JP2016090540A - モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 - Google Patents
モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016090540A JP2016090540A JP2014228996A JP2014228996A JP2016090540A JP 2016090540 A JP2016090540 A JP 2016090540A JP 2014228996 A JP2014228996 A JP 2014228996A JP 2014228996 A JP2014228996 A JP 2014228996A JP 2016090540 A JP2016090540 A JP 2016090540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- inspection
- torque
- hub
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
Description
図1に示すように、本実施形態の検査装置の構成は、トルクを測定する被測定モータ2を設置するセッティング部5と、負荷をかけた状態で被測定モータ2の発生する回転トルクを測定するトルク測定部6とからなる。トルク測定部6は、被測定モータ2の回転軸4に負荷トルクを供給する検査モータ13と、カップリング11を介して検査モータ13に連結されたトルク検出器10とにより構成されている。トルク検出器10は、例えば磁歪式トルクセンサが使用される。検査モータ13は永久磁石型のサーボモータが使用される。ここで、被測定モータ2は、例えば車両に搭載され、ステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置や油圧を発生させる電動オイルポンプ装置の駆動源用モータ(例えば、3相のブラシレスモータなど)である。なお、本実施形態のモータ性能検査装置1は、主にトルク性能(例えば、トルクリップル、回転速度−トルク特性など)の測定に使用されるものである。
図2、図3に示すように、第2ハブ7の第2ボス16がピン17と緩衝部材18とにより構成されている。第2ハブ7下側の円盤状のベース部19に周方向(回転方向)に等間隔に配置された複数(本実施形態では、4本)のピン17が円筒状の緩衝部材18の内部を軸線方向に貫通した状態でベース部19に一端部が圧入固定され、第2ボス16が形成されている。
図4(a)は、図1の第1ハブ3を有する被測定モータ2の概略構成を示す側面図、図4(b)は、第1ハブ3を被測定モータ2の反対側から見た平面図である。
図4(a)に示すように、被測定モータ2の回転軸4に爪状の第1ボス21を有した第1ハブ3が固定されている。図4(b)に示すように、第1ハブ3は外周縁に4箇所の第1ボス21を有しており、第2ハブ7(図2参照)と接続されるとき、回転方向に交互に隣り合って配置される第2ハブ7の第2ボス16との間に所定の隙間25が確保されている。
まず、トルクを測定する被測定モータ2をモータ性能検査装置1のセッティング部5上部に設置し、被測定モータ2のハウジング部分を取付ける。取付けは種々の簡便で確実な方法(例えば、チャック装置など)によるのが望ましい。
図5(a)は、他の実施例に係るプーリー23を有する被測定モータ2の概略構成を示す側面図、図5(b)は、第1ハブ3を被測定モータ2の反対側から見た平面図である。
図5(a)に示すように、被測定モータ2の回転軸4にプーリー23からなる第1ハブ3が固定されている。図5(b)に示すように、第1ハブ3の第2ハブ7(図2参照)と対向する面の第2ボス16と一致する位置に4箇所の溝部22が形成され、第2ボス16が軸線方向に嵌め込まれる。第1ハブ3は第2ハブ7と嵌合されるとき、第2ボス16外周面と溝部22内周面との間に所定の隙間26が確保されている。そして、緩衝部材18(図2参照)外周面は溝部22内周面に回転方向に当接した状態で回転する。
図6(a)に示すように、被測定モータ2の回転軸4に歯車24からなる第1ハブ3が固定されている。図5(b)に示すように、第1ハブ3の第2ハブ7(図2参照)と対向する面の第2ボス16と一致する位置に4箇所の溝部22が形成され、第2ボス16が軸線方向に嵌め込まれる。第1ハブ3は第2ハブ7と嵌合されるとき、第2ボス16外周面と溝部22内周面との間に所定の隙間26が確保されている。そして、緩衝部材18(図2参照)外周面は溝部22内周面に回転方向に当接した状態で回転する。
また、被測定モータ2はモータ単体として説明したが、他の形態、例えば減速機付きモータであってもよい。
4:回転軸、5:セッティング部、6:トルク測定部、7:第2ハブ(嵌合部)、
8:ジョイント,9,11:カップリング、10:トルク検出器、12:駆動軸、
13:検査モータ、14:制御装置、15:ばね、16:第2ボス、17:ピン、
18:緩衝部材、19:ベース部、20:取付穴、21:第1ボス、22:溝部、
23:プーリー、24:歯車、25,26:隙間
Claims (5)
- 被測定モータに負荷トルクを供給する検査モータと、
前記被測定モータの回転軸に固定された被嵌合部とトルク伝達可能に嵌合され、前記回転軸と前記検査モータの駆動軸とを同心的に回転可能に結合する嵌合部と、
前記嵌合部と前記検査モータとの間に連結され、前記駆動軸の回転により前記回転軸に負荷をかけたときに前記被測定モータが発生する回転トルクを検出するトルク検出器と、
前記検査モータを回転制御するとともに、前記トルク検出器からの出力電圧に基づいて前記被測定モータの前記回転トルクを算出する制御装置と、を備え、
前記嵌合部は、前記駆動軸側に設けられた円盤状のベース部と、回転方向における前記被嵌合部との間に、前記回転方向に所定の間隔を確保して配置された円筒状の緩衝部材と、前記緩衝部材内を軸線方向に貫通し一端部が前記ベース部に圧入固定されるピンと、を有し、前記緩衝部材と前記ピンからなる複数の嵌合部側ボスが前記ベース部上に周方向に等間隔に配置されたことを特徴とするモータ性能検査装置。 - 請求項1に記載のモータ性能検査装置において、
前記嵌合部側ボスの前記ピンの本数は、前記回転トルクと、前記嵌合部の回転中心から前記ピンの中心までの距離と、前記ピンに作用するせん断力と、により決定され、前記距離と前記せん断力との積に対する前記回転トルクの比より大きい値に設定されたことを特徴とするモータ性能検査装置。 - 請求項1または請求項2に記載のモータ性能検査装置を用いた検査方法であって、
軸線方向に対向する前記嵌合部と前記被嵌合部とを嵌合させ前記回転軸と前記駆動軸とを同心的に結合する結合工程と、
前記検査モータを回転させ前記被測定モータに負荷をかけた状態で前記被測定モータを所定の速度で回転させる回転工程と、
前記トルク検出器により検出された前記出力電圧から前記制御装置によって前記被測定モータの発生する前記回転トルクを測定する計測工程と、を備えたことを特徴とするモータ性能検査装置を用いた検査方法。 - 請求項3に記載のモータ性能検査装置を用いた検査方法において、
前記結合工程では、前記検査モータ側に突出して前記被嵌合部に設けられた複数の被嵌合部側ボスと隣り合う前記嵌合部側ボスの前記緩衝部材との間に前記回転方向に所定の隙間を有して当接可能に嵌合されることを特徴とするモータ性能検査装置を用いた検査方法。 - 請求項3に記載のモータ性能検査装置を用いた検査方法において、
前記結合工程では、前記検査モータ側に凹んで前記被嵌合部に設けられた複数の溝部の内周面と前記嵌合部側ボスの前記緩衝部材の外周面との間に所定の隙間を有して当接可能に嵌合されることを特徴とするモータ性能検査装置を用いた検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014228996A JP2016090540A (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014228996A JP2016090540A (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016090540A true JP2016090540A (ja) | 2016-05-23 |
Family
ID=56016129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014228996A Pending JP2016090540A (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016090540A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109060213A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-12-21 | 江苏银河同智新能源科技有限公司 | 一种电动涡旋压缩机电机转矩的评估方法及测试系统 |
KR102181627B1 (ko) * | 2019-09-25 | 2020-11-23 | 유원산업(주) | 로터리 베인 모터 및 펌프용 성능시험기 |
CN113203948A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-08-03 | 江苏华源防爆电机有限公司 | 轮毂电机用性能检测装置 |
CN114739550A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-07-12 | 横川机器人(深圳)有限公司 | 一种力矩电机的输出力矩自动测量装置 |
KR20230150585A (ko) * | 2022-04-22 | 2023-10-31 | 동성이엔지 주식회사 | 자동차 조향장치용 구동모터 검사장치 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137056U (ja) * | 1980-03-17 | 1981-10-17 | ||
JPH0727142A (ja) * | 1993-03-26 | 1995-01-27 | Centa Antriebe Kirschey Gmbh | 軸継手 |
JP2000346086A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-12 | Asano Kenkyusho:Kk | 回転軸連結構造 |
EP1083355A2 (en) * | 1999-09-10 | 2001-03-14 | ANTONIO CARRARO S.p.A. | Flexible coupling for coaxial shafts |
JP2002122156A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Toyota Industries Corp | 軸継ぎ手及び真空ポンプにおける回転伝達構造 |
JP2012255555A (ja) * | 2007-01-17 | 2012-12-27 | Gates Corp:The | 突起付きスリーブ型可撓性軸継ぎ手 |
JP2013101030A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Sinfonia Technology Co Ltd | トルク測定装置 |
-
2014
- 2014-11-11 JP JP2014228996A patent/JP2016090540A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137056U (ja) * | 1980-03-17 | 1981-10-17 | ||
JPH0727142A (ja) * | 1993-03-26 | 1995-01-27 | Centa Antriebe Kirschey Gmbh | 軸継手 |
JP2000346086A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-12 | Asano Kenkyusho:Kk | 回転軸連結構造 |
EP1083355A2 (en) * | 1999-09-10 | 2001-03-14 | ANTONIO CARRARO S.p.A. | Flexible coupling for coaxial shafts |
JP2002122156A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Toyota Industries Corp | 軸継ぎ手及び真空ポンプにおける回転伝達構造 |
JP2012255555A (ja) * | 2007-01-17 | 2012-12-27 | Gates Corp:The | 突起付きスリーブ型可撓性軸継ぎ手 |
JP2013101030A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Sinfonia Technology Co Ltd | トルク測定装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109060213A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-12-21 | 江苏银河同智新能源科技有限公司 | 一种电动涡旋压缩机电机转矩的评估方法及测试系统 |
KR102181627B1 (ko) * | 2019-09-25 | 2020-11-23 | 유원산업(주) | 로터리 베인 모터 및 펌프용 성능시험기 |
CN113203948A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-08-03 | 江苏华源防爆电机有限公司 | 轮毂电机用性能检测装置 |
KR20230150585A (ko) * | 2022-04-22 | 2023-10-31 | 동성이엔지 주식회사 | 자동차 조향장치용 구동모터 검사장치 |
KR102690545B1 (ko) | 2022-04-22 | 2024-07-31 | 동성이엔지 주식회사 | 자동차 조향장치용 구동모터 검사장치 |
CN114739550A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-07-12 | 横川机器人(深圳)有限公司 | 一种力矩电机的输出力矩自动测量装置 |
CN114739550B (zh) * | 2022-05-16 | 2024-02-20 | 横川机器人(深圳)有限公司 | 一种力矩电机的输出力矩自动测量装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016090540A (ja) | モータ性能検査装置およびそれを用いた検査方法 | |
CN111380635B (zh) | 一种电机转矩脉动试验测试台架和测试方法 | |
US8418570B2 (en) | Torque sensor | |
US11002355B2 (en) | Actuator with sensor on output flange | |
KR102031901B1 (ko) | 커플링의 성능 시험 장치 | |
WO2016098627A1 (ja) | 回転角検出装置およびパワーステアリング装置 | |
CN101545748B (zh) | 万向节传动轴总成跳动检测装置 | |
US20120048628A1 (en) | Torque detection apparatus and robot apparatus | |
JP6313443B2 (ja) | パラレルハイブリッド動力伝達機構 | |
KR101789820B1 (ko) | 앵글센서 | |
CN106918756A (zh) | 导电滑环专用跑合测试装置 | |
JP5768544B2 (ja) | トルクセンサ | |
JP2019149874A (ja) | 駆動モータ及び完成品の検査方法 | |
KR101999267B1 (ko) | 축방향력의 측정이 가능한 나사 구동장치 | |
JPH06109565A (ja) | モータのコギングトルク測定装置及び測定方法 | |
KR102457734B1 (ko) | 섀시 다이너모 장치용 부하 모터 | |
JP5445523B2 (ja) | 回転電機 | |
CN102183337A (zh) | 自驱动式的平衡机旋转组件及相应轮胎平衡机 | |
KR20160139825A (ko) | 모터 | |
JP2005351848A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
CN112567220B (zh) | 致动器系统,尤其用于车辆 | |
KR20210127514A (ko) | 조향 보조 장치 | |
WO2018192454A1 (zh) | 一种汽车助力转向传感器 | |
JP2012198186A (ja) | コギングトルク測定装置および電動パワーステアリング装置 | |
CN201434658Y (zh) | 万向节传动轴总成跳动检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180918 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181113 |