JP2005215906A - アダプタ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 機器に対応したオブジェクトを円滑に実装(ダウンロード)でき、且つ、機器との間の通信エラー等を円滑に通知できるアダプタ装置を提供する。
【解決手段】 アダプタ20のネットワーク通信処理部22には、予め、アダプタ用のオブジェクト221が実装されている。アダプタ20が機器30に接続されたとき、アダプタは、アダプタオブジェクト221を用いて、アダプタとしてコントローラ10と通信し、接続先機器用のオブジェクト222をネットワーク通信処理部22にダウンロードする。また、接続先機器30との間の通信がエラー状態になったとき、アダプタオブジェクトを用いて、アダプタとして、当該通信エラーをコントローラ10に通知する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、機器に装着することによって機器にホームネットワーク機能を付与するアダプタ装置に関する。
近年、ホームネットワークを介して家庭内機器を制御する、いわゆるネットワーク家電システムが提案され、規格化されている。かかるシステムは、ホームサーバ等のコントローラをホームネットワークに接続し、コントローラから制御コマンドを送信することによって、対象機器を制御するものである。ここで、コントローラと機器との間の通信は、ECHONET等の通信プロトコルを用いて行われる。また、通信網としては、無線通信網等が利用される。
これらの機器の中には、あらかじめネットワーク家電としての機能・構成を備えているものがある。しかし、この場合には、当該機器をネットワーク対応として使用しない場合に、ネットワーク対応としてのコスト分だけ機器コストが割高となってしまう。
そこで、別の方式(たとえば、特許文献1参照)として、アダプタ装置を別途準備し、当該アダプタ装置を機器に装着することにより、後付け的に、機器にネットワーク対応としての機能を付加する方式が提案されている。すなわち、コントローラからのコマンドを受け付けるためのソフトウエアをアダプタ装置に実装し、このアダプタ装置を媒介させることにより、コントローラからのコマンドによって当該機器を制御可能とするものである。
この方式によれば、機器本体のコストの上昇を抑えながら、必要に応じて適宜、機器をネットワーク対応とすることができる。これにより、割高感の抑制と利便性の向上を同時に図ることができる。
特開2003−283503号公報
上記の如く、アダプタ装置を用いて機器をネットワーク対応とする場合、アダプタ装置に実装されているソフトウエアを、ネットワーク対応としたい機器のものに適宜書き換えることができると便利である。すなわち、ソフトウエアを適宜書き換えることにより、一つのアダプタ装置を、種々の機器に使い回しすることができるようになる。ここで、ソフトウエアを書き換える方法として、装着先機器に対応したソフトウエアをコントローラからアダプタ装置にダウンロードする方法が考えられる。
しかしながら、ECHONET規格に従う従前のアダプタ装置は、それ自体、ネットワークから独立した機器として認識されないため、規格外の通信プロトコルやコマンドを用いない限り、コントローラからアダプタ装置に対してソフトウエアをダウンロードすることはできない。
また、アダプタ装置にソフトウエアが実装され、ネットワークから機器が認識された後に、何らかの原因によりアダプタ装置と機器の間に通信エラーが発生したような場合には、アダプタ装置は、独立してネットワークから認識されないため、コントローラにおいては、単に、機器からの応答がないものとして取り扱われる。この場合、コントローラは、アダプタ装置と機器との間の通信エラーを認識し得ず、かかる通信エラーをユーザに提示することもできない。アダプタ装置自体は、良好に機能しているにも拘わらず、その原因をユーザに提示できないとなると、アダプタ装置の価値ないし利便性が損なわれる。
そこで、本発明は、機器に対応したソフトウエアを円滑に実装(ダウンロード)でき、且つ、機器との間の通信エラー等を円滑に通知できるアダプタ装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、機器に接続されることにより、当該機器にネットワーク対応としての機能を付加するアダプタ装置であって、前記ネットワークの通信プロトコルに従ってアダプタ装置として通信するためのソフトウエアを実装し、前記機器に接続されたとき、前記ソフトウエアを作動させて、当該接続先機器にネットワーク対応としての機能を付加するためのソフトウエアを、前記ネットワークからダウンロードすることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のアダプタ装置において、前記アダプタ装置用のソフトウエアを作動させて前記ネットワークと通信を行うか、あるいは、前記接続先機器用のソフトウエアを作動させて前記ネットワークと通信を行うかを判別し、当該判別結果に応じて、通信に用いるソフトウエアを選択的に切り替えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のアダプタ装置において、前記接続先機器との間で通信エラーが生じたことを検出したとき、前記アダプタ用のソフトウエアを作動させて、前記ネットワークとの間で通信を行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のアダプタ装置において、前記接続先機器との間で通信エラーが生じたことを検出したとき、前記アダプタ用のソフトウエアを作動させて、前記通信エラーをネットワークに通知することを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により、更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
本発明によれば、ネットワークの通信プロトコルに従ってアダプタ装置として通信するためのソフトウエアを実装することにより、ネットワークからアダプタ装置が認識されるため、機器接続の際に当該ソフトウエアを作動させることで、接続先機器用のソフトウエアをネットワークからダウンロードすることができる。
また、接続先機器との間で通信エラーが生じたような場合には、アダプタ装置用のソフトウエアによって、当該通信エラーをネットワークに通知することができるため、機器の不具合等を的確にネットワークに通知することができる。
本発明における作用効果は、以下に示す実施の形態の説明により、さらに明瞭なろう。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
まず、図1に実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成を示す。
図において、コントローラ(PC:パーソナルコンピュータ)10は、ECHONETの通信プロトコルに対応した送受信機能を備えており、家庭内通信網であるホームネットワークに接続されている。また、エアコンやDVD装置等の機器(機器1、2、3)には、アダプタ装置(以下、「アダプタ」という)が装着可能となっており、装着されたアダプタに当該機器用のソフトウエアが実装されている場合にのみ、ネットワークに参加できる。
アダプタには、初期状態においては当該機器用のソフトウエアが実装されておらず、あるいは、特定の機器のみをネットワーク対応とするためのソフトウエアが予め実装されている。アダプタに機器用のソフトウエアが実装されていない場合、あるいは、他の機器用のソフトウエアが実装されている場合には、接続先機器に対応したソフトウエアが、ネットワークを介して、コントローラ10からアダプタにダウンロードされる。
この他、アダプタには、ECHONETの通信プロトコルに従って、アダプタとして通信を行うためのソフトウエアが予め実装されている。アダプタは、かかるソフトウエアを適宜作動させることによって、上記機器用ソフトウエアのダウンロードを行うことができる。この他、アダプタは、接続先機器との間で通信エラーが生じたときに、当該ソフトウエアを作動させて、アダプタとして、当該通信エラーをコントローラ10に通知する機能を備えている。これらの詳細については、以下の実施例において、具体的に例示する。
図2および図3に、アダプタ20と機器30の機能ブロック図を示す。
まず、図2を参照して、アダプタ20の構成について説明する。
図示の如く、アダプタ20は、メイン処理部21と、ネットワーク通信処理部22と、伝送メディア23と、機器通信処理部24と、シリアルI/F(インタフェース)25から構成されている。
メイン処理部21は、制御部211と、書換処理部212と、機器監視部213と、通信処理部214を備えている。このうち、制御部211は、予め設定された制御フローに従って各部を制御する。書換処理部212は、ネットワーク通信処理部22内に実装されたソフトウエア(以下、「オブジェクト」という)の書き換え処理を実行する。機器監視部213は、接続先機器との間の通信状態を監視する。通信処理部214は、伝送メディア23側の通信プロトコルと、シリアルI/F25側の通信プロトコルの接続処理を実行する。
ネットワーク通信処理部22は、ECHONETの通信プロトコル処理を行うものである。すなわち、伝送メディア23(物理層)とデータ授受を行うためのインタフェースソフトウエア(ドライバ)223を備え、伝送メディア23を介してネットワークから取得され、ドライバ223によってデータ変換された各種データのうち、オブジェクト221または222に適合するデータを抽出し、これをメイン処理部21に供給する。また、メイン処理部21から取得したデータを、ドライバ223によって伝送メディアで扱えるデータに変換し、これを、伝送メディア23を介してホームネットワークに出力する。
なお、同図に示すオブジェクト221は、アダプタ20が、ECHONETの通信プロトコルに従って、アダプタとして通信を行う際に用いられるオブジェクト(以下、「アダプタオブジェクト」という)で、ネットワーク通信処理部22に予め実装されている。また、オブジェクト222は、アダプタ20が、ECHONETの通信プロトコルに従って、接続先機器として通信を行う際に用いられるオブジェクト(以下、「機器オブジェクト」という)で、上記書換処理部212によって、コントローラ10から適宜ダウンロードされる。
なお、オブジェクトの構成およびオブジェクトを用いた通信処理の詳細については、追って説明する。
伝送メディア23は、たとえば、電灯線用モデムや無線モジュールによって構成され、ホームネットワークに対するデータ信号の受け渡しを行う。
機器通信処理部24は、シリアルI/F25から取得したデータ信号を、メイン処理部21にて扱い得るデータに変換するとともに、メイン処理部21から取得したデータを、シリアルI/F25の通信プロトコルに従ったデータに変換する。
シリアルI/F25は、接続先機器との間でデータ信号を物理的に授受するためのインタフェースである。
次に、図4を参照して、オブジェクトの要部構成について説明する。
図示の如く、オブジェクトは、ノード用オブジェクトと機器用オブジェクトを含むよう構成されている。このうち、ノード用オブジェクトは、ネットワーク上における当該機器ノードの属性を管理するための情報群であり、“ネットID”と、“ノードID”と、“エコーネットアドレス”を含んでいる。ここで、“ネットID”とは、当該ホームネットワークのID情報である。“ノードID”とは、ホームネットワーク上における当該ノードのID情報である。“エコーネットアドレス”とは、“ネットID”と“ノードID”をもとに生成される当該ノードのアドレスである。
これらの内、“ネットID”と“ノードID”は、当該機器がネットワークに参加する際に、コントローラ10等のサーバによって付与される。本実施例では、コントローラ10がこれらを付与する。また、“エコーネットアドレス”は、コントローラ10等のサーバから受け取った“ネットID”と“ノードID”をもとに機器側で生成される。本実施例では、アダプタ20がこれを生成する。生成された“エコーネットアドレス”はコントローラ10に提供される。以後、コントローラ10は、受け取った“エコーネットアドレス”に向けてデータ通信を行う。
また、図中、“機器用オブジェクト”は、当該機器の属性ないし動作状態を管理するための情報群であり、“クラスコード”と、“インスタンスクラスコード”と、“プロパティ”を含んでいる。このうち、“クラスコード”は、当該機器の種別を、機器グループによって特定するものである。また、“インスタンスクラスコード”は、各機器を識別するためのコードである。この“インスタンスクラスコード”によって、たとえば、複数のエアコンがホームネットワークに接続されている場合に、それぞれのエアコンを区別して識別することができる。
また、“プロパティ”は、“プロパティの名称”と“プロパティの値”を対応付けたテーブルによって構成されている。かかる“プロパティ”には、メーカ名や商品コード等、当該機器の属性を規定するものと、電源ON/OFFや運転モード(冷房/暖房/除湿/送風)等、当該機器に設定可能な動作種別と現在の動作状態を規定するものの2種類のプロパティが含まれている。後者の場合、“プロパティの値”には、当該機器の現在の動作状態が設定される。
本実施例では、アダプタ用の機器用オブジェクトと接続先機器用の機器用オブジェクトがネットワーク通信処理部22に実装される。なお、上述のアダプタオブジェクト221とは、アダプタ用の機器用オブジェクトのことであり、また、機器オブジェクト222とは、接続先機器用の機器用オブジェクトのことである。
機器オブジェクト222のうち、“クラスコード”と、「メーカ名」および「商品コード」に対応する“プロパティの値”は、アダプタ20と機器30に接続されたときに、当該機器30からアダプタ20に提供される。また、アダプタオブジェクト221と機器オブジェクト222の“インスタンスコード”は、アダプタ20と機器30が接続された際に、アダプタ20自身が設定する。
図5(a)(b)に、アダプタオブジェクト221および機器オブジェクト222の具体的構成例を示す。
同図(a)に示すアダプタオブジェクト221は、上記の如く、ネットワーク通信処理部22にあらかじめ実装されている。なお、同図(b)は、エアコン用の機器オブジェクト222を例示すものである。
次に、上記ネットワーク通信処理部22における通信処理(オブジェクトを用いた通信処理)の詳細について説明する。
たとえば、アダプタ20が、機器として通信を行う場合、ネットワーク通信処理部22は、ネットワークから取得したデータのうち、機器オブジェクト222に適合するデータのみを抽出する。
ここで、ネットワーク上を流れるデータは、当該データがどのエコーネットアドレスに向けられたものであるかを示す送信先情報と、当該データの区分(機器に対するコマンド/機器に対する状態の問い合わせ/機器からの自発的な状態通知/問い合わせに対する機器からの状態通知の応答)と、当該区分に応じたアクションの内容を示す情報を含んでいる。
たとえば、当該データが、コントローラ10から機器に向けられたコマンドである場合、データ区分は“コマンド”であり、アクションの内容は、当該機器に設定されるべき“プロパティの名称(たとえば、運転モード)”とその設定内容を示す“プロパティの値(たとえば、暖房)”である。また、当該データが、コントローラ10から機器に向けられた状態の問い合わせである場合、データ区分は“状態の問い合わせ”であり、アクションの内容は、問い合わせ対象の“プロパティの名称”である。また、当該データが、機器からコントローラ10に向けられた状態通知である場合、データ区分は“問い合わせ応答”または“状態通知”であり、アクションの内容は、通知対象の“プロパティの名称”とその内容を示す“プロパティの値”である。
ネットワーク通信処理部22は、ネットワークから取得したデータ中に含まれているエコーネットアドレスが、自身のノード用オブジェクト中のエコーネットアドレスに一致するかを判別し、一致するもののみを処理対象として抽出する。そして、抽出したデータ区分中のアクションを参照し、アクション中の“プロパティの名称”が自身の機器オブジェクト222のプロパティ中に存在するかを判別する。ここで、当該“プロパティの名称”がプロパティ中に存在すれば、当該データを自身に対するものとして受付ける。そして、データ中のデータ区分とアクションを通信処理部214に供給する。
通信処理部214は、供給されたデータ区分とアクションを機器通信処理部24で扱えるデータに変換して機器通信処理部24に供給する。機器通信処理部24は、受け取ったデータ区分とアクションから制御データを生成し、シリアルIF25を介して接続先機器30に送信する。たとえば、データ区分が“状態の問い合わせ”である場合、アクション中の“プロパティの名称”に対応する機器設定状態(プロパティの値)の状態通知要求が生成されて、接続先機器30に送信される。これに応じて、接続先機器30から状態通知が返信されると、この状態通知は、通信処理部214およびネットワーク通信処理部22によって、ネットワーク用のデータに変換され、伝送メディア23を介してネットワークに送信される。このとき、ネットワーク通信処理部22は、機器オブジェクト222のプロパティのうち、対応するプロパティの“プロパティの値”を、接続先機器からの状態通知に応じて書き換える。
また、受付けたデータのデータ区分が“コマンド”である場合、通信処理部214は、上記と同様、供給されたデータ区分(コマンド)とアクションを機器通信処理部24で扱えるデータに変換して機器通信処理部24に供給する。機器通信処理部24は、受け取ったデータ区分とアクションから制御データを生成し、これを、シリアルIF25を介して接続先機器30に送信する。これにより、接続先機器30が、コントローラ10からのコマンドに応じた状態に設定される。このとき、ネットワーク通信処理部22は、機器オブジェクト221のプロパティのうち、対応するプロパティを、当該データ中に含まれたアクションに応じて書き換える。すなわち、機器オブジェクト221のプロパティの内、当該アクションの“プロパティの名称”に対応する“プロパティの値”を、当該アクション中の“プロパティの値”に書き換える。
上記ネットワーク通信処理部22における処理は、アダプタ20が、アダプタとして通信を行う場合も、同様にして行われる。この場合、ネットワーク通信処理部22は、機器オブジェクト222に代えてアダプタオブジェクト221を用いて、上記の処理を実行する。
次に、図3を参照して、機器30の構成について説明する。
図示の如く、機器30は、被制御部31と、入力部32と、メイン処理部33と、機器種別応答処理部34と、機器情報保持部35と、シリアルI/F36を備えている。
被制御部31は、当該機器の主たる機能を実行する回路、機構等によって構成され、メイン処理部33からの制御に応じた機能を実行する。入力部32は、入力パネルやリモコン受信部等の入力手段を備え、ユーザからの入力指令に応じた制御データをメイン処理部33に送信する。メイン処理部33は、入力部32またはシリアルI/F36から受信した制御データに応じて被制御部31を制御するとともに、制御フローに従って各部を制御する。
機器種別応答処理部34は、シリアルI/F36を介してアダプタ20から機器種別情報の送信要求を受信したとき、機器情報保持部35に保持されている機器種別情報を読み出して、これをアダプタ20側に送信する。機器情報保持部35は、当該機器の機器種別情報(メーカ名、商品コード、クラスコード、等)を保持している。ここで、“クラスコード”とは、上記の如く、「エアコン」、「冷蔵庫」等、当該機器の機器カテゴリーを識別するためのコード情報である。
シリアルI/F36は、アダプタ20との間でデータ信号を物理的に授受するためのインタフェースである。
次に、図6および図7を参照して、機器オブジェクト222をアダプタに実装する際の処理について説明する。
たとえば、機器30に接続されることにより、アダプタ20に電源が供給され、ネットワークに接続されると、アダプタ20に対するノードIDが、サーバ(本実施例ではコントローラ10)によって付与され、ネットワークに送信される。かかるノードIDは、ネットワークを介して、伝送メディア23により取得され、アダプタ20に設定される(S101)。
しかる後、アダプタ20は、コントローラ10に対し、ネットIDの送信要求を送信する(S102)。これを受けて、コントローラ10は、当該ホームネットワークのネットIDを自身のデータベースから読み出し、これをアダプタ20に送信する(S103)。
アダプタ20は、受信したネットIDと、先に設定されたノードIDをノード用オブジェクトに書き込み、さらにこれらをもとにエコーネットアドレスを生成して、これをノード用オブジェクトに書き込む(S104)。また、生成したエコーネットアドレスをコントローラ10に送信する。コントローラ10は、受け取ったエコーネットアドレスを自身の機器データベースに登録する。
しかる後、アダプタ20は、アダプタとしての動作開始通知をコントローラ100に送信し(S105)、さらに、自身のアダプタオブジェクト221をコントローラ10に送信する。これを受けて、コントローラ10は、自身のデータベース上にアダプタ20用の機器用オブジェクトを構築し、受信したアダプタオブジェクト221を当該データベース上に複製・登録する(S106)。
しかる後、アダプタ20は、接続先機器30に対して機器種別情報(メーカ名、商品コード、クラスコード、等)の返信要求を送信する(S107)。これに応じて、接続先機器30から機器種別情報が返信されると(S108)、受信した機器種別情報と、ネットワーク通信処理部22中の機器オブジェクト222のプロパティ(メーカ名、商品コード)とを比較し(S109)、両者が一致するかを判別する(S108)。
かかるステップにおいて、両者が一致しない(ネットワーク通信処理部22に機器オブジェクト222が未実装の場合を含む)と判別すると(S110:NO)、アダプタ20は、コントローラ10に対し、アダプタとして、機器種別情報と、機器オブジェクトのダウンロード要求を送信する(S111)。
これを受けて、コントローラ10は、受信した機器種別情報に対応する機器用オブジェクトであって“プロパティの値”が未設定の素データ(以下、「機器オブジェクトデータ」という)を生成(または、機器用オブジェクトを格納したデータベースから抽出)し、これをアダプタ20に送信する(S112)。このとき、当該機器のノードはアダプタ20のノードと同一とされる。
アダプタ20は、S112においてコントローラ10から送信された機器オブジェクトデータをネットワーク通信処理部22にダウンロードする(S113)。そして、接続先機器から現時点の動作状態を取得し、取得した動作状態に対応する“プロパティの値”を機器オブジェクトデータに埋め込み、さらに、S108にて取得したメーカ名と商品コードを“プロパティの値”として機器オブジェクトデータに埋め込み、接続先機器の機器オブジェクト222を生成する(S114)。
しかる後、アダプタ20は、接続先機器30として動作を開始する旨の通知をコントローラ10に対して送信し(S115)、さらに、S114にて生成した機器オブジェクト222をコントローラ10に送信する。これを受けて、コントローラ10は、自身のデータベース上に接続先機器30用の機器用オブジェクトを構築し、受信した機器オブジェクト222を当該データベース上に複製・登録する(S116)。
以後、アダプタ20は、通常動作時においては、接続先機器30として、ネットワークに対し通信を行う。すなわち、ダウンロードされた機器オブジェクト222を用いて、ネットワークと通信する。
なお、S110において、接続先機器30から受信した機器種別情報と、ネットワーク通信処理部22に実装済みの機器オブジェクト222のプロパティ(メーカ名、商品コード)とが一致すると判別されたときは(S108:YES)、ダウンロード処理(S109〜S112)を実行することなく、接続先機器から現時点の動作状態を取得し、取得した動作状態に対応する“プロパティの値”を実装済みの機器オブジェクトに埋め込む(S114)。そして、接続先機器30として動作を開始する旨の通知をコントローラ10に対して送信し(S113)、さらに、接続先機器30から取得した機器種別情報(メーカ名、商品コード、クラスコード、等)と、S114で“プロパティの値”が埋め込まれた、ネットワーク通信処理部22に実装済みの機器オブジェクトをコントローラ10に送信する。
これを受けて、コントローラ10は、自身のデータベース上に接続先機器30用の機器用オブジェクトを構築し、受信した機器オブジェクト222を当該データベース上に複製・登録する(S116)。以後、アダプタ20は、通常動作時においては、実装済みの機器オブジェクト222を用いて、接続先機器30として、ネットワークと通信を行う。
次に、図8を参照して、接続先機器との間で通信エラーが生じたときの処理について説明する。なお、かかる通信エラーの検出は、上記機器監視部213によって行われる。
アダプタ20は、機器に対してデータ送信(制御データ、状態問い合わせ等の送信)を行うと(S201)、タイマーTの計測を開始し(S202)、予め設定した時間T0以内に、当該データ送信に対する応答を受信したかを判別する(S203、S204)。ここで、時間T0以内に応答を受信すると(S203:YES)、通常動作時における処理を行う(S206)。一方、時間T0以内に応答を受信しなければ(S203:NO、S204:YES)、通信エラーと判別し、アダプタオブジェクト221を用いて、その旨をコントローラ10に通知する(S205)。
かかる通信エラーは、たとえば、コントローラ10のモニター上に表示される。これにより、ユーザは、接続先機器30を特定しながらアダプタ20との通信エラーを知ることができ、併せて、アダプタ20は正常に作動していることを知ることができる。
上記の如く、本実施例によれば、アダプタ20を機器30に接続するのみで、接続先機器の機器オブジェクト222をアダプタ20に円滑に実装することができる。すなわち、簡便な操作によって、アダプタ20に、適正な機器オブジェクト222を実装させることができる。また、接続先機器との間で通信エラーが生じたときには、その旨をユーザに適正に通知することができる。したがって、アダプタ20に不具合があると誤って認識される危惧を解消でき、これにより、アダプタ20の利用価値を適正に発揮させることができる。このように、本実施例によれば、アダプタ20の利便性を顕著に高めることができる。
以上、本発明に係る実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成を示す図 実施例に係るアダプタ200の構成を示す図 実施例に係る機器300を示す図 実施例に係るオブジェクトの構成を示す図 実施例に係るオブジェクトの構成例を示す図 実施例に係る機器オブジェクト222の実装処理を示す図 実施例に係る機器オブジェクト222の実装処理を示す図 実施例に係る通信エラー時の処理を示す図
符号の説明
20 アダプタ
21 メイン処理部
211 制御部
212 書換処理部
213 機器監視部
214 通信処理部
22 ネットワーク通信処理部
221 アダプタオブジェクト
222 機器オブジェクト
223 ドライバ
23 伝送メディア
24 機器通信処理部
25 シリアルI/F

Claims (4)

  1. 機器に接続されることにより当該機器にネットワーク対応としての機能を付加するアダプタ装置であって、
    前記ネットワークの通信プロトコルに従ってアダプタ装置として通信するためのソフトウエアを実装し、前記機器に接続されたとき、前記ソフトウエアを作動させて、当該接続先機器にネットワーク対応としての機能を付加するためのソフトウエアを、前記ネットワークからダウンロードする、
    ことを特徴とするアダプタ装置。
  2. 請求項1において、
    前記アダプタ装置用のソフトウエアを作動させて前記ネットワークと通信を行うか、あるいは、前記接続先機器用のソフトウエアを作動させて前記ネットワークと通信を行うかを判別し、当該判別結果に応じて、通信に用いるソフトウエアを選択的に切り替える、
    ことを特徴とするアダプタ装置。
  3. 請求項2において、
    前記接続先機器との間で通信エラーが生じたことを検出したとき、前記アダプタ用のソフトウエアを作動させて、前記ネットワークとの間で通信を行う、
    ことを特徴とするアダプタ装置。
  4. 請求項3において、
    前記接続先機器との間で通信エラーが生じたことを検出したとき、前記アダプタ用のソフトウエアを作動させて、前記通信エラーをネットワークに通知する、
    ことを特徴とするアダプタ装置。
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