JP2006203443A - 画像合成装置及び画像合成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】
移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供すること。
【解決手段】
本発明における画像合成装置は、動きを伴う被写体の画像合成を行う画像合成装置であって、被写体画像を含む複数の画像データを入力する画像入力部と、画像入力部により入力された画像データから被写体画像を抽出する画像抽出部と、画像抽出部により抽出された被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を変えて画像合成を行う画像合成部を備えた画像合成装置である。このような構成により、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することが可能となる。
【選択図】図2
移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供すること。
【解決手段】
本発明における画像合成装置は、動きを伴う被写体の画像合成を行う画像合成装置であって、被写体画像を含む複数の画像データを入力する画像入力部と、画像入力部により入力された画像データから被写体画像を抽出する画像抽出部と、画像抽出部により抽出された被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を変えて画像合成を行う画像合成部を備えた画像合成装置である。このような構成により、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像合成装置及び画像合成プログラムに関するものであり、より詳細には、カメラ等で撮影した動画編集に用いられる画像合成装置及び画像合成プログラムに関する。
スポーツ中継放送において選手の動きを視聴者に分かりやすく表現することは、かなり重要なことであり、そのために多くの技術が研究されている。例えば、スローモーション再生により選手の動きを遅くして動きが見えやすいようにしたり、マルチモーション再生により所定の動作を行う選手の画像を抽出するとともに、抽出した選手の画像のうち、複数の静止画像を逐次重ねて背景画像に表示したりする手法は、実際のスポーツ中継放送にも利用されている。
マルチモーション再生は、選手の画像を重ね合わせて表示することにより、残像効果で選手の動きが分かりやすいという利点がある。しかしながら、時間経緯に従って順次画像を重ね合わせていくため、野球におけるバットスイングやゴルフにおけるショット等の選手の移動量の少ない動きに対してマルチモーションを適用すると画像が重なり合ってしまい、ヒッティングポイントなどの注目する時点の画像が見えなくなるという問題点があった。
これに対して、時間経緯に関係なく指定した画像を一番手前に表示するという手法が提案されている(例えば、特許文献1など)。この方法によれば、ヒッティングポイントなどの指定した時点の画像が一番手前に表示されるため、選手の画像が重なり合った場合でも、重要な時点の画像が見えなくなることはなくなり、選手の動きが分かりやすくなる。
しかしながら、このような方法を用いても、指定した特定の画像だけははっきり見ることができるものの、移動量の少ない動きについてのマルチモーション再生は抽出した選手の画像が重なり合っているため、重なり合った画像のうち、奥に描画されている画像は全体を見ることができず、全体的な動きが見えにくいという問題点があった。
特開2003−304444号公報
このように、従来技術によるマルチモーションは、移動量の少ない動きについては、各モーションの画像が重なり合ってしまい、見えにくくなってしまうという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することを目的とする。
本発明における画像合成装置は、動きを伴う被写体の画像合成を行う画像合成装置であって、被写体画像を含む複数の画像データを入力する画像入力部と、前記画像入力部により入力された画像データから前記被写体画像を抽出する画像抽出部と、前記画像抽出部により抽出された前記被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を時系列で連続的に同方向に対してずらして画像合成を行う画像合成部を備えた画像合成装置である。このような構成により、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することが可能となる。
前記画像合成装置は、更に、表示座標位置情報を入力する入力部を備え、前記画像合成部は、前記入力部により入力された表示座標位置情報に基づいて表示座標位置を決定することを特徴としてもよい。このようにすることにより、ユーザーの指定する位置に表示座標を対応させることが可能となる。
前記画像合成部は、前記表示位置座標情報に基づいて合成可能な被写体の数を決定し、決定された数の被写体画像の合成を行うことを特徴としてもよい。このようにすることにより、間隔を保ちながら合成処理を行うことが可能となり、動きを把握しやすくなる。
前記画像合成装置は、更に、前記被写体画像の中から基準画像を決定する基準画像決定手段を備え、前記画像合成手段は、前記基準画像決定手段により決定された基準画像の前の画像に対しては順次上方に前記被写体画像が重ねられる上重ね処理を行い、前記基準画像の後の画像に対しては順次下方に前記被写体画像が重ねられる下重ね処理を行うことを特徴としてもよい。このようにすることにより、指定した画像が上書きされることがなくなり、視認性が増す。
本発明における画像合成プログラムは、動きを伴う被写体の画像合成をコンピュータに実行させる画像合成プログラムであって、被写体画像を含む複数の画像データを入力するステップと、入力した前記画像データから前記被写体画像を抽出するステップと、抽出された前記被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を時系列で連続的に同方向に対してずらして画像合成を行うステップを実行させる画像合成プログラムである。このようにすることにより、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することが可能となる。
前記画像合成を行うステップは、表示位置座標を入力するステップと、入力された表示座標位置情報に基づいて表示座標位置を決定するステップを有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、ユーザーの指定する位置に表示座標を対応させることが可能となる。
前記画像合成を行うステップは、前記表示位置座標情報に基づいて合成可能な被写体の数を決定するステップと、前記合成可能な被写体の数を決定するステップにおいて決定された数の被写体画像の合成を行うステップを有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、間隔を保ちながら合成処理を行うことが可能となり、動きを把握しやすくなる。
前記画像合成を行うステップは、前記被写体画像の中から基準画像を決定する基準画像を決定するステップと、前記基準画像決定手段により決定された基準画像の前の画像に対しては順次上方に前記被写体画像が重ねられる上重ね処理を行うステップと、前記基準画像の後の画像に対しては順次下方に前記被写体画像が重ねられる下重ね処理を行うステップを有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、指定した画像が上書きされることがなくなり、視認性が増す。
本発明によれば、移動量の少ないモーションについても全体的な動きを把握することが可能な画像合成装置を提供することが可能となる。
発明の実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における画像合成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。画像合成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101とRAM(Random Access Memory)104とを有している。CPU101とRAM104とは、バス130を介して補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)113に接続される。HDD113、CDドライブ126等の記憶媒体駆動装置は、IDEコントローラ125などの各種コントローラを介してバス130に接続される。
図1は、本発明の実施の形態1における画像合成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。画像合成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101とRAM(Random Access Memory)104とを有している。CPU101とRAM104とは、バス130を介して補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)113に接続される。HDD113、CDドライブ126等の記憶媒体駆動装置は、IDEコントローラ125などの各種コントローラを介してバス130に接続される。
CPU101は、画像合成装置100における各種制御を実行する中央演算処理装置であり、各種制御はRAM104に読み込まれたプログラムを実行することにより行われる。RAM104は、プログラムやプログラム実行に必要なデータを格納する記憶手段である。
キーボードマウスコントローラ105は、ユーザーによるキーボード106やマウス107の入力を検出し、検出結果をCPU101に出力する。キーボード106は複数のボタンを有し、ボタンの押下によりユーザーが入力を行うための入力手段である。キーボード106は、主に単語や文章などの文字列の入力に利用される。マウス107は、ユーザーの操作により画面上の位置を指定し、ボタンの押下により指定した位置に基づいた入力を行うための入力手段である。マウス107は主にGUI(Graphical User Interface)などの画面上に表示された情報を選択し決定するためのポインティングデバイスとして利用される。
ビデオコントローラ108は、接続された表示装置(図示せず)に視覚情報を表示するための制御を行う。VRAM109は、表示する視覚情報に必要なデータを記憶するための記憶手段である。VRAM109は、RAM104によりその機能を実現してもよいし、専用のRAMであってもよい。
ROM114は、画像合成装置100における各種制御を実行するためのプログラムを格納するための記憶手段である。ROM114は、読み出し専用のメモリであり書き換えが不可能であるため、画像合成装置100の電源投入直後などの重要なハードウェア制御のプログラムの格納等に主に利用される。
シリアルポート115、パラレルポート116は、プリンタやスキャナ、デジタルカメラ等の周辺機器を接続し、接続した周辺機器とのデータの入出力を行うためのポートである。シリアルポート115、パラレルポート116の代わりにUSB(Universal Serial Bus)等に周辺機器を接続するようにしてもよい。
通信アダプタ118は、インターネットなどのネットワークと接続し、接続したネットワークとデータの送受信を行うためのアダプタである。ネットワークとの接続はケーブルによる有線接続であってもよいし、無線による接続であってもよい。
IDEコントローラ125は、HDD113やCDドライブ126とのデータの入出力を制御するコントローラである。HDD113は、オペレーティングシステムと共同してCPU101等に命令を与え、本実施形態を実施するためのプログラムやプログラム実行時に必要なデータを記憶することができる。CDドライブ126は、CD−ROMに記憶されたプログラムやプログラム実行時に必要なデータの読み込みを行う。これらのプログラムは圧縮し、又、複数に分割して記憶することができる。
図1に示すハードウェア構成は一般的なコンピュータ・システムと同等である。つまり、画像合成装置100は、一般的なコンピュータ・システムが利用可能である。上記構成は必要に応じて省略することができる。
図2は、本発明の実施の形態1における画像合成装置の機能構成を示すブロック図である。画像合成装置100は、画像記憶部2、背景生成部3、画像抽出部4、画像合成部5、画像入力部1を備える。
画像記憶部2は、入力した画像データ及び背景生成部3、画像抽出部4、画像合成部5により生成または抽出された画像データを格納するための記憶手段でありRAM104やHDD113により実現される。ここで格納する画像データは、カメラ等から入力する入力画像データ、背景生成部3の生成する背景画像データ、画像抽出部4の抽出する被写体画像データ、画像合成部5の生成する合成画像データである。
背景生成部3は、入力した入力画像データから被写体の画像を除去し、背景画像データを生成する。生成した背景画像データは、画像合成部5により被写体画像データとの画像合成が行われ、最終的に合成画像データが生成される。画像抽出部4は、入力した画像データから被写体の画像のみを抽出する。画像合成部5は、背景生成部3の生成した背景画像データと画像抽出部4の抽出した被写体画像データを合成し、合成画像データの生成を行う。画像入力部1は、画像データの入力を行う。
背景生成部3、画像抽出部4、画像合成部5、画像入力部1の各種制御は、HDD113やCDドライブ126に格納されたプログラムをRAM104に読み込みCPU101が実行することにより行われる。
続いて、図3に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の形態1における画像合成処理の流れについて説明する。
まず、画像入力部1が入力画像データを入力し、画像記憶部2に格納する(S11)。入力する画像データは、動画データ等の動きのある被写体が映っている画像データである。図4に入力画像データの例を示す。この例では、バットをスイングする人物を含む画像6枚で入力画像データが構成されている。
入力画像データは、画像合成装置100にシリアルポート115やパラレルポート116にカメラ等の撮影手段を接続してカメラから直接入力するようにしてもよいし、すでに撮影済みのaviファイルなどの動画データをHDD113やCDドライブ126から入力するようにしてもよい。
次に、画像合成を行う条件を設定する(S12)。ここで設定する条件は、背景画像を自動的に生成するか、ユーザーにより指定するかの設定、マルチモーション再生時の被写体の表示位置と表示間隔、合成を行う開始画像と終了画像の指定、最も手前に表示する画像の指定等である。ここでの条件設定は、マウス107やキーボード106により選択できるようにしてもよいし、予め決定しておきプログラムにより自動的に設定されるようにしてもよい。設定した条件は、CPU101によりRAM104などの記憶手段に格納される。
条件の設定が完了すると、合成を開始する。まず、先ほどの条件設定時に背景画像を自動的に生成するか、ユーザーにより指定するかを判定する(S13)。このとき、背景画像の自動生成に設定した場合は、背景生成部3が背景画像の自動生成を行う(S14)。背景生成部3は、生成した背景画像データを画像記憶部2に格納する。背景生成部3は、ユーザーにより指定した画像を背景画像とする場合は、指定された画像を背景画像として画像記憶部2に格納する(S15)。このとき、被写体を見やすくするため背景を単色にするようにしてもよい。
背景画像データが画像記憶部2に格納されると、画像抽出部4が入力画像データから被写体画像データを抽出する(S16)。画像抽出部4による被写体画像データの抽出は、マウス107やキーボード106により被写体画像を直接指定するようにしてもよいし、画像記憶部2に格納された背景画像との差分を抽出することにより自動的に行ってもよい。また、入力画像データ内の色情報を利用して、特定の色情報を持つ箇所を被写体画像データとして抽出するようにしてもよい。画像抽出部4は、抽出した被写体画像データを画像記憶部2に格納する。画像抽出部4は、入力画像データの指定した画像全てについて被写体画像データの抽出を行う。
画像抽出部による被写体画像データの抽出が完了すると、画像合成部5は、画像記憶部2に格納された背景画像データと、被写体画像データの合成を行う(S17)。図5は、本発明の実施の形態1における画像合成前の画像データと画像合成後の画像データを示す図である。図5に示す2a〜2fがそれぞれ合成前の被写体画像であり、20が合成後の合成画像データである。画像合成部5は、合成した画像データを画像記憶部2に格納する。
図5の2a〜2fはバットスイングの動作であり、本来は2a〜2fの被写体は全て同じ立ち位置であるが、合成画像生成時には20に示すように表示位置を実際の立ち位置とは関係なくずらして表示を行う。表示位置は、条件設定時にマウス107やキーボード106により設定するようにしてもよいし、予めプログラムにより決定しておいてもよい。
表示位置の決定方法について例を挙げて説明する。合成を行うそれぞれの被写体画像の表示位置を1つずつマウス107やキーボード106により入力するようにしてもよいが、被写体画像の数が多い場合は1つずつ入力するのは手間がかかる。そこで、マウス107やキーボード106により表示開始位置及び表示間隔を指定し、画像合成部5が表示開始位置から表示間隔を均等にずらしながら合成画像データを生成するようにしてもよい。この場合、画像入力部1が入力した表示開始位置及び表示間隔を画像記憶部2に格納しておき、画像合成部5は画像記憶部2に格納した表示開始位置及び表示間隔を入力し、入力した表示開始位置に最初の被写体画像を表示し、表示間隔の値だけ変化させながら続く被写体画像を表示する。図6は、表示位置及び表示間隔を指定するときの入力用画面及び表示結果の例を示す図である。このようにすることにより、被写体画像の数に関係なく、表示開始位置と表示間隔を指定するだけで均等に位置をずらして被写体画像を表示することが可能となる。
また、画像合成部5が被写体画像データから被写体の表示サイズ情報を抽出し、抽出した表示サイズ情報に基づいて自動的に表示間隔を計算し、表示間隔を均等にずらしながら合成画像データを生成するようにしてもよい。このようにすることにより、ユーザーが入力作業を行うことなく、自動的に位置をずらして被写体画像を表示することが可能となる。
画像合成部5が画像合成を行うときに最も手前に表示する画像の指定を行った場合には、指定した被写体画像を最も手前に表示するようにする。つまり、被写体画像が重なっている場合、指定した画像の前の画像に対しては順次上方に被写体画像が重ねられる上重ね処理を行い、指定した画像の後の画像に対しては順次下方に被写体画像が重ねられる下重ね処理を行い表示する。
このようにして、各モーションの被写体画像データの表示位置を変えて合成処理を行うことにより、重ね合わせたときには見えなかった被写体画像データを見ることが可能となり、モーション全体を分かりやすく見ることが可能となる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1では、抽出した被写体画像データの全てについて合成処理を行い、1つの合成画像データとしたが、被写体画像データの数が多い場合は1画面内に表示しきれない場合がある。発明の実施の形態2では、そのような場合にスクロールさせて表示を行う。
発明の実施の形態1では、抽出した被写体画像データの全てについて合成処理を行い、1つの合成画像データとしたが、被写体画像データの数が多い場合は1画面内に表示しきれない場合がある。発明の実施の形態2では、そのような場合にスクロールさせて表示を行う。
発明の実施の形態2における画像合成装置のハードウェア構成及び機能構成については発明の実施の形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
発明の実施の形態2における画像合成装置の処理の流れについて、発明の実施の形態1と異なる箇所について説明する。ここでも入力画像は、発明の実施の形態1同様、図4に示すものを例として利用する。まず、画像合成を行う条件を設定するときに、「原点」「動作開始点」「スクロール開始点」の3つを設定する。図7は、本発明の実施の形態2における画像合成を行う条件を設定する画面の例を示す図である。図7に示すように、これらの点は、マウス107等のポインティングデバイスを用いて画面上の点を指定することにより入力される。
原点は、合成が開始される画像の基準点を示す。動作開始点は、合成を開始する位置を示す。スクロール開始点は、表示する被写体画像がこの位置より動作開始点と反対側に越えたらスクロール処理を行う境界位置を示す。
合成処理は、条件設定画面において設定した各点の情報に基づいて行われる。まず、原点を基準として動作開始点の位置から指定した間隔ずつずらして画像合成を行う。このときの間隔は発明の実施の形態1と同様にユーザーが入力してもよいし、先ほど入力した「原点」「動作開始点」「スクロール開始点」に基づいて自動的に計算するようにしてもよい。
このとき、図8に示すように2a〜2cの3枚の被写体画像を合成した時点でスクロール開始点に達したとする。画像合成部5は、ここでスクロール処理を行う。具体的には、合成している画像のうち、最も前の被写体画像を削除する。この例では2aの被写体画像が削除される。次に、各位置の被写体画像を1つ新しいものに更新する。つまり、2aの被写体画像の位置には2bが、2bの被写体画像の位置には2cが2cの被写体画像の位置には2dが表示される。スクロール後の合成画像は図9のようになる。
同様の処理を繰り返し、被写体画像が2d〜2fになるまで画像合成を繰り返す。最後の合成画像は図9(b)に示すようになる。
このようにして、スクロール処理を行いながら画像を合成することにより、間隔を保ちながら合成処理を行うことが可能となり、動きを把握しやすくなる。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、一般的なコンピュータ・システムを用いて画像合成装置を実現していたが、これを、専用のコンピュータを用いて行うようにしてもよい。また、複数のコンピュータを用いてこれを行うようにしてもよい。
上述の例では、一般的なコンピュータ・システムを用いて画像合成装置を実現していたが、これを、専用のコンピュータを用いて行うようにしてもよい。また、複数のコンピュータを用いてこれを行うようにしてもよい。
1 画像入力部
2 画像記憶部
3 背景生成部
4 画像抽出部
5 画像合成部
100 画像合成装置
101 CPU
104 RAM
105 キーボードマウスコントローラ
106 キーボード
107 マウス
108 ビデオコントローラ
109 VRAM
113 HDD
114 ROM
115 シリアルポート
116 パラレルポート
118 通信アダプタ
125 IDEコントローラ
126 CDドライブ
130 バス
2 画像記憶部
3 背景生成部
4 画像抽出部
5 画像合成部
100 画像合成装置
101 CPU
104 RAM
105 キーボードマウスコントローラ
106 キーボード
107 マウス
108 ビデオコントローラ
109 VRAM
113 HDD
114 ROM
115 シリアルポート
116 パラレルポート
118 通信アダプタ
125 IDEコントローラ
126 CDドライブ
130 バス
Claims (8)
- 動きを伴う被写体の画像合成を行う画像合成装置であって、
被写体画像を含む複数の画像データを入力する画像入力部と、
前記画像入力部により入力された画像データから前記被写体画像を抽出する画像抽出部と、
前記画像抽出部により抽出された前記被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を時系列で連続的に同方向に対してずらして画像合成を行う画像合成部を備えた画像合成装置。 - 前記画像合成装置は、更に、
表示座標位置情報を入力する入力部を備え、
前記画像合成部は、
前記入力部により入力された表示座標位置情報に基づいて表示座標位置を決定することを特徴とする請求項1記載の画像合成装置。 - 前記画像合成部は、
前記表示位置座標情報に基づいて合成可能な被写体の数を決定し、決定された数の被写体画像の合成を行うことを特徴とする請求項2記載の画像合成装置。 - 前記画像合成装置は、更に、
前記被写体画像の中から基準画像を決定する基準画像決定手段を備え、
前記画像合成手段は、前記基準画像決定手段により決定された基準画像の前の画像に対しては順次上方に前記被写体画像が重ねられる上重ね処理を行い、前記基準画像の後の画像に対しては順次下方に前記被写体画像が重ねられる下重ね処理を行うことを特徴とする請求項1、2または3記載の画像合成装置。 - 動きを伴う被写体の画像合成をコンピュータに実行させる画像合成プログラムであって、
被写体画像を含む複数の画像データを入力するステップと、
入力した前記画像データから前記被写体画像を抽出するステップと、
抽出された前記被写体画像の一部又は全部の表示座標位置を時系列で連続的に同方向に対してずらして画像合成を行うステップを実行させる画像合成プログラム。 - 前記画像合成を行うステップは、
表示位置座標を入力するステップと、
入力された表示座標位置情報に基づいて表示座標位置を決定するステップを有することを特徴とする請求項5記載の画像合成プログラム。 - 前記画像合成を行うステップは、
前記表示位置座標情報に基づいて合成可能な被写体の数を決定するステップと、
前記合成可能な被写体の数を決定するステップにおいて決定された数の被写体画像の合成を行うステップを有することを特徴とする請求項6記載の画像合成プログラム。 - 前記画像合成を行うステップは、
前記被写体画像の中から基準画像を決定する基準画像を決定するステップと、
前記基準画像決定手段により決定された基準画像の前の画像に対しては順次上方に前記被写体画像が重ねられる上重ね処理を行うステップと、
前記基準画像の後の画像に対しては順次下方に前記被写体画像が重ねられる下重ね処理を行うステップを有することを特徴とする請求項5、6または7記載の画像合成プログラム。
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