JP2005210582A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複合機の多機能化に伴って、プログラム容量が増加し、バス構成等が複雑化しても、パフォーマンスを低下させない構成を提供する。
【解決手段】 プリントコントローラに、ブートRAMを備え、プログラム起動時には、前記ブートRAMよりプログラムを起動し、プログラムを蓄積しているハードディスクより蓄積してあるプリンとコントローラ用プログラムをダウンロードする。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、特にそのプログラムダウンロード手段に関し、特にブートRAMを使用し、バスを制御し、効率良くデータ転送する、プログラムダウンロード手段に関するものである。
近年、ネットワーク化が進み、プリンタもローカルプリンタからネットワークの中に組み込まれ、さらに複写機との複合化によって、複写機内部にプリンタコントローラ装置を組み込み、1台で複写機とプリンタ両方に利用できる複合機が市場で発売されている。また、さらにFAX装置の追加などさらに多機能化してきている。
この様な装置の複合化および多機能化に伴って、プログラム容量が増加し、バス構成等が、より複雑化してきている。
この様な、さまざまな装置が組み込まれた複合機の構成は、共通バスを介してデータを転送する構成となっている。これら共通バスは、それぞれの装置が、順次バスを専有し、システムとしてのバランスやパフォーマンスを落とすことのないように工夫されている(特許文献1参照)。
特開平10−254821号公報
これら、構成している個々の装置のプログラムは、通常ROMに格納され、制御を実行している。しかしながら、プログラム容量の増加や、パフォーマンス向上のためにはROMデバイスのアクセススピードに限界があり、パフォーマンスが満足できないという場合があった。
本発明は上記の問題点に着目してなされたものであって、プリントコントローラに、ブートRAMを備え、プログラム起動時には、前記ブートRAMよりプログラムを起動し、プログラムを蓄積しているハードディスクより蓄積してあるプリントコントローラ用プログラムをダウンロードする方法により制御を行うことのできる画像形成装置の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は以下(1)〜(4)の構成を備える。
(1)原稿画像等の読み込みを行うスキャナ手段、公衆回線を経由して、通信データ等を送受信する手段、外部機器等からネットワークを経由して、プリントコードデータ等を送受信する手段、前記データをプリントデータへの展開を実行するプリントコントローラ手段、前記データ等のプリントを実行する手段、前記データを記憶する記憶手段、これらの各手段のデータ制御を行う手段を備えている画像形成装置において、前記プリントコントローラ手段に起動用RAMを備えていることを特徴とする。
(2)前記(1)において、前記データ制御手段がプリントコントローラ手段へデータのダウンロードを実行することを特徴とする。
(3)前記(1)または(2)において、前記起動用RAMがプリントコントローラ手段に内蔵されていることを特徴とする。
(4)前記(1)ないし(3)において、前記起動用RAM内容を変更する手段を備えていることを特徴とする。
本発明の装置は、プリントコントローラにブートRAMをASICに内蔵する構成として備え、そのブートRAMを用いてプログラムのダウンロード実行することにより、従来用いていた、プログラムROMを省略することが可能なため、装置のコストダウンの効果がある。また、本体からブートRAMを書換えできる構成を有していることから、RAM内容の書換えが容易なため、バージョンアップ等に効率的に対応が可能な装置である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
[実施例]
図1は本発明の実施例におけるシステムの全体構成を示す、複写機複合機の概略ブロック図である。同図において、101はページ記述言語で記述されたファイルに基づいて画像メモリにラスタイメージ画像を展開するPDLユニット、102はネットワーク110に接続される、図示はしないホストコンピュータより、各種コマンドやページ記述言語ファイルをやり取りするネットワークI/F、103はTELケーブル114に接続され、公衆回線112より画像をやり取りするFAXユニット、121は各種ユニット等の動作プログラムおよび、バッファデータ等を記憶し、格納しておくためのHD(ハードディスク)ユニット、105はそれぞれのユニットとスキャナ/プリンタ106を接続し制御するマスタ制御ブロックであり、システムバス104にて、それぞれのユニットが接続されている。システムバス104は、CLK113、REQ−P、GNT−P、REQ−N、GNT−N、REQ−F、GNT−Fを含む。
CLK113は、マスタ制御ブロック105内のバスアービター107の制御によって、マスタ制御ブロック105内のクロックジェネレータ109から発生し、PDLユニット101、ネットワークI/F102、FAXユニット103、バスアービター107、スキャナ・プリンタI/F115、HDユニットに供給されている。
REQ−P、REQ−N、REQ−FはそれぞれPDLユニット101、ネットワークI/F102、FAXユニット103から出力され、バス専有リクエストとして、マスタ制御ブロック105内のバスアービター107に入力される。バス専有リクエストを受け取ったバスアービター107は、それぞれのユニットがバスを独占する事がないように、効率よく順次バス専有許可信号、GNT−P、GNT−N、GNT−Fを、それぞれ、PDLユニット101、ネットワークI/F102、FAXユニット103に返している。
106はスキャナ/プリンタユニットであり、ビデオI/F119を介して、マスタ制御ブロック105内のスキャナ・プリンタI/F115に接続され、さらにスキャナ・プリンタI/F115を介して、PDLユニット101、ネットワークI/F102、FAXユニット103に接続され、スキャナ画像や、プリント画像のやり取りをしている。ビデオI/F119内には、スキャナ画像、もしくはプリント画像を転送する信号の他に、後述するがSLEEP信号118、図示はしないが、スキャナ・プリンタI/F115とコマンドをやり取りするコマンド信号も含まれている。
116はCPUであり、マスタ制御ブロック105内の制御をローカルバス117を介して司っている。詳細に図示はしないが、ローカルバス117は、CPU116とバスアービター107、スキャナ・プリンタI/F115、操作部120、クロックジェネレータ109をそれぞれ接続し、プログラムに基づいて制御を行っている。
例えば、スキャナコマンドが発行された場合の動作の概略を説明する。図示はしないが、ネットワーク110に接続されるホストコンピュータより、スキャナコマンドが発行されると、ネットワークI/F102は、コマンドを受け取り、バス専有リクエストREQ−Nをバスアービター107に発行しバス専有を要求する。バスアービター107は前述したように、バスを独占する事がないように、効率よく順次、バス専有許可信号GNT−Nを発行する。ネットワークI/F102は、バス専有許可信号GNT−Nを受け取ることで、バスを確保し、スキャナ・プリンタI/F115にホストコンピュータより受け取ったコマンドを転送する。
スキャナ・プリンタI/F115および、詳細な図示はないがローカルバス117を介して接続されるCPU116によって、受け取ったコマンドを解釈し、さらにCPU116は、ビデオI/F119内のコマンド信号を介して、さらにスキャナ/プリンタユニット106にコマンドを発行し、スキャナの起動をかける。スキャナ/プリンタユニット106は受け取ったコマンドにより、スキャンした画像を、ビデオI/Fを介しスキャナ・プリンタI/F115に転送する、スキャン画像を受け取ったスキャナ・プリンタI/F115は、バス専有リクエストREQ−Mをバスアービター107に出力し、バスアービター107は前述したように、バスを独占する事がないように、効率よく順次、バス専有許可信号GNT−Mを発行することで、スキャナ・プリンタI/Fと、ネットワークI/F102間にバスを開放する事によってネットワークI/F102にスキャナ画像を転送し、さらにネットワーク110よりホストコンピュータにスキャン画像を転送できるようになっている。
実施例では、バスアービター107と、スキャナ・プリンタI/F115は、同一のブロック内にあるため、バス専有リクエストREQ−M、バス専有許可信号GNT−Mは、システムバス104に含まれないが、システムバス104内に含ませてもかまわない。
スキャナ/プリンタ106は操作部120のコピーボタンにより、単独で複写機としての動作も可能である。CPU116、ローカルバス117および、単独で複写機としての動作の詳細な説明は、発明の主旨ではないので省略する。
図2は、バスアービター107の内部ブロック図である。
201はバス監視回路であり、システムバス104の使用状況を監視している。例えば、あるデバイスが、バスを利用していることを検知した場合(バスbusyと称す)は、タイマリセット信号205がイネーブルとなりタイマ203はリセットされる。また、どのデバイスもバスを利用していないことを検知した場合(バスidle称す)には、タイマリセット信号205がディセーブルとなり、タイマ203が動作しはじめる。その後、ある時間が経過、すなわち、どのデバイスもバスを利用していない時間、すなわちバスidleがある程度経過した場合、Hit信号207により、CLKディセーブルをSLEEP回路204に通知し、またさらに、どのデバイスもバスを利用していない時間、バスidleがある程度経過した場合、Hit信号207により、SLEEP回路204に対し、SLEEPが通知される。タイマは詳細な図示はしないが、ローカルバス117に接続されおり、CLKディセーブルのタイミングとSLEEPのタイミングをCPU116よりプログラマブルに設定できるようになっている。
SLEEP回路204は、Hit信号207によりCLKディセーブル通知を受け取ると、信号CLKEN108をディセーブルにして、クロックジェネレータ109に通知する。クロックジェネレータ109は、信号CLKEN108がディセーブルになると、CLK113の供給を止め、論理レベルをHighに保つようになっている。この状態をスタンバイ状態と称する。この様にして、システムバス104のバスidleが続いた場合、クロックをHighの状態で止めて、スタンバイ状態とし、消費電力を抑えるようにしている。さらにシステムバス104のバスidleの状態で時間が経過し、Hit信号207によりSLEEP通知を受け取ると、信号SLEEP118をイネーブルにして、CPU116、またスキャナ/プリンタ106に対し、SLEEPを通知する。SLEEPを通知されたCPU116は、マスタ制御ブロック105内のバスアービター107を除くすべてのブロックに対し、電源をOFFにするための手続き、(シャットダウンプロセスと称す)を実行する。例えば、クロックジェネレータ109に対しては、CLK113の論理レベルをLowにする。また同様にスキャナ/プリンタ106もシャットダウンプロセスを実行し、マスタ制御ブロック105内のバスアービター107およびCPU116を除くすべてのブロックの電源がOFFにされる。またCPUも低消費電力モードに移行する。この状態をスリープ状態と称する。この様にして、システムバス104のバスidleがさらに続いた場合、クロックをLowの状態で止めて、スリープ状態とし、消費電力を抑えるようにしている。
スタンバイ状態、および、スリープ状態の解除は、アービトレーション回路202に対して、システムバス104の専有要求信号REQ−P、REQ−N、REQ−F、およびREQ−Mが発行されると、アービトレーションと同時に解除信号206がSLEEP回路204に送られる。SLEEP回路では、スタンバイ状態の場合には、CLKEN108をイネーブルにし、クロックジェネレータ109から直ちにクロックを供給できる様にする。また、スリープ状態の時には、CLKEN108をイネーブルにし、かつ、SLEEP118をディセーブルにする。CPU116は、SLEEP118のディセーブルを通知されると、スリープモードから通常モードにもどり、各ブロックに電源の供給を開始し、初期化操作を行う。スキャナ/プリンタ106も同様に、SLEEP118のディセーブルの通知から、電源が供給され、初期化が行われる。CPU116はすべての初期化が完了したことを検知すると、クロックジェネレータ109に対して、クロックを供給するようにプログラムを行う(以上スタートアッププログラムと称す)。
図3にFAXユニット103内部を説明するための概略図を示す。304はCPUでありローカルバス302を介しFAXユニット103全体の制御を行っている。FAX回路303は、公衆回線112およびTELケーブル114を介し送受信を制御し、受信したデータから、直接メモリ305にメモリ制御バス306から描画したり、メモリ305に送られ格納されるるスキャン画像を、圧縮し公衆回線112に送信する回路である。メモリ305に格納されるスキャン画像は、スキャナ/プリンタユニット106からスキャナ・プリンタI/F115、およびシステムバス104を経由して、バスI/F308、およびローカルバス302によりメモリ305に送られ格納される。301はハードディスクであり、メモリ305に展開描画された、画像を一時格納するために用いる。309は操作部であり、送信先の電話番号の登録や、スタートボタンによりスタートさせるなど、外部から操作ができるようになっている。308はバスI/Fであり、システムバス104とローカルバス302のインターフェースを行い、またその内部にはDMA制御回路307があり、CPU304を介さず直接メモリ305から、システムバス104にデータを送付したり、受け取ったりできるようになっている。310はCLK検知回路であり、CLK113が供給されているか検知し、また、論理レベルがHighか、Lowか検知できるようになっている。
例えば、FAX文書を受信しスキャナ/プリンタ106にてプリント出力を得ようとした場合の説明を以下に示す。FAX回路303は、公衆回線112およびTELケーブル114を介しデータを受信し、受信したデータから、直接メモリ305にメモリ制御バス306から伸長しながら画像を描画していく。同時に、CPU304は受信を検知し、バスI/F308に対してシステムバス104の専有要求信号REQ−Fを発行させ、CLK検知回路310にてCLK113の検知を行う。例えば、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がSLEEP状態の時は、CLK113について論理レベルでLowを検知し、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がSLEEP状態であること検知する。この時、すでに専有要求信号REQ−Fを発行しているので、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106は前述したスタートアッププログラムが動作中である。スタートアッププログラムは各ブロックの初期化等を行うため、スタートアッププログラムが終了するまでには、時間が掛かり、CLK113が供給されるまで、受信しメモリ305に展開した画像は、転送待ち状態となり、次の画像の受信の障害となってしまう。これを防ぐために、CPU304は、CLK検知回路310にてCLK113について論理レベルでLowを検知すると、メモリ305から受信し展開した画像データを、一時ハードディスク301に待避させ、次の画像の受信の障害を防いでいる。CLK検知回路310にてCLK113の供給を検知すると、CPU304は、バスI/F308内のDMA回路307に対し、転送コマンドを送り、バスアービター107からのバス専有専有許可信号GNT−Fの発行を待つ。バス専有専有許可信号GNT−Fを受け取ると、DMA回路307は、ハードディスク301に一時格納していた受信画像を、ローカルバス302、システムバス113を介して、スキャナ・プリンタI/F115に転送し、そしてスキャナ/プリンタ106にて画像を得るようになっている。この様にCLK113の状態からマスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106のSLEEPを状態を検知し、SLEEP状態のときは、FAX103の内部処理すなわち、受信画像を待避させ、そして次の画像の受信を独立に先に進めるようにして、処理の効率化を図っている。
図4はネットワークI/F102の内部概略説明図である。401はCPUでありローカルバス407を介して、ネットワークI/F102全体の制御を司っている。402はネットワーク回路であり、ネットワーク110のプロトコルを自動制御する回路である。403はメモリであり、図示はしないが、ネットワーク110に接続されるホストコンピュータより、ネットワーク回路402を介して転送されるPDLファイルや画像データを一時格納するメモリである。404はバスI/Fであり、システムバス104とローカルバス407のインターフェースを行い、またその内部にはDMA制御回路405があり、CPU401を介さず直接メモリ403から、システムバス104にデータを送ったり、受け取ったりできるようになっている。406はCLK検知回路であり、CLK113が供給されているか検知し、また、論理レベルがHighか、Lowか検知できるようになっている。
例えば、図示はしないがネットワーク110に接続された外部ホストコンピュータから、プリント出力を得る際には、編集されたドキュメントを、ページ記述言語で記述されたファイルに変換し、ネットワーク110を介して、ネットワークI/F102に転送される。送付されたページ記述言語によって記述された画像ファイルは、ネットワーク回路402により受け取られ、CPU401を介して、一時メモリ403に格納される。ファイルを受け取ると、CPU401は、バスI/F404に対し、システムバス104の専有要求信号REQ−Nを発行させる。同時にCLK検知回路406にてCLK113の検知を行う。この時、例えば、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がスタンバイ状態の時は、CLK113について論理レベルでHighを検知し、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がスタンバイ状態であること検知する。CPU401は、バスI/F404内のDMA回路405に対し、転送コマンドを送り、メモリ403に一時格納していたページ記述言語によって記述された画像ファイルを、システムバス104を介して、PDLユニット101への転送準備をする。この時、すでに専有要求信号REQ−Fを発行しているので、マスタ制御ブロック105内のクロックジェネレータ109より直ちにCLK113の供給が開始されまた、バス専有許可信号GNT−Nをバスアービター107より受け取るとDMA回路405は、転送を開始するようになっている。そして、PDLユニット101にて画像を展開後、スキャナ・プリンタI/F115、およびスキャナ/プリンタ106に転送し、画像を得るようになっている。この様にCLK113の状態からマスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106のスタンバイ状態を検知し、スタンバイ状態のときは、システムバス104を用いたファイル転送を順次進めるようにして、処理の効率化を図っている。
以下に本発明の詳細の説明を行う。
図5は、PDLユニット101の概略構成図である。CPU501はローカルバス502を介し、PDLユニット全体の制御を司るものである。CPU501が実行する制御プログラムは図1のシステムバス104に接続されているHD(ハードディスク)121に格納されており、以下のような方法で獲得を行う。ASIC504にブートRAM512が内蔵されており、前記ブートRAM内にPDLユニットの初期設定プログラムと前出図1のHD(ハードディスク)121に格納されているPDLユニットのプログラムの先頭番地を格納している。本装置の電源の起動によって本体マスタ制御ブロック105はシステムバス104を介して、バスI/F507をアクセスすると、PDLユニットはブートRAM512により起動を行い、初期設定およびDMA転送設定の後、システムバス104に接続されているHD(ハードディスク)121の先頭番地にアクセスし、DMA転送によってHD(ハードディスク)121に格納されているPDLプログラムをRAM505に転送し、格納する。格納後、CPU501の再起動を行い、CPU501によりプログラムを実行する。ブートRAMの内容は不図示のバックアップ回路によりブートプログラム内容を保護してある。また、本体マスタ制御ブロック105はシステムバス104をおよびバスI/F507を介して、PDLユニットのブートRAM512をアクセスし、ブートRAMのプログラムの変更を行う機能を有している。
例えば、マスタ制御ブロック105に備えている不図示の通信I/Fよりバスアービター107およびシステムバス104を介してHD121に書き換え用ートプログラムを格納しておく。ブートRAM512の書換え方法は以下の通りである。マスタ制御ブロック105に備えている操作部120により、ブートRAM512の書換えの選択を行う。その指示により、本体マスタ制御ブロック105はシステムバス104を経由してPDLユニットのブートRAM512をアクセスし、HD121に書き換え用ートプログラム内容をブートRAM512に書き込むことにより、ブートRAM内容の変更を実行している。
またRAM505は、各種の情報を格納すると共に、CPU501のワークエリアとしても機能する。ASIC504は、ページ記述言語で記述されたファイルに基づいて画像メモリ506にラスタイメージ画像を展開する機能を有している。511はハードディスクユニットであり、画像を一時待避するのに用いられる。507は、バスI/Fであり、システムバス104とローカルバス502のインターフェースを行い、またその内部にはDMA制御回路509があり、CPU501を介さず直接メモリRAM505、および画像メモリ506、もしくはハードディスクユニット511から、システムバス104にデータを送ったり、受けたりできるようになっている。508はCLK検知回路であり、CLK113が供給されているか検知し、また、論理レベルがHighか、Lowか検知できるようになっている。
ネットワークユニット102によって受け取られたページ記述言語によって記述された画像ファイルは、前述したように、システムバス104、バスI/F507を経由して転送され、RAM505に一時格納される。CPU501は、RAM505に一時格納されているページ記述言語データを参照し、ASIC504が利用できる中間言語に変換し、再びRAM505に順次格納していく。
CPU501は、中間言語への変換処理が終了するとASIC504に対して画像展開開始コマンドを送り、ASIC504はRAM505に格納されている中間言語を参照しながら高速に画像メモリ506へラスタイメージ画像の展開を行う。CPU501は、ASIC504からの展開終了の割り込み信号INT510を受け取ると、展開画像をスキャナ・プリンタI/F115を経由し、スキャナ/プリンタ106に転送し、プリント出力を得るようになっている。
INT510を受け取ったCPU401は、バスI/F507に対し、システムバス104の専有要求信号REQ−Pを発行させる。同時にCLK検知回路508にてCLK113の検知を行う。この時、例えば、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がスタンバイ状態の時は、CLK113について論理レベルでHighを検知し、マスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106がスタンバイ状態であること検知する。CPU501は、バスI/F507内のDMA回路509に対し、転送コマンドを送り、画像メモリ506に展開済みのラスタイメージ画像を、システムバス104を介して、スキャナ・プリンタI/F115への転送準備をする。この時、すでに専有要求信号REQ−Pを発行しているので、マスタ制御ブロック105内のクロックジェネレータ109より直ちにCLK113の供給が開始されまた、バス専有許可信号GNT−Pをバスアービター107より受け取るとDMA回路509は、スキャナ・プリンタI/F115へ転送を開始するようになっている。そして、スキャナ・プリンタI/F115は受けたラスタイメージ画像をさらに、スキャナ/プリンタ106に転送し、画像を得るようになっている。この様にCLK113の状態からマスタ制御ブロック105及び、スキャナ/プリンタ106のスタンバイ状態を検知し、スタンバイ状態のときは、システムバス104を用いたファイル転送を進めるようにしている。一方、スリープ状態を検知した場合は、展開したラスタイメージ画像を一時ハードディスク511に格納し、2ページ目のラスタイメージの展開を進め、スリープ状態が解除され次第、ハードディスク511に格納したラスタイメージを転送するようになっている。このようにして、処理の効率化を行っている。
本発明に係る実施形態における画像形成装置の構成を示す概略構成図である。 本発明に係る実施形態における画像形成装置のバスアービタユニット部を示す概略構成図である。 本発明に係る実施形態における画像形成装置のFAXユニット部を示す概略構成図である。 本発明に係る実施形態における画像形成装置のネットワークI/Fユニット部を示す概略構成図である。 本発明に係る実施形態における画像形成装置のPDLユニット部を示す概略構成図である。
符号の説明
101 PDLユニット
102 ネットワークI/F
103 FAXユニット
104 システムバス
105 マスタ制御ブロック
106 スキャナ/プリンタユニット
107 バスアービター
109 クロックジェネレータ
110 ネットワーク
112 公衆回線
113 CLK
114 TELケーブル
115 スキャナ・プリンタI/F
116 CPU
117 ローカルバス
118 SLEEP信号
119 ビデオI/F
120 操作部
121 HD(ハードディスク)ユニット
201 バス監視回路
202 アービトレーション回路
203 タイマ
204 SLEEP回路
205 タイマリセット信号
206 解除信号
207 Hit信号
301 ハードディスク
302 ローカルバス
303 FAX回路
304 CPU
305 メモリ
306 メモリ制御バス
307 DMA制御回路
308 バスI/F
309 操作部
310 CLK検知回路
401 CPU
402 ネットワーク回路
403 メモリ
404 バスI/F
405 DMA制御回路
406 CLK検知回路
407 ローカルバス
501 CPU
502 ローカルバス
504 ASIC
505 RAM
506 画像メモリ
507 バスI/F
508 CLK検知回路
509 DMA制御回路
510 INT
511 ハードディスクユニット

Claims (4)

  1. 原稿画像等の読み込みを行うスキャナ手段、公衆回線を経由して、通信データ等を送受信する手段、外部機器等からネットワークを経由して、プリントコードデータ等を送受信する手段、前記データをプリントデータへの展開を実行するプリントコントローラ手段、前記データ等のプリントを実行する手段、前記データを記憶する記憶手段、これらの各手段のデータ制御を行う手段を備えている画像形成装置において、前記プリントコントローラ手段に起動用RAMを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記データ制御手段がプリントコントローラ手段へデータのダウンロードを実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記起動用RAMがプリントコントローラ手段に内蔵されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記起動用RAM内容を変更する手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の画像形成装置。
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