JP2005201539A - 熱サイフォン型熱移動体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鉛直方向に延び、平行に並列する複数の冷媒管10の上端および下端に、冷媒管10内の冷媒通路Zに連通する冷媒通路X,Yを有するヘッダーブロック20を接合して放熱部1を構成する。上側のヘッダーブロック20の開口(冷媒流入口)25から下側のヘッダーブロック20の開口(冷媒流出口)25にわたってループ管40を接続し、ループ管40、放熱部1を経て再びループ管40に至る冷媒の一方向の循環経路を形成する。
【選択図】 図1
Description
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る熱サイフォン型熱移動体(以下、熱移動体と略称する)P1の(a)側面図、(b)正面図、図2は背面図である。この熱移動体P1は、放熱部1と受熱部2とを有しており、以下、これらを説明する。
図3、図4、図5は、それぞれ放熱部1の斜視図、一部断面側面図、一部断面正面図である。この放熱部1は、等間隔をおいて互いに平行に配された複数の冷媒管10と、これら冷媒管10の一端および他端に接合されて互いに平行をなす一対のヘッダーブロック(熱伝導体)20と、隣り合う冷媒管10に接合されたコルゲートフィン30とから構成されている。冷媒管10、ヘッダーブロック20およびコルゲートフィン30は、いずれもアルミニウム製である。
図1および図2に示すように、受熱部2は、上記放熱部1の各ヘッダーブロック20の一方の側面間にわたって並列して接合された複数(この場合2つ)のループ管40と、このループ管40の外面側に接合された矩形状の受熱板41とから構成される。ループ管40は、内部に冷媒通路(図示略)を有する扁平管で、主たる部分が冷媒管10と平行に配され、湾曲形成された両端部がヘッダーブロック20の側面に形成された開口25に嵌合され、かつ、ろう付けされて気密的に接合されている。ループ管40および受熱板41は、熱伝導性に優れたアルミニウム等により成形される。特にループ管40は、上記放熱部1を構成する冷媒管10と同じ材料を適宜に加工して流用することができる。ループ管40内の冷媒通路は、開口25を介してヘッダーブロック20の冷媒通路Xに、さらには冷媒通路Y,Zに連通しており、したがって、放熱部1内に充填された冷媒は、放熱部1からループ管40の間を循環できるようになっている。
本実施形態の熱移動体P1は、図1および図2に示すように、一対のヘッダーブロック20を上下に配し、冷媒管10を鉛直に立てた縦置きを基本姿勢として用いられ、受熱部2の受熱板41の表面に、半導体素子等の発熱体50を接触させて、その発熱体50の冷却を行う。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図9は、第2実施形態に係る熱移動体P2の(a)側面図、(b)正面図である。この熱移動体P2は、上記第1実施形態の熱移動体P1と同様の放熱部1を有しており、この放熱部1の下側のヘッダーブロック20の下面中央に、受熱部2が接合されている。この受熱部2は、扁平で側面視U字状をなし、両端が下側のヘッダーブロック20の下面中央に接合されたループ管40と、このループ管40の途中に設けられた受熱板41とから構成されている。
2…受熱部
10…冷媒管
20…ヘッダーブロック(熱伝導体)
25…開口(冷媒流入口、冷媒流出口)
30…コルゲートフィン
40…ループ管
41…受熱板
P1,P2…熱サイフォン型熱移動体
X,Y…ヘッダーブロックの冷媒通路(連通路)
Z…冷媒管の冷媒通路
Claims (5)
- 冷媒を流動させる複数の冷媒通路が設けられた冷媒管、およびこの冷媒管の一端および他端に接合され、前記冷媒通路を互いに連通させる連通路がそれぞれ設けられた熱伝導体を備え、さらに、前記冷媒通路に対する冷媒流入口および冷媒流出口が設けられた放熱部と、
この放熱部の外部において前記冷媒流入口から前記冷媒流出口にわたって接続され、受熱部を構成するループ管とを備えることを特徴とする熱サイフォン型熱移動体。 - 一方の前記熱伝導体に前記冷媒流入口が設けられ、他方の前記熱伝導体に前記冷媒流出口が設けられ、これら冷媒流入口および冷媒流出口が、前記連通路を介して前記冷媒通路に連通していることを特徴とする請求項1に記載の熱サイフォン型熱移動体。
- 一方の前記熱伝導体に、前記冷媒流入口および前記冷媒流出口の双方が設けられ、これら冷媒流入口および冷媒流出口が、前記連通路を介して前記冷媒通路に連通していることを特徴とする請求項1に記載の熱サイフォン型熱移動体。
- 前記ループ管に受熱板が接合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱サイフォン型熱移動体。
- 前記冷媒管に放熱用のフィンが接合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱サイフォン型熱移動体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007870A JP2005201539A (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 熱サイフォン型熱移動体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004007870A JP2005201539A (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 熱サイフォン型熱移動体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005201539A true JP2005201539A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34821396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004007870A Pending JP2005201539A (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 熱サイフォン型熱移動体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005201539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008249314A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nec Corp | サーマルサイフォン式沸騰冷却器 |
US8792240B2 (en) | 2009-06-17 | 2014-07-29 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Heat dissipation device and radio frequency module with the same |
-
2004
- 2004-01-15 JP JP2004007870A patent/JP2005201539A/ja active Pending
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