JP2005202187A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、オーバーシュートの抑制が可能な定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 互いに圧接された一対の回転体81A,81Bと、該回転体81A,81Bを加熱する加熱手段84と、前記回転体81A,81Bの温度を検知する温度検知手段85と、前記加熱手段84の通電を制御する加熱制御手段32と、を有する定着装置8において、該加熱制御手段32は、前記温度検知手段85が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段84を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】 互いに圧接された一対の回転体81A,81Bと、該回転体81A,81Bを加熱する加熱手段84と、前記回転体81A,81Bの温度を検知する温度検知手段85と、前記加熱手段84の通電を制御する加熱制御手段32と、を有する定着装置8において、該加熱制御手段32は、前記温度検知手段85が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段84を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は回転体のオーバーシュートを防止することが可能な定着装置及び、該定着装置を有する画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は、電源を投入してから画像形成が可能になるまでの時間及び、省電力モードから復帰するまでの時間であるウォームアップ時間を短縮するために、定着装置の低熱容量化が図られてきた。これは、定着装置内にある回転体のうち、加熱手段によって加熱され転写紙上のトナーを溶融する加熱ローラの低熱容量化によって実現され、これによって電源の投入時や、省電力モードからの復帰時の待ち時間が大幅に短縮された。
その一方で、加熱ローラの熱容量を小さくした影響で、新たな問題点も出てきている。その一例がフリッカーであり、これを防止するためにPWM制御の半波単位で加熱手段の通電を強制的にオフにするものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−6180号公報(段落0037、図3、図5)
加熱ローラの低熱容量化によって発生する問題には、フリッカーの他にオーバーシュートもある。
一般に定着装置は、加熱手段により加熱ローラ又は定着ベルト等を加熱し、温度検知手段が検知した加熱ローラ等の表面温度を基に、加熱手段の通電をオン・オフすることによって適切な温度になるように温度制御を行っている。
しかし、加熱ローラ等の熱容量が小さくなったことで、加熱ローラの温度変化に温度検知手段が追従できなくなっている。そのため、温度検知手段が加熱ローラの表面温度が目標設定温度に達したと検知した時には、加熱ローラの実際の表面温度は目標設定温度以上の高い温度になってしまう。このような現象をオーバーシュートといい、オーバーシュートが派生した結果、加熱ローラの周辺に配置されている分離爪やベアリング等の部材に、熱的ダメージを与えてしまい、それらの部材の寿命が低下してしまう。特許文献1はフリッカーの防止が目的であり、オーバーシュートの原因となる温度検知手段の応答性についての記述が無いため、特許文献1に記載された技術ではオーバーシュートを防止することができないと考えられる。
そこで本発明は、オーバーシュートの抑制が可能な定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1記載の定着装置は、互いに圧接された一対の回転体と、該回転体を加熱する加熱手段と、前記回転体の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段と、を有する定着装置において、該加熱制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴としている。
請求項2記載の定着装置は、前記通電禁止時間は、前記温度検知手段の熱時定数より長いことを特徴としている。
請求項3記載の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、該像担持体に静電潜像を形成する画像書込み装置と、形成された静電潜像を現像し、トナー像を形成する現像装置と、形成されたトナー像を転写紙に転写する転写装置と、互いに圧接された一対の回転体と、該回転体を加熱する加熱手段と、前記回転体の温度を検知する温度検知手段とを有する定着装置と、を有する画像形成装置において該画像形成装置は加熱手段の通電を制御する加熱制御手段を有し、該加熱制御手段に、前記温度検知手段が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段を所定時間通電した後、一定時間、前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴としている。
請求項4記載の画像形成装置は、前記通電禁止時間は、前記温度検知手段の熱時定数より長いことを特徴としている。
請求項1記載の定着装置は、一対の回転体・加熱手段・温度検知手段・加熱制御手段とを有している。加熱制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けた制御を行う。これによってオーバーシュートが防止でき、回転体周辺に配置された部材の寿命低下の防止ができる。
請求項2記載の定着装置は、加熱制御手段に設けられた通電禁止時間は、温度検知手段の熱時定数よりも長くなっている。これによりオーバーシュートの防止がより確実に行うことができる。
請求項3記載の画像形成装置は像担持体・画像書込み装置・現像装置・転写装置・定着装置及び・加熱制御手段を有しており、定着装置は一対の回転体・加熱手段・温度検知手段とを有している。これらのうち、加熱制御手段は、温度検知手段が検知した温度が目標設定温度よりも低い場合に、回転体を一定時間加熱した後、温度検知手段が検知する温度に関わらず加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けた。これによって、温度検知手段が検知する回転体表面の温度と回転体表面の実際の温度の間の差が小さくなり、オーバーシュートを防止することができる。
請求項4記載の画像形成装置は、通電禁止時間を、温度検知手段の熱時定数よりも長くなるように設定している。これによって、回転体表面の温度変化に温度検知手段が追従することができるので、オーバーシュートを防止することができる。
次に、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の画像形成装置の全体構成を示す模式図である。
このカラー画像形成装置11は、タンデム型カラー画像形成装置と称されるもので、複数のローラ群により張架され、周回駆動可能に支持された無端ベルト状の中間転写ベルト7を備えており、この中間転写ベルト7の外周面に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つの画像形成部10Y,10M,10C,10Kが縦列して配置されている。以下の説明では、カラー画像形成装置11を基に説明をするが、本発明はモノクロ画像形成装置にも適用が可能である。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、それぞれ表面に潜像が形成される像担持体1Y,1M,1C,1Kを有しており、各像担持体の外周面に沿って動作順に、この像担持体1Y,1M,1C,1Kの表面をそれぞれほぼ一様に帯電する帯電装置2Y,2M,2C,2Kと、各像担持体表面上に静電潜像の書き込みを行う画像書込み装置3Y,3M,3C,3Kと、像担持体表面に形成された各潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像装置4Y,4M,4C,4Kと、各像担持体表面上のトナー像を中間転写ベルト7上に転写する一次転写装置5Y,5M,5C,5K及び、転写後の像担持体表面を清掃するクリーニング装置6Y,6M,6C,6Kが配設されている。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kによって像担持体1Y,1M,1C,1K上に形成された各色のトナー像は、一次転写装置5Y,5M,5C,5Kにより回動する中間転写ベルト7上の同一位置に逐次転写されて、カラー画像が合成される。
一方、転写紙Pを収容する給紙カセット20には、バネ等の付勢手段により常時その自由端が上方向に付勢される可動板26が配置され、その上に配置される転写紙Pの最上位のものが給紙ローラ21に接触するようになっている。
給紙ローラ21に接触した転写紙Pはさばきローラ21Aによって一枚ずつ分離されて送り出され、複数の中間ローラ22A,22B,22C,22Dにガイドされてレジストローラ23まで搬送される。
転写紙Pはレジストローラ23により給紙タイミングがとられて二次転写装置5Aに搬送され、中間転写ベルト7上の合成されたカラー画像が転写紙P上に一括転写される。転写後、転写紙Pを曲率分離した中間転写ベルト7は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
カラー画像が転写された転写紙Pは、搬送ガイド板30に案内されながら、定着装置8に搬送される。そして、転写紙P上のカラー画像は定着装置8により定着処理され、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
図2は、定着装置の構成を示す模式図である。定着装置8は加熱ローラ81Aと加圧ローラ81Bという一対の回転体を有している。転写装置によりトナー像を転写された転写紙Pはトナー像を加熱ローラ81A側に向けた状態で、加熱ローラ81Aと加圧ローラ81Bのニップ点を通過する。これによってトナー像が加熱溶融し、転写紙Pに定着する。トナー像が定着した転写紙Pは、加熱ローラ81A・加圧ローラ81Bの下流にある排紙ローラ82によって定着装置8の外部へ搬送される。トナー像を加熱溶融する時、一部のトナーは加熱ローラ81Aの表面に付着する。ウェブ83は加熱ローラ81Aの表面に付着したトナーを除去するものである。また、一対の回転体81A,81Bと排紙ローラ82との間には、転写紙Pを回転体81A,81Bから分離するための図示しない分離爪がそれぞれの回転体81A,81Bに接するように配置されている。
加熱ローラ81Aの中心部分には、ハロゲンランプ又はIH等による加熱手段84が設けられており、加熱ローラ81Aの外側には、サーミスタ等の温度検知手段85が設けられている。図2では温度検知手段85は非接触型であり、加熱ローラ81Aからわずかに離れたところに配置されているが、接触型のものを使用することも可能である。また、加熱手段84は加圧ローラ81Bにも設けることが可能である。
図3は、本発明の画像形成装置のブロック図である。全体制御部31は、図示しないCPU・記憶装置等を有しており、画像形成部10(画像形成部10Y,10M,10C,10Kを総称して画像形成部10とする)等、画像形成装置11内の各装置を協同的に動作させるものである。
加熱制御手段32は、温度検知手段85が検知した加熱ローラ81Aの表面の温度を基に、加熱手段84の通電のオンオフを制御する。加熱制御手段32は、予め設定されてる目標設定温度と、温度検知手段85が検知した加熱ローラ81Aの表面温度とを比較し、表面温度が目標設定温度より低い場合には加熱手段84をオンにして加熱ローラ81Aを加熱し、表面温度が目標設定温度以上であれば加熱手段84をオフにするという制御を行う。本発明ではこのような制御を基本とし、さらに、温度検知手段85を加熱ローラ81Aの温度変化に追従させるために、一定時間加熱をしたら加熱手段84の通電をオフにし、所定時間が経過するまでオンにしない通電禁止時間を設けた制御を行う。
図4は、通電禁止時間を設けた制御の初期処理を示すフローチャートであり、図5は、通電禁止時間を設けた制御のフローチャートである。図4及び図5による制御は、画像形成処理を行っていない待機時に、加熱制御手段32によって実行される。このように待機時にのみ行うのは、画像形成処理の最中には、転写紙Pが加熱ローラ81Aと加圧ローラ81Bとのニップ点を通過する時に、転写紙Pによって熱が奪われ、それによって、加熱ローラ81Aの温度変化が緩やかになり、温度検知手段85が加熱ローラ81Aの温度変化に追従できるので、従来の制御でもオーバーシュートは抑えられるという理由からである。
図4のフローチャートは、画像形成処理が終了し、画像形成装置11が待機状態になった時、及びウォームアップ時に一度だけ実行される。実行されるとまず、通電が許可された状態かどうかを示す通電許可タイマフラグをオンにし(S101)、通電が禁止された状態かどうかを示す通電禁止タイマフラグをオフにする(S102)。続いて、通電を許可する時間を計測する通電許可タイマと、通電禁止時間を計測する通電禁止タイマをリセットする(S103及びS104)。そして、通電許可タイマをスタートさせる(S105)。
図5のフローチャートは、図4のフローチャートが実行された後に所定の周期で実行される。図5のフローチャートが実行されると、加熱制御手段32は、温度検知手段85が検知した加熱ローラ81Aの表面温度と、予め設定されている目標設定温度とを比較する(S201)。もし、温度検知手段85が検知した温度が、目標設定温度以上であれば、加熱ローラ81Aがトナー像の定着に必要な温度に達しているので、加熱手段84の通電をオフにする(S202)。
もし、温度検知手段85が検知した温度が目標設定温度未満であれば、通電禁止タイマフラグがオンかオフかで場合分けを行う(S203)。図4のフローチャートによる初期処理を行った直後は、通電禁止タイマフラグはオフになっているので、通電許可タイマの値と通電許可時間との比較を行う(S204)。通電許可時間は、加熱ローラ81Aの熱容量や加熱手段84の発熱量等を考慮して適切な値を予め設定しておく。通電許可タイマ値が通電許可時間未満であれば、加熱手段84の通電をオンにする。既にオンになっている場合はオンの状態を保持する(S205)。逆に通電許可タイマの値が、通電許可時間以上になっている場合には、温度検知手段85が検知した表面温度を加熱ローラ81Aの実際の表面温度に追従させるために、加熱ローラ81Aの加熱を一旦停止する。これは、通電許可タイマフラグをオフにし、通電許可タイマを停止する(S206)・通電許可タイマをリセットする(S207)・通電禁止タイマフラグをオンにする(S208)・通電禁止タイマをスタートさせる(S209)、そして加熱手段84への通電をオフにする(S210)という一連の手順によって行われる。
S206からS210の処理を実行した後フローチャートは一旦終了するが、所定の時間が経過したところで再度実行される。今度はS208の処理によって通電禁止タイマフラグがオンになっているので、S203の条件判断で図の右側のフローに制御が分岐する。
分岐すると、まず通電禁止タイマの値と通電禁止時間とを比較し(S211)、通電禁止タイマ値が通電禁止時間より小さければ、S202で加熱手段84をオフにする。すでにオフになっている場合はオフの状態を保つ。もし、通電禁止タイマ値が通電禁止時間以上であれば、温度検知手段85が加熱ローラ81Aの温度変化に追いつき、検知した表面温度と加熱ローラ81Aの実際の表面温度との差がほとんどなくなっているので、加熱を再開する。すなわち、通電禁止タイマを停止し、通電禁止タイマフラグをオフにする(S212)・通電禁止タイマをリセットする(S213)・通電許可タイマフラグをオンにする(S214)・通電許可タイマーをスタートさせる(S215)、そして加熱手段84への通電をオンにする(S216)という一連の処理を実行する。
以上のように、加熱制御手段32による制御に加熱手段84への通電を行わない通電禁止時間を設けることによって、温度検知手段85が検知する加熱ローラ81Aの表面温度が実際の表面温度に近づくため、オーバーシュートを最小限に抑えることができる。
通電禁止時間は予め加熱制御手段32に設定されているが、通電禁止時間が短いと温度検知手段85が実際の表面温度に近づく前に加熱手段84の通電がオンになるため、オーバーシュートを抑えることが出来ない。そのため、通電禁止時間にはオーバーシュートを抑えることが出来るような適切な値を設定する必要がある。
図6は、通電禁止時間とオーバーシュート量との関係を示すグラフである。縦軸がオーバーシュート量を示し、横軸は通電禁止時間を表している。このグラフは以下の条件で行った試験を基に作成している。すなわち、加熱ローラ81Aは外径35mm・肉厚0.6mm・表層フッ素樹脂コーティングされたものを使用し、加圧ローラ81Bには外径35mm・シリコーンゴム層5mm・表層フッ素樹脂チューブを使用している。これらのローラのニップ荷重は600Nであり、加熱手段84の電力は700wで0.5秒通電する毎に通電禁止時間を設けている。また、温度検知手段85は、非接触型のサーミスタを用い、その熱時定数は0.93秒である。
熱時定数には複数の定義の存在が知られているが、ここでは、「所定の温度に加熱した物体に、室温の温度検知手段を所定の取り付け位置に配置したときに、温度検知手段が検知した温度が『飽和検知温度−室温』の90%のレベルに達するまでの時間」と定義した。
以上のような条件で、通電禁止時間を変えながらオーバーシュート量を測定した結果が図6のグラフである。図6で示したように、通電禁止時間が短いとオーバーシュート量も多くなり、加熱ローラ81Aの周囲に配置されている図示しない分離爪やベアリング等の部材に、熱的ダメージを与えてしまい、それらの部材の寿命が低下してしまう原因となる。しかし、通電禁止時間を温度検知手段85の熱時定数である0.93秒よりも長く設定すると、オーバーシュート量が大幅に減少することが分かった。
以上のことから、本発明の加熱制御手段32は、通電禁止時間を温度検知手段85の熱時定数よりも大きい値に設定するのが好ましい。
1Y,1M,1C,1K 像担持体
2Y,2M,2C,2K 帯電装置
3Y,3M,3C,3K 画像書込み装置
4Y,4M,4C,4K 現像装置
5Y,5M,5C,5K 一次転写装置
5A 二次転写装置
8 定着装置
11 画像形成装置
32 加熱制御手段
81A,81B 回転体
84 加熱手段
85 温度検知手段
P 転写紙
2Y,2M,2C,2K 帯電装置
3Y,3M,3C,3K 画像書込み装置
4Y,4M,4C,4K 現像装置
5Y,5M,5C,5K 一次転写装置
5A 二次転写装置
8 定着装置
11 画像形成装置
32 加熱制御手段
81A,81B 回転体
84 加熱手段
85 温度検知手段
P 転写紙
Claims (4)
- 互いに圧接された一対の回転体と、該回転体を加熱する加熱手段と、前記回転体の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段と、を有する定着装置において、
該加熱制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴とする定着装置。 - 前記通電禁止時間は、前記温度検知手段の熱時定数より長いことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- トナー像を担持する像担持体と、
該像担持体に静電潜像を形成する画像書込み装置と、
形成された静電潜像を現像し、トナー像を形成する現像装置と、
形成されたトナー像を転写紙に転写する転写装置と、
互いに圧接された一対の回転体と、該回転体を加熱する加熱手段と、前記回転体の温度を検知する温度検知手段と、を有する定着装置と、を有する画像形成装置において、
該画像形成装置は前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段を有し、
該加熱制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度が目標設定温度よりも低いときに、前記加熱手段を所定時間通電した後、一定時間前記加熱手段の通電を行わない通電禁止時間を設けることを特徴とする画像形成装置。 - 前記通電禁止時間は、前記温度検知手段の熱時定数より長いことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2004008940A JP2005202187A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP2004008940A JP2005202187A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | 定着装置及び画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010054747A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Sharp Corp | 定着装置、それを備えた画像形成装置、温度制御プログラムおよび温度制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2017032641A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、定着部の制御方法、および、コンピュータプログラム |
-
2004
- 2004-01-16 JP JP2004008940A patent/JP2005202187A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010054747A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Sharp Corp | 定着装置、それを備えた画像形成装置、温度制御プログラムおよび温度制御プログラムを記録した記録媒体 |
US8027608B2 (en) | 2008-08-27 | 2011-09-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing device, image forming apparatus equipped therewith, and recording medium on which temperature control program is recorded |
JP2017032641A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、定着部の制御方法、および、コンピュータプログラム |
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