JP2005202062A - まんが表示装置、まんが表示方法、まんが編集装置およびまんが編集方法 - Google Patents

まんが表示装置、まんが表示方法、まんが編集装置およびまんが編集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 まんがを画面表示させる装置を提供する。
【解決手段】 まんがデータ取得部328は、画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、まんがを読む順序に沿って指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る。表示位置処理部310は、ユーザによる画面送り操作があるたびに、順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する。表示判定部326は、幾何情報に基づき次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する。表示位置処理部310は、次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、次表示領域を画面の中央部に表示させ、次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、まんがを画面表示させるための技術に関し、とくに、まんがに設定される指定領域を、画面に順次表示させるための技術に関する。
近年、携帯型ゲーム端末をはじめとして携帯型の情報端末が普及している。ユーザはこれらの携帯型の情報端末において、テレビの視聴やデジタルデータ化された小説を読むことが可能となっている。とくに、液晶ディスプレイをはじめとした表示装置は急速に高画質化しつつある。従来は携帯型の情報端末では表示が不向きであった精緻な画像であっても、ユーザが視認可能程度の解像度で表示させることが可能となってきている。
ユーザがこうした携帯型の情報端末でまんがを楽しむことが出来れば、携帯型の情報端末の娯楽性が増す。例えば、特許文献1は、PDA(Personal Digital Assistance)などの携帯型端末によってまんがを楽しむための技術を開示する。
特開2003−108284号公報 特開2002−183207号公報
この特許文献1に記載の発明は、まんがのコマの表示サイズを携帯端末の小型画面のサイズに合わせるよう表示制御する。この際、大きなコマを縮小して画面表示させるとふきだし文字が視認不可能なほどに小さくなってしまう可能性がある。この問題に対処するため、特許文献1に記載の発明はふきだし文字などの文字情報を画像情報とは別個に設けられた領域に字幕形式で表示させる。
しかし、このような方法では、ユーザは通常のコミック本を読むときとは異なるまんがの読み方を強いられる。また、通常、携帯端末の画面サイズに多様なサイズのまんがのコマを無理に当てはめるように制御すると、まんがが本来持っている表現力を著しく減殺してしまう。さらに、まんがのふきだし文字を文字情報として抽出してまんがのデータを作る作業負荷も大きい。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、まんがを効果的に画面表示するための技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のまんが表示装置は、画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、まんがを読む順序に沿って指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るする。そして、ユーザによる画面送り操作があるたびに、その付与された順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定し、幾何情報に基づいて次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する。次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、次表示領域を画面の中央部に表示させる。次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させる。
「指定領域」とは、1ページ分のまんが画像を1以上に分割した各領域をいう。指定領域はまんがのコマに対応してもよい。あるいは、コマとは別に設定されてもよい。各指定領域には、通常は、その場面を構成する絵柄や、セリフなどの文字情報が含まれてもよい。この装置は、携帯型の情報端末であってもよい。あるいは、たとえば、パーソナルコンピュータなどの通常の情報処理機能を有する装置であってもよい。「幾何情報」とは、指定領域の位置やサイズなどの形状に関する情報をいう。この態様によると、ユーザはまんがの指定領域を単位としてまんがを読むことができる。ユーザによる操作入力に応じて、画面に指定領域が表示されるので、ユーザは通常のまんが本の読み方に近い感覚でまんがを楽しむことが出来る。
また、たとえば、一画面で表示するのが適当でない形状や大きさの指定領域の場合、指定領域中における注目すべき位置が画面の中心になるよう表示させてもよい。そして、この注目位置を複数個特定し、それらの特定された注目位置が順次画面の中心となるよう表示を切り替えてもよい。これにより結果として指定領域を全体として表示させてもよい。まんがの読者が実際にまんが本の大きなコマを読むときには、通常、そのコマの複数箇所に注視点を移動させてそのコマ全体を読むと考えられる。この装置は、読者の注視点を模して注目位置を特定してもよい。この態様によれば、特に、指定領域を常に画面サイズに合わせるよう表示を制御するのではない。そのため、まんがのコマの大きさの違いに起因するまんがの表現力をなるべく失わせない形でまんがを表示させることができる。
さらに、表示すべき指定領域内をスクロール表示させてもよい。あるいは、指定領域から次の指定領域である次表示領域に画面表示をスクロール表示により切り替えさせてもよい。スクロールは自動的に行ってもよい。あるいは、ユーザの操作に応じたスクロールでもよい。これにより、ユーザはまんが本のコマ上において注視点を移動させるときと更に近い感覚でまんがを楽しむことができる。
本発明のさらに別の態様は、まんが編集装置である。この装置は、まず、まんが画像を読み取り、読み取ったまんが画像を画面表示させる。そして、表示させたまんが画像上において、ユーザは一以上の矩形領域を設定する。矩形領域が設定されると、この装置はそのまんが画像における矩形領域の位置および形状の双方または一方を示す座標を検出する。また、ユーザは設定したそれぞれの矩形領域の表示順序を設定する。この装置は、読み取ったまんが画像に設定した座標と順序を対応づけて編集情報として記憶し、必要に応じてこの編集情報を外部に出力する。
この態様によると、まんが画像の表示形態や表示順序を直感的なグラフィカルユーザインタフェースにて簡単に設定できる。この装置により作成した編集情報を本発明の態様におけるまんが表示装置に取り込むことにより、さまざまなまんがをさまざまな表示方法で表示させることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、まんがを効果的に画面表示させることができる。
図1は、本発明におけるまんが表示装置としての機能が実現される情報端末の基本的なハードウェア構成を示す。情報端末200は、第1メインユニット20、第2メインユニット50、I/Oバス80、クロックユニット82、I/Oユニット88、拡張バス90、セキュリティ処理ユニット92、オーディオインタフェース118および操作部116を備える。ここではCPUを2個備える情報端末を例示する。なお、本発明は当然ながらCPUが1個の構成でも実現できる。
第1メインユニット20は、第1メインバス22、第1メインメモリ24、描画処理ユニット26、第1DMAC(Dinamic Memory Access Controller)28、第1メインCPU(Central Processing Unit)30、ベクトル演算回路36、FPU(Floating point number Processing Unit)38を有する。第1メインバス22は、第1メインユニット20内の各部に接続され、各部間を高速にデータ転送する。第1メインメモリ24には、第1の主目的のプログラム、例えばゲームのプログラムが格納されるとともに、そのプログラムの実行に必要なデータがさらに格納される。第1メインメモリ24に格納されたプログラムは第1メインCPU30により実行される。第1メインCPU30は、データキャッシュ32および命令キャッシュ34を含む。第1メインCPU30は、特に必要性の高い命令を命令キャッシュ34へ格納する。第1メインCPU30は、特に必要性の高いデータをデータキャッシュ32に格納する。
ベクトル演算回路36は、第1メインCPU30の指示にしたがい、透視変換などのジオメトリ演算を処理する。FPU38は、浮動小数点演算を処理する。描画処理ユニット26は、第1メインCPU30から受け取る描画命令を元にポリゴン描画を処理する。描画処理ユニット26は、ビデオメモリとしてのVRAM(Video Random Access Memory)27を含む。第1DMAC28は、第1メインバス22と接続された入出力ポートとI/Oバス80に接続された入出力ポートを含み、第1メインバス22とI/Oバス80の間でデータを転送する。第1DMAC28は、第2メインバス52と接続された入出力ポートをさらに含む。第1DMAC28は、第1メインバス22と第2メインバス52の間で双方向バッファとして機能する。
第2メインユニット50は、第2メインバス52、第2DMAC54、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ56、音声処理ユニット58、第2メインCPU60、第2メインメモリ66を有する。第2メインバス52は、第2メインユニット50内の各部に接続されて各部間を高速にデータ転送する。第2メインメモリ66には、第2の主目的のプログラム、例えば動画再生のプログラムが格納されるとともに、そのプログラムの実行に必要なデータがさらに格納される。第2メインメモリ66に格納されたプログラムは第2メインCPU60により実行される。第2メインCPU60は、データキャッシュ62および命令キャッシュ64を含む。第2メインCPU60は、特に必要性の高い命令を命令キャッシュ64へ格納する。第2メインCPU60は、特に必要性の高いデータをデータキャッシュ62に格納する。
MPEGデコーダ56は、第2メインCPU60の指示にしたがい、MPEG形式で符号化された画像データを復号する。音声処理ユニット58は、音声データを復号処理する。第2DMAC54は、第2メインバス52と接続された入出力ポートとI/Oバス80に接続された入出力ポートを含み、第2メインバス52とI/Oバス80の間でデータを転送する。第2DMAC54は、第1メインバス22と接続された入出力ポートをさらに含む。第2DMAC54は、第2メインバス52と第1メインバス22の間で双方向バッファとして機能する。
I/Oバス80は、第1DMAC28または第2DMAC54と、クロックユニット82、I/Oユニット88、拡張バス90、セキュリティ処理ユニット92、オーディオインタフェース118または操作部116との間で、データを転送するバスである。クロックユニット82は、時間を計測するタイマ84と実時間を刻む実時間クロック86とを含む。I/Oユニット88は、複数の汎用I/Oインタフェースを含む。拡張バス90は、拡張用デバイスを追加するためのバスである。
セキュリティ処理ユニット92は、光ディスクなどの外部記録媒体との間でデータを読込または書込するドライブ装置と接続される。セキュリティ処理ユニット92は、暗号処理部94、シリアルI/O96を含む。暗号処理部94は、データの暗号化および復号を処理する。シリアルI/O96は、暗号処理部94で暗号化したデータを外部記録媒体のドライブ装置へ転送する。また、シリアルI/O96は、そのドライブ装置が外部記録媒体から読み込んだデータを暗号処理部94へ転送する。このように、外部記録媒体との間で読込または書込するデータをその読込または書込の際にすべてハードウェア的に暗号化または復号することにより、データの安全性を高めることができる。操作部116は、後述のアナログスティックやメインボタン等を含み、ユーザの操作を取得する。オーディオインタフェース118はスピーカやヘッドホンへの出力回路である。
これらの他に図示しないが装備する構成として、LCD(Liquid Crystal Display)とそのためのインタフェース、電池およびAC/DCアダプタのための電源回路、プログラムから起動および停止される震動モータその他の力学的フィードバックユニットがある。
図2は情報端末200の外観図である。情報端末200は横長の携帯型で、ユーザは片手または両手で情報端末200の両端(以下、ホールド部とよぶ)をもって操作する。電池はホールド部付近に内蔵され、電池交換の容易に配慮している。
情報端末200はLCD202、アナログスティック204、メインボタン206、スタートセレクトボタン208、左右のスピーカ210、ディスクを着脱するスロット212、ヘッドホン端子口214を備える。アナログスティック204は、ジョイスティックの機能をコンパクトに実現するもので、360度任意の方向への可倒性を有するとともに、その倒れ具合を入力の強度としてアナログ的に取得する。メインボタン206はそれぞれが特定の機能割り付けをもつ三角、丸、バツ、四角のボタンである。スタートセレクトボタン208は特定の処理を開始または選択等するボタンである。これらが操作部116の機構系を構成する。
本実施例においては、メインボタン206のうちの丸ボタンはまんがを読み進めるために、次に表示すべき指定領域を表示させるよう指示するボタンである。四角ボタンは、前に表示された指定領域を表示させるよう指示するボタンである。以下、このようにまんが画像において表示すべき画面の位置を前後させる操作のことを「画面送り操作」とよぶ。三角ボタンは、まんがの1ページ分の画像をLCD202のまんが表示領域に収まるよう縮小表示させるよう指示するボタンである。三角ボタンによって、まんがの1ページ分の画像が全体表示されているときにバツボタンが押下されるともとの表示に戻る。アナログスティック204を右方向に倒すと、その傾斜角度に応じた速度で画面は表示が進む方向にスクロールする。アナログスティック204を左方向に倒すと、その傾斜角度に応じた速度で画面は表示が戻る方向にスクロールする。
図3は、情報端末200において実現されるまんが表示装置300の機能ブロック図である。同図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
まんが表示装置300は、操作入力部302、表示領域設定部304、表示処理部306、演出処理部308、表示位置処理部310、表示判定部326、まんがデータ取得部328、表示領域情報格納部324およびまんがデータ格納部336を含む。操作入力部302はユーザからの操作入力を受け付ける。操作入力部302は、図2に示したアナログスティック204、メインボタン206およびスタートセレクトボタン208の各入力デバイスを介してユーザの操作を受け付ける。表示領域設定部304は操作入力部302からの指示により、LCD202におけるまんが表示領域のサイズを変更する。表示領域設定部304は画面方向設定部322を含む。画面方向設定部322は、LCD202におけるまんが表示領域を縦表示するか横表示するかについて設定する。
表示領域設定部304は、設定されたまんが表示領域のサイズを表示領域情報格納部324に格納する。表示領域情報格納部324は、まんが表示領域のサイズ情報を座標情報として格納する。
表示処理部306は、まんが表示領域にまんが画像を表示させる。まんが画像中の表示位置、表示倍率、方法などについては、表示位置処理部310からの指示に従う。まんがデータ取得部328は後述するまんが編集装置700からまんがデータを取得する。まんがデータはまんが画像とそれに付随する各種の設定データを含む。ここでいう各種のデータとは、指定領域についての幾何情報、順序情報、演出情報および明度情報をいう。まんが画像はJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で圧縮された画像データである。まんがのコンテンツそのものとしては、コミック本や雑誌などのまんが本に掲載されている紙媒体で発行されたまんがをそのままとりこめばよい。
まんがデータ取得部328は、幾何情報取得部330、順序情報取得部332、演出情報取得部334および明度情報取得部340を含む。幾何情報取得部330は、まんがデータのうち、指定領域のまんがページ上における位置座標を幾何情報として取得する。順序情報取得部332は、これらの各指定領域の表示順序を順序情報として取得する。
演出情報取得部334は、指定領域ごとに設定された演出情報を取得する。演出情報とは、効果音などの音声情報や、動画像や静止画像による演出表示情報をいう。効果音は、まんがのセリフを音声化した情報でもいいし、まんがに擬音語や擬声語として描かれている音声を、実際に音声化してもよい。演出表示とは、フェイドアウト、ズーム、効果線やフラッシュ、画面の回転、着色や変色などによる表示上の演出をいう。演出処理部308は、表示位置処理部310からの指示により指定領域ごとに設定された演出を実行する。表示位置処理部310は、まんがデータ格納部336に格納される演出情報を参照して、必要に応じて演出処理部308に演出の実行を指示する。
明度情報取得部340は、まんがの指定領域についての明度情報を取得する。ここでいう明度情報とは、表示の中心となる指定領域のまわりを指定領域と同じくらいに明るく表示させるか否かについての二値的な設定情報をいう。まんが表示領域に、表示の中心となる指定領域以外の領域もその一部が表示される場合において、そのまわりの領域を指定領域よりも暗く表示させれば、ユーザは指定領域を注視しやすくなる。
まんがデータ取得部328はこれらのまんがデータを取得してまんがデータ格納部336に格納する。まんがデータ格納部336は、まんが画像のデータと共に、これらの設定情報を格納する。まんがデータ格納部336がこれらの各種設定情報を格納するためのデータ構造については後に詳述する。
表示位置処理部310は、まんが表示領域におけるまんが画像の表示位置や方法を指示する。表示位置処理部310は、操作入力部302が検出するユーザの操作に応じて、表示処理部306にこの指示を行う。表示位置処理部310は、まんがデータ格納部336に格納されるまんがデータをもとにして、まんが画像の表示すべき位置や表示の方法を特定する。表示位置処理部310は表示位置設定部312、表示倍率演算部318、明度制御部338、スクロール処理部320および明度制御部338を含む。表示位置設定部312は、まんが画像うちの表示すべき位置を設定する。表示位置設定部312は次表示領域特定部314と注目位置特定部316を含む。次表示領域特定部314は、画面送り操作に応じて次表示領域を特定する。ユーザが四角ボタンを押下して画面を戻す操作をしたときには、次表示領域特定部314は前に戻った指定領域を次表示領域として特定する。注目位置特定部316は、まんが表示領域の中心に表示すべき次表示領域内の位置を特定する。この次表示領域内に設定される表示の中心となる位置を「注目位置」とよぶ。この注目位置がまんが表示領域の中心に一致するようまんが画像は表示される。表示倍率演算部318は、次表示領域の表示倍率を設定する。表示倍率演算部318は、表示領域情報格納部324に格納されるまんが表示領域のサイズと、まんがデータ格納部336に格納される次表示領域のサイズに基づいて表示倍率を決定する。
スクロール処理部320は、まんが画像をスクロール表示させる。スクロール処理部320は、次指定領域内におけるスクロールの開始位置、終了位置や、スクロールの方向、速度を決定する。あるいは、スクロール処理部320は、表示の中心となる指定領域を切り替えるときの、スクロールの開始位置、終了位置や、スクロールの方向、速度を決定する。スクロール処理部320はユーザからの操作に応じて、これらを決定してもよい。スクロール表示を行うときには、表示位置設定部312は、スクロール処理部320からの指示によりまんが画像のうち表示すべき位置を設定する。表示倍率演算部318がまんが画像の表示倍率を変更しつつ、スクロール処理部320がスクロール表示を実行してもよい。
明度制御部338は、次表示領域と、そのまわりの領域の明るさについて設定する。明度制御部338は、まんがデータ格納部336に格納される指定領域ごとの明度情報に基づいて、その指示を行う。
表示判定部326は次表示領域の表示方法について判定する。次表示領域がまんが表示領域にくらべて所定の大きさよりも小さい場合には、表示判定部326は次表示領域を拡大して画面表示するよう決定する。たとえば、次表示領域の縦の長さがまんが表示領域の縦の長さの50%以下であり、かつ、次表示領域の横の長さがまんが表示領域の横の長さの50%以下であれば、表示判定部326は、まんが画像を拡大して表示するよう表示倍率演算部318に指示する。以下、このような場合の次表示領域の大きさを「小さいサイズ」という。
次表示領域が通常の大きさであれば、表示判定部326は次表示領域をそのままの大きさで画面表示するよう決定する。たとえば、次表示領域の縦の長さがまんが表示領域の縦の長さの50%より大きく100%以下であり、かつ、次表示領域の横の長さがまんが表示領域の横の長さの50%より大きく100%以下であれば、表示判定部326は、まんが画像をそのままの倍率で表示するよう表示倍率演算部318に指示する。以下、このような場合の次表示領域の大きさを「通常のサイズ」という。
次表示領域が所定の大きさよりも大きい場合には、表示判定部326は次表示領域を縮小して画面表示するよう決定する。たとえば、次表示領域の縦の長さがまんが表示領域の縦の長さの100%より大きく150%以下であり、かつ、次表示領域の横の長さがまんが表示領域の横の長さの100%より大きく150%以下であれば、表示判定部326は、まんが画像を縮小して表示するよう表示倍率演算部318に指示する。以下、このような場合の次表示領域の大きさを「大きいサイズ」という。
次表示領域が特に大きい場合には、注目位置特定部316は次表示領域中に注目位置を設定する。注目位置特定部316は、その注目位置を中心としてまんが画像を画面表示するよう表示処理部306に指示する。特に大きい場合とは、たとえば、次表示領域の縦の長さがまんが表示領域の縦の長さの150%より大きいか、次表示領域の横の長さがまんが表示領域の横の長さの150%より大きい場合をいう。以下、このような場合の次表示領域の大きさを「特に大きいサイズ」という。このとき、画面送り操作により、注目位置特定部316はその指定領域内に更に設定される別の注目位置が表示の中心となるよう表示位置を制御する。これにより、一画面にて表示するのが不適当な形状や大きさの指定領域を複数回に分けて表示する。また、画面送り操作により、スクロール処理部320がその指定領域をスクロール表示させてもよい。これにより、その指定領域が全体として表示される。
次にデータ構造について説明する。
図4は、まんがデータ格納部336の格納するまんがデータのうち、まんがの画像データに付随する各種の設定情報のデータ構造を示す図である。領域ID欄350は、まんが画像上に設定される指定領域を識別する領域IDを示す。領域IDの番号はそのまま指定領域の表示順序を示す。順序情報取得部332が取得した順序情報は領域ID欄350に設定される。
座標欄352は、まんがのページにおける各指定領域の位置および形状についての座標情報を示す。幾何情報取得部330が取得した幾何情報は座標欄352に設定される。各指定領域は矩形領域である。左上座標欄354は指定領域の左上の点の座標を示す。右下座標欄356は指定領域の右下の点の座標を示す。ここでは、1ページに表示されるまんが画像の横幅と縦幅をそれぞれ100としている。まんがのページにおける左上の点の座標が(0、0)にあたる。右下の点の座標が(100、100)にあたる。すなわち、まんがページの左上点からみて右向きにX軸、下向きにY軸が設定されている。同図では、領域IDが「02」の指定領域は、左上点の座標が(50、0)、右下点の座標が(100、50)である。したがって、この指定領域はまんがページの右上4分の1の矩形領域として位置する。
演出ID欄358は、各指定領域ごとの演出を識別する演出IDを示す。演出情報取得部334が取得した演出情報は演出ID欄358に設定される。この演出IDに対応する演出の内容はまんがデータ格納部336に格納されてもよい。たとえば、演出IDが「01」の演出は「その指定領域全体を1回フラッシュさせる」という演出に対応させてもよい。また、各指定領域ごとに複数の演出IDを設定してもよい。
明度欄360は、表示の中心となる指定領域のまわりの領域をその指定領域よりも暗く表示させるか否かについての設定を示す。明度情報取得部340が取得した明度情報は明度欄360に設定される。領域IDが「02」の指定領域では、その指定領域のまわりの領域はその指定領域よりも暗く表示される。その結果、ユーザは指定領域を注視しやすくなる。領域IDが「05」の指定領域では、その指定領域のまわりの領域は、その指定領域と同程度の明るさで表示される。その結果、ユーザは指定領域を視認の中心としつつまんが表示領域全体を見渡しやすくなる。まんがの場面に応じて、指定領域ごとに明度情報を設定することにより、まんがの表現力を増すことができる。
次にまんが表示装置300がまんがを画面表示する態様について説明する。
図5はあるまんがのページを示す。まんが画像390は、紙媒体に描かれたまんがのあるページをスキャナなどの既知の画像読み取り手段によりデジタル画像化したものである。まんが画像390は5つのコマをもつ。このページには、指定領域370、指定領域388、指定領域392、指定領域394、指定領域396、指定領域384および指定領域386の合計7つの指定領域が設定されている。指定領域370、指定領域388、指定領域384、指定領域386はそのまままんが画像390のコマに一致する。一方、指定領域392、指定領域394、指定領域396は、コマの部分領域となっている。次に、このまんが画像390をまんが表示装置300にて表示させるときの態様について説明する。
図6は、まんが画像390のうち指定領域370を中心として表示させる態様を示す図である。まんが画像390においては、次表示領域特定部314は、まず指定領域370を次表示領域として設定する。まんが画像390における7つの指定領域のうち、指定領域370の順序が一番に設定されているからである。同図では、表示判定部326は指定領域370を通常のサイズと判定している。したがって、注目位置特定部316は指定領域370の中心座標を注目位置として設定する。まんが表示領域400の中心はこの注目位置に一致する。また、指定領域370は通常のサイズであるため、表示倍率演算部318は指定領域370の表示倍率を変更しない。指定領域370は明度欄360により明度の制御を行うよう設定されている。したがって、明度制御部338は指定領域370のまわりの領域を指定領域370よりも暗く表示させるよう指示する。
ユーザが先の画面へ画面送り操作を行うと、次表示領域特定部314は指定領域388を次指定領域として特定する。次表示領域特定部314はまんがデータ格納部336に格納される順序情報に基づいて指定領域388を特定する。同図において指定領域388は通常のサイズである。表示処理部306は、まんが表示領域400の表示内容を指定領域370から指定領域388を中心とした表示に更新する。
ここで、スクロール処理部320は、指定領域370と中心とした表示から指定領域388を中心とした表示に向けて、その表示をなめらかにスクロールさせてもよい。ユーザの操作に応じた速度で画面がスクロールしてもよいし、自動的に所定の速度で画面がスクロールしてもよい。まんがの読者が指定領域370から指定領域388に注視点を移動させるときの移動方向や移動速度を模してスクロールさせてもよい。これにより、ユーザはまんが本を読むときと近い感覚でまんがを楽しむことができる。
次表示領域特定部314は、次表示領域を所定の時間間隔で自動的に切り替えてもよい。ユーザが画面送り操作により次表示領域を切り替える時間間隔を計測して、次表示領域特定部314は自動で切り替える時間間隔を設定してもよい。これにより、ユーザはとくに操作をしなくても自分にあった速度でまんがを読むことができる。
指定領域に含まれる文字の数が多い場合には、ユーザがその指定領域の全体を視認するのに時間がかかると考えられる。したがって、次表示領域特定部314は、指定領域に含まれる文字数に比例した時間間隔で次表示領域を自動的に切り替えてもよい。まんが表示装置300はまんが表示領域400におけるユーザの注視点の位置座標を検出してもよい。そして、その注視点の位置座標に応じて、次表示領域を切り替えてもよい。たとえば、図6の場合、ユーザがまんが表示領域400の左部分を注視すると、次表示領域特定部314は次表示領域として左の指定領域388を特定してもよい。次表示領域を自動的に切り替える場合には、まんがデータ格納部336は指定領域ごとに表示時間の設定情報を格納する。次表示領域特定部314は、この設定情報をもとにして、次表示領域を自動的に切り替える。
図7は、まんが画像390のうち指定領域392を中心として表示させる態様を示す図である。次表示領域特定部314は指定領域388の次に指定領域392を次表示領域として特定する。指定領域392は明度欄360により明度の制御を行わないよう設定されている。したがって、明度制御部338は指定領域392のまわりの領域を指定領域392と同じ明るさで表示させる。
なお、横に長い指定領域を表示させる場合、スクロール処理部320はまんが表示領域の中心をその指定領域の右から左へスクロールさせてもよい。あるいは、注目位置特定部316が、その指定領域の右部分に注目位置を特定する。そのあと、スクロール処理部320はまんが表示領域の中心を注目位置から左方向に自動的にスクロールさせてもよい。あるいは、スクロール処理部320はユーザによる操作に応じてスクロールさせてもよい。また、スクロール処理部320はその表示倍率を変更しながらまんが表示領域をスクロール表示をさせてもよい。たとえば、大きいサイズの指定領域から小さいサイズの指定領域に向けて表示の中心をスクロールさせる場合、表示倍率演算部318はまんが画像の表示倍率を縮小から拡大に徐々に変化させてもよい。これにより、まんが表示装置300は、通常のまんが本を読む場合にはない表現力を発揮できる。
図8は、所定の指定領域を縦長または横長のまんが表示領域にて表示させる態様を示す図である。同図では横に長い指定領域366が表示の中心となる指定領域である。まんが表示領域380は、LCD202において横長にまんが表示領域を設定した場合の表示領域である。まんが表示領域382は、LCD202において縦長にまんが表示領域を設定した場合の表示領域である。
表示判定部326は、まんが表示領域380と指定領域366を比較する。表示判定部326は、指定領域366を通常のサイズと判定する。したがって、注目位置特定部316は、指定領域366の中心を注目位置に設定する。表示処理部306は指定領域366を一画面にて表示させる。
一方、表示判定部326は、まんが表示領域382と指定領域366を比較する。表示判定部326は、指定領域366を特に大きいサイズと判定する。まんが表示領域382の縦の長さが指定領域366の縦の長さに比べて特に長いからである。この場合、注目位置特定部316は指定領域366の右側部分に注目位置を設定する。ユーザが画面送り操作をすると、注目位置特定部316は指定領域366の左側部分に次の注目位置を設定する。表示処理部306は指定領域366を2回に分けて表示する。まんが表示領域382の表示内容を更新することにより、結果として指定領域366の全体が表示される。
このようにまんが表示領域380とまんが表示領域382が同じ面積の領域であっても、表示判定部326は次表示領域の表示方法について異なった判定を行う。ユーザは、まんが表示領域を縦長の表示や横長の表示に切り替えることができる。これにより、指定領域の形状にあわせてまんが表示領域の向きを設定できる。まんが表示領域の向きや形状を切り替えれば、指定領域を一画面で表示させるよう操作し得る。注目位置特定部316による注目位置の特定や、表示倍率演算部318やスクロール処理部320による表示方法の特定の他に、ユーザによる操作によって、まんがをより好適に表示させるように制御できる。
図9は、まんが表示装置300がまんが画像を表示させる過程を示すフローチャートのである。操作入力部302はユーザによる画面送り操作を検出すると、表示位置処理部310に通知する。次表示領域特定部314は次表示領域を特定する(S10)。次表示領域特定部314は、まんがデータ格納部336が格納する順序情報に基づいて次表示領域を特定する。表示位置処理部310は次表示領域の表示位置や表示方法を決定する。そして、表示処理部306に画面表示を指示する。表示処理部306は指示に従ってまんが画像を画面表示させる(S12)。表示位置処理部310は、まんがデータ格納部336の演出ID欄358を参照し、演出の有無を判断する(S14)。演出情報が設定されていれば(S14のY)、表示位置処理部310は読み出した演出情報により演出内容を特定する。そして、演出処理部308に演出の実行を指示する。演出処理部308はその指示に従って演出を実行する(S16)。演出情報が設定されていなければ(S14のN)、S16の処理はスキップされる。
図10は、図9のS12における処理を詳細に示すフローチャートである。図9のS10のあと、表示判定部326は、次表示領域とまんが表示領域のサイズを比較し、次表示領域の表示方法について判定する(S20)。表示判定部326が次表示領域を小さいサイズであると判定すると(S22のY)、表示倍率演算部318は次表示領域が拡大表示されるように表示倍率を設定する(S24)。注目位置特定部316は、次表示領域の中心座標を注目位置として特定する。表示位置設定部312はこの注目位置がまんが表示領域の中心に設定する。表示位置処理部310は表示処理部306に指示して、次表示領域をまんが表示領域に表示させる(S32)。
次表示領域が小さいサイズでなければ(S22のN)、表示判定部326は次表示領域が通常のサイズであるか否かを判定する(S26)。次表示領域が通常のサイズであれば(S26のY)、注目位置特定部316は、次表示領域の中心座標を注目位置として特定する。表示位置処理部310は表示処理部306に指示して、次表示領域をまんが表示領域に表示させる(S32)。
次表示領域が通常のサイズでなければ(S26のN)、表示判定部326は次表示領域が特に大きいサイズであるか否かを判定する(S28)。次表示領域が特に大きいサイズでなければ(S28のN)、次表示領域は「大きいサイズ」にあたる。表示倍率演算部318は次表示領域が縮小表示されるように表示倍率を下げる(S30)。注目位置特定部316は、次表示領域の中心座標を注目位置として特定する。表示位置設定部312はこの注目位置をまんが表示領域の中心に設定する。表示位置処理部310は表示処理部306に指示して、次表示領域をまんが表示領域に表示させる(S32)。
次表示領域が特に大きいサイズであれば(S28のY)、注目位置特定部316は次表示領域の所定位置を注目位置として特定する(S34)。たとえば、次表示領域が横に長い領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の右側に注目位置を設定する。次表示領域が縦に長い領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の上側に注目位置を設定する。次表示領域が正方形の領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の右上に注目位置を設定する。注目位置特定部316は、ユーザがその次表示領域を見るときに最初に注視すべき位置を注目位置に設定するとより好適である。表示位置設定部312はこの注目位置をまんが表示領域の中心に設定する。
スクロール表示が設定されている場合には(S36のY)、スクロール処理部320は設定された注目位置からその次表示領域内の別の所定位置に向けてまんが表示領域をスクロールさせる。スクロールはまんがの読者がその次表示領域を読むときの注視点の動きを模してスクロールしてもよい。スクロール表示が設定されていない場合には(S36のN)、S38はスキップされる。
スクロール表示が設定されていない場合において、次表示領域が特に大きいサイズである場合について更に説明する。この場合、次表示領域内に設定された注目位置を中心としてまんが画像が表示された後に画面送り操作がなされると、S34においては同じ領域内に別の注目位置が特定される。そして、その新たに特定された注目位置を中心として次表示領域が表示される。たとえば、次表示領域が横に長い領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の左側に注目位置を設定する。次表示領域が縦に長い領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の下側に注目位置を設定する。次表示領域が正方形の領域であれば、注目位置特定部316は次表示領域の左下に注目位置を設定する。注目位置特定部316は、ユーザがその次表示領域を見るときに最初に注視すべき位置の次に注視すべき位置を注目位置に設定するとより好適である。すなわち、特に大きいサイズの次表示領域は複数回に分けて表示させる。次表示領域内の注目位置は、結果としてその次表示領域の主要な部分がすべて表示されるように特定されるとより好適である。実施例では、注目位置特定部316が次表示領域内に注目位置を特定する場合を示した。しかし、まんがデータ取得部328はまんがデータの一部として、予め指定領域内に設定された注目位置を取得してもよい。そして、まんがデータ取得部328は、この注目位置情報をまんがデータ格納部に指定領域ごとに格納する。
図11はまんが編集装置700の機能ブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的には、コンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
まんが編集装置700は、まんが表示装置300のまんがまんがデータ取得部328が取得すべきまんがデータを生成するための装置である。まんが編集装置700は、通常のパーソナルコンピュータなどの汎用的な情報処理機能を有する機器において実現される。まんが編集装置700は、まんが情報入力部702、領域設定部704、座標抽出部706、順序設定部708、表示処理部710、演出設定部712、出力処理部714、明度設定部718および編集情報格納部716を含む。
まんが情報入力部702はまんがに関して画像データをはじめとする各種の情報を取得する。まんがの画像データは画像をデジタル情報として取得する機能を有するスキャナなどの既知の手段により取得される。また、ユーザはまんが情報入力部702を介して読み取ったまんが画像のタイトルや巻番号、ストーリー番号、ページ番号などを入力してもよい。まんが情報入力部702はこれらの取得したデータを編集情報格納部716に編集情報として格納する。
表示処理部710は、編集情報格納部716に格納されたまんがの画像を画面表示させる。ユーザは領域設定部704を介して、表示処理部710が表示するまんが画像に指定領域を設定する。座標抽出部706は設定された指定領域をまんがデータ格納部336の座標欄352に示したような座標情報として抽出する。座標抽出部706は、この抽出した座標情報を指定領域の幾何情報として編集情報格納部716に格納する。
ユーザは順序設定部708を介して、設定した指定領域の表示順序を設定する。順序設定部708は設定された表示順序を順序情報として編集情報格納部716に格納する。ユーザは演出設定部712を介して、これらの指定領域が表示されるときに実行されるべき演出を設定する。演出の内容はまんが編集装置700があらかじめ複数のパターンを用意する。ユーザがその用意された演出から、所望の演出を選択することにより、演出内容を設定する。設定された演出情報は編集情報格納部716に格納される。ユーザは明度設定部718を介して、これらの指定領域が表示されるときのまわりの領域を、その指定領域と同程度の明るさで表示するか否かについて設定する。この設定は明度情報として、編集情報格納部716に格納される。編集情報格納部716はこれらのまんがデータ含めて編集情報として格納する。編集情報格納部716が格納する編集情報のうち、まんが表示装置300が必要とするまんがデータは出力処理部714を介して出力される。なお、編集情報格納部716のデータ構造は、まんが表示装置300におけるまんがデータ格納部336と同様でよい。
図12は、まんが編集装置700にて指定領域の設定を行う編集画面720を示す。まんが画像730は、まんが1ページ分の画像である。ユーザは、マウスやカーソルキー、タッチパネルなどの既知の入力デバイスにより、指定領域を設定する。同図では、指定領域370、指定領域388、指定領域392、指定領域394、指定領域396、指定領域384および指定領域386の7つの指定領域が設定されている。領域設定部704を介して設定されたこれらの指定領域から、座標抽出部706はそれらの幾何情報として座標情報を抽出する。
ユーザはまんが画像730の各指定領域についてページごとに表示順序を設定する。表示処理部710は設定された表示順序を各指定領域の右下に四角形で囲われた数字により表示させる。同図においては、指定領域370、指定領域388、指定領域392、指定領域394、指定領域396、指定領域384、指定領域386の順に表示順序が順序情報として設定される。順序設定部708を介して設定されたこれらの順序情報は編集情報格納部716に格納される。ユーザは演出設定部712を介して、これらの指定領域ごとに演出情報を設定してもよい。ユーザは明度設定部718を介して、これらの指定領域ごとに明度情報を設定してもよい。
図13は、ユーザがまんがの編集情報を作成する過程を示すフローチャートである。まず、表示処理部710は、読み取ったまんがの画像を画面表示させる(S40)。ユーザは、領域設定部704を介して指定領域を設定する(S42)。座標抽出部706は設定された指定領域の座標情報を抽出する。ユーザは、表示画面上にて、順序設定部708を介して設定した指定領域の表示順序を設定する(S44)。これらの設定された情報は編集情報として編集情報格納部716に格納され(S46)、処理は終了する。ユーザは、まんがの各ページについてこの作業を繰り返す。
以上、実施例においては、ユーザは情報端末200にてまんがを楽しむことができる。まんがを指定領域単位で表示させるので、ユーザは、小さな画面でもまんがを楽しめる。また、これによりユーザが紙媒体においてまんがを読むときと類似するユーザインタフェースで、ユーザはまんがを読むことが出来る。
また、本実施例におけるまんが編集装置700によれば、まんが本として出版された既存のまんがを画面上で編集することにより、簡単にまんがの編集情報を作成することが出来る。そのため、まんが表示装置まんが表示装置300でまんがを表示させるための専用のコンテンツとしてまんがを一から制作する必要がない。
本実施例においては、まんがとしていわゆる単行本や雑誌に掲載されるまんがを対象として説明した。しかし、本発明におけるまんが表示装置300やまんが編集装置700は、たとえば、プレゼンテーション資料など、複数の絵柄を含む2次元情報を効果的に表示させるために広く応用可能である。特に、まんがのように注視点を複雑に移動させる必要がある情報表示媒体に対して、本発明による表示方法は有効である。
また、本実施例においては情報端末200を対象としてまんが表示装置300を説明したが、まんがを表示する画面はテレビなどの一般的なモニター画面であってもよい。また、パーソナルコンピュータにおけるウィンドウ画面をまんがの表示領域として設定してもよい。ユーザがこのウィンドウ画面の形状を変更させると、表示判定部326はその形状や指定領域や注目領域の形状に応じて表示方法の判定をしてもよい。本実施例では、表示の中心となる指定領域をまわりの領域よりも強調表示させるために、まわりの領域をその指定領域よりも暗く表示させた。そのほかにも、次表示領域でない領域であって画面に表示される領域よりも、その次表示領域を異なる色彩で表示させてもよい。色彩を変更することによりユーザが指定領域を注視しやすくさせることができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明におけるまんが表示装置としての機能が実現される情報端末の基本的なハードウェア構成を示す図である。 情報端末の外観図である。 まんが表示装置の機能ブロック図である。 まんがデータ格納部のデータ構造図である。 まんが画像を示す図である。 まんがページのうちある指定領域を情報端末にて表示させる態様を示す図である。 まんがページのうち別の指定領域を情報端末にて表示させる態様を示す図である。 所定の指定領域を縦長画面と横長画面のそれぞれにより表示させる場合を示す図である。 まんがを表示させる過程を示すフローチャートである。 図9のS12の処理を詳細に示すフローチャートである。 まんが編集装置の機能ブロック図である。 まんが編集装置にて指定領域の設定を行う編集画面を示す図である。 ユーザがまんがの編集情報を作成する過程を示すフローチャートである。
符号の説明
200 情報端末、202 LCD、300 まんが表示装置、302 操作入力部、304 表示領域設定部、306 表示処理部、308 演出処理部、310 表示位置処理部、312 表示位置設定部、314 次表示領域特定部、316 注目位置特定部、318 表示倍率演算部、320 スクロール処理部、322 画面方向設定部、326 表示判定部、328 まんがデータ取得部、330 幾何情報取得部、332 順序情報取得部、334 演出情報取得部、336 まんがデータ格納部、338 明度制御部、340 明度情報取得部、700 まんが編集装置、702 まんが情報入力部、704 領域設定部、706 座標抽出部、708 順序設定部、710 表示処理部、712 演出設定部、716 編集情報格納部。

Claims (21)

  1. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るまんがデータ取得部と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する領域特定部と、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する判定部と、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させる表示指示部と、
    を備えることを特徴とするまんが表示装置。
  2. 前記表示指示部は、前記次表示領域内の前記所定位置が画面の中央部にくるよう表示させたときにユーザによる画面送り操作があると、前記次表示領域内の更に別の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させることを特徴とする請求項1に記載のまんが表示装置。
  3. 前記表示指示部は、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、ユーザによる画面送り操作により前記次表示領域の主要部が全体として表示されるよう前記別の所定位置を特定することを特徴とする請求項2に記載のまんが表示装置。
  4. 前記表示指示部は、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記所定位置から前記次表示領域内の別の所定位置に向けて画面をスクロール表示させることを特徴とする請求項1に記載のまんが表示装置。
  5. 前記画面においてまんがを表示させるまんが表示領域の幾何形状を変更させるためにユーザによりなされる領域変更入力を検出する領域変更入力部を更に備え、
    前記判定部は、前記次表示領域の幾何情報と前記まんが表示領域の幾何形状に基づいて、前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のまんが表示装置。
  6. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るまんがデータ取得部と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する領域特定部と、
    現在、画面表示させている指定領域から次表示領域に向けて画面をスクロール表示させる表示指示部と、
    を備えることを特徴とするまんが表示装置。
  7. 前記表示指示部は、画面に表示しているまんがの画像の表示倍率を変更させながら、前記次表示領域を表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のまんが表示装置。
  8. 前記表示指示部は、前記次表示領域でない領域であって前記画面に表示される領域よりも、前記次表示領域を強調して表示させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のまんが表示装置。
  9. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るステップと、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定するステップと、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定するステップと、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させるステップと、
    を備えることを特徴とするまんが表示方法。
  10. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るステップと、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定するステップと、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定するステップと、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置から前記次表示領域内の別の所定位置に向けて画面をスクロール表示させるステップと、
    を備えることを特徴とするまんが表示方法。
  11. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取るステップと、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定するステップと、
    現在、画面表示させている指定領域から、前記次表示領域に向けて画面をスクロール表示させるステップと、
    を備えることを特徴とするまんが表示方法。
  12. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する機能と、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラム。
  13. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する機能と、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置から、前記次表示領域内の別の所定位置に向けて画面をスクロール表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラム。
  14. 画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    現在、画面表示させている指定領域から、前記次表示領域に向けて画面をスクロール表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラム。
  15. コンピュータにて読取可能な記録媒体であって、
    画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する機能と、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置が画面の中央部にくるよう表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラムを格納した記録媒体。
  16. コンピュータにて読取可能な記録媒体であって、
    画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    前記幾何情報に基づき前記次表示領域を一画面にて表示可能か否かを判定する機能と、
    前記次表示領域が一画面にて表示可能と判定された場合には、前記次表示領域を画面の中央部に表示させ、前記次表示領域が一画面にて表示不可能と判定された場合には、前記次表示領域内の所定位置から、前記次表示領域内の別の所定位置に向けて画面をスクロール表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラムを格納した記録媒体。
  17. コンピュータにて読取可能な記録媒体であって、
    画面表示を目的としてまんがの画像上に設定された指定領域の幾何情報と、前記まんがを読む順序に沿って前記指定領域のそれぞれに付与された順序情報とを含むまんがデータを読み取る機能と、
    ユーザによる画面送り操作があるたびに、前記順序情報に基づいて次に画面表示すべき指定領域を次表示領域として特定する機能と、
    現在、画面表示させている指定領域から、前記次表示領域に向けて画面をスクロール表示させる機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが表示プログラムを格納した記録媒体。
  18. まんが画像を読み取る画像取得部と、
    前記読み取ったまんが画像を画面表示させる表示指示部と、
    前記表示させたまんが画像上において、一以上の矩形領域を設定するためのユーザによる入力を検出する領域設定部と、
    前記まんが画像における前記矩形領域の位置および形状の双方または一方を示す座標を検出する座標取得部と、
    前記設定したそれぞれの矩形領域の表示順序を設定するためのユーザによる入力を検出する順序設定部と、
    前記読み取ったまんが画像に前記設定した座標と順序を対応づけて編集情報として記憶する編集情報格納部と、
    前記編集情報を外部に出力する出力部と、
    を備えることを特徴とするまんが編集装置。
  19. まんが画像を読み取るステップと、
    前記読み取ったまんが画像を画面表示させるステップと、
    前記表示したまんが画像上において、一以上の矩形領域を設定するためのユーザによる入力を検出するステップと、
    前記まんが画像における前記矩形領域の位置および形状の双方または一方を示す座標を検出するステップと、
    前記設定したそれぞれの矩形領域の表示順序を設定するためのユーザによる入力を検出するステップと、
    前記読み取ったまんが画像に前記座標と順序を対応づけて編集情報として記憶するステップと、
    前記編集情報を外部に出力するステップと、
    を備えることを特徴とするまんが編集方法。
  20. まんが画像を読み取る機能と、
    前記読み取ったまんが画像を画面表示させる機能と、
    前記表示したまんが画像上において、一以上の矩形領域を設定するためのユーザによる入力を検出する機能と、
    前記まんが画像における前記矩形領域の位置および形状の双方または一方を示す座標を検出する機能と、
    前記設定したそれぞれの矩形領域の表示順序を設定するためのユーザによる入力を検出する機能と、
    前記読み取ったまんが画像に前記座標と順序を対応づけて編集情報として記憶する機能と、
    前記編集情報を外部に出力する機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが画像編集プログラム。
  21. コンピュータにて読取可能な記録媒体であって、
    まんが画像を読み取る機能と、
    前記読み取ったまんが画像を画面表示させる機能と、
    前記表示したまんが画像上において、一以上の矩形領域を設定するためのユーザによる入力を検出する機能と、
    前記まんが画像における前記矩形領域の位置および形状の双方または一方を示す座標を検出する機能と、
    前記設定したそれぞれの矩形領域の表示順序を設定するためのユーザによる入力を検出する機能と、
    前記読み取ったまんが画像に前記座標と順序を対応づけて編集情報として記憶する機能と、
    前記編集情報を外部に出力する機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とするまんが編集プログラムを格納した記録媒体。
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