JP2005207629A - 掘ごたつ用ヒータの収容構造。 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒータ面が露出せず安全性が向上する掘ごたつ用ヒータの収容構造を提供することを目的とする。
【解決手段】不織布60aが、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面(下面)を全域を覆うとともに、均熱板60bの他方の面の一部領域T1まで外周端部Tを含んで覆われる。T1は25mm幅で均熱板60bの外周端部Tを全域覆っている。
【選択図】図3−1
Description
本発明は、掘ごたつ用ヒータの収容構造に関する。
上方に開口した箱型の掘ごたつ本体の底面及びこの底面の外周端から立ち上がる内側面に面状ヒータを沿設した掘ごたつが「特許文献1」に開示されている。この掘ごたつでは、カーペット状の面状ヒータを、底面、内側面に設けることにより、掘ごたつ本体の内部スペースが内側面全面から均等に効果的に暖められるようになっている。
ところが、市場における商品価値を高めるために、カーペット状の面状ヒータの替わりに面状ヒータを底面、内側面に配置し、その表面を化粧板で覆う掘ごたつが求められている。
「特許文献2」では、ヒータ部の表面に繊維状の処理層を設けた発熱板の構成が開示されている。
特開平8−42852号公報
特開平8−68540号公報
ところが、従来の、座卓の天面ヒータに放熱性や均熱性を持たせるために発熱板(金属)が用いられる構造では、ヒータからの熱を防止するために表面が繊維状の植毛で覆われる構成が用いられている。この場合、予め鋼板に植毛処理をした後に所望の形状やサイズに加工されるため、加工端面が摩擦により容易に剥がれて金属が露出するという問題があった。また、使用時に植毛が剥がれてくるという問題があった。
さらに、繊維状の植毛では充分な断熱性が得られないので、ヒータ表面に手足が触れたときに温度が高く感じることがあった。また、植毛処理は特殊用途であるため高価なものであった。
そこで、本発明は、天面ヒータの表面の被覆材の耐摩擦性を向上させることにより表面剥がれが防止できるため商品価値が高まることを目的とする、
また、ヒータ面が露出せず安全性が向上する天面ヒータの収容構造を安価で提供することを目的とする。
また、ヒータ面が露出せず安全性が向上する天面ヒータの収容構造を安価で提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上方が開口し底面とこの底面の外周端から立ち上がる内側面とからなる掘ごたつ本体に前記内側面に沿って側面ヒータを収容するとともに掘ごたつ本体の上部に座卓が設置されてなる掘ごたつであって、前記座卓に断熱性と耐摩擦性を有する被覆材で覆われた天面ヒータが配設されることを特徴としている。これにより、天面ヒータの表面剥がれが防止できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記天面ヒータの表面部及び外周端部が前記被覆材を折り返すことで覆われていることを特徴としている。これにより、天面ヒータの表面剥がれが防止できる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記天面ヒータの被覆材として不織布が用いられていることを特徴としている。これにより、天面ヒータの表面剥がれが防止できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記側面ヒータが、内側面に沿って配設される可撓性の面状ヒータと、この面状ヒータの表面側を覆う化粧板と、前記面状ヒータと前記内側面との間に配設されて面状ヒータと内側面との間を断熱する断熱材とで形成され、前記側面ヒータの端部とその端部が隣接する他の側面ヒータの端部とからなる側面ヒータの角部に角部目隠帯が設置されることを特徴としている。これにより、見栄えが良くなり商品価値が高まる。
請求項1の発明によれば、掘ごたつ本体の上部に座卓が設置されてなる掘ごたつの前記座卓に配設される天面ヒータの収容構造であって、前記天面ヒータが断熱性と耐摩擦性を有する被覆材で覆われることを特徴としている。このため、表面剥がれが防止できるので、掘りごたつの商品価値を向上させることができる。また、ヒータ面が露出せず安全性が向上する。
請求項2の発明は、前記天面ヒータの表面部及び外周端部が前記被覆材で覆われていることを特徴としている。このため、ヒータ面が露出しないので安全性が向上する。
請求項3の発明は、前記天面ヒータの被覆材として不織布が用いられていることを特徴としている。このため、天面ヒータの表面剥がれが防止できるのでヒータ面が露出せず安全であり、かつ、安価である。
請求項4の発明は、前記側面ヒータが、内側面に沿って配設される可撓性の面状ヒータと、この面状ヒータの表面側を覆う化粧板と、前記面状ヒータと前記内側面との間に配設されて面状ヒータと内側面との間を断熱する断熱材とで形成され、前記側面ヒータの端部とその端部が隣接する他の側面ヒータの端部とからなる側面ヒータの角部に角部目隠帯が設置されることを特徴としている。これにより、掘りごたつ全体の見栄えが良くなり商品価値が向上する。
<掘ごたつ用ヒータの収容構造の構成>
以下に、本発明の実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
以下に、本発明の実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
まず、本実施形態の掘ごたつ1は、図1に示すように、掘ごたつ本体2と掘ごたつ本体2の上部に設けられるやぐら部分としての座卓6とで構成される。
掘ごたつ本体2は、上方が開口し底面3とこの底面3の外周端3aから立ち上がる内側面7(7a、7b、7c、7d)とからなり、前記内側面7に沿って側面ヒータ5が収容されている。掘りごたつ本体2の開口部8の縁部には、矩形状の框27が床面9と面一となるように設けられており、この框27の四隅の上に4本の脚体28とこれらの脚体28上に天面フレーム29が架設固定されて座卓6が形成される。
掘ごたつ本体2の上部の前記座卓6の天面フレーム29に天面ヒータ60が配設され、この天面ヒータ60が断熱性と耐摩擦性を持つ被覆材としての不織布60aで覆われている。
このように、堀ごたつ1は、堀ごたつ本体2に側面ヒータ5(4面)と底面ヒータ4が配置され、座卓6に天面ヒータ60が配置されるので、堀ごたつ1内の内部空間を合計6面で暖房している。なお、場合によれば、堀ごたつ1の熱効率を上げるために、座卓6を図示しない布団で覆って、堀ごたつ1内の熱ができるだけ外部に逃げないようにすることもできる。そのとき、布団の上に図示しない化粧テーブルが置かれることもある。
「天面ヒータ60の説明」
図2に示すように、天面ヒータ60は、天面ヒータ本体60dと、断熱板60eと化粧合板60fとで構成される。そして、不織布60aと均熱板60bとコードヒータ60cからなる天面ヒータ本体60dが座卓6の天面フレーム29の下部に、断熱板60eと化粧合板60fが天面フレーム29の上部にそれぞれビス止めされる。
図2に示すように、天面ヒータ60は、天面ヒータ本体60dと、断熱板60eと化粧合板60fとで構成される。そして、不織布60aと均熱板60bとコードヒータ60cからなる天面ヒータ本体60dが座卓6の天面フレーム29の下部に、断熱板60eと化粧合板60fが天面フレーム29の上部にそれぞれビス止めされる。
ここで、天面ヒータ本体60d、断熱板60e、化粧合板60fのそれぞれの平面形状は、略矩形で4角が切欠かれた形状である。4角の切欠は、脚体28を立設或いは取外すための操作用空間部Sである。なお、天面フレーム29上の断熱板60e及び化粧合板60fにも操作用空間部Sが4角に設けられるのは、脚体28の取り扱い操作が上面からも容易にできるためである。
図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)を用いて、天面ヒータ本体60dの構造を説明する。
図3(a)に示すように、均熱板60bの大きさは、M1xM2=720mmx1013mm、厚さ0.4mmの亜鉛メッキ鋼板で、操作用空間部SはM3xM4=143x143mmである。均熱板60bには外周端部T近傍と均熱板60bの内側域に合計30個の取り付け穴P(0.8mm直径)が配設されている。このような構造の均熱板60bの上面にコードヒータ60cが図示しない方法で組み込まれている。コードヒータ60cは、例えばアルミ箔コードヒータが用いられる。なお、取り付け穴Pはコードヒータ60cに干渉しない位置で、天面フレーム29に当接する位置が選ばれる。
図3(b)に示すように、不織布60aが、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面(下面)を全域を覆うとともに、均熱板60bの他方の面の一部領域T1まで外周端部Tを含んで覆われる。ここで、T1は25mm幅で均熱板60bの外周端部Tを全域覆っているが、操作用空間部Sの内角の外周端部S2のみは、1枚の不織布60aでは幾何学的にT=25mmで覆うことができず、また、外周端部S2における均熱板60bの板厚方向に僅かであるが微細隙間が生じるが、機能的に問題でない。
不織布60aは、様々な構成のものがあり、例えば、ポリエステル(目付180g/m2、厚さ1mm)で片面アクリル系粘着加工されたものが用いられるので容易に均熱板60bに粘着できる。この構成の不織布60aは、耐熱性と耐磨耗性を兼ね添えており、色はチャコールグレー等好みの色を選ぶことができる。
図3(c)に示すように、均熱板60bの操作用空間部Sの両端部S1には面取S3がされているので、脚体28の取り扱い操作時に怪我をすることがなく安全に操作できる。また、図3(d)に示すように、均熱板60bの面取S3が成されたところは不織布60aが突き合わさるように覆って面取S3部に隙間が生じないように取付けられる。なお、取り付け穴Pは不織布60aにも加工されるのが好ましいが、仮に取り付け穴Pが不織布60aに加工されてなくても、ビスは容易に不織布60aを貫通することができる。
図3(e)には、図3(b)で説明したように、不織布60aが、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面(下面)を全域を覆うとともに、均熱板60bの他方の表面の一部領域T1まで外周端部Tを覆う構成の詳細が示されている。
「側面ヒータと底面ヒータの説明」
図4に示すように、掘ごたつ本体2は、矩形状の底面3と、この底面3の外周端3aから立ち上がる4つの内側面7a、7b、7c、7dが合板等の板材からなる箱型形状に形成され、上部が上方に向けて開口した開口部8となっている。掘ごたつ本体2の開口部8の縁部外周部分8aが床面9にアングル部材10によって固定されている。このアングル部材10は、断面L字状で開口部8を囲むように4周に亘り設けられ、床面9と面一になるように床面9に取付けられている。
図4に示すように、掘ごたつ本体2は、矩形状の底面3と、この底面3の外周端3aから立ち上がる4つの内側面7a、7b、7c、7dが合板等の板材からなる箱型形状に形成され、上部が上方に向けて開口した開口部8となっている。掘ごたつ本体2の開口部8の縁部外周部分8aが床面9にアングル部材10によって固定されている。このアングル部材10は、断面L字状で開口部8を囲むように4周に亘り設けられ、床面9と面一になるように床面9に取付けられている。
掘ごたつ本体2の内側面7(7a、7b、7c、7d)には側面ヒータ5が配設されており、この側面ヒータ5は、可撓性の面状ヒータ21と、この面状ヒータ21の表面側を覆う化粧板22と、面状ヒータ21と内側面7a、7b、7c、7dとの間に配設されて面状ヒータ21と内側面7a、7b、7c、7dとの間を断熱する断熱材23とで構成されている。そして、化粧板22の上下端部は補強材24で補強されている。
なお、側面ヒータ5を掘ごたつ本体2に収容した状態で断熱材23が面状ヒータ21を化粧板22側へ押圧するようになっている。そして、前記側面ヒータ5の端部5aとその端部5aが隣接する他の側面ヒータ5の端部5aとからなる側面ヒータ5の角部5bには、隣接するそれぞれの前記化粧板22の端部22aに対して角部目隠帯50が設けられている。
なお、側面ヒータ5を掘ごたつ本体2に収容した状態で断熱材23が面状ヒータ21を化粧板22側へ押圧するようになっている。そして、前記側面ヒータ5の端部5aとその端部5aが隣接する他の側面ヒータ5の端部5aとからなる側面ヒータ5の角部5bには、隣接するそれぞれの前記化粧板22の端部22aに対して角部目隠帯50が設けられている。
掘ごたつ本体2の底面3には底面ヒータ4が配設され、矩形状の底面板11と、この底面板11の裏面側に設けられる底面ヒータブロック13とで構成されている。底面板11の裏面側の4周外端部には底面板枠部12が設けられ、底面板11に充分な強度を持たせるとともに、この底面板枠部12で囲まれる内部に底面ヒータブロック13が内蔵されている。底面ヒータブロック13は面状ヒータ14が図示しない均熱用アルミ箔と共にウレタン発泡で一体成型されて形成されている。この底面ヒータブロック13が底面板11の裏面側に内蔵された状態では、絶縁均熱シート紙で底面板11の裏面が覆われている。また、底面板11の表面側には、外周部分全域に凹溝15が設けられている。この凹溝15には、4つの内側面7a、7b、7c、7dに沿って配置された側面ヒータ5の化粧板22の下端部が嵌合される。
図5に示すように、側面ヒータ5は、掘ごたつ本体2の対向する角部25と角部26を挟んで2組配置されている。一方の側面ヒータ5は角部25を挟む第1側壁16と第2側壁17に連続して(なお、化粧板22は角部25で不連続である)L字状に形成され、他方の側面ヒータ5は角部26を挟む第3側壁18と第4側壁19とに連続して(なお、化粧板22は角部26で不連続である)L字状に形成されている。ここで、他方の側面ヒータ5は第4側壁19にコントローラ20が設置される箇所が異なるだけで、それ以外は一方の側面ヒータ5の構成と全く同じである。
図6に示すように、化粧板22の端部22aの近傍には端部22aの補強を兼ねてフレーム43が取付けられており、面状ヒータ21が折り曲げによってダメージを受けないように、折り曲げ半径K及びTが出来るだけ大きくなるように、角部25のスペースを考慮しながら適宜決定されている。角部目隠帯50は、断面がH型形状であり、隣接するそれぞれの前記化粧板22の端部22aに対して、(側面ヒータ5の表面側としての)化粧板22の表面側22bから覆う表面カバー部51と、(側面ヒータ5の裏面側としての)化粧板の裏面側22cから覆う裏面カバー部52とからなり前記表面カバー部51と前記裏面カバー部52が連結部53で連結される。
尚、図6では、角部25に関しての説明をしたが、角部26に関しても同様の構成である。さらに、角部目隠帯50は角部25,26以外の角部に関しても同様に取付けられる。
図7に示すように、面状ヒータ21は、L字状に屈曲された支持面33、34を有し断熱材23に接着される支持体35と、支持面33、34上に配索されたヒータ線36とで形成されている。一方の面状ヒータ21の支持面33は、掘ごたつ本体2の第1側壁16の内側面7aに対応し、支持面34は第2側壁17の内側面7bにそれぞれ対応している。ヒータ線36は、支持面33の上部に配索されて、角部25に対応する支持面33、34の連続部分を通り、支持面34まで配索され、さらに、支持面34で折り返されて、再び角部25に対応する屈曲部分を通って支持面33の下部側まで連続して配索されている。
第3側壁18の内側面7c、第4側壁19の内側面7dに対応する他方の面状ヒータ21も同様に角部26に対応する支持面33、34に連続して形成されている。異なるのは、第3側壁18、第4側壁19に対応する面状ヒータ21には、コントロールパネル38が設置されるので、その部分の構成のみ異なる。このように、掘ごたつの角部25、26においても面状ヒータ21が配置されているので角部25、26における熱効率があがる。さらにまた、2辺の取付け作業が同時にできるので作業工程が軽減できる。
このように、本実施形態の掘ごたつ1では、掘ごたつ本体2内に2つの側面ヒータ5と底面ヒータ4が収容され、それぞれのヒータのヒータ線36、36、37の電線(電源)はコントロールパネル38に取付けられている。主電源は図示しない場所からコントロールパネル38に供給される。
なお、現場での作業工程を容易にするために、面状ヒータ21と断熱材23は予めプレハブ一体化されている。化粧板22は、例えばMDFで形成され、面状ヒータ21はPETを支持体とするフレキシブルな面状発熱体(コード状ヒータをアルミ箔等で面状にした構成も含む)で形成され、断熱材23はPET繊維やポリエステル繊維さらにポリウレタン繊維等で形成される。断熱材23は弾性を有しているので組み付けた状態では、(圧縮)弾性変形し、面状ヒータ21を化粧板22側へ押圧して、面状ヒータ21と化粧板22間は空気層が排除された状態で密着することになる。このため、面状ヒータ21から化粧板22に伝播する熱が遮断されてしまうことがなく熱効率が上がる。
また、面状ヒータ21と断熱材23は、面状ヒータ21の裏面(ヒータの突出側)が断熱材23に接するように例えばウレタン系接着剤等で貼着されている。
<掘ごたつ用天面ヒータの収容構造の作用>
本実施形態によれば、天面ヒータ本体60dは、不織布60aが、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面(下面)を全域を覆うとともに、均熱板60bの他方の表面の外周端部Tから一部領域T1まで覆って構成される。
本実施形態によれば、天面ヒータ本体60dは、不織布60aが、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面(下面)を全域を覆うとともに、均熱板60bの他方の表面の外周端部Tから一部領域T1まで覆って構成される。
これにより、天面ヒータの表面および端部の耐摩擦性を向上させることができるので、使用時にひざが擦れたりしても表面剥がれが生じず、見栄えが良くなり掘りごたつの商品価値を向上させることができる。
また、見栄えを良くする為の特別なカバー部材を必要とせず、安価な不織布60aを使用するので、コストがさがる。
不織布60aは、上述したように、例えば、ポリエステル(目付180g/m2、厚さ1mm、片面アクリル系粘着加工)が用いられる。実験した結果によると、均熱板60bのコードヒータ60cが組み込まれていない面に小指を60秒間接触した後の小指の温度を計測したところ、植毛鋼板では40℃であったが、本実施形態の不織布60aでは36℃であった。これにより、不織布60aによれば手足が触れても高温と感じるおそれがなくなり安全性が向上できる。
さらに、掘ごたつ本体の隣接する化粧板22の端部22aに対して角部目隠帯50を差し込むことで隙間が覆われるので見栄えがよくなり、天面ヒータ60の不織布60aが容易に剥がれず見栄えがよくなるので、堀ごたつ全体の商品価値が向上する。
化粧板22の隙間に挟まれるおそれがなくなるとともに、天面ヒータ60の不織布60aが容易に剥がれないのでヒータ面の露出のおそれがなくなり、堀ごたつ全体の安全性が向上する。化粧板22の隙間がなくなるので、隙間から熱が逃げなくなり熱効率が上がるため堀ごたつ全体の商品価値が向上する。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということはいうまでもない。
1 掘ごたつ
2 掘ごたつ本体
3 底面
3a 外周端
4 底面ヒータ
5 側面ヒータ
5a 端部
5b 角部
6 座卓
7(7a、7b、7c、7d) 内側面
8 開口部
21 面状ヒータ
22 化粧板
22a 端部
22b 表面側
22c 裏面側
23 断熱材
29 天面フレーム
60a 不織布
60b 均熱板
60c コードヒータ
T 外周端部
T1 領域
2 掘ごたつ本体
3 底面
3a 外周端
4 底面ヒータ
5 側面ヒータ
5a 端部
5b 角部
6 座卓
7(7a、7b、7c、7d) 内側面
8 開口部
21 面状ヒータ
22 化粧板
22a 端部
22b 表面側
22c 裏面側
23 断熱材
29 天面フレーム
60a 不織布
60b 均熱板
60c コードヒータ
T 外周端部
T1 領域
Claims (4)
- 上方が開口し底面とこの底面の外周端から立ち上がる内側面とからなる掘ごたつ本体に前記内側面に沿って側面ヒータを収容するとともに掘ごたつ本体の上部に座卓が設置されてなる掘ごたつであって、前記座卓に断熱性と耐摩擦性を有する被覆材で覆われた天面ヒータが配設されることを特徴とする掘ごたつ用ヒータの収容構造。
- 請求項1に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記天面ヒータの表面部及び外周端部が前記被覆材を折り返すことで覆われていることを特徴とする掘ごたつ用ヒータの収容構造。
- 請求項1又は請求項2に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記天面ヒータの被覆材として不織布が用いられていることを特徴とする掘ごたつ用ヒータの収容構造。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の掘ごたつ用ヒータの収容構造であって、前記側面ヒータが、内側面に沿って配設される可撓性の面状ヒータと、この面状ヒータの表面側を覆う化粧板と、前記面状ヒータと前記内側面との間に配設されて面状ヒータと内側面との間を断熱する断熱材とで形成され、前記側面ヒータの端部とその端部が隣接する他の側面ヒータの端部とからなる側面ヒータの角部に角部目隠帯が設置されることを特徴とする掘ごたつ用ヒータの収容構造。
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JP2004012376A JP2005207629A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 掘ごたつ用ヒータの収容構造。 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10916967B2 (en) | 2014-10-23 | 2021-02-09 | Vikram Kumar | Audit method and system and supply method and system for PV power injection and consumption in a power grid system |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10916967B2 (en) | 2014-10-23 | 2021-02-09 | Vikram Kumar | Audit method and system and supply method and system for PV power injection and consumption in a power grid system |
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