装置を上位装置が再設定するため、障害対応のために保守員が端末側装置まで出向いていく必要性を低くできる。
また、再設定処理を自動化したことで、通信システムが長時間停止してしまうような問題を回避することができる。
また、上記通信システムにおいて、前記設定情報送信部は、前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて前記設定情報および電源断情報を前記上位装置に送信し、前記設定情報受信部は、前記設定情報送信部から送信される設定情報および電源断情報を受信し、前記復旧検出部は、前記通信端末装置との通信の異常状態を検出し、さらに、前記設定情報受信部によって前記電源断情報が受信された後に前記通信の異常状態を検出した際に前記通信端末装置の商用電源の断を検出することが望ましい。
また、上記通信復旧方法において、前記設定情報送信ステップは、前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給ステップで供給される電源を用いて前記設定情報および電源断情報を前記上位装置に送信し、前記設定情報受信ステップは、前記設定情報送信ステップで送信された設定情報および電源断情報を受信し、前記復旧検出ステップは、前記通信端末装置との通信の異常状態を検出し、さらに、前記設定情報受信部によって前記電源断情報が受信された後に前記通信の異常状態を検出した際に前記通信端末装置の商用電源の断を検出することが望ましい。
上記の発明によれば、上位装置は、通信端末装置から出力される電源断情報および通信端末装置との通信の異常状態とに基づいて通信端末装置の電源の断を検出する。このため、例えば、通信端末装置のフレームフォーマットに電源情報が割り当てられていない場合でも、通信端末装置の電源断を正確に確認することが可能となる。
また、電源供給部から供給される電源は、設定情報の送信用の電源および電源断情報の送信用の電源として用いられる。このため、設定情報の送信用の電源と電源断情報の送信用の電源とを別々に設ける場合に比べて、構成の簡略化を図ることが可能となる。
また、上記通信システムにおいて、前記復旧情報送信部は、前記復旧検出部が前記通信端末装置の商用電源の断を検出した後に通信端末装置の商用電源の復旧を検出した際に、前記設定情報記録部に記録されている設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信することが望ましい。
また、上記通信復旧方法において、前記復旧情報送信ステップは、前記復旧検出ステップで前記通信端末装置の商用電源の断を検出した後に通信端末装置の商用電源の復旧を検出した際に、前記設定情報記録ステップで記録した設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信することが望ましい。
上記の発明によれば、復旧検出部が通信端末装置の商用電源の断を検出した後に通信端末装置の商用電源の復旧を検出した際に、設定情報記録部に記録されている設定情報が復旧情報として通信端末装置に送信される。このため、上位装置は、通信端末装置の商用電源が断の状態から復旧した際に、確実に復旧情報を送信することが可能となる。
本発明によれば、通信端末装置は、商用電源が復旧した際に、設定情報保持部の保持内容を上位装置から送信された復旧情報に書き換える。上位装置から送信される復旧情報は、通信端末装置の商用電源が切断した際の設定情報保持部の保持内容である。このため、通信端末装置の設定情報保持部の保持内容は、通信端末装置の商用電源が切断する前の状態に自動的に復旧される。
本発明によれば、電源断時と電源復旧時のみ設定情報を送信すればよくなり、復旧処理の伴う通信システムのスループットの低下を少なくすることが可能となる。また、上位装置は、電源復旧時のみ設定情報を送信すればよくなり、復旧処理の伴う上位装置の負荷を少なくすることが可能となる。
また、障害発生状態にある通信端末装置を上位装置が再設定するため、障害対応のために保守員が端末側装置まで出向いていく必要性を低くできる。
また、再設定処理を自動化したことで、通信システムが長時間停止してしまうような問題を回避することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の通信システムを示したブロック図である。本通信システムは、通信端末装置としての端末側装置100と、上位装置としての局側装置200とを含む。端末側装置100と局側装置200との間では通信が行われる。
端末側装置100は、商用電源を電源として動作する。端末側装置100は、電源保持回路1と、電源監視回路2と、フレーム送信回路3と、設定情報記憶回路4と、フレーム受信回路9と、情報書換え部10とを含む。局側装置200は、フレーム受信回路5と、電源断検出回路6と、設定情報記憶回路7と、フレーム送信回路8とを含む。
電源供給部としての電源保持回路1は、端末側装置100の商用電源の断が発生した際、任意の時間(所定の時間)、端末側装置100の電源として用いられる内部電圧(例えば+5V)を保持する。
電源断検出部としての電源監視回路2は、電源保持回路1によって供給される電源を利用して動作し、商用電源が切断されたことを検出する。電源監視回路2は、端末側装置100の商用電源の切断を検出すると電源断情報を出力する。
設定情報保持部としての設定情報記憶回路4は、端末側装置100に設定された設定情報を保持している。設定情報記憶回路4は、電源監視回路2から電源断情報が入力されると、自己の内部に保持されている設定情報をフレーム送信回路3に供給する。
設定情報送信部としてのフレーム送信回路3は、電源監視回路2が商用電源の切断を検出した際に、電源保持回路1によって供給される電源を用いて動作し、設定情報記憶回路4から供給された設定情報および電源監視回路2から供給された電源断情報とを局側装置200に送信する。
設定情報受信部としてのフレーム受信部5は、フレーム送信回路3から送信される設定情報および電源断情報とを受信する。
復旧検出部としての電源断検出回路6は、端末側装置100との通信の異常状態を検出し、さらに、フレーム受信回路5によって電源断情報が受信された後に通信の異常状態を検出した際に、端末側装置100の商用電源の断を検出する。また、電源断検出回路6は、端末側装置100の商用電源の復旧を検出する。
例えば、電源断検出回路6は、端末側装置100の商用電源が切断することによって端末側装置100との通信において信号断または同期外れ等の通信の異常状態を検出すると回線アラームを発生する。
電源断検出回路6は、端末側装置100の商用電源の断を検出した後で通信の異常状態が検出されなくなると、回線アラームの発生を停止する。電源断検出回路6は、端末側装置100の商用電源の断を検出した後での回線アラームの停止により、端末側装置100の商用電源の復旧を検出する。
設定情報記録部としての設定情報記憶回路7は、フレーム受信回路5によって受信された設定情報を記録する。
復旧情報検出部としてのフレーム送信回路8は、電源断検出回路6が端末側装置100の商用電源の断を検出した後に端末側装置100の商用電源の復旧を検出した際に、設定情報記憶回路7に記録されている設定情報を復旧情報として端末側装置100に送信する。
復旧情報受信部としてのフレーム受信回路9は、フレーム送信回路8から送信された復旧情報を受信する。
情報書換え部10は、設定情報記憶回路4の保持内容をフレーム受信回路9によって受信された復旧情報に書き換える。
次に、動作の概要を説明する。
端末側装置100で商用電源断が起こった場合、端末側装置100は、局側装置200に対して「電源断情報」と電源断直前の「設定情報」の入ったフレーム(電源断フレーム)を送信する。
局側装置200は、端末側装置100から送信されたフレーム(電源断フレーム)に入っている「設定情報」を記憶する。
局側装置200は、端末側装置100の電源断の復旧後に、記憶していた「設定情報」をフレーム(復旧フレーム)に載せて端末側装置100送信することによって端末側装置100を再設定し、自動的に通信システムを復旧する。
次に、動作を説明する。
図2は、本通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。以下、図2を参照して本通信システムの動作を説明する。
端末側装置100の商用電源が断された場合(ステップ2a)、電源保持回路1は、任意の時間(所定の時間)、端末側装置100の電源として用いられる内部電圧(例えば+5V)を保持する。
電源監視回路2は、電源保持回路1によって供給される電源を利用して動作し、商用電源が切断されたことを検出すると、電源断情報を出力する(ステップ2b)。
電源監視回路2は、設定情報記憶回路4およびフレーム送信回路3に電源断情報を通知する。
設定情報記憶回路4は、電源断情報を受けると、内部レジスタ等に記憶している「設定情報」を抽出し(ステップ2c)、抽出した「設定情報」をフレーム送信回路3に通知する。
フレーム送信回路3は、電源監視回路2から送られてきた「電源断情報」と設定情報記憶回路4から送られてきた「設定情報」とを含む電源断フレームを生成し、生成した電源断フレームを局側装置200に送信する(ステップ2d)。
局側装置200では、フレーム受信回路5が電源断フレームを受信する。フレーム受信回路5は、受信した電源断フレームから「電源断情報」および電源断時の「設定情報」を抽出する(ステップ2e)。
端末側装置100は、電源断フレームの送信後、電源保持回路1から供給される電源が断たれると、完全に電源断状態になる(ステップ2f)。
端末側装置100が完全に電源断状態になると、局側装置200の電源断検出回路6は、端末側装置100との通信の異常状態(例えば、信号断または同期外れ)を検出し、回線アラームを発生する。
電源断検出回路6は、電源断フレーム内の「電源断情報」と「回線アラーム」とを検出することによって、端末側装置100の電源断を検出する(ステップ2g)。
また、局側装置200は、フレーム受信回路5が抽出した端末側装置100の「設定情報」を設定情報記憶回路7に記録する(ステップ2h)。
端末側装置100の商用電源が復旧すると(ステップ2i)、局側装置200では、回線アラームが解除される。具体的には、端末側装置100の商用電源が復旧し、電源断検出回路6が局側装置200と端末側装置100との間に通信の異常状態を検出しなくなると、電源断検出回路6は回線アラームの発生を停止する。
電源断検出回路6は、回線アラームが解除されることにより端末側装置100の電源復旧を検出すると(ステップ2j)、電源断復旧情報を設定情報記憶回路7およびフレーム送信回路8に通知する。
設定情報記憶回路7は電源断復旧情報を受信すると、先に記憶していた端末側装置100の「設定情報」をフレーム送信回路8に通知する。
フレーム送信回路8は、設定情報記憶回路7より送られてきた「設定情報」を含む復旧フレームを生成し、生成した復旧フレームを端末側装置100へ送信する(ステップ2k)。
端末側装置100のフレーム受信回路9は、復旧フレームを受信し、復旧フレーム内の「設定情報」を抽出する(ステップ2l)。
情報書換え部10は、設定情報記憶回路4の保持内容をフレーム受信回路9によって抽出された復旧情報に書き換える再設定を行う(ステップ2m)。
本実施例によれば、端末側装置100が電源断直前の設定情報を局側装置200に送信し、電源断復旧後に、局側装置200が、端末側装置100から送信された設定情報に基づいて自動的に端末側装置100を再設定することで、通信システムの自動復旧が可能となる。
また、本実施例によれば、端末側装置100側に電源断からの復旧に用いる情報を記憶した情報記憶回路を設けなくても、端末側装置100において電源断から電源復旧という事態が発生した場合に、通信システムを自動的に復旧できる。
また、電源断時と電源復旧時のみ設定情報を送信すればよくなり、復旧処理の伴う通信システムのスループットの低下を少なくすることが可能となる。
また、局側装置200は、復旧処理に際して、電源復旧時のみ設定情報を端末側装置100に送信すればよくなり、復旧処理の伴う局側装置200の負荷を少なくすることが可能となる。
また、障害発生状態にある端末側装置100を局側装置200が再設定するため、障害対応のために保守員が端末側装置まで出向いていく必要性を低くできる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
100 端末側装置
200 局側装置
1 電源保持回路
2 電源監視回路
3 フレーム送信回路
4 設定情報記憶回路
5 フレーム受信回路
6 電源断検出回路
7 設定情報記憶回路
8 フレーム送信回路
9 フレーム受信回路
10 情報書換え部
200 局側装置
1 電源保持回路
2 電源監視回路
3 フレーム送信回路
4 設定情報記憶回路
5 フレーム受信回路
6 電源断検出回路
7 設定情報記憶回路
8 フレーム送信回路
9 フレーム受信回路
10 情報書換え部
Claims (6)
- 商用電源を電源とする通信端末装置と上位装置との間で通信が行われる通信システムであって、
前記通信端末装置は、前記通信端末装置に設定された設定情報を保持する設定情報保持部と、前記商用電源が切断されたことを検出する電源断検出部と、該電源断検出部により前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記通信端末装置に所定の時間の間電源を供給する電源供給部と、前記電源断検出部により前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて前記設定情報を前記上位装置に送信する設定情報送信部とを備え、
前記上位装置は、前記設定情報送信部から送信される設定情報を受信する設定情報受信部と、前記設定情報受信部によって受信された設定情報を記録する設定情報記録部と、前記通信端末装置の商用電源の復旧を検出する復旧検出部と、前記復旧検出部により前記通信端末装置の商用電源の復旧が検出された際に、前記設定情報記録部に記録されている設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する復旧情報送信部とを備え、
前記通信端末装置は、さらに、前記復旧情報送信部から送信された復旧情報を受信する復旧情報受信部と、前記設定情報保持部の保持内容を前記復旧情報受信部によって受信された復旧情報に書き換える情報書換え部とを含む、通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記設定情報送信部は、前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて前記設定情報および電源断情報を前記上位装置に送信し、
前記設定情報受信部は、前記設定情報送信部から送信される設定情報および電源断情報を受信し、
前記復旧検出部は、前記通信端末装置との通信の異常状態を検出し、さらに、前記設定情報受信部によって前記電源断情報が受信された後に前記通信の異常状態を検出した際に前記通信端末装置の商用電源の断を検出する、通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムにおいて、
前記復旧情報送信部は、前記復旧検出部が前記通信端末装置の商用電源の断を検出した後に通信端末装置の商用電源の復旧を検出した際に、前記設定情報記録部に記録されている設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する、通信システム。 - 商用電源を電源とする通信端末装置と上位装置との間で通信が行われる通信システムが行う通信復旧方法であって、
前記商用電源が切断されたことを検出する電源断検出ステップと、
前記電源断検出ステップで前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記通信端末装置に所定の時間の間電源を供給する電源供給ステップと、
前記電源断検出ステップで前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給部によって供給される電源を用いて情報設定保持部に保持されている前記通信端末装置に設定された設定情報を前記上位装置に送信する設定情報送信ステップと、
前記設定情報送信ステップで送信される設定情報を受信する設定情報受信ステップと、
前記設定情報受信ステップで受信された設定情報を記録する設定情報記録ステップと、
前記通信端末装置の商用電源の復旧を検出する復旧検出ステップと、
前記復旧検出ステップで前記通信端末装置の商用電源の復旧が検出された際に、前記設定情報記録ステップで記録した設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する復旧情報送信ステップと、
前記復旧情報送信ステップで送信された復旧情報を受信する復旧情報受信ステップと、
前記設定情報保持部の保持内容を前記復旧情報受信ステップで受信した復旧情報に書き換える情報書換えステップとを含む、通信復旧方法。 - 請求項4に記載の通信復旧方法において、
前記設定情報送信ステップは、前記商用電源が切断されたことが検出された際に前記電源供給ステップで供給される電源を用いて前記設定情報および電源断情報を前記上位装置に送信し、
前記設定情報受信ステップは、前記設定情報送信ステップで送信された設定情報および電源断情報を受信し、
前記復旧検出ステップは、前記通信端末装置との通信の異常状態を検出し、さらに、前記設定情報受信部によって前記電源断情報が受信された後に前記通信の異常状態を検出した際に前記通信端末装置の商用電源の断を検出する、通信復旧方法。 - 請求項5に記載の通信復旧方法において、
前記復旧情報送信ステップは、前記復旧検出ステップで前記通信端末装置の商用電源の断を検出した後に通信端末装置の商用電源の復旧を検出した際に、前記設定情報記録ステップで記録した設定情報を復旧情報として前記通信端末装置に送信する、通信復旧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004032056A JP2005223828A (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 通信システムおよび通信復旧方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2012132020A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2014-07-24 | 富士通株式会社 | 情報処理システム、システム管理装置、集積回路 |
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2004
- 2004-02-09 JP JP2004032056A patent/JP2005223828A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2012132020A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2014-07-24 | 富士通株式会社 | 情報処理システム、システム管理装置、集積回路 |
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Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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