JP2005217061A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高閾値MOSトランジスタと低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差を大きくすることができ、かつドレイン領域においてリーク電流が発生しにくい半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上に形成されたレジスト膜と、高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に形成されたゲート電極6とをマスクとして、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に導電型不純物を注入して、半導体基板表面近傍の領域に第1の導電型不純物層9を形成し、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域および高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に対して導電型不純物を注入して、第1の導電型不純物層9よりも高い不純物濃度と当該第1の導電型不純物層9よりも深い拡散層深さとを有する第2の導電型不純物層11を、第1の導電型不純物層9に重ねて形成するようにしている。
【選択図】 図1


Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する発明であって、より特定的には、1以上の低閾値MOSトランジスタと、低閾値MOSトランジスタよりも高い閾値電圧を有する1以上の高閾値MOSトランジスタとが半導体基板上に形成された半導体装置およびその製造方法に関する発明である。
近年、ロジックLSIのような半導体装置の微細化および高機能化が進むと共に、当該半導体装置に内蔵されるROM(Read Only Memory)の記憶容量が増大している。そのため、ROMのメモリーセル面積を小さくすることは、半導体装置の微細化および高機能化において非常に重要なこととなっている。ここで、メモリーセル面積を小さくすることが可能なROMとしては、いわゆる、注入方式のマスクROMが存在する。以下に、当該注入方式のマスクROMについて説明する。
当該注入方式のマスクROMは、閾値電圧が相対的に高い(約5V以上)MOSトランジスタ(以下、高閾値MOSトランジスタと称す)からなるメモリセルと、閾値電圧が相対的に低い(約0.6V)MOSトランジスタ(以下、低閾値MOSトランジスタと称す)からなるメモリセルとがアレイ状に配置されたものである。そして、高閾値MOSトランジスタは、データ値0を示し、低閾値MOSトランジスタは、データ値1を示す。このような注入方式のマスクROMは、以下のような手順により製造される。
まず、NchMOSトランジスタをアレイ状に半導体基板上に形成する。次に、NchMOSトランジスタのうち、データ値0とすべき領域にのみレジスト膜を形成する。この後、当該レジスト膜をマスクとして、マスクされていないMOSトランジスタに対して、閾値電圧を上げるための不純物(例えば、B(ホウ素))を注入する。これにより、低閾値MOSトランジスタと高閾値MOSトランジスタとが形成される。
上記の注入方式のマスクROMでは、コンタクトホールの有無によりデータを記憶しているコンタクト方式のマスクROMと比較して、コンタクトホールを形成する領域が必要ない分だけ、メモリーセル面積の縮小化を図ることが可能となる。
ところで、上述したマスクROMにおいて、高アクセススピード化することは、半導体装置の高機能化を図る上で非常に重要である。しかしながら、近年、半導体装置の低電力化が進み、マスクROMに使用される電圧の低電圧化が進んでいる。このように、マスクROMに使用される電圧が低くなると、当該マスクROMに含まれるMOSトランジスタに流れるドレイン電流の値も小さくなってしまう。このようなドレイン電流の減少は、マスクROMの高アクセススピード化を阻害する原因となる。
そこで、一般的なLDD(Lightly Doped Drain)構造を改良したLDD構造(以下、改良LDD構造と称す)が適用されたMOSトランジスタを含んだマスクROMが存在する。一般的なLDD構造の拡散層が高濃度不純物層および低濃度不純物層の二層で構成されているのに対して、当該改良LDD構造は、拡散層の構造が高濃度不純物層、中濃度不純物層および低濃度不純物層の三層で構成されている点で相違点を有する。そして、当該改良LDD構造が適用されたMOSトランジスタでは、そのソースおよびドレインの抵抗値を低減できる。その結果、当該MOSトランジスタに流れるドレイン電流を増加させることができ、マスクROMの高アクセススピード化を図ることが可能となる。以下に、当該改良LDD構造が適用されたMOSトランジスタにより構成されるマスクROMについて、図面を参照しながら詳しく説明する。図6は、マスクROMを搭載した半導体装置の断面構造を示した図である。なお、図6の右側のトランジスタは、高閾値MOSトランジスタであり、図6の左側のトランジスタは、低閾値MOSトランジスタである。
図6に示す半導体装置は、シリコン基板21、アイソレータ22、P型ウェル領域23、P型チャネル領域24、ゲート絶縁膜25、ゲート電極26、N型中濃度不純物層27、N型低濃度不純物層28、サイドウォール29、N型高濃度不純物層30およびP型チャネル領域32を備える。
上記改良LDD構造が適用されたMOSトランジスタは、一般的なMOSトランジスタと比較して、拡散層の構造が異なる。具体的には、図6に示すように、改良LDD構造が適用されたMOSトランジスタの拡散層は、N型中濃度不純物層27とN型低濃度不純物層28とN型高濃度不純物層30との3つの不純物層を備える。ここで、N型中濃度不純物層27は、一般的なLDDには設けられておらず、改良LDDにおいて新たに設けられたものである。そして、当該N型中濃度不純物層27は、AsイオンのようなN型不純物を用いて形成され、拡散層の寄生抵抗を低減する役割を果たす。これにより、MOSトランジスタのドレイン電流を増加させることができ、マスクROMの高アクセススピード化を図ることができる。
ここで、図面を参照しながら、図6に示す改良LDD構造が適用されたMOSトランジスタからなる半導体装置の製造方法について説明する。図7および8は、図6に示す半導体装置を製造する場合に、各工程における当該半導体装置の断面構造を示した図である。
まず、シリコン基板21上に、LOCOS法で酸化シリコンのアイソレータ22を形成する。次に、シリコン基板21においてMOSトランジスタを形成する領域以外の領域にイオン注入用マスク(図示せず)を施し、当該イオン注入用マスクを保護マスクとしてイオン注入を行う。これにより、所定領域に対してP型ウェル領域23とP型チャネル領域24とが形成される。次に、熱酸化によりシリコン酸化膜と、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によりポリシリコン膜とを形成する。その後、リソグラフィー技術とエッチング技術とにより、シリコン酸化膜の一部とポリシリコン膜の一部とを除去して、ゲート絶縁膜25およびゲート電極26を形成する。これにより、半導体装置の断面構造は、図7(a)に示す構造をとる。
次に、シリコン基板21のMOSトランジスタを形成する領域以外の領域に、イオン注入用マスク(図示せず)を施し、当該イオン注入マスクおよびゲート電極26を保護マスクとして、Asイオンの注入を行う。具体的には、Asイオンを10〜30keV程度の低加速電圧で加速して、イオン注入直後のシリコン基板21内のN型不純物濃度が1〜10×1018/cm3程度となるようにする。これにより、図7(b)に示すように、ゲート絶縁膜25の両側方であって、かつシリコン基板1の表面近傍には、N型中濃度不純物層27が形成される。
N型中濃度不純物層27の形成が完了すると、ゲート絶縁膜と前工程で形成したイオン注入用マスクを保護マスクとして、Pイオンの注入を行う。具体的には、Pイオンを40〜80keV程度の加速電圧で加速し、シリコン基板21内のN型不純物濃度が1〜5×1018/cm3程度となるようにする。これにより、図7(c)に示すように、ゲート絶縁膜25の両側方であって、かつシリコン基板21の表面近傍には、N型低濃度不純物層28が形成される。
次に、図8(d)に示すように、酸化シリコンのサイドウォール29を、ゲート電極26およびゲート絶縁膜25の両側方に形成する。具体的には、CVD法によりシリコン酸化膜を半導体装置の全面に堆積した後、ゲート絶縁膜25およびゲート電極26の側壁にのみシリコン酸化膜が残るように、エッチバック法を行う。
サイドウォール29の形成が完了すると、シリコン基板21のMOSトランジスタを形成する領域以外の領域に、イオン注入用マスク(図示せず)を施し、当該イオン注入マスクおよびゲート電極26を保護マスクとして、Asイオンの注入を行う。これにより、図8(e)に示すように、ゲート絶縁膜25の両側方であって、かつシリコン基板1表面近傍にN型高濃度不純物層30が形成される。
N型高濃度不純物層30の形成が完了すると、図8(f)に示すように、リソグラフィー技術により、高閾値MOSトランジスタを形成する領域にのみ開口を有するレジスト膜31を形成する。その後、当該レジスト膜31を保護マスクとしてBイオンを注入する。具体的には、Bイオンを70〜130keVの加速電圧で加速して、注入直後のシリコン基板21のP型不純物濃度が1〜2×1019/cm3程度となるようにする。これにより、図6に示すように、右側のMOSトランジスタのゲート絶縁膜25およびN型高濃度不純物層30の下には、P型チャネル領域32が形成される。その結果、右側のMOSトランジスタの閾値電圧が、左側のMOSトランジスタの閾値電圧よりも高くなる。以上により、高低2種類の閾値のMOSトランジスタが形成され、マスクROMが完成する。
特開平6−283690号公報
しかしながら、上記従来のマスクROMでは、N型中濃度不純物層27が存在するため、Bイオンの注入により効果的に、MOSトランジスタの閾値電圧を上昇させることができない。以下に、これらについて、図面を参照しながら詳しく説明する。図9は、上記従来のマスクROMに含まれる低閾値MOSトランジスタのVG(ゲート電圧)−ID(ドレイン電流)特性を示した図である。また、図10は、上記従来のマスクROMに含まれる高閾値MOSトランジスタのVG−ID特性を示した図である。なお、図9は、Id1〜Id3は同一の条件で形成された3個の低閾値MOSトランジスタのそれぞれの特性曲線を示すものである。同様に、図10は、Id1〜Id3は同一の条件で形成された3個の高閾値MOSトランジスタのそれぞれの特性曲線を示すものである。
図9と10とに示すように、高閾値MOSトランジスタの閾値電圧は、低閾値MOSトランジスタの閾値電圧との差を大きくすることができない。これは、N型中濃度不純物層27が存在するため、Bイオンを注入しても、N型中濃度不純物層7の、高閾値MOSトランジスタゲート電極25直下、左右両端部分N型不純物濃度を実効的に十分に下げることができないためである。このように、高閾値MOSトランジスタと低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差が小さいと、本来、低閾値MOSトランジスタのみが動作すべき電圧を印加した場合に、高閾値MOSトランジスタが誤作動してしまうおそれがある。
かかる問題を解決するためには、Bイオンの注入量を大きくすることが考えられる。具体的には、高閾値MOSトランジスタのN型中濃度不純物層27が完全に打ち消される程度のBイオンを注入することにより、閾値電圧をより大きくすることが考えられる。
しかしながら、Bイオンを多量に注入した場合、N型不純物がBイオンにより打ち消されてしまい、N型高濃度不純物層30のN型不純物実効濃度が、下がりすぎてしまう。このようにN型高濃度不純物層30の実効濃度が低下しすぎると、当該ドレイン領域の拡散層が高抵抗化しやすくなってしまう。また一方、N型高濃度不純物層30およびN型低濃度不純物層28とP型ウエル領域との接合耐圧が低下し、リーク電流が発生しやすくなってしまう。その結果、マスクROMが低いドレイン電圧でしか動作させることができないようになってしまう。
そこで、本発明の目的は、高閾値MOSトランジスタと低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差を大きくすることができ、かつドレイン領域においてリーク電流が発生しにくい半導体装置およびその製造方法を提供することである。
本発明に係る半導体装置は、低閾値MOSトランジスタが、半導体基板上に形成された第1のゲート絶縁膜と、第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、第1のゲート絶縁膜を挟むように半導体基板表面近傍の領域に形成される2つの第1の拡散層とを含んでおり、第1の拡散層が、第1の導電型不純物層と、第1の導電型不純物層に重ねて形成され、当該第1の導電型不純物層よりも、不純物濃度が高くかつ拡散層深さが深い第2の導電型不純物層とを有しており、また、高閾値MOSトランジスタが、半導体基板上に形成された第2のゲート絶縁膜と、第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、第2のゲート絶縁膜を挟むように半導体基板表面近傍の領域に形成され、略一様な不純物濃度を有する2つの第2の拡散層とを含んでいる。
また、第1の拡散層は、第1の導電型不純物層に重ねて形成され、第1の導電型不純物層よりも不純物濃度が高く拡散層深さが深く、かつ第2の導電型不純物層よりも不純物濃度が低く拡散層深さが浅い第3の導電型不純物層をさらに有していてもよい。
また、高閾値MOSトランジスタは、第2のゲート絶縁膜および第2の拡散層の下の領域に、第2の拡散層と異なる導電型の導電型不純物を含むチャネル領域をさらに含んでいてもよい。
なお、1以上の低閾値MOSトランジスタおよび1以上の高閾値MOSトランジスタは、それぞれがマスクROMのメモリーセルを構成していることが望ましい。
なお、本発明は、半導体装置のみならず、当該半導体装置の製造方法に対しても向けられている。具体的には、本発明の製造方法は、複数のゲート絶縁膜と、各当該ゲート絶縁膜上に設置される複数のゲート電極とを半導体基板上に形成し、高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上にレジスト膜を形成し、高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上に形成されたレジスト膜と、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に形成されたゲート電極とをマスクとして、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に導電型不純物を注入して、半導体基板表面近傍の領域に第1の導電型不純物層を形成し、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域および高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に対して導電型不純物を注入して、第1の導電型不純物層よりも高い不純物濃度と当該第1の導電型不純物層よりも深い拡散層深さとを有する第2の導電型不純物層を形成するようにしている。
また、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上にレジスト膜を形成し、低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上に形成されたレジスト膜をマスクとして、前記第1および第2の導電型不純物層と異なる導電型の導電型不純物を注入するようしてもよい。
なお、1以上の低閾値MOSトランジスタおよび1以上の高閾値MOSトランジスタは、それぞれがマスクROMのメモリーセルを構成していることが望ましい。
本発明の高閾値MOSトランジスタの拡散層は、略一様な導電型不純物濃度を有している。すなわち、高閾値MOSトランジスタの拡散層には、いわゆる中濃度不純物層が形成されていない。そのため、当該中濃度不純物層が高閾値MOSトランジスタに存在することにより生ずる問題が解決される。具体的には、リーク電流の発生が抑制され、高閾値MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきが抑制され、さらに、低閾値MOSトランジスタと高閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差が大きくなる。
また、拡散層が3層構造をとることにより、低閾値MOSトランジスタのソース・ドレイン領域の抵抗値が低減される。その結果、低閾値MOSトランジスタの動作の高速化が図られる。
本発明では、高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に、いわゆる中濃度不純物層に相当する第1の導電型不純物層が形成されない。そのため、高閾値MOSトランジスタが形成された場合において、当該中濃度不純物層が高閾値MOSトランジスタに存在することにより生ずる問題が解決可能となる。なお、半導体製造方法での第1の導電型不純物層および第2の導電型不純物層と、半導体装置の第1の導電型不純物層および第2の導電型不純物層とは、文言上は同一の文言が用いられているが、これら必ずしも一致するものではない。
本発明では、高低2種類の閾値電圧を有するMOSトランジスタが形成される。
以下に、本実施形態に係るマスクROMを内蔵する半導体装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る半導体装置は、アレイ状に配置された複数のメモリーセルにより構成され、当該複数のメモリーセルは、異なる2種類の閾値電圧を有するNチャネルMOSトランジスタのいずれか一つを含んでいる。高閾値MOSトランジスタを含むメモリーセルは、データ値0を示し、低閾値MOSトランジスタを含むメモリセルは、データ値1を示す。図1は、当該半導体装置の内、高閾値MOSトランジスタと、低閾値MOSトランジスタとが並べて配置された部分の断面構造を示した図である。
図1に示す半導体装置は、右側に高閾値MOSトランジスタが形成されており、左側に低閾値MOSトランジスタが形成されている。右側に形成された高閾値MOSトランジスタは、シリコン基板1と、P型ウェル領域3と、ゲート絶縁膜5と、ゲート電極6と、サイドウォール10と、N型高濃度不純物層11と、P型チャネル領域13とを備える。また、左側に形成された低閾値MOSトランジスタは、シリコン基板1と、P型チャネル領域4と、ゲート絶縁膜5と、ゲート電極6と、N型中濃度不純物層8と、N型低濃度不純物層9と、サイドウォール10と、N型高濃度不純物層11とを備える。そして、右側に形成された高閾値MOSトランジスタと左側に形成された低閾値MOSトランジスタとは、互いに、アイソレータ2により素子分離されている。
ここで、シリコン基板1は、Si(シリコン)からなる半導体基板である。アイソレータ2は、LOCOS構造を有する酸化シリコンの素子分離用絶縁膜である。P型ウェル領域3は、B(ホウ素)イオンをシリコン基板1に注入することにより形成されたウェル領域である。P型チャネル領域4は、B(ホウ素)イオンをシリコン基板1に注入することにより形成された領域である。ゲート絶縁膜5は、シリコン基板1の表面上に形成されたシリコン酸化膜である。ゲート電極6は、ゲート絶縁膜5上に形成されたポリシリコンの電極である。サイドウォール10は、ゲート絶縁膜5およびゲート電極6の両側方に形成された酸化シリコンであり、ゲート絶縁膜5およびゲート電極6を保護している。
シリコン基板1の表面近傍であって、かつゲート絶縁膜5の両側方の領域には、N型高濃度不純物層11が形成される。当該N型高濃度不純物層11は、As(ヒ素)イオンをシリコン基板1に注入することにより形成される。さらに、N型高濃度不純物層11と重なる領域に、当該N型高濃度不純物層11よりも深さが浅いN型低濃度不純物層9が形成される。当該N型低濃度不純物層9は、P(リン)イオンをシリコン基板1に注入して形成された拡散層であり、その先端がサイドウォール10の下まで進出している。さらに、N型高濃度不純物層11と重なる領域に、N型低濃度不純物層9よりも浅いN型中濃度不純物層8が形成される。当該N型中濃度不純物層8は、As(ヒ素)イオンをシリコン基板1に注入して形成された拡散層であり、その先端がゲート絶縁膜5の下まで進出している。各不純物層の不純物濃度は、高いほうから順にN型高濃度不純物層11、N型中濃度不純物層8、N型低濃度不純物層9である。
P型チャネル領域13は、P型チャネル領域4にさらにBイオンを注入することにより、右側の高閾値MOSトランジスタのゲート絶縁膜5および拡散層を覆うように形成される。したがって、P型チャネル領域13の不純物濃度は、P型チャネル領域4の不純物濃度よりも高くなる。また、右側の高閾値MOSトランジスタと左側の低閾値MOSトランジスタとの間には、2つのMOSトランジスタを電気的に絶縁するために、酸化シリコンのアイソレータ2が形成される。
以上の様に構成された半導体装置について、以下にその製造方法について、図面を参照しながら説明する。図2〜4は、当該製造方法により半導体装置を製造する場合に、各工程における当該半導体装置の断面構造を示した図である。
まず、シリコン基板1上に、LOCOS構造を有する酸化シリコンのアイソレータ2を形成する。具体的には、シリコン基板1の表面を熱酸化処理することにより、シリコン酸化膜を形成する。その後、シリコン酸化膜上に、シリコン窒化膜をCVD法により形成し、当該シリコン窒化膜の、アイソレータ2を形成する領域に、ドライエッチング処理により開口を形成する。次に、当該シリコン窒化膜をマスクとして、開口領域のシリコン酸化膜に対してさらに熱酸化処理を施して、より厚い膜厚のシリコン酸化膜を形成する。最後に、ドライエッチング処理等により、シリコン窒化膜および開口領域以外の領域に形成されたシリコン酸化膜を除去する。これにより、LOCOS構造を有するアイソレータ2がシリコン基板1上に形成される。
アイソレータ2の形成が完了すると、シリコン基板1のMOSトランジスタを形成する領域以外の領域にイオン注入用マスク(図示せず)を施し、当該イオン注入用マスクを保護マスクとしてBイオンの注入を行う。これにより、P型ウェル領域23とP型チャネル領域24とが形成される。
次に、熱酸化によりシリコン酸化膜をシリコン基板1上に形成し、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によりポリシリコン膜をシリコン基板1上に形成する。その後、リソグラフィー技術とドライエッチング技術とにより、シリコン酸化膜の一部とポリシリコン膜の一部とを除去して、ゲート絶縁膜5およびゲート電極6を形成する。以上の工程を経て、半導体装置の断面構造は、図1(a)に示す構造をとるようになる。
ゲート絶縁膜5およびゲート電極6の形成が完了すると、図2(b)に示すように、高閾値MOSトランジスタを形成する領域を保護するためのレジスト膜7をフォトリソグラフィ技術により形成する。
レジスト膜7の形成が完了すると、当該レジスト膜7およびゲート電極6をマスクとして、Asイオンを、シリコン基板1上であって、MOSトランジスタの拡散層を形成する領域に対して注入する。具体的には、10〜30keV程度の比較的低い加速電圧でAsイオンを加速し、イオン注入直後におけるシリコン基板1中のN型不純物濃度が、1〜10×1018/cm3程度となるようにする。ここで、半導体装置の右側の領域には、レジスト膜7が形成されているので、Asイオンは注入されない。その結果、図2(c)に示すように、シリコン基板1の左半分の領域に形成されたゲート絶縁膜5の両側方にのみ、N型中濃度不純物層8が形成され、シリコン基板1の右半分の領域にはN型中濃度不純物層8が形成されない。この後、アッシング処理等により、レジスト膜7が除去される。
レジスト膜7の除去が完了すると、Pイオンをシリコン基板1上であって、MOSトランジスタの拡散層を形成する領域に対して注入する。具体的には、なお、40〜80keV程度の加速電圧でPイオンを加速し、イオン注入直後におけるシリコン基板1中のN型不純物濃度が、1〜5×1018/cm3程度となるように、イオンを注入する。ここで、本工程では、図2(c)における工程と異なり、レジスト膜が施されることはない。そのため、シリコン基板1の右側の領域および左側の領域の両方に対して、Pイオンが注入される。その結果、図3(d)に示すように、図中の左右の2つのゲート絶縁膜5の両側方であってかつシリコン基板1の表面近傍の領域には、LDDに相当するN型低濃度不純物層9が形成される。また、N型低濃度不純物層9の拡散層深さは、少なくともN型中濃度不純物層8の拡散層深さよりも深くなる。
次に、半導体装置の全面に対して、CVD法によりシリコン酸化膜を堆積する。この後、レジスト膜を施すことなく、形成されたシリコン酸化膜に対してエッチバック法を施す。これにより、図3(e)に示すような、ゲート絶縁膜5およびゲート電極6の両側方を保護するサイドウォール10が形成される。
サイドウォール10の形成が完了すると、半導体装置のMOSトランジスタを形成しない領域を保護するためのイオン注入用マスク(図示せず)を形成し、当該イオン注入用マスクを保護マスクとして、Asイオンを注入する。これにより、図3(f)に示すように、N型高濃度不純物層11が、図中の左右の2つのそれぞれのゲート絶縁膜5の両側方であって、かつシリコン基板1の表面近傍に形成される。なお、当該N型高濃度不純物層11は、N型低濃度不純物層9よりも深く形成される。
次に、図4(g)に示すように、高閾値MOSトランジスタを形成する領域に開口を有するレジスト膜12を、シリコン基板1表面上にリソグラフィー技術を用いて形成する。この後、レジスト膜12をマスクとして、シリコン基板1に対してBイオンを注入する。具体的には、70〜130keV程度の加速電圧でBイオンを加速し、イオン注入直後におけるシリコン基板1中のP型不純物濃度が、5〜10×1018/cm3程度となるように、イオン注入を行う。これにより、高閾値MOSトランジスタのN型高濃度不純物層11中のN型不純物濃度が下がるとともに、当該N型高濃度不純物層11およびゲート絶縁膜5の下の領域には、図1に示すようなP型チャネル領域13が形成される。その結果、図1の右側の高閾値MOSトランジスタの閾値電圧が相対的に高くなる。なお、図1において、N型低濃度不純物層9は、N型不純物濃度が低いため、Bイオンが注入されることにより容易に打ち消されている。また、高閾値MOSトランジスタのN型高濃度不純物層11の不純物濃度は、打ち消されるN型低濃度不純物層9の濃度が低いので、略一様の濃度を有している。以上により、高低2種類の閾値電圧を有するMOSトランジスタが形成され、マスクROMのメモリーセル部が完成する。
以上のように、本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法によれば、高閾値MOSトランジスタと低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差を大きくすることが可能となり、半導体装置の誤作動を防止することが可能となる。以下に図面を参照しながら詳しく説明する。図5は、本実施形態に係る製造方法で形成された3個の高閾値MOSトランジスタのVG(ゲート電圧)−ID(ドレイン電流)特性を示した図である。ここで、縦軸は、ドレイン電流の大きさを示し、横軸は、ゲート電圧の大きさを示している。また、図10は、従来の製造方法で形成される高閾値MOSトランジスタのVG−ID特性を示した図である。なお、図5と図10とには、縦軸および横軸の数値が付されていないが、縦軸および横軸のスケールは共に同じである。
図5と図10とを比較すると、本実施形態に係る製造方法により形成した高閾値MOSトランジスタでは、ドレイン電流の流れ始めるゲート電圧(すなわち閾値電圧)が、従来の製造方法により形成した高閾値MOSトランジスタよりも高くなる。これにより、低閾値MOSトランジスタと、低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差を大きくすることができる。その結果、低閾値MOSトランジスタのみが動作すべき電圧が印加された場合に、高閾値MOSトランジスタが誤作動を起こすことがなくなり、半導体装置の誤作動を防止することが可能となる。これは、図2(c)の工程において、高閾値MOSトランジスタには、低閾値MOSトランジスタに形成したような、ソース・ドレイン領域の抵抗値を下げる働きをするN型中濃度不純物層8を形成しないようにしたため、LDD領域ではN型低濃度不純物層9のみが存在し、この不純物層9がBイオン注入で容易に消滅し、これによってLDD領域の抵抗が高くなったことが主要な原因であると考えられる。
また、本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法によれば、高閾置MOSトランジスタのドレイン領域底面におけるリーク電流の発生を低減することが可能となる。以下に、これについて詳しく説明する。
本実施形態に係る半導体装置では、図2(b)および(c)において、高閾値MOSトランジスタ側には、N型中濃度不純物層8が形成されないので、MOSトランジスタの閾値電圧を十分に大きくするために、N型中濃度不純物層8が打ち消される程の多量のBイオンを注入する必要がなくなる。そのため、N型高濃度不純物層30にBイオンが注入されすぎて、N型高濃度不純物層30のN型不純物濃度が低下しすぎて高抵抗化することがなくなると共にN型高濃度不純物層11底面境界付近のP型ウエル領域3の不純物濃度が高くなりすぎないのでPN接合耐圧が高くなり、リーク電流の発生が抑制されるようになる。
また、本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法によれば、高閾値MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきが従来と比較して極めて少なくできる。これについて、以下に図面を参照しながら詳しく説明する。
図5に示すように、本実施形態では、3個の高閾値MOSトランジスタの特性が略完全に一致している。すなわち、3個の高閾値MOSトランジスタの閾値電圧が略完全に一致している。ここで、従来の高閾値MOSトランジスタでは、N型中濃度不純物層27が存在していた。このようなN型中濃度不純物層27は、高閾値MOSトランジスタのソース・ドレイン領域の抵抗を低減する役割を果たす反面、高閾値にするためのP型チャネル領域32(図6)を形成するBイオン注入で部分的に実効不純物濃度を低下させされるだけである。N型の不純物層27を反対導電型のBイオン注入で不純物濃度を実効的に減少させる場合、Bイオン注入後のN型中濃度不純物層27の実効不純物濃度はバラツキが大きく、高く安定した閾値電圧を有する高閾値MOSトランジスタを形成することが困難となる。これに対して、本実施形態では、高閾値MOSトランジスタが形成される領域には、N型中濃度不純物層27が形成されないので、閾値電圧のばらつきの少ない高閾値MOSトランジスタを形成することが可能となる。その結果、半導体装置の信頼性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る半導体装置の低閾値MOSトランジスタは、従来と同一の構造で形成されるので、LDD領域のN型中濃度不純物層が存在する。そのため、当該低閾値MOSトランジスタのソース・ドレインを低抵抗とすることができ、当該低閾値MOSトランジスタの高速性を確保できる。その結果、当該低閾値MOSトランジスタと同じチップ上に同じ工程で製造した低閾値MOSトランジスタを、マスクROMの周辺回路や他のロジック回路に適用することができ、チップ全体としての高速動作をさせることができる。
本発明に係る半導体装置は、高閾値MOSトランジスタと低閾値MOSトランジスタとの間の閾値電圧の差を大きくすることができ、かつドレイン領域においてリーク電流が発生しにくい効果を有し、1以上の低閾値MOSトランジスタと、前記低閾値MOSトランジスタよりも高い閾値電圧を有する1以上の高閾値MOSトランジスタとが半導体基板上に形成された半導体装置等として有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の断面構造を示した図 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造時の断面構造を示した図 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造時の断面構造を示した図 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造時の断面構造を示した図 本発明の一実施形態に係る半導体装置の高閾値MOSトランジスタのVG−ID特性を示した図 従来の半導体装置の断面構造を示した図 従来の半導体装置の製造時の断面構造を示した図 従来の半導体装置の製造時の断面構造を示した図 従来の半導体装置の低閾値MOSトランジスタのVG−ID特性を示した図 従来の半導体装置の高閾値MOSトランジスタのVG−ID特性を示した図
符号の説明
1 シリコン基板
2 アイソレータ
3 P型ウェル領域
4 P型チャネル領域
5 ゲート絶縁膜
6 ゲート電極
7 レジスト膜
8 N型中濃度不純物層
9 N型低濃度不純物層
10 サイドウォール
11 N型高濃度不純物層
12 レジスト膜
13 P型チャネル領域

Claims (7)

  1. 1以上の低閾値MOSトランジスタと、前記低閾値MOSトランジスタよりも高い閾値電圧を有する1以上の高閾値MOSトランジスタとが半導体基板上に形成された半導体装置であって、
    各前記低閾値MOSトランジスタは、
    前記半導体基板上に形成された第1のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
    前記第1のゲート絶縁膜を挟むように半導体基板表面近傍の領域に形成される2つの第1の拡散層とを含み、
    前記第1の拡散層は、
    第1の導電型不純物層と、
    前記第1の導電型不純物層に重ねて形成され、当該第1の導電型不純物層よりも、不純物濃度が高くかつ拡散層深さが深い第2の導電型不純物層とを有し、
    各前記高閾値MOSトランジスタは、
    前記半導体基板上に形成された第2のゲート絶縁膜と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜を挟むように半導体基板表面近傍の領域に形成され、略一様な不純物濃度を有する2つの第2の拡散層とを含む半導体装置。
  2. 前記第1の拡散層は、前記第1の導電型不純物層に重ねて形成され、前記第1の導電型不純物層よりも不純物濃度が高く拡散層深さが深く、かつ前記第2の導電型不純物層よりも不純物濃度が低く拡散層深さが浅い第3の導電型不純物層をさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記高閾値MOSトランジスタは、前記第2のゲート絶縁膜および前記第2の拡散層の下の領域に、前記第2の拡散層と異なる導電型の導電型不純物を含むチャネル領域をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 1以上の前記低閾値MOSトランジスタおよび1以上の前記高閾値MOSトランジスタは、それぞれがマスクROMのメモリーセルを構成していることを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 1以上の低閾値MOSトランジスタと、前記低閾値MOSトランジスタよりも高い閾値電圧を有する1以上の高閾値MOSトランジスタとを含む半導体装置を製造する方法であって、
    複数のゲート絶縁膜と、各当該ゲート絶縁膜上に設置される複数のゲート電極とを半導体基板上に形成する工程と、
    前記高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上に形成されたレジスト膜と、前記低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に形成されたゲート電極とをマスクとして、前記低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に導電型不純物を注入して、半導体基板表面近傍の領域に第1の導電型不純物層を形成する工程と、
    前記低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域および前記高閾値MOSトランジスタを形成すべき領域に対して導電型不純物を注入して、前記第1の導電型不純物層よりも高い不純物濃度と当該第1の導電型不純物層よりも深い拡散層深さとを有する第2の導電型不純物層を形成する工程とを備える、半導体装置製造方法。
  6. 前記低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記低閾値MOSトランジスタを形成すべき領域上に形成されたレジスト膜をマスクとして、前記第1および第2の導電型不純物層と異なる導電型の導電型不純物を注入する工程をさらに備える、請求項5に記載の半導体装置製造方法。
  7. 1以上の前記低閾値MOSトランジスタおよび1以上の前記高閾値MOSトランジスタは、それぞれがマスクROMのメモリーセルを構成していることを特徴とする、請求項5に記載の半導体装置製造方法。
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