JP2005223827A - 高周波合成回路及び送信装置 - Google Patents

高周波合成回路及び送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005223827A
JP2005223827A JP2004032053A JP2004032053A JP2005223827A JP 2005223827 A JP2005223827 A JP 2005223827A JP 2004032053 A JP2004032053 A JP 2004032053A JP 2004032053 A JP2004032053 A JP 2004032053A JP 2005223827 A JP2005223827 A JP 2005223827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
frequency
signal
amplifier
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004032053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3990362B2 (ja
Inventor
Katsuya Yoshida
勝也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP2004032053A priority Critical patent/JP3990362B2/ja
Publication of JP2005223827A publication Critical patent/JP2005223827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3990362B2 publication Critical patent/JP3990362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

【課題】 回路規模を低減して送信装置のコスト低減に寄与する高周波合成回路を提供する。
【解決手段】 周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路であって、各前段増幅器の出力信号を合成器で合成し、合成後の信号を後段増幅器で増幅する構成とする。加えて出力用検波器で後段増幅器から出力される各周波数信号の電力をそれぞれ測定する構成とする。さらに、入力用検波器で測定した電力と出力用検波器で測定した電力の差から後段増幅器のゲインを算出し、該ゲインの変動量から後段増幅器の正常/異常を判定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路、及び該高周波合成回路を備えた送信装置に関する。
移動体通信システムでは、無線基地局と該無線基地局の通信エリア内に在る複数の移動端末局(携帯電話機や自動車電話等)との間で無線通信が行われ、各移動端末局に対して通話やデータ通信サービス等が提供される。
無線基地局と移動端末局間の通信方式には様々なものが知られているが、周波数の異なる複数の電波(搬送波)を用い、各移動端末局に対して異なる周波数を割り当てて通信を行うマルチキャリア伝送方式がある。
このマルチキャリア伝送方式を採用する移動体通信システムの無線基地局では、送信装置に、各移動端末局へ送信する複数の周波数信号(変調波)を合成するための高周波合成回路が必要となる。また、送信装置は、自局の通信エリア内で予め実施したフィールド試験結果等に基づく設計値に等しく(特に、送信電力過多は電波法に違反する)、かつ各周波数信号のバランスがとれるように各々の送信電力を制御する必要がある。なお、マルチキャリア伝送方式を採用する送信装置の一般的な構成については、例えば特許文献1に記載されている。
図4は従来の高周波合成回路の構成を示すブロック図である。図4に示す高周波合成回路は、従来、一般的に用いられている構成であり、周波数の異なる2つの周波数信号(周波数f1、f2)を合成する例である。
図4に示すように、従来の高周波合成回路は、比較的小さな電力増幅を行う第1の前段増幅器403及び第2の前段増幅器404と、比較的大きな電力増幅を行う第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408と、第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408で増幅された信号を合成する合成器(COMB)411と、第1の後段増幅器407の出力電力を測定する第1の検波器409と、第2の後段増幅器408の出力電力を測定する第2の検波器410と、第1の前段増幅器403の出力電力を減衰させる第1の減衰器405と、第2の前段増幅器404の出力電力を減衰させる第2の減衰器406と、第1の検波器409の測定結果に基づいて第1の減衰器405の減衰量を制御する第1の制御器412と、第2の検波器410の測定結果に基づいて第2の減衰器406の減衰量を制御する第2の制御器413とを有する構成である。第1の前段増幅器403には第1の入力端子401を介して第1の周波数信号(周波数f1)が入力され、第2の前段増幅器404には第2の入力端子402を介して第2の周波数信号(周波数f2)が入力される。また、合成器411の出力信号は出力端子414を介して出力される。
第1の検波器409は、第1の前段増幅器407の出力信号を検波することで、出力電力に比例する電圧を第1の制御器412に出力する。また、第2の検波器410は、第2の前段増幅器408の出力信号を検波することで、出力電力に比例する電圧を第2の制御器413に出力する。
第1の減衰器405は第1の制御器412からの制御信号にしたがって第1の前段増幅器403の出力電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器であり、第2の減衰器406は第2の制御器413からの制御信号にしたがって第2の前段増幅器404の出力電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器である。
合成器411は、入力される第1の周波数信号(周波数f1)及び第2の周波数信号(周波数f2)の電力をそれぞれ半減(入力電力の1/2)して出力する。合成器411には、周囲の環境変化(温度変化や経年変化)に対して、ロス(変減量)が固定値で維持され、かつ周波数に対する変換偏差が少ない、例えばウイルキンソン型の高周波合成器が用いられる。
第1の前段増幅器403、第2の前段増幅器404、第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408は、例えばMOSFETを有する高周波増幅回路が用いられる。これらの増幅回路は、その回路構成を工夫することで、ある程度特性を改善できるが、通常、周囲の環境変化に応じて利得(ゲイン)が大きく変動する。よって、第1の前段増幅器403、第2の前段増幅器404、第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408のゲイン変動によって合成器411の出力電力が変動し、高周波合成回路を有する送信装置の送信電力も変動してしまう。図4に示す高周波合成回路は、第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408の出力電力を第1の検波器409及び第2の検波器410を用いて測定し、それらの値が所望の設計値に等しくなるように第1の制御器412により第1の減衰器405の減衰量を制御し、第2の制御器413により第2の減衰器406の減衰量を制御することで、高周波合成回路からの総出力電力を所望の設計値で維持している。
なお、高周波合成回路に用いる後段増幅器は比較的大きな電力増幅を行うため、そのパッケージサイズ(機構寸法)が前段増幅器に比べて大きくなる。したがって、後段増幅器を減らすことができれば送信装置全体のサイズを小さくできる。また、後段増幅器は、消費電力、動作電流、及び発熱量が大きく、故障する確率も比較的高い。したがって、図4に示す高周波合成回路のように、第1検波器409及び第2の検波器410を用いて第1の後段増幅器407及び第2の後段増幅器408の出力電力をそれぞれ測定し、その動作を監視すれば、故障の早期発見が可能になり、高周波合成回路の信頼性の向上が期待できる。
特開平3−254236号公報
上述したように、従来の高周波合成回路は、後段増幅器を周波数信号毎に備えた構成であるため、周波数合成回路及びそれを備えた送信装置のサイズが大きくなる問題がある。また、後段増幅器の数が多いことで、周波数合成回路及び送信装置の消費電力、動作電流、発熱量等が増え、故障率も高くなるため保守に要するコストが上昇する問題もある。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、回路規模を低減して送信装置のコスト低減に寄与する高周波合成回路及びそれを備えた送信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の高周波合成回路は、周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路であって、
前記周波数信号の電力増幅を行う複数の前段増幅器と、
前記前段増幅器の出力信号の電力を減衰させる、各周波数信号に対応して設けられた複数の減衰器と、
前記減衰器の出力電力を測定する、各周波数信号に対応して設けられた複数の入力用検波器と、
前記減衰器の出力信号をそれぞれ合成する合成器と、
前記合成器の出力信号の電力増幅を行う後段増幅器と、
前記後段増幅器の出力電力を測定する出力用検波器と、
前記入力用検波器の測定結果に基づき、前記合成器に入力する前記周波数信号の電力が所望の値と等しくなるように前記減衰器の減衰量を制御する、各周波数信号に対応して設けられた複数の制御器と、
を有する構成である。
このとき、前記後段増幅器の出力電力を測定する出力用検波器をさらに有し、
前記制御器は、
前記入力用検波器で測定した前記減衰器の出力電力と、前記出力用検波器で測定した前記後段増幅器の出力電力との差から前記後段増幅器の利得を算出し、
該算出した利得が予め設定された所定の値の範囲内にあるときは前記後段増幅器が正常であると判定し、
該算出した利得が前記所定の値の範囲外にあるときは前記後段増幅器が異常であると判定し、該異常を示す信号を外部へ出力してもよい。
また、本発明の他の高周波合成回路は、周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路であって、
前記周波数信号の電力増幅を行う複数の前段増幅器と、
前記前段増幅器の出力信号の電力を減衰させる、各周波数信号に対応して設けられた複数の減衰器と、
前記減衰器の出力信号をそれぞれ合成する合成器と、
前記合成器の出力信号の電力増幅を行う後段増幅器と、
前記後段増幅器から出力される前記周波数信号の各電力を測定する出力用検波器と、
前記出力用検波器の測定結果に基づき、前記後段増幅器から出力される前記周波数信号の各電力がそれぞれ所望の値と等しくなるように前記減衰器の減衰量を制御する制御器と、
を有する構成である。
このとき、前記複数の減衰器の数より少なく、かつ少なくとも1つの出力側に設けられる、該減衰器の出力電力を測定する入力用検波器をさらに有し、
前記制御器は、
前記入力用検波器で測定した前記減衰器の出力電力と、前記出力用検波器で測定した前記後段増幅器の出力電力との差から前記後段増幅器の利得を算出し、
該算出した利得が予め設定された所定の値の範囲内にあるときは前記後段増幅器が正常であると判定し、
該算出した利得が前記所定の値の範囲外にあるときは前記後段増幅器が異常であると判定し、該異常を示す信号を外部へ出力してもよい。
一方、本発明の送信装置は、周波数の異なる複数の周波数信号を送信する送信装置であって、
前記複数の周波数信号を合成する上記高周波合成回路と、
前記複数の周波数信号を生成し、前記高周波合成回路へそれぞれ供給する信号発生回路と、
前記信号発生回路から前記高周波合成回路へ供給する前記周波数信号の出力/停止をそれぞれ制御する制御装置と、
を有する構成である。
また、本発明の他の送信装置は、周波数の異なる複数の周波数信号を送信する送信装置であって、
上記入力用検波器を備える高周波合成回路と、
前記複数の周波数信号を生成し、前記高周波合成回路へそれぞれ供給する信号発生回路と、
前記信号発生回路から前記高周波合成回路へ供給する前記周波数信号の出力/停止をそれぞれ制御すると共に、前記高周波合成回路から前記後段増幅器の異常を示す信号を受信すると予め設定された所定の障害処理を実行する制御装置と、
を有する構成である。
上記のように構成された高周波合成回路では、各前段増幅器の出力信号を合成器で合成し、合成後の信号を後段増幅器で増幅するため、従来の構成に比べて後段増幅器の数を減らすことができる。
また、出力用検波器で後段増幅器から出力される各周波数信号の電力をそれぞれ測定する構成にすれば、従来の構成に比べて後段増幅器だけでなく検波器の数も減らすことができる。
これらの構成では、高周波合成回路の総出力電力を所望の値で維持できると共に、該高周波合成回路を含む送信装置の総送信電力、及び送信装置から出力される周波数信号毎の送信電力のバランスを維持できる。したがって、高周波合成回路の回路規模が低減され、高周波合成回路及びそれを備えた送信装置のコストを低減できる。
さらに、入力用検波器で測定した電力と出力用検波器で測定した電力の差から後段増幅器のゲインを算出し、該ゲインの変動量から後段増幅器の正常/異常を判定することで、後段増幅器の故障の早期発見が可能になるため、高周波合成回路及び送信装置の信頼性を向上させることができる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の送信装置の一構成例を示すブロック図であり、図2は本発明の高周波合成回路の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。なお、図1に示す送信装置は周波数の異なる2つの周波数信号(周波数f1、f2)を合成して送信する構成であり、移動体通信システムの無線基地局に用いて好適な例である。
図1に示すように、本発明の送信装置1は、周波数の異なる複数の周波数信号を生成し、高周波合成回路へそれぞれ供給する信号発生回路2と、信号発生回路2から供給された複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路3と、送信装置1全体の動作を制御する制御装置4とを有する構成である。高周波合成回路3から出力される合成後の周波数信号は不図示のアンテナ装置を介して各移動端末局へ向けて送信される。
信号発生回路2は、送信装置1の運用に必要な、周波数の異なる複数の原信号(周波数信号)を生成するベースバンド器21と、高周波合成回路3に対する周波数信号の出力/停止をそれぞれ制御するオンオフ制御器24と、オンオフ制御器24からの制御信号にしたがって高周波合成回路2へ第1の周波数信号を供給する第1の切替器22と、オンオフ制御器24からの制御信号にしたがって高周波合成回路2へ第2の周波数信号を供給する第2の切替器23とを有する構成である。
制御装置4は、プロセッサ(CPUやDSP)や論理回路等で構成された処理装置であり、高周波合成回路の出力電力の調整を開始させるための電力調整指示の送出や予め設定された障害発生時の処理(障害処理)等を含む、送信装置1全体の動作を制御する。
図2に示すように、第1の実施の形態の高周波合成回路は、比較的小さな電力増幅を行う第1の前段増幅器503及び第2の前段増幅器504と、第1の前段増幅器503及び第2の前段増幅器504で増幅された信号を合成する合成器(COMB)509と、合成器509の出力信号を増幅する、比較的大きな電力増幅を行う後段増幅器510と、第1の前段増幅器503の出力電力を減衰させる第1の減衰器505と、第2の前段増幅器504の出力電力を減衰させる第2の減衰器506と、第1の減衰器505の出力電力を測定する第1の検波器(入力用検波器)507と、第2の減衰器506の出力電力を測定する第2の検波器(入力用検波器)508と、後段増幅器510の出力電力を測定する第3の検波器(出力用検波器)511と、第1の検波器507の測定結果に基づいて第1の減衰器505の減衰量を制御する第1の制御器512と、第2の検波器508の測定結果に基づいて第2の減衰器506の減衰量を制御する第2の制御器513とを有する構成である。第1の前段増幅器503には第1の入力端子501を介して第1の周波数信号(周波数f1)が入力され、第2の前段増幅器504には第2の入力端子502を介して第2の周波数信号(周波数f2)が入力される。また、合成器509の出力信号は後段増幅器510で増幅された後、出力端子514を介して出力される。
第1の検波器507は、第1の減衰器505の出力信号を検波することで、出力電力に比例する電圧を第1の制御器512に出力する。また、第2の検波器508は、第2の減衰器506の出力信号を検波することで、出力電力に比例する電圧を第2の制御器513に出力する。
第1の減衰器505は、第1の制御器512からの制御信号にしたがって第1の前段増幅器503から出力される第1の周波数信号の電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器であり、第2の減衰器506は、第2の制御器513からの制御信号にしたがって第2の前段増幅器504から出力される第2の周波数信号の電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器である。
合成器509は、入力される第1の周波数信号(周波数f1)及び第2の周波数信号(周波数f2)の電力をそれぞれ半減(入力電力の1/2)して出力する。合成器509には、周囲の環境変化(温度変化や経年変化)に対して、ロス(変減量)が固定値で維持され、かつ周波数に対する変換偏差が少ない、例えばウイルキンソン型の高周波合成器が用いられる。
第1の前段増幅器503、第2の前段増幅器504及び後段増幅器510は、例えばMOSFETを有する高周波増幅回路が用いられる。これらの増幅回路は、その回路構成を工夫することで、ある程度特性を改善できるが、通常、周囲の環境変化に応じて利得(ゲイン)が大きく変動する。よって、第1の前段増幅器503、第2の前段増幅器504及び後段増幅器510のゲイン変動によって高周波合成回路3の出力電力が変動し、送信装置1の送信電力も変動する。
第1の実施の形態の高周波合成回路3は、第1の前段増幅器503及び第2の前段増幅器504の出力信号を合成器509で合成し、合成後の信号を後段増幅器510で増幅する構成あり、図4に示した従来の高周波合成回路に比べて後段増幅器の数を減らした構成である。
また、上述したように各増幅器のゲインが周囲の環境変化に応じて変動するため、第1の検波器507により第1の減衰器505の出力電力を測定し、第1の制御器512によりその値(第1の周波数信号)が所望の設計値と等しくなるように第1の減衰器505の減衰量を制御する。同様に、第2の検波器508により第2の減衰器506の出力電力を測定し、第2の制御器513によりその値(第2の周波数信号)が所望の設計値と等しくなるように第2の減衰器506の減衰量を制御する。このように、合成器509に入力する各周波数信号の電力をそれぞれ制御することで、高周波合成回路3からの総出力電力を所望の設計値で維持している。
さらに、本実施形態では、例えば第1の周波数信号(周波数f1)に着目し、第1検波器507及び第3の検波器511を用いて後段増幅器510の入力電力及び出力電力をそれぞれ測定し、第1の制御器512にてそれらの差を求めることで、後段増幅器510のゲインを算出する。そして、算出した測定値と設計値とを比較し、測定値が設計値の範囲内にあるか否かを監視することで、後段増幅器510の正常/異常を判定する。その場合、例えば第1の制御器512から外部へ警報信号等を出力することで、送信装置1の制御装置4等に後段増幅器510の異常を通知する。
なお、第1の制御器512及び第2の制御器513には不図示のメモリを備え、該メモリには前段増幅器から出力される第1の周波数信号の出力電力の設計値、第2の周波数信号の出力電力の設計値、及び後段増幅器510のゲインの設計値がそれぞれ格納される。これらの値は、例えば電源投入時に信号発生回路2のベースバンド器21から送信される。
本実施形態の構成によれば、高周波合成回路3の総出力電力を所望の値で維持できると共に、該高周波合成回路3を含む送信装置1の総送信電力、及び送信装置1から出力される周波数信号毎の送信電力のバランスを維持できる。
したがって、高周波合成回路3の回路規模が低減され、高周波合成回路3及びそれを備えた送信装置1のコストを低減することができる。さらに、第1の検波器507で測定した電力と第3の検波器511で測定した電力の差から後段増幅器510のゲインを算出し、該ゲインの変動量から後段増幅器510の正常/異常を判定することで、後段増幅器510の故障の早期発見が可能になるため、高周波合成回路3及び送信装置1の信頼性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の高周波合成回路は、従来の構成に比べて後段増幅器の数が減るため、高周波合成回路及び送信装置のサイズが小さくなり、消費電力、動作電流、及び発熱量も低減する。しかしながら、第1の実施の形態の構成では、各前段増幅器及び後段増幅器の出力電力をそれぞれ測定するための検波器が必要であり(図2に示した構成では3つ)、より多くの移動端末局と無線基地局間の通信を実現する構成では検波器の数がさらに増えてしまう。また、検波器の増加に伴って制御器の数あるいは回路規模が増大するため、送信装置のコストが上昇する。第2の実施の形態では後段増幅器だけでなく検波器の数も減らすことができる高周波合成回路を提案する。
図3は本発明の高周波合成回路3の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、第2の実施の形態の高周波合成回路は、比較的小さな電力増幅を行う第1の前段増幅器303及び第2の前段増幅器304と、第1の前段増幅器303及び第2の前段増幅器304で増幅された信号を合成する合成器(COMB)308と、合成器308の出力信号を増幅する、比較的大きな電力増幅を行う後段増幅器309と、第1の前段増幅器303の出力電力を測定する第1の検波器(入力用検波器)307と、後段増幅器309の出力電力を測定する第2の検波器(出力用検波器)310と、第1の前段増幅器303の出力電力を減衰させる第1の減衰器305と、第2の前段増幅器304の出力電力を減衰させる第2の減衰器306と、第1の検波器307及び第2の検波器310の測定結果に基づいて第1の減衰器305及び第2の減衰器306の減衰量をそれぞれ制御する制御器311とを有する構成である。第1の前段増幅器303には第1の入力端子301を介して第1の周波数信号(周波数f1)が入力され、第2の前段増幅器304には第2の入力端子302を介して第2の周波数信号(周波数f2)が入力される。また、合成後の出力信号は後段増幅器309で増幅された後、出力端子312を介して出力される。なお、上記高周波合成回路を含む送信装置の構成については第1の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
図3に示す高周波合成回路3は、2つの周波数信号(周波数f1、f2)を合成する例を示しているが、より多くの周波数信号を合成する場合は、各周波数信号に対応する前段増幅器及び減衰器をそれぞれ設ければよい。その場合、第1の検波器307は、複数の減衰器のうちのいずれか一つの出力側に設けてもよく、2つ以上の減衰器の出力側に設けてもよい。但し、全ての減衰器の出力側に設けてそれぞれ電力を測定する必要はない。
第1の検波器307は、第1の減衰器305の出力信号を検波することで、出力電力に比例する電圧を制御器311に出力する。また、第2の検波器310は、後段増幅器309の出力信号を検波することで、各周波数信号の出力電力に比例する電圧を制御器311に出力する。
第1の減衰器305は、制御器311からの制御信号にしたがって第1の前段増幅器303から出力される第1の周波数信号の電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器であり、第2の減衰器306は、制御器311からの制御信号にしたがって第2の前段増幅器304から出力される第2の周波数信号の電力を減衰させる電圧制御型の可変減衰器である。
合成器308は、入力される第1の周波数信号(周波数f1)及び第2の周波数信号(周波数f2)の電力をそれぞれ半減(入力電力の1/2)して出力する。合成器308には、周囲の環境変化(温度変化や経年変化)に対して、ロス(変減量)が固定値で維持され、かつ周波数に対する変換偏差が少ない、例えばウイルキンソン型の高周波合成器が用いられる。
第1の前段増幅器303、第2の前段増幅器304及び後段増幅器309は、例えばMOSFETを有する高周波増幅回路が用いられる。これらの増幅回路は、その回路構成を工夫することで、ある程度特性を改善できるが、通常、周囲の環境変化に応じて利得(ゲイン)が大きく変動する。よって、第1の前段増幅器303、第2の前段増幅器304及び後段増幅器309のゲイン変動によって高周波合成回路3の出力電力が変動し、送信装置1の送信電力も変動する。
本実施形態の高周波合成回路3は、第2の検波器310を用いて後段増幅器309の出力信号に含まれる第1の周波数信号(周波数f1)の出力電力を測定し、制御器311により該測定値が所望の設計値と一致するように減衰器305の減衰量を制御する。また、第2の検波器310を用いて後段増幅器309の出力信号に含まれる第2の周波数信号(周波数f2)の出力電力を測定し、制御器311により該測定値が所望の設計値と一致するように減衰器306の減衰量を制御する。このように、後段増幅器309から出力される各周波数信号の電力をそれぞれ制御することで、高周波合成回路3からの総出力電力を所望の設計値で維持している。
さらに、第1の検波器307及び第2の検波器310を用いて後段増幅器309の入力電力及び出力電力をそれぞれ測定し、制御器311にてそれらの差を求めることで後段増幅器309のゲインを算出する。算出した測定値と設計値とを比較し、測定値が設計値の範囲内にあるか否かを監視することで、後段増幅器309の正常/異常を判定する。なお、制御器311には不図示のメモリを備え、該メモリには高周波合成回路3から出力される第1の周波数信号の出力電力の設計値、第2の周波数信号の出力電力の設計値、及び後段増幅器309のゲインの設計値がそれぞれ格納される。これらの値は、例えば電源投入時に信号発生回路2のベースバンド器21から送信される。
次に、第2の実施の形態の高周波合成回路3を備えた送信装置の動作について具体的な数値例を用いて説明する。
以下では、高周波合成回路3の第1の周波数信号の出力電力(設計値)が15dBmであり、第2の周波数信号の出力電力(設計値)が25dBmであり、高周波合成回路3の総出力電力(設計値)が25.4dBmである場合で説明する。以下に記載する送信装置1の動作は、例えば送信装置1を有する無線基地局の設置時や保守点検時に、制御装置4から送出される上記電力調整指示にしたがって実行されるものとする。
送信装置1の制御装置4から電力調整指示が送信されると、まず、信号発生回路2はオンオフ制御器24により第1の切替器22及び第2の切替器23を動作させ、第1の切替器22をスルー、第2の切替器23をオープンに設定して高周波合成回路3へ第1の周波数信号(周波数f1)を供給する。
高周波合成回路3の制御器311は、後段増幅器309の出力信号を第2の検波器310を用いて検波し、後段増幅器309から出力される第1の周波数信号の出力電力を測定する。ここでは、第1の前段増幅器303及び後段増幅器309のゲインがそれぞれ変動することで第1の周波数信号の出力電力の測定値が15.5dBmであったとする。
続いて、制御器311は、第1の周波数信号の出力電力の設計値(15dBm)を不図示のメモリから読み出し、測定値と設計値の差(15.5dBm−15dBm=0.5dB)を算出し、測定値が設計値と等しくなるように第1の減衰器305の減衰量を制御する。以降、後段増幅器309から出力される第1の周波数信号の出力電力は15dBmで維持される。
同時に、制御器311は、第1の減衰器305の出力信号を第1の検波器307を用いて検波し、第1の減衰器305から出力される第1の周波数信号の出力電力(ここでは、9.7dBmとする)を測定する。そして、後段増幅器309の出力電力と第1の減衰器305の出力電力との差から後段増幅器309のゲイン(測定値)を算出する(15dBm−9.7dBm=5.3dB)。さらに、後段増幅器309のゲインの設計値(ここでは、2dB〜8dBとする)を不図示のメモリから読み出し、測定値と設計値とを比較し、測定値が設計値の範囲内にあるか否かを監視することで、後段増幅器309の正常/異常を判定する。すなわち、後段増幅器309のゲイン変動が設計値の範囲内にあるときは後段増幅器309が正常に動作していると判定し、後段増幅器309のゲイン変動が設計値の範囲にないときは後段増幅器310が異常であると判定する。その場合、例えば制御器311から外部へ警報信号等を出力することで、送信装置1の制御装置4等に後段増幅器309の異常を通知する。
第1の周波数信号の出力電力の調整が終了すると、次に信号発生回路2はオンオフ制御器24により第1の切替器22及び第2の切替器23を動作させ、第1の切替器22をオープン、第2の切替器23をスルーに設定して高周波合成回路3へ第2の周波数信号(周波数f2)を供給する。
高周波合成回路3の制御器311は、後段増幅器309の出力信号を第2の検波器310を用いて検波し、後段増幅器309から出力される第2の周波数信号の出力電力を測定する。ここでは、第2の前段増幅器304及び後段増幅器309のゲインがそれぞれ変動することで第2の周波数信号の出力電力の測定値が25.1dBmであったとする。
制御器311は、第2の周波数信号の出力電力の設計値(25dBm)を不図示のメモリから読み出し、測定値と設計値の差(25.1dBm−25dBm=0.1dB)を算出し、測定値が設計値と等しくなるように第2の減衰器306の減衰量を制御する。以降、後段増幅器309から出力される第2の周波数信号の出力電力は25dBmで維持され、これにより高周波合成回路3の総出力電力も25.4dBmで維持される。
第2の実施の形態では、後段増幅器309から出力される複数の周波数信号の各電力をそれぞれ所望の値と等しくなるように制御するため、高周波合成回路3の総出力電力を所望の値で維持できると共に、該高周波合成回路3を含む送信装置1の総送信電力、及び送信装置1から出力される周波数信号毎の送信電力のバランスを維持できる。
また、各前段増幅器303、304の出力信号を合成器で合成し、合成後の信号を後段増幅器309で増幅すると共に、第2の検波器310で後段増幅器309の出力電力を測定し、第1の検波器307で後段増幅器309の入力電力を測定する構成であるため、従来の構成に比べて後段増幅器だけでなく検波器の数も減らすことができる。
したがって、高周波合成回路3の回路規模がより一層低減され、高周波合成回路3及びそれを備えた送信装置1のコストを低減することができる。さらに、第1の検波器307で測定した電力と第2の検波器310で測定した電力の差から後段増幅器309のゲインを算出し、該ゲインの変動量から後段増幅器309の正常/異常を判定することで、後段増幅器309の故障の早期発見が可能になるため、高周波合成回路3及び送信装置1の信頼性を向上させることができる。
本発明の送信装置の一構成例を示すブロック図である。 本発明の高周波合成回路の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の高周波合成回路の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 従来の高周波合成回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 送信装置
2 信号発生回路
3 高周波合成回路
4 制御装置
21 ベースバンド器
22 第1の切替器
23 第2の切替器
24 オンオフ制御器
301 第1の入力端子
302 第2の入力端子
303 第1の前段増幅器
304 第2の前段増幅器
305 第1の減衰器
306 第2の減衰器
307 第1の検波器
308 合成器
309 後段増幅器
310 第2の検波器
311 制御器
312 出力端子

Claims (6)

  1. 周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路であって、
    前記周波数信号の電力増幅を行う複数の前段増幅器と、
    前記前段増幅器の出力信号の電力を減衰させる、各周波数信号に対応して設けられた複数の減衰器と、
    前記減衰器の出力電力を測定する、各周波数信号に対応して設けられた複数の入力用検波器と、
    前記減衰器の出力信号をそれぞれ合成する合成器と、
    前記合成器の出力信号の電力増幅を行う後段増幅器と、
    前記入力用検波器の測定結果に基づき、前記合成器に入力する前記周波数信号の電力が所望の値と等しくなるように前記減衰器の減衰量を制御する、各周波数信号に対応して設けられた複数の制御器と、
    を有する高周波合成回路。
  2. 前記後段増幅器の出力電力を測定する出力用検波器をさらに有し、
    前記制御器は、
    前記入力用検波器で測定した前記減衰器の出力電力と、前記出力用検波器で測定した前記後段増幅器の出力電力との差から前記後段増幅器の利得を算出し、
    該算出した利得が予め設定された所定の値の範囲内にあるときは前記後段増幅器が正常であると判定し、
    該算出した利得が前記所定の値の範囲外にあるときは前記後段増幅器が異常であると判定し、該異常を示す信号を外部へ出力する請求項1記載の高周波合成回路。
  3. 周波数の異なる複数の周波数信号を合成して出力する高周波合成回路であって、
    前記周波数信号の電力増幅を行う複数の前段増幅器と、
    前記前段増幅器の出力信号の電力を減衰させる、各周波数信号に対応して設けられた複数の減衰器と、
    前記減衰器の出力信号をそれぞれ合成する合成器と、
    前記合成器の出力信号の電力増幅を行う後段増幅器と、
    前記後段増幅器から出力される前記周波数信号の各電力を測定する出力用検波器と、
    前記出力用検波器の測定結果に基づき、前記後段増幅器から出力される前記周波数信号の各電力がそれぞれ所望の値と等しくなるように前記減衰器の減衰量を制御する制御器と、
    を有する高周波合成回路。
  4. 前記複数の減衰器の数より少なく、かつ少なくとも1つの出力側に設けられる、該減衰器の出力電力を測定する入力用検波器をさらに有し、
    前記制御器は、
    前記入力用検波器で測定した前記減衰器の出力電力と、前記出力用検波器で測定した前記後段増幅器の出力電力との差から前記後段増幅器の利得を算出し、
    該算出した利得が予め設定された所定の値の範囲内にあるときは前記後段増幅器が正常であると判定し、
    該算出した利得が前記所定の値の範囲外にあるときは前記後段増幅器が異常であると判定し、該異常を示す信号を外部へ出力する請求項3記載の高周波合成回路。
  5. 周波数の異なる複数の周波数信号を送信する送信装置であって、
    前記複数の周波数信号を合成する請求項1または3記載の高周波合成回路と、
    前記複数の周波数信号を生成し、前記高周波合成回路へそれぞれ供給する信号発生回路と、
    前記信号発生回路から前記高周波合成回路へ供給する前記周波数信号の出力/停止をそれぞれ制御する制御装置と、
    を有する送信装置。
  6. 周波数の異なる複数の周波数信号を送信する送信装置であって、
    前記複数の周波数信号を合成する請求項2または4記載の高周波合成回路と、
    前記複数の周波数信号を生成し、前記高周波合成回路へそれぞれ供給する信号発生回路と、
    前記信号発生回路から前記高周波合成回路へ供給する前記周波数信号の出力/停止をそれぞれ制御すると共に、前記高周波合成回路から前記後段増幅器の異常を示す信号を受信すると予め設定された所定の障害処理を実行する制御装置と、
    を有する送信装置。
JP2004032053A 2004-02-09 2004-02-09 高周波合成回路及び送信装置 Expired - Fee Related JP3990362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032053A JP3990362B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 高周波合成回路及び送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032053A JP3990362B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 高周波合成回路及び送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005223827A true JP2005223827A (ja) 2005-08-18
JP3990362B2 JP3990362B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=34999097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004032053A Expired - Fee Related JP3990362B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 高周波合成回路及び送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3990362B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295248A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Nec Corp 送信出力制御装置および故障検出方法
WO2014185459A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 日本電気株式会社 送信装置及び送信方法
CN108107350A (zh) * 2018-01-05 2018-06-01 桂林电子科技大学 一种远程宽频段幅频特性测量仪

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295248A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Nec Corp 送信出力制御装置および故障検出方法
JP4735842B2 (ja) * 2006-04-25 2011-07-27 日本電気株式会社 送信出力制御装置および故障検出方法
WO2014185459A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 日本電気株式会社 送信装置及び送信方法
JPWO2014185459A1 (ja) * 2013-05-16 2017-02-23 日本電気株式会社 送信装置及び送信方法
US9847761B2 (en) 2013-05-16 2017-12-19 Nec Corporation Transmission apparatus and transmission method
CN108107350A (zh) * 2018-01-05 2018-06-01 桂林电子科技大学 一种远程宽频段幅频特性测量仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP3990362B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180160380A1 (en) Uplink path integrity detection in distributed antenna systems
JP4243868B2 (ja) 送信機の負荷インピーダンス不良検出方式
US20040198261A1 (en) Method of self-calibration in a wireless transmitter
JP4373361B2 (ja) 基地局
JP2019129333A (ja) 信号発生装置とその出力レベル調整方法
JP3990362B2 (ja) 高周波合成回路及び送信装置
JPH05122170A (ja) 屋外受信装置の異常監視装置
JP2014064221A (ja) 無線通信装置およびその障害検出方法
JP2017195466A (ja) 無線通信装置及び異常検出方法
KR100809511B1 (ko) 이동통신 중계기용 pim 신호 감시시스템 및 그을 이용한pim 신호 감시방법
US9985668B2 (en) Relay apparatus, relay system, and relay method
KR20100079112A (ko) 디지털 전치 왜곡 전력 증폭기를 사용하는 시간 분할 이중 통신 시스템에서 이득 보상 장치 및 방법
JP2012178624A (ja) シグナルジェネレータ
JP4133988B2 (ja) 高周波合成回路の電力制御方法
US8326241B2 (en) Method and apparatus for determining whether mobile terminal normally operates
JP7165574B2 (ja) 信号発生装置とその温度変化に対する補正方法
CN116054869B (zh) 整合信号合路器
KR960014670B1 (ko) 자동이득제어회로(agc)를 포함하는 이동통신(cdma) 수신기에서 잡음지수 측정방법
JP2002181858A (ja) 受信レベルモニタ回路
KR20070010443A (ko) 안테나 진단기능을 갖는 이동통신단말기 및 그 제어방법
JP2020195085A (ja) 信号試験装置とそのセルフテスト方法
JP2018074260A (ja) 基地局および故障検出方法
JP4019060B2 (ja) 送信装置
JP2023140905A (ja) レベル調整ユニット
WO2016103634A1 (ja) 監視システム、監視方法、および監視用プログラムが記憶された記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees