JP2005202291A - 設計データの提供方法及び設計データの提供システム - Google Patents

設計データの提供方法及び設計データの提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】レンズ加工業者が処方データに応じた所望の内面累進多焦点レンズを製造できる設計データの提供方法及び設計データの提供システムを提供すること。
【解決手段】設計データ提供システム1は、レンズ加工業者6が対価を支払うことを条件として、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受けるという契約に応諾した場合に、設計データ作成業者5が内面累進多焦点レンズの設計データをレンズ加工業者6に提供するシステムである。設計データ提供システム1は、ホストコンピュータ装置としてのサーバ装置2と、端末コンピュータ装置3と、サーバ装置2及び端末コンピュータ装置3とを接続するネットワーク4とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、設計データの提供方法及び設計データの提供システムに関する。
近年、老眼等により、目の調節力が低下した場合等に、遠近両用眼鏡である内面累進多焦点レンズを用いた眼鏡が使用されている。この内面累進多焦点レンズは、一枚のレンズに異なる度数を持たせたレンズであり、例えば、レンズの上側部分が遠くを見るための遠用部、下側部分が近くを見るための近用部、遠用部から近用部にかけては屈折力が累進的に変化する累進部となっており、眼球側に位置する内面に遠用部、近用部、累進部を構成する曲率が付加されている(例えば、特許文献1参照)。
このような内面累進多焦点レンズの内面は、使用者の個々の処方(度数、乱視の角度等)に従って面を切削、研磨することにより形状創成される。具体的には、度数に対応する曲面をレンズの外側の凸面側に形成したセミフィニッシュレンズを製造しておき、乱視の角度やプリズム角等の処方データに合わせてセミフィニッシュレンズの内側の凹面側を切削、研磨し、内面累進多焦点レンズに仕上げる。
再表WO97/19382(第16頁〜第29頁、図1)
内面累進多焦点レンズの販売ルートとしては、レンズメーカが内面累進多焦点レンズを製造して、眼鏡販売店に販売するルートのほかに、レンズメーカから、レンズ加工業者がセミフィニッシュレンズを購入し、このセミフィニッシュレンズを内面累進多焦点レンズに加工して、レンズ加工業者が、内面累進多焦点レンズを眼鏡販売店に販売するルートがある。
このような後者のルートの場合、レンズ加工業者が内面累進多焦点レンズの設計データを作成して、加工することとなるが、内面累進多焦点レンズの設計データ作成は複雑であるため、レンズ加工業者では、所望するような内面累進多焦点レンズを加工することができないという問題が生じていた。
本発明の目的は、レンズ加工業者が処方データに応じた所望の内面累進多焦点レンズを製造できる設計データの提供方法及び設計データの提供システムを提供することである。
本発明の設計データの提供方法は、異なる屈折力を備えた遠用部及び近用部と、これらの間で屈折力が累進的に変化する累進部とを備え、眼球側に位置する内面に前記遠用部、近用部、累進部を構成する曲率が付加された内面累進多焦点レンズの設計データを提供するために、レンズ加工業者が購入した加工機械に接続される端末コンピュータ装置と、この端末コンピュータ装置と通信回線を介して接続され、設計データ作成業者が管理するホストコンピュータ装置とを備えるシステム上で実行され、前記ホストコンピュータ装置が、前記レンズ加工業者から前記設計データ作成業者に対して対価を払うことを条件として、前記加工機械制御に用いられる内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受ける契約に応諾した旨の情報を取得する契約応諾情報取得手順と、応諾したことを条件として前記レンズ加工業者から内面累進多焦点レンズの処方データを通信回線を通じて、取得する処方データ取得手順と、前記処方データに応じた設計データを生成する設計データ生成手順と、生成された設計データを前記端末コンピュータ装置に配信する設計データ配信手順とを備えることを特徴とする。
ここで、設計データ作成業者が提供する設計データとしては、内面累進多焦点レンズを加工するためのNC加工プログラムであってもよく、また、眼球側の面である累進面を多数の点群で表示したようなデータであってもよい。後者の場合には、レンズ加工業者が点群から面補間を行い、さらにこれをNC加工プログラムに変換することとなる。
このような本発明によれば、設計データ作成業者が処方データに基づいて作成した設計データを内面累進多焦点レンズを加工するレンズ加工業者に対して提供しているので、レンズ加工業者は所望の内面累進多焦点レンズを加工することができる。
さらに、レンズ加工業者と、設計データ作成業者との間で、レンズ加工業者から設計データ作成業者に対して対価を払うことを条件として、内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受ける契約が交わされているので、設計データ作成業者は確実に対価を取得することができる。
本発明では、前記設計データ生成手順は、予め記憶された内面累進多焦点レンズの加入度に応じた複数の基準設計データの中から、取得された処方データに基づいて、所定の基準設計データを選択するステップと、選択された基準設計データを、前記処方データに基づいて加工するステップとを備えていることが好ましい。 このような本発明によれば、設計データ作成業者側のホストコンピュータ装置では、加入度に応じた基準設計データを記憶しており、この基準設計データを処方データに応じて加工しているので、データをはじめから作成する場合に比べ、データ作成時間を短縮することができる。従って、迅速に設計データをレンズ加工業者に提供することができる。
さらに、本発明では、生成された設計データから加工後の眼鏡レンズの光学特性を検査するための検査用のデータを生成する検査用データ生成手順と、生成された検査用のデータを前記端末コンピュータ装置に配信する検査用データ配信手順と、前記検査用のデータに基づく眼鏡レンズの検査結果を取得する検査結果取得手順と、取得した検査結果に基づいて、前記設計データを補正する補正手順と、補正された設計データを端末コンピュータ装置に配信する補正設計データ配信手順とを備えることが好ましい。
このような本発明によれば、設計データ作成業者のホストコンピュータ装置により、検査用のデータを生成しているため、検査用のデータをレンズ加工業者に提供することができる。これにより、レンズ加工業者が製造した内面累進多焦点レンズの検査を容易に行うことができる。
また、検査結果に基づいて、設計データを補正しているため、設計データをより正確なものとすることができ、正確な設計データを提供することができる。これにより、レンズ加工業者は、内面累進多焦点レンズをより正確に製造することができる。
この際、設計データ配信手順による設計データの配信回数をカウントする配信回数カウント手順と、カウントされた配信回数に基づいて、前記レンズ加工業者に対する課金情報を生成する課金情報生成手順とを備えていることが好ましい。
このような本発明によれば、設計データの配信回数をカウントし、カウントされた配信回数に基づいて、レンズ加工業者に対する課金情報を生成しているので、設計データを提供する対価、例えば、設計料やライセンス料等を確実に確保することができる。
本発明は、設計データの提供方法のみならず、設計データの提供システムとしても成立しうるものである。
すなわち、本発明の設計データの提供システムは、異なる屈折力を備えた遠用部及び近用部と、これらの間で屈折力が累進的に変化する累進部とを備え、眼球側に位置する内面に前記遠用部、近用部、累進部を構成する曲率が付加された内面累進多焦点レンズの設計データを提供するための設計データ提供システムであって、レンズ加工業者が購入した加工機械に接続される端末コンピュータ装置と、この端末コンピュータ装置と通信回線を介して接続され、設計データ作成業者が管理するホストコンピュータ装置とを備え、前記ホストコンピュータ装置は、前記レンズ加工業者から前記設計データ作成業者に対して対価を払うことを条件として、前記加工機械制御に用いられる内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受ける契約に応諾した旨の情報を取得する契約応諾情報取得部と、前記レンズ加工業者から内面累進多焦点レンズの処方データを通信回線を通じて、取得する処方データ取得部と、予め記憶された内面累進多焦点レンズの加入度に応じた複数の基準設計データの中から、取得された処方データに基づいて、所定の基準設計データを選択する基準設計データ取得部と、選択された基準設計データを、前記処方データに基づいて加工するアレンジ設計部と、加工された設計データを前記端末コンピュータ装置に配信する配信部とを有することを特徴とする。
このような本発明によれば、設計データの提供方法と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明にかかる設計データの提供システム1が示されている。この設計データ提供システム1は、レンズ加工業者6が対価を支払うことを条件として、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズL(図2参照)の設計データの供給を受けるという契約に応諾した場合に、設計データ作成業者5が内面累進多焦点レンズLの設計データをレンズ加工業者6に提供するシステムである。
ここで、内面累進多焦点レンズLとは、図2に示すように、異なる屈折力を備えた遠用部L1及び近用部L2と、これらの間で屈折力が累進的に変化する累進部L3とを備え、眼球側に位置する内面L4に遠用部L1、近用部L2、累進部L3を構成する曲率が付加されたレンズである。なお、外面L5は球面となっている。
このような内面累進多焦点レンズLは、処方データに応じたセミフィニッシュレンズ(完成品である内面累進多焦点レンズLよりも肉厚が厚い略円形形状の未完成のレンズ)を選択し、このセミフィニッシュレンズを設計データに基づいて形状創成することで得られる。
設計データ提供システム1は、ホストコンピュータ装置としてのサーバ装置2と、端末コンピュータ装置3と、サーバ装置2及び端末コンピュータ装置3とを接続する通信回線としてのネットワーク4とを備える。
ここで、ネットワーク4は、サーバ装置2と端末コンピュータ装置3との間を、各種データを送受信可能に接続する。このネットワーク4としては、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの汎用のプロトコルに基づくインターネット、LAN(Local Area Network)等のイントラネット等、データを送受信させるいずれの構成が利用できる。
端末コンピュータ装置3は、内面累進多焦点レンズLを加工するレンズ加工業者6の工場(いわゆるラボ)等に設置されるものであり、図3にも示すように、内面累進多焦点レンズLを加工するNC工作機械(加工機械)61に接続され、NC工作機械61とともに内面累進多焦点レンズLを加工する加工装置60を構成する。
なお、NC工作機械61は、図示しないが、NC加工プログラムを解析し、工作機械本体の工具の移動量、移動速度を求め、工作機械本体に出力する数値制御装置と、工具及びこの工具を駆動させる駆動部等を有する工作機械本体とを備える。
端末コンピュータ装置3は、ネットワーク4等からのデータ等の入出力の制御を行う通信制御部31と、種々のプログラムを実行するCPU等から構成される中央演算処理装置32と、データを記憶する記憶部33と、NC工作機械61や、キーボードや、マウス等データの入力を行う入力装置62に接続される入出力制御部34とを備える。
中央演算処理装置32は、通信制御部31から入力されたデータのうち、必要なものを取り出したり、加工したりする部分であり、設計データ取得部321と、検査結果取得判別部322と、NC加工プログラム生成部323と、暗号復号化部324と、処方データ取得部325と、検査用データ取得部326を有する。
処方データ取得部325は、入出力制御部34から入力される内面累進多焦点レンズLの処方データを取得するものである。取得した処方データは、記憶部33の処方データ記憶部331に記憶されるとともに、通信制御部31を介してサーバ装置2へ配信される。
ここで、処方データとしては、例えば、球面度数、乱視度数、乱視軸、収差、加入度等があげられる。
設計データ取得部321は、サーバ装置2からネットワーク4を介して配信されるデータのうち、内面累進多焦点レンズLの設計データを取得するものである。サーバ装置2から配信された設計データは、暗号化されているため、予め配布された公開鍵により暗号復号化部324で復号化して暗号化の解除を行う。なお、公開鍵は、記憶部33の公開鍵記憶部332により記憶されている
このようにして暗号化が解除された設計データは、点群データとして構成されているため、NC加工プログラム生成部323により、面補間を行い、NC加工プログラムを生成する。面補間の方法としては、例えば、ペジェ曲線や二次スプライン関数等を用いる曲面補間が挙げられる。このようにして作成されたNC加工プログラムは記憶部33のNC加工プログラム記憶部333に記憶される。さらに、このNC加工プログラム記憶部333に記憶されたNC加工プログラムは入出力制御部34を介してNC工作機械61に転送される。
なお、NC加工プログラムは、一連の指示ブロックで構成されており、経路情報、速度情報等が含まれている。経路情報は、所定の移動軌跡の指令を示す情報であり、直線補間、円弧補間及び一時停止等の動作の準備機能を指定するGコードを有している。また、速度情報は、送り速度を指定するFコードを有している。
検査用データ取得部326は、サーバ装置2からネットワーク4を介して配信されるデータのうち、検査用のデータを取得するものである。この検査用のデータとしては、詳しくは後述するが、例えば、内面累進多焦点レンズLのレンズメータでの測定予測値(いわゆる狙い値)があげられる。検査用データ取得部326で取得したレンズメータでの測定予測値を基準に加工した内面累進多焦点レンズLの検査を行う。
検査用データ取得部326で取得した検査用のデータは、検査用データ記憶部335に記憶される。
検査結果取得判別部322は、NC工作機械61により加工された内面累進多焦点レンズLの実測値を取得し、実測値と測定予測値(いわゆる狙い値)を比較しその合否を判別するものである。この検査結果取得判別部322では、検査用データ取得部326で取得した検査用のデータと、レンズメータでの実測値とを比較し、ずれが所定値以下である場合には、内面累進多焦点レンズLが正確に製造されたと判断する。レンズメータでの検査項目としては、例えば、球面度数、乱視度数、乱視軸、収差、加入度等があげられる。検査用のデータと、実測値とのずれが所定値を超えたと判断された場合には、検査結果(実測値と検査用のデータとのずれ及び不良であるという判定結果)を通信制御部31から出力する。そして、この検査結果は、ネットワーク4を介してサーバ装置2に配信される。
なお、この検査結果取得判別部322で取得した検査結果は、記憶部33の検査結果記憶部334に記憶される。
サーバ装置2は、設計データ作成業者5、例えば、眼鏡レンズの製造メーカが管理するものである。ここで、本実施形態では、設計データ作成業者5は、眼鏡レンズの製造メーカであり、前述したセミフィニッシュレンズも製造している。従って、本実施形態の設計データ作成業者5のサーバ装置2で作成する設計データは、設計データ作成業者5が製造したセミフィニッシュレンズを加工して、内面累進多焦点レンズLを製造するのに最も適した設計データとなっている。
図4に示すように、サーバ装置2は、ネットワーク4を介してデータの入出力の制御を行う通信制御部21と、種々のプログラムを実行するCPU等から構成される中央演算処理装置22と、データを記憶する記憶部23とを備える。
通信制御部21は、ネットワーク4を介して、端末コンピュータ装置3との接続を実現する部分であり、レンズ加工業者6が端末コンピュータ装置3を操作してサーバ装置2にアクセスすると、通信制御部21は、端末コンピュータ装置3のアクセス許否をして、許可された端末コンピュータ装置3との通信を確保する。すなわち、通信制御部21は、設計データや、検査用のデータを配信する配信部としての役割を果たす。
中央演算処理装置22は、契約応諾情報取得部221と、レンズ加工業者6からの内面累進多焦点レンズLの処方データを取得する処方データ取得部222と、レンズ加工業者6からの検査結果を取得する検査結果取得部223と、基準設計データ選択部224と、アレンジ設計部225と、補正設計部226と、狙い値算出部227と、暗号化部228と、課金部229とを備える。
契約応諾情報取得部221は、レンズ加工業者6が前述した契約に応諾した場合に、その契約応諾情報を取得するものである。レンズ加工業者6が、内面累進多焦点レンズL等のレンズを加工する加工装置60を購入した際に、加工装置60の端末コンピュータ装置3をネットワーク4に接続すると、端末コンピュータ装置3の表示部(図示略)に前記契約の同意を促す画面が表示される。レンズ加工業者6が契約に同意した場合、ユーザ登録を促す画面が表示され、レンズ加工業者6は、ユーザ情報として、名称、住所、電話番号等を入力することとなる。契約応諾情報とともにこれらのユーザ情報がネットワーク4を介して契約応諾情報取得部221により取得されるのである。
契約応諾情報取得部221で取得された情報は、記憶部23のユーザ情報登録データベース231に記憶されることとなる。
さらに、契約応諾情報取得部221は、アクセスID、パスワードを生成し、これをユーザ情報登録データベース231に記憶する。なお、生成されたアクセスID、パスワードは、レンズ加工業者6に対して送付される。
処方データ取得部222は、前述した契約に同意した場合に、レンズ加工業者6から配信される処方データを取得するものである。取得した処方データには管理番号が付与され、記憶部23の処方データ記憶部232に記憶される。
基準設計データ選択部224は、処方データ取得部222で取得した処方データの加入度に基づいて、記憶部23の基準設計データ記憶部233に記憶された複数の基準設計データから、基準設計データを選択するものである。この基準設計データは、図5に示すように、この基準設計データは、基準となる累進面L6を格子状に区画し、その格子点P(X,Y,Z)の3次元の座標データからなる点群を有する。
アレンジ設計部225は、基準設計データ選択部224で取得した基準設計データを処方データに基づいて設計変更するものである。
例えば、アレンジ設計部225では、処方データの一つである球面度数に基づいて、累進面(眼球側の面)の曲率を設計変更する。そして、これに応じて、内面累進多焦点レンズLの眼球側の面の任意の点(X,Y,Z)におけるZの値が求められる。
すなわち、Zの値は以下の式(1)で示される。
なお、物体側から眼球側にのび、累進面(眼球側の面)の中心を通る軸をZ軸、下方から上方に向かってZ軸に直交する軸をY軸、左から右に向かいZ軸に直交する軸をX軸とした時に、任意の点(X,Y,Z)のX及びYは、それぞれ、眼球側の面のX座標、Y座標の任意の座標を示し、Zは、眼球側の面のZ座標を示している。
Figure 2005202291
ここで、眼球側の面は、眼球側の面が所望の視力補正特性を発揮することのみを目的としたオリジナル累進屈折面と、眼球側の面が所望の乱視矯正特性を発揮することのみを目的としたオリジナルトーリック面とを合成することで得られる。
Cpは、Cpは、前記オリジナル累進面の半径方向の平均曲率としての近似曲率を示す。Cxは、前記オリジナルトーリック面のX軸方向の曲率を示し、Cyは前記オリジナルトーリック面のY軸方向の曲率を示す。
Cxは、以下の式(2)で示される。
Figure 2005202291
Cbは、基準設計データの物体側の面、すなわち、外面側の面の曲率(ベースカーブ)であり、Csfは、セミフィニッシュレンズの外面側の面の曲率(ベースカーブ)である。また、nは、セミフィニッシュレンズの屈折率であり、Sは、処方データの球面度数を示す。
またCyは以下の式(3)で示される。
Figure 2005202291
Ctは、乱視分のカーブを示す。
このようにして設計された設計データは、記憶部23の設計データ記憶部234に記憶される。
なお、アレンジ設計部225で設計された設計データに予め補正が必要であることがわかっている場合には、アレンジ設計部225で設計されたデータを、予め後述する補正設計部226により補正し、その後、記憶部23の設計データ記憶部234に記憶してもよい。
狙い値算出部227は、内面累進多焦点レンズLの光学特性を検査するため検査用のデータを生成する検査用データ生成部である。この狙い値算出部227は、アレンジ設計部225で設計された点群から構成される設計データを面補間した後、光線追跡法を用いて、内面累進多焦点レンズLのレンズメータでの実際の測定値を予測し、算出するものである。内面累進多焦点レンズLでは、眼球側の面である累進面が非球面で構成されているため、実際に、使用者が眼鏡を装着した際、視線と、眼鏡レンズの眼球側の面とが直交しない。しかしながら、レンズメータで測定する際には、眼球側の面に対して光軸を直交させて測定する。従って、処方データの値と、測定値とに差が生じてしまう。そのため、予め、内面累進多焦点レンズLのレンズメータでの実際の測定値を予測し、算出して、この予測値(狙い値)を検査用データとして使用する。
例えば、内面累進多焦点レンズLの処方が近用部L2において、球面屈折力Sが+4D、円柱屈折力Cが−2D、乱視軸が10°の場合、狙い値は、例えば、球面屈折力Sが+4.1D、円柱屈折力Cが−1.7D、乱視軸が10°となる。
この狙い値算出部227で算出された算出値(狙い値)は、内面累進多焦点レンズLの検査に使用されるため、検査用のデータとして、ネットワーク4を介してレンズ加工業者6の端末コンピュータ装置3に配信される。
検査結果取得部223は、ネットワーク4を介してレンズ加工業者6から配信される内面累進多焦点レンズLの検査結果を取得するものである。この検査結果取得部223で検査結果を取得した場合には、補正設計部226により、設計データ記憶部234に記憶された設計データが読み出され、検査結果に基づいて、設計データの補正処理が行われる。
補正設計部226では、検査結果に含まれる実測値のうち、例えば、内面累進多焦点レンズLの遠用部L1の度数或いは、遠用部L1及び近用部L2の度数を狙い値と比較して、狙い値とのずれを再度算出して、実測値と狙い値とのずれを確認し、設計データを補正する。
例えば、遠用部L1におけるX軸方向の曲率の補正量がCdx、Y軸方向の曲率の補正量がCdy、近用部L2におけるX軸方向の曲率の補正量がCnx、Y軸方向の曲率の補正量がCnyであり、遠用部L1の中心座標が(Xd,Yd)、近用部L2の中心座標が(Xn,Yn)であるとする。
この場合、累進部L3の補正量Cpx,Cpyは式(4)、(5)のようになる。
Figure 2005202291
Figure 2005202291
ここで、Yは、補正量を求める場所のY座標の値である。
これらの補正量(Cdx、Cdy、Cnx、Cny、Cpx、Cpy)をそれぞれ、式(1)のCx,Cyに代入することで、Z座標の補正量が算出される。
暗号化部228は、アレンジ設計部225で設計された設計データ、あるいは補正設計部226で補正設計された設計データを通信制御部21を介してネットワーク4に配信する際に、秘密鍵により暗号化するものである。この秘密鍵で暗号化された設計データには、識別番号等が付されており、設計データに付された識別番号に対応した公開鍵によってのみ復号化することができる。
暗号化された設計データは、ネットワーク4を介してレンズ加工業者6の端末コンピュータ装置3に配信される。
なお、暗号化の方法は、前述したような方法に限らず、公知の方法を利用する事ができる。
課金部229は、通信制御部21からの設計データの配信回数をカウントする配信回数カウント部229Aと、カウントされた配信回数に基づいて、レンズ加工業者に対する課金情報を生成する課金情報生成部229Bとを有する。
課金情報生成部229Bは、配信回数カウント部229Aによる配信回数に基づいて、月毎、或いは半期ごとに対価を算出し、課金情報を生成する。そして、例えば、記憶部23のユーザ情報登録データベース231に記憶されたデータに基づいて、請求書を発行したり、例えばネットワーク4を介して各金融機関が管理する付加価値通信網であるいわゆる金融VAN(Value-AddedNetwork)に構築されたファームバンキング(Firm Banking:FB)を利用して決済処理したり、決済処理する旨をネットワーク4を介して端末コンピュータ装置3に配信してレンズ加工業者6に決済処理を促す案内を報知するなどの処理をする。
ここで、対価としては、設計データ作成業者5が内面累進多焦点レンズLについての特許権等を有する場合には、そのライセンス料が例示できる。
また、課金部229では、通信制御部21からの設計データの提供回数に基づく対価のみならず、対価として内面累進多焦点レンズLの設計料を算出して、課金情報を生成してもよい。
なお、課金部229の配信回数カウント部229Aは、検査結果取得部223で検査結果を取得し、補正設計部226により設計データを補正して再度、設計データを通信制御部21から配信した回数を、設計データの全配信回数から差し引く構成となっている。
記憶部23は、契約応諾情報取得部221により取得されるユーザデータを登録するユーザ情報登録データベース231と、処方データ取得部222で取得した処方データを記憶する処方データ記憶部232と、基準設計データ記憶部233と、設計データ記憶部234、鍵記憶部235と、検査用データ記憶部236とを備えている。
ユーザ情報登録データベース231は、契約したレンズ加工業者6の情報を記憶する部分であり、設計データ提供状況テーブルと、ユーザマスタテーブルとを有する。
設計データ提供状況テーブルは、レンズ加工業者6ごとの設計データ配信回数、設計データの補正回数等を記憶したものである。
ユーザマスタテーブルは、ユーザの情報を管理するテーブルであり、レンズ加工業者6のユーザコード、名称、住所、電話番号、アクセスID、パスワード等の情報が関連づけられて登録されている。
処方データ記憶部232は、各レンズ加工業者6から配信された処方データをレンズ加工業者6ごとに関連づけて記憶しており、各処方データには管理番号が付与される。
基準設計データ記憶部233は、複数の異なる加入度数に応じた内面累進多焦点レンズLの複数の基準設計データを記憶する。例えば、加入度0.50Dから3.50Dの範囲で、0.25Dづつ増加させた各加入度に応じた基準設計データを記憶している。
このような基準設計データは、加入度、累進帯長、累進帯の度数の変化、累進帯の幅等等の設計パラメータに基づいて構成される。
設計データ記憶部234は、アレンジ設計部225で設計された設計データや、補正設計部226で補正された設計データを記憶するものであり、設計データは、設計データを提供する各レンズ加工業者6及び処方データに付与された管理番号に関連づけられて記憶されている。
鍵記憶部235は、レンズ加工業者6に配布した公開鍵に対応した秘密鍵を記憶するものであり、各レンズ加工業者6に関連付けられて記憶されている。
検査用データ記憶部236は、狙い値算出部227により算出された狙い値を記憶するものであり、各レンズ加工業者6及び処方データに付与された管理番号に関連付けられて記憶されている。
次に、図1及び図6を参照して、以上のような設計データ提供システム1を用いた設計データの提供方法について説明する。
まず、設計データ作成業者5が、加工装置メーカ7に対して、内面累進多焦点レンズLの製造の技術を提供することを条件として、販売対象となる加工装置60に前述した契約(加工装置60を購入するレンズ加工業者6が、設計データ作成業者5に対して対価を払うことを条件として、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズLの設計データの供給を受けるという契約)を添付するという内容の契約を提示する。
ここでいう加工装置メーカ7とは、内面累進多焦点レンズL等のレンズを加工する加工装置60を製造販売する業者のことである。
加工装置メーカ7が、設計データ作成業者5から提示された契約を応諾した場合には、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズLの製造の技術が提供される。加工装置メーカ7は、内面累進多焦点レンズLの製造技術の供与を受けることにより、設計データ作成業者5が望む品質の内面累進多焦点レンズLを製造できる加工装置60を製造販売することができるようになる。
次に、加工装置メーカ7から、レンズ加工業者6が前述した契約を添付した加工装置60を購入する。
加工装置60を購入したレンズ加工業者6が、加工装置60の端末コンピュータ装置3をネットワーク4に接続すると、端末コンピュータ装置3の表示部(図示略)に前記契約(レンズ加工業者6が、設計データ作成業者5に対して対価を払うことを条件として、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズLの設計データの供給を受けるという契約)の同意を促す画面が表示される。レンズ加工業者6が契約に同意した場合、ユーザ登録を促す画面が表示され、レンズ加工業者6は、名称、住所、電話番号等を入力することとなる。これらの情報は、端末コンピュータ装置3から配信され(処理S1)、ネットワーク4を介してサーバ装置2の契約応諾情報取得部221により取得される(契約応諾情報取得手順、処理S2)。契約応諾情報取得部221で取得された情報は、記憶部23のユーザ情報登録データベース231に記憶される。
なお、レンズ加工業者6が前記契約に同意しない場合には、設計データ作成業者5からの設計データの提供を受けることができないが、同意しないことにより、加工装置60の駆動に支障をきたすことはない。
次に、レンズ加工業者6が端末コンピュータ装置3を操作して、サーバ装置2に対しアクセス要求すると(処理S3)、サーバ装置2の通信制御部21は、アクセスID、パスワード等の入力を促す。端末コンピュータ装置3からアクセスID、パスワードが送信されると、サーバ装置2の通信制御部21はアクセスの許否を行う。例えば、送信されたアクセスID、パスワードと、ユーザ情報登録データベース231に記憶されたアクセスID、パスワード等との照合を行い、アクセスID、パスワード等が合致したら、アクセスを許可する(利用許可手順、処理S4)。
レンズ加工業者6が端末コンピュータ装置3に処方データを入力すると、処方データは、端末コンピュータ装置3の処方データ取得部325で取得され、通信制御部31を介してサーバ装置2へ配信される(処理S5)。
サーバ装置2では、処方データ取得部222により処方データを取得する(処方データ取得手順、処理S6)。この処方データは、サーバ装置2の記憶部23の処方データ記憶部232に記憶される。 次に、サーバ装置2では、処方データに応じた設計データを生成する(設計データ生成手順)。詳細に説明すると、まず、基準設計データ選択部224により処方データの加入度に基づいて、記憶部23の基準設計データ記憶部233から、基準設計データを選択する(処理S7)。
また、ここで、サーバ装置2では、処方データに基づいて使用するセミフィニッシュレンズを選択する。
さらに、サーバ装置2のアレンジ設計部225では、基準設計データ選択部224で取得した基準設計データを、処方データ及び選択したセミフィニッシュレンズに基づいて加工する(処理S8)。これにより得られた設計データは、記憶部23の設計データ記憶部234に記憶される。
また、サーバ装置2では、処方データ取得部222により取得した処方データに基づいて、狙い値算出部227により、検査用のデータとしての狙い値を算出する(検査用データ生成手順、処理S9)。狙い値は、検査用データ記憶部236に記憶される。
以上のようにして算出された設計データ及び狙い値は、通信制御部21から配信される(設計データ配信手順、処理S10)、(検査用データ配信手順、処理S11)。なお、設計データは、暗号化部228により暗号化されて配信される。
端末コンピュータ装置3では、検査用データ取得部326により狙い値が取得されるとともに(処理S12)、設計データ取得部321により、設計データが取得される(処理S13)。
設計データ取得部321により取得された設計データは、暗号復号化部324で暗号化の解除が行われ、NC加工プログラム生成部323により、NC加工プログラムとして生成される(処理S14)。このNC加工プログラムは、NC工作機械61に転送される。レンズ加工業者6は、サーバ装置2で選択されたセミフィニッシュレンズを使用し、NC工作機械61により、セミフィニッシュレンズを切削、或いは研削して加工する(処理S15)。これにより、内面累進多焦点レンズLを得ることができる。
次に、得られた内面累進多焦点レンズLの検査を行う(検査手順、処理S16)。
レンズ加工業者6は、製造した内面累進多焦点レンズLをレンズメータを用いて測定して、実測値を端末コンピュータ装置3に入力する。そして、検査結果取得判別部322において、実測値を取得する。さらに、検査用データ記憶部335に記憶した検査用のデータである狙い値を読み出し、狙い値と、実測値とを比較する。狙い値と、実測値とのずれが所定値以下である場合には、所望の光学特性の内面累進多焦点レンズLに製造されたと判断する。
一方、狙い値と、実測値とのずれが所定値を超える場合には、所望の光学特性を有する内面累進多焦点レンズLが製造されていないと判断し、検査結果(実測値と、実測値及び狙い値とのずれ)が通信制御部31から送信される(処理S17)。
サーバ装置2の検査結果取得部223で検査結果を取得する(検査結果取得手順、処理S18)。そして、補正設計部226により、設計データ記憶部234に記憶された設計データが読み出され、検査結果取得部223で取得した検査結果に基づいて、設計データの補正処理を行う(補正手順、処理S19)。
サーバ装置2は、補正設計部226で補正した設計データを通信制御部21を介して再度、端末コンピュータ装置3に配信する(補正設計データ配信手順、処理S20)。端末コンピュータ装置3では、処理S13〜処理S15の作業を再度行い、検査結果取得判別部322において、再度判定を行う(処理S16)。そして、検査用データ取得部326で取得した狙い値と、実測値とのずれが所定値以下となるまで処理S13〜処理S20を繰り返す。
なお、このような設計データの提供システム1において、サーバ装置2の課金部229では、通信制御部21からの設計データの提供回数に基づいて、月毎、或いは半期ごとに対価を算出し、課金情報が生成される。設計データの配信回数をカウントする際、検査結果取得部223で検査結果を取得し、補正設計部226により設計データを補正して再度、設計データを通信制御部21から配信した回数は、設計データの全配信回数から差し引かれる。そして、例えば、記憶部23のユーザ情報登録データベース231に記憶されたデータに基づいて、レンズ加工業者6に対し、請求書が発行される。
従って、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態の設計データの提供システム1によれば、設計データ作成業者5が処方データに基づいて作成した設計データを内面累進多焦点レンズLを加工するレンズ加工業者6に対して提供しているので、レンズ加工業者6は所望の内面累進多焦点レンズLを加工することができる。
(2)また、レンズ加工業者6と、設計データ作成業者5との間で、レンズ加工業者6から設計データ作成業者5に対して対価を払うことを条件として、内面累進多焦点レンズLの設計データの供給を受ける契約が交わされているので、設計データ作成業者5は確実に対価を取得することができる。
(3)設計データ作成業者5側のサーバ装置2では、加入度に応じた基準設計データを記憶しており、この基準設計データを処方データに応じて加工しているので、データをはじめから作成する場合に比べ、データ作成時間を短縮することができる。従って、迅速に設計データをレンズ加工業者6に提供することができる。
(4)設計データ作成業者5側のサーバ装置2は、補正設計部226を備えているため、レンズ加工業者6側の端末コンピュータ装置3で検査用のデータと、内面累進多焦点レンズLの実測値とのずれが所定値を超えたと判断された場合、設計データを補正して再度、端末コンピュータ装置3に配信することができる。これにより、より正確な設計データを提供することができる。
(5)設計データ作成業者5側のサーバ装置2は、狙い値算出部227を備え、光線追跡法を用いて、内面累進多焦点レンズLのレンズメータでの実際の測定値を予測し、算出して、端末コンピュータ装置3に配信しているので、レンズ加工業者6側で製造した内面累進多焦点レンズLの検査を容易かつ、正確に行うことができる。
(6)また、サーバ装置2では、設計データの配信回数に応じて、課金を行っているので、確実に設計データ提供に対する対価を回収することができる。特に、設計データ作成業者5が内面累進多焦点レンズLの特許権等を持っている場合には、対価としてライセンス料を回収することができる。
(7)さらに、設計データ作成業者5側のサーバ装置2の課金部229は、課金情報を生成する際、補正設計部226により設計データを補正して再度、設計データを通信制御部21から配信した回数を、設計データの全提供回数から差し引いている。このようにすることで、サーバ装置2において、値のずれた設計データを作成し、提供してしまった場合等に課金することなく、正確に対価を回収することができる。
(8)さらに、本実施形態の設計データの提供システム1では、設計データ作成業者5が、加工装置メーカ7に対して、内面累進多焦点レンズLの製造の技術を提供することを条件として、販売対象となる加工装置60に所定の契約(加工装置60を購入するレンズ加工業者6が、内面累進多焦点レンズLの設計データ作成業者5に対して対価を払うことを条件として、設計データ作成業者5から内面累進多焦点レンズLの設計データの供給を受けるという契約)を添付するという内容の契約を行っている。
このようにすることで、加工装置メーカ7では、内面累進多焦点レンズLの製造技術の供与を受けることにより、設計データ作成業者5が望む品質の内面累進多焦点レンズLを製造できる加工装置を製造販売することができるようになる。
(9)さらに、本実施形態では、設計データ作成業者5は、眼鏡レンズの製造メーカであり、前述したセミフィニッシュレンズも製造している。設計データ作成業者5側のサーバ装置2で作成する設計データは、設計データ作成業者5が製造したセミフィニッシュレンズを加工して、内面累進多焦点レンズLを製造するのに最も適した設計データとなっているので、設計データ作成業者5が設計データを提供することで、設計データ作成業者5が製造したセミフィニッシュレンズの販売個数を増加させることができる。
(10)また、本実施形態では、所定の契約が添付された加工装置60を購入したレンズ加工業者6が加工装置60の端末コンピュータ装置3をネットワーク4に接続し、前記契約の応諾を行っている。従って、加工装置60に前記契約が添付されており、ネットワーク4を介して契約することができるので、設計データ作成業者5は、加工装置60の販売先の住所等がわからないような場合であっても、確実に契約を行うことができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、サーバ装置2において検査用のデータとして狙い値を算出していたが、これに限らず、例えば、検査用のデータとして内面累進多焦点レンズLの収差図を生成し、ネットワーク4を介して端末コンピュータ装置3に配信してもよい。このようにすれば、レンズ加工業者6側で得られた内面累進多焦点レンズLの累進面の形状と収差図の収差曲線と比較して、検査を行うことができる。
また、サーバ装置2を検査用のデータを生成する検査用データ生成部を備えない構成としてもよい。
さらに、前記実施形態では、サーバ装置2は、設計データの提供回数に応じて課金する課金部229を備えるものとしたが、サーバ装置は、課金部229を有していなくても良い。例えば、レンズ加工業者6側が設計データ作成業者5に対して、内面累進多焦点レンズLの加工枚数の申請を行い、この加工枚数に応じて設計データ作成業者5が対価を要求しても良い。
また、前記実施形態では、サーバ装置2から配信される設計データとして、点群から構成されるデータを配信していたが、点群を面補間したデータをサーバ装置2から配信してもよい。この場合には、点群において各点における偏差(例えば、Zの値の差)が大きい場合に、偏差を修正して(すなわち、スムージングして)面補間したものを配信してもよい。このように偏差を修正したデータを提供することで、レンズ加工業者6側での点群データの修正等が不要となり、より最適なデータを提供することができる。
また、面補間したデータを提供することで、端末コンピュータ装置3での面補間が不要となるので、端末コンピュータ装置3での作業を簡略化することができる。
さらに、サーバ装置2から配信される設計データとして、点群から構成されるデータを配信していたが、設計データから、NC加工プログラムを生成してNC加工プログラムをサーバ装置2から配信してもよい。これにより、端末コンピュータ装置3でのNC加工プログラムの変換が不要となるため、内面累進多焦点レンズLの加工に要する手間を省くことができる。
また、前記実施形態では、レンズ加工業者6が、加工装置60の端末コンピュータ装置3をネットワーク4に接続すると、端末コンピュータ装置3の表示部(図示略)に前記契約の同意を促す画面が表示され、同意すると契約応諾情報がネットワーク4を介してサーバ装置2に配信される構成であったが、このような構成に限らず、例えば、加工装置60に書面の契約書を添付し、この契約書に同意のサインをして、これを設計データ作成業者5に郵送してもよい。設計データ作成業者5は、契約書のサインを確認した後、サーバ装置2に契約応諾情報を入力すればよい。
さらに、前記実施形態では、端末コンピュータ装置3は検査結果取得判別部322を有し、狙い値と、実測値とのずれが所定値以下か否かを判別したが、これに限らず、例えば、検査結果取得判別部をサーバ装置2に設け、実測値を端末コンピュータ装置3からネットワーク4を介してサーバ装置2に配信し、サーバ装置2で実測値と、狙い値とのずれが所定値以下であるか否かを判別してもよい。
また、前記実施形態では、サーバ装置2の基準設計データ記憶部233に基準設計データが記憶されていたが、これに限らず、例えば、端末コンピュータ装置3に基準設計データを記憶させておいてもよい。この場合には、サーバ装置で処方データを取得すると、使用する基準設計データをサーバ装置が選択し、選択した基準設計データを加工して設計データを生成する。そして、これを端末コンピュータ装置に配信する。
このように、端末コンピュータ装置3に基準設計データを記憶させることで、サーバ装置2にかかる負担を軽減することが可能となる。
なお、この際、サーバ装置2で新たな基準設計データを生成し、端末コンピュータ装置内の基準設計データを更新できるように構成してもよい。
本発明は、内面累進多焦点レンズの設計データの提供に利用できる。
本発明の実施形態にかかる設計データ提供システムを示す模式図。 内面累進多焦点レンズを示す図。 端末コンピュータ装置の構成を示すブロック図。 サーバ装置の構成を示すブロック図。 累進面を格子状に区画した状態を示す図。 本発明の実施形態にかかる設計データ提供方法の各手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…設計データ提供システム、2…サーバ装置(ホストコンピュータ装置)、3…端末コンピュータ装置、4…ネットワーク、5…設計データ作成業者、6…レンズ加工業者、60…加工装置、221…契約応諾情報取得部、222…処方データ取得部、223…検査結果取得部、224…基準設計データ選択部、225…アレンジ設計部、226…補正設計部、227…狙い値算出部、229…課金部、233…基準設計データ記憶部、234…設計データ記憶部、L…内面累進多焦点レンズ

Claims (5)

  1. 異なる屈折力を備えた遠用部及び近用部と、これらの間で屈折力が累進的に変化する累進部とを備え、眼球側に位置する内面に前記遠用部、近用部、累進部を構成する曲率が付加された内面累進多焦点レンズの設計データを提供するために、レンズ加工業者が購入した加工機械に接続される端末コンピュータ装置と、この端末コンピュータ装置と通信回線を介して接続され、設計データ作成業者が管理するホストコンピュータ装置とを備えるシステム上で実行され、
    前記ホストコンピュータ装置が、前記レンズ加工業者から前記設計データ作成業者に対して対価を払うことを条件として、前記加工機械制御に用いられる内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受ける契約に応諾した旨の情報を取得する契約応諾情報取得手順と、
    応諾したことを条件として前記レンズ加工業者から内面累進多焦点レンズの処方データを通信回線を通じて、取得する処方データ取得手順と、
    前記処方データに応じた設計データを生成する設計データ生成手順と、
    生成された設計データを前記端末コンピュータ装置に配信する設計データ配信手順とを備えることを特徴とする設計データの提供方法。
  2. 請求項1に記載の設計データの提供方法において、
    前記設計データ生成手順は、
    予め記憶された内面累進多焦点レンズの加入度に応じた複数の基準設計データの中から、取得された処方データに基づいて、所定の基準設計データを選択するステップと、
    選択された基準設計データを、前記処方データに基づいて加工するステップとを備えていることを特徴とする設計データの提供方法。
  3. 請求項1又は2に記載の設計データの提供方法において、
    生成された設計データから加工後の眼鏡レンズの光学特性を検査するための検査用のデータを生成する検査用データ生成手順と、
    生成された検査用のデータを前記端末コンピュータ装置に配信する検査用データ配信手順と、
    前記検査用のデータに基づく眼鏡レンズの検査結果を取得する検査結果取得手順と、
    取得した検査結果に基づいて、前記設計データを補正する補正手順と、
    補正された設計データを端末コンピュータ装置に配信する補正設計データ配信手順とを備えることを特徴とする設計データの提供方法。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の設計データの提供方法において、
    設計データ配信手順による設計データの配信回数をカウントする配信回数カウント手順と、
    カウントされた配信回数に基づいて、前記レンズ加工業者に対する課金情報を生成する課金情報生成手順とを備えていることを特徴とする設計データの提供方法。
  5. 異なる屈折力を備えた遠用部及び近用部と、これらの間で屈折力が累進的に変化する累進部とを備え、眼球側に位置する内面に前記遠用部、近用部、累進部を構成する曲率が付加された内面累進多焦点レンズの設計データを提供するための設計データ提供システムであって、
    レンズ加工業者が購入した加工機械に接続される端末コンピュータ装置と、この端末コンピュータ装置と通信回線を介して接続され、設計データ作成業者が管理するホストコンピュータ装置とを備え、
    前記ホストコンピュータ装置は、前記レンズ加工業者から前記設計データ作成業者に対して対価を払うことを条件として、前記加工機械制御に用いられる内面累進多焦点レンズの設計データの供給を受ける契約に応諾した旨の情報を取得する契約応諾情報取得部と、
    前記レンズ加工業者から内面累進多焦点レンズの処方データを通信回線を通じて、取得する処方データ取得部と、
    予め記憶された内面累進多焦点レンズの加入度に応じた複数の基準設計データの中から、取得された処方データに基づいて、所定の基準設計データを選択する基準設計データ取得部と、
    選択された基準設計データを、前記処方データに基づいて加工するアレンジ設計部と、
    加工された設計データを前記端末コンピュータ装置に配信する配信部とを有することを特徴とする設計データの提供システム。
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