JP2005216529A - 電気器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が壁面から張架されたワイヤによって下方向への変位不能に保持されて、壁面から立設される棒状の照明器具において、簡単に設置可能にするとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加する。
【解決手段】 ワイヤを2本とし、各ワイヤ18,19を、器具1側はフック7によって遊端部に1点止めとし、壁面11側は、基端部が該壁面11に保持固定される取付け板12の位置よりも上方側で、かつ前記取付け板12の位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点止めとする。すなわち、床面上に投影すると、各ワイヤ17,18は三角形の2辺となり、壁面11が残りの1辺となり、壁面11から立設される棒状の照明器具1を、器具1側は1点止めで簡単に設置することができるとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加することができ、器具1の大型化に対応することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明器具などとして好適に実施され、壁面から立設される棒状の電気器具に関し、特にその壁面からの吊構造に関する。
基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面から張架された支持線によって少なくとも下方向へ変位不能に保持されることで、上記のように、壁面から立設される棒状の電気器具としては、たとえば直管状の蛍光灯灯具や、スポットライト等の照明器具を吊下げる配線ダクトなどが挙げられる。
典型的な従来技術である前記直管状の蛍光灯灯具は、たとえば図11で示すような構造で壁面に取付けられている。この図11の構造は、非特許文献1に示されるものである。この図11の構造では、前記直管状の蛍光灯を内蔵した器具本体1は、基端側が取付け板2によって壁面3に変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面3から張架されたワイヤ4によって少なくとも下方向への変位不能に保持されている。前記ワイヤ4の一端は、壁面3に取付けられた取付け金具5に係止されている。また、前記ワイヤ4は、器具本体1を水平に保持するために該ワイヤ4に必要となる長さ分が器具本体1から外部に露出し、他端側の余剰分は、器具本体1内で、巻取られるなどして収納されている。
また、前記配線ダクトは、たとえば図12で示すようなものである。前記図11に対応する部分には、同一の参照符号を付して示す。この配線ダクト11も前記蛍光灯灯具と同様に、基端側が取付け板2によって壁面3に変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面3に取付けられた取付け金具5から張架されたワイヤ4によって少なくとも下方向への変位不能に保持されている。この配線ダクト11は、大略的に、その軸直角断面がU字状に形成されており、前記U字の両側壁の内周側には、長手方向に延びる相互に異なる極性の電極が敷設されている。そして、照明器具13の基端部を、棒状の前記配線ダクト11の任意位置において、前記U字の凹所内に差込み、角変位することで、該照明器具13の基端部に形成された一対の電極端子が前記配線ダクト11の電極にそれぞれ接触し、電源供給が可能となっている。
一方、特許文献1には、2本のロッドを一対として、鉛直面上で揺動変位自在となるように一端を壁面にそれぞれ枢支し、他端を壁面からそれぞれ張架したワイヤで保持し、ロッド間に照明器具を摺動変位自在とすることで、照明器具を、前記ロッドの起立状態の壁面取付けの状態と、前記ロッドの水平状態の壁面から立設した状態とに取付け状態を切換えられるようにし、かつその取付け位置も、ロッド上を照明器具を摺動変位させることで、任意に調整可能にした照明具が提案されている。この従来技術も、壁面から立設するために、ロッドには1本のワイヤが張架されている。
また、特許文献2には、壁面に、水平方向に相互に間隔を開けて2つの取付け座板を取付けておき、それぞれ2本のワイヤが引出された嵌合金具を前記取付け座板に嵌着螺締することによって、前記2本のワイヤで各端部が吊下げられる吊棚を壁面に取付けることが示されている。この従来技術では、1つの取付け座板に2本のワイヤが使用されるが、それは吊棚の壁面側を固定しないためである。
さらにまた、特許文献3には、鉛直面上で揺動変位自在となるようにアームの一端を壁面に枢支し、他端を壁面から張架した長さ調整可能なワイヤで保持することで、前記アームの先端に取付けた照明器具の位置を変えられるようにした照明器具の回動装置が提案されている。
松下電工(株)カタログNO.照B−755,P256 実公平6−21124号公報 特開平9−56512号公報 実開平1−119112号公報
しかしながら、上述の従来技術では、横揺れに弱く、また耐荷重も比較的小さいという問題がある。
本発明の目的は、壁面から立設される棒状の電気器具を、簡単に設置することができるとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加することができる電気器具を提供することである。
本発明の電気器具は、基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面から張架された支持線によって少なくとも下方向への変位不能に保持されることで、壁面から立設される棒状の電気器具において、前記支持線を2系統架設し、各系統の支持線は、器具側が前記遊端部における1点で共通に保持固定され、壁面側は、前記基端部が該壁面に保持固定される位置よりも上方側で、かつ該基端部が壁面に保持固定される位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点でそれぞれ保持固定されることを特徴とする。
上記の構成によれば、直管状の蛍光灯灯具や、スポットライト等の照明器具を吊下げる配線ダクトなどの棒状の電気器具として実現され、基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面から張架された支持線によって少なくとも下方向への変位不能に保持されることで、壁面から立設される電気器具において、前記支持線を2系統とし、各系統の支持線を、器具側は前記遊端部に1点止めとし、壁面側は、前記基端部が該壁面に保持固定される位置よりも上方側で、かつ該基端部が壁面に保持固定される位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点止めとする。すなわち、床面上に投影すると、前記各系統の支持線は三角形の2辺となり、壁面が残りの1辺となる。
したがって、壁面から立設される棒状の電気器具を、器具側は1点止めで簡単に設置することができるとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加することができ、器具の大型化に対応することができる。
また、本発明の電気器具は、前記支持線は前記遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤから成り、一端は壁面の一方の保持固定点に係止され、他端は壁面の他方の保持固定点に長さ調整可能に係止されることを特徴とする。
上記の構成によれば、上述のように床面上に投影した場合に三角形の2辺となる2つの系統の支持線を、遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤとする。そして、その一端を壁面の一方の保持固定点に係止し、他端を壁面の他方の保持固定点に長さ調整可能に係止する。
したがって、2系統の支持線の4つの端部の内、1つを調整するだけで、支持線の長さ調節、したがって器具の傾き調節を行うことができ、設置作業が簡単である。
さらにまた、本発明の電気器具では、前記支持線は前記遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤから成り、それらの両端は前記壁面の2つの保持固定点に係止され、器具側の前記遊端部における保持固定点は、器具の長手方向に変位自在であり、前記支持線を把持する移動部材と、前記移動部材を前記器具の長手方向の任意位置で固定する固定部材とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、上述のように床面上に投影した場合に三角形の2辺となる2つの系統の支持線を、遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤとする。そして、その両端に形成したループを壁面に取付けたフックに引掛けるなどして、該支持線の両端を壁面の2つの保持固定点にそれぞれ係止し、これに対して、器具側の前記遊端部における保持固定点を、器具の長手方向に変位自在であり、前記支持線を把持する移動部材と、前記移動部材を前記器具の長手方向の任意位置で固定する固定部材とを備えて構成し、支持線の器具への取付け位置の調整を可能にする。
したがって、予め長さが決められ、両端が前記ループ状などに加工された1本の支持線を用いても、該支持線の略中間を移動部材に引掛け、さらに移動部材を器具の長手方向、すなわち壁面に対して近接/離反方向に変位するだけで、器具の傾き調節を行うことができ、設置作業が簡単である。
また、本発明の電気器具では、前記移動部材は、前記支持線を把持するフックと、前記フックが上面に固着され、前記器具の天面において、該器具の長手方向に形成された案内溝に、器具の内側から嵌り込んで前記長手方向に摺動変位自在の移動部とを有して成り、前記固定部材は、前記案内溝の近傍において、前記器具の天面に前記長手方向に間隔を開けて形成される複数の位置決め凹所と、前記移動部の上面に立設される位置決め凸部とを有して成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、器具の遊端部を持上げ、支持線を弛ませた状態では移動部材が案内溝内で落込み、これによって位置決め凸部が位置決め凹所から外れ、該移動部材は前記器具の長手方向に変位自在となる。この状態で、器具が所望とする、たとえば水平となる位置に前記移動部材を移動させた状態で、前記器具の持上げを止めると、前記支持線が張り、移動部材が案内溝内で上昇し、これによって位置決め凸部が位置決め凹所に嵌り込み、該移動部材はその位置で位置決め固定される。
したがって、予め長さが決められた1本の支持線を用いても、器具の傾き調節を極めて容易に行うことができる。
さらにまた、本発明の電気器具は、照明器具であることを特徴とする。
上記の構成によれば、設置位置が天井付近で、作業者は手を上げての作業となり、また器具の重量も比較的重い照明器具では、上記のような設置作業の簡略化は、特に有効である。
本発明の電気器具は、以上のように、直管状の蛍光灯灯具や、スポットライト等の照明器具を吊下げる配線ダクトなどの棒状の電気器具として実現され、基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面から張架された支持線によって少なくとも下方向への変位不能に保持されることで、壁面から立設される電気器具において、前記支持線を2系統とし、各系統の支持線を、器具側は前記遊端部に1点止めとし、壁面側は、前記基端部が該壁面に保持固定される位置よりも上方側で、かつ該基端部が壁面に保持固定される位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点止めとする。すなわち、床面上に投影すると、前記各系統の支持線は三角形の2辺となり、壁面が残りの1辺となる。
それゆえ、壁面から立設される棒状の電気器具を、器具側は1点止めで簡単に設置することができるとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加することができ、器具の大型化に対応することができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の第1の形態の電気器具である照明器具1の取付け状態を示す平面図であり、図2はその正面図であり、図3はその側面図であり、図4は取付け過程を示す側面図である。この照明器具1は、図3および図4で示すように、直管状の蛍光灯2を内部に収納し、下面(底面)から照明光を放射する直管状の蛍光灯灯具である。しかしながら、前記図12で示すように、ランプ照明器具を吊下げる配線ダクトなどであってもよいことは言うまでもない。前記蛍光灯2は、その両端の電極が、ソケット3,4によって該照明器具1に保持されている。該照明器具1内にはまた、インバータ5などの前記蛍光灯2の点灯のために必要となる回路が収納されている。
上述のように構成される照明器具1において、その基端側には、該基端側の端面から入り込むスロット6が形成されており、遊端側には、その上面にフック7が取付けられている。一方、壁面11には、予め取付け板12が取付けられるとともに、注目すべきは、本発明では、図2〜図4で示すように、その上方において、図1および図2で示すように、前記取付け板12が取付けられる位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点に、フック13,14が取付けられることである。前記取付け板12は、前記壁面11に螺子止めなどによって固定される板状の壁面取付け部15と、その壁面取付け部15から立設される板状の器具取付け部16とを備えて構成されており、たとえば鉛直面での断面が、L字状やT字状に形成される(図3および図4ではT字状)。
そして、図4から図3で示すように、前記スロット6に取付け板12の器具取付け部16を差し込むように照明器具1の基端側が壁面11と略垂直に移動され、図4から図3で示すように、つまみ螺子17によって前記スロット6と取付け板12とが締着されることで、棒状の照明器具1の基端側が壁面11に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定される。また、フック7を共通として、フック13,14との間に、ワイヤ18,19を張架することによって、該照明器具1の取付け状態を床面に投影すると、図1で示すように、前記各ワイヤ18,19は三角形の2辺となり、壁面11が残りの1辺となり、該照明器具1の遊端側が下方向および左右方向も変位不能に保持される。
このように基端側が取付け板12によって壁面11に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、その取付け板12よりも上方に設けたフックとワイヤによって遊端側を保持固定するようにした照明器具の取付け構造において、ワイヤを参照符18,19で示す2系統とし、各ワイヤ18,19を、照明器具1側は前記遊端部に1点止めとし、壁面11側は、前記取付け板12を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点止めとすることで、壁面11から立設される棒状の照明器具1を、器具側は1点止めで簡単に設置することができるとともに、横揺れ強度や耐荷重を増加することができ、器具の大型化に対応することができる。
照明器具1の傾き調節、すなわちワイヤ18,19の長さ調節は、その両端に形成され、フック7;13,14に引掛けられるループ18a,18b;19a,19bの形成位置を変えることで行うことができる。また、図1および図2では、2つのフック13,14の照明器具1の軸芯からの水平方向の距離L1,L2は、相互に等しいけれども、フック13,14の取付け位置の関係で、相互に異なってもよい。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の第2の形態の照明器具の取付け状態を示す一部分の斜視図である。この取付け構造に使用する照明器具は、前記の照明器具1であり、また取付け板12およびフック13,14も同様である。注目すべきは、この取付け構造では、ワイヤは、参照符28で示す1本であり、前記フック7部分で折返されていることである。そして、その一端、たとえばフック13側を係止し、したがってフック14側を長さ調整可能に係止する。
したがって、前記図4で示すように2系統のワイヤ18,19では、ループ18a,18b;19a,19bを形成した4つの端部の内、2つの調整が必要になる可能性があるのに対して、この取付け構造では、ワイヤ28の1つの端部を調整するだけで、長さ調節、したがって照明器具1の傾き調節を行うことができ、設置作業が簡単である。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の第3の形態の電気器具である照明器具31の取付け状態を示す側面図である。この照明器具31は、前述の照明器具1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この照明器具31では、フック37を有する移動部材41が、図6において、仮想線で示すように、器具の長手方向、すなわち壁面11に対して近接/離反方向に摺動変位自在であり、その移動部材41は、固定部材であるつまみ螺子42によって、前記器具の長手方向の任意位置で固定可能となっていることである。
図7は前記移動部材41付近を詳しく示す平面図であり、図8はその縦断面図である。この照明器具31の天板31aには、前記移動部材41を摺動変位自在にするために、長手方向(前記棒状の該照明器具31の軸線31b方向)に延びる案内溝43が形成されている。一方、前記移動部材41は、ワイヤ38を把持する前記フック37と、そのフック37が上面に固着され、天板31aの裏側を摺動変位することができる板状の移動部44とを有して成り、前記案内溝43から前記フック37が突出するように、この移動部材41は器具の内側から嵌り込んで、前記長手方向に摺動変位可能となる。
前記つまみ螺子42は、前記案内溝43を遊挿して前記板状の移動部44に螺子込まれる軸部42aと、前記案内溝43の幅よりも大径に形成され、作業者が把持し、回転変位させる頭部42bとを有し、軸部42aが移動部44に螺子込まれることで、頭部42bは移動部44に近接し、それらによって天板31aが挟持され、前記前記移動部材41が位置決め固定される。
これによって、つまみ螺子42を緩めた状態(図8の状態)で、移動部材41を案内溝43に沿って摺動変位させ、任意位置でつまみ螺子42を締付けることで、ワイヤ38の照明器具31に対する取付け位置を移動、したがって該照明器具31の傾きを調整することができる。したがって、規定長さの1本のワイヤ38で、かつその両端にフック13,14に引掛けるためのループが予め形成されていても、照明器具31の傾きを調整することができ、設置作業が簡単である。
[実施の形態4]
図9は本発明の実施の第4の形態の電気器具である照明器具51の移動部材61付近を詳しく示す平面図であり、図10はその縦断面図である。この照明器具51は、前述の照明器具31に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。この照明器具51でも、天板51aには、軸線51b方向に延びる案内溝43が形成されている。注目すべきは、この照明器具51では、その天板51aにおいて、案内溝43の近傍には、前記長手方向に間隔を開けて、複数の位置決め凹所53が形成されていることである。またこれに対応して、移動部材61は、前記フック37と、このフック37が上面に固着され、天板51aの裏側を摺動変位することができる板状の前記移動部44とを有するとともに、前記移動部44の上面に立設される位置決め凸部62とを有して成る。
したがって、前記移動部材61は、該照明器具51の遊端部を持上げ、ワイヤ38を弛ませた状態では、案内溝43内で落込み、これによって位置決め凸部62が位置決め凹所53から外れ、該移動部材61は該照明器具51の長手方向に変位自在となる。この状態で、該照明器具51が所望とする、たとえば水平となる位置に前記移動部材61を移動させた状態で、該照明器具51の持上げを止めると、前記ワイヤ38が張り、移動部材61が案内溝43内で上昇し、これによって位置決め凸部62が位置決め凹所53に嵌り込み、該移動部材61はその位置で位置決め固定される。これによって、前述のように予め長さが決められた1本のワイヤ38を用いても、器具の傾き調節を極めて容易に行うことができる。
本発明は、電気器具一般に実施することで設置作業の簡略化が可能であるけれども、照明器具は、設置位置が天井付近で、作業者は手を上げての作業となり、また器具の重量も比較的重いので、特に有効であり、好適に実施することができる。
本発明の実施の第1の形態の電気器具である照明器具の取付け状態を示す平面図である。 図1の正面図である。 図1の側面図である。 図1の照明器具の取付け過程を示す側面図である。 本発明の実施の第2の形態の照明器具の取付け状態を示す一部分の斜視図である。 本発明の実施の第3の形態の照明器具の取付け状態を示す側面図である。 図6で示す照明器具の移動部材付近を詳しく示す平面図である。 図7の縦断面図である。 本発明の実施の第4の形態の照明器具の移動部材付近を詳しく示す平面図である。 図9の縦断面図である。 典型的な従来技術である直管状の蛍光灯灯具の取付け状態を示す斜視図である。 他の従来技術である配線ダクトの取付け状態を示す斜視図である。
符号の説明
1,31,51 照明器具
2 蛍光灯
3,4 ソケット
5 インバータ
6 スロット
7,37 フック
11 壁面
12 取付け板
13,14 フック
15 壁面取付け部
16 器具取付け部
17 つまみ螺子
18,19;28;38 ワイヤ
18a,18b;19a,19b ループ
31a,51a 天板
31b,51b 軸線
41,61 移動部材
42 つまみ螺子
42a 軸部
42b 頭部
43 案内溝
44 移動部
53 位置決め凹所
62 位置決め凸部

Claims (5)

  1. 基端側が壁面に少なくとも上下方向が変位不能に保持固定され、遊端側が前記壁面から張架された支持線によって少なくとも下方向への変位不能に保持されることで、壁面から立設される棒状の電気器具において、
    前記支持線を2系統架設し、各系統の支持線は、器具側が前記遊端部における1点で共通に保持固定され、壁面側は、前記基端部が該壁面に保持固定される位置よりも上方側で、かつ該基端部が壁面に保持固定される位置を基準として、相互に異なる方向で、水平方向に相互に間隔を開けた2点でそれぞれ保持固定されることを特徴とする電気器具。
  2. 前記支持線は前記遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤから成り、一端は壁面の一方の保持固定点に係止され、他端は壁面の他方の保持固定点に長さ調整可能に係止されることを特徴とする請求項1記載の電気器具。
  3. 前記支持線は前記遊端部における保持固定点で折返された1本のワイヤから成り、それらの両端は前記壁面の2つの保持固定点に係止され、
    器具側の前記遊端部における保持固定点は、
    器具の長手方向に変位自在であり、前記支持線を把持する移動部材と、
    前記移動部材を前記器具の長手方向の任意位置で固定する固定部材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の電気器具。
  4. 前記移動部材は、前記支持線を把持するフックと、前記フックが上面に固着され、前記器具の天面において、該器具の長手方向に形成された案内溝に、器具の内側から嵌り込んで前記長手方向に摺動変位自在の移動部とを有して成り、
    前記固定部材は、前記案内溝の近傍において、前記器具の天面に前記長手方向に間隔を開けて形成される複数の位置決め凹所と、前記移動部の上面に立設される位置決め凸部とを有して成ることを特徴とする請求項3記載の電気器具。
  5. 照明器具であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気器具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013183698A1 (ja) * 2012-06-07 2013-12-12 シャープ株式会社 薄型機器の壁面設置機構

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