JP2005222116A - 監視システムおよびそのプログラム - Google Patents

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直史 中谷
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Abstract

【課題】全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードと、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードを設定するモードを設け、モード毎に監視動作を開始するまでの遅延時間を設定できるようにし、更にモード毎に遅延させたい端末器を選択できるようにする監視システムを提供する。
【解決手段】中央処理装置1の監視動作遅延時間設定手段9と端末器選択手段10で、第1の設定モードと第2の設定モードのそれぞれのモードにおいて、監視動作の開始遅延時間を設定し、更に遅延させたい端末器も選択することで、モード毎に監視動作を遅延させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、防犯用の監視システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来この種の監視システムは、全防犯区画を警戒にするときに、操作部が設置してある防犯区画のみ所定時間遅延して、警戒状態にしている。(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の監視システムを示すものである。図6に示すように、防犯区画F1…Fn毎に特定者が警戒・解除のできる操作部B2 を備える防犯監視装置Bにおいて、全防犯区画F0…Fnが警戒 になるとき操作部B2 の設置する防犯区画F0のみを所定時間遅延して警戒状態にする遅延警戒手段Tを設けている。
特開平5−54286号公報
しかしながら、前記従来の構成では、全防犯区画が警戒になる時に、操作部がある防犯区間だけ所定時間遅延して警戒状態を開始しているため、使用者が操作部で警戒を開始してからは、操作部のある防犯区間でしか移動ができなかったり、警戒状態の開始を遅延させたいところに端末器を設置したくても、端末器の設置に制限が発生する課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が中央処理装置で警戒動作を開始させてから、端末器が設置してあるところを通過しなければいけない場合でも、使用者の目的に合わせて警戒を遅延させたい端末器を選択することができる監視システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の監視システムおよびそのプログラムは、全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードと、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードを設定するモードを設け、モード毎に監視動作の開始を遅延させたい時間を設定できるようにし、更にモード毎に遅延させたい端末器を選択できるようにすることで、使用者の目的に応じて監視動作を開始させることが可能となる。
本発明の監視システムおよびそのプログラムは、使用者が中央処理装置で警戒動作を開始させてから、端末器が設置してあるところを通過しなければいけない場合でも、使用者の目的に合わせてモード毎に警戒を遅延させたい時間を設定できたり、遅延させたい端末器を選択できるようにしたりすることで、使用者の利便性が向上する。
第1の発明は、中央処理装置と複数の端末器にはそれぞれ定常状態または非定常状態に関する情報と監視動作の開始と解除に関する情報と監視動作の遅延時間に関する情報の送受信を行うデータ通信手段を有し、中央処理装置は、監視動作の開始と解除を操作する操作手段と、全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードと、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードの少なくとも2つを設定するモード設定手段と、モード設定手段のモード内容に応じて、操作手段で監視動作を開始させてから端末器が監視動作を開始するまでの遅延時間を設定する監視動作遅延時間設定手段とを有することで、外出する場合などに使用する第1の設定モードの時と、就寝する場合などに在宅しているが監視動作を行いたい時に使用する第2の設定モードの時とで、使用者が中央処理装置で監視動作を開始させてからの退出経路が異なる場合に、それぞれのモードで使用者の状況に応じて、警戒を開始するまでの遅延時間を設定することが可能なため、利便性が向上する。
第2の発明は、特に第1の発明において、モード設定手段のモード内容に応じて、監視動作遅延時間設定手段で設定する時間を適用する端末器を選択することが可能な端末器選択手段を有することで、それぞれのモードで使用者の状況に応じて、端末器毎に警戒を開始するまでの遅延時間を設定することが可能なため、利便性が向上する。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、監視区域への侵入者を検知する侵入検知手段と、監視動作を開始している状態で、侵入者を検知した場合に、ブザーなどの警報音を発生させたり、音声メッセージを再生したりするなどの報知手段を有し、モード設定手段のモード内容に応じて、監視動作遅延時間設定手段で設定する時間を適用した端末器は、侵入検知手段で侵入者を検知した場合でも、遅延時間を設けて、前記報知手段からブザーなどの警報音を発生させることで、警戒動作を開始させて、外出する際に監視動作の開始を遅延させたい端末器の存在する経路は、帰宅して監視動作を停止させるまでの経路でもあり、帰宅時には、使用者自身が侵入を検知されてしまい、警報などが発生してしまうため、警報の発生にも遅延時間を設けることにより、使用者が帰宅するたびに警報が鳴ることもなく、利便性が向上する。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の中央処理装置の動作状態の報知として、操作手段により監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることを視覚的に知らせる表示手段あるいは、聴覚的に知らせる報知手段を有することで、使用者が、視覚的あるいは聴覚的に現在の動作状態を認識することが可能となる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の端末器の動作状態の報知として、中央処理装置の操作手段により監視動作を開始させてから、端末器が監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることを視覚的に知らせる表示手段あるいは、聴覚的に知らせる報知手段を有することで、使用者が、端末器で視覚的あるいは聴覚的に現在の動作状態を認識することが可能となる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の監視動作を開始させる方法として、使用者があらかじめ特定の端末器を選択しておき、監視動作を開始するまでの遅延の状態で、その特定の端末器から非定常状態である信号を受信した場合に、遅延の状態であっても監視動作を開始させる。例えば、玄関に端末器を設置してある場合に、玄関に設置してある端末器を特定の端末器として設定しておき、使用者が外出する際には、監視動作を開始するまでの遅延の状態の時に、玄関の端末器から非定常状態である信号を受信した時に使用者が外出したと認識することができ、遅延時間をキャンセルして、即座に監視動作を開始することで、タイミングよく監視動作を開始させることができ、利便性が向上する。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の監視動作を開始する端末器の選択として、第2の設定モードで監視動作を開始した時に、中央処理装置で監視動作を開始させてから監視動作を開始するまでの遅延中であっても、非定常状態である信号を受け付けないように設定してある端末器に、操作手段により監視動作に関する情報と監視動作を開始するまでの遅延時間情報を送信することができ、一旦監視動作を解除させてから端末器を選択して、再度監視動作を開始する必要がなく、使用者の使い勝手が向上する。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の監視動作を開始させるときに、使用者の操作によって中央処理装置を遠隔操作する操作入力手段を有する端末器から、監視動作開始への移行を要求された場合に、中央処理装置は、監視動作遅延時間設定手段で設定する遅延時間に関係なく監視動作を開始させることで、遠隔操作が可能な端末器から操作された場合は、即座に監視動作を開始させるため、効率良く監視動作を開始することができる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の監視システムをコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の監視システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における監視システムのシステムブロック図を示すものである。
図1において、監視システムは、中央処理装置1、端末器2、3、4、5で構成されている。中央処理装置1と端末器2〜5の間は、無線による通信手段によって通信が行われる。端末器2、3、4には侵入検知手段が設けられている。端末器5には、使用者の操作によって中央処理装置を遠隔操作する操作入力手段が設けられている。
図2は中央処理装置1のブロック図である。6はデータ通信手段であり、定常状態または非定常状態に関する情報、監視動作の開始と解除に関する情報と監視動作の遅延時間に関する情報の送受信を行う。7は操作手段であり、非定常状態である信号を受けつけるあるいは、受け付けないようにする端末器を選択し、監視動作の開始、あるいは解除の操作を行う。8はモード設定手段であり、全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードや、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードなどを設定する。9は監視動作遅延時間設定手段であり、モード設定手段7で設定したモード内容に応じて、操作手段7で監視動作を開始させてから端末器2、3、4が監視動作を開始するまでの遅延時間を設定する。10は端末器選択手段であり、モード設定手段8で設定したモード内容に応じて、監視動作遅延時間設定手段9で設定する時間を適用する端末器を選択する。11は、表示手段であり、中央処理装置1で監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることを表示させる。12は、報知手段であり、中央処理装置1で監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることブザーや音声メッセージで放置する。13は端末器設定部であり、中央処理装置1で監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態で、特定の端末器から非定常状態である信号を受信した場合に、遅延の状態であっても監視動作を開始させるために、使用者が監視動作を開始させてから、外出あるいは、寝室等に行くまでの経路で最後に検知されるであろう端末器を設定する。14は、データ通信手段6、表示手段11、報知手段12を制御する制御部である。
図3は端末器2、3、4のブロック図である。15は侵入検知手段で、本実施の形態1ではリードスイッチを設けている。この端末器を窓やドアの枠に取り付け、可動部である窓ガラスやドア開閉部にこのリードスイッチと対応して開閉させるための磁石を取り付けることにより、窓やドアの開閉を検知することができる。16はデータ通信手段で、中央処理装置1に定常または非定常状態に関する情報を送信する。また、中央処理装置1からの監視動作の開始と解除、監視動作開始までの遅延時間に関する情報の受信を行う。17は報知手段であり、監視動作を開始している状態で、侵入検知手段15で侵入者を検知した場合に、ブザーなどの警報音を発生させたり、音声メッセージを再生したりする。また、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視状態であることを報知する。18は表示手段であり、LEDなどを使用して、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視状態であることを表示させる。19は端末制御部で、侵入検知手段15からの非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を、中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段16を用いて無線によって送信するものである。また、報知手段17、表示手段18の制御を行う。
図4は、端末器5のブロック図である。20はデータ通信手段である。21は操作入力手段であり、使用者の操作によって、監視動作開始への移行の要求を中央処理装置1に送信する。22は端末器制御部であり、使用者が操作入力手段21で操作を行った場合に、監視動作の開始の要求を中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段20を用いて無線によって送信するものである。
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
図5は本実施の形態1の中央処理装置1から監視動作を開始した場合の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、モード設定手段8で設定する全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードを外出警戒モード、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードを在宅警戒モードとする。まず外出警戒モードで監視動作を開始する場合について説明する。
STEP1で中央処理装置1の監視動作遅延時間設定手段9で、外出警戒モードと在宅警戒モード時に監視動作の開始を遅延させたい時間を選択する。ここでは、外出警戒モードを開始するまでの遅延時間を2分、在宅警戒モードを開始するまでの遅延時間を1分とする。
STEP2で外出警戒モードと在宅警戒モード毎に監視動作の開始を遅延させたい端末器を端末器選択手段10で選択する。ここでは、外出警戒モードで遅延させたい端末器を端末器2とし、在宅警戒モードで遅延させたい端末器を端末器3とする。
STEP3で使用者が監視動作を開始させてから、外出あるいは、寝室等に行くまでの経路で最後に検知されるであろう端末器を端末器設定部13で設定する。ここでは、外出警戒モード時に最後に検知されるであろう端末器を端末器2とし、在宅警戒モードの場合は、端末器3と設定する。
STEP4では、モード設定手段8で外出警戒モードあるいは、在宅警戒モードかを設定する。ここでは、外出警戒モードを設定する。
STEP5で操作手段7により、監視動作を開始させる。
STEP6では、外出警戒モードか在宅警戒モードかを判断し、それ以後それぞれのモードでの動作を行なう。
まず外出警戒モードにして監視動作を開始する場合について説明する。
STEP7では、端末器2以外の端末器3、4には、監視動作の開始情報を送信し、端末器2には、監視動作の開始情報と遅延時間情報を送信する。ここで端末器3、4は即時に監視動作を行なうため、報知手段17あるいは表示手段18から、監視動作開始のブザーなどを所定時間吹鳴させたり、監視動作開始の音声メッセージを再生したり、LEDを所定時間点灯させるなど使用者に監視動作を開始したことを報知する。
STEP8では、遅延時間中の中央処理装置1と端末器2では、遅延時間中であることを中央処理装置1の表示手段11あるいは報知手段12と端末器2の報知手段17あるいは表示手段18で遅延時間中であることを報知するために、ブザーなどを一定期間周期で吹鳴させたり、遅延時間中の音声メッセージを再生したり、LEDを点滅させたりする。
STEP9で、遅延時間の2分が経過していない場合に、端末器設定部13で設定した端末器(ここでは端末器2)から非定常情報を中央処理装置が受信した場合(STEP10)は、遅延時間をキャンセルして、監視動作を開始する。遅延時間が経過した場合は、中央処理装置1と端末器2の表示手段11あるいは報知手段12と端末器2の報知手段17あるいは表示手段18で監視動作を開始したことを報知するために、ブザーなどを一定時間吹鳴させたり、監視動作開始の音声メッセージを再生したり、LEDを所定時間点灯させる(STEP11)。
次に在宅警戒モードにして監視動作を開始する場合について説明する。在宅警戒モードでは、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつけるモードのため、あらかじめ使用者が監視動作をさせたい端末器を選択しておく。ここでは、端末器4からの非定常状態である信号を中央処理装置1は受け付けない端末器として設定しておく。在宅警戒モードで監視動作を開始させる場合もSTEP6までは、外出警戒モードと同じため、STEP6以降から説明する。
STEP12では、端末器2に、監視動作の開始情報を送信し、端末器3には、監視動作の開始情報と遅延時間情報を送信する。ここで端末器2は即時に監視動作を行なうため、報知手段17あるいは表示手段18から、監視動作開始のブザーなどを所定時間吹鳴させたり、監視動作開始の音声メッセージを再生したり、LEDを所定時間点灯させるなど使用者に監視動作を開始したことを報知する。
STEP8、9、10についても外出警戒モードと同様の動作を行なう。STEP13で、例えば監視動作開始の操作から30秒たって、使用者が、端末器4の監視動作を開始させたいと思った場合には、端末器4を選択し、操作手段7で監視動作の開始を行なえば、端末器4に監視動作開始の情報と、遅延時間の情報、ここでは遅延時間の情報は、30秒の情報が送信される。そのため、端末器3と同時に端末器4は監視動作を開始することができる。そしてSTEP11で監視動作を開始させる。
次に外出警戒モードにして外出した後、帰宅した場合についての動作を説明する。
使用者が帰宅した時に玄関に端末器が設置されていると、侵入検知手段15が動作して、非定常情報を中央処理装置1に送信し、報知手段17から警報音等を吹鳴させる。この場合は使用者が帰宅する度に警報を聞くことになる。そこで、使用者が端末器選択手段10で選択した端末器は監視動作の開始を遅延させるだけでなく、警報を鳴らすのも遅延させることで、使用者はわずらわしい警報を聞くことなく家に入ることができる。ここで、警報の遅延時間は監視動作遅延時間設定手段9で設定した時間ではなく、別途設定手段を設けて警報を遅延させる時間を設定してもよい。
また、端末器5のように使用者の操作によって中央処理装置1を遠隔操作して、監視動作を開始させたり、解除させたりする場合は、中央処理装置1で操作する時のように、外出するまでの遅延時間は必要なく、玄関の外や寝室等に入ってから、端末器5を使って、監視動作を開始すればよいため、即時に監視動作を開始させる。
また、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、モード設定手段8と操作手段7を一つにして、モード設定手段8でモードを設定するだけで監視動作を開始してもよい。また、端末器毎に監視動作の開始を遅延させるようにしているが、端末器2と端末器3を同じグループとして、グループ毎に遅延時間を設定するようにしてもよい。
以上のように本実施の形態においては、外出警戒モードと在宅警戒モード毎に遅延時間の設定と遅延させたい端末器を選択することができるため、中央処理装置1で監視動作の開始の操作を行ってから、モード毎に経路が違う場合でも効率よく監視動作を開始させたり、解除したりすることが可能となり、使用者の利便性も向上する。
尚、実施の形態1では、端末器2、3、4の侵入検知手段15にリードスイッチを設けているため、窓やドアが開閉された時に侵入者が発生したという非定常信号を送信しているが、侵入検知手段15が焦電センサで人体を検知した場合に非定常信号すなわち侵入者が発生したという非定常信号を送信しても同様の効果を有するものである。また、使用者が押しボタンスイッチで非定常信号を送信するような構成にしてもよい。また、握ることによって接点が閉じるような形式など、他の力学的接点機構を用いるものでも良く、あるいは、血圧計や脈拍計など、生理的指標を計測するセンサと自動的に連動して状態急変を非定常状態発生として送信するものでも同様の効果を得られる。
また、実施の形態1では通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれも通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
また、本発明は、実施の形態1の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものであり、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
尚、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる監視システムおよびそのプログラムは、モード毎に設定が可能なため、家電製品、例えばエアコンを外出時には全てOFFして、在宅時には、所定の部屋だけONするような自動制御にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるシステムブロック図 本発明の実施の形態1における中央処理装置の内部ブロック図 本発明の実施の形態1における端末器の内部ブロック図 本発明の実施の形態1における端末器の内部ブロック図 本発明の実施の形態1の動作手順を示すフローチャート 従来の監視システムのブロック図
符号の説明
1 中央処理装置
2、3、4、5 端末器
6、16、20 データ通信手段
7 操作手段
8 モード設定手段
9 監視動作遅延時間設定手段
10 端末器選択手段
11、18 表示手段
12、17 報知手段
13 端末器設定部
14 制御部
15 侵入検知手段
19、22 端末制御部
21 操作入力手段

Claims (9)

  1. 定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と、前記端末器と通信可能な中央処理装置とを有し、前記端末器と前記中央処理装置には前記定常状態または前記非定常状態に関する情報と監視動作の開始と解除に関する情報と監視動作の遅延時間に関する情報の送受信を行うデータ通信手段をそれぞれ有し、前記中央処理装置は、非定常状態である信号を受けつけるあるいは、受け付けないようにする端末器を選択し、監視動作の開始と解除の操作を行なう操作手段と、全ての端末器の非定常状態である信号を受けつける第1の設定モードと、端末器の中でいくつかの端末器だけ非定常状態である信号を受けつける第2の設定モードの少なくとも2つを設定するモード設定手段と、前記モード設定手段のモード内容に応じて前記操作手段で監視動作を開始させてから前記端末器が監視動作を開始するまでの遅延時間を設定する監視動作遅延時間設定手段とを有する監視システム。
  2. 中央処理装置は、前記モード設定手段のモード内容に応じて、前記監視動作遅延時間設定手段で設定する時間を適用する端末器を選択することが可能な端末器選択手段を有する請求項1記載の監視システム。
  3. 端末器は、監視区域への侵入者を検知する侵入検知手段と、監視動作を開始している状態で前記侵入検知手段で侵入者を検知した場合にブザーなどの警報音を発生させたり音声メッセージを再生したりするなどの報知手段とを有し、前記モード設定手段のモード内容に応じて前記監視動作遅延時間設定手段で設定する時間を適用した端末器は、前記侵入検知手段で検知した場合でも、遅延時間を設けて前記報知手段からブザーなどの警報音を発生させる請求項1または2記載の監視システム。
  4. 中央処理装置は、前記操作手段により監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることを視覚的に知らせる表示手段または聴覚的に知らせる報知手段を有する請求項1〜3のいずれか1項記載の監視システム。
  5. 端末器は、中央処理装置で監視動作を開始させてから、前記端末器が監視動作を開始するまでの遅延の状態または、監視動作開始状態であることを視覚的に知らせる表示手段または聴覚的に知らせる報知手段を有する請求項1〜4のいずれか1項記載の監視システム。
  6. 中央処理装置は、前記中央処理装置で監視動作を開始させてから、監視動作を開始するまでの遅延の状態で、使用者が選択した特定の端末器から非定常状態である信号を受信した場合に、前記遅延の状態であっても監視動作を開始させる請求項1〜5のいずれか1項記載の監視システム。
  7. 中央処理装置は、前記第2の設定モードで監視動作を開始した時に、前記中央処理装置で監視動作を開始させてから監視動作を開始するまでの遅延中であっても、非定常状態である信号を受け付けないように設定してある端末器に、監視動作に関する情報と監視動作を開始するまでの遅延時間情報を送信することができる請求項1〜6のいずれか1項記載の監視システム。
  8. 使用者の操作によって中央処理装置を遠隔操作する操作入力手段を有する端末器において、前記端末器の操作入力手段から監視動作開始への移行を要求された場合に、中央処理装置は、前記監視動作遅延時間設定手段で設定する遅延時間に関係なく監視動作を開始させる請求項1〜7のいずれか1項記載の監視システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の監視システムの機能の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163418A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置及び警備方法
JP2009163419A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置及び警備方法

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