JP2005219652A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スタブシャフト3の端部にステータ9を固定し、ピニオン4の端部にロータ10を固定するとともに、これらステータ9とロータ10を半径方向に互いに対向させ、ステータ9には励磁コイル9a、信号検出コイル9b,9cを設けてレゾルバを構成し、ステータ9を設けたスタブシャフト3に励磁電圧印加コイル11、信号出力コイル12,13を設けるとともに、励磁コイル9aと励磁電圧印加コイル11、信号検出コイル9b,9cと信号出力コイル12,13とを結線する一方、ケーシング1内には励磁電圧印加コイル14、信号出力コイル15,16を設けた点に特徴を有する。
【選択図】 図1
Description
この従来の装置は、スタブシャフト側である入力側と、ピニオン側である出力側とのそれぞれにレゾルバを設け、それらレゾルバからの出力電圧の差を求め、その出力電圧の差から、操舵トルクを検出するようにしていた。
また、この従来の装置では、sinθだけから回転角を検出するようにしているので、sinθ=sin(180°−θ)となることがある。したがって、角度が違っても出力が同じになることがあるが、その角度の差を見分けることができなかった。そのために、sinカーブの中で、線形領域しか使えないというように、その検出範囲が限られてしまうという問題もあった。
この発明の目的は、一組のレゾルバだけで操舵トルクを検出できるようにして、コストダウンをはかれるとともに、sinθ=sin(180°−θ)の角度差も見分け、かつ、レゾルバの故障も検出できる電動パワーステアリング装置を提供することである。
上記レゾルバは、スタブシャフト3側に固定したステータ9と、ピニオン4側に固定したロータ10とからなるが、その具体的な構成は次の通りである。
また、ピニオン4の一端、すなわち凹部6内に臨ませたピニオン4の端部外周には、ロータ10をピニオン4の円周方向に連続して設けている。そして、上記ステータ9とロータ10とは、非接触の状態で互いに対向させるとともに、これらステータ9とロータ10とでこの発明のレゾルバを構成するものである。
そして、上記第1励磁電圧印加コイル11と第2励磁電圧印加コイル14、第1sin信号出力コイル12と第2sin信号出力コイル15、第1cos信号出力コイル13と第2cos信号出力コイル16とのそれぞれを、非接触状態を保ちながら対向させて、それら対向させたコイル毎にトランスを構成している。
このようにsin信号とcos信号とが角度演算手段17に入力すると、角度演算手段17は、スタブシャフト3とピニオン4との相対回転角であるθを、あらかじめ記憶しているθ=tan−1(sinθ/cosθ)の演算式を利用して算出する。さらに、角度演算手段17は、算出した上記相対回転角θをもとにして操舵トルクを演算する。
さらにまた、この第1実施形態では、レゾルバの異常を検出できるので、異常が発生したときに、速やかに対処することができるようになる。
上記第1励磁電圧印加コイル11は上記励磁コイル9aに結線し、第1sin信号出力コイル12はsin信号検出コイル9bに結線している。そして、第1cos信号出力コイル13はcos信号検出コイル9cに結線している。
そして、上記第1励磁電圧印加コイル11と第2励磁電圧印加コイル14、第1sin信号出力コイル12と第2sin信号出力コイル15、第1cos信号出力コイル13と第2cos信号出力コイル16とのそれぞれを、非接触状態を保ちながら対向させて、それら対向させたコイル毎にトランスを構成している。
3 スタブシャフト
4 ピニオン
5 トーションバー
7 環状突部
9 ステータ
9a 励磁コイル
9b sin信号検出コイル
9c cos信号検出コイル
10 ロータ
11 第1励磁電圧印加コイル
12 第1sin信号出力コイル
13 第1cos信号出力コイル
14 第2励磁電圧印加コイル
15 第2sin信号出力コイル
16 第2cos信号出力コイル
17 角度演算手段
18 故障検出手段
Claims (3)
- ケーシング内に設けたスタブシャフトとピニオンとをトーションバーで連結するとともに、これらスタブシャフトとピニオンとの相対回転角から操舵トルクを電気的に検出し、その検出した操舵トルクに応じて電動機の出力を制御する電動パワーステアリング装置において、ピニオンと対向する側のスタブシャフトの端部には、円周方向に連続するステータあるいはロータのいずれか一方を固定し、スタブシャフトと対向する側のピニオンの端部には、その円周方向に連続するロータあるいはステータのいずれか他方を固定するとともに、これらステータあるいはロータを半径方向あるいは軸方向において互いに対向させる一方、このステータには、励磁コイル、信号検出コイルを設けてレゾルバを構成し、さらに、上記ステータを設けたスタブシャフトあるいはピニオンのいずれか一方には、上記励磁コイルに対応した励磁電圧印加コイル、信号検出コイルに対応した信号出力コイルをそれぞれ円周方向に連続して設けるとともに、それら励磁コイルと励磁電圧印加コイル、信号検出コイルと信号出力コイルとを結線する一方、上記ケーシング内には、上記励磁電圧印加コイルに対応した励磁電圧印加コイル、信号出力コイルに対応した信号出力コイルをそれぞれ円周方向に連続して設けてなる電動パワーステアリング装置。
- ステータには、励磁コイル、sin信号検出コイルおよびcos信号検出コイルを設けてレゾルバを構成し、さらに、上記ステータを設けたスタブシャフトあるいはピニオンのいずれか一方には、上記励磁コイルに対応した第1励磁電圧印加コイル、sin信号検出コイルに対応した第1sin信号出力コイルおよびcos信号検出コイルに対応した第1cos信号出力コイルをそれぞれ円周方向に連続して設けるとともに、それら励磁コイルと第1励磁電圧印加コイル、sin信号検出コイルと第1sin信号出力コイル、cos信号検出コイルと第1cos信号出力コイルとを結線する一方、上記ケーシング内には、上記第1励磁電圧印加コイルに対応した第2励磁電圧印加コイル、第1sin信号出力コイルに対応した第2sin信号出力コイル、第1cos信号出力コイルに対応した第2cos信号出力コイルをそれぞれ円周方向に連続して設けるとともに、上記第1励磁電圧印加コイルと第2励磁電圧印加コイル、第1sin信号出力コイルと第2sin信号出力コイル、第1cos信号出力コイルと第2cos信号出力コイルとのそれぞれでトランスを構成し、かつ、上記第2sin信号出力コイルおよび第2cos信号出力コイルを角度演算手段に接続する一方、この角度演算手段は、上記第2sin信号出力コイルおよび第2cos信号出力コイルの出力信号から、スタブシャフトとピニオンとの相対回転角θ=tan−1(sinθ/cosθ)を算出して、操舵トルクを演算する機能を実現する請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
- 上記第2sin信号出力コイルおよび第2cos信号出力コイルを故障検出手段に接続するとともに、この故障検出手段は、上記第2sin信号出力コイルおよび第2cos信号出力コイルからの出力信号に基づいて、ベクトルA=sin2θ+cos2θを演算し、このベクトルAが、あらかじめ設定した正常な範囲内にあるかどうかを監視するとともに、ベクトルAが正常な範囲を超えたときに、レゾルバの故障と判定する請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004030209A JP2005219652A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004030209A JP2005219652A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005219652A true JP2005219652A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34995626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004030209A Pending JP2005219652A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005219652A (ja) |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030209A patent/JP2005219652A/ja active Pending
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