JP2005208726A - 通信支援方法、システムおよびプログラム - Google Patents

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憲亨 林
Takeya Mukaikakiuchi
岳弥 向垣内
Katsuya Arai
克也 新井
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Abstract

【課題】送信端末から受信端末への通信を受信端末で確認し該通信に対する返信が得られるように支援する通信支援方法、システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】送信端末であるクライアント1においては、メールを作成すると、このメールの返信希望時刻をコンテキスト利用部11でメールに付与し、送信端末からコンテキスト利用部11を介してネットワーク3に送信する。ネットワーク3ではメール監視サーバ5のコンテキスト収集部51がメールの返信希望時刻などのコンテキストを収集し、コンテキスト蓄積部53に蓄積する。コンテキスト蓄積部53は、このメールを受信端末側のコンテキスト利用部11に送信する。コンテキスト作成部57は受信端末側から返信メールがない場合には、受信端末に督促情報を通知し、返信メールを督促する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援する通信支援方法、システムおよびプログラムに関する。
電子メールの普及に伴い、送信端末から受信端末に情報を伝達する通信手段は、従来の電話のみに比較して大幅に改良された。特に、電子メールは肉声を用いて受信者と直接通話を行わなくとも情報を伝達することができるし、また今直ぐに会話して通知する必要がないような内容の通信も気軽にできるという点において電話による通信よりも便利である。
例えば、相手が会議中または接客中や忙しい勤務中または自宅で風呂に入っている時であるかも知れず、直接通話しにくいような場合であっても、手軽にメールで通信内容のみを送信しておくことができ、便利である。そして、メールを受け取った相手は会議や接客が終わったり、忙しい勤務が一段落した後の時間的に余裕のある任意の時に、メールを閲覧して通信内容を確認することができ、会議や接客、勤務中に送信されてきた通信内容でも会議や接客、勤務に影響を与えることなく知ることができる。
特開平10−336319号公報
上述したように、電子メールは、相手が例えば会議中または接客中や忙しい勤務中または自宅で風呂に入っている時であるかも知れないような状態であっても、相手に迷惑をかけることなく、通信内容を通知することができ、便利であるが、相手から何らかの反応または返信がない場合には、相手がメールを受信して通信内容を確認したのか否かを知ることができないため、メールは相手に届いていないのかも知れないし、または届いていたとしても、例えば余りに多くのメールが来ているかまたは忙しいために、相手はメールを閲覧していないかも知れないという不安がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、送信端末から受信端末への通信を受信端末で確認し該通信に対する返信が得られるように支援する通信支援方法、システムおよびプログラムを提供することにある。
請求項1記載の本発明の通信支援方法は、送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援する通信支援方法であって、送信端末から受信端末への通信を監視する監視ステップと、この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定ステップと、この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認ステップと、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知ステップとを有することを要旨とする。
請求項2記載の本発明の通信支援方法にあっては、前記監視ステップは、送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集ステップと、この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積ステップとを有し、前記通知ステップは、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積ステップで蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成ステップを有することを要旨とする。
請求項3記載の本発明の通信支援方法にあっては、前記通知ステップは、受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集ステップと、この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知ステップとを有することを要旨とする。
請求項4記載の本発明の通信支援方法にあっては、前記通知ステップは、前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知ステップを有することを要旨とする。
請求項5記載の本発明の通信支援方法にあっては、前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを要旨とする。
請求項6記載の本発明の通信支援システムは、送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援する通信支援システムであって、送信端末から受信端末への通信を監視する監視手段と、この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定手段と、この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認手段と、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知手段とを有することを要旨とする。
請求項7記載の本発明の通信支援システムにあっては、前記監視手段は、送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集手段と、この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積手段とを有し、前記通知手段は、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積手段に蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成手段を有することを要旨とする。
請求項8記載の本発明の通信支援システムにあっては、前記通知手段は、受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集手段と、この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知手段とを有することを要旨とする。
請求項9記載の本発明の通信支援システムにあっては、前記通知手段は、前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知手段を有することを要旨とする。
請求項10記載の本発明の通信支援システムにあっては、前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを要旨とする。
請求項11記載の本発明の通信支援プログラムは、送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援するためのコンピュータが実行可能な通信支援プログラムであって、前記コンピュータを送信端末から受信端末への通信を監視する監視手段と、この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定手段と、この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認手段と、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知手段として機能させることを要旨とする。
請求項12記載の本発明の通信支援プログラムにあっては、前記監視手段は、前記コンピュータを送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集手段と、この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積手段として機能させ、前記通知手段は、前記コンピュータを前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積手段に蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成手段として機能させることを要旨とする。
請求項13記載の本発明の通信支援プログラムにあっては、前記通知手段は、前記コンピュータを受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集手段と、この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知手段として機能させることを要旨とする。
請求項14記載の本発明の通信支援プログラムにあっては、前記通知手段は、前記コンピュータを前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知手段として機能させることを要旨とする。
請求項15記載の本発明の通信支援プログラムにあっては、前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを要旨とする。
本発明によれば、送信端末から受信端末への通信を監視し、この通信が受信端末に着信したか否かを判定し、この通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認し、返信が行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知するので、受信端末において受信したが受信者が見落とすなどにより通信への返信を忘れることが防止され、各通信に対する返信を確実に行うことができ、各通信の成立を促進することができる。
本発明によれば、通信に付与される返信希望時刻および送信時刻をコンテキストとして蓄積し、通信に対する返信が行なわれていない時には、その通信に対する返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて督促情報を作成して受信端末に通知するので、送信端末側が希望した返信希望時刻に間に合う時刻までの返信をすることができ、送信端末をいらだたせることもなく、通信の円滑化を促進することができる。
本発明によれば、受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集し、この通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知するので、送信端末は直ぐに返信が来ない場合でも、督促時間や回数から督促していることを知り、いらだつこともなく、落ち着いて返信を待つことができる。
本発明によれば、返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知するので、受信端末は返信希望時刻までの残り時間を見ながら落ち着いて返信情報を作成送信することができる。
本発明によれば、通信は蓄積型の電子メールであって、場合によってはメールを見たのかどうか不明であったり、返信が来ないことが多々あるので、このように蓄積型のメールに対する返信管理を行なうことは極めて重要である。
本発明によれば、通信支援方法を通信支援プログラムとして例えば記録媒体などに記録してコンピュータに実行させるので、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる通信支援方法を実施する通信支援システムの構成を示すブロック図である。同図に示す通信支援システムは、送信端末から受信端末への通信を監視し、この通信が確実に受信端末で確認されるように通信の成立を支援するものであり、送信端末および受信端末となりうるクライアント1を有する。通信の成立とは、送信端末側からのメールが受信端末側に着信しただけでなく、受信端末側がメールを閲読して内容を確認または理解し、送信端末側に対して何らかの反応を返すまでの処理と本実施形態では定義する。なお、本実施形態の通信支援システムは、通信の一例として電子メールに適用するものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
クライアント1は、送信端末側と受信端末側のクライアント側でしか取得できないコンテキスト、例えば電子メールに対する受信端末側からの返信希望時刻、送信端末側からの送信時刻、受信端末側から電子メールが到着したメール到着時刻などのような送信端末側でのコンテキスト、また受信端末側からのメールの返信時刻、後述するように受信端末側に送信した督促情報の通知時刻や督促情報の通知回数などのような受信端末側でのコンテキストを取得するコンテキスト利用部11を有する。
更に、コンテキスト利用部11は、送信端末側においては前記返信希望時刻をメールの文章中に埋め込んだり、メールのサブジェクトに埋め込んだり、メールアドレスに記入するなどにより返信希望時刻を登録する。また、コンテキスト利用部11は、受信端末側においては督促情報を受信すると専用のメーラーにより督促情報をクライアント1に表示したり、未返信メールがあることを示すフラッシングを行なったり、または返信メールを出すまで他のメールを送信できないようにするなどにより受信端末側に返信メールの督促を促したり、更にはメールの返信希望時刻を表示したり、メールの返信希望時刻までの残り時間を表示し、これにより受信端末側に返信電子メールの督促を行なう。
クライアント1のコンテキスト利用部11は、ネットワーク3を介してメール監視サーバ5に接続されている。このメール監視サーバ5は、クライアント1となる送信端末側から受信端末側への通信である電子メールを監視するとともに、この電子メールに対する送信端末側および受信端末側のコンテキストを収集し、この収集したコンテキストも利用して前記電子メールが受信端末側に着信したか否かを判定し、この電子メールに対する返信が受信端末側から送信端末側に行なわれたか否かを確認し、返信が送信端末に行なわれていないとき、必要によりコンテキストに基づいて受信端末に対して督促情報を通知するものである。
メール監視サーバ5は、具体的にはクライアント1からなる送信端末側から受信端末側へのメールの送信端末側および受信端末側のコンテキスト、具体的にはメールの送信状況や返信状況をチェックするためのメール送信時刻、返信希望時刻、メール返信時刻、関連付け情報などのコンテキストをコンテキスト利用部11を介するなどして収集するコンテキスト収集部51、この収集したコンテキストを蓄積するデータベース55を有するコンテキスト蓄積部53、およびコンテキスト蓄積部53に蓄積された返信希望時刻や未返信メールの有無、関連付け情報などに基づき受信端末側に返信メールを出させるべく受信端末側に送信するためのコンテキストの作成、具体的には督促メール、督促情報、専用メーラーに督促情報を通知するための情報などのような受信端末側へのコンテキストであるメール返信用の督促情報などを作成しコンテキスト利用部11を介してクライアント1の受信端末側に通知するコンテキスト作成部57から構成されている。
メール監視サーバ5を構成するコンテキスト収集部51、コンテキスト蓄積部53およびコンテキスト作成部57は、コンテキスト利用部11とともに送信端末から受信端末への通信を監視する監視手段と、この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定手段と、この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認手段と、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知手段とを構成し、監視手段は、送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集手段と、この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積手段とを構成し、通知手段は、前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積手段に蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に鑑みて前記督促情報を作成して通知するコンテキスト作成手段を有する。通知手段は、受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集手段と、この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知手段と、前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知手段とを構成している。
また、図1に示すメール監視サーバ5およびコンテキスト利用部11は、図2に示すように、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ、POP(Post Office Protocol)サーバおよびクライアント1の送信側および受信側に関連して設けられている。すなわち、コンテキスト利用部11は、クライアント1の送信側1aに設けられるコンテキスト利用部11a、受信側1bに設けられるコンテキスト利用部11bから構成され、コンテキスト収集部51は、送信側SMTPサーバ61aを有するコンテキスト収集部51a、送信側POPサーバ61bを有するコンテキスト収集部51b、受信側POPサーバ61aを有するコンテキスト収集部51c、受信側SMTPサーバ61dを有するコンテキスト収集部51dから構成され、これらのSMTPサーバやPOPサーバにコンテキスト収集機能を持たせている。
次に、図3〜図6に示すシーケンス図を参照して、本実施形態の通信支援システムの作用について説明する。
まず、図3を参照して、メール送信処理について説明する。メールの送信端末であるクライアント1においては、メールを作成すると、このメールの返信希望時刻をコンテキスト利用部11を介してメールに付与などして登録し、このメール返信希望時刻を付与したメールを送信端末からコンテキスト利用部11を介してネットワーク3に送信すると(ステップS101)、ネットワーク3に設けられたメール監視サーバ5のコンテキスト収集部51がクライアント1からのメールの返信希望時刻などのコンテキストを収集し、メールとの関連付けを行ない、コンテキスト蓄積部53に蓄積する(ステップS103)。コンテキスト蓄積部53は、クライアント1からのメールと返信希望時刻との関連付けを行なうと、このメールを受信端末側のコンテキスト利用部11に送信する(ステップS105)。
なお、クライアント1のメールへの返信希望時刻の登録は、上述したように、メール中に埋め込んだり、専用メーラーの返信希望時刻入力欄(入力ウィンドウなど)に行なったり、またはメールのアドレスに例えば0311251700noriyuki@aaa.co.jpのようにメールアドレスの先頭に返信希望時刻を埋め込む。なお、この0311251700は、2003年11月25日17:00なる返信希望時刻を意味する。
次に、図4に示すシーケンス図を参照して、返信メールチェック処理について説明する。
コンテキスト作成部57は、受信端末側のクライアント1から返信されていないメールがあるか否かをコンテキスト蓄積部53に問い合わせる(ステップS201)。コンテキスト蓄積部53は、コンテキスト作成部57からの問い合わせに応答して返信されていないメールがあるか否かをコンテキスト蓄積部53に登録されている送信メール情報や返信希望時刻情報などに基づいて判定したり、またはコンテキスト蓄積部53から送信メールの返信希望時刻を読み出し、この返信希望時刻に基づき返信希望時刻が近づいているメールがあるか否かまたは返信希望時刻が過ぎているメールがあるか否かを判定し、その結果をコンテキスト作成部57に通知する(ステップS203)。
コンテキスト作成部57は、コンテキスト蓄積部53からの通知に従って返信メールがある場合や返信希望時刻が近づいている返信メールがある場合には、更には返信希望時刻を過ぎている返信メールがある場合には、当該メールに対する督促情報を督促メールとして受信端末側のクライアント1のコンテキスト利用部11に通知する(ステップS205)。なお、このように受信端末側に督促情報が通知された場合には、その督促情報の通知時刻や通知回数がコンテキスト作成部57において計数され、コンテキスト蓄積部53に蓄積される。
受信端末側のクライアント1のコンテキスト利用部11においては、コンテキスト作成部57から督促情報を受信すると、この督促情報は受信端末側のコンテキスト利用部11に設けられているメーラーが通常のメーラーである場合には、督促メールとして受信端末に送信され、また受信端末側のコンテキスト利用部11に設けられているメーラーが専用のメーラーである場合には、督促メールとして受信端末に送信することもできるし、督促情報として送信し、当該メーラーが受信端末に対して例えばフラッシングで警告したり、または返信メールを送信しないまでは他のメールの送受信を不可能にすることも可能である。
次に、図5に示すシーケンス図を参照してメール返信処理について説明する。
受信端末側のクライアント1は、メールを受信すると、返信メールを作成し、コンテキスト利用部11からネットワーク3に送信する(ステップS301)。この返信メールは、ネットワーク3に設けられたメール監視サーバ5のコンテキスト収集部51により該返信メールの返信時刻などのコンテキストが収集されてコンテキスト蓄積部53に通知される(ステップS303)。コンテキスト蓄積部53は、この返信メッセージの返信時刻などのコンテキストとして返信メールに関連付けて蓄積するとともに、この返信メールを受信端末側のコンテキスト利用部11を介して受信端末であるクライアント1に送信する(ステップS305)。
次に、図6に示すシーケンス図を参照して、送信側への督促状況通知処理について説明する。
コンテキスト作成部57は、図4で説明したように、督促情報を受信端末側のクライアント1に送信するとともに(ステップS401)、督促情報の通知時刻および通知回数をコンテキスト蓄積部53に通知して蓄積させる(ステップS403)。コンテキスト蓄積部53は、コンテキスト作成部57から通知された督促情報の通知時刻および通知回数を蓄積完了すると、この蓄積完了をコンテキスト作成部57に通知する(ステップS405)。コンテキスト作成部57は、この蓄積完了通知を受け取ると、受信端末側に督促情報を通知したことをネットワーク3を介して受信端末側のクライアント1に通知する(ステップS407)。受信端末側のクライアント1は、この督促情報の通知により受信端末側に対して送信メールに対する返信の督促が行われていることを知り、受信端末側から返信メールが間もなく来るであろうことを知ることができる。
なお、上記実施形態の通信支援方法の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロードしたり、または記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータシステムに作動させることにより、通信支援方法を実施する通信支援システムとして機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
本発明の一実施形態に係わる通信支援方法を実施する通信支援システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態の通信支援システムを構成する各部に設けられている機能部を具体的に示す説明図である。 図1に示す実施形態の通信支援システムにおけるメール送信処理を示すシーケンス図である。 図1に示す実施形態の通信支援システムにおける返信メールチェック処理を示すシーケンス図である。 図1に示す実施形態の通信支援システムにおけるメール返信処理を示すシーケンス図である。 図1に示す実施形態の通信支援システムにおける督促状況通知処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 クライアント
3 ネットワーク
5 メール監視サーバ
11 コンテキスト利用部
51 コンテキスト収集部
53 コンテキスト蓄積部
55 データベース
57 コンテキスト作成部

Claims (15)

  1. 送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援する通信支援方法であって、
    送信端末から受信端末への通信を監視する監視ステップと、
    この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定ステップと、
    この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認ステップと、
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知ステップと
    を有することを特徴とする通信支援方法。
  2. 前記監視ステップは、
    送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集ステップと、
    この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積ステップとを有し、
    前記通知ステップは、
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積ステップで蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成ステップを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信支援方法。
  3. 前記通知ステップは、
    受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集ステップと、
    この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知ステップとを有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の通信支援方法。
  4. 前記通知ステップは、前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知ステップを有することを特徴とする請求項2記載の通信支援方法。
  5. 前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信支援方法。
  6. 送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援する通信支援システムであって、
    送信端末から受信端末への通信を監視する監視手段と、
    この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定手段と、
    この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認手段と、
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする通信支援システム。
  7. 前記監視手段は、
    送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集手段と、
    この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積手段とを有し、
    前記通知手段は、
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積手段に蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成手段を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の通信支援システム。
  8. 前記通知手段は、
    受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集手段と、
    この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知手段とを有する
    ことを特徴とする請求項6または7記載の通信支援システム。
  9. 前記通知手段は、前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知手段を有することを特徴とする請求項7記載の通信支援システム。
  10. 前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の通信支援システム。
  11. 送信端末から受信端末への通信を監視し、該通信の成立を支援するためのコンピュータが実行可能な通信支援プログラムであって、
    前記コンピュータを
    送信端末から受信端末への通信を監視する監視手段と、
    この監視した通信が受信端末に着信したか否かを判定する判定手段と、
    この受信端末に着信した通信に対する返信が送信端末に対して行われたか否かを確認する確認手段と、
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、受信端末に対して督促情報を通知する通知手段
    として機能させることを特徴とする通信支援プログラム。
  12. 前記監視手段は、前記コンピュータを
    送信端末から受信端末への通信に付与される返信希望時刻および該通信の送信時刻をコンテキストとして収集する送信側コンテキスト収集手段と、
    この収集した返信希望時刻および通信の送信時刻をコンテキストとして蓄積するコンテキスト蓄積手段として機能させ、
    前記通知手段は、前記コンピュータを
    前記返信が送信端末に行なわれていないとき、前記コンテキスト蓄積手段に蓄積した返信希望時刻および送信時刻を取得し、この返信希望時刻および送信時刻に基づいて前記督促情報を作成して受信端末に通知するコンテキスト作成手段として機能させる
    ことを特徴とする請求項11記載の通信支援プログラム。
  13. 前記通知手段は、前記コンピュータを
    受信端末に対して督促情報を通知した通知時刻および通知回数をコンテキストとして収集する受信側コンテキスト収集手段と、
    この収集した通知時刻および通知回数を含む督促情報を送信端末に通知する督促結果通知手段として機能させる
    ことを特徴とする請求項11または12記載の通信支援プログラム。
  14. 前記通知手段は、前記コンピュータを前記返信希望時刻までの残り時間を受信端末に通知する残り時間通知手段として機能させることを特徴とする請求項12記載の通信支援プログラム。
  15. 前記送信端末から受信端末への通信は、電子メールであることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の通信支援プログラム。
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