JP2005215741A - 非接触icタグ付シートの製造方法 - Google Patents

非接触icタグ付シートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷を用いることなくアンテナ回路を形成することができるとともに、アンテナ回路に対するICチップの位置決め作業を容易に行うことができる非接触ICタグ付シートの製造方法を提供する。
【解決手段】 基材シート11に複数の開口13が順次形成される。基材シート11にアンテナ回路14を構成する導電体15が積層され、基材シート11の各開口13に導電体15を貫通するスリット18がスリッタ38により形成される。基材シート11の各開口13にICチップ20を順次実装して、基材シート11と、導電体15と、ICチップ20とからなるシート体30が得られる。シート体30をICチップ20毎に打ち抜きまたは切断し、導電体15からアンテナ回路14を形成して、基材シート11にICチップ20とアンテナ回路14とを設けてなる非接触ICタグ付シート1が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部のリーダ・ライタと非接触でデータの授受を行うことができる非接触ICタグを有する非接触ICタグ付シートの製造方法に関する。
外部のリーダ・ライタと非接触でデータの授受を行う非接触ICタグは、ICチップとアンテナ回路とを有しており、このような非接触ICタグは基材シートに設けられ、このようにして非接触ICタグ付シートが得られる。
上述のように、非接触ICタグは、基材シートと、基材シートに設けられたICチップおよびアンテナ回路とを有している。従来、まずアンテナ回路が基材シートの所定位置に印刷され、次にICチップがアンテナ回路の所定位置に位置決めされて実装され、非接触ICタグ付シートが得られる。
しかしながら、アンテナ回路の印刷およびICチップの位置決めは煩雑で、高精度を要するため、アンテナ回路の印刷作業およびICチップの位置決め作業が困難となっているのが実情である。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、印刷を用いることなくアンテナ回路を形成することができるとともに、アンテナ回路に対するICチップの位置決め作業を容易に行うことができる非接触ICタグ付シートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、帯状の基材シートを準備して供給する工程と、基材シートに順次複数の開口を形成する工程と、基材シートにアンテナ回路を構成する導電体を積層する工程と、基材シートの各開口に導電体を貫通するスリットをスリッタにより形成する工程と、基材シートの各開口にICチップを順次実装して、基材シートと、導電体と、ICチップとからなるシート体を形成する工程とを備えたことを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
本発明は、基材シートと、導電体と、ICチップとからなるシート体をICチップ毎に打ち抜きまたは切断し、導電体からアンテナ回路を形成して、基材シートにICチップとアンテナ回路とを設けてなる非接触ICタグ付シートを得る工程を更に備えたことを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
本発明は、基材シートの開口の位置を検出する工程と、スリッタによりスリットを形成する前に、検出された基材シートの開口の位置に対応してスリッタの位置を調整する工程と、を更に備えたことを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
本発明は、スリットは基材シートの開口から外方まで延びることを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
本発明は、ICチップを実装する前に、開口内に導電性接着剤を塗布することを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
本発明は、ICチップは先端が尖った電極を有し、ICチップの実装時に電極を導電体に突き刺すことを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法である。
開口を設けた基材シートにシート状の導電体を積層し、開口に導電体を貫通するスリットを形成した後、開口内にスリットをまたいでICチップを配置することによりシート体が得られる。そして、このシート体をICチップ毎に打ち抜くことにより、非接触ICタグ付シートを容易に得ることができる。
この場合、基材シートに積層された導電体にスリットを形成し、その後打ち抜くことにより、導電体から一対のアンテナ回路が形成される。このため基材シートの所定位置に精度良く印刷することなく、容易にアンテナ回路を形成することができる。
また、ICチップの電極が基材シートの幅方向に離間するように向きを調整されたICチップを基材シートの開口に入れるだけで、ICチップの各電極はICタグのアンテナ回路を形成するそれぞれの導電体に対応した位置に配置される。これにより、困難で煩雑な位置決め作業を行うことなく、ICチップを精度良く容易に実装することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明による非接触ICタグ付シート1の製造方法の一実施の形態を示す概略図であり、図2は非接触ICタグ付シート1を示す断面図である。
まず図2により、非接触ICタグ付シート1について説明する。非接触ICタグ付シート1は、基材シート11と、基材シート11に積層されたアンテナ回路14とを有し、さらにアンテナ回路上14にICチップ20が設けられている。このうちICチップ20とアンテナ回路14とによりICタグが構成される。
ICチップ20は先端が平坦状に形成された一対の電極21を有しており、電極21はICチップ20の裏面20aに離間して配置されている。このICチップ20は異方性導電接着剤24によりアンテナ回路14および基材シート11に接着固定されており、異方性導電接着剤24はニッケル、金等の導電性を有する粒子24bを含んだエポキシ等の熱硬化性樹脂24aからなっている。この場合、ICチップ20のそれぞれの電極21は異方性導電接着剤24の粒子24bを介してアンテナ回路14に電気的に接続されている。
なお、図4に示すようにICチップ20の電極21の先端を尖らせ、尖った電極21の先端をアンテナ回路14に突き刺すことにより、ICチップ20をアンテナ回路14に固定して電気的に接続させてもよい。
次に図1により非接触ICタグ付シート1の製造方法について説明する。
まず図1に示すように、基材シート巻体12から、非導電性の合成樹脂フィルムまたは紙等からなり、ICチップ20の厚みより若干大きな厚みを有する基材シート11が供給され、ニップローラー34へと送られる。この間、パンチング装置32により、複数の開口13が基材シート11の走行方向Lに所定間隔をおいて、基材シート11の幅方向略中央に順次形成される。なお、この開口13は、ICチップ20の形状より若干大きな形状となっている。
基材シート11がニップローラー34に送られる間、導電体巻体16から基材シートの幅と同一幅を有するシート状の導電体15が繰り出され、ニップローラー34へと送られる。この場合、導電体15と基材シート11との間に図示しない加圧接着タイプの接着剤を塗布し、導電体15と基材シート11とをニップローラー34で圧着することにより、導電体15と基材シート11が接着固定されて導電体15が基材シート11に積層される。図1に示すように本実施の形態においては、開口13が形成された基材シート11の下方に導電体15が接着固定されており、基材シート11の開口13は導電体15により塞がれる。このような導電体15は例えば、アルミ箔からなる。
その後、基材シート11の各開口13に導電体15を貫通する細長いスリット18が設けられる。この場合、まず基材シート11の上方に配置されたCCDカメラ36により、基材シート11の開口13の位置が検出される。その後、CCDカメラ36からの画像に基づいて、制御部37が開口13の位置に対応してスリッタ38の位置を調整する。このように位置決めされたスリッタ38により設けられたスリット18は、図1に示すように基材シート11の走行方向Lに平行で、かつ開口13の幅方向中心に開口13の両縁を越えて外方まで細長く延びている。また、図2に示すようにスリット18の幅は、ICチップ20の電極21の離間距離よりも狭くなっている。
次に、ICチップ20の一対の電極21が基材シート11の幅方向に離間するようにICチップ20の向きが調整され、その後ICチップ20が各開口13内にスリット18をまたいで実装される。これによって、図2に示すようにICチップ20の各電極21は、スリット18によって分断された導電体15のそれぞれに対面する位置に配置される。
この際、ICチップ20を実装する前に異方性導電性接着剤24を各開口13内に塗布しておき、ICチップ20の実装後に、ICチップ20を図示しない熱圧着機構により熱するとともに押圧する。これにより、異方性導電性接着剤24の粒子24bを介してICチップ20の各電極21は導電体15に電気的に接続されるとともに、熱硬化性樹脂24aが硬化されてICチップ20が開口13内に接着固定される。
この場合、図4に示すように電極21の先端が尖ったICチップ20を開口13内に実装し、先端の尖った電極21を導電体15に突き刺して、ICチップ20を導電体15に固定してもよい。
このようにして、基材シート11と、導電体15と、ICチップ20とからなるシート体30が構成され、このシート体30は打ち抜き装置40により、図1および図3に点線で示す打ち抜き線26に沿ってICチップ20毎に打ち抜かれる。この場合、基材シート11の走行方向Lに直交する打ち抜き線26aは、スリット18の両端部18aよりも内方に、すなわちICチップ20側に位置している。したがって、打ち抜かれた導電体15はスリット18によって2分割されるとともにICチップ20の各電極21にそれぞれ接続され、導電体15はICタグのアンテナ回路14を形成する。
このようにして、基材シート11と、基材シート11に積層された導電体15から形成される1対のアンテナ回路14と、1対のアンテナ回路14にそれぞれ接続された2つの電極21を有するICチップ20とからなる非接触ICタグ付シート1が得られる。
以上のように本実施の形態によれば、開口13を設けた基材シート11にシート状の導電体15を積層し、開口13に導電体15を貫通するスリット18を形成した後、開口13内にスリット18をまたいでICチップ20を配置することによりシート体30が得られる。そして、このシート体30をICチップ20毎に打ち抜くことにより、非接触ICタグ付シート1を容易に得ることができる。
この場合、基材シート11に積層された導電体15にスリット18を形成し、その後打ち抜くことにより、導電体15から一対のアンテナ回路14が形成される。このため基材シート11の所定位置に精度良く印刷することなく、容易にアンテナ回路14を形成することができる。
また、ICチップ20の電極21が基材シート11の幅方向に離間するように向きを調整されたICチップ20を基材シート11の開口13に入れるだけで、ICチップ20の各電極21はICタグのアンテナ回路14となるそれぞれの導電体15に対応した位置に配置される。これにより、困難で煩雑な位置決め作業を行うことなく、ICチップを精度良く容易に実装することができる。
なお、本実施の形態において、導電体15は基材シート11と同一幅を有している例を示したが、これに限らず、導電体15が基材シート11の開口13を覆うことができる範囲内で、導電体15は基材シート11の幅と異なる幅を有してもよい。
また、本実施の形態においては、シート体30を打ち抜いて非接触ICタグ付シート1を得る方法を例示したが、これに限らず、シート体30を打ち抜く代わりに、シート体30をICチップ20毎に基材シート11の走行方向Lに直交する方向に切断してもよい。なお、この場合にも走行方向Lに直交する切断線はスリット18の両端部18aよりもICチップ20側となる。
本発明による非接触ICタグ付シートの製造方法を示す概略図。 非接触ICタグ付シートを示す断面図。 シート体を示す平面図。 非接触ICタグ付シートを示す断面図。
符号の説明
1 非接触ICタグ付シート
11 基材シート
13 開口
14 アンテナ回路
15 導電体
18 スリット
20 ICチップ
24 異方性導電性接着剤
30 シート本体

Claims (6)

  1. 帯状の基材シートを準備して供給する工程と、
    基材シートに順次複数の開口を形成する工程と、
    基材シートにアンテナ回路を構成する導電体を積層する工程と、
    基材シートの各開口に導電体を貫通するスリットをスリッタにより形成する工程と、
    基材シートの各開口にICチップを順次実装して、基材シートと、導電体と、ICチップとからなるシート体を形成する工程とを備えたことを特徴とする非接触ICタグ付シートの製造方法。
  2. 基材シートと、導電体と、ICチップとからなるシート体をICチップ毎に打ち抜きまたは切断し、導電体からアンテナ回路を形成して、基材シートにICチップとアンテナ回路とを設けてなる非接触ICタグ付シートを得る工程を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグ付シートの製造方法。
  3. 基材シートの開口の位置を検出する工程と、
    スリッタによりスリットを形成する前に、検出された基材シートの開口の位置に対応してスリッタの位置を調整する工程と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグ付シートの製造方法。
  4. スリットは基材シートの開口から外方まで延びることを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグ付シートの製造方法。
  5. ICチップを実装する前に、開口内に導電性接着剤を塗布することを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグ付シートの製造方法。
  6. ICチップは先端が尖った電極を有し、ICチップの実装時に電極を導電体に突き刺すことを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグ付シートの製造方法。
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