JP2005214719A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を表示可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】 地図画像10上のエリアに位置する施設の位置情報と地図画像10上のエリアの位置情報(エリア情報)との対応表20と、表示しようとする対象物(パソコンショップW)の施設情報30との照合により、表示しようとする対象物(パソコンショップW)を地図画像10上のエリアAに配置した地図情報を出力する画像合成部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地図情報を出力する情報処理装置に関する。
従来、店舗、会社、公共施設などの施設情報を、地図上の適切な位置にアイコン画像などを用いて表示する方法が知られており、この技術は、カーナビ、インターネット地図サービスサイト、パソコン向け地図ソフトなどで用いられている。施設情報を地図上の適切な位置に表示させるためには、施設情報に、経度、緯度などの位置情報をもたせ、施設の位置情報に基づいて地図上の位置を算出することが必要である。その場合、前提として地図が経度・緯度で正規化されていなければならない。
また、従来、施設等がもつ位置情報から、地図上の位置を効率良く求める技術が提案されている。例えば装置が持つデータベース内に無い目的地についても目的地としての設定ができることを目的としているものがある(例えば、特許文献1参照。)。そのために、地図上の2点の位置をあらかじめ設定し、その2点の位置情報に基づいて地図上の任意の地点の位置情報を算出できるようにしている。あらかじめ設定する2点として地図画像の対角の2点、または、地図上の特定の施設の位置としている。
また、地図を複数の升目に分割し、各升目にコードを付与することにより、緯度、経度を入力しなくても位置を特定できるようにしているものもある(例えば、特許文献2参照。)。したがって、施設情報として地図の升目に付与したコードを与えておけば、地図上の位置を特定することができる。
特開2001−82973号公報 特開2002−323343号公報
一方、施設情報等を提供するための基盤となる地図として、経度、緯度で正規化された通常の地図ではなく、雑誌などの広告媒体で用いられるようなデフォルメされたイラスト地図を使用する場合がある。例えば、各種のガイドブック(例えば観光ガイドブック)では、観光名所となる施設や旧跡等の位置を、極端に簡略化(デフォルメ)された地図上で端的に示す等の工夫が施されていることが多い。
上記各種のガイドブックが提供するような情報(ガイド情報)を、携帯電話端末等を介して提供する場合、デフォルメされたイラスト地図上に、施設や旧跡地等の対象物を重ねて表示する必要がある。
しかし、従来の方法は、経度、緯度の情報を使用して地図上に対象物を重ね合わせているのに対し、デフォルメされたイラスト地図は、地図上の各地点の位置情報が失われ、経度・緯度で正規化されていない地図であるため、イラスト地図に対象物を重ねて表示することができない。例えば、上記特許文献1記載の技術は、地図が正規化されていることを前提としているため、デフォルメされた地図などの場合はこの技術を適用できない。また、上記特許文献2記載の技術は、正規化された地図上に升目を設定しコードを付与するものであるため、任意のデフォルメ地図、イラスト地図には適用できない。
このように、従来の方法では、正規化されていない地図上に対象物を重ねて表示することができず、携帯電話端末等を介して多様なガイド情報をユーザに提供するサービスを行うことができない。
本発明は、このような考察に基づいてなされたものであり、正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を表示可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力する出力手段を備える。
上記構成によれば、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を設けることにより、対応表に基づいて、表示しようとする対象物の地図上の位置が特定できるため、正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を配置することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記対応表を記憶する記憶手段を備える。また、本発明の情報処理装置は、出力した地図情報を表示する表示手段を備える。
また、本発明の情報処理装置は、前記出力手段が、地図上のエリアに位置する対象物の緯度経度情報、前記地図上の基準位置に対する相対的位置情報、電話局番、地名、住所及び位置コードの中から選択した1つの位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により地図情報を出力するものである。上記構成によれば、正規化されていない地図を用いた場合であっても、表示しようとする対象物の緯度経度情報、前記地図上の基準位置に対する相対的位置情報、電話局番、地名、住所及び位置コードのいずれかを用いて、対象物を地図上の適切な位置に配置できる。
また、本発明のプログラムは、コンピュータに、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力する手段を実現させるためのプログラムである。
さらに、本発明の地図情報を出力する方法は、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力するものである。
本発明によれば、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を設けることにより、対応表に基づいて、表示しようとする対象物の地図上の位置が特定できるため、正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を配置することができる。
本発明は、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を用いて、表示しようとする対象物を地図上に配置するものであるが、以下、施設を、正規化されていないイラスト地図上に配置した地図情報を表示する情報端末の例を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための図であり、表示しようとする対象物を地図上に配置した地図情報を表示する形態の概要を説明するための図である。図1において、地図画像10は、正規化されていないデフォルメされた地図画像であり、緯度経度情報等の位置情報を持たない。地図画像10には、少なくとも1つの仮想的なエリアが設定されており、表示しようとする施設(パソコンショップW)を地図画像10上のどのエリアに配置するかを特定することにより、施設を地図画像10上に配置する。図1では、後述する方法で特定したエリアAに、パソコンショップWを示す記号(黒い三角)が表示されている。
施設を配置するエリアを特定するために、地図画像10上のエリアに位置する施設の位置情報と地図画像10上のエリアの位置情報との対応表20と、表示しようとする施設(パソコンショップW)の位置情報(施設情報30に含まれる)とを照合する。施設情報30は、施設名(パソコンショップW)と、地図上のエリアに位置する施設の位置情報である属性値(「R駅前」という地図上の基準位置に対する相対的位置情報と、電話局番を含む電話番号)とを含む。施設情報は、例えば、専用のデータベースに蓄積されている。対応表20は、エリア情報と、このエリア内に位置する施設の属性値とを対応付けて示したものであり、地図画像10に対応して設けられる。すなわち、対応表は、表示しようとする地図毎に異なる。エリア情報は、エリア名(エリアA)と、地図画像10上のエリアAの位置情報(例えば、地図画像10の左上の点を座標原点(0,0)と見なした場合の、エリアAの範囲を示す座標情報)、ならびに、エリアAの形状(円)を示す情報とを含む。対応表20には、このようなエリア情報が、地図に設けられたエリア数分含まれる。エリアAに位置する施設の属性値(位置情報)としては、経度,緯度が(X0〜X1)、(Y0〜Y1)の範囲にある施設であることと、「R駅前」というフレーズをもつ施設であることが提示されている。
ここで、対応表20と、パソコンショップWの位置情報とを照合すると、パソコンショップWは、「R駅前」というフレーズをもつ点が一致している。したがって、パソコンショップWをエリアAに配置すればよいことが特定される。パソコンショップWを示す記号(黒い三角)は、例えば、エリアAの中心に配置すればよい。このようにして、正規化されていない地図上の適切な位置に各種の対象物を配置した地図情報を表示することが可能となる。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の一実施形態を説明するための情報端末の構成を示すブロック図である。図示されるように、情報端末100は、主として、地図上のエリアに位置する施設の位置情報とその地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報とを照合する照合部106と、照合により、表示しようとする対象物を地図上のエリアに配置した地図情報を出力する画像合成部132及び表示インタフェース134を有する表示制御部130とを備え、アンテナANと、通信部102と、メモリ104と、表示部140と、各部の動作を統括的に制御するCPU120と、入力インタフェース122と、操作キー124とを備える。表示制御部130及び表示部140は、画像合成部132が出力した地図情報を表示する。
また、情報端末100に装着されるメモリカード110は、地図画像及び対応表を複数記憶するものであり、正規化されていない地図画像10と、地図画像10のエリアに位置する施設の位置情報と地図画像10のエリアの位置情報との対応表20と、を記憶する。 地図画像10は、ラスターデータなどにより地図を表現したものであり、緯度・経度で正規化されていない(正規化座標を持たない)イラスト地図等の画像である。地図画像は、ラスターデータに限らず、ベクターデータの地図でもかまわない。
図3は、対応表の一例を示す図である。図示されるように、対応表20は、“属性値(施設の位置情報)”、“属性値種別”、“エリアの位置情報”及び“エリア形状”からなる。“属性値”は、緯度経度情報((X0,Y0)-(X1,Y1))、地図画像10上の基準位置に対する相対的位置情報を示す言語表現(「Zデパート向かい」「Zデパート前」「X駅前」)、施設のある場所を表す地名(「新横浜」)、電話局番(045-938)、予め定めた位置コード(90322)などの施設の位置情報を示す。
“属性値種別”は、属性値の種別(緯度経度情報、相対的位置情報、地名、電話局番、位置コード等)を表す。図3では、わかりやすさのために属性値種別を言語で表現しているが、処理しやすいようにコード化してもよい。
“エリアの位置情報”は、地図画像上に予め設けられた、施設を地図画像上に重ね表示する際の地図上のエリアの位置を示す情報である。エリアの位置情報として、例えば、地図画像の左上を原点とした座標などを用いる。“エリア形状”は、エリアの形状を示す。 例えば、矩形、ポリゴン、円などが考えられる。エリアが矩形ならば、地図上の位置情報として例えば対角の2点の座標を示せばよい。エリア形状がポリゴンならば座標の列を与え、円ならば中心と半径を与えればよい。属性値種別と同様にわかりやすさのために言語で表現しているが、処理しやすいようにコード化してもよい。
メモリカード110において、地図画像データ10と対応表20を記憶する際に、例えば、地図画像データ10を画像データファイルとして持ち、対応表20を別のデータファイルとして持つようにする。あるいは、地図画像データ10を画像データファイルとして持ち、対応表20を画像データファイルの先頭部分に持つようにしてもよい。
図2に示すように、情報端末100とネットワークで接続されたサーバ200には、表示しようとする施設の位置情報を蓄積するデータベース220が設けられている。データベース220は、施設データベース221a,温泉データベース221b…名所旧跡データベース221nなどの各種のデータベースが用意されている。例えば、施設ベース221aは、施設名称、位置情報、住所、電話番号、案内文、最寄駅などからなる施設情報を記憶している。データベース220に蓄積されているデータは、通信インタフェース210を介して情報端末100に送信される。
照合部106は、サーバ200から送られてきた対象物(例えば、施設)の位置情報と、メモリカード110に記憶されている対応表とを照合し、その対象物の地図画像上の位置を特定する。エリアの位置情報は既知であるため、表示しようとする施設が地図画像上のどのエリアに配置されるべきかを特定できれば、その対象物の地図画像上の位置を特定できる。画像合成部132は、照合部106で特定された対象物(施設等)の位置情報に基づいて、地図画像10上の特定したエリア内に、対象物(施設等)を示す記号を配置して、地図画像10に対象物を示す記号を重ね合わせ(合成し)た地図画像112を出力する。合成された地図画像112は、表示インタフェース134を介して表示部140に表示される。
以下、施設の位置情報(経度・緯度)を用いて地図上の位置を特定し、背景の地図画像にその施設を重ねて表示する場合について、情報端末100の動作を説明する。
図4は、情報端末の動作のフローを説明するための図である。まず、照合部106は、表示しようとする地図画像と施設情報(施設の位置情報)とを抽出する(ステップ301)。抽出の方法としては、表示したい施設情報を選んでからその施設を含む地図画像を選んでもよいし、逆に、地図画像を選んでから、その地図内に位置する施設のデータを選んでもよい。一つの地図画像に対して一つまたは複数の施設情報が抽出される。
次に、照合部106は、対応表20と施設情報とを照合する(S303)。この照合処理は、抽出された施設の数だけ行う(S302)。S303の処理内容は、後述する。施設数だけ照合処理を行うと、地図画像上の位置を特定できた施設と、特定できなかった施設とが明確化される。ここで、位置を特定できなかった施設は、表示対象から外される。一方、地図画像上の位置(どのエリアに配置すべきか)を特定できた施設は、照合部106にて、その施設のデータに、特定したエリアの位置情報が付加され、その施設のデータは、メモリ104を介して画像合成部132に渡される。
画像合成部132は、照合部106の照合結果により地図画像に施設を示す記号を重ね合わせて合成した地図画像を作成し、この地図画像は、表示インタフェース134を介して表示部140に表示される(S304)。画像合成の際、画像合成部132は、施設のデータに付加されているエリア情報を参照し、その施設を示す記号を背景としての地図画像のどの位置(どのエリア内)に配置するかを決定する。
図6は、合成した地図画像の一例を示す図であり、施設情報を地図画像上のエリアに配置した地図画像を示す。図6では、地図画像に表示する施設情報として、施設の位置を黒の星印で表しており、名称その他の施設情報は省略している。用途に応じて名称、電話番号などを地図画像上に表示してもよいし、別の画面で詳細な施設情報を表示するようにしてもよい。
図5は、照合処理のフローを示す図であり、照合部106が実施する照合処理(図4のS303)の手順を示す。以下、施設情報として、緯度経度情報に基づいて地図上の位置を特定する場合について説明する。まず、S501で、施設の位置が、対応表によって特定できるかどうかを判定する。図3に示したように、対応表20には、属性値種別として、緯度経度情報以外の種別(相対的位置、電話局番など)も含まれている。そこで、照合部106は、対応表20の属性値種別が“緯度経度情報”である行を検索し、施設情報がもつ施設の位置情報(緯度経度情報)が、対応表20に記載されている属性値に合致するか否かを判定する。
図7は、緯度経度情報を用いて施設の地図上の位置を特定する方法を説明するための図であり、位置情報として東経139.05度、北緯39.10度という緯度経度情報を持つ施設の地図上の位置を特定する場合の例を示す。対応表20の属性値種別が“緯度経度情報”である行の属性値には、エリアの左上の地点の位置と右下の地点の位置が記述されており、これら2点を対角線上に持つ矩形領域を示す。例えば、n番目の行の施設属性値(施設の位置)は、左上が東経139.12度、北緯39.34度の地点、右下が東経139.34度、北緯39.12度の地点であり、これら2点によって決定される矩形領域(エリアA)を示す。表示しようとする施設の位置である東経139.05度、北緯39.10度はこのエリア(エリアA)の内部にないから対応表20のn行目によっては特定されない。一方、対応表20のn+1行目の施設属性値は、左上が東経139.00度、北緯39.20度の地点、右下が東経139.08、北緯39.00度の地点であり、これら2点によって決定される矩形領域(エリアB)を示す。表示しようとする施設の位置である東経139.05度、北緯39.10度は、このエリア(エリアB)の内部にある。したがって、施設を配置するエリアは、対応表のn+1行目に記述されたエリアBの位置であることが特定され、この施設の地図画像上の位置が特定できる。
地図画像上の位置は、地図画像の左上を原点とした座標で表すことができる。図7の地図画像は、左上を原点として横方向(X方向)に240、縦方向(y方向)に320の大きさを持っている。対応表20のn行目の地図上の位置は、左上が(150,70)、右下が(190、90)の点である矩形エリア(図7のエリアA)である。同様に対応表n+1行目の地図上の位置は左上が(100,80)、右下が(140,100)の点である矩形エリア(図7のエリアB)を意味する。したがって、施設の地図上の位置は図7のエリアBと特定される。なお、ここでは、エリアの形状を矩形としたが、円、ポリゴンなど他の形状にしてもよい。
表示しようとする施設の地図上の位置が特定されたら、図5のステップ502において、対応表20から得られた地図上の位置(ここでは、エリアBの位置である)を、施設情報に加えておく。すなわち、図7に示されるように、施設情報に、地図エリアBの位置を示す情報が追加されることになる。画像合成部132は、施設情報に追加されているエリアBの位置情報を参照することにより、地図画像上の適切な位置に施設を示す記号を配置してすることができる。なお、位置が特定できなかった施設については、施設情報に地図エリアの値が加えられていないので、地図画像への表示を行わない。以上の動作を、対応表の行数だけ実施する(図5のS500)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を設けることにより、対応表に基づいて、表示しようとする対象物(施設等)の地図上の位置が特定できるため、正規化されていないイラスト地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を配置することができ、対象物を示す記号を重ね合わせた地図を表示できる。したがって、デフォルメされたイラスト地図上の適切な位置に施設や観光名所等の対象物情報を重ね合わせて表示できるため、多様なガイド情報を情報端末(携帯電話端末等)で提供することが可能となる。
なお、施設を示す記号は、特定された地図上のエリアの中心に表示してもよいし、特定したエリアに対応する経度・緯度と施設位置の経度・緯度とからエリア内の位置を計算して、より正確な位置に配置してもよい。また、複数の施設を同じエリアに表示する場合は、重ならないようにずらすなどの処理が考えられる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態を説明するための図である。本実施形態で使用する情報端末の構成自体は、前掲の実施形態のもの(図2)と同じである。本実施形態では、地図上のエリアに位置する施設の地図上の基準位置に対する相対的位置情報を用いて、表示しようとする施設の地図上の位置を特定する。相対的位置情報とは、主要ランドマークとの相対的な位置関係を言語で表現したもので、例えば「Zデパート向かい」「Zデパート前」「X駅前」などの表現が相当する。
図8において、施設情報として、案内文に「国道○号線沿い、Zデパート向かいです!」というフレーズが含まれている。また、図8の左上に示されるように、対応表20の属性値種別が相対的位置情報である行には、施設属性値として、地図上のエリアに配置される施設が持つべき相対的位置情報(言語表現フレーズ)が記述されている。例えば、n番目の行の属性値は、施設情報に「Zデパート前」というフレーズを持つ施設の地図上の位置を特定できることを示している。ここでは、施設情報の中に含まれる案内文が「Zデパート向かい」というフレーズを含み、対応表のn+1行目の施設の属性値のフレーズと一致することから、この施設を配置すべき地図上の位置は、n+1行目のエリアの位置情報欄に記述されたエリア(エリアC)であると特定できる。
本実施形態では、対応表のフレーズと施設情報(施設の位置情報)との照合を行う際、施設情報が案内文の形で言語表現を含んでいるとしたが、施設情報が案内文属性を含むかどうかわからない場合には、施設情報全体にわたってフレーズの検索を行い、一致するフレーズが検索された場合に地図上の位置を特定するという方法も考えられる。
このように、本実施の形態では、施設情報が緯度経度情報をもっていない場合でも、案内文等に含まれる主要ランドマーク(基準位置)との相対的位置関係を表す言語表現(相対的位置情報)に基づいて、施設の地図上の位置を特定することができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態を説明するための図である。本実施形態で使用する情報端末の構成自体は、前掲の実施形態のもの(図2)と同じである。本実施形態では、地図上のエリアに位置する施設の地名情報を用いて、表示しようとする施設の地図上の位置を特定する。本実施形態では、施設情報の最寄駅や住所や案内文などに含まれる地名情報(表示しようとする施設が位置する場所の名前)を利用する。地名情報には、市区町村名、駅名などが相当する。
図9において、施設情報として、施設の最寄駅がJR新横浜駅であるという情報が含まれる。対応表20の属性値種別が地名である行には、施設属性値として、地図上のエリアに配置される施設が持つべき地名情報が記述されている。例えば、n番目の行の施設属性値は、施設情報に「新横浜」という地名情報を持った施設の地図上の位置が特定できることを示している。ここでは、施設情報に含まれる最寄駅の情報が「新横浜」という地名を示す文字列を含み、対応表20のn行目の施設属性値の文字列と一致することから、この施設を配置すべき地図上の位置は、n行目のエリアの位置情報欄に記述されたエリア(エリアD)であると特定できる。なお、本実施形態では、地図上のエリアの形状を円としているが、矩形、ポリゴンなど他の形状にしてもよい。
本実施形態では、対応表の地名と施設情報(施設の位置情報)との照合を行う際、施設情報が最寄駅情報として地名表現を含んでいるとしたが、施設情報が最寄駅情報を持たない場合には住所情報を用いてもよいし、施設情報が地名情報を含むかどうかわからない場合には、施設情報全体にわたって文字列の検索を行い、一致する地名文字列が検索された場合に地図上の位置を特定するという形態も考えられる。
このように、本実施形態では、施設情報が緯度経度情報をもっていない場合でも、施設情報に含まれる地名を示す文字列に基づいて、施設の地図上の位置を特定することができる。なお、表示しようとする施設の地図上の位置を施設の地名情報を用いて特定する方法は、比較的縮尺の小さな地図上で大まかな位置を求める場合に有効である。
(第4の実施形態)
本実施形態で使用する情報端末の構成自体は、前掲の実施形態のもの(図2)と同じである。本実施形態では、地図上のエリアに位置する施設の電話番号(電話局番)を用いて、表示しようとする施設の地図上の位置を特定する。本実施形態では、対応表20の施設属性値として、地図上のエリアに配置される施設が持つべき市外局番、市内局番が記述されている。そして対応表20と施設情報の電話局番を照合することにより、施設の地図上の位置を特定する。
このように、本実施形態では、施設情報に含まれる電話番号に基づいて、施設の地図上の位置を特定することができる。この方法は、比較的縮尺の小さな地図上で大まかな位置を求める場合に有効である。
(第5の実施形態)
本実施形態で使用する情報端末の構成自体は、前掲の実施形態のもの(図2)と同じである。本実施形態では、地図上のエリアに位置する施設の住所を用いて、表示しようとする施設の地図上の位置を特定する。住所情報としては、市区町村名、大字名などの表現を使用する。本実施形態では、対応表20の施設属性値として、地図上のエリアに配置される施設が持つべき住所情報が記述されている。そして対応表20と施設情報の住所情報を照合することにより、施設の地図上の位置を特定する。
このように、本実施形態では、施設情報に含まれる住所情報に基づいて、施設の地図上の位置を特定することができる。この形態は、比較的縮尺の小さな地図上で大まかな位置を求める場合に有効である。
(第6の実施形態)
本実施形態で使用する情報端末の構成自体は、前掲の実施形態のもの(図2)と同じである。本実施形態では、地図上のエリアに位置する施設の位置コードを用いて、表示しようとする施設の地図上の位置を特定する。位置コードは、表示しようとする施設の位置する領域が、地図上のどの領域に相当するか、を一意に特定するコードであり、例えば「地方公共団体コード」が相当する。また、位置コードとして、独自に設定したコード体系に基づくコードを用いてもよい。本実施形態では、対応表20の施設属性値として、位置コードが記述されている。そして対応表20と施設情報の位置コードを照合することにより、施設の地図上の位置を特定する。
このように、本実施形態では、施設情報に含まれる位置コードに基づいて、施設の地図上の位置を特定することができる。この方法は、扱う処理量が少ないため、効率良く地図上の位置を特定することができる。また、この形態は、地図情報と施設情報との間で共通のコード体系を利用できる場合に有効である。
(第7の実施形態)
図10は、本発明の第7の実施形態を説明するためのシステムの構成例を示す図である。このシステムでは、携帯情報端末1100が接続可能な広域通信ネットワーク302に、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報とを照合する照合サーバ310が配置されている。携帯情報端末1100は、情報端末100と略同様の構成であり、通信部1102と、表示部1140と、表示制御部1130と、を備える。携帯情報端末100には、メモリカード110(地図画像10と対応表20が記憶されている)が装着される。表示制御部1130は、照合サーバ310の照合結果により、表示しようとする対象物を地図画像10上のエリアに配置した地図情報を出力する。表示部1140は、表示制御部1130が出力した地図情報を表示する。
携帯情報端末1100は、まず、メモリカード110内の対応表20のデータを広域通信ネットワーク302を介して照合サーバ310に送信する(図10中において矢印で示されるS1)。照合サーバ310は、対象物データベース320から、表示しようとする対象物のデータ(位置情報)を読み出す(図10中において矢印で示されるS2)。そして、照合サーバ310は、照合処理を行い、対象物の地図上のエリアの位置を特定し、そのエリアの位置情報を対象物のデータに付加して、携帯情報端末1100に返信する(図10中において矢印で示されるS3)。
携帯情報端末1100は、表示制御部1130が、地図画像10に対象物を示す記号等を重ね合わせた地図画像を合成し、合成された地図画像を表示部1140に表示する。
本実施形態では、通信ネットワークを介して携帯情報端末1100と接続される照合サーバが照合処理を行うため、携帯情報端末1100の処理負担が軽減される。また、照合サーバ310は、ハードウエアを容易に増強可能であり、より高速な検索、照合処理を行うことも可能である。
以上説明したように、本発明によれば、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を設けることにより、対応表に基づいて、表示しようとする対象物の地図上の位置が特定できるため、正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を配置することができる。
すなわち、経度、緯度で正規化されていないイラスト地図等を用いる場合でも、対応表に基づいて容易に地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。また、対応表が施設情報として緯度経度情報を持っていない場合でも、主要ランドマークとの相対的位置関係を表す言語表現(相対的位置情報)を手がかりにして地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。また、対応表が施設情報として緯度経度情報を持っていない場合でも、地名を表す文字列を手がかりにして地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。また、対応表が施設情報として緯度経度情報を持っていない場合でも、電話番号を手がかりにして地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。また、対応表が施設情報として緯度経度情報を持っていない場合でも、住所を手がかりにして地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。また、施設情報と地図情報があらかじめ定めた同一の位置コード(位置特定用のコード)を用いることによって、効率良く地図上の位置を特定することができるという有利な効果が得られる。
本発明の情報処理装置は、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表を設けることにより、対応表に基づいて、表示しようとする対象物の地図上の位置が特定できるため、正規化されていない地図であっても、地図上の適切な位置に対象物を配置することができる効果を有し、地図情報を出力する情報処理装置等に有用である。
本発明の一実施形態を説明するための図 本発明の一実施形態を説明するための情報端末の構成を示すブロック図 対応表の一例を示す図 情報端末の動作のフローを説明するための図 照合処理のフローを示す図 合成した地図画像の一例を示す図 緯度経度情報を用いて施設の地図上の位置を特定する方法を説明するための図 本発明の第2の実施形態を説明するための図 本発明の第3の実施形態を説明するための図 本発明の第7の実施形態を説明するためのシステムの構成例を示す図
符号の説明
10 地図画像
20 対応表
30 施設情報
100 情報端末
102 通信部
104 メモリ
106 照合部
120 CPU
122 入力インタフェース
124 操作キー
130 表示制御部
132 画像合成部
134 表示インタフェース
140 表示部
200 対象物データサーバ
220 対象物データベース
221a〜221n 各種データベース
210 通信インタフェース
1100 携帯情報端末
1102 通信部
1130 表示制御部
1140 表示部

Claims (6)

  1. 地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力する出力手段を備える情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記対応表を記憶する記憶手段を備える情報処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の情報処理装置であって、
    出力した地図情報を表示する表示手段を備える情報処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項記載の情報処理装置であって、
    前記出力手段は、地図上のエリアに位置する対象物の緯度経度情報、前記地図上の基準位置に対する相対的位置情報、電話局番、地名、住所及び位置コードの中から選択した1つの位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により地図情報を出力する情報処理装置。
  5. コンピュータに、地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力する手段を実現させるためのプログラム。
  6. 地図上のエリアに位置する対象物の位置情報と前記地図上のエリアの位置情報との対応表と、表示しようとする対象物の位置情報との照合により、表示しようとする対象物を前記地図上のエリアに配置した地図情報を出力する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011163845A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Zenrin Datacom Co Ltd デフォルメ地図を用いたナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、コンピュータプログラム、および、記録媒体
WO2014174649A1 (ja) * 2013-04-25 2014-10-30 パイオニア株式会社 情報処理システム、表示装置、情報処理方法および情報処理プログラム

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