JP2005204898A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】顕微鏡部を収納するときに顕微鏡部を確実に保護することができる手術用顕微鏡を提供する。
【解決手段】手術用顕微鏡10は、術部を観察可能な顕微鏡部16と、この顕微鏡部16を3次元的に移動可能に支持する顕微鏡部支持機構14とを備えている。この支持機構14は、術部の観察時に顕微鏡部16を移動させる使用時移動範囲と、顕微鏡部16を収納する収納時に使用時移動範囲とは異なる範囲で移動可能な収納時移動範囲とを有する。この支持機構14には、支持機構14が使用時移動範囲に対して遠位の収納時移動範囲の終端位置にあるときに顕微鏡部16を保護する保護カバー38a,38bが配設されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば外科的手術に用いられる手術用顕微鏡に関する。
例えば特許文献1には、架台部のアームにより顕微鏡部を所望の位置に移動可能で、かつ、顕微鏡部を収納可能な手術用顕微鏡が開示されている。この手術用顕微鏡は、アームを屈曲可能な可動部をアームに備え、顕微鏡部が術部を観察する状態から収納される状態に移行されるとき、アームの可動部によりアームが屈曲される。すなわち、手術用顕微鏡は、可動部によりアームが延ばされて顕微鏡部で観察を行なえる状態と、アームが折り畳まれて顕微鏡部が収納される状態とに変形可能である。このため、手術用顕微鏡の顕微鏡部の収納時には、手術用顕微鏡がコンパクトになる。
実用新案登録第3084123号公報
特許文献1に開示された手術用顕微鏡のアームの可動部は、顕微鏡部で観察を行なえる状態にあるときにはアームが延ばされて動かされない状態で保持される。このため、手術用顕微鏡の可動部の部分が手術用顕微鏡の装置全体に影響を及ぼし、手術用顕微鏡が複雑化されるとともに、手術用顕微鏡の大型化を招いている。
また、手術用顕微鏡の架台部は、高倍率で観察を行なう仕様の顕微鏡部を支持するため、高い剛性が求められている。このため、手術用顕微鏡の収納時にのみ使用される収納用の可動部は、架台部の剛性にも悪影響を及ぼす可能性がある。
また、手術用顕微鏡の顕微鏡部が収納された状態のとき、顕微鏡部は、手術用顕微鏡の下部に配置される。このため、手術用顕微鏡の装置全体を移動する際、顕微鏡部が例えば壁などに衝突し易くなる。
一般的に、手術用顕微鏡の顕微鏡部が収納された状態にあるとき、顕微鏡部は、ダストカバー(保護カバー)が手術用顕微鏡の装置全体あるいは顕微鏡部に被せられることにより保護される。ダストカバーにより、顕微鏡部への埃やゴミなどの付着を防止することができるが、術部を観察可能な状態から収納される状態、あるいはその逆に移行させるときなどに顕微鏡部に与えられる衝撃に対しては、効果が得られない。さらに、ダストカバーの顕微鏡部への装着作業自体が煩わしいものであり、カバーを紛失してしまうおそれもある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、顕微鏡部を収納するときに顕微鏡部を確実に保護することができる手術用顕微鏡を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の手術用顕微鏡は、術部を観察可能な顕微鏡部と、前記顕微鏡部を3次元的に移動可能に支持するとともに、前記顕微鏡部を使用して術部を観察するときに前記顕微鏡部を移動可能な使用時移動範囲と、前記顕微鏡部を収納するときに前記使用時移動範囲とは異なる範囲で前記顕微鏡部を移動可能で、前記使用時移動範囲に連続した収納時移動範囲とを可動な可動部を備えた顕微鏡部支持手段と、前記顕微鏡部支持手段に配設され、前記顕微鏡部支持手段が前記使用時移動範囲に対して遠位側の前記収納時移動範囲の終端位置に配置されたときに前記顕微鏡部を保護する保護カバーとを備えていることを第1の特徴とする。
このような構成を有するので、顕微鏡部を使用するときには、使用時移動範囲に配設され、収納するときには、収納時移動範囲に配設されるとともに保護カバーにより顕微鏡部を確実に保護することができる。
また、好ましくは、前記保護カバーは、前記顕微鏡部支持手段に内蔵されていることを第2の特徴とする。
このような構成を有するので、術者が顕微鏡部を使用するときに保護カバーが邪魔になることが防止される。
また、好ましくは、前記顕微鏡部支持手段は、前記可動部の位置を検出し、前記顕微鏡部が前記使用時移動範囲および前記収納時移動範囲のいずれの位置に配置されているかを検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に基づき、前記顕微鏡部が前記収納時移動範囲に配置されたときに前記保護カバーを進退させて前記顕微鏡部に前記保護カバーを着脱させるカバー駆動手段とを備えていることを第3の特徴とする。
このような構成を有するので、顕微鏡部の収納時には、顕微鏡部の移動を自動的に検知して顕微鏡部を覆うことができる。
この発明によれば、手術用顕微鏡を収納するときに顕微鏡部を確実に保護することができる手術用顕微鏡を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
まず、第1の実施の形態について図1を用いて説明する。ここでは、手術用顕微鏡10の後述する水平動アーム24(第1のリンクアーム35a)が鉛直方向に延び、鉛直動アーム28(第3のリンクアーム35c)が水平方向に延びた図1(A)に示す状態(これを初期状態とする)を用いて手術用顕微鏡10の構成を説明する。
図1(A)に示すように、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10は、ベース12と、顕微鏡部支持機構(顕微鏡部支持手段)14と、顕微鏡部16と、顕微鏡部保護部18とを備えている。
ベース12は、例えば平坦な床に対してストッパー(図示せず)によって回転可能状態/固定状態が切り替えられる複数のキャスター12aと、これらキャスター12a上に装着されたベース本体12bとを備えている。ベース本体12bには、顕微鏡部16を移動可能に支持する顕微鏡部支持機構14が配設されている。この支持機構14は、支柱22と、水平動アーム24と、ジョイント26と、鉛直動アーム28と、先端ジョイント30と、顕微鏡部支持アーム32とを備えている。このうち、水平動アーム24、ジョイント26、鉛直動アーム28、先端ジョイント30および顕微鏡部支持アーム32は、支持機構14の可動部である。水平動アーム24は、顕微鏡部16を略水平方向に移動させるために設けられ、鉛直動アーム28は、顕微鏡部16を略鉛直方向に移動させるために設けられている。
ベース12のベース本体12bと、支柱22の下端部との間には、鉛直方向に延びた第1の回転軸O1が配設されている。このため、支柱22は、第1の回転軸O1回りにベース12に対して相対的に回転可能である。支柱22の上端部には、第1の回転軸O1に直交し、それぞれ水平方向に軸を有する互いに平行な第2および第3の回転軸O2,O3が図1(A)中の左右に並設されている。第2および第3の回転軸O2,O3には、水平動アーム24が配設されている。水平動アーム24は、第1および第2のリンクアーム35a,35bを備えている。第1のリンクアーム35aの一端部は、第2の回転軸O2に連結されている。第2のリンクアーム(鉛直方向リンク)35bの一端部は、第3の回転軸O3に連結されている。
第1および第2のリンクアーム35a,35bの他端部には、第2の回転軸O2に平行で、それぞれ水平方向に軸を有する互いに平行な第4および第5の回転軸O4,O5が図1(A)中の左右に並設されている。これら第4および第5の回転軸O4,O5には、L字型のジョイント26の一端部(図1(A)中の下端部)が配設されている。第2ないし第5の回転軸O2,O3,O4,O5は、平行四辺形の頂点に配置されている。このため、回転軸O2,O3,O4,O5と、第1および第2のリンクアーム35a,35bと、回転軸O2,O3間を接続するアームとしての機能を有する支柱22と、回転軸O4,O5間を接続するアームとしての機能を有するジョイント26とによって平行四辺形リンクが構成されている。なお、図示しないが、第1のリンクアーム35aは、カウンターウェイト(図示せず)によりバランスが取られている。すなわち、顕微鏡部16の重量による第2の回転軸O2回りのモーメントは、カウンターウェイトにより相殺される。
L字型のジョイント26の他端部(図1(A)中の右端部)には、第2の回転軸O2に平行で、それぞれ水平方向に軸を有する互いに平行な第6および第7の回転軸O6,O7が図1(A)中の上下に並設されている。第6および第7の回転軸O6,O7には、鉛直動アーム28が配設されている。鉛直動アーム28は、第3および第4のリンクアーム35c,35dを備えている。第3のリンクアーム35cの一端部は、第6の回転軸に連結されている。第4のリンクアーム(水平方向リンク)35dの一端部は、第7の回転軸O7に連結されている。
第3および第4のリンクアーム35c,35dの他端部には、第2の回転軸O2に平行で、それぞれそれぞれ水平方向に軸を有する互いに平行な第8および第9の回転軸O8,O9が図1(A)中の上下に並設されている。これら第8および第9の回転軸O8,O9には、先端ジョイント30が支持されている。第6ないし第9の回転軸O6,O7,O8,O9は、平行四辺形の頂点に配設されている。このため、回転軸O6,O7,O8,O9と、第3および第4のリンクアーム35c,35dと、回転軸O6,O7間を接続するアームとしての機能を有するジョイント26と、回転軸O8,O9間を接続するアームとしての機能を有する先端ジョイント30とによって平行四辺形リンクが構成されている。なお、図示しないが、第3のリンクアーム35cは、カウンターウェイト(図示せず)によりバランスが取られている。すなわち、顕微鏡部16の重量による第6の回転軸O6回りのモーメントは、カウンターウェイトにより相殺される。
先端ジョイント30は、鉛直方向に軸を有する第10の回転軸O10を備えている。この回転軸O10には、顕微鏡部支持アーム32の一端部(上端部)が軸O10回りに回動可能に配設されている。この顕微鏡部支持アーム32は、例えばU字状やコ字状に形成されている。顕微鏡部支持アーム32は、水平方向に延びた第11の回転軸O11を有する。この回転軸O11を有する顕微鏡部支持アーム32の他端部(下端部)には、顕微鏡部16が第11の回転軸O11回りに回動可能に支持されている。
支柱22の外面には、顕微鏡部保護部18が配設されている。顕微鏡部保護部18は、支柱22に固定され、顕微鏡部支持アーム32の略中央部が挿脱可能な第1の保護カバー38aと、第1の保護カバー38aに蓋をするように第1の保護カバー38aに対して着脱可能な第2の保護カバー38bとを備えている。第1および第2の保護カバー38a,38bは、例えばプラスチック材などの透明な材料で形成されている。第1の保護カバー38aの上端面には、顕微鏡部支持アーム32が着脱される略U字状の切欠部39が形成されている。
顕微鏡部16で術部の観察を行なう観察状態(初期状態)の場合、顕微鏡部16の観察方向は、回転軸O1回りの支柱22の回転、第2の回転軸O2回りの第1のリンクアーム35aの回動、第6の回転軸O6回りの第3のリンクアーム35cの回動、第6の回転軸O6回りの顕微鏡部支持アーム32および第11の回転軸O11回りの顕微鏡部16の回動によって、3次元的に変更される。
ここで、第1のリンクアーム35aは、顕微鏡部16で観察を行なう観察状態で、顕微鏡部16を必要十分に移動させるための角度(使用時移動範囲)θ1と、顕微鏡部16を収納する収納時に移動させるための角度(収納時移動範囲)θ2との2つの回動範囲を備えている。角度θ1から角度θ2への移行時には、挿脱可能な可動範囲固定ピンなどを有するストッパー(図示せず)の挿脱により所望の角度の範囲に適宜に配置される。
ストッパーは、例えば固定ピンと、固定ピンが挿脱可能に貫通されて固定されるように支柱22に形成された貫通穴とを備えている。貫通穴は、例えば支柱22の上端部に第1のリンクアーム35aの回動範囲を角度θ1と角度θ2とに規定するように形成されている。固定ピンは、支柱22の貫通孔に固定され、固定ピンには、第1のリンクアーム35aが当接される。このため、第1のリンクアーム35aが固定ピン間を回動可能に設定することができる。
その他、支柱22の上端部に貫通穴が形成されているとともに、第1のリンクアーム35aに溝状に貫通穴が形成されていても良い。支柱22の貫通穴に固定ピンを着脱可能に固定すると、この固定ピンは、第1のリンクアーム35aの第2の回転軸O2の回りの回動に伴って溝状の貫通穴に沿って所定の範囲内を移動する。
第3のリンクアーム35cは、顕微鏡部16で観察を行なう観察状態で、顕微鏡部16を必要十分に移動させるための角度(使用時移動範囲)θ3と、顕微鏡部16を収納する収納時に移動させるための角度(収納時移動範囲)θ4の回動範囲を備えている。角度θ3から角度θ4への移行時には、挿脱可能な可動範囲固定ピンなどを有するストッパー(図示せず)の挿脱により所望の角度の範囲に配置される。
ストッパーは、例えば固定ピンと、固定ピンが挿脱可能に貫通されて固定されるようにジョイント26に形成された貫通穴とを備えている。貫通穴は、例えばジョイント26の右端部に第3のリンクアーム35cの回動範囲を角度θ3と角度θ4とに規定するように形成されている。固定ピンは、ジョイント26の貫通孔に固定され、固定ピンには、第3のリンクアーム35cが当接される。このため、第3のリンクアーム35cが固定ピン間を回動可能に設定することができる。
その他、ジョイント26の右端部に貫通穴が形成されているとともに、第3のリンクアーム35cに溝状に貫通穴が形成されていても良い。ジョイント26の貫通穴に固定ピンを着脱可能に固定すると、この固定ピンは、第3のリンクアーム35cの第6の回転軸O6の回りの回動に伴って溝状の貫通穴に沿って所定の範囲内を移動する。
次に、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10の作用について説明する。
顕微鏡部16で術部を観察する観察状態(初期状態)の場合には、第1のリンクアーム35aは、角度θ1、第3のリンクアーム35cは、角度θ3の回動範囲をそれぞれ移動可能に固定ピンが手術用顕微鏡10の適当な位置に配置されている。
一方、手術用顕微鏡10の使用後、顕微鏡部16を収納するときには、固定ピンの位置を付け替えて、第1のリンクアーム35aが角度θ2、第3のリンクアーム35cが角度θ4の回動範囲をそれぞれ移動可能に設定する。そして、第1および第3のリンクアーム35a,35cをそれぞれ角度θ1,θ3に対して遠位の、角度θ2,θ4の終端まで移動させる(図1(B)参照)。
このとき、顕微鏡部支持アーム32が第1の保護カバー38aの切欠部39に入り込んで装着されて、顕微鏡部16が第1の保護カバー38aの内部に入り込む。この状態で、第2の保護カバー38bを第1の保護カバー38aに取り付ける。このため、顕微鏡部16は、第1および第2の保護カバー38a,38bに覆われる。すなわち、顕微鏡部16は、透明な硬質の保護カバー38a,38bの内部に収納されて、手術用顕微鏡10の移動時などに生じる壁への衝突などによる衝撃から防御される。また、顕微鏡部16に埃やゴミが付着することが防止される。
以上説明したように、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10によれば、以下の効果が得られる。
顕微鏡部16が観察状態の移動範囲(角度θ1,θ3)から、第1および第3のリンクアーム35a,35cを動かすことのみで、顕微鏡部16をコンパクトな収納状態(角度θ2,θ4)にすることができる。顕微鏡部16を保護カバー38a,38bで保護する場合、支柱22に支持されたハードカバーにより保護されるため、埃やゴミの付着を防止することができるとともに、例えば壁などへの衝突により生じる衝撃からも顕微鏡部16を保護することができる。また、第1の保護カバー38aの一部が支柱22に支持されているため、第2の保護カバー38bを簡単に装着することができる。すなわち、手術用顕微鏡10の収納時に顕微鏡部16を確実に保護でき、かつ、そのための作業も容易に行なうことができる。
なお、この実施の形態では、顕微鏡部16の重量による軸O2,O6回りのモーメントを相殺するために、カウンターウェイトを用いることを説明したが、カウンターウェイトの代わりに例えばコイルバネなど、弾性部材を用いても良い。
次に、第2の実施の形態について図2を用いて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。ここでは、手術用顕微鏡10の後述する鉛直動アーム28が水平方向に延びた図2(A)に示す状態(初期状態)を用いて手術用顕微鏡10の構成を説明する。
図2(A)に示すように、ベース12のベース本体12bには、第1の回転軸O1回りに回転可能に支柱52が支持されている。この支柱52は、ベース本体12bから鉛直方向に延びた鉛直部52aと、鉛直部52aの上端から屈曲部52bにより斜め上方に向かって延びた斜部52cとを備えている。すなわち、鉛直部52aは、第1の回転軸O1によって第1の回転軸O1回りに回転可能に支持されている。
斜部52cの上端部には、鉛直方向に延びた軸O14が配設されている。この軸O14には、L字型のジョイント56が回動可能に支持されている。図2(B)に示すように、ジョイント56は、顕微鏡部16で観察を行なう観察状態で、顕微鏡部16を軸O14回りに必要十分に水平方向移動させるための角度(使用時移動範囲)θ5と、顕微鏡部16を収納する収納時に移動させるための角度(収納時移動範囲)θ6との回動範囲を備えている。すなわち、ジョイント56は、顕微鏡部16を使用する場合、角度θ5の範囲内で回動可能であり、顕微鏡部16を収納する場合、角度θ6の範囲内で回動可能である。角度θ5から角度θ6への移行時には、挿脱可能な可動範囲固定ピンなどのストッパー(図示せず)の挿脱により所望の角度の範囲に配置される。
このジョイント56には、第1の実施の形態で説明したジョイント26と同様に、第6および第7の回転軸O6,O7が配設されている。このため、第6の回転軸O6回りの鉛直動アーム28の回動範囲角度は、第1の実施の形態で説明した角度θ3,θ4と同一である。
支柱52の屈曲部52bには、水平方向に延びた軸O15が配設されている。この軸O15には、保護カバー60が配設されている。保護カバー60は、それぞれ端部が軸O15に支持された透明で硬質なプラスチック材で形成された第1ないし第7のカバー片60a−60gを備えている。第1のカバー片60aは、互いに平行で同一形状を有する扇形状の1対の面と、互いの扇形の弧同士を接続する曲面とを備えている。第2ないし第7のカバー片60b−60gは、第1のカバー片60aと相似に形成されているが、第2から第7のカバー片60b−60gは、順に僅かずつ小さく形成されている。このため、第2のカバー片60bは、第1のカバー片60aの内部に収容される。さらに、例えば、第6および第7のカバー片60f,60gには、顕微鏡部支持アーム32の略中央部が挿脱される切欠部(図示せず)が形成されている。
第3のカバー片60cは、第2のカバー片60bの内部に収容される。このため、第3のカバー片60cは、第2のカバー片60bとともに第1のカバー片60aの内部にも収容される。以下、第4ないし第7のカバー片60d−60gは、隣接するカバー片に順次収納される。すなわち、保護カバー60の収納時に必要な収納スペースは、第1のカバー片60aのスペースのみである。なお、隣接するカバー片同士は、例えば係止突起などにより隣接するカバー片に対して規定された範囲内で軸O15回りに回動可能である。
次に、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10の作用について説明する。
顕微鏡部16で術部を観察する観察状態の場合には、鉛直動アーム28は、軸O6回りの角度θ3の回動範囲と、ジョイント56の軸O14回りの角度θ5の回動範囲とをそれぞれ移動可能に固定ピンが手術用顕微鏡10の適当な位置に配置されている。
一方、手術用顕微鏡10の使用後、顕微鏡部16を収納するときには、まず、固定ピンの位置を付け替えて、鉛直動アーム28が軸O14回りに角度θ6の回動範囲を移動可能にする。そして、軸O14回りに鉛直動アーム28を回動させて、鉛直動アーム28を角度θ5に対して遠位の、角度θ6の終端まで移動させる。
そして、鉛直動アーム28を第6の回転軸O6回りに角度θ4の回動範囲を移動可能にする。第6の回転軸O6回りに鉛直動アーム28を回動させて、鉛直動アーム28を角度θ3に対して遠位の、角度θ4の終端まで移動させる(図2(C)参照)。
このとき、顕微鏡部16が保護カバー60に隣接する位置に配置された状態で、軸O15回りの回動により第1のカバー片60aから第2のカバー片60bが排出される。その後、内部に収容されたカバー片60c−60gが順次排出されて顕微鏡部16がカバーされる。このとき、第6および第7のカバー片60f,60gの切欠部には、顕微鏡部支持アーム32が配設される。このようにして、顕微鏡部16の収納時には、顕微鏡部16が保護カバー60の第1ないし第7のカバー片60a−60gに覆われて保護される。すなわち、顕微鏡部16が透明な保護カバー60の内部に収納される。
以上説明したように、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10によれば、以下の効果が得られる。
観察状態の移動範囲(角度θ3,θ5)から、鉛直動アーム28を角度θ4,θ6の範囲に動かすことのみで、顕微鏡部16をコンパクトな収納状態にすることができる。顕微鏡部16を保護カバー60で保護する場合、支柱52に内蔵された第1ないし第7のカバー片60a−60gを隣接するカバー片から順次排出することによって顕微鏡部16を覆うことができるので、簡単にカバーすることができる。また、保護カバー60が支柱52に内蔵されているため、カバー60の紛失のおそれを防止することができる。また、顕微鏡部16を観察に用いるとき、保護カバー60は支柱52に内蔵されているため、術者の操作に邪魔になることが防止される。また、保護カバー60は、硬質な材料で形成されているため、埃やゴミの付着を防止することができるとともに、例えば壁などへの衝突により生じる衝撃からも顕微鏡部16を保護することができる。
なお、この実施の形態では、角度θ6の可動範囲を図2(B)中の中心線Iに対して上側のみとしたが、下側にも回動可能であっても良い。そうすると、顕微鏡部16を収納する際にジョイント56の軸O15に対して鉛直動アーム28を回動させる方向を規定する必要性をなくすことができる。
次に、第3の実施の形態について図3を用いて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。ここでは、手術用顕微鏡10の後述する第1のリンクアーム35aが鉛直方向に延び、第3のリンクアーム35cが水平方向に延びた図3(A)に示す状態(初期状態)を用いて手術用顕微鏡10の構成を説明する。
支柱22には、水平方向に延びた軸O16が配設されている。この軸O16には、保護カバー70が配設されている。保護カバー70は、それぞれ端部が軸O16に支持された透明な硬質の第1ないし第5のカバー片70a−70eを備えている。第1のカバー片70aは、互いに平行で同一形状を有する扇形状の扇面と、互いの扇形の弧同士を接続する曲面とを備えている。第2ないし第5のカバー片70b−70eは、第1のカバー片70aと相似に形成されているが、第2から第5のカバー片70b−70eは、順に僅かずつ小さく形成されている。このため、第2のカバー片70bは、第1のカバー片70aの内部に収容される。さらに、例えば、第5のカバー片70eには、顕微鏡部支持アーム32が配設される切欠部(図示せず)が形成されている。第3のカバー片70cは、第2のカバー片70bの内部に収容される。このため、第3のカバー片70cは、第2のカバー片70bとともに第1のカバー片70aの内部にも収容される。以下、第4および第5のカバー片70d,70eは、その前のカバー片に順次収納される。すなわち、保護カバー70の収納時に必要な収納スペースは、第1のカバー片70aのスペースのみである。なお、隣接するカバー片同士は、例えば係止突起などにより隣接するカバー片に対して規定された範囲内で軸O16回りに回動可能である。
回転軸O2上には、第1のリンクアーム35a(水平動アーム24)の回動位置を検出するための第1のエンコーダー75aが配設されている。第1のエンコーダー75aは、制御部77に接続されている。このため、第1のエンコーダー75aで検出した信号は、制御部77に入力される。なお、制御部77は、例えば支柱22に内蔵されていることが好ましい。
ジョイント26に配設された回転軸O6上には、第3のリンクアーム35c(鉛直動アーム28)の回動位置を検出するための第2のエンコーダー75bが配設されている。第2のエンコーダー75bは、上述した制御部77に接続されている。このため、第2のエンコーダー75bで検出した信号は、制御部77に入力される。
制御部77には、制御部77から信号を出力することにより制御されて駆動されるモーター79が接続されている。このモーター79を駆動させると、保護カバー70を回動させる軸O16が回転される。このため、モーター79には、第1および第3のリンクアーム35a,35cがそれぞれ収納時の移動範囲(角度)θ2,θ4の終端に位置したときにのみモーター79が制御されて駆動されるように制御部77が信号を出力する。
次に、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10の作用について説明する。第1の実施の形態で説明した作用と同一の作用については説明を省略する。
手術用顕微鏡10を用いた術部の観察後、顕微鏡部16を収納するときには、固定ピンの位置を付け替えて、第1のリンクアーム35aが角度θ2、第3のリンクアーム35cが角度θ4の回動範囲をそれぞれ移動可能に設定する。そして、第1および第3のリンクアーム35a,35cをそれぞれ角度θ1,θ3に対して遠位の、角度θ2,θ4の終端まで移動させる(図1(B)参照)。
このとき、制御部77は、第1および第2のエンコーダー75a,75bからの信号を受け、制御部77からモーター79に駆動信号が出力される。モーター79が駆動することにより、軸O16回りに第1ないし第5のカバー片70a−70eが順次排出されて顕微鏡部16が保護カバー70により覆われる。
以上説明したように、この実施の形態に係わる手術用顕微鏡10によれば、以下の効果が得られる。第1の実施の形態で説明した効果と同一の効果については説明を省略する。
各アーム24,28を顕微鏡部16の収納位置に移動させる動作のみで、顕微鏡部16を保護カバー70で覆うための作業性を格段に向上させることができる。
なお、上述した固定ピンは、必ずしも必要なものではなく、水平動アーム24および鉛直動アーム28をそれぞれ軸O2,O6回りに適宜に回動させることにより移動させて顕微鏡部16を所望の位置に移動させることが可能である。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
上記説明によれば、下記の事項の発明が得られる。また、各項の組み合わせも可能である。
[付記]
(付記項1) 術部を観察可能な顕微鏡部と、前記顕微鏡部を3次元的に移動可能に支持する顕微鏡部支持手段と、保管時に前記顕微鏡部を保護するための保護カバーとを備えた手術用顕微鏡において、
前記顕微鏡部支持手段の可動部の少なくとも一つが、術部の観察時に顕微鏡部を移動させるための使用時移動範囲と、前記使用時移動範囲とは異なる範囲で収納時に移動する収納時移動範囲を有し、前記収納時移動範囲の終端位置で、前記顕微鏡部支持手段と接続された前記保護カバーが前記顕微鏡部に装着されることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項2) 前記保護カバーが前記顕微鏡部支持手段内に内蔵可能であることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項3) 前記顕微鏡部支持手段の可動部の可動位置を検出するための位置検出手段と、前記顕微鏡部支持手段に内蔵された保護カバーを進退自在に移動するための駆動手段を備え、前記位置検出手段の検出結果に伴ない前記駆動手段により前記保護カバーが前記顕微鏡部に装着されることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項4) 前記保護カバーがハードケースとして構成される手術用顕微鏡。
(付記項5) 前記保護カバーが透明であることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項6) 前記顕微鏡部支持手段が、ベース部と前記ベース部に対し鉛直回転軸周りに回転可能に保持された支柱部と前記支柱部に対し第1の水平回転軸周りに回転可能に保持された鏡体を水平方向に移動させるための水平動アームと前記水平動アームに対し第2の水平回転軸周りに回転可能保持された鏡体を鉛直方向に移動させるための鉛直動アームにより構成されることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項7) 前記保護カバーは少なくとも2つ以上の部材で構成されることを特徴とする手術用顕微鏡。
(付記項8) 前記保護カバーは前記顕微鏡部支持手段の支柱部に接続されていることを特徴とする手術用顕微鏡。
(A)は、この発明の第1の実施の形態に係わる手術用顕微鏡で術部を観察する状態を示す概略的な正面図、(B)は、この発明の第1の実施の形態に係わる手術用顕微鏡の顕微鏡部を収納した状態を示す概略的な正面図、(C)は、顕微鏡部を収納するときに使用する第1および第2の保護カバーを示す概略的な斜視図。 (A)は、この発明の第2の実施の形態に係わる手術用顕微鏡で術部を観察する状態を示す概略的な正面図、(B)は、(A)に示す状態を(A)中の矢印2B方向から見た状態を示す概略的な上面図、(C)は、この発明の第2の実施の形態に係わる手術用顕微鏡を示し、顕微鏡部を収納した状態を示す概略的な正面図、(D)は、顕微鏡部を収納するときに使用する保護カバーを示す概略的な斜視図。 この発明の第3の実施の形態に係わる手術用顕微鏡を示し、(A)は、術部を観察する状態を示す概略的な正面図、(B)は、顕微鏡部を収納した状態を示す概略的な正面図。
符号の説明
10…手術用顕微鏡、12…ベース、14…顕微鏡部支持機構、16…顕微鏡部、18…顕微鏡部保護部、22…支柱、24…水平動アーム、26…ジョイント、28…鉛直動アーム、30…先端ジョイント、32…顕微鏡部支持アーム、35a…第1のリンクアーム、35c…第3のリンクアーム、38a…第1の保護カバー、38b…第2の保護カバー、39…切欠部

Claims (3)

  1. 術部を観察可能な顕微鏡部と、
    前記顕微鏡部を3次元的に移動可能に支持するとともに、前記顕微鏡部を使用して術部を観察するときに前記顕微鏡部を移動可能な使用時移動範囲と、前記顕微鏡部を収納するときに前記使用時移動範囲とは異なる範囲で前記顕微鏡部を移動可能で、前記使用時移動範囲に連続した収納時移動範囲とを可動な可動部を備えた顕微鏡部支持手段と、
    前記顕微鏡部支持手段に配設され、前記顕微鏡部支持手段が前記使用時移動範囲に対して遠位側の前記収納時移動範囲の終端位置に配置されたときに前記顕微鏡部を保護する保護カバーと
    を具備することを特徴とする手術用顕微鏡。
  2. 前記保護カバーは、前記顕微鏡部支持手段に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用顕微鏡。
  3. 前記顕微鏡部支持手段は、前記可動部の位置を検出し、前記顕微鏡部が前記使用時移動範囲および前記収納時移動範囲のいずれの位置に配置されているかを検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に基づき、前記顕微鏡部が前記収納時移動範囲に配置されたときに前記保護カバーを進退させて前記顕微鏡部に前記保護カバーを着脱させるカバー駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の手術用顕微鏡。
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