JP2005211030A - 漁網 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境負荷が小さく、水中での沈降性および耐久性に優れ、かつ低コストであり、水棲動物に対する警戒感の小さな漁網を提供する。
【解決手段】非鉛系金属線よりなる芯成分に、鞘成分として合成樹脂を被覆してなる高比重繊維が、少なくとも網の一部に使用されていることを特徴とする漁網。
【選択図】なし

Description

本発明は環境負荷が小さく、水中での沈降性および耐久性に優れ、かつ低コストであるため好適に使用することのできる漁網に関するものである。
従来より、ひき網、定置網、刺し網、流し網、まき網、敷き網、垣網、投網等の漁網は海中での沈降が速やかに進み、かつ潮流の影響を受けにくくするために比重が高いことが必要とされている。また、漁網は頻繁な漁獲作業によって早期に強度低下をきたすことのないように耐摩耗性が要求される他、水棲動物に対して警戒感を与えないよう、黒、青、オレンジ、茶色系の色調が必要とされている。
かかる用途に使用される漁網用繊維として従来は塩化ビニリデン繊維が広く用いられていたが、該繊維は単独で使用するには強度が低く、また、塩化ビニリデン繊維の強度を補うためにポリエステルやナイロンなどの高強力糸を混撚して使用した際には比重が低くなり漁網の沈降性が不足するという問題があった。
この問題を解決し、高比重で耐摩耗性に優れた漁網を得る方法として、鞘成分にナイロン、芯成分に鉛金属を用いた複合モノフィラメントが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、ナイロンを鞘、鉛金属を芯成分とする複合モノフィラメントでは2を越える高い比重を得ることができる反面、使用中および廃棄時に鉛害の可能性を有している。
鉛害を回避する方法としては、各種の熱可塑性重合体に高比重物質を混練した組成物を紡糸して繊維化する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、該技術では高い比重を得るために多量の高比重物質を混練することが必要となり、強度が著しく低下してしまう問題があった。さらに、熱可塑性重合体に高比重物質を混練してなる樹脂を単独で紡糸しているため、繊維表層に一部の高比重物質が露出し、紡糸引取り時に給油ガイドや集束ガイドの摩耗促進や、延伸工程においてロール表面を摩耗させたり傷つけたりするという弊害が生じ、操業性が極端に悪く、さらに、繊維全体に高比重粒子が分散しているため、漁網としての耐摩耗性にも問題があった。
製糸時にローラーの摩滅を防ぎ、高比重糸の比重・強度・外観・耐摩耗性を両立させるのに有効な手法として、芯鞘複合糸の芯成分に主に比重を持たせ、鞘成分に主に強度・外観・耐摩耗性を担わせた繊維を用いた漁網に関する技術が提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。
しかしながら、これらの方法では繊維全体に高比重粒子が分散している特許文献2に記載の方法と比較すると耐磨耗性は向上するものの、実質上耐磨耗性を担っているのが鞘成分のみであるため鞘成分が磨耗した場合には繊維の耐摩耗性が極端に悪くなってしまうという問題があるだけでなく、高比重粒子を芯成分に練り込んで比重の高い繊維を得ようとする場合には繊維中の粒子の容積比率が大きくなることから、製糸性が著しく悪化してしまうという問題も有している。
また、元来高比重で耐摩耗性に優れる樹脂を繊維化する方法が提案されている(例えば、特許文献5参照)。しかしながら、フッ素系樹脂は値段が高価であり、この繊維を用いた漁網の値段も高価になるという問題を有している。
また、金属線を水産資材用途に用いる技術も提案されている(例えば、特許文献6参照)。
しかしながら、この技術はコアヤーンである金属線をマルチフィラメント、もしくはモノフィラメントで被覆したカバリングヤーンを用いて延縄用枝縄を得る技術であり、製造には複雑な工程を採用しなければならないという問題点を有している。
さらにまた、金属線を熱可塑性樹脂でコーティングして高比重釣糸を得る方法が提案されている(例えば、特許文献7参照)。該技術は漁網ではなく釣糸に関するものであり、金属線にナイロン樹脂をコーティングしただけの高比重糸であるため、金属光沢によって水棲動物に警戒心を与えてしまうという問題を有している。
特開昭48−32671号公報 特開昭62−57918号公報 特開平9−23786号公報 特開平10−273828号公報 特開平7−138810号公報 特許第2525131号公報 特許第2930560号公報
上記のように比重、耐摩耗性、価格の全てを満足する漁網を得ようとする試みは数多くなされているものの、現在までにこれらの特性をバランス良く満たした漁網は得られていないのが現状である。
本発明の課題は、係る従来技術の背景に鑑み、上述の課題を解決すべくなされたものであり、環境負荷が小さく、水中での沈降性および耐久性に優れ、具体的には鉛害の危険性がなく、高比重で耐摩耗性に優れた安価な漁網を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、本発明は以下の構成を採用する。すなわち、
(1)非鉛系金属線よりなる芯成分に、鞘成分として合成樹脂を被覆してなる高比重繊維を含む網糸が、網の少なくとも一部に使用されていることを特徴とする漁網。
(2)前記網糸が高比重繊維2〜90体積%の割合で合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントと混撚されていることを特徴とする前記(1)記載の漁網。
(3)前記合成樹脂が少なくとも1種類の着色剤を含有していることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の漁網。
(4)前記非鉛系金属線が1本の金属単線からなることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の漁網。
(5)前記非鉛系金属線が2〜5000本の金属単線を組み合わせたものであることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の漁網。
(6)前記非鉛系金属単線がステンレスであり、かつ前記合成樹脂が熱可塑性樹脂であって、高比重繊維の比重が1.5〜8であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の漁網。
(7)前記高比重繊維の繊維径が50〜3000μm、かつ高比重繊維断面に占める非鉛系金属線の割合が3〜95体積%であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の漁網。
(8)前記合成樹脂がポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂およびポリオレフィン系樹脂からなる群から選ばれた少なくとも1種類からなり、比重が1.5〜8であることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載の漁網。
(9)前記合成マルチフィラメントおよび合成モノフィラメントが少なくとも1種類の着色剤を含有したポリアミド系樹脂および/またはポリエステル系樹脂からなることを特徴とする前記(2)〜(8)のいずれかに記載の漁網。
さらにここで、前記高比重繊維と前記合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントを体積比2:98〜90:10で混撚してなることが好ましい。
(10)ひき網、定置網、刺し網、流し網、まき網、敷き網、垣網、投網および生簀網からなる群から選ばれたことを特徴とする前記(1)〜(9)のいずれかに記載の漁網。
本発明の漁網を構成する網糸の芯成分は、非鉛系素材であるため環境負荷が小さく、耐磨耗性に非常に優れるばかりか、非鉛系金属線の周りを被覆する合成樹脂が着色剤を含有しているため水棲動物に対して警戒心が小さく、高比重のため海流等によってフカレにくい漁網である。
本発明の漁網を構成する網糸は、芯成分として非鉛系金属線を用い、該芯成分の周りを鞘成分として合成樹脂で被覆してなる高比重繊維からなるものであり、この網糸を網の少なくとも一部に使用するものである。非鉛系金属線を芯成分に用いることで、高比重であるばかりか非常に優れた耐磨耗性を発揮し、合成樹脂により該芯成分の周りを被覆することによって、非鉛系金属線を錆やアミン等による腐蝕から保護することが可能となる。
芯成分として用いる非鉛系金属線としては強度等に特に決まりはないものの、環境保護の観点からステンレス、鉄、銅、タングステン、チタン等の非鉛系金属であることが重要であり、なかでも価格、比重、耐腐蝕性のバランスに優れたステンレスを用いることが好ましい。ステンレスの種類は特に限定されることなく、SUS304、SUS316、SUS321、SUS347、SUS631等を用いることができるが、一般に生産量の多いSUS304や、耐腐蝕性に優れるSUS316を好ましく使用することができる。
非鉛系金属線の形状は特に限定されることなく、本発明の効果を損なわない範囲であれば丸断面は勿論のこと四角断面、三角断面、中空断面等の異型断面であっても良い。さらに非鉛系金属線は高比重繊維中で連続していることが好ましいが、断続的に配置していても差し支えない。
また、高比重繊維にしなやかさが必要な場合には非鉛系金属線として1本の金属単線を用いることが好ましく、コシや更に高い耐久性が必要な場合には非鉛系金属線として2〜5000本、好ましくは3〜1000本の金属単線をロープ状や組紐状として用いることが好ましい。
また、非鉛系金属線の太さとしては特に限定されないが、製網時の取り扱い性及び漁網とした際に適正なコシ、強度を付与するといった観点から非鉛系金属線の好ましい太さとして、金属単線を非鉛系金属線として用いる場合には直径0.01〜1mm、好ましくは0.02〜0.7mmの範囲を例示することができ、ロープ状や組紐状の非鉛系金属線を用いる場合には、直径0.03〜2mm、好ましくは0.1〜1.5mm、さらに好ましくは0.1〜1mmの範囲を例示することができる。
本発明における高比重繊維の鞘成分として非鉛系金属線の周りを被覆する合成樹脂の種類に特に限定はなく、本発明の目的、効果が損なわれない範囲であれば公知の合成樹脂を用いることができるが、生産性および成形性の観点より熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。使用する熱可塑性樹脂としては特に限定されることはないものの、ナイロン6、ナイロン4,6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン12や、これらの共重合物等のポリアミドや、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリ乳酸、及びこれらを2種以上共重合させた芳香族および脂肪族ポリエステルやポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等のポリオレフィン系の合成樹脂を好ましく使用することができる。
また、本発明の効果が損なわれない範囲であれば、前述の合成樹脂に耐熱剤、耐候剤、安定剤、架橋材等の各種添加剤や、さらに比重を増大させるために、タングステン紛や硫酸バリウム等の高比重粒子を含有させてもよい。
本発明における高比重繊維の鞘成分として非鉛系金属線の周りを被覆する合成樹脂は、1種類以上の着色剤を含有していることが好ましい。着色剤を含有しない場合には非鉛系金属線の有する光沢が水棲動物に警戒感を与えてしまう。
着色剤の色としては特に限定されず、黒、青、オレンジ、茶といった通常、漁網に用いられている色であれば良い。着色剤としては、例えば平均粒径0.1μmのカーボンブラック系顔料などの無機系顔料や、フタロシアニン系顔料、アントラキノン系着色剤、スチレン系着色剤、およびキナクリドン系着色剤などの有機系着色剤が挙げられるが、特にこれに限定されるものではなく、本発明の目的、効果が損なわれない範囲であれば公知の染料および顔料を使用することができるが、漁網用として使用する際に水棲動物に対して警戒感を与えないよう、黒色系の顔料を用いることが好ましい。
また、着色剤の含有量としては鞘成分の合成樹脂に対して0.01〜4重量%含有していることが好ましい。着色剤の添加量が0.01重量%以上であれば色調が不足することもなく、4重量%以下であれば製造工程における工程通過制および漁網用として必要な耐磨耗性を有する繊維を得ることができる。着色剤の添加量は、鞘成分の合成樹脂に対し0.1〜0.6重量%であることがより好ましく、0.3〜0.5重量%の範囲内であることがさらに好ましい。
また、被覆の方法には特に決まりはなく、熱可塑性樹脂を溶融して非鉛系金属線に被覆する方法や、合成樹脂を溶媒に溶かした溶液に浸漬して非鉛系金属線に被覆する方法等を採用することができる。さらに、被覆後の非鉛系金属線は高比重繊維中で同芯であってもよく、また偏芯していてもなんらかまわない。
高比重繊維の比重は水への沈降性を考慮すると1.5以上であることが好ましい。比重の高い繊維のほうが水への沈降性に優れるという点で、比重に特に上限はないが、陸上での取り扱い性等を考慮すると比重は8以下であることが好ましい。
高比重繊維の太さとしては特に決まりはないものの、製網時の取り扱い性を向上させるためには直径は0.05mm以上が好ましく、漁網とした際に適正なコシを付与するためには直径は3mm以下であることが好ましい。さらに好ましい繊維径の範囲として、0.1〜1.75mm、より好ましい範囲としては直径が0.1〜1mmの範囲を例示することができる。
また、高比重繊維断面に占める非鉛系金属線の割合は3〜95体積%、好ましくは3〜90体積%、さらに好ましくは10〜85体積%であることが好ましい。非鉛系金属線の割合が3体積%未満の場合には高い比重を得ることが困難となる可能性を有し、95体積%を超える場合には樹脂による被覆厚みが薄いために非鉛系金属線が表面に露出するという懸念点がある。
本発明の漁網は、経済性、加工性、物性等を考慮すると、前記高比重繊維と合成樹脂よりなる合成マルチフィラメント、または合成モノフィラメントとを混撚して使用すること、もしくは前記高比重繊維と合成樹脂よりなる合成マルチフィラメントおよび合成モノフィラメントとを混撚して使用することが好ましい。
混撚する合成マルチフィラメントおよび合成モノフィラメントに用いられる合成樹脂の種類に特に規定はなく公知の樹脂を用いることができるものの、比重、経済性の面からポリエステル樹脂やポリアミド系樹脂よりなるマルチフィラメントやモノフィラメントを用いることが好ましい。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート等の芳香族ポリエステルや、ポリ乳酸の様な脂肪族ポリエステル、あるいはこれらを2種以上共重合させたものを用いることができ、ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン4,6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン12等や、これらを2種以上共重合させたものを用いることができる。また、本発明の効果を損なわない範囲であれば耐熱剤、耐候剤、安定剤、架橋剤等の各種添加剤や高比重粒子を含有させてもよい。また、ポリアミドやポリエステル等複数種のマルチフィラメントおよび/またはモノフィラメントを組み合わせて使用することもできる。
また、本発明の漁網は、合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントと共に混撚される高比重繊維の割合は、高比重繊維単独の100体積%を含む2〜100体積%の割合で製網されることが好ましい。高比重繊維が2体積%未満の場合は水への沈降性に優れた漁網を得るのが困難となるため好ましくない。さらに好ましい高比重繊維の割合としては2〜90体積%、より好ましくは5〜70体積%の範囲が例示できる。高比重繊維の割合を90体積%以下とすることで、使用する高比重繊維量が減少することができ、低コスト化が可能となるばかりか、漁網の強すぎるコシを低減させることが可能となる。したがって、前記高比重繊維と混撚される前記合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントの割合は、好ましくは0〜98体積%、さらに好ましくは10〜98体積%、より好ましくは30〜95体積%である。
また、漁網の比重は1.5〜8であることが好ましく、さらに好ましくは1.55〜6、より好ましくは1.55〜5である。漁網の比重が1.5未満では漁網として必要とされる比重を満足せず、比重が8を越える場合にはコストが高くなるばかりか、漁網の比重が大きすぎて陸上での取り扱いが困難となる。
本発明の漁網において、高比重繊維と混撚して用いる場合の合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントは少なくとも1種類の着色剤を含有していることが好ましい。着色剤を含有することで水棲動物に与える警戒感を減少させることができる。着色する色には特に決まりはなく、黒、青、オレンジ、茶といった通常、漁網に用いられている色を用いることができる。
また、使用する着色剤としては、例えば平均粒径0.1μmのカーボンブラック系顔料などの無機系顔料や、フタロシアニン系顔料、アントラキノン系着色剤、スチレン系着色剤、およびキナクリドン系着色剤などの有機系着色剤が挙げられるが、特にこれに限定されるものではなく、本発明の目的、効果が損なわれない範囲であれば公知の染料および顔料を使用することができるが、漁網用として使用する際に魚に対して警戒感を与えないよう、黒色系の顔料を用いることが好ましい。
また、着色剤の含有量は鞘成分の合成樹脂に対して0.01〜4重量%含有していることが好ましい。着色剤の添加量が0.01重量%以上であれば色調が不足することもなく、4重量%以下であれば製造工程における工程通貨制および漁網用として必要な耐磨耗性を有する繊維を得ることができる。着色剤の添加量は、鞘成分の合成樹脂に対し0.1〜0.6重量%であることがより好ましく、0.3〜0.5重量%の範囲内であることがさらに好ましい。
本発明の漁網の編み方には特に決まりはなく、本目網や蛙又網のような結節網、無結節網、もじ網、ラッセル網等、通常漁網として用いられる形態のものを用いることができる。しかしながら、本発明の如き非鉛系金属線を芯部分に配置してなるコシの強い高比重繊維を得る場合には結節網よりも無結節網であることが好ましい。
また、本発明の漁網としては、ひき網、定置網、刺し網、流し網、まき網、敷き網、垣網、投網、生簀網に好適に用いることができるが、漁業用の網であれば使用用途としてなんら制限されるものではない。
ここで本発明に用いる高比重繊維の製造方法について溶融被覆法を例にとって説明するが、被覆方法にはいくつかの種類があり、以下の製造方法に限定されるものではない。
本発明の高比重繊維はエクストルーダー型押出機、クロスヘッド、ダイス、ニップル、ブレーカープレートからなる一般的な電線被覆装置を用いて、非鉛系金属線に着色剤を含有した合成樹脂を溶融被覆する方法により効率的に製造される。鞘成分となる合成樹脂に着色剤を添加する方法としては、合成樹脂に顔料を計量して添加し溶融混練する方法や、予め作成しておいた顔料マスターチップを計量ブレンドする方法等を採用することができる。
また、被覆装置は一定張力で芯成分となる非鉛系金属線を送り出す繰り出し機、非鉛系金属線と被覆成分との接着性を高めるために、被覆部の直前で繊維を過熱するヒーター、被覆した熱可塑性合成樹脂を冷却、固化するための冷却部位、一定速度で巻き取ることのできる巻取り機も備える。さらに被覆された高比重繊維の外形を測定し、その結果をフィードバックして樹脂吐出量を自動調整する機構を備えることで長さ方向の直径均一性が高い被覆繊維を得ることができる。溶融被覆する際の各種条件は用いる合成樹脂によって異なるが、100℃〜400℃、押出圧力1〜30MPa、被覆速度1〜1000m/分、冷却水温度5〜90℃等を例示することができる。
また、本発明の高比重繊維と共に製網されるマルチフィラメントとしてポリエチレンテレフタレートを例にとり、製造方法を方法を示すが、繊維を得る方法としてはこれに限られるものでなく、合成繊維の種類によって適宜異なる方法を採用することができる。
ポリエチレンテレフタレート繊維は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を原料とした溶融紡糸法により口金より紡出される。着色剤の添加方法としては、例えば平均粒径0.1μmのカーボンブラックを20重量%含有するポリエチレンテレフタレートをブレンドして、最終顔料濃度を調節したポリエチレンテレフタレートを得る方法が例示できる。紡糸温度は通常290℃程度であればよいが、共重合成分の有無などにより適宜変更してもよい。
さらに口金直下には加熱筒を配し、吐出糸条はこの加熱筒内を通過させることが好ましい。紡出糸条は冷風で冷却固化され、ついで油剤が付与された後、引取りロールで引取られる。
引取りロールに引取られた未延伸糸条は、通常連続して延伸されるが、一旦巻取った後に別工程で延伸してもよい。次いで、この延伸糸は熱ローラーや熱板により熱固定される。また、工程上の毛羽発生を抑制するため、延伸工程および巻取り工程において、フィラメントに交絡処理を施すことは何ら差し支えない。交絡は、エア交絡などの方法が採用できる。交絡度(CF値)としては5〜70であることが好ましく、10〜60であることがより好ましい。
次に本発明の漁網の製造方法を説明する。漁網はその網地構成、網糸の結節方法および網の設置場所等によって数種類に分類されるが、本発明の漁網はその種類を特に限定されるものではない。以下に、代表的な漁網である無結節漁網の一般的な編網方法を示すが、以下の製造方法に限定されるものではない。
ポリエステルよりなるマルチフィラメントを数本引き揃え、網糸として必要な繊度とする。引き揃えた糸は、下撚りをかけ下撚糸となし、前述の高比重繊維と下撚糸を合わせて中撚りをかけ、中撚糸を2本合わせて撚って上撚りをかけることにより網糸を構成しながら、網糸を互いに組み合わせて結節部を形成し、同時に網目を作っていく竪型無結節編網機によって無結節の漁網とする。
かくして得られた本発明の漁網は、低コストで環境負荷が小さく、水中での沈降性、耐久性に優れ、かつ水棲動物に与える警戒心の非常に少ないという特徴を有している。
以下、実施例として本発明を詳細に説明する。
本実施例における特性は次のようにして測定した値である。
[比重]
比重測定機((株)島津製作所製SGM300P)を使用し、施行回数5回の平均値を採用した。
[粘度]
ポリエチレンテレフタレート固有粘度:試料8gをオルソクロロフェノール100mlに溶解し、溶液粘度(η)をオストワルド粘度計を用いて25℃で測定し、次の近似式により固有粘度を算出した。
固有粘度=0.0242η+0.2634
ナイロン硫酸相対粘度(ηr):試料1gを98%硫酸100mlに溶解し、オストワルド粘度計を25℃で測定した。
[繊維径、芯部分径、芯部分の割合]
イオンコーター(Eiko Engineering社製 IB−3)を用いて金蒸着して作成した繊維をSEM(トプコン株式会社製 ABT−55)を用いて断面観察して写真撮影した。
繊維径、芯部分(非鉛系金属線及び芯鞘複合繊維における芯部分)径は断面写真よりそれぞれの直径を算出した。各試料共に試行回数3回の平均値より断面積を求めた。
芯部分の割合は、芯部分の面積を算出した後、芯部分体積比(%)=(芯部分の断面積/繊維断面積)×100の式より求めた。
[漁網中における高比重繊維の割合]
漁網を網糸単位に分解して、1本の網糸を構成する高比重繊維、モノフィラメント、マルチフィラメントの本数をそれぞれA本:B本:C本と求めた。前記繊維径測定方法に基づいて高比重繊維、モノフィラメント、マルチフィラメントの断面積を測定した後、下式に従って計算した。
漁網中における高比重繊維の割合(体積%)=(高比重繊維の断面積×A)/{(高比重繊維の断面積×A)+(モノフィラメントの断面積×B)+(マルチフィラメントの断面積×C)}×100
各試料共に試行回数3回の平均値より断面積を求めた。
[繊度、強度、伸度]
JIS L1090により測定した。
[交絡度(CF値)]
1m試長の試料に100gの荷重をかけ、6gのフックを下降速度1〜2cm/秒で下降させ、式:交絡度(CF値)=100(cm)/下降距離(cm)により計算して求めた。試行回数10回の平均値を採用した。
[磨耗試験]
試料として、漁網を分解して得られた網糸を用いた。
オリエンタルモーター社製ギヤヘッド(5GN7.5K)とスピードコントロールモーター(PSH540−401P)よりなるモーターにShanhai Norton Abrasives Co.LTD製の砥石(S050495)を取り付け、100gの荷重を取り付けた試料と砥石が水中において、接触長が9cmとなるように設置した後、砥石を200rpmで回転させ、5分間磨耗試験を行った。各試料について5回の試験を行い、破断回数が1回以下の試料については○、2〜3回の試料に付いては△、4回以上の試料については×と評価した。
[実施例1]
平均粒径0.1μmのカーボンブラックを20重量%含有するナイロン6をブレンドして、最終顔料濃度を0.3重量%とした硫酸相対粘度2.73のナイロン6をエクストルーダー型押出機で樹脂温度が250℃となるように加熱して0.7mmの径を有するダイスより押出し、クロスヘッド部で表1に記載の直径を有する朝日インテック(株)製ステンレス(SUS304)ワイヤー素線に紡糸速度100m/分で繊維外径が表1記載の太さになる様に溶融被覆し、表1に示す物性を有した高比重繊維を得た。
黒原着ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(東レ株式会社製:830dtex−72フィラメント、強度5.3cN/dtex、伸度29%、CF値37、カーボンブラック0.3重量%含有)を3本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた後、2本の高比重繊維と引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけ、得られた中撚り糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表1に示した。
[実施例2]
非鉛系金属線として素線径0.03mmのステンレス素線7本からなり、表1に記載の外径を有する朝日インテック(株)製ステンレス(SUS304)ワイヤーロープ(品番E−15)を、被覆樹脂としてカーボンブラックの最終濃度を0.3重量%とした硫酸相対粘度2.73のナイロン6を用いて表1に記載の特性を有する高比重繊維を得たこと以外は実施例1と同様におこなった。
[実施例3]
非鉛系金属線として素線径0.05mmのステンレス素線3本からなり、表1に記載の外径を有する朝日インテック(株)製ステンレス(SUS304)ワイヤーロープ(品番D−11)を、被覆樹脂としてカーボンブラックの最終濃度を0.3重量%とした硫酸相対粘度2.73のナイロン6を用いて表1に記載の特性を有する高比重繊維を得た。実施例1に記載のマルチフィラメントを3本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸と前記高比重繊維2本とを引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけ得られた中撚糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表1に示した。
[実施例4]
実施例1の方法により、表1に記載の外径を有するステンレス素線を用いて、表1に記載の特性を有する高比重繊維を得た。
実施例1に記載のマルチフィラメントを4本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸と前記高比重繊維1本とを引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけ得られた中撚糸と、実施例1に記載のマルチフィラメントを2本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸2本を引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけた中撚糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表1に示した。
[実施例5]
実施例1の方法により、表1に記載の外径を有するステンレス素線を用いて、表1に記載の特性を有する高比重繊維を得た。
実施例1に記載のマルチフィラメントを2本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸と前記高比重繊維4本とを引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけた中撚糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表2に示した。
[実施例6]
実施例4の方法により得た高比重繊維1本と実施例1記載の方法で得たマルチフィラメント3本を引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸と、実施例1記載の方法で得たマルチフィラメント3本を引き揃えて20T/10cmの下撚りをかけた下撚糸とを引き揃えて40T/10cmの中撚りをかけたて得た中撚糸と、実施例1記載の方法で得たマルチフィラメント3本を引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸と、マルチフィラメント4本を引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸とを40T/10cmで中撚りをかけた中撚糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表1に示した。
[実施例7]
実施例5の方法で得た高比重繊維2本を引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた下撚糸を2本引き揃えて40T/10cmの中撚りをかけたて中撚り糸を得た。得られた中撚糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表2に示した。
[比較例1]
芯成分として硫酸相対粘度2.73のナイロン6に平均粒径3μmのタングステン金属紛(比重19.3)を溶融混練させ、比重3.5としたポリマーを用い、鞘成分ポリマーとして固有粘度1.14のポリエチレンテレフタレートを用いた。これらをエクストルーダー型紡糸装置を使用し、芯成分ポリマーを250℃、鞘成分ポリマーを290℃の温度で溶融し、290℃に加熱した複合紡糸パックによって紡出した。二成分複合紡糸口金装置を用い、口径1.3mmの紡糸孔から鞘芯複合体積比が30:70となるように紡出した。紡出糸を20℃の水浴中で冷却して未延伸糸を得た。この未延伸糸を一旦巻き取ることなく、90℃の温水浴中で2.1倍に第1段延伸し、次いで全延伸倍率が3倍となるように、220℃の加熱ゾ−ンを通過させながら第2段延伸し、さらに230℃の加熱ゾーンを通過させて0.9倍の弛緩熱処理を行うことで製造した直径285μmの芯鞘型モノフィラメントを得た。
実施例1に記載のマルチフィラメントを3本引き揃えて20T/10cmで下撚りをかけた後、前記芯鞘型モノフィラメントとを引き揃えて40T/10cmで中撚りをかけ、得られた中撚り糸を竪型無結節編網機を用いて目合い150mmの無結節網を製造した。かくして得られた無結節網の特性について評価し結果を表2に示した。
Figure 2005211030
Figure 2005211030
比較例1の如き芯部に高比重粒子を用いた高比重モノフィラメントを用いた漁網の耐磨耗性は非常に悪かった。
[実施例8]
高比重繊維製造時に顔料を添加しなかったこと以外は実施例1と同様におこなった。得られた無結節網を水中に浸漬し観察したところ、金属光沢が若干認められたものの、実施例1と同様の物性を有する漁網を得ることができた。
実施例および比較例から明らかなように、本発明の高比重繊維およびそれを用いた漁網は、適切な比重と優れた耐磨耗性を有するものであった。

Claims (10)

  1. 非鉛系金属線よりなる芯成分に、鞘成分として合成樹脂を被覆してなる高比重繊維を含む網糸が、網の少なくとも一部に使用されていることを特徴とする漁網。
  2. 前記網糸が高比重繊維2〜90体積%の割合で合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントと混撚されていることを特徴とする請求項1に記載の漁網。
  3. 前記合成樹脂が少なくとも1種類の着色剤を含有していることを特徴とする請求項1または2に記載の漁網。
  4. 前記非鉛系金属線が1本の金属単線からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の漁網。
  5. 前記非鉛系金属線が2〜5000本の金属単線を組み合わせたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の漁網。
  6. 前記非鉛系金属単線がステンレスであり、かつ前記合成樹脂が熱可塑性樹脂であって、高比重繊維の比重が1.5〜8であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の漁網。
  7. 前記高比重繊維の繊維径が50〜3000μm、かつ高比重繊維断面に占める非鉛系金属線の割合が3〜95体積%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の漁網。
  8. 前記合成樹脂がポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂およびポリオレフィン系樹脂からなる群から選ばれた少なくとも1種類からなり、比重が1.5〜8であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の漁網。
  9. 前記合成マルチフィラメントおよび/または合成モノフィラメントが少なくとも1種類の着色剤を含有したポリアミド系樹脂および/またはポリエステル系樹脂からなることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の漁網。
  10. ひき網、定置網、刺し網、流し網、まき網、敷き網、垣網、投網および生簀網からなる群から選ばれたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の漁網。
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