JP2005212039A - 調理用スライサー - Google Patents

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孝之 石射
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Abstract

【課題】 第2支持板を回動させる操作部の構造を簡素化して製作コストを低くし且つ細部まで清掃できるようにし、さらに、第2支持板を大きく上方に回動させて念入りな清掃が可能であるようにするとともに、食材をスライスしているときに、第2支持板が第1支持板よりも高く回動し、スライス作業の障害となることを防止すること。
【解決手段】 第2支持板の前端部に前後方向に対し略直交する回動軸部を設け、この回動軸部を前記フレームが軸支し、前記第2支持板の後端部が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記第2支持板に対して前記回動に抗する応力を作用させる回動制御手段を前記フレームおよび前記第2支持板の少なくともいずれか一方に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調理用スライサーに関するものである。
調理用スライサーとして、スライスの厚みを変化させることができるものが提案されている。
この調理用スライサーは、図9に示すように、第1支持板1と、この第1支持板1の前方に配位された刃3と、この刃3の前方に配位された第2支持板2と、第1支持板1と第2支持板を左右から支持するフレーム4とを備え、フレーム4に対して第2支持板2が支点6によって上下に回動可能に支持されている。そして、第2支持板2を支点6を中心に上下方向に回動させることによって、刃3と第2支持板2との間隔が調整されるものである。
この調理用スライサーは、第2支持板を回動させる操作手段を備える。操作手段は、図10に示すように、押圧部81aを有する調整部材が第1支持板1側と第2支持板2側との何れか少なくとも一方に移動可能に設けられ、第1支持板1側と第2支持板2側とのいずれか少なくとも他方に、調整部材8の押圧部81aに当接する当接部21、71が設けられ、調整部材8を移動させることにより、押圧部81aと当接部21、71との当接箇所が変化して、第2支持板2が上下に移動するものである。
また、第2支持板2の回動の軸(支点6)を刃3の傾斜方向と略同方向に傾斜させることによって、刃3と第2支持板2との間隔を、第2支持板の右端側から左端側にかけて、いずれの箇所でも等しくなるようにしたものがあった(特許文献1参照)。
特許第2995191号公報
前記従来の調理用カッターは、前記操作部の構造が複雑で製作コストが高くなり、また、細部まで清掃することが困難で、衛生上問題があった。また、第2支持板が第1支持板を超えて回動することが不可能であり、第2支持板を大きく上方に回動させて念入りに清掃することができるものでなかった。そこで、本発明は、第2支持板を回動させる操作部の構造を簡素化して製作コストを低くし、第2支持板を大きく上方に回動させて念入りな清掃が可能であるようにするとともに、食材をスライスしているときに、第2支持板が第1支持板よりも高く回動し、スライス作業の障害となることを防止することを目的とする。
こうした従来技術の課題を解決するため、本発明の調理用スライサーは、第1支持板と、この第1支持板の前方に配位された刃と、この刃の前方に配位された第2支持板と、前記第1支持板と前記第2支持板を左右から支持するフレームとを備えた調理用スライサーであって、前記第2支持板の前端部に前後方向に対し略直交する回動軸部を設け、この回動軸部を前記フレームが軸支し、前記回動軸部によって前記第2支持板の後端部を前記第1支持板よりも高く回動可能とするとともに、前記第2支持板の後端部が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記第2支持板に対して前記回動に抗する応力を作用させる回動制御手段を前記フレームおよび前記第2支持板の少なくともいずれか一方に設けたことを特徴とする第2支持板を前後方向に対し略直交する方向に設けられた回動軸部によって第2支持部材の前記第1支持板よりも高く回動可能とした調理用スライサーであって、前記第1支持板および前記第2支持板の少なくともいずれか一方に、前記第2支持板が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記第2支持板に対して回動に抗する応力を作用させる回動制御手段を設けたことを特徴とする。
前記回動制御手段の例として、前記フレームと前記第2支持板における相対向する部位の双方に前記回動制御手段としての小突起を設け、前記第2支持板が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記小突起が係合するようにすることができる。
なお、本発明の調理用スライサーは、前記フレームが前記第2支持板に当接する棒状のカムを軸支し、該カムを回動させることによって前記刃と前記第2支持板との上下方向の間隙を変化させるようにしたものであってもよく、その際、前記弟2支持板の下面の最後端部位に該第2支持板の後端面に沿って延びる長尺状凸部を設けることで、棒状のカムを操作するときに操作者が前記刃によって傷つかないようにすることができる。
本発明の調理用スライサーによれば、フレームに対して第2支持板を前後方向に対し略直交する方向に設けられた回動軸部によって回動可能に支持し、刃と第2支持板との上下方向の間隙を変化させるように設けたことにより、第2支持板を大きく上方に回動させて念入りな清掃が可能である。また、構造が簡素であって製作コストを低く且つ細部まで清掃が可能である。そして、第1支持板および第2支持板の少なくともいずれか一方に、第2支持板が第1支持板よりも高く回動しようとするときに第2支持板に対して回動に抗する応力を作用させる回動制御手段を設けたことにより、食材をスライスしているときに、第2支持板が第1支持板よりも高く回動し、スライス作業の障害となることを防止することができる。このとき、前記回動制御手段は、スライス作業時の応力では回動が制御され、それに比べて大きな応力のときには回動を許容するように設ける。
以下、本発明の実施形態を図によって説明する。
図1〜図8に本実施形態の調理用スライサーを示し、図1(a)は上面図、図1(b)は下面図、図2は調理用スライサーを構成するカム部材の斜視図、図3は調理用スライサーの側面図とこれに対応した作動説明図、図4(a)(b)は調理用スライサーの後端枠壁を省いて示す後側からの図であって、図5は、図3に対応する作動説明図である。図6はカム部材の変形例を示す図である。また、図7,8は後述の回動制御手段についての説明図である。
図1に示すように、調理用スライサー10は、第1支持板1と、この第1支持板1の前方に配位された刃3と、この刃3の前方に配位された第2支持板2と、第1支持板1と第2支持板2を左右から支持するフレーム4とを備え、フレーム4に対して第2支持板2が回転軸部6によって上下に回動可能に支持されている。なお、図1において、下側が前で、上側が後ろである。そして、第2支持板2を回動軸部6を中心に上下方向に回動させることによって、刃3と第2支持板2との上下方向の間隔(図4参照:間隙G1)が調整されるものである。
この調理用スライサー10は、第2支持板2を回動させる操作手段を備える。操作手段は、棒状のカム部材5である。図2に示すように、カム部材5は断面楕円形状の中央にカム5aとその左右にカム保持部5bとさらにその左右に係合軸5cが設けられている。なお、カム保持部5bには、指かかり用(指で回すことを容易にするため)に溝切りがなされている。また、カム保持部5bの端面には周方向等間隔おきに回動位置決め用の複数個のストッパー用突起5dが設けられている。
図3に示すように、調理用スライサー10は、前記フレーム4としての側枠壁および後枠壁7を有する。前記フレーム4には、前記カム部材5の係合軸5cとの係合孔(図4参照:符号4a)と、前記複数個のストッパー用突起5dとの係合横溝(図4参照:符号4b)とが設けられている。
図1にも示すように、刃3と第2支持板2との間には前後方向の間隙G2が設けられているので、第2支持板は刃3の上側に大きく開くことができる。
前記第1支持板1および前記第2支持板2の少なくともいずれか一方には、前記第2支持板2の後端部が前記第1支持板1よりも高く回動するときに前記第2支持板2に対して回動に抗する応力を作用させる回動制御手段11を設けられている。即ち、図1〜8の実施形態は、前記弟2支持板2の下面2aの最後端部位に該第2支持板2の後端面に沿って延びる長尺状凸部12を設けることで、棒状のカム部材5を操作するときに操作者が前記刃3によって傷つかないようにしたものであるが、該長尺状凸部12の側面12aに前記回動制御手段11を設けてある。ここで、回動制御手段11は、図7に示すように、長尺状凸部12における下方向に向かって開く傾斜状の側面12aである。前記第2支持板2が前記第1支持板1よりも高く回動するときに、所定の回動角度において、この側面12aの下端部が前記フレーム4に軽く係合する。この回動制御手段11によれば、スライス作業時の応力では回動が制御され、それに比べて大きな応力のときには回動を許容する。
図4、図5によって、調理用スライサー10の作動をさらに説明する。両図(a)はともに、前記上下方向の間隙G1が最小のとき、すなわち、前記カム本体5aの径最小部分が第2支持板2に当接した状態を示す。そして、両図(b)はともに、前記上下方向の間隙G1が最大のとき、すなわち、前記カム本体5aの径最大部分が第2支持板2に当接した状態を示す。この2つの状態の間には、カム部材5の回動位置によって、複数の間隙G1の間隙幅を選択することができる。
かかる調理用スライサー10の構成によれば、フレーム4に対して第2支持板2を前後方向に対し略直交する方向に設けられた回動軸部6によって回動可能に支持し、刃3と第2支持板2との上下方向の間隙G1を変化させるように設けたことにより、第2支持板2を大きく上方に回動させて念入りな清掃が可能である。また、構造が簡素であって製作コストを低く且つ細部まで清掃が可能である。
次に、図4を参照して、前記カム部材5の変形例を説明する。図中、カム部材5の変形例を点線で示す。この変形例のカム部材5は、カム5aの形状に特徴がある。すなわち、カム5は、軸方向に沿って径を漸次変化させたものとなっている。そして、図1に示すように、第2支持板2の左右端部どちらかのうち、より後側に延設した端側(図1(a)における右端側)の径が大きくなるようにカム部材5を設置する。そうすることで、前記上下方向の間隙G1が第2支持板2の右端側から左端側にかけていずれの箇所でも等しくなるようにすることができる。
次に、図6に示す前記カム部材5の別変形例を説明する。同図に示すように、この変形例のカム部材5はカム5が多角形棒状をなすものである。第2支持板2と当接するそれぞれの面の径を違えることにより、複数の前記上下方向の間隙G1の間隙幅を選択することができる。かかる構成によれば、カム5の回動位置を設定するためのストッパー用突起などの必要がなく、構造がより簡素となる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものでなく、発明の目的を逸脱しない限り任意の形態とすることができることは云うまでもない。
刃3と第2支持板2との上下方向の間隔(図4参照:間隙G1)の調整手段としては、前記カム部材5a以外の手段であってもよく、公知の手段や、その他の手段を用いても構わない。また、前記回動制御手段11としては、相互に係合する小突起(図8参照)やその他の手段であっても構わない。
本発明実施形態の調理用スライサーを示し、(a)は上面図、(b)は下面図である。 図1の調理用スライサーを構成するカム部材の斜視図である。 (a)(b)は、図1の調理用スライサーの側面図とこれに対応した作動説明図である。 (a)(b)は、調理用スライサーの後端枠壁と長尺状凸部を省いて示す後側からの図である。 (a)(b)は、図3に対応した作動説明図である。 図1の調理用スライサーを構成するカム部材の変形例を示す側面図である。 本発明の一実施形態における回動制御手段の作用についての説明図である。 本発明の他実施形態における回動制御手段の作用についての説明図である。 従来の調理用スライサーの斜視図である。 図9の調理用スライサーの作動に関する説明図である。
符号の説明
1・・第1支持板、
2・・第2支持板、
2a・・下面
3・・刃、
4・・フレーム、
4a・・係合孔、
4b・・係合横溝、
5・・カム部材、
5a・・カム、
5b・・カム保持部、
5c・・係合軸、
5d・・ストッパー用突起、
6・・回動軸部、
7・・後枠壁、
10・・調理用スライサー、
11・・回動制御手段、
12・・長尺状凸部、
12a・・側面
G1・・上下方向の間隙、
G2・・前後方向の間隙、

Claims (2)

  1. 第1支持板と、この第1支持板の前方に配位された刃と、この刃の前方に配位された第2支持板と、前記第1支持板と前記第2支持板を左右から支持するフレームとを備えた調理用スライサーであって、前記第2支持板の前端部に前後方向に対し略直交する回動軸部を設け、この回動軸部を前記フレームが軸支し、前記回動軸部によって前記第2支持板の後端部を前記第1支持板よりも高く回動可能とするとともに、前記第2支持板の後端部が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記第2支持板に対して前記回動に抗する応力を作用させる回動制御手段を前記フレームおよび前記第2支持板の少なくともいずれか一方に設けたことを特徴とする調理用スライサー。
  2. 前記フレームと前記第2支持板における相対向する部位の双方に前記回動制御手段としての小突起を設け、前記第2支持板が前記第1支持板よりも高く回動しようとするときに前記小突起どうしが係合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の調理用スライサー。
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JP2007307675A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Emura Tekkosho:Kk 野菜切截機の平切り厚さ調節装置
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