JP2005212732A - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両側面に所定以上の荷重が作用したときにおいて乗員の頭部等保護するとともに乗員の車外放出等を確実に防止することが可能なカーテンエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 サイドウインドウ(2)を覆うカーテンエアバッグ(10)に、車両前後方向に延び且つBピラー(8)、Cピラー(9)に跨るようにして板部材(20)を並設する。
【選択図】 図4
【解決手段】 サイドウインドウ(2)を覆うカーテンエアバッグ(10)に、車両前後方向に延び且つBピラー(8)、Cピラー(9)に跨るようにして板部材(20)を並設する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、カーテンエアバッグ装置に関する。
従来、車両のフロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り畳まれた状態で格納され、側面衝突等で車両側面に所定以上の荷重が作用した際にサイドウインドウ等の車室側面を覆うように展開する乗員頭部の保護を目的としたカーテンエアバッグがすでに提案されている。
しかし、従来のカーテンエアバッグは下端部が固定されておらず反力が弱く、乗員と車室側面との衝突を確実に抑制することができなかった。また、車両が横転したとき等は乗員等がカーテンエアバッグをすり抜けて車外に投げ出される危険性があった。
しかし、従来のカーテンエアバッグは下端部が固定されておらず反力が弱く、乗員と車室側面との衝突を確実に抑制することができなかった。また、車両が横転したとき等は乗員等がカーテンエアバッグをすり抜けて車外に投げ出される危険性があった。
そこで、カーテンエアバッグの前端部を車両のフロントピラー部に、後端部をルーフサイドレール部の後方に固定し、この両固定点を結ぶ線上にテンションラインを形成し、さらにカーテンエアバッグの下端部の後端と車両後方部の中間部とをストラップ等の連結手段で連結することによりカーテンエアバッグ下端にもテンションラインを形成することによりカーテンエアバッグの反力を強くするという技術が開発されている(特許文献1参照)。
特開平10−278723号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、テンションラインの部分だけが張力を有しており、カーテンエアバッグ全体に張力が発生しているわけではないので、乗員の車外に向かう力が大きいと乗員を完全に保護しきれないという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に乗員の頭部等を保護するとともに乗員を車内保持して安全性能を向上させたカーテンエアバッグ装置を提供することにある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に乗員の頭部等を保護するとともに乗員を車内保持して安全性能を向上させたカーテンエアバッグ装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1のカーテンエアバッグ装置では、車両のフロントピラー部からルーフサイドレール部にかけてまたはルーフサイドレール部にのみ格納され、展開すると車室側面の少なくとも一部を覆い全体としてカーテン状の膨張体を成すエアバッグと、前記エアバッグに接続され、前記車両の側面に所定以上の荷重が作用すると前記エアバッグ内にガスを噴出し、前記エアバッグを膨張させるインフレータとを備えたカーテンエアバッグ装置において、前記エアバッグの展開時に車外側となる面に前記車両の前後方向に延設される延設部材を具備したことを特徴としている。
請求項2のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材を上下方向に並設したことを特徴としている。
請求項3のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材を前記エアバッグのうち前記ルーフサイドレール部に格納される範囲にのみ設けたことを特徴としている。
請求項4のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材が前記エアバッグ展開時に前記車両の少なくとも2本のピラー部に跨ることを特徴としている。
請求項3のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材を前記エアバッグのうち前記ルーフサイドレール部に格納される範囲にのみ設けたことを特徴としている。
請求項4のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材が前記エアバッグ展開時に前記車両の少なくとも2本のピラー部に跨ることを特徴としている。
請求項5のカーテンエアバッグ装置では、前記延設部材の素材が樹脂であることを特徴としている。
上記手段を用いる本発明の請求項1のカーテンエアバッグ装置によれば、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に車室側面の少なくとも一部を覆うように展開するエアバッグの車外側に延設部材を配設することにより、エアバッグは延設部材の剛性と弾性により前後方向で突っ張るとともに延設部材の重みによってエアバッグに上下方向のテンションがかかり、乗員と車室側面との衝突を抑制したり、乗員が車外へ投げ出されるのを押さえ込むことができる。
これにより、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に乗員の保護性能を向上させることができ、車両の安全性能を向上させることができる。
請求項2のカーテンエアバッグ装置によれば、延設部材を上下方向に並設したことにより、エアバッグの前後方向での突っ張りと上下方向のテンションをより高めることができ、乗員の保護性能をより向上させることができる。
請求項2のカーテンエアバッグ装置によれば、延設部材を上下方向に並設したことにより、エアバッグの前後方向での突っ張りと上下方向のテンションをより高めることができ、乗員の保護性能をより向上させることができる。
請求項3のカーテンエアバッグ装置によれば、延設部材が比較的直線的であるルーフサイドレール部に格納されるエアバッグにのみ設けられることにより、容易に延設部材をエアバッグに設けることができる。
請求項4のカーテンエアバッグ装置によれば、エアバッグ展開時、延設部材が少なくとも車両の2本のピラー部(例えば、センターピラー部、クォータピラー部)に跨るので、エアバッグが車外方向に力を受けると、延設部材が各ピラー部に当たり支持され、より確実にエアバッグのテンションを高めることができ、乗員をより保護することができる。
請求項4のカーテンエアバッグ装置によれば、エアバッグ展開時、延設部材が少なくとも車両の2本のピラー部(例えば、センターピラー部、クォータピラー部)に跨るので、エアバッグが車外方向に力を受けると、延設部材が各ピラー部に当たり支持され、より確実にエアバッグのテンションを高めることができ、乗員をより保護することができる。
請求項5のカーテンエアバッグ装置によれば、延設部材の材質を樹脂とすることで、重みを確保しつつ十分な剛性と弾性とを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1、図2を参照すると、本発明に係るカーテンエアバッグ装置の格納状態を示す側面図、図1のA−A線に沿う断面図が示されている。以下、これら図1、図2に基づき本発明に係るカーテンエアバッグ装置の格納時の構成について説明する。
図1に示すように、車両1は例えばサイドウインドウ2が比較的大きく車高の高い車種である。
図1、図2を参照すると、本発明に係るカーテンエアバッグ装置の格納状態を示す側面図、図1のA−A線に沿う断面図が示されている。以下、これら図1、図2に基づき本発明に係るカーテンエアバッグ装置の格納時の構成について説明する。
図1に示すように、車両1は例えばサイドウインドウ2が比較的大きく車高の高い車種である。
カーテンエアバッグ(以下、単にエアバッグ)10は、車両1のフロントピラー部(Aピラー部)3からルーフサイドレール部4に沿い、図2に示すようにルーフサイドレール部4を構成するルーフサイドレール部材(車体構成部材)5とルーフパネルとともに当該ルーフサイドレール部材5の表面を覆うように取り付けられたルーフトリム(内装部材)6との間に折り畳まれた状態で格納されている。詳しくは、エアバッグ10は数箇所をテープ7で巻かれることによって折り畳み状態が保持され、テープ7が巻かれている箇所とは異なる位置の上端部に数箇所設けられている突出部10aを介してルーフサイドレール部材5に固定されている。また、ルーフサイドレール部4の前端部からAピラー部3の下端部にかけても同様にフロントピラートリム3a内にエアバッグ10が格納されている。
エアバッグ10の展開時に車外側となる面には延設部材としての板部材20が折り目部分を除いて並設されている。
さらに、ルーフサイドレール部4の後端部内にはエアバッグ10の後端部と接続されているインフレータ30が配設されている。
なお、ルーフトリム6の先端は、図2に示すように、センターピラー部(Bピラー部)8のセンターピラートリム8aやクォータピラー部(Cピラー部)9のクォータピラートリム9aによってルーフサイドレール部材5に離脱可能に係止されている。フロントピラートリム3aの先端は、図示していないドアオープニングトリムによって離脱可能に係止されている。
さらに、ルーフサイドレール部4の後端部内にはエアバッグ10の後端部と接続されているインフレータ30が配設されている。
なお、ルーフトリム6の先端は、図2に示すように、センターピラー部(Bピラー部)8のセンターピラートリム8aやクォータピラー部(Cピラー部)9のクォータピラートリム9aによってルーフサイドレール部材5に離脱可能に係止されている。フロントピラートリム3aの先端は、図示していないドアオープニングトリムによって離脱可能に係止されている。
図3〜図6を参照すると、本発明に係るカーテンエアバッグ装置の展開状態を示す車内側から見た側面図、車外側から見た側面図、図3のB−B線に沿う断面図、図3のC−C線に沿う断面図が示されている。以下、これら図3〜図6に基づき本発明に係るカーテンエアバッグ装置の展開時の構成について説明する。
エアバッグ10は上端部のルーフサイドレール部4に沿う膨張部11Aと、前席側の膨張部11Bと布部12A、後席側の膨張部11C、11Dと布部12B、12Cとから構成されている。
エアバッグ10は上端部のルーフサイドレール部4に沿う膨張部11Aと、前席側の膨張部11Bと布部12A、後席側の膨張部11C、11Dと布部12B、12Cとから構成されている。
詳しくは、膨張部11A、11Cは車両前後方向に延びた例えば断面円形状である筒形状の膨張体であり、膨張部11B、11Dは車両上下方向に延びた複数の例えば断面円形状である筒形状の膨張体から形成されている。また、膨張部11Aは膨張部11B及び膨張部11Dの各膨張体と、膨張部11Cは膨張部11Cを挟んでいる膨張部11B及び膨張部11Dの膨張体と内部が連通している。
また、三角形状の布部12Aの下端部の前端はAピラー3に固定されており、後端の辺は膨張部11Bの前端の辺に連結されている。四角形状の布部12Bは各辺が膨張部11A、11B、11C、11Dに連結されている。三角形状の布部12Cは上端の辺が膨張部11Aに、前端の辺が膨張部11Dに連結されている。
そして、図4に網掛線で示すように、車両の前後方向に延びる板部材20がエアバッグ10の車外側の面に上下方向に並設される。
そして、図4に網掛線で示すように、車両の前後方向に延びる板部材20がエアバッグ10の車外側の面に上下方向に並設される。
板部材20は例えば素材がある程度の重みを有し且つ剛性と弾性とを備えた樹脂であり、センターピラー部8及びクォータピラー部9に跨って膨張部11Bから膨張部11Dにかけて延び、エアバッグ10の格納時に折り目となる部分を空けてそれぞれ一定の間隔で並設されている。具体的には、図6に示すように、板部材20は例えば各膨張体、即ち膨張部11A、11B、11C、11Dの車外側側面の一部分に接着剤等により接着されている。なお、ここでは板部材20をほぼ直線に延びるルーフサイドレール部4の範囲にのみ設けるようにしており、これにより曲げ加工等なく容易に板部材20をエアバッグ10に並設できる。
以下、このように構成された本発明に係るカーテンエアバッグ装置の作用について説明する。
側面衝突等で車両1の側面に所定以上の荷重が作用すると、エアバッグ作動センサからコントロールユニット(共に図示せず)に信号が送られ、コントロールユニットからインフレータ30に作動信号が送られ、これによりインフレータ30がエアバッグ10内にガスを噴出する。インフレータ30からのガスはエアバッグ10の膨張部11A内へ流入することにより膨張部11Aを膨張させていき、これにより各テープ7が切れ、さらにガスは膨張部11D、11B、11Cへと順次流入して膨張部11D、11B、11Cをそれぞれ膨張させていく。また、同時に各布部12A、12B、12Cも展開していく。
側面衝突等で車両1の側面に所定以上の荷重が作用すると、エアバッグ作動センサからコントロールユニット(共に図示せず)に信号が送られ、コントロールユニットからインフレータ30に作動信号が送られ、これによりインフレータ30がエアバッグ10内にガスを噴出する。インフレータ30からのガスはエアバッグ10の膨張部11A内へ流入することにより膨張部11Aを膨張させていき、これにより各テープ7が切れ、さらにガスは膨張部11D、11B、11Cへと順次流入して膨張部11D、11B、11Cをそれぞれ膨張させていく。また、同時に各布部12A、12B、12Cも展開していく。
この過程において、エアバッグ10がルーフサイドレール部4から膨出する際には、エアバッグ10は、図5に示すように、主としてエアバッグ10の最も下端に設けられた板部材20でルーフトリム6を押圧し、ルーフトリム6の先端をピラートリム8a、9aやドアオープニングトリムから解除させてルーフサイドレール部材5から離脱させる。そして、エアバッグ10はルーフトリム6を車内側に押し広げながら図3、図4のように展開する。
なお、ここでは主としてエアバッグ10の最も下端に設けられた板部材20でルーフトリム6の先端をルーフサイドレール部材5から離脱させるようにしているが、板部材20でそのままルーフトリム6を突き破るような構成であっても構わない。
このようにして、エアバッグ10が展開しサイドウインドウ2等の車室側面を覆うことにより、車両1の側面に受けた荷重により乗員が車外方向に向かってきた際、乗員の頭部等を保護する。
このようにして、エアバッグ10が展開しサイドウインドウ2等の車室側面を覆うことにより、車両1の側面に受けた荷重により乗員が車外方向に向かってきた際、乗員の頭部等を保護する。
また、エアバッグ10は板部材20の剛性と弾性により前後方向で突っ張るとともに板部材20の重みによってエアバッグ10に上下方向のテンションがかかっている上、板部材20がBピラー部8、Cピラー部9に当たって支持されるので、乗員は、エアバッグ10全体で受け止められ、車内で確実に保護される。
また、車両1の側面が荷重を受けたことにより割れたサイドウインドウ2のガラスの破片等が車内に入り込もうとするのも防ぐ。
また、車両1の側面が荷重を受けたことにより割れたサイドウインドウ2のガラスの破片等が車内に入り込もうとするのも防ぐ。
さらに、各膨張部11A、11B、11C、11Dからガスが抜けて収縮した後であっても、エアバッグ10は板部材20の存在により全体的に縮むことなくサイドウインドウ2等の車室側面を覆い続けるので車両1が再び側面に荷重を受けたり、車両1が横転するような場合であっても乗員が車外へ投げ出されるのを防止し続ける。
このように、本発明に係るカーテンエアバッグ装置では、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に乗員の頭部等を保護する上、乗員の車外放出等を防止することができ、車両の安全性能が向上する。
このように、本発明に係るカーテンエアバッグ装置では、車両側面に所定以上の荷重が作用した際に乗員の頭部等を保護する上、乗員の車外放出等を防止することができ、車両の安全性能が向上する。
以上で本発明に係るカーテンエアバッグ装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、断面長方形の板部材20を設けたエアバッグ10を折り畳んで格納したが、板部材の断面形状やエアバッグの格納方法はこれに限るものではなく、図7に示すように、例えば断面台形の板部材を設けたエアバッグ10を巻くような形で格納してもよい。
例えば、上記実施形態では、断面長方形の板部材20を設けたエアバッグ10を折り畳んで格納したが、板部材の断面形状やエアバッグの格納方法はこれに限るものではなく、図7に示すように、例えば断面台形の板部材を設けたエアバッグ10を巻くような形で格納してもよい。
また、上記実施形態では、エアバッグ10の膨張部11A、11B、11C、11Dを例えば断面円形状である筒形状の膨張体とし、各膨張体の一部分に板部材20を接着するようにしたが、エアバッグの構成や板部材の設置はこれに限るものではなく、例えば図8に示すように一枚の布12Dの車外側の面に板部材を並設し、車内側に膨らむように各膨張部を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、板部材20は一定の間隔で並設されているが、これに限るものではなく、間隔は一定でなくてもよい。
また、上記実施形態では、板部材20はエアバッグ10全体に上下方向に並設されているが、これに限るものではなく、特定の部分、例えば上下方向の中間部分や下方部、または下端部のみに配設するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、板部材20はエアバッグ10全体に上下方向に並設されているが、これに限るものではなく、特定の部分、例えば上下方向の中間部分や下方部、または下端部のみに配設するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、板部材20は材質を樹脂としたが、これに限るものではなく、エアバッグ展開時にテンションを高めることができるような重みと剛性を有するものであればよく、例えばラバー素材等でも構わないし、乗員に直接当たらないようであれば金属等でも問題はない。
また、上記実施形態では、延設部材として板部材20を用いたが、これに限るものではなく、例えば棒部材のように前後方向に延設されるものであればよい。
また、上記実施形態では、延設部材として板部材20を用いたが、これに限るものではなく、例えば棒部材のように前後方向に延設されるものであればよい。
また、上記実施形態では、エアバッグ10はAピラー部3内からルーフサイドレール部4内にかけて格納されているが、これに限るものではなく、ルーフサイドレール部内にのみエアバッグが格納される構成でも構わない。
また、上記実施形態では、インフレータ30がエアバッグ後端に接続されていたが、この位置に限られるものではなく、例えばエアバッグ10の前端や中央部に接続されても構わない。
また、上記実施形態では、インフレータ30がエアバッグ後端に接続されていたが、この位置に限られるものではなく、例えばエアバッグ10の前端や中央部に接続されても構わない。
さらに、上記実施形態では、比較的サイドウインドウの大きな車種であったが、これに限るものではなく、どのような車種でも構わない。
2 サイドウインドウ
3 フロントピラー部(Aピラー部)
4 ルーフサイドレール部
5 車体構成部材
6 内装部材
8 センターピラー部(Bピラー部)
9 クォータピラー部(Cピラー部)
10 エアバッグ
20 板部材
30 インフレータ
3 フロントピラー部(Aピラー部)
4 ルーフサイドレール部
5 車体構成部材
6 内装部材
8 センターピラー部(Bピラー部)
9 クォータピラー部(Cピラー部)
10 エアバッグ
20 板部材
30 インフレータ
Claims (5)
- 車両のフロントピラー部からルーフサイドレール部にかけてまたはルーフサイドレール部にのみ格納され、展開すると車室側面の少なくとも一部を覆い全体としてカーテン状の膨張体を成すエアバッグと、
前記エアバッグに接続され、前記車両の側面に所定以上の荷重が作用すると前記エアバッグ内にガスを噴出し、前記エアバッグを膨張させるインフレータとを備えたカーテンエアバッグ装置において、
前記エアバッグの展開時に車外側となる面に前記車両の前後方向に延設される延設部材を具備したことを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記延設部材を上下方向に並設したことを特徴とする請求項1記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記延設部材を前記エアバッグのうち前記ルーフサイドレール部に格納される範囲にのみ設けたことを特徴とする請求項1または2記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記延設部材が前記エアバッグ展開時に前記車両の少なくとも2本のピラー部に跨ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記延設部材の素材が樹脂であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のカーテンエアバッグ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004025543A JP2005212732A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | カーテンエアバッグ装置 |
US11/046,755 US7513522B2 (en) | 2004-02-02 | 2005-02-01 | Curtain airbag system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004025543A JP2005212732A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | カーテンエアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005212732A true JP2005212732A (ja) | 2005-08-11 |
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ID=34907904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004025543A Withdrawn JP2005212732A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | カーテンエアバッグ装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2005212732A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112281A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Autoliv Development Ab | 乗員保護システム |
WO2007055420A1 (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-18 | Autoliv Development Ab | カーテンエアバッグ |
JP2011201346A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Nippon Plast Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
-
2004
- 2004-02-02 JP JP2004025543A patent/JP2005212732A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112281A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Autoliv Development Ab | 乗員保護システム |
WO2007055420A1 (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-18 | Autoliv Development Ab | カーテンエアバッグ |
JP5192819B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2013-05-08 | オートリブ ディベロップメント エービー | カーテンエアバッグ |
JP2011201346A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Nippon Plast Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
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