JP2005200068A - 嵌合具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラミネートフィルムの移動方向に関して横断方向へジッパーが配置される製袋機又は製袋充填シール(FFS)機により製造される包装体用嵌合具において、少なくとも、テープ部が基部とシール部との二層以上の多層構造からなる2枚又は4枚のフランジを有しており、雄爪テープ幅と雌爪テープ幅は実質的に同じテープ幅であり、嵌合具の左右に隣接して計2本以上の突起状部を設けてなることを特徴とする嵌合具。
【選択図】図12
Description
嵌合具付の横ガゼット付包装体等を製造する方法としては、製袋機においてはガゼット部のパーツを別に挿入する方法等が提案されているが、この方法では工程が複雑となり、また製造コストがアップするなどの問題があった。また、縦ピロー型の充填包装機では機械の構造上、嵌合具付袋体とすることは実質的に不可能であった。
この方法においては、嵌合具をラミネートフィルムに熱融着する際、嵌合具内側の熱融着を防止するセパレータは使用されない。
本発明の請求項1に関する嵌合具は、雄爪部、雌爪部を有する互いに嵌合可能な一対の嵌合具よりなり、それぞれのテープ部が基部とシール部との二層以上の多層構造からなる4枚又は2枚のフランジを有している。雄爪を有する嵌合具のテープ幅と雌爪を有する嵌合具のテープ幅は実質的に同じテープ幅であり、嵌合具の左右に隣接して計2本以上の突起状部を設けていることを特徴とする。隣接して設置される突起状部は、嵌合具部を支えるように作用し、充填機、製袋機内での送りロール圧による嵌合具変形を防止する目的で設けられる。この突起状部の長さは、雄雌嵌合具の嵌合時の雌雄フランジ間のクリアランスLに対し50%以上の長さが必要であり、より好ましくは70%以上〜100%である。突起状部の長さを上記のように規定したのは、突起状部の長さが50%未満では送りロール圧による嵌合具変形を防止効果に劣り、100%以上と長すぎると突起状部に嵌合具が押され、嵌合が外れる恐れがあるからである。
図2は、従来の嵌合具の一例を示す概略図である。
図3は、本発明の嵌合具付包装用袋体の正面図である。
図4は、図3のII−II線に沿った断面図である。
図5は、従来の嵌合具をシールする方法を示す概略図である。
図6は、セパレータを使用せず従来の嵌合具をシールする方法を示す概略図である。
図7は、ラミネートフィルムの移動方向に関し横断方向へジッパーが配置される縦ピロージッパー付製袋充填機に本発明の嵌合具が使用される一例を示す。
図8は、ラミネートフィルムの移動方向に関し横断方向へジッパーが配置されるジッパー付製袋機に本発明の嵌合具が使用される一例を示す。
図9は、製袋機において、従来の嵌合具を使用し、フィルム折込補助プレートにてフランジが引っかかり製袋不良となる概略図を示す。
図10は、製袋機において、本発明の嵌合具を使用し、フィルム折込補助プレートにてフランジが引っかかることなく製袋される概略図を示す。
図11は、充填包装機において、従来の嵌合具を使用し、セーラーにてフランジがホッパに引っかかり製袋不良となる概略図を示す。
図12は、充填包装機において、本発明の嵌合具を使用し、セーラーにてフランジがホッパに引っかかることなく製袋される概略図を示す。
突起状部を設けず爪部幅2mm、袋体開封側フランジを12mm、内容物側フランジを6mm、テープ全幅が20mmとし、袋体開封側フランジに12本、内容物側フランジに6本の凸状隆起部を設けた以外は実施例1と同様にして嵌合具を得た。本嵌合具の評価結果を表1に示す。
嵌合具の材料として、密度921kg/m3、メルトフローレート5.0g/10分の低密度ポリエチレン樹脂(三井住友ポリオレフィン社製 F412−1)単体とし、凸状隆起部を設けなかった以外は実施例1と同様にして嵌合具を得た。本嵌合具の評価結果を表1に示す。
フランジ捲れ、嵌合外れ不良率
前記製袋条件にて、連続的に300枚の嵌合具付袋体を作成し、嵌合具のフランジの捲れの有無、嵌合外れの有無を調べ不良率を求めた。
◎:基部層(内面)に融着が無く非常に仕上がりがよい。
○:基部層(内面)に融着が部分的に融着している。
×:基部層(内面)が融着し、袋が開封できない。
結果を表1に示す。
1a 爪部
1b 突起状部
2 テープ部
2a 基部
2b シール部
2c 凸状隆起部
3 従来の嵌合具
4 嵌合具付包装用袋体本体
4a サイドガゼット部
5 嵌合具部
5a 雄嵌合具
5b 雌嵌合具
6 基材フィルム(NY/LLDPE)
7 ヒートシールバー
8 セパレータ(ガイドプレート)
9 フィルム折込補助プレート
10 セーラー
11 ホッパ
12 フィルム送りロール
L 嵌合時の雌雄フランジ間のクリアランス
Claims (5)
- ラミネートフィルムの移動方向に関して横断方向へジッパーが配置される製袋機又は製袋充填シール(FFS)機により製造される包装体用嵌合具において、少なくとも、テープ部が基部とシール部との二層以上の多層構造からなる4枚又は2枚のフランジを有しており、雄爪テープ幅と雌爪テープ幅は実質的に同じテープ幅であり、嵌合具の左右に隣接して計2本以上の突起状部を設けてなることを特徴とする嵌合具。
- テープ部が基部とシール部との二層以上の多層構造からなる4枚のフランジを有しており、雄爪テープ幅と雌爪テープ幅は実質的に同じテープ幅であり、それぞれ包装体内容物側に位置されるフランジは包袋体開封側に位置される他方のフランジよりも短く、前記包装体内容物側に位置されるフランジの長さは嵌合具の全テープ幅に対し50%未満であり、かつ10mm未満である請求項1に記載の嵌合具。
- 少なくとも、テープ部が基部とシール部との二層以上の多層構造からなり、包装体内容物側に位置されるフランジが実質的にない2枚のフランジからなり、雄爪テープ幅と雌爪テープ幅が同じテープ幅であることを特徴とする請求項1に記載の嵌合具。
- テープフランジ部が基部とシール部との二層以上の多層構造を有しており、基部が密度900kg/m3〜940kg/m3、メルトフローレート0.5g/10分〜15g/10分のポリエチレン系重合体(A)を主成分とした樹脂組成物からなり、シール部が密度850kg/m3〜920kg/m3、メルトフローレート0.5g/10分〜15g/10分のエチレン・αオレフィン共重合体(B)を含有する樹脂組成物からなり、樹脂(A)及び(B)の密度が(A)≧(B)の条件を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の嵌合具。
- テープ部と爪部とを有する互いに嵌合可能な一対の嵌合具において、テープ部基部層にその全長に沿って内側に伸長している小さな凸状隆起部をテープ幅1cm当り10本以上有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の嵌合具。
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2004
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