JP2005202707A - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙幣取扱装置について、各紙幣カセットに対する紙幣の補充、抜き取りなどの保守回数を抑制し、紙幣カセットの稼働率向上を図る。
【解決手段】 紙幣取扱装置は、リジェクトボックス160、環流庫170〜172など、複数の紙幣カセットを備える。各紙幣カセットについては、入金専用、出金専用、リサイクルなどの動作モードや、収納すべき金種を含む動作設定がなされている。紙幣取扱装置の制御ユニットは、入出金や保守に関する履歴を紙幣カセットごとに保持し、これに基づいて、動作設定の変更を指示する。こうすることにより、紙幣取扱装置の保守回数の抑制、稼働率向上を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の紙幣カセットを備えた紙幣取扱装置において、各紙幣カセットの動作設定を行う方法に関する。
金融機関等でユーザに対する入出金に利用される現金自動取引装置(以下、ATMという)は、紙幣の入出金を行うための紙幣取扱装置を内蔵している。紙幣取扱装置は、入金された紙幣を、別の取引での出金に再利用する型、いわゆる環流型、入金専用の紙幣カセットと出金専用の紙幣カセットが分離している型、いわゆる非環流型に分類される。いずれの型においても、紙幣カセット内の紙幣が不足したり、紙幣カセットが満杯になったりした場合には、保守が必要となる。この保守の回数を極力減らすため、紙幣取扱装置に装填する現金の量を決定する技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1は、自動取引装置において、過去の実績および現時点の現金在高から、補充すべき現金の量を決定する技術を開示している。特許文献2は、曜日によって各紙幣カセットの金種の設定を変更する技術を開示している。特許文献3は、自動取引装置に必要となる現金量を予測し、補充量を算出する技術を開示している。
特開平9−171576号公報 特開平5−282520号公報 特開平10−247214号公報
紙幣取扱装置には、通常、複数の紙幣カセットが備えられ、収納する金種や、入金専用、出金専用、環流などの使い分けがなされている。入出金される紙幣量は各紙幣カセットでバラツキがあるため、比較的頻繁に紙幣不足や満杯になり保守が必要となる紙幣カセットや、実質的にほとんど入出金に使用されず稼働率が比較的低い紙幣カセットなどが生じることがある。従来技術では、紙幣取扱装置を単位として装填すべき紙幣量の適正化を図ってはいるものの、このような紙幣カセット間の保守の必要性、稼働率の差違については、考慮されてはいなかった。本発明では、各紙幣カセットについて、保守の必要性を低減し、稼働率の向上を図ることにより、紙幣取扱装置全体の稼働率向上を図る技術を提供することを目的とする。
本発明は、紙幣を入出金するための入出金口、紙幣を環流可能な複数の紙幣カセット、入出金口と紙幣カセットとの間で紙幣を搬送する搬送機構を備える紙幣取扱装置を対象とする。かかる紙幣取扱装置において、各紙幣カセットの動作設定として、環流、入金専用、出金専用いずれかの動作モード、および収納すべき金種の少なくとも一部を記憶する設定記憶部を設け、この動作設定に応じて搬送機構を制御する。そして、各紙幣カセットについて、紙幣の収納、繰り出しに関する履歴を記憶し、この履歴に基づいて、動作設定の変更指示を出力する。こうすることで、紙幣カセット単位での履歴を踏まえて動作設定を行うことが可能となるため、各紙幣カセットの稼働率を向上させることができ、ひいては紙幣取扱装置全体の稼働率を向上させることができる。例えば、稼働率が低い紙幣カセットの金種や動作モードを変更することにより、稼働率を向上させることなどが可能となる。
履歴の保持期間は、一定としてもよいし、オペレータによる所定の指示入力に応じて変更可能としてもよい。履歴は継続的に記憶するようにしてもよいし、変更指示または動作設定変更の前後を区別して保持するようにしてもよい。後者の態様には、変更指示が行われた時点で、従前の履歴を消去する態様も含まれる。このように履歴を区別可能とすることにより、変更指示による効果を履歴から把握することが可能となる。
本発明では種々の履歴を用いることが可能であり、例えば、各紙幣カセットについて紙幣が満杯または空になることで、紙幣の抜き取りや補充などの保守を行った回数を、各紙幣カセットの保守回数の履歴として用いても良い。この場合は、例えば、いずれかの紙幣カセットについて、保守回数が予め設定された規定値を超えた時に変更指示を出力するようにしてもよい。かかるタイミングで変更指示を行うことにより、紙幣カセットの保守回数低減を図ることが可能となる。この規定値は、一定値としてもよいし、オペレータによる所定の指示入力に応じて変更可能としてもよい。
変更指示は、例えば、保守の対象となった紙幣カセット(以下、「対象カセット」)について、保守が要求された動作を実現するための動作設定を、他のいずれかの紙幣カセットに適用する指示としてもよい。例えば、対象カセットについて紙幣が満杯になり入金が不能となる回数が規定値を超えた場合には、対象カセットと同一の金種の入金を可能とするための動作設定を他の紙幣カセットに適用する。かかる動作設定としては、同一金種のリサイクル、同一金種または金種を問わない入金専用などの設定が挙げられる。一方、対象カセットの紙幣が空になり出金が不能となる回数が規定値を超えた場合には、対象カセットと同一の金種の出金を可能とするための動作設定を他の紙幣カセットに適用する。かかる動作設定としては、同一金種のリサイクルまたは出金専用などの設定が挙げられる。これらの動作設定を、他の紙幣カセットに適用することにより、対象カセットの能力不足を他の紙幣カセットで補うことが可能となり、保守回数を抑制することが可能となる。
他のいずれかの紙幣カセットとしては、例えば、稼働率が比較的低い紙幣カセットを選択することができる。こうすれば、かかる紙幣カセットの稼働率、ひいては紙幣取扱装置全体の稼働率を向上させることができる利点もある。
変更指示の出力は、種々の形式で行うことができる。例えば、オペレータが動作設定を行うための設定パネルに対して、表示データの形で出力してもよい。こうすることで、オペレータは設定パネルの表示を確認することで、好適な動作設定を比較的軽い負荷で行うことが可能となる。また、変更指示の出力は、動作設定の自動変更するための制御信号として出力してもよい。こうすれば、動作設定の自動変更によりオペレータの負荷を更に軽減することができる。後者の態様において、動作設定の自動変更には、各紙幣カセットについて、動作モードの変更および収納すべき金種の変更が含まれる。金種の変更を伴う変更については、誤動作を回避するため、変更対象となる紙幣カセットが空である時に行うことが好ましい。
本発明は、上述した種々の特徴を全て備えている必要はなく、一部を省略したり組み合わせたりして構成してもよい。本発明は、紙幣取扱装置の制御方法、かかる制御を実現するためのコンピュータプログラム、このプログラムを記録した記憶媒体として構成しても良い。ここで、記憶媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、以下の項目に分けて説明する。
A.装置の構成:
A1.全体構成:
A2.紙幣取扱装置:
A3.機能ブロック:
B.変更指示処理:
B1.全体構成:
B2.出金余裕増大処理:
B3.入金余裕増大処理:
C.変形例:
A.装置の構成:
A1.全体構成:
図1は、本発明の実施例としての現金自動取引装置200の概略構成を示す説明図である。現金自動取引装置200は、銀行などに設置され、ユーザの操作に応じて入出金処理を無人で行うための装置である。
本実施例の現金自動取引装置200(以下、ATMという)には、次のユニットが図示する配置で備えられている。カード取扱機構205は、いわゆるキャッシュカードなど磁気ストライプカードに記録された情報を読みとる機能を奏する。カードに記録された情報には、例えば、金融機関番号、科目、ユーザの口座番号などが含まれる。
操作部203は、入出金取引のための情報表示および入出金のための操作入力を行うためのユーザとのインタフェースである。本実施例では、タッチパネルを用いるものとしたが、ディスプレイと押しボタンスイッチなどの組み合わせで構成してもよい。
ユーザとの紙幣の授受は、紙幣入出金口207を通じて行われる。入金時には、ユーザが紙幣入出金口207に入れた紙幣は、紙幣取扱装置100によって、鑑別され、金種ごとに分類されて保管される。出金時には、紙幣取扱装置100は、ユーザの指示した金額に応じた紙幣を用意し、紙幣入出金口207からユーザに受け渡す。明細票発行機構206は、これらの取引の内容を記録した明細票を発行する。
設定パネル208は、ATMの背面扉内側に設けられたタッチパネルである。ATMのオペレータは、この設定パネル208を操作することで、ATM全体や紙幣取扱装置100について動作状況を確認したり、動作設定を行ったりすることができる。
現金自動取引装置200には、ここで例示した構成に限らず種々のユニットを設けることが可能である。例えば、上記ユニットに加えて通帳を取り扱うユニットを設けても良い。
以上で説明した現金自動取引装置の各ユニットの動作は、制御ユニット210によって制御される。制御ユニット210は、内部にCPU、メモリを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。制御ユニット210は、図中に矢印で示す通り、各ユニットと情報の授受を行い、現金自動取引装置200全体の動作を制御する。制御ユニット210は、ホストコンピュータ300と通信回線で接続されている。制御ユニット210が、取引に関する情報をホストコンピュータ300に送信することにより、ユーザの口座への入出金などの処理がホストコンピュータ300側で行われる。
A2.紙幣取扱装置:
図2は紙幣取扱装置100の概略構成を示す側断面図である。紙幣取扱装置100は、入金された紙幣を、以後の出金に再利用する型、いわゆる環流型であり、金庫部150と上部ユニット110から構成されている。
金庫部150は、厚板の金属で覆われ、堅牢に構成されている。金庫部150には、出金に使用できる正常な紙幣(以下、「真券」と呼ぶ)を保管するための環流庫170〜172、損傷がひどいなど再使用に不適な真券(以下、「リジェクト券」と呼ぶ)や偽券、真偽不明な不明券を混在して保管するためのリジェクトボックス160が備えられている。以下、環流庫170〜172、およびリジェクトボックス160の全体については、「紙幣カセット」と称するものとする。
環流庫170〜172に保管される金種は、環流庫単位で予め決められている。環流庫170には、庫内での紙幣の配列順序が混乱しないよう、紙幣を整然と保持するための可動式の押板170Aが設けられている。他の環流庫171、172にも同様の押板が設けられている。リジェクトボックス160は、環流庫と異なり、紙幣を整然と保持することはできないが、一枚ずつ繰り出すことは可能な構造となっている。かかる構造に代えて、リジェクトボックス160に、環流庫と同様の構造を適用しても構わない。
上部ユニット110の構造は次の通りである。入出金口111は、ユーザからの紙幣の受け付け、ユーザへの紙幣の受け渡しを行うための空隙である。入出金口111の入り口には、シャッタ116が設けられている。このシャッタ116は先に説明した現金自動取引装置200の紙幣入出金口207と連動して自動的に開閉する。
上部ユニット110内には、入出金の過程で紙幣を一時的に保管する一時保管庫122が用意されている。一時保管庫122は、巻き取り式、即ち回転ドラムにベルトを巻き付けつつ、そのベルトによって紙幣を搬送されてきた順序で一枚ずつ保持する形式を用いた。一時保管庫122は巻き取り式に限らず、搬送されてきた順序通りに紙幣を保管可能な種々の機構を適用することができる。
入出金口111および各保管庫間の紙幣の搬送は、搬送部140によって行われる。搬送部140は、ローラ、ベルトなどの搬送機構を利用して、紙幣を搬送するための機構である。搬送部140の経路には、紙幣の搬送先を切り換えるためのゲートが設けられている。ゲート141は、一時保管庫122と入出金口111との切り換えを行う。ゲート143は、搬送先をリジェクトボックス160に切り換える。ゲート144、145は、それぞれ搬送先を各環流庫170〜172に切り換える。
各ゲートは、搬送部140の経路上に設けられた鑑別部126での鑑別結果に基づいて切り換えられる。鑑別部126は光学センサその他のセンサによって、通過する紙幣について金種、真偽を一枚ずつ鑑別し、その結果を出力する。鑑別は、紙幣をスキャンして得られる画像データ、磁気特性、紫外線などに対する光学特性など種々の情報を利用して行うことができる。
図2では、図示を省略したが、紙幣取扱装置100の内部には制御ユニットが備えられている。制御ユニットは、内部にCPU、メモリを備えるマイクロコンピュータとして構成されており、予め用意されたプログラムに従って、紙幣取扱装置100の動作を制御する。
A3.機能ブロック:
図3はATM200の機能ブロックを示す説明図である。図中の各機能ブロックは、制御ユニット210内にソフトウェア的に構築されている。これらの機能ブロックは、ハードウェア的に構成することも可能である。これらの機能の少なくとも一部を、紙幣取扱装置100の内部に設けられた制御ユニットによって実現しても構わない。各機能ブロックは、主制御部217の制御下でそれぞれ以下の機能を奏する。
通信部216は、ホストコンピュータ300との通信を制御する。鑑別実行部211は、鑑別部126を用いて、紙幣の鑑別を行う。カード、通帳取扱制御部213は、キャッシュカード、通帳などから、取引対象となる金融機関番号、科目、ユーザの口座番号を入力し、通帳への記帳を行う。
インタフェース制御部212は、操作部203への画面提示、ユーザやオペレータによる操作の入力を行う。設定パネル制御部214は、設定パネル208への画面提示、オペレータによる操作入力を行う。
設定記憶部219は、各紙幣カセットについて、金種の設定や動作モードを動作設定として記憶している。この内容については後で説明する。設定記憶部219の内容は、設定パネル208の操作によって変更可能である。搬送制御部218は、入出金時に設定記憶部219を参照し、ここに記憶された動作設定に応じて、ゲートの切り替え等を含めた紙幣の搬送処理の制御を行う。
履歴記憶部220は、各紙幣カセットについて、一定期間の運用実績を履歴として保持する。保持する履歴の内容は後述する。履歴を保持する期間については、設定パネル208の操作によって変更可能である。
変更指示部221は、履歴記憶部に保持されている履歴に基づいて、動作設定の変更指示を設定パネル208に出力する。規定値テーブル215は、この変更指示の出力時に用いられる種々の規定値を記憶するテーブルである。この規定値については、設定パネル208の操作によって変更可能である。
図4は設定記憶部219、履歴記憶部220、規定値テーブル215の内容を示す説明図である。図中の各値は、例示である。また、ここでは各設定がテーブル形式で保持されている場合を例示したが、種々の記憶形式を適用することが可能である。
設定記憶部219は、各紙幣カセットについて、動作設定、即ち動作モードおよび金種の設定を記憶している。図の例では、紙幣カセットとして、リジェクトボックス160、および環流庫170〜172が含まれる。動作モードとして、リジェクトボックス160は「入金」、環流庫170〜172は「リサイクル」に設定されている。この他、「出金」という動作モードを含めても良い。リジェクトボックス160は金種の設定無しである。これは、いずれの金種であっても入金可能であることを意味している。特定の金種のみ入金可能とすることもできるが、本実施例では、入金専用の場合には金種の設定は不要と扱うものとした。一方、環流庫170〜172は、リサイクルであるため、それぞれ10000円、5000円、1000円という金種が設定されている。
履歴記憶部220は、各紙幣カセットについて、図示する履歴を記憶する。「補充」とは、紙幣が空となり補充が必要となった回数である。「満杯」とは、紙幣が満杯となり紙幣を抜き取る保守が必要となった回数である。「装填量」とは、紙幣を装填する保守時における平均の装填量である。「出金量」は紙幣カセットから出金された紙幣の総量である。「入金量」は紙幣カセットに入金された紙幣の総量である。
規定値テーブル215は、設定記憶部219の動作設定の変更指示を出力するための処理で用いられる種々の規定値を記憶する。本実施例では、図示する通り、履歴記憶部220に保持される履歴の各項目に対応する規定値を記憶する。これらの一部のみを記憶するようにしてもよいし、この他の規定値を記憶するものとしてもよい。
B.変更指示処理:
B1.全体処理:
図5は変更指示処理のフローチャートである。変更指示部221の機能に相当する処理であり、本実施例では、制御ユニット210が定期的に実行する処理である。
この処理が開始されると、制御ユニット210は、複数の紙幣カセットの1つを処理の対象カセットとして順次選択する(ステップS10)。そして、この対象カセットについて、履歴記憶部220を参照して、補充回数および満杯回数がそれぞれ規定値を超えているか否かを判定する(ステップS12、S14)。規定値は、規定値テーブル215で与えられる。図4の例では、補充回数、満杯回数ともに「5回」を規定値として用いることになる。図4の例では、環流庫170は補充回数が規定値を超えていると判断されることになる。その他の紙幣カセットは、補充回数、満杯回数ともに規定値に至っていないと判断される。
いずれも規定値を超えていない場合には、制御ユニット210は、その対象カセットについては動作設定の変更が不要と判断し、次の紙幣カセットの処理に移行する(ステップS42)。
対象カセットの補充回数が規定値を超えている場合(ステップS12)には、制御ユニット210は、その対象カセットからの出金が従前の動作設定に対して過多であると判断し、出金余裕増大処理を実行する(ステップS20)。出金余裕増大処理とは、対象カセットで扱っている金種について、紙幣取扱装置100から出金可能量を従前の設定よりも増大させるための処理である。処理内容については後述する。
対象カセットの満杯回数が規定値を超えている場合(ステップS14)には、制御ユニット210は、その対象カセットへの入金が従前の動作設定に対して過多であると判断し、入金余裕増大処理を実行する(ステップS30)。入金余裕増大処理とは、対象カセットで扱っている金種について、紙幣取扱装置100が入金の受け付け可能量を従前の設定よりも増大させるための処理である。処理内容については後述する。
出金余裕増大処理(ステップS20)または入金余裕増大処理(ステップS30)を実行した場合、これによって動作設定の変更が行われることになるため、制御ユニット210は、従前の履歴を消去する(ステップS40)。履歴の消去に代えて、出金余裕増大処理(ステップS20)または入金余裕増大処理(ステップS30)が行われたことを表すタイムスタンプを履歴に記録するなど、これらの処理の前後の履歴が区別可能な種々の処理を適用してもよい。制御ユニット210は、以上の処理を、順次対象カセットを変えながら全紙幣カセットについて完了するまで繰り返し実行する(ステップS42)。
本実施例では、このように各紙幣カセットについて順次、上述の処理を行うものとしたが、履歴記憶部220からのトラップ信号に応じて、この処理を実行するようにしてもよい。例えば、履歴を監視し、いずれかの紙幣カセットについて、補充回数および満杯回数の少なくとも一方が規定値を超えた時点でトラップ信号を出力するよう履歴記憶部220を構成する。制御ユニット210は、このトラップ信号に応じて、規定値を超えた紙幣カセットを対象カセットとして上述の変更指示処理を実行する。かかる態様によっても、効率的に変更指示処理を実行することができる。
B2.出金余裕増大処理:
図6は出金余裕増大処理のフローチャートである。先に説明した変更指示処理(図5)のステップS20に相当する処理である。
この処理では、制御ユニット210は、保守の時に対象カセットに装填された紙幣の量、即ち装填量と、規定値を比較する(ステップS21)。装填量が規定値よりも少ない場合には、設定パネル208に装填量の増量を指示する表示を行う(ステップS28)。装填量の増量指示は、紙幣枚数を規定値まで増やす旨の指示としてもよいし、従前の装填量に対して相対的に所定量または所定割合だけ増やす旨の指示としてもよい。オペレータは、この指示を確認し、対象カセットの装填量を増量することができる。
例えば、図4に示した例では、装填量の規定値は20000枚である。従って、仮に環流庫171を対象カセットとして出金余裕増大処理が行われたとすれば、装填量の増量指示が行われ、その他の紙幣カセットの時には増量指示は行われないことになる。
装填量が規定値以上である場合には(ステップS21)、制御ユニット210は、紙幣カセットの装填量を増やしても、補充回数を抑制することはできないと判断し、対象カセットと同一機能を奏する紙幣カセットを増やすための処理を実行する。このため、制御ユニット210は、対象カセットを除く紙幣カセットから候補カセットを選択する(ステップS22)。本実施例では、出金量が最小となっている紙幣カセットを選択するものとした。候補カセットの選択は、種々の方法で行うことができる。また、複数の紙幣カセットを候補カセットとして選択してもよい。
こうして選択された候補カセットについて、制御ユニット210は、その出金量と規定値を比較する。出金量が規定値よりも少ない場合には(ステップS23)、候補カセットの稼働率が比較的低いと判断し、候補カセットの金種を対象カセットに合わせる旨の変更指示を設定パネル208に表示する(ステップS24)。オペレータは、この指示に基づいて候補カセットの動作設定を変更することができる。ステップS24では、併せて動作モードを出金専用とする変更指示を行っても良い。
候補カセットの出金量が規定値以上の場合には(ステップS23)、制御ユニット210は、候補カセットの稼働率が比較的高いため、候補カセットについて金種の変更を行うべきではないと判断する。従って、かかる場合には、制御ユニット210は、単に対象カセットについての履歴を設定パネル208に表示することにより(ステップS25)、補充回数が規定値を上回っており何らかの対策が必要である旨を示唆する。
出金余裕増大処理により、紙幣カセットへの装填量の増量、または対象カセットと同一金種の紙幣を出金可能な紙幣カセット数を増大させることができ、対象カセットの補充回数を抑制することができる。実施例の処理では、比較的稼働率の低い紙幣カセットを候補カセットとしているため、このような紙幣カセットの稼働率、ひいては紙幣取扱装置全体の稼働率を向上することができる。
B3.入金余裕増大処理:
図7は入金余裕増大処理のフローチャートである。先に説明した変更指示処理(図5)のステップS30に相当する処理である。
この処理では、制御ユニット210は、対象カセットの動作設定に基づき、対象カセットが入金専用であるか否かを判断する(ステップS31)。紙幣カセットが、入金専用ではない場合には、設定パネル208に装填量の減量を指示する表示を行う(ステップS38)。装填量の減量指示は、従前の装填量に対して相対的に所定量または所定割合だけ減らす旨の指示とすることができる。オペレータは、この指示を確認し、対象カセットの装填量を減量することができる。
対象カセットが入金専用である場合には(ステップS31)、装填量はそもそも空であるはずなので、装填量の減量では満杯回数を抑制する対策とはなり得ないと判断し、対象カセットと同一機能を奏する紙幣カセットを増やすための処理を実行する。このため、制御ユニット210は、対象カセットを除く紙幣カセットから候補カセットを選択する(ステップS32)。本実施例では、入金量が最小となっている紙幣カセットを選択するものとした。候補カセットの選択は、種々の方法で行うことができる。また、複数の紙幣カセットを候補カセットとして選択してもよい。
こうして選択された候補カセットについて、制御ユニット210は、その入金量と規定値を比較する。入金量が規定値よりも少ない場合には(ステップS33)、候補カセットの稼働率が比較的低いと判断し、候補カセットの動作モードを入金専用に変更する指示を設定パネル208に表示する(ステップS34)。オペレータは、この指示に基づいて候補カセットの動作設定を変更することができる。
本実施例では、先に説明した通り、入金専用の時は金種の設定は不要としているため、ステップS34では動作モードについてのみ設定変更が指示される。併せて、対象カセットと同一の金種を指定してもよい。
候補カセットの入金量が規定値以上の場合には(ステップS33)、制御ユニット210は、候補カセットの稼働率が比較的高いため、候補カセットについて動作モードの変更を行うべきではないと判断する。従って、かかる場合には、制御ユニット210は、単に対象カセットについての履歴を設定パネル208に表示することにより(ステップS35)、満杯回数が規定値を上回っており何らかの対策が必要である旨を示唆する。
入金余裕増大処理により、紙幣カセットへの装填量の減量、または対象カセットと同一金種の紙幣を受け入れ可能な紙幣カセット数を増大させることができ、対象カセットの満杯回数を抑制することができる。実施例の処理では、比較的稼働率の低い紙幣カセットを候補カセットとしているため、このような紙幣カセットの稼働率、ひいては紙幣取扱装置全体の稼働率を向上することができる。
以上で説明した実施例の紙幣取扱装置によれば、紙幣カセットごとの履歴に基づいて、各紙幣カセットの動作設定を変更することができる。従って、紙幣取扱装置の保守回数の抑制を図ることができるとともに、紙幣カセットの稼働率、ひいては紙幣取扱装置全体の稼働率の向上を図ることができる。
C.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。
例えば、実施例では、変更指示を確認したオペレータが、設定パネル208を操作し、手動で動作設定を変更する場合を例示した。これに対し、動作設定の変更を自動的に行うものとしてもよい。例えば、図6のステップS24、図7のステップS34を自動的に実行するものとしてもよい。この場合、図6のステップS24のように金種の変更を伴う処理については、候補カセットの紙幣が空になっていることを確認した上で動作設定の変更を行うことが好ましい。
実施例では、ATMを例示したが、本発明は、ATMに限らず、複数種類の紙幣カセットを備えた種々の自動取引装置に適用可能である。また、非環流型の自動取引装置に適用することもできる。
本発明の実施例としての現金自動取引装置200の概略構成を示す説明図である。 紙幣取扱装置100の概略構成を示す側断面図である。 ATM200の機能ブロックを示す説明図である。 設定記憶部219、履歴記憶部220、規定値テーブル215の内容を示す説明図である。 変更指示処理のフローチャートである。 出金余裕増大処理のフローチャートである。 入金余裕増大処理のフローチャートである。
符号の説明
100...紙幣取扱装置
110...上部ユニット
111...入出金口
116...シャッタ
122...一時保管庫
126...鑑別部
140...搬送部
141、143、144...ゲート
150...金庫部
160...リジェクトボックス
170、171、172...環流庫
170A...押板
200...現金自動取引装置
203...操作部
205...カード取扱機構
206...明細票発行機構
207...紙幣入出金口
208...設定パネル
210...制御ユニット
211...鑑別実行部
212...インタフェース制御部
213...カード、通帳取扱制御部
214...設定パネル制御部
215...規定値テーブル
216...通信部
217...主制御部
218...搬送制御部
219...設定記憶部
220...履歴記憶部
221...変更指示部
300...ホストコンピュータ

Claims (9)

  1. 紙幣取扱装置であって、
    紙幣を入出金するための入出金口と、
    紙幣を環流可能な複数の紙幣カセットと、
    前記入出金口と紙幣カセットとの間で前記紙幣を搬送する搬送機構と、
    前記各紙幣カセットの動作設定として、環流、入金専用、出金専用いずれかの動作モード、および収納すべき金種の少なくとも一部を記憶する設定記憶部と、
    前記動作設定に応じて、前記搬送機構を制御する搬送制御部と、
    各紙幣カセットについて、紙幣の収納、繰り出しに関する履歴を記憶する履歴記憶部と、
    前記履歴に基づいて、前記動作設定の変更指示を出力する変更指示出力部とを備える紙幣取扱装置。
  2. 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、
    前記履歴記憶部は、所定の指示入力に応じて、前記履歴を保持する期間を変更可能である紙幣取扱装置。
  3. 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、
    前記履歴記憶部は、前記各紙幣カセットについて紙幣が満杯または空になることで保守を行った回数を、各紙幣カセットの保守回数として記憶し、
    前記変更指示出力部は、いずれかの前記紙幣カセットについて、前記保守回数が予め設定された規定値を超えた場合に、前記変更指示を出力する紙幣取扱装置。
  4. 請求項3記載の紙幣取扱装置であって、
    前記変更指示出力部は、所定の指示入力に応じて、前記規定値を変更可能である紙幣取扱装置。
  5. 請求項3記載の紙幣取扱装置であって、
    前記変更指示は、前記保守が要求された動作を実現するための動作設定を、他のいずれかの紙幣カセットに適用する指示である紙幣取扱装置。
  6. 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、
    前記変更指示に応じて、前記設定記憶部の動作設定を変更する設定更新部を備える紙幣取扱装置。
  7. 請求項6記載の紙幣取扱装置であって、
    前記設定更新部は、前記変更指示がいずれかの紙幣カセットに収納すべき金種の変更を伴うものである場合には、該紙幣カセットが空である時に前記動作設定の変更を行う紙幣取扱装置。
  8. 紙幣を入出金するための入出金口と、紙幣を環流可能な複数の紙幣カセットと、前記入出金口と紙幣カセットとの間で前記紙幣を搬送する搬送機構とを備える紙幣取扱装置の制御方法であって、
    前記各紙幣カセットの動作設定として、環流、入金専用、出金専用いずれかの動作モード、および収納すべき金種の少なくとも一部を記憶した設定記憶データを用意する工程と、
    前記動作設定に応じて、前記搬送機構を制御する工程と、
    各紙幣カセットについて、紙幣の収納、繰り出しに関する履歴を記憶する工程と、
    前記履歴に基づいて、前記動作設定の変更指示を出力する工程とを備える制御方法。
  9. 紙幣を入出金するための入出金口と、紙幣を環流可能な複数の紙幣カセットと、前記入出金口と紙幣カセットとの間で前記紙幣を搬送する搬送機構とを備える紙幣取扱装置の制御を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記各紙幣カセットの動作設定として、環流、入金専用、出金専用いずれかの動作モード、および収納すべき金種の少なくとも一部を記憶した設定記憶データを管理する機能と、
    前記動作設定に応じて、前記搬送機構を制御する機能と、
    各紙幣カセットについて、紙幣の収納、繰り出しに関する履歴を記憶する機能と、
    前記履歴に基づいて、前記動作設定の変更指示を出力する機能とをコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
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