JP5766952B2 - 眼用レンズのベベル形状の決定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の眼鏡フレームに眼用レンズが嵌合するように、眼用レンズのベベル形状を決定するための方法に関する。
一般的に、眼鏡を装用する必要のある者は、眼科医が記入した処方箋を持参して、購入予定の眼鏡フレームを選ぶために眼鏡店を訪れる。眼鏡の装用予定者は、いくつかの眼鏡フレームを試した後、その中から1つのフレームを選ぶだろう。眼鏡技術者は処方箋に基づいてレンズ対を発注する。眼鏡技術者に送られてくるレンズは、光学的基準に沿って設計及び製造されたものである。
レンズ製造業者によって提供されたサービスに応じては、眼鏡技術者は、選択された眼鏡フレームに嵌合するようにレンズを切削しなければならない。あるいは、「遠隔縁取り」サービスの場合は、眼鏡技術者はすでに切削されたレンズを受け取り、そのレンズを眼鏡フレームに嵌合すればよいだけである。
選択された眼鏡フレームの開口部内周(例えば眼鏡フレームの溝などの、眼用レンズを取り付けようとしているフレームの開口部)は、例えばメカニカルセンサ等の測定装置を用いて、極めて正確に測定される。特に、内側の溝を含めたフレームの開口部と、当該溝の特性(開口部との傾斜角、溝の深さ等)とは、測定室においてメカニカルセンサを用いて測定される。
選択された眼鏡フレームの測定をメカニカルセンサを用いて行うことで、一方では選択された眼鏡フレームに嵌合する眼用レンズを発注することが可能になり、他方では装用者の処方が可能になる。
メカニカルセンサを用いて測定室内で行われる測定の結果に従って、眼鏡技術者又は眼用レンズの供給者は、
‐例えば装用者の処方などの光学的基準に従って、装用者にとって最良の半仕上げレンズを決定すること、及び
‐選択されたフレームで行われた測定結果に適合するように、レンズを縁取り及び面取りすることが可能である。
本発明において、レンズを眼鏡フレームの形状に従って切削するステップは少なくとも、レンズの縁取りを行う「縁取り」と呼ばれるステップと、レンズの外縁にベベルを形成する「面取り」と呼ばれるステップとを含んでいる。
レンズ供給者は、供給されるレンズが確実に、装用者の処方と選択された眼鏡フレームとに適合するようにしなければならない。
例えばレンズ供給者は、選択された、特に開口部及び溝を有するフレームに、供給予定のレンズが確実に効果的に嵌合できるようにしなければならない。
したがって、選択されたフレームの開口部の内周において行われる測定と、半仕上げレンズの選択と、ベベル形状の算出とは、選択された眼鏡フレームにレンズが良好に嵌合することを保証するためには非常に重要であると考えられる。
米国特許第5333412号明細書 米国特許第5121548号明細書
本発明は、現状を改善すること、特に切削された眼用レンズが選択された眼鏡フレームに一度で嵌合する場合を増加させることを目的とする。
当該目的のために、本発明は、所定の眼鏡フレームに眼用レンズが嵌合するように、眼用レンズのベベル形状を決定するための方法を提供する。当該方法は、
‐眼鏡フレームの主軸(Xf、Yf、Zf)において表される、眼鏡フレームの少なくとも1つのリム溝の三次元内側輪郭(xi、yi、zi)と、リム溝の周辺部の長さPfとを供給するステップと、
‐眼用レンズの遮断点と、眼用レンズの水平方向Xlとを供給するステップと、
‐遮断点において、眼用レンズの表面に対して直角のZlと、リムのZf軸との位置合わせを行うステップと、
‐眼用レンズの水平方向Xlと、リムのXf軸との位置合わせを行うステップと、
‐リム溝の三次元内側輪郭(xi、yi、zi)を眼用レンズの前面の表面に投影し、三次元に投影された溝の形状(xp、yp、zp)を得るステップと、
‐二次元の溝形状(xp、yp)の各点の座標を、2つの補正係数に基づいて修正するステップであって、座標xpの補正係数はRxであり、座標ypの補正係数はRyであり、Rx+Ry=1であり、これによって、三次元に投影された溝の形状(xp、yp、zp)の長さPpと、リム溝の内側輪郭の周辺部の長さPfとが等しくなり、眼用レンズのベベル形状が得られるステップと、
を有する。
本発明に係る方法は、ベベル形状の算出を改善するという利点を有する。溝の形状の曲率が、製造者によって選択された眼用レンズの前面の曲率とは異なるときに、ベベル形状を適合させると有利である。
このように、先行技術のアプローチとは対照的に、選択されたフレームは手法のインプットデータであり、嵌合するレンズはアウトプットデータであると理解される。
したがって、装用予定者は最も外観に優れたフレームを選ぶことが可能であり、レンズ供給者又は眼鏡技術者は装用者の処方のレンズを選択されたフレームに嵌合することができる。
‐補正係数RXが補正係数RYとは異なる実施形態と、
‐眼鏡フレームがフルリムである実施形態と、
‐眼鏡フレームがハーフリムレスである実施形態と、
がさらに単独又は組み合わせて考えられる。
その他の側面によれば、本発明は眼用レンズを切削するための方法に関する。当該方法は、
‐眼用レンズを受け取るステップと、
‐少なくとも1つのリムの慣性主軸(Xf、Yf、Zf)において表現される、眼鏡フレームの少なくとも1つのリム溝の三次元内側輪郭(xi、yi、zi)と、眼鏡フレームの少なくとも1つのリム溝の周辺部の長さPfとを得るステップと、
‐眼用レンズの遮断点と眼用レンズの水平方向Xlとを得るステップと、
‐請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を用いて、眼用レンズのベベル形状を決定するステップと、
‐算出されたベベルに従って、眼用レンズを切削するステップと、
を有する。
‐レンズ発注者側で眼鏡のフレームが選択及び測定され、レンズの溝の内側輪郭がレンズ縁取り工の側にインストールされた演算装置に送信され、レンズ縁取り工の側において算出ステップが遂行される実施形態と、
‐切削ステップは発注者側で遂行される実施形態と、
がさらに単独又は組み合わせて考えられる。
本発明はまた、眼用レンズの発注方法にも関する。当該方法は、
‐眼鏡フレームを選択するステップと、
‐本発明に従う眼用レンズの切削を発注するステップと、
‐切削された眼用レンズを選択された眼鏡フレームに嵌合するステップと、
を有する。
当該発注方法には、さらに発注者側で行われる眼用レンズの縁取りステップも含まれる。
その他の側面によれば、本発明はコンピュータプログラム製品に関する。当該コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数の命令列を格納している。当該命令列は、プロセッサによってアクセス可能であり、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに本発明に係る少なくとも1つの方法の少なくとも1つのステップを実行させる。
本発明はまた、コンピュータ可読媒体にも関する。当該コンピュータ可読媒体は、本発明に係るコンピュータプログラムの1つ又は複数の命令列を備えている。
特に別の記載がない限り、眼鏡フレームのリムの横断面は、眼鏡フレームのリムの重心を含む平面と理解される。
特に別の記載がない限り、眼用レンズの横断面は、眼用レンズの重心を含む平面と理解される。
特に別の記載がない限り、「眼鏡技術者」はアイケアの専門家とも理解される。
特に別の記載がない限り、以下の議論から明らかなように、明細書全体を通して、「演算」「算出」「生成」などの用語を用いた議論は、コンピュータ又はコンピュータシステム、又は類似の電子演算装置であって、演算システムのレジスタ及び/又はメモリ内部で電子などの物理量として表されるデータを操作する、及び/又は当該データを演算システムのメモリ、レジスタ又はその他の情報ストレージ内部で同様に物理量として表されるその他のデータに変換する電子演算装置、送信装置又はディスプレイ装置の行為及び/又はプロセスに関するものであると理解される。
本発明の実施形態には、本発明に係る演算を行うための装置も含まれる。当該装置は所望の目的のために特別に作製されるか、あるいは汎用コンピュータ又はコンピュータに内蔵されたプログラムによって選択的に作動又は再構成されるデジタル信号処理装置(DSP)を有する。このようなコンピュータプログラムは、フレキシブルディスク、光ディスク、CD‐ROM、光磁気ディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、磁気カード又は光カードを含むあらゆるタイプのディスク、又は、電子的命令を記憶するのに適しており、かつコンピュータシステムのバスに接続可能なその他のあらゆるタイプの媒体などのコンピュータ可読記憶媒体に格納されるが、これは例であって限定ではない。
本明細書において示されるプロセス及びディスプレイは、本質的に何らかの特定のコンピュータ又はその他の装置に関わるものではない。本明細書の教示に従って、様々な汎用システムをプログラムで使用するか、又は所望の方法を実施するためのより専門化した装置を作製すると便利である。これらの様々なシステムに所望される構成は、以下の説明から明らかになる。加えて、本発明の実施形態は、何らかの特定のプログラム言語に関して記載されているのではない。様々なプログラム言語が、本明細書に記載された発明の教示を実施するために用いられると理解される。
以下に添付図面を用いて本発明の限定的ではない実施形態を説明する。
フルリム眼鏡フレームの前面を示した図である。 眼鏡フレームの2種類のリムの横断面を示した図である。 眼鏡フレームの2種類のリムの横断面を示した図である。 縁取り前後における眼用レンズの輪郭を示した図である。 縁取り前後における累進多焦点レンズの輪郭を示した図である。 フルリムフレームのリムに嵌合するために縁取りされた眼用レンズの横断面を示した図である。 本発明に係る方法の様々なステップ中のリム溝の内側輪郭を示した図である。
図中の構成要素は簡潔かつ明瞭に図示されたものであって、正確な縮尺に基づいて図示されたものではない。例えば、図中のいくつかの構成要素の寸法は、本発明の実施形態の理解を改善するために、他の構成要素に対して実際よりも拡大されている。
本発明の構成において、以下の用語は以下に示す意味で用いられる。
‐多焦点レンズの光軸:レンズの前面に対して垂直であり、レンズの光学中心を通過する方向
‐遠用部:レンズの遠方視点を囲む領域であり、当該領域内では、レンズの屈折力及び非点収差から成る局所的光学特性が、遠方視点におけるレンズの屈折力及び非点収差から成る局所的光学特性と実質的に同一になる。
‐近用部:レンズの近方視点を囲む領域であり、当該領域内では、レンズの屈折力及び非点収差から成る局所的光学特性が、近方視点におけるレンズの屈折力及び非点収差から成る局所的光学特性と実質的に同一になる。
‐累進レンズの加入度:近方視点におけるレンズの屈折力の値と、遠方視点におけるレンズの屈折力の値との差
‐レンズの光学特性:レンズを通過する光線の変化に関する、屈折力、非点収差、光収差等のデータ
‐処方:屈折力、非点収差、及び関係ある場合には加入度、から成る光学特性の集合であり、眼科医によって、個人の視力異常を補正するために、例えば当該個人の眼前に配置されたレンズを用いて決定される。「非点収差」という用語は、振幅値及び角度値から構成されるデータ対を意味するために使用される。言語の乱用ではあるが、非点収差の振幅のみを意味するために使用されることもある。当業者は、当該用語がどちらの意味で用いられているかを文脈から理解することが可能である。一般的に言えば、累進レンズの処方は、遠方視点における屈折力及び非点収差の値と、必要な場合には加入度の値と、を有する。
‐レンズの表面特性:平均球面又は円柱の値といった、レンズの1つの面に関する幾何学的データ
‐平均球面(D):単位はメータで、R1及びR2で表され、表面上の同じ点において決定される2つの表面曲率半径の逆数の合計の半分に(N−1)を乗じたものである。言い換えると、D=(N−1)×(1/R1+1/R2)/2であり、Nはレンズの屈折指数である。
‐円筒(C):メータで表され、表面上の同じ点において決定される2つの表面曲率半径の逆数の差分の半分の絶対値に(N−1)を乗じたものである。言い換えると、C=(N−1)×|1/R1−1/R2|である。
‐高さ:視野が水平なときに、レンズ又はレンズのゾーンの垂直方向の寸法を決定するために用いられる。
‐幅:視野が水平なときに、レンズ又はレンズのゾーンの水平方向の寸法を決定するために用いられる。
本発明の構成においては、光学面の「曲率」は、当該面の1つのゾーン又は1つの特定の点における曲率を指す。表面が球面のときは、曲率が一定なので、どの点においても決定できる。表面が単焦点の非球面のときは、その曲率は一般に光学中心において測定又は決定される。表面が累進多焦点の面のときは、その曲率は一般に遠方視点において測定又は決定される。前記各点は、本発明に従って曲率を測定又は決定する点として好ましい点であって、これらの点に限定されるものではない。
本発明において、最終的な眼用レンズは、例えば無色レンズ又は調光レンズ又は偏光レンズなどの、従来のあらゆるタイプのレンズである。
本発明において、幾何学データには、少なくとも輪郭と形状とが含まれる。
輪郭データはリストの中から選択されるが、これに限定されるものではない。当該リストは、
‐眼鏡フレームの前面の内1つ、又は溝の底面の三次元周囲と、
‐少なくとも1つの点における、溝の底面と眼鏡フレームの前面の内1つとの間の距離と、
を含む。
形状データはリストの中から選択されるが、これに限定されるものではない。当該リストは、
‐眼鏡フレームの前面の表面における接線と、
‐眼鏡フレームの三次元デジタル表現と、
‐眼鏡フレームの前面の平均トーラス(torus)、球面、円柱と、
‐二面角と、
‐眼鏡フレームの内側輪郭の三次元デジタル表現と、
‐眼鏡フレームの傾斜角と、
を含む。
本発明によると、幾何学データは、所定の眼鏡フレームを従来の測定装置を用いて測定することによって得られる。有利なことに、幾何学データの精度は改善されている。実際に、眼鏡フレームが基準フレームを基に製造されていても、所定のフレームと基準フレームとの間の幾何学的差異は小さい。
幾何学データは、眼鏡フレームデータベースからも得ることができる。そのような方法は、時間の消費がより少ないという利点がある。
幾何学データは、測定とデータベースの利用とを組み合わせて得ても良い。
本発明の様々な実施形態によると、幾何学データには、
‐実際の輪郭パラメータ及び基準形状と、
‐眼鏡フレームの三次元データと、
‐眼鏡フレームの二次元データ及び眼鏡フレームのカーブデータと、
‐眼鏡フレームのリムの内側輪郭データと、
‐眼鏡フレームの前面の幾何学データと、
が含まれるが、これに限定されるものではない。
本発明によると、装用者データは少なくとも装用者の処方データを含んでいるが、以下のリストから選択される構成要素を含んでも良い。当該リストは、
‐単眼瞳孔距離と、
‐心取り点の高さと、
‐装用時前傾角と、
‐例えば「1:1」、「1:2」、「フロントカーブトレーシング」などの美的基準の選択と、
を含んでいるが、これに限定されるものではない。
「フロントカーブトレーシング」は基準であり、当該基準では、レンズの前面が眼鏡フレームの前面と隣接するようにベベルが形成される。
「1:1」は基準であり、当該基準では、眼用レンズの前面と後面との等距離において、ベベルが眼用レンズの外縁に形成される。
「1:2」は基準であり、当該基準では、ベベルとレンズの前面との間の距離が、ベベルとレンズの後面との間の距離の1/2になるように、ベベルが眼用レンズの外縁に形成される。
本発明によると、処方データは視力補正をわずかに含んでも良いし、含まなくても良い。例えば、眼用レンズが偏光レンズである場合には、処方は視力補正を含まない。
図1は、眼鏡フレーム10と、眼鏡フレーム10における装用者の右瞳孔及び左瞳孔の位置とを示している。右瞳孔はD、左瞳孔はGで表されている。
図1は、眼鏡フレーム10に関して、太線14でレンズの輪郭を示し、細線で眼鏡フレーム10の内側境界16と外側境界18とを示している。
プラスチック又はその他の材料で形成された構成部材で、その輪郭が眼鏡フレームの溝の底面に一致する構成部材は、眼鏡フレームのテンプレートと呼ばれる。したがって、テンプレートは、眼鏡フレームに嵌合するためにレンズを切削するときの外形である。
Bは、ボクシングシステム、すなわち眼鏡フレームの測定システムに関するISO8624規格に従って決定されたテンプレートの全高である。この高さは、切削後のレンズが嵌合する矩形の高さに合致する。
フレームの右テンプレートと左テンプレートとを連結する構成要素は、眼鏡フレームのブリッジと呼ばれている。図1では、ブリッジはPで示されている。
右半分の瞳孔間距離PD及び左半分の瞳孔間距離PGは、それぞれ装用者の2つの瞳孔間の距離の略半分に相当する。累進レンズの調整を行うときは、眼鏡技術者は右半分の瞳孔間距離PD及び左半分の瞳孔間距離PGの両方を測定する。
左半分の距離は、フレームの垂直方向の対称軸と左の瞳孔中心との間の距離である。右半分の距離は、フレームの垂直方向の対称軸と右の瞳孔中心との間の距離である。
右のボクシング高さHDは、右瞳孔とフレームの右半分の最下点との間の垂直方向の距離を指している。左のボクシング高さHGは、左瞳孔とフレームの左半分の最下点との間の垂直方向の距離を指している。
累進レンズの調整を行うときに、眼鏡技術者はデータム高さを測定しても良い。図1では、データム高さはHDd及びHGdで表されている。これらの右及び左の基準高さは、それぞれ右又は左の瞳孔と、右又は左の瞳孔を通過する垂線とフレームの最下部との交点との間の距離である。
瞳孔間距離とフレームに対する瞳孔の高さとの測定は、装用者の所定の位置において、つまり装用者が頭を垂直にして無限遠を見ている位置において行われる。
所定のフレームの特徴は、従来の装置を用いて、フレーム上で測定可能である。例えば、特許文献1には、フレーム溝の底面形状を三次元で測定することを可能にする装置が記載されている。形状がこうして決定されると、高さBを計算することが可能になる。
フレームの特徴は、装用者が選択したモデルに従って、製造者によって直接与えられても良い。
こうして決定されたデータを用いて、各レンズは、装用者が頭を垂直にして無限遠を見ているときに、累進レンズの心取り点CMが、対応する眼の瞳孔に面したフレーム内に位置するように切削される。
結果として、フレームの装用者が頭を垂直にして無限遠を見ているとき、その視線は心取り点においてレンズを通過する。レンズ上に心取り点が印点されていない場合には、微小印点の中間点と心取り点との間の距離によって補正を行った後、レンズの位置決めのために当該中間点を用いることも当然のことながら可能である。
特に別の記載がない限り、本発明に係る方法はあらゆるタイプの眼鏡フレームに適用可能である。例えば、メタルフレーム、プラスチックフレーム、コンビネーションフレーム、ハーフリムレスフレーム、ナイロールフレーム、リムレスフレームなどである。
図2a及び図2bは、眼鏡フレームの2つの異なるリムの横断面を示している。
図2aに示されたリム20は、V字形の溝22を有しており、一般に金属又はプラスチック製のフルリムフレームに対応している。当該フルリムフレームに嵌合するレンズは、対応するΛ字形(逆V字形)のベベルを有するように面取りされる。
図2bに示されたリム20は、U字形の溝24を有しており、一般にハーフリムレスフレームに対応している。当該ハーフリムレスフレームに嵌合するレンズは、対応するU字形のベベルを有するように面取りされた後、保持糸を用いて眼鏡フレームに嵌合する。
図3は、縁取り前後における眼用レンズの輪郭を示している。図中の細線は、縁取り前のレンズ輪郭に相当する。標準的なレンズは円形を有している。太線はフレームのテンプレートの輪郭に相当するが、縁取り後のレンズ輪郭でもある。このレンズの縁取りステップの後に面取りステップを行う、又は、縁取りステップと面取りステップとを組み合わせて行うことによって、後でレンズが眼鏡フレームに嵌合することが可能になる。
図3は、フレームのテンプレートの全幅Aと、当該テンプレートの全高Bとを示している。すなわち、切削されたレンズが嵌合する矩形の幅及び高さである。上述したように、フレームにおけるレンズの位置決めとは、例えばレンズの特徴的な各点などの位置決めデータを用いて、フレームにおけるレンズの所望の位置を決定することである。
例えば、レンズの心取り点、レンズ表面に印点された微小印点の中間点、又は単焦点レンズの場合には光学中心も用いられる。図3において当該心取り点又は光学中心は、十字で印が付けられており、CMで表されている。
回転対称ではないレンズの場合には、フレームにおけるレンズの角度位置の位置決めも行う必要がある。
図4は、多焦点レンズがフレームの寸法に合わせて輪郭Cの周囲で縁取りされる前を概略的に表している。図4において、レンズの鼻側はN、側頭部側はT、子午線はLM、遠方視点はVL、近方視点はVP、インセットはIn、プリズム基準点(PRP)は0で示されている。
図5は、縁取り及び面取りが行われた眼用レンズ100の横断面を示している。当該眼用レンズにおいて、前面は102、後面は104、外側周辺部は106で表されている。
後面104は、眼用レンズをフレームに嵌合したときに、装用者の眼に最も近い面である。一般的に後面104は凹面であり、前面102は凸面である。
外側周辺部106は、縁取り及び面取りステップの間、優先される。図5に示したように、外側周辺部は嵌合手段、この場合はベベル108を提供している。すでに説明したように、ベベルの幾何学的形状、特にその位置と形状とは、眼用レンズが嵌合する眼鏡フレームに左右される。
別の選択肢としてレンズの外側周辺部が、前面に対向するベベル110と、後面に対向するベベル112とを提供しても良い。
以下に、本発明に係る方法の実施形態を、図6を用いて説明する。
本発明の実施形態によると、装用者は眼鏡技術者側で眼鏡フレームを選択する。
眼鏡技術者は、選択された眼鏡フレームを、例えば特許文献2に記載されたような測定装置を用いて測定する。
測定データは、少なくとも眼鏡フレームの各リムの溝の内側輪郭200を含んでいる。
リム溝の内側輪郭200は、直交座標のデータファイル(xi、yi、zi)である。内側輪郭の座標は、リムの慣性主軸(Xf、Yf,Zf)で表される。Xf軸はデータムライン又はリムの水平基準軸と一致し、Y軸はリムの垂直方向と一致し、Z軸はリムの前面に対する垂線と一致し、各軸の起点0はリムの幾何学中心又は重心である。
リム溝の周辺部長さPfは、リム溝の三次元内側輪郭を表す直交座標(Xn、Yn、Zn)(n=1、2…N)に基づいて算出される。リム溝の周辺部長さPfは、リム溝の再現された三次元形状の周辺部の長さであり、当該長さは以下の方程式[数1]から算出される。
Figure 0005766952
当該方程式においてi=Nのとき、「1」が(i+1)に用いられる。
眼用レンズの遮断点0は、光学的測定に従って算出される。遮断点は、眼用レンズの各軸(Xl、Yl、Zl)の起点として選択される。
Zl軸は、遮断点において、眼用レンズの前面の表面に対して直角である。
本発明の実施例によると、リムの主軸(Xf、Yf、Zf)は眼用レンズの軸(Xl、Yl、Zl)と位置を合わせられる。リム溝の内側輪郭の直交座標(Xn、Yn、Zn)(n=1、2…N)は、再び位置合わせをした軸において再表現され、眼用レンズの前面の表面に投影される。
本発明に係る方法における次のステップは、二次元の溝形状(xp、yp)の各点の投影された座標202を、2つの補正係数に基づいて修正することである。Rxは座標xpの補正係数であり、Ryは座標ypの補正係数であり、Rx+Ry=1である。これによって、三次元に投影された溝の形状204(xp、yp、zp)の長さPpと、リム溝の内側輪郭の周辺部の長さPfとが等しくなり、眼用レンズのベベル形状が得られる。
投影された座標は、反復段階を用いて修正される。反復段階は以下の式で表される。
Figure 0005766952
Figure 0005766952
補正係数Rx及びRyの値の選択によって、眼鏡フレーム及び眼用レンズに従って、ベベル形状の補正を適合させることが可能になる。
例えば図6に示したように、眼用レンズのフロントベースの曲率が、眼鏡フレームのリム溝の内側輪郭の曲率よりも大きい場合は、Rx及びRyを、Y軸沿いの座標が増加し、X軸沿いの座標が減少するように、例えばRx=3、Ry=−2となるように選択すると良い。
実際に発明者は、眼用レンズが眼鏡フレームのリムにより強く嵌合すること、及び、眼用レンズが嵌合したときに応力がリムの周囲により良く分散されることを観察している。
例えば、眼用レンズのフロントベースの曲率が、眼鏡フレームのリム溝の内側輪郭の曲率よりも小さい場合は、RyをRxと等しくしても良い。
実際に発明者は、眼用レンズが眼鏡フレームのリムにより強く嵌合することを観察している。
以上、本発明を実施形態を基に説明したが、それによって本発明の全体的な思想が限定されるものではない。
0 プリズム基準点
遮断点
10 眼鏡フレーム
14 太線
16 内側境界
18 外側境界
20 リム
22 溝
24 溝
100 眼用レンズ
102 前面
104 後面
106 外側周辺部
108 ベベル
110 ベベル
112 ベベル
200 内側輪郭
202 座標
204 形状
A テンプレートの全幅
B テンプレートの全高
C 輪郭
CM 心取り点
D 右瞳孔
G 左瞳孔
HD 右のボクシング高さ
HDd 右のデータム高さ
HG 左のボクシング高さ
HGd 左のデータム高さ
In インセット
LM 子午線
N レンズの鼻側
P ブリッジ
PD 右半分の瞳孔間距離
PG 左半分の瞳孔間距離
T レンズの側頭部側
VL 遠方視点
VP 近方視点

Claims (8)

  1. 眼用レンズが所定の眼鏡フレームに嵌合するように、前記眼用レンズのベベル形状を決定するための方法であって、前記方法は、
    1.眼鏡フレームの少なくとも1つのリムの主軸(X 、Y 、Z )において表される、前記眼鏡フレームの少なくとも1つのリム溝の三次元内側輪郭(x 、y 、z )と、前記少なくとも1つのリム溝の前記内側輪郭の内周の長さP と、を供給するステップと、
    2.前記眼用レンズのブロッキングポイントと、前記眼用レンズの横方向X と、を供給するステップと、
    3.前記ブロッキングポイントにおいて、前記眼用レンズの表面に対して垂直なZ と、前記リムの主軸Z と、の位置合わせを行うステップと、
    4.前記眼用レンズの横方向X と、前記リムの主軸のX と、の位置合わせを行うステップと、
    5.前記リム溝の三次元内側輪郭(x 、y 、z )を前記眼用レンズの前面の表面に投影し、三次元に投影された溝の形状(x 、y 、z )を得るステップと、
    6.前記座標x の補正係数R と、前記座標y の補正係数R を、Rx+Ry=1であるように選択するステップと、
    7.二次元の溝形状(x 、y )の各点の座標を修正するステップであって、
    Figure 0005766952
    Figure 0005766952
    ここで、P は前記三次元に投影された溝の形状(x 、y 、z )の長さである、
    に従って修正するステップと、
    8.前のステップで修正した座標(x 、y )を考慮して前記三次元に投影された溝の形状(x 、y 、z )の長さP を算出するステップと、
    9.前記三次元に投影された溝の形状( 、y 、z )の長さPと、前記少なくとも1つのリム溝の内側輪郭の内周の長さPとが等しくなるまで、上述のステップ7及び8を繰り返し、これにより、前記眼用レンズのベベル形状が得られるステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記補正係数R が前記補正係数R とは異なることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記眼用レンズのフロントベースの曲率が、前記眼鏡フレームの前記リム溝の前記内側輪郭の曲率より大きい際は、Y軸沿いの座標が増加し、かつ、X軸沿いの座標が減少するようにR 及びR は選択され、前記眼用レンズのフロントベースの曲率が、前記眼鏡フレームの前記リム溝の前記内側輪郭の曲率より小さい際は、R と等しくなるようにR が選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記眼鏡フレームがハーフリムレス眼鏡フレームであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 眼用レンズを切削するための方法であって、
    ‐眼用レンズを受け取るステップと、
    ‐少なくとも1つのリムの主軸(X 、Y 、Z )において表現される、眼鏡フレームの少なくとも1つのリム溝の三次元内側輪郭(x 、y 、z )と、前記眼鏡フレームの前記少なくとも1つのリム溝の前記内部輪郭の内周の長さP と、を得るステップと、
    ‐前記眼用レンズのブロッキングポイントと前記眼用レンズの横方向X とを得るステップと、
    ‐請求項1から4のいずれか一項に記載の方法を用いて、前記眼用レンズのベベル形状を決定するステップと、
    ‐算出されたベベルに従って、前記眼用レンズを切削するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  6. レンズ発注者側で前記眼鏡フレームが選択及び測定され、前記フレームの前記少なくとも1つのリム溝の前記内側輪郭が、レンズ縁取り工の側にインストールされた演算装置に送信され、前記レンズ縁取り工の側において、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法が遂行されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記算出されたべベルに従って、前記眼用レンズを切削するステップが、発注者側において遂行されることを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 眼用レンズの発注方法であって、前記方法は、
    ‐眼鏡フレームを選択するステップと、
    ‐請求項5から7のいずれか一項に記載の方法に従って、前記眼用レンズを切削するステップと、
    ‐前記切削された眼用レンズを前記選択された眼鏡フレームに嵌合するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
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