JP2005215316A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、所定時間単位毎の使用頻度を考慮した消費電力の低減化が図れるようになる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 画像形成装置において、所定時間単位毎の使用頻度を算出する第1手段、所定時間単位毎の使用頻度に基づいて、予め定められた複数種類の省エネ運転モードそれぞれを割り当てる時間帯を決定する第2手段、ならびに各省エネ運転モードが割り当てられた時間帯には、運転モードを対応する省エネ運転モードに設定する手段を備えている。【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置において、所定時間単位毎の使用頻度を算出する第1手段、所定時間単位毎の使用頻度に基づいて、予め定められた複数種類の省エネ運転モードそれぞれを割り当てる時間帯を決定する第2手段、ならびに各省エネ運転モードが割り当てられた時間帯には、運転モードを対応する省エネ運転モードに設定する手段を備えている。【選択図】 図1
Description
この発明は、複写機等の画像形成装置に関する。
複写機として、経費節減のために低消費電力モードなど消費電力を軽減するモードを備えたものがある。この種の複写機では、通常、操作パネル操作が一定時間行われなかったとき等に、低消費電力モードとなる。
ところで、複写機が使用されていない場合には、電源を切っておくことが、消費電力を低減させる上では好ましい。しかしながら、常時、電源を切っておくと、ユーザが複写を行おうとすると、複写機が複写動作を行えるような状態になるまで時間がかかり、ユーザはそれまで待たなければならなくなる。
特開2001−341379号公報
この発明は、所定時間単位毎の使用頻度を考慮した消費電力の低減化が図れるようになる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、所定時間単位毎の使用頻度を算出する第1手段、所定時間単位毎の使用頻度に基づいて、予め定められた複数種類の省エネ運転モードそれぞれを割り当てる時間帯を決定する第2手段、ならびに各省エネ運転モードが割り当てられた時間帯には、運転モードを対応する省エネ運転モードに設定する手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数種類の省エネ運転モードとして、電源をオフ状態にさせる電源オフモードと、CPUのみに電源が入れられた状態となるスリープモードと、CPUと定着器の温度制御に必要な回路とにのみ電源が入れられた状態となる低消費モードとがあることを特徴とする。
この発明によれば、所定時間単位毎の使用頻度を考慮した消費電力の低減化が図れるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を複写機に適用した場合の実施例について説明する。
図1は、複写機の構成を示している。
複写機1は、画像読取部11、画像形成部12、操作部13、制御部14等を備えている。操作部13は、各種設定画面を表示するためのタッチパネル付き表示器13aを備えている。制御部14は、CPU、そのプログラムを記憶するROM、必要なデータを記憶するRAM、後述するフラグ等の必要なデータを記憶する不揮発性メモリを備えている。
この実施例では、複写機の省エネ運転モードとして、電源オフモード、スリープモードおよび低消費モードとがある。スリープモードでは、制御部14内のCPUのみに電源が入れられた状態となる。低消費モードでは、制御部14内のCPUと画像形成部12内の定着器の温度制御に必要な回路とにのみ電源が入れられた状態となる。
そして、この実施例では、所定時間単位毎の複写機の使用頻度を算出し、得られた所定時間単位毎の複写機の使用頻度に応じて、省エネ運転モードが制御される。所定時間単位毎の複写機の使用頻度を算出するためのモニタモードが用意されており、モニタモードにおいては、所定時間単位毎の複写機の使用頻度が算出される。
モニタモードは操作部13上の操作によって設定される。この際、モニタを行う期間も設定される。モニタを行う期間としては、例えば、7日間が設定される。モニタモードが設定された場合には、そのことを記憶するモニタモード設定フラグF2がセット(F2=1)される。
図2は、複写機の動作を示している。
複写機の電源が入れられると、省エネ制御移行フラグF1がセットされている(F1=1)か否かを判別する(ステップ1)。省エネ制御移行フラグF1がセットされていなければ(F1=0)、モニタモード設定フラグF2がセットされている(F2=1)か否かを判別する(ステップ2)。モニタモード設定フラグF2がセットされていないければ(F2=0)、通常処理が行われる(ステップ3)。
なお、省エネ制御移行フラグF1およびモニタモード設定フラグF2は、不揮発性メモリに格納されている。
上記ステップ2において、モニタモード設定フラグF2がセットされている場合には、モニタリング処理が実行される。つまり、複写機が複写動作を開始するのを待機する(ステップ4)。複写動作を開始すると(ステップ4)、開始時刻を不揮発性メモリに記憶する(ステップ5)。そして、複写機が複写動作を終了するのを待機する(ステップ6)。複写機が複写動作を終了すると(ステップ6)、終了時刻を不揮発性メモリに記憶する(ステップ7)。そして、所定時間単位毎の各時間帯のうち、今回の複写動作時刻を含む時間帯のカウント値(不揮発性メモリに記憶される)を1だけインクリメントする(ステップ8)。
この例では、1時間ごとに時間帯が設定されているものとする。つまり、時間帯t1(午前0時から午前0時59分までの時間帯)〜時間帯t24(午後11時から午後11時59分までの時間帯)の時間帯が設定されているものとする。そして、ある時間帯に対する最終的なカウント値がその時間帯での使用頻度となる。
ステップ7の後、モニタ期間が終了したか否かを判別する(ステップ9)。モニタ期間が終了していなければ、ステップ4に戻る。モニタ期間が終了していれば、時間帯毎の使用頻度に基づいて、電源オフモード、スリープモードおよび低消費モードそれぞれを割り当てる時間帯を決定する(ステップ10)。
つまり、使用頻度が最も低い時間帯を電源オフモードの時間帯として決定し、その次に使用頻度が低い時間帯をスリープモードの時間帯として決定し、さらにその次に使用頻度が低い時間帯を低消費モードの時間帯として決定して、不揮発性メモリに記憶する。
この後、モニタモード設定フラグF2をリセット(F2=0)にするとともに、省エネ制御移行フラグF1をセット(F1=1)する(ステップ11)。そして、通常処理に移行する(ステップ11)。
上記ステップ1において、省エネ制御移行フラグF1がセットされている(F1=1)と判別した場合には、省エネ制御処理に移行する。つまり、まず、現在時刻が低消費モードが割り当てられている時間帯であるか否かを判別する(ステップ21)。現在時刻が低消費モードが割り当てられている時間帯である場合には、複写機の運転モードを低消費モードに設定する(ステップ22)。そして、ステップ1に戻る。
現在時刻が低消費モードが割り当てられている時間帯でなければ、現在時刻がスリープモードが割り当てられている時間帯であるか否かを判別する(ステップ23)。現在時刻がスリープモードが割り当てられている時間帯である場合には、複写機のモードをスリープモードに設定する(ステップ24)。そして、ステップ1に戻る。
現在時刻がスリープモードが割り当てられている時間帯でなければ、現在時刻が電源オフモードが割り当てられている時間帯であるか否かを判別する(ステップ25)。現在時刻が電源オフモードが割り当てられている時間帯である場合には、複写機の電源をオフする。現在時刻が電源オフモードが割り当てられている時間帯でなければ、ステップ1に戻る。
なお、複写機が低消費モードおよびスリープモードである場合に、ユーザが複写機を使用しようとして、何らかの操作を行った場合には、通常処理モードに移行する。そして、一定期間にわたって操作または複写動作が行われなくなるまで、通常処理モードを維持した後、ステップ1に戻る。
なお、新たにユーザがモニタモードを設定した場合には、モニタモード設定フラグF2がセットされ、省エネ制御移行フラグF1がリセットされるとともに、不揮発性メモリに格納されている各時間帯毎のカウント値がクリアされる。
1 複写機
11 画像読取部
12 画像形成部
13 操作部
13a 表示器
14 制御部
11 画像読取部
12 画像形成部
13 操作部
13a 表示器
14 制御部
Claims (2)
- 所定時間単位毎の使用頻度を算出する第1手段、
所定時間単位毎の使用頻度に基づいて、予め定められた複数種類の省エネ運転モードそれぞれを割り当てる時間帯を決定する第2手段、ならびに
各省エネ運転モードが割り当てられた時間帯には、運転モードを対応する省エネ運転モードに設定する手段、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 複数種類の省エネ運転モードとして、電源をオフ状態にさせる電源オフモードと、CPUのみに電源が入れられた状態となるスリープモードと、CPUと定着器の温度制御に必要な回路とにのみ電源が入れられた状態となる低消費モードとがあることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021768A JP2005215316A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021768A JP2005215316A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005215316A true JP2005215316A (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=34905303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004021768A Pending JP2005215316A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005215316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102300030A (zh) * | 2010-06-24 | 2011-12-28 | 株式会社理光 | 图像处理装置及其控制方法 |
US8830497B2 (en) | 2011-10-27 | 2014-09-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus realizing electricity conservation by reducing power consumption |
-
2004
- 2004-01-29 JP JP2004021768A patent/JP2005215316A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102300030A (zh) * | 2010-06-24 | 2011-12-28 | 株式会社理光 | 图像处理装置及其控制方法 |
JP2012029277A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-02-09 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及びその制御方法 |
US8713341B2 (en) | 2010-06-24 | 2014-04-29 | Ricoh Company, Ltd. | Selecting from a plural of energy saving modes |
US8830497B2 (en) | 2011-10-27 | 2014-09-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus realizing electricity conservation by reducing power consumption |
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