JP2005198259A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の受信情報を装置の操作状態や受信する情報に応じて適切なレイアウトで複数の表示画面に表示する携帯情報端末装置を提供する。
【解決手段】 携帯情報端末装置1aは、第2表示部9が携帯情報端末装置1aの正面に展開された場合、ユーザから第1表示部3および第2表示部9が同時に視認可能となる。第1表示部3および第2表示部9には、それぞれの表示画面の視認状況に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる。また、表示対象の情報変化に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる。したがって、ユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の表示部を有する携帯情報端末装置に関する。
近年、集積化技術や通信技術の進歩に伴い、無線通信が可能な携帯情報端末装置を用いて、画像、動画、および電子メール等の各種データの閲覧が可能になっている。特に、携帯電話は、従来の音声通話のみならず、上記各種データを取り扱う携帯情報端末装置として急速に普及している。そして、地上波デジタルテレビ放送においては、携帯電話を含む携帯情報端末装置や移動体通信機等をターゲットとしたサービスが予定されている。
しかしながら、上記各種データに基づく情報を表示する携帯情報端末装置は、一般的に表示画面が1つである。したがって、その表示画面に複数の情報を表示する場合、画像情報と文字情報とを重ねて表示したり、画面の切り替えやスクロールを行ったりする必要があり、ユーザにとって見にくいものであった。これに対して、複数の表示画面を備えた情報端末装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1で開示された携帯情報端末装置は、複数の表示画面を備えており、受信した情報の種類に応じて異なる表示画面上に表示することができる。
特開平10−200960号公報
しかしながら、上記特許文献1で開示された携帯情報端末装置は、受信情報の種類に応じて、それぞれ表示させる表示画面が固定されているため、受信情報によっては一方の表示画面にのみ表示が行われることがある。また、上記携帯情報端末装置は、1つの表示画面に複数の情報をレイアウトして表示する複数画面レイアウトから、1つの情報を単独でレイアウトして表示する単数画面レイアウトへ切り替えたり、その逆に切り替えたり、表示情報の追加や削除等、動的な画面レイアウトの変更に対応することができない。つまり、携帯情報端末装置のユーザや情報の受信状況に応じた適切なレイアウトで、複数の受信情報をそれぞれの表示画面に表示することが困難であった。
それ故に、本発明の目的は、複数の受信情報を装置の操作状態や受信する情報に応じて適切なレイアウトで複数の表示画面に表示する携帯情報端末装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号やステップ番号等は、本発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
本発明の携帯情報端末装置(1)は、複数の情報を受信して表示する。携帯情報端末装置は、受信部(11、12)、第1表示部(3)、第2表示部(9)、および映像制御部(14)を備える。受信部は、複数の情報を受信する。第1表示部は、受信した情報をその表示画面を用いて表示する。第2表示部は、第1表示部が有する表示画面とは別の表示画面を用いて受信した情報を表示する。映像制御部は、受信部が受信した情報をそれぞれ第1表示部または第2表示部に振り分ける条件(表示情報リスト)に基づいて、第1表示部および第2表示部それぞれにそれら情報を表示するレイアウトを設定する。
映像制御部は、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に振り分けられた情報が単数のとき、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に対して表示画面をその情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定し(S14、S17、S24、S27、S33、S28、S29、S44、S47)、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に振り分けられた情報が複数のとき、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に対して表示画面をそれら情報で共有して表示する複数表示レイアウトに設定してもかまわない(S13、S16、S19、S23、S26、S32、S46、S49)。
本発明の携帯情報端末装置は、以下に述べるように種々のものが考えられる。携帯情報端末装置の第1の例(1a、1b)は、第1表示部の表示画面および第2表示部の表示画面とが同じ方向から同時に視認可能な第1状態(図2および図3(c))と、その方向から第1表示部の表示画面のみ視認可能な第2状態(図1(a)および図3(a))とに、所定の動作によって変更可能である。一例として、第1表示部の表示画面は、第1状態および第2状態において筐体表面に配置され、第2表示部の表示画面は、第1状態において筐体表面に配置され、第2状態においてその表示画面を支持する支持部材(10a)を筐体背面側に閉じることによってその背面側に向けて配置される。他の例として、第1表示部の表示画面は、第1状態および第2状態において筐体表面に配置され、第2表示部の表示画面は、第1状態において筐体表面に配置され、第2状態においてその表示画面を支持する支持部材(10b)を所定の回転軸(7b)を中心に反転させた後、筐体背面側に移動させることによってその背面側に向けて配置される。
また、上記携帯情報端末装置は、第1表示部および第2表示部が第1状態または第2状態であることを判別する表示状態判別部(15)を備えてもかまわない。この場合、映像制御部は、表示状態判別部が第1表示部および第2表示部を第1状態であると判別(S11でYes)したとき、受信部が受信した情報を条件に基づいて、それら情報を第1表示部および第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定し(S12〜S17)、表示状態判別部が第1表示部および第2表示部を第2状態であると判別(S11でNo)したとき、受信部が受信した情報を全て第1表示部に表示するレイアウトを設定する(S19)。さらに、携帯情報端末装置は、受信部が受信可能な情報(表示情報)毎にそれぞれ第1表示部または第2表示部に振り分ける指示(第1表示部選択フラグ)が記述された表示情報リストを条件として記憶する記憶部(17)を備えてもかまわない。この場合、映像制御部は、表示状態判別部が第1表示部および第2表示部を第1状態であると判別したとき、受信部が受信した情報を記憶部に記憶された表示情報リストに記述された指示に基づいて、それら情報を第1表示部および第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定する。
携帯情報端末装置の第2の例(1c)は、受信部が受信する情報の増減を検出する情報変化検出部(19)を、さらに備える。この場合、映像制御部は、情報変化検出部における情報の増減の検出に応じて、受信部が受信した情報をそれぞれ条件に基づいて、それら情報を第1表示部および第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定する(S21〜S33)。さらに、上記携帯情報端末装置は、受信部が受信可能な情報毎にそれぞれ第1表示部または第2表示部に振り分ける指示が記述された表示情報リストを条件として記憶する記憶部を備えてもよい。この場合、映像制御部は、情報変化検出部における情報の増減の検出に応じて、受信部が受信した情報を記憶部に記憶された表示情報リストに記述された指示に基づいて、それら情報を第1表示部および第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定する。また、上記携帯情報端末装置は、ユーザの操作に応答して操作信号を出力する操作部(4)を、さらに備えてもかまわない。この場合、記憶部に記憶された表示情報リストに記述された指示は、ユーザが所定の操作を行うことによって操作部から出力される操作信号に基づいて変更される。
また、上記記憶部が記憶する表示情報リストは、受信部が受信可能な情報のうち、第1表示部または第2表示部の表示画面を占有して表示する情報に対してその占有表示を示す指示(表示部占有フラグ)が、さらに記述されていてもかまわない。この場合、映像制御部は、受信部が受信した情報のうち、表示情報リストに占有表示を示す指示が記述された情報があるとき(S21でYes)、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に対して表示画面をその情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定する(S29)。さらに、映像制御部は、第1表示部および第2表示部のいずれか他方に対して表示画面を他の情報で共有して表示する複数表示レイアウトに設定してもかまわない(S32)。
上述した情報変化検出部は、以下に述べるように種々のものが考えられる。情報変化検出部の第1の例は、ユーザによって受信予約された時間に応じて受信部がその受信予約された情報を受信したとき、情報の増加を検出する。情報変化検出部の第2の例は、受信部が緊急警報放送を受信したとき、情報の増加を検出する。情報変化検出部の第3の例は、受信部が文字スーパーデータを受信したとき、情報の増加を検出する。情報変化検出部の第4の例は、上記携帯情報端末装置が電話機能を有する送受信部をさらに備えている場合、送受信部において電話機能における着信があったとき、情報の増加を検出する。情報変化検出部の第5の例は、携帯情報端末装置がメール機能を有する送受信部を備えている場合、送受信部においてメール機能におけるメール受信があったとき、情報の増加を検出する。情報変化検出部の第6の例は、所定の時間が経過したとき、その時間の経過を示す情報の増加を検出する。
携帯情報端末装置の第3の例(1d)は、受信部が受信可能な情報毎の優先度を条件として記憶する優先度記憶部(171)を、さらに備えている。この場合、映像制御部は、受信部が受信した情報のうち、優先度記憶部で記憶する優先度が最も高い情報(A)を、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に対して表示画面をその情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定する(S44、S47)。上記映像制御部は、受信部が受信した情報のうち、優先度記憶部で記憶する優先度が閾値以下の情報に対して、それら情報の内容を簡易的に示した簡易表示でそれら情報を表示するレイアウトを設定してもかまわない(S45、S48)。また、映像制御部は、受信部が受信した情報のうち、優先度記憶部で記憶する優先度が最も高い情報が複数あるとき、第1表示部および第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を優先度が最も高い複数の情報のみで共有して表示する複数表示レイアウトに設定してもかまわない。
受信部が受信する情報は、一例として、映像信号、音声信号、および文字情報の少なくとも1つを含む放送データを少なくとも含んでいる。この場合、携帯情報端末装置は、受信部が受信した放送データから映像信号および文字情報を映像制御部に出力する入出力制御部(13)を、さらに備え、映像制御部は、少なくとも入出力制御部から出力された映像信号および文字情報をそれぞれ条件に基づいて第1表示部および第2表示部それぞれに表示するレイアウトを設定する。受信部が受信する情報は、他の例として、MPEG方式の映像信号、音声信号、および文字情報の少なくとも1つを含む放送データを少なくとも含んでいる。この場合、受信部は、放送データを受信したとき、その放送データを示すトランスポートストリームを出力し、携帯情報端末装置は、受信部から出力されるトランスポートストリームに対して、トランスポートデコードおよび映像/音声デコードを行って映像データおよび音声データの出力する入出力制御部を、さらに備え、映像制御部は、少なくとも入出力制御部から出力された映像データを条件に基づいて第1表示部および第2表示部それぞれに表示するレイアウトを設定する。
第1表示部および第2表示部は、それぞれ異なる表示方式で構成されてもかまわない。例えば、第1表示部および第2表示部は、それぞれLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescent)、および電子ペーパーの群から選ばれる表示方式で構成され、かつ、それぞれ異なる表示方式で構成される。
本発明の携帯情報端末装置によれば、受信した情報を複数の表示部に表示するとき、それら表示部における表示レイアウトを所定の条件に基づいて自動的に切り替えることが可能となる。また、それぞれの表示部に表示される表示レイアウトは、表示対象の情報数に応じて単数表示レイアウトあるいは複数表示レイアウトに自動的に切り替えることが可能となる。
また、携帯情報端末装置の第1の例によれば、複数の表示部の視認状況に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わり、ユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができる。また、表示情報リストを参照して受信した情報を複数の表示部に振り分けることによって、複数の表示部が視認可能な場合、それぞれの表示レイアウトを適切に設定することができる。
また、携帯情報端末装置の第2の例によれば、受信する情報数の増減に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わり、ユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができる。また、表示情報リストを参照して受信した情報を複数の表示部に振り分けることによって、それぞれの表示レイアウトを適切に設定することができる。さらに、表示情報リストの記述内容は、ユーザの操作によって変更可能であるため、ユーザの指示に応じた表示レイアウトを設定することができる。
さらに、上記表示情報リストに占有表示を示す指示が記述されている場合、いずれかの表示部を1つの情報で占有して表示することができる。この場合、他の情報は、非占有の表示部を共有して表示することができるため、ユーザが視認できる情報の数を損なわずに各情報を表示することができる。
受信する情報としては、受信予約された情報、緊急警報放送、文字スーパーデータ、電話機能における着信、メール機能におけるメール受信、タイマ、アラーム、スケジューリング機能等の時間経過情報、およびデジタルテレビ放送を含んだ放送データ等に対して、本発明を適用することができる。
また、携帯情報端末装置の第3の例によれば、表示する情報毎に表示部を占有して表示するための優先度を付与するため、これらの優先度にしたがって自動的に複数表示部に対する表示レイアウトが切り替わり、ユーザに負荷を与えることなく、見やすい適切なレイアウトで表示することができる。また、優先度が低い情報を簡易表示して表示することも可能であり、表示する情報の重要度に応じて表示レイアウトのメリハリを付与することが可能となる。また、別々の表示部に表示することによって不都合が生じる情報に対して同じ優先度を設定すれば、それらの情報を常に同じ表示部に表示することが可能となる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態に係る携帯情報端末装置について説明する。以下の説明においては、当該携帯情報端末装置を携帯電話およびそれに類する機器へ応用した例を用いる。なお、図1(a)は携帯情報端末装置1aの正面側斜視図であり、図1(b)は携帯情報端末装置1aの背面側斜視図であり、図2は携帯情報端末装置1aの背板10aを開いた状態を示す正面側斜視図である。
図1において、携帯情報端末装置1aは、スピーカ2、第1表示部3、操作キー4、マイク5、カメラ6、回転軸7a、アンテナ8、第2表示部9、および背板10aを備えている。携帯情報端末装置1aは、アンテナ8を介して情報の発信および受信を行う。携帯情報端末装置1aにおいて、従来の音声通話がスピーカ2およびマイク5からそれぞれ入出力される。操作キー4は、携帯情報端末装置1aのユーザからの操作に応答してその操作データを入力する。第1表示部3は、携帯情報端末装置1aの正面に配置され、その表示画面を正面方向に向けた表面ディスプレイである。第2表示部9は、背板10aが閉じた状態(図1の状態)において携帯情報端末装置1aの背面に配置され、その表示画面を背面方向に向けた背面ディスプレイである。携帯情報端末装置1aが撮像機能を有している場合、カメラ6が設けられる。なお、第1表示部3および第2表示部9は、共にLCD(Liquid Crystal Display)で構成される以外に、LCDおよび有機EL(Electro Luminescent)などそれぞれ異なる表示方式で構成されてもかまわない。また、他の表示方式として、電子ペーパー、ポリシリコン液晶でもよく、LCDでもバックライト有りとバックライト無しや、異なる電圧で表示制御する方式でもかまわない。
操作キー4は、複数のキースイッチを有し、ユーザからの表示情報の変更要求を受けつけることもできる。例えば、操作キー4は、ユーザよりTV画像に対する表示追加要求を示す操作に応じて、映像制御部14に表示レイアウト変更を示す信号を出力する。他にレイアウト変更として、表示情報の削除、表示領域の移動等がある。また、カメラ6は、ユーザからのカメラ操作要求を受けてレンズを介して撮像される撮影画像データを映像制御部14に出力する。
携帯情報端末装置1aは、回転軸7aが設けられておりこの回転軸7aを中心に背板10aが開閉可能となっている。背板10aは、閉状態(図1の状態)では携帯情報端末装置1aの背面側に位置し、開状態(図2の状態)では携帯情報端末装置1aの正面側に展開される。図1(b)および図2に示すように、第2表示部9が背板10aの一方面に形成されており、上記開状態では第2表示部9が携帯情報端末装置1aの正面側に展開される。つまり、背板10aを開状態にすることによって、第1表示部3と同時に視認が行える位置関係に第2表示部9が移動する。背板10aが閉状態ではユーザの正面に対向する第1表示部3のみ視認可能であり、この状態で携帯情報端末装置1aが受信する複数の情報を表示する際には、第1表示部3に表示領域表示を重ねたり、情報毎に表示領域を分割したりしてマルチウィンドウで表示する等して表示を行う。そして、背板10aが閉状態では携帯情報端末装置1aの背面に配置される第2表示部9は、正面からユーザが視認困難であるため、携帯情報端末装置1aが受信した情報等を表示しない。一方、第2表示部9が携帯情報端末装置1aの正面に展開された場合、ユーザから第1表示部3および第2表示部9が同時に視認可能となる。したがって、複数の情報表示を第1表示部3および第2表示部9に振り分けた表示レイアウトで表示することが可能となる。
例えば、図1に示すように、背板10aが閉状態では第1表示部3にTV画像I1、番組情報I2、およびメールの受信情報I3が複数表示レイアウトで表示され、第2表示部9には情報が表示されない。そして、背板10aが開状態では第1表示部3にTV画像I1のみを表示するような単数表示レイアウトで表示され、第2表示部9に番組情報I2およびメール受信情報I3が複数表示レイアウトで表示される。このように、携帯情報端末装置1aは、背板10aが開状態で第1表示部3に画面上の画像の一部を損ねることないTV画像I1を表示し、第2表示部9に番組情報I2およびメール受信情報I3を表示することによって、ユーザが見やすいインターフェースへの変更を提供している。
上述したように、携帯情報端末装置1aの第2表示部9は、回転軸7aを中心とした背板10aの開閉動作によってユーザから視認可能な位置または視認不可の位置に移動することができるが、他の動作によっても同様の機能を実現することができる。なお、図3は、他の動作によって第2表示部9がユーザから視認可能な位置または視認不可の位置に移動する携帯情報端末装置1bの一例を示す正面側斜視図である。
図3において、携帯情報端末装置1bは、伸縮可能な回転軸7bが設けられており、この回転軸7bを中心に背板10bが回転可能となっている。そして、第2表示部9が背板10bの一方面に形成されている。図3(a)に示すように、回転軸7bを縮んだ状態とし背板10bを携帯情報端末装置1bの背面側に位置することによって、第2表示部9が携帯情報端末装置1bの背面に配置され、その表示画面が背面方向に向けられる。そして、図3(b)に示すように、回転軸7bを図示矢印方向に伸ばすことによって背板10bが携帯情報端末装置1bの背面から引き出される。その後、図3(c)に示すように、回転軸7bを中心に背板10bを回転させることによって、第2表示部9の表示画面が携帯情報端末装置1bの正面側から視認可能となる。このように、第2表示部9の動作は、携帯情報端末装置1aで示した開閉動作(折りたたみ/展開動作)に限定されず、携帯情報端末装置1bのような引き出しおよび回転動作により視認が行える位置関係に移動する構造も可能である。
次に、図4を参照して、携帯情報端末装置1aおよび1bの内部構成について説明する。なお、図4は、携帯情報端末装置1aおよび1bの内部構成を示すブロック図である。なお、携帯情報端末装置1aおよび1bは、上述した背板10aおよび10bの動作が異なるのみで内部構成については同一であるため、以下、携帯情報端末装置1と総称して説明を行う。
図4において、携帯情報端末装置1は、上述したスピーカ2、第1表示部3、操作キー4、マイク5、カメラ6、アンテナ8、および第2表示部9に加えて、送受信部11、受信部12、入出力制御部13、映像制御部14、表示状態判別部15、CPU16、記憶部17、音声出力部18を備えている。
アンテナ8aおよび8bは、携帯情報端末装置1が無線通信を行いデータの送受信を行うために設けられており、図1〜図3で示したアンテナ8を共通に用いてもかまわない。また、アンテナ8aを図1〜図3で示したアンテナ8とし、アンテナ8bを別体(例えば、内蔵アンテナ)で構成してもかまわない。図1〜図3を用いて説明した他の構成要素については、上述と同様であるため詳細な説明を省略する。
送受信部11は、アンテナ8aを介して受信された受信データを復調し入出力制御部13へ出力し、入出力制御部13から入力された送信データの変調しアンテナ8aを介して出力する。そして、送受信部11は、別の情報装置や情報提供業者等が所有するデータベースとのデータ通信および電話等との音声通話を行う。なお、通信網の形態は、無線に限られず一般公衆網、ISDN、PHS、携帯電話等の通信端末に適応可能である。
アンテナ8bは、放送を受信するためのアンテナである。受信部12は、アンテナ8bを介して受信された受信データを復調し入出力制御部13への出力を行い、別の情報装置や情報提供業者等が所有するデータベースからのデータ受信を行う。なお、受信部12からの入力としては、アナログ放送、衛星デジタル放送、地上波デジタル放送等がある。
入出力制御部13は、操作キー4、マイク5、カメラ6、送受信部11、および受信部12から入力されるデータから必要なデータを抽出する。そして、入出力制御部13は、抽出したデータに応じてスピーカ2、送受信部11、映像制御部14、CPU16、記憶部17、および音声出力部18を選択して当該データを出力する。
映像制御部14は、入出力制御部13または記憶部17から入力された各種データを用いて、第1表示部3および第2表示部9へそれぞれ出力する映像信号を生成する。
例えば、上記構成要素の動作の一例を説明すると、アンテナ8bがMPEG方式の映像信号や音声信号あるいは文字情報等で構成される放送データを受信する場合、受信部12は当該放送データを受信しトランスポートストリームの出力を行う。入出力制御部13は、受信部12より出力されたトランスポートストリームを入力とし、トランスポートデコード、PSI/SI情報の抽出、映像/音声デコードを行う。そして、入出力制御部13は、電子番組表(EPG)、番組情報、および番組受信状態を記憶部17への出力し、映像データを映像制御部14へ出力し、音声データを音声出力部18へ出力する。映像制御部14は、入出力制御部13から出力された映像データ、記憶部17から出力された電子番組表(EPG)や番組情報を入力とし、第1表示部3および第2表示部9のいずれかに出力する。なお、上述したデータの他に携帯情報端末装置1へ入力するデータとしては、データ放送、緊急警告放送(EWS)、字幕、および文字スーパーデータ等がある。
また、アンテナ8aを介して、送受信部11がネットワーク情報の送受信を行うことも可能である。この場合、入出力制御部13は、送受信部11から入力されるネットワークからのダウンロード情報を記憶部17へ出力し、記憶部17から入力されるアップロード情報を送受信部11へ出力する。そして、映像制御部14は、記憶部17から出力されたネットワークからのダウンロードデータを入力とし、第1表示部3および第2表示部9いずれかに出力する。なお、その他送受信部11が送受信する対象は、通話データ、着信/発信情報、メール送受信、メール情報、メールに付与される動画、静止画情報、テレビ電話データ等がある。
また、映像制御部14は、第1表示部3および第2表示部9へ出力する映像の表示レイアウトを行う。例えば、映像制御部14は、図1(a)で示したように、第1表示部3にTV画像I1、番組情報I2、およびメールの受信情報I3を情報ごとに表示画面の一部を割り当て、情報ごとの表示領域の分割や、情報ごとの表示領域の共有を行って複数の情報を同時に表示する複数情報表示レイアウト(以下、複数表示レイアウトと記載する)を行う。この複数表示レイアウトは、情報の内容に応じて、それぞれの情報の一部のみ表示、文章情報の略語化や記号化、画像情報における表示サイズの縮小の加工を行って、複数の情報を同時に表示することもある。また、映像制御部14は、図2に示したように、第1表示部3にTV画像I1のみの単数の情報で表示画面を占有して表示する単数情報表示レイアウト(以下、単数表示レイアウトと記載する)を行う。
表示状態判別部15は、第2表示部9が第1表示部3と同時にユーザから視認可能かを検知する。そして、表示状態判別部15は、第2表示部9が第1表示部3と同時に視認可能な場合、視認可能信号を映像制御部14へ出力し、視認不可能な場合、視認不可能信号を映像制御部14へ出力する。例えば、図1〜図3で示したような回転軸7aまたは7bを有する携帯情報端末装置1の場合、表示状態判別部15は、回転軸7aまたは7bの回転角度を認識して閾値以上の回転角度の場合、第1表示部3および第2表示部9が同時に視認可能と判断し、視認可能信号を映像制御部14へ出力する。一方、表示状態判別部15は、上記閾値未満の回転角度の場合、第1表示部3および第2表示部9が同時に視認不可能と判断し、視認不可能信号を映像制御部14へ出力する。
記憶部17には、表示情報リストが格納される。以下、図5を参照して、表示情報リストについて説明する。なお、図5は、記憶部17に格納される表示情報リストの一例を示す図である。
図5において、表示情報リストは、各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび第1表示部選択フラグが記述されている。表示情報とは、携帯情報端末装置1に表示することが可能な情報種別を示しており、例えば「EPG」、「TV画像」、「TV操作」、および「メール受信」等が記述される。表示フラグは、現在携帯情報端末装置1に表示する表示情報に対して「ON」が記述され、表示しない表示情報に対して「OFF」が記述される。表示フラグは、ユーザが表示したい情報を操作キー4を用いて指示することによって更新されたり、自動的に受信する信号やデータ(例えば、電話着信やメール受信)に応じて更新される。第1表示部選択フラグは、第1表示部3に対して優先的に表示される表示情報に対して「ON」が記述され、他の表示情報に対して「OFF」が記述される。第1表示部選択フラグは、ユーザが第1表示部3に優先的に表示したい情報を操作キー4を用いて指示することによって更新される。図5の一例では、表示情報「EPG」および「TV画像」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「TV画像」および「TV操作」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。
映像制御部14は、入出力制御部13または記憶部17から入力された各種データを、表示状態判別部15から出力される視認可能信号/視認不可能信号および記憶部17に格納された表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトを変更する。図6(a)は、上記視認不可能信号が出力された場合、図5で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図6(b)は、上記視認可能信号が出力された場合、図5で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図6(a)において、映像制御部14は、表示状態判別部15から視認不可能信号を受けた場合、第2表示部9への表示を停止し、表示フラグが「ON」の表示情報を全て第1表示部3にレイアウトして表示する。図5で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」および「TV画像」に対して表示フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、TV画像I1およびEPGI2を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。
図6(b)において、映像制御部14は、表示状態判別部15から視認可能信号を受けた場合、第2表示部9への表示を開始し、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図5で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」および「TV画像」に対して表示フラグ「ON」が記述されており、表示情報「TV画像」および「TV操作」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、TV画像I1を第1表示部に単数表示レイアウトで表示し、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。
以下、図7を参照して、映像制御部14が行う表示状態変更処理の動作について説明する。なお、図7は、映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャートである。この映像制御部14が行う表示状態変更処理は、表示状態判別部15から出力される視認可能信号/視認不可能信号が切り替わることに応じてスタートする。
図7において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストを検索し、表示フラグ「ON」が複数記述されているか否かを判断する(ステップS10)。そして、映像制御部14は、複数の表示フラグ「ON」が記述されている場合、処理を次のステップS11に進める。一方、映像制御部14は、表示フラグ「ON」が複数記述されていない場合、処理を次のステップS18に進める。
ステップS11において、映像制御部14は、表示状態判別部15から出力される視認可能信号/視認不可能信号に基づいて、現在第2表示部9が視認可能か否かを判断する。そして、映像制御部14は、視認可能な場合に処理を次のステップS12に進め、視認不可の場合に処理を次のステップS19に進める。
ステップS12において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストから表示フラグ「ON」が記述されている表示情報を検索し、当該表示情報のうち第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている表示情報が複数あるか否かを判断する。そして、第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている表示情報が複数ある場合、映像制御部14は、当該表示情報(つまり、表示フラグ「ON」かつ第1表示部選択フラグ「ON」が記述された表示情報)を複数表示レイアウトで第1表示部3に表示して(ステップS13)、処理を次のステップS15に進める。一方、第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている表示情報が複数でない場合、映像制御部14は、当該表示情報を単数表示レイアウトで第1表示部3に表示して(ステップS14)、処理を次のステップS15に進める。なお、ステップS14において、第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている表示情報がない場合、映像制御部14は、第1表示部3を未表示にしてもいいし、第1表示部選択フラグ「OFF」かつ表示フラグ「ON」が記述された表示情報から任意の情報を選択して単数表示レイアウトで第1表示部3に表示してもかまわない。
ステップS15において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストから表示フラグ「ON」が記述されている表示情報を検索し、当該表示情報のうち第1表示部選択フラグ「OFF」が記述されている表示情報が複数あるか否かを判断する。そして、第1表示部選択フラグ「OFF」が記述されている表示情報が複数ある場合、映像制御部14は、当該表示情報(つまり、表示フラグ「ON」かつ第1表示部選択フラグ「OFF」が記述された表示情報)を複数表示レイアウトで第2表示部9に表示して(ステップS16)、当該フローチャートによる処理を終了する。一方、第1表示部選択フラグ「OFF」が記述されている表示情報が複数でない場合、映像制御部14は、当該表示情報を単数表示レイアウトで第2表示部9に表示して(ステップS17)、当該フローチャートによる処理を終了する。なお、ステップS15において、第1表示部選択フラグ「OFF」が記述されている表示情報がない場合、映像制御部14は、第2表示部9を未表示にしてもかまわない。
ステップS18において、映像制御部14は、表示フラグ「ON」が記述された単数の表示情報を単数表示レイアウトで第1表示部3に表示して、当該フローチャートによる処理を終了する。また、ステップS19において、映像制御部14は、表示フラグ「ON」が記述された複数の表示情報を複数表示レイアウトで第1表示部3に表示して、当該フローチャートによる処理を終了する。
このように、第1の実施形態に係る携帯情報端末装置によれば、複数の表示部の視認状況に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わり、ユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態に係る携帯情報端末装置について説明する。上記第1の実施形態では複数の表示部の視認状況に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる例を説明したが、第2の実施形態では表示対象の情報変化に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる。そして、当該携帯情報端末装置を携帯電話およびそれに類する機器へ応用した場合、図1〜図3を用いて説明した第2表示部9が視認可能/不可能に動作する構造を有していてもいいし、常に第1表示部3および第2表示部9がユーザから視認可能な構造を有していてもかまわない。なお、第1表示部3および第2表示部9は、共にLCDで構成される以外に、LCDおよび有機ELなどそれぞれ異なる表示方式で構成されてもかまわない。また、他の表示方式として、電子ペーパー、ポリシリコン液晶でもよく、LCDでもバックライト有りとバックライト無しや、異なる電圧で表示制御する方式でもかまわない。以下、携帯情報端末装置が、常に第1表示部3および第2表示部9がユーザから視認可能な構造を有している一例を用いて説明を行う。
図8を参照して、第2の実施形態に係る携帯情報端末装置1cの内部構成について説明する。なお、図8は、携帯情報端末装置1cの内部構成を示すブロック図である。なお、携帯情報端末装置1cは、第1の実施形態で説明した携帯情報端末装置1aおよび1bに設けられていた表示状態判別部15が削除され、情報変化検出部19が追加された構成であり、他の構成要素は同一である。したがって、携帯情報端末装置1cの説明にあたっては、第1の実施形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付して、詳細な説明を省略する。
図8において、情報変化検出部19は、入出力制御部13に入力される情報の変化や表示情報リストの更新を監視し、変化があった場合、情報の変化を示す情報変化信号を映像制御部14に出力する。例えば、入出力制御部13より記憶部17へ出力された電子番組表を用いて番組の視聴予約を行われた際、情報変化検出部19は、入出力制御部13が抽出するPSI/SI情報を監視することにより、視聴予約が行われた情報を受信した際に、視聴予約番組放送を示す情報変化信号を出力し、視聴予約が行われた番組が終了した際に視聴予約番組終了を示す情報変化信号を出力する。また、情報変化検出部19は、緊急警報放送(EWS)が到着した場合、EWS到着を示す情報変化信号を出力してもいいし、文字スーパーデータが到着した場合、文字スーパ到着を示す情報変化信号を出力してもかまわない。さらに、情報変化検出部19は、着信があった場合、着信を示す情報変化信号を出力してもいいし、メール受信があった場合、メール受信を示す情報変化信号を出力してもいいし、アラーム/スケジュール設定時間に応じてアラーム/スケジュール時間を示す情報変化信号を出力してもかまわない。
記憶部17には、第1の実施形態と同様に表示情報リストが格納される。そして、表示情報リストは、入出力制御部13に入力される情報の変化に応じて更新される。以下、図9を参照して、表示情報リストが更新される第1の例について説明する。なお、図9は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第1の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される前後の表示情報リストを示している。
図9において、表示情報リストは、第1の実施形態と同様に各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび第1表示部選択フラグが記述されている。これらの項目の説明については、第1の実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。なお、図9では、表示情報として、「EPG」、「TV画像」、「TV操作」、および「メール編集」が記述されている。そして、図9(a)では、表示情報「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「TV画像」および「TV操作」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。また、図9(b)では、表示情報「TV画像」および「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「TV画像」および「TV操作」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。つまり、図9(b)で示した表示情報リストは、図9(a)で示した表示情報リストに対して表示情報「TV画像」が表示対象に追加されていることが異なる。
映像制御部14は、入出力制御部13または記憶部17から入力された各種データを、情報変化検出部19から出力される情報変化信号および記憶部17に格納された表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトを変更する。図10(a)は、図9(a)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図10(b)は、図9(b)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図10(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図9(a)で示した表示情報リストでは、表示情報「メール編集」のみに対して表示フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、メール編集画面I4を第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、第2表示部9を未表示にする。
図10(b)において、映像制御部14は、情報変化検出部19から出力される視聴予約番組放送を示す情報変化信号を受けた場合、更新された表示情報リストに基づいて表示フラグが「ON」の表示情報を第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図9(b)で示した表示情報リストでは、表示情報「TV画像」および「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述されており、表示情報「TV画像」および「TV操作」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、TV画像I1を第1表示部に単数表示レイアウトで表示し、メール編集画面I4を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。
次に、図11を参照して、表示情報リストが更新される第2の例について説明する。なお、図11は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第2の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される前後の表示情報リストを示している。
図11において、表示情報リストは、第1の実施形態と同様に各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび第1表示部選択フラグが記述されている。これらの項目の説明については、第1の実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。なお、図11では、表示情報として、「EPG」、「TV画像」、「TV操作」、および「メール編集」が記述されている。そして、図11(a)では、表示情報「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「メール編集」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。また、図11(b)では、表示情報「TV画像」および「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「メール編集」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。つまり、図11(b)で示した表示情報リストは、図11(a)で示した表示情報リストに対して表示情報「TV画像」が表示対象に追加されていることが異なる。
図12(a)は、図11(a)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図12(b)は、図11(b)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図12(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図11(a)で示した表示情報リストでは、表示情報「メール編集」のみに対して表示フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、メール編集画面I4を第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、第2表示部9を未表示にする。
図12(b)において、映像制御部14は、情報変化検出部19から出力される視聴予約番組放送を示す情報変化信号を受けた場合、更新された表示情報リストに基づいて表示フラグが「ON」の表示情報を第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図11(b)で示した表示情報リストでは、表示情報「TV画像」および「メール編集」に対して表示フラグ「ON」が記述されており、表示情報「メール編集」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されているため、映像制御部14は、メール編集画面I4を第1表示部に単数表示レイアウトで表示し、TV画像I1を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。
ここで、図10(b)と図12(b)とを比較すれば明らかなように、携帯情報端末装置1cは、新たに表示対象となった表示情報(ここでは「TV画像」)を常に同じ表示部に表示するのではなく、表示情報リストで設定された第1表示部選択フラグに基づいて当該表示情報をレイアウトしている。このように、携帯情報端末装置1cは、表示情報変化が発生した際、自動的に表示レイアウトが切り替わり、ユーザに負荷を与えることなく、見やすいインターフェースを提供することができる。
次に、図13を参照して、表示情報リストが更新される第3の例について説明する。なお、図13は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第3の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される表示情報リストを示している。
図13において、表示情報リストは、各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび第1表示部選択フラグに加えて表示部占有フラグが記述されている。表示部占有フラグは、携帯情報端末装置1cが有する第1表示部3または第2表示部9のいずれかを必ず占有して表示する(つまり、必ず単数表示レイアウトで表示される)表示情報に対して「ON」が記述され、占有を条件としない表示情報に対して「OFF」が記述される。
なお、図13では、表示情報として、「着信」、「EPG」、「TV画像」、「文字スーパ」、「着信結果」、および「メール編集」が記述されている。そして、図13(a)では、表示情報「EPG」、「TV画像」、および「文字スーパ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。また、図13(b)では、表示情報「着信」、「EPG」、「TV画像」、および「文字スーパ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。さらに、図13(c)では、表示情報「EPG」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。つまり、図13(b)で示した表示情報リストは、図13(a)で示した表示情報リストに対して表示情報「着信」が表示対象に追加されていることが異なる。また、図13(c)で示した表示情報リストは、図13(b)で示した表示情報リストに対して表示情報「着信」が表示対象から削除されて表示情報「着信結果」が表示対象に追加されていることが異なる。
図14(a)は、図13(a)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図14(b)は、図13(b)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図14(c)は、図13(c)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図14(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図13(a)で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」、「TV画像」、および「文字スーパ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1および文字スーパ情報I5を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。
図14(b)において、映像制御部14は、着信を示す情報変化信号に応じて表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図13(b)で示した表示情報リストでは、表示情報「着信」、「EPG」、「TV画像」、および「文字スーパ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、着信情報I6を第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、TV画像I1、EPGI2、および文字スーパ情報I5を第2表示部9に複数表示レイアウトで表示する。
このように、表示部占有フラグ「ON」の表示情報を表示する場合、第1表示部選択フラグに応じた表示部を占有して当該表示情報が表示される。以上の切り替えを行うことにより、多数の情報を表示している時の表示情報追加に対して、いままで表示していた情報を損ねることなく自動的に表示レイアウトを切り替え、ユーザに負荷を与えることなく、見やすいインターフェースを提供できる。
図14(c)において、映像制御部14は、着信が終わり着信結果が追加された情報変化信号に応じて、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図13(c)で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「着信」、「TV画像」、「文字スーパ」、および「着信結果」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1、文字スーパ情報I5、および着信結果情報I7を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。図14(c)の切り替えを行うことにより、多数の情報を表示している時の表示情報の削除に対して、再度自動的に表示レイアウトを切り替え、ユーザに負荷を与えることなく、見やすいインターフェースを提供できる。
以下、図15を参照して、映像制御部14が行う表示状態変更処理の動作について説明する。なお、図15は、映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャートである。この映像制御部14が行う表示状態変更処理は、情報変化検出部19から出力される情報変化信号に応じてスタートする。
図15において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストを検索し、表示フラグ「ON」が複数記述されているか否かを判断する(ステップS20)。そして、映像制御部14は、複数の表示フラグ「ON」が記述されている場合、処理を次のステップS21に進める。一方、映像制御部14は、表示フラグ「ON」が複数記述されていない場合、処理を次のステップS28に進める。
ステップS21において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストから表示フラグ「ON」が記述されている表示情報を検索し、当該表示情報のうち表示部占有フラグ「ON」が記述されている表示情報があるか否かを判断する。そして、映像制御部14は、表示部占有フラグ「ON」が記述されていない場合、処理を次のステップS22に進める。一方、映像制御部14は、表示部占有フラグ「ON」が記述されている場合、処理を次のステップS29に進める。
ステップS22〜S28の処理については、第1の実施形態で図7を用いて説明したステップS12〜S18と同様である。したがって、ステップS22〜S27の詳細な説明については省略する。なお、図7のステップS16〜S18と同様に、ステップS26〜S28の終了後、映像制御部14は、当該フローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS29において、映像制御部14は、表示フラグ「ON」かつ表示部占有フラグ「ON」が記述された表示情報を単数表示レイアウトで表示し、処理を次のステップに進める。その際、当該表示情報に対応して記述された第1表示部選択フラグが「ON」の場合、当該表示情報を第1表示部3に表示し、第1表示部選択フラグが「OFF」の場合、当該表示情報を第2表示部9に表示する。なお、表示フラグ「ON」かつ表示部占有フラグ「ON」が記述された表示情報が複数あることも考えられる。この場合、それらの表示情報の第1表示部選択フラグが同じであるとき、表示フラグが「ON」に後で更新された表示情報を優先的に表示すればよい(後勝ち)。また、それらの表示情報の第1表示部選択フラグが異なるとき、それら表示情報が第1表示部3および第2表示部9をそれぞれ占有して表示すればよい。
次に、映像制御部14は、上記ステップS29で占有表示されていない表示部があるか否かを判断する(ステップS30)。そして、非占有の表示部がある場合、映像制御部14は、処理を次のステップS31へ進める。一方、全ての表示部が占有して表示されている場合、映像制御部14は、当該フローチャートによる処理を終了する。
ステップS31において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストから表示フラグ「ON」が記述されている表示情報を検索し、当該表示情報のうち第1表示部3または第2表示部9に表示されていない表示情報が複数あるか否かを判断する。そして、未表示の表示情報が複数ある場合、映像制御部14は、未表示の表示情報を複数表示レイアウトで非占有の表示部に表示して(ステップS32)、当該フローチャートによる処理を終了する。一方、未表示の表示情報が複数でない場合、映像制御部14は、当該表示情報を単数表示レイアウトで非占有の表示部に表示して(ステップS33)、当該フローチャートによる処理を終了する。なお、ステップS33において、未表示の表示情報がない場合、映像制御部14は、非占有の表示部を未表示にする。
このように、第2の実施形態に係る携帯情報端末装置によれば、表示対象の情報変化に応じて自動的に複数の表示部に対する表示レイアウトが切り替わり、ユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができる。
なお、第1表示部3または第2表示部9を占有する画面上の情報は、ユーザに対して携帯情報端末装置1cにおける操作内容を提示する操作画面でもかまわない。例えば、この操作画面は、ユーザが操作キー4を操作することによって、自動的に第1表示部3を占有して表示される。また、ユーザが操作キー4を操作することによって、表示情報リストの各フラグの設定を変更して表示レイアウトを変更してもかまわない。以下、図16を参照して、上述した操作キー4の操作によって表示情報リストが更新される第4の例について説明する。なお、図16は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第4の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される表示情報リストを示している。
図16において、表示情報リストは、図13と同様に各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグ、第1表示部選択フラグ、および表示部占有フラグが記述されている。これらの項目の説明については、第1の実施形態および図13と同様であるため詳細な説明を省略する。なお、図16では、表示情報として、「操作画面」、「EPG」、「TV画像」、「字幕」、「通信コンテンツリンク」、および「通信コンテンツ」が記述されている。そして、図16(a)では、表示情報「操作画面」、「EPG」、「TV画像」、および「字幕」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。また、図16(b)では、表示情報「EPG」、「TV画像」、および「字幕」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」、「TV画像」、および「字幕」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。つまり、図16(b)で示した表示情報リストは、図16(a)で示した表示情報リストに対して表示情報「操作画面」が表示対象から削除され、表示情報「TV画像」および「字幕」に対する第1表示部選択フラグが「ON」に変更されていることが異なる。
図17(a)は、図16(a)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図17(b)は、図16(b)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図17(a)において、情報変化検出部19から出力される操作信号を示す情報変化信号を受けた場合、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図16(a)で示した表示情報リストでは、「操作画面」、「EPG」、「TV画像」、および「字幕」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、操作画面I8を第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、TV画像I1、EPGI2、および字幕I9を第2表示部9に複数表示レイアウトで表示する。そして、携帯情報端末装置1cのユーザは、第1表示部3を占有して表示された操作画面I8を見て、第1表示部3に優先的に表示する表示情報を選択し、「TV画像」および「字幕」が選択される。
図17(b)において、情報変化検出部19から出力される操作信号が消滅して所定時間経過したことを示す情報変化信号を受けた場合、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図16(b)で示した表示情報リストでは、「EPG」、「TV画像」、および「字幕」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」、「TV画像」、および「字幕」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1および字幕I9を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。このとき、操作画面I8は、上記所定時間経過後、自動的に未表示となる。このように、表示情報移動が要求された際に、自動的に表示レイアウトが切り替わり、ユーザに負荷を与えることなく、見やすいインターフェースを提供できる。
また、第1表示部3または第2表示部9を占有する画面は、通信コンテンツへのリンクを選択することによって受信した通信コンテンツ情報でもかまわない。以下、図18を参照して、上述したリンクを選択することによって表示情報リストが更新される第5の例について説明する。なお、図18は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第5の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される表示情報リストを示している。
図18において、表示情報リストは、図13と同様に各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグ、第1表示部選択フラグ、および表示部占有フラグが記述されている。これらの項目の説明については、第1の実施形態および図13と同様であるため詳細な説明を省略する。なお、図18では、表示情報として、「操作画面」、「EPG」、「TV画像」、「字幕」、「通信コンテンツリンク」、および「通信コンテンツ」が記述されている。そして、図18(a)では、表示情報「TV画像」および「通信コンテンツリンク」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」、「TV画像」、「字幕」、および「通信コンテンツリンク」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」および「通信コンテンツ」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。また、図18(b)では、表示情報「TV画像」および「通信コンテンツ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」、「TV画像」、「字幕」、および「通信コンテンツリンク」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述され、表示情報「操作画面」および「通信コンテンツ」に対して表示部占有フラグ「ON」が記述されている。つまり、図18(b)で示した表示情報リストは、図18(a)で示した表示情報リストに対して表示情報「通信コンテンツリンク」が表示対象から削除され、表示情報「通信コンテンツ」が表示対象に追加されていることが異なる。
図19(a)は、図18(a)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図19(b)は、図18(b)で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図19(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図18(a)で示した表示情報リストでは、「TV画像」および「通信コンテンツリンク」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「TV画像」および「通信コンテンツリンク」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1および通信コンテンツリンク情報I10を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、第2表示部9を未表示にする。そして、携帯情報端末装置1cのユーザは、第1表示部3に表示された通信コンテンツリンク情報I10を選択して、通信コンテンツリンク情報I10にリンクする通信コンテンツ情報を表示するように促す。
図19(b)において、情報変化検出部19から出力される通信コンテンツ情報を示す情報変化信号を受けた場合、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を表示情報リストに基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図18(b)で示した表示情報リストでは、「TV画像」および「通信コンテンツ」に対して表示フラグ「ON」が記述され、表示情報「TV画像」に対して第1表示部選択フラグ「ON」が記述されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1を第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、通信コンテンツ情報I11を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。このように、リンクする表示情報追加が要求された際に、自動的に表示レイアウトが切り替わり、ユーザに負荷を与えることなく、見やすいインターフェースを提供できる。
なお、上述した第2の実施形態の説明では、携帯情報端末装置1cが、常に第1表示部3および第2表示部9がユーザから視認可能な構造を有している一例を用いたが、図1〜図3を用いて説明した第2表示部9が視認可能/不可能に動作する構造を有していてもかまわない。この場合、図15のステップS20の後に図7のステップS11を実行し、当該ステップS11が「Yes」の場合に図15のステップS21に進むようにすれば、第1および第2の実施形態の効果を兼ね備えた表示状態変更処理を行うことができる。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第3の実施形態に係る携帯情報端末装置について説明する。上記第1の実施形態では複数の表示部の視認状況に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる例を説明し、第2の実施形態では表示対象の情報変化に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる例を説明した。第3の実施形態では、表示対象の情報毎に優先度を付与して、当該優先度に応じて自動的にそれぞれの表示レイアウトが切り替わる。そして、当該携帯情報端末装置を携帯電話およびそれに類する機器へ応用した場合、図1〜図3を用いて説明した第2表示部9が視認可能/不可能に動作する構造を有していてもいいし、常に第1表示部3および第2表示部9がユーザから視認可能な構造を有していてもかまわない。なお、第1表示部3および第2表示部9は、共にLCDで構成される以外に、LCDおよび有機ELなどそれぞれ異なる表示方式で構成されてもかまわない。また、他の表示方式として、電子ペーパー、ポリシリコン液晶でもよく、LCDでもバックライト有りとバックライト無しや、異なる電圧で表示制御する方式でもかまわない。以下、携帯情報端末装置が、常に第1表示部3および第2表示部9がユーザから視認可能な構造を有している一例を用いて説明を行う。
図20を参照して、第3の実施形態に係る携帯情報端末装置1dの内部構成について説明する。なお、図20は、携帯情報端末装置1dの内部構成を示すブロック図である。なお、携帯情報端末装置1dは、第2の実施形態で説明した携帯情報端末装置1cに対して記憶部17の内部に優先度記憶部171が追加された構成であり、他の構成要素は同一である。したがって、携帯情報端末装置1dの説明にあたっては、第1または第2の実施形態と同様の構成要素に対しては同一の参照符号を付して、詳細な説明を省略する。
優先度記憶部171は、表示情報リストに記述されている表示情報に対して、それぞれの予め設定された優先度を記憶する。また、後述するように、優先度が最も高い表示情報が単数表示レイアウトに設定された表示部に表示されるため、優先度記憶部171は、第1表示部3および第2表示部9に対してそれぞれ設定状況も記憶している。優先度記憶部171が記憶する表示部の設定状況は、ユーザが操作キー4を操作することによって変更可能である。なお、これら優先度や設定状況を記憶する優先度記憶部171は、記憶部17内部で他の情報と区別して設ける必要はなく、上述した表示情報リストの1項目として記憶すればよい。また、優先度記憶部171は、記憶部17と別に設けてもかまわない。
映像制御部14は、入力される各情報に応じて優先度記憶部171に記憶された優先度および表示部の設定状況を参照し、その優先度にしたがって最適な表示レイアウトを構成して第1表示部3および第2表示部9に表示する。
記憶部17には、各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグが記述された表示情報リストが記憶されている。そして、表示情報リストは、入出力制御部13に入力される情報の変化に応じて更新される。以下、図21を参照して、携帯情報端末装置1dにおいて表示情報リストが更新される第1の例について説明する。なお、図21は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第1の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される前後の表示情報リストを示している。また、説明を単純にするために、図21では優先度記憶部171が記憶する優先度が表示情報リストの1項目として記憶されている。また、図21では優先度記憶部171が記憶する表示部の設定状況を共に示している。
図21において、表示情報リストは、各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび優先度が記述されている。表示情報および表示フラグの説明については、第1の実施形態と同様であるため詳細な説明を省略する。優先度は、単数表示レイアウトで設定された第1表示部3および/または第2表示部9に対して優先的に表示される表示情報を数値で示している。そして、優先度の数値が大きい表示情報が他の表示情報に対して優先的に単数表示レイアウトで表示される。これら表示情報毎に設定される優先度は、それらの表示情報を受信する前に予め設定されており、携帯情報端末装置1dのユーザによって変更が可能である。
図21では、表示情報として、「着信」、「アラーム」、「EPG」、「TV画像」、「TV操作」、および「メール受信」が記述されている。そして、図21(a)では、表示情報「着信」に対して、優先度「10」および表示フラグ「OFF」が記述されている。表示情報「アラーム」に対して、優先度「9」および表示フラグ「OFF」が記述されている。表示情報「EPG」に対して、優先度「8」および表示フラグ「ON」が記述されている。表示情報「TV画像」に対して、優先度「7」および表示フラグ「ON」が記述されている。表示情報「TV操作」に対して、優先度「7」および表示フラグ「OFF」が記述されている。表示情報「メール受信」に対して、優先度「4」および表示フラグ「ON」が記述されている。また、図21(b)では、図21(a)の表示情報リストに対して表示情報「アラーム」が表示フラグ「ON」に更新(つまり、表示情報「アラーム」の表示追加)されている。
また、図21では優先度記憶部171が記憶する表示部の設定状況も示している。図21(a)および図21(b)共に、表示部「第1表示部」に対してレイアウト選択「複数表示レイアウト」が記述され、表示部「第2表示部」に対してレイアウト選択「単数表示レイアウト」が記述されている。つまり、この設定状況では、第2表示部9のみが単数表示レイアウトで表示情報を表示するように設定されている。このように優先度記憶部171で記憶する表示部の設定状況は、いずれか一方の表示部が単数表示レイアウトに設定され、他方の表示部が複数表示レイアウトに設定される。これら表示部に対するレイアウト選択は、携帯情報端末装置1dのユーザによって変更が可能である。
映像制御部14は、入出力制御部13または記憶部17から入力された各種データを、情報変化検出部19から出力される情報変化信号、記憶部17に格納された優先度を含む表示情報リスト、および表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトを変更する。図22(a)は、図21(a)で説明した表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図22(b)は、図21(b)で説明した表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図22(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を優先度および表示部の設定状況に基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図21(a)で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」、「TV画像」、および「メール受信」に対して表示フラグ「ON」が記述されており、それらのうち表示情報「EPG」に最も高い優先度「8」が記述されている。そして、第2表示部が単数表示レイアウトに設定されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1およびメール受信情報I3を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示にする。
図22(b)において、映像制御部14は、情報変化検出部19から出力されるアラーム情報を示す情報変化信号を受けた場合、更新された表示情報リストにおいて表示フラグが「ON」の表示情報を優先度および表示部の設定状況に基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図21(b)で示した表示情報リストでは、表示情報「アラーム」が表示フラグ「ON」に更新されており、当該表示情報「アラーム」に最も高い優先度「9」が記述されている。そして、第2表示部が単数表示レイアウトに設定されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1、EPGI2、およびメール受信情報I3を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、アラーム情報I12を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示にする。
図22(a)および図22(b)を比較すれば明らかなように、携帯情報端末装置1dでは、単数表示レイアウトに設定された表示部に対して、最も優先度が高い表示情報が表示される。例えば、優先度が最も高い表示情報の表示が追加された場合、当該表示情報が表示部を占有して表示されるレイアウトに変更されるため、携帯情報端末装置1dのユーザが優先度の高い情報を優先して確認することができる。
次に、図23を参照して、携帯情報端末装置1dにおいて表示情報リストが更新される第2の例について説明する。なお、図23は、記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第2の例を示す図であり、当該情報の変化に応じて更新される前後の表示情報リストを示している。また、説明を単純にするために、図23では図21と同様に優先度記憶部171が記憶する優先度が表示情報リストの1項目として記憶されている。また、図23では優先度記憶部171が記憶する表示部の設定状況を共に示している。
図23において、表示情報リストは、各種表示情報に対応するそれぞれの表示フラグおよび優先度が記述されている。それぞれの項目の説明については、図21と同様であるため詳細な説明を省略する。図23では、表示情報として、「着信」、「アラーム」、「EPG」、「TV画像」、「TV操作」、および「メール受信」が記述されている。そして、図23(a)では、表示情報リストに記載された表示フラグおよび優先度が図21(a)と同様であるため、記述内容の説明は省略する。図23(b)では、図23(a)の表示情報リストに対して表示情報「TV操作」が表示フラグ「ON」に更新(つまり、表示情報「TV操作」の表示追加)されている。また、図23では優先度記憶部171が記憶する表示部の設定状況も示しているが、図21と同様であるため説明を省略する。
映像制御部14は、入出力制御部13または記憶部17から入力された各種データを、情報変化検出部19から出力される情報変化信号、記憶部17に格納された優先度を含む表示情報リスト、および表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトを変更する。図24(a)は、図23(a)で説明した表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。図24(b)は、図23(b)で説明した表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図である。
図24(a)において、映像制御部14は、表示フラグが「ON」の表示情報を優先度および表示部の設定状況に基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図23(a)で示した表示情報リストでは、表示情報「EPG」、「TV画像」、および「メール受信」に対して表示フラグ「ON」が記述されており、それらのうち表示情報「EPG」に最も高い優先度「8」が記述されている。そして、第2表示部が単数表示レイアウトに設定されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1およびメール受信情報I3を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示にする。
図24(b)において、映像制御部14は、情報変化検出部19から出力されるTV操作情報を示す情報変化信号を受けた場合、更新された表示情報リストにおいて表示フラグが「ON」の表示情報を優先度および表示部の設定状況に基づいて第1表示部3または第2表示部9にレイアウトして表示する。図23(b)で示した表示情報リストでは、表示情報「TV操作」が表示フラグ「ON」に更新されているが、最も高い優先度が記述されている表示情報は変化せずに表示情報「EPG」である。そして、第2表示部が単数表示レイアウトに設定されている。したがって、映像制御部14は、TV画像I1、メール受信情報I3、およびTV操作情報I13を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示する。そして、映像制御部14は、EPGI2を第2表示部9に単数表示レイアウトで表示にする。
図24(a)および図24(b)を比較すれば明らかなように、携帯情報端末装置1dでは、単数表示レイアウトに設定された表示部に対して、最も優先度が高い表示情報が表示される。しかしながら、優先度が低い表示情報の表示が追加された場合、最も優先度が高い表示情報を継続して同じ表示部を占有して表示する。したがって、携帯情報端末装置1dのユーザは、常に優先度の高い情報を優先して確認することができる。
以下、図25を参照して、携帯情報端末装置1dの映像制御部14が行う表示状態変更処理の動作について説明する。なお、図25は、当該映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャートである。この映像制御部14が行う表示状態変更処理は、情報変化検出部19から出力される情報変化信号に応じてスタートする。
図25において、映像制御部14は、記憶部17に格納された表示情報リストを検索し、表示フラグ「ON」が記述されている表示情報のうち、最も優先度が高い表示情報を検索する(ステップS40)。以下、ステップS40で検索された最も優先度が高い表示情報を最高優先度情報Aと記載する。次に、映像制御部14は、表示部の設定状況に対してレイアウト選択が変更されたか否かを判断する(ステップS41)。そして、映像制御部14は、表示部の設定状況に対してレイアウト選択が変更された場合、記憶部17の優先度記憶部171に記憶されている表示部の設定状況を変更して、次のステップS43へ処理を進める。一方、映像制御部14は、表示部の設定状況に対してレイアウト選択が変更されていない場合、そのまま次のステップS43へ処理を進める。
ステップS43において、映像制御部14は、優先度記憶部171に記憶されている表示部の設定状況を参照して第1表示部のレイアウト選択が単数表示レイアウトに設定されているか否かを判断する。そして、映像制御部14は、第1表示部のレイアウト選択が単数表示レイアウトに設定されているときに処理を次のステップS44に進め、第1表示部のレイアウト選択が単数表示レイアウトに設定されていないときに処理を次のステップS47に進める。
ステップS44において、映像制御部14は、上記ステップS40で検索された最高優先度情報Aを第1表示部3に単数表示レイアウトで表示する。次に、映像制御部14は、上記表示情報リストで表示フラグ「ON」が記述されている表示情報のうち、閾値以下の優先度が記述されている表示情報を簡易表示に変更する(ステップS45)。そして、映像制御部14は、上記表示情報リストで表示フラグ「ON」が記述された最高優先度情報A以外の表示情報を第2表示部9に複数表示レイアウトで表示し(ステップS46)、当該フローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS47において、映像制御部14は、上記ステップS40で検索された最高優先度情報Aを第2表示部9に単数表示レイアウトで表示する。次に、映像制御部14は、上記表示情報リストで表示フラグ「ON」が記述されている表示情報のうち、閾値以下の優先度が記述されている表示情報を簡易表示に変更する(ステップS48)。そして、映像制御部14は、上記表示情報リストで表示フラグ「ON」が記述された最高優先度情報A以外の表示情報を第1表示部3に複数表示レイアウトで表示し(ステップS49)、当該フローチャートによる処理を終了する。
なお、上記ステップS40において、最高優先度情報Aが複数検索された場合、単数表示レイアウトで設定された表示部に対してそれらの表示情報だけで複数表示レイアウトで表示してもかまわない。この場合、図21の表示情報「TV画像」および「TV操作」のように同じ優先度が記述されている場合、それらが最も優先度が高くても常に同じ表示部に表示される。したがって、別々の表示部に表示することによって不都合が生じる表示情報に対して同じ優先度を記述すれば、このような不都合が生じることなく適切なレイアウトで表示することができる。
また、ある優先度以上の表示情報に対しては、常に第1表示部3を占有して表示するようにしてもかまわない。この場合、他の表示情報が第2表示部9に複数表示レイアウトで表示される。例えば、緊急度の高い表示情報等に対して大きな優先度を設定し、当該表示情報を受信したときに常に第1表示部3を占有して表示するようにすれば、携帯情報端末装置1dのユーザに対して緊急度の高い情報の注意を呼びかけることもできる。
このように、第3の実施形態に係る携帯情報端末装置によれば、表示情報追加が要求された際に、優先度にしたがって自動的に複数表示部に対する表示レイアウトが切り替わり、ユーザに負荷を与えることなく、見やすい適切なレイアウトで表示することができる。
本発明にかかる携帯情報端末装置は、自動的に表示レイアウトが切り替わってユーザにとって見やすい適切なレイアウトで複数の情報を表示することができ、複数の表示部を有する携帯情報端末装置等の用途に適用できる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯情報端末装置1aの正面側斜視図および背面側斜視図 図1の携帯情報端末装置1aの背板10aを開いた状態を示す正面側斜視図 図1の携帯情報端末装置1aとは異なった動作によって第2表示部9がユーザから視認可能または視認不可の位置に移動する携帯情報端末装置1bの正面側斜視図 図1および図3の携帯情報端末装置1aおよび1bの内部構成を示すブロック図 図4の記憶部17に格納される表示情報リストの一例を示す図 図5で説明した表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図4の映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る携帯情報端末装置1cの内部構成を示すブロック図 図8の記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第1の例を示す図 図9の表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図8の記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第2の例を示す図 図11の表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図8の記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第3の例を示す図 図13の表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図8の映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャート 図8の記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第4の例を示す図 図16の表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図8の記憶部17に格納され更新される表示情報リストの第5の例を示す図 図18の表示情報リストに基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 本発明の第3の実施形態に係る携帯情報端末装置1dの内部構成を示すブロック図 図20の記憶部17に格納され更新される表示情報リストおよび表示部の設定状況の第1の例を示す図 図21の表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図20の記憶部17に格納され更新される表示情報リストおよび表示部の設定状況の第2の例を示す図 図23の表示情報リストおよび表示部の設定状況に基づいて、第1表示部3および第2表示部9それぞれに表示するレイアウトの一例を示す図 図20の映像制御部14が行う表示状態変更処理を示すフローチャート
符号の説明
1…携帯情報端末装置
2…スピーカ
3…第1表示部
4…操作キー
5…マイク
6…カメラ
7…回転軸
8…アンテナ
9…第2表示部
10…背板
11…送受信部
12…受信部
13…入出力制御部
14…映像制御部
15…表示状態判別部
16…CPU
17…記憶部
171…優先度記憶部
18…音声出力部
19…情報変化検出部

Claims (25)

  1. 複数の情報を受信して表示する携帯情報端末装置であって、
    前記複数の情報を受信する受信部と、
    受信した情報をその表示画面を用いて表示する第1表示部と、
    前記第1表示部が有する表示画面とは別の表示画面を用いて受信した情報を表示する第2表示部と、
    前記受信部が受信した情報をそれぞれ前記第1表示部または前記第2表示部に振り分ける条件に基づいて、前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに当該情報を表示するレイアウトを設定する映像制御部とを備えることを特徴とする、携帯情報端末装置。
  2. 前記映像制御部は、
    前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に振り分けられた情報が単数のとき、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を当該情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定し、
    前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に振り分けられた情報が複数のとき、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を当該情報で共有して表示する複数表示レイアウトに設定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  3. 前記第1表示部の表示画面および前記第2表示部の表示画面とが同じ方向から同時に視認可能な第1状態と、当該方向から前記第1表示部の表示画面のみ視認可能な第2状態とに、所定の動作によって変更可能であることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  4. 前記第1表示部の表示画面は、前記第1状態および前記第2状態において筐体表面に配置され、
    前記第2表示部の表示画面は、
    前記第1状態において前記筐体表面に配置され、
    前記第2状態において当該表示画面を支持する支持部材を前記筐体背面側に閉じることによって当該背面側に向けて配置されることを特徴とする、請求項3に記載の携帯情報端末装置。
  5. 前記第1表示部の表示画面は、前記第1状態および前記第2状態において筐体表面に配置され、
    前記第2表示部の表示画面は、
    前記第1状態において前記筐体表面に配置され、
    前記第2状態において当該表示画面を支持する支持部材を所定の回転軸を中心に反転させた後、前記筐体背面側に移動させることによって当該背面側に向けて配置されることを特徴とする、請求項3に記載の携帯情報端末装置。
  6. 前記携帯情報端末装置は、前記第1表示部および前記第2表示部が前記第1状態または前記第2状態であることを判別する表示状態判別部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、
    前記表示状態判別部が前記第1表示部および前記第2表示部を前記第1状態であると判別したとき、前記受信部が受信した情報を前記条件に基づいて、当該情報を前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定し、
    前記表示状態判別部が前記第1表示部および前記第2表示部を前記第2状態であると判別したとき、前記受信部が受信した情報を全て前記第1表示部に表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項3に記載の携帯情報端末装置。
  7. 前記携帯情報端末装置は、前記受信部が受信可能な情報毎にそれぞれ前記第1表示部または前記第2表示部に振り分ける指示が記述された表示情報リストを前記条件として記憶する記憶部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、前記表示状態判別部が前記第1表示部および前記第2表示部を前記第1状態であると判別したとき、前記受信部が受信した情報を前記記憶部に記憶された前記表示情報リストに記述された指示に基づいて、当該情報を前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項6に記載の携帯情報端末装置。
  8. 前記携帯情報端末装置は、前記受信部が受信する情報の増減を検出する情報変化検出部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、前記情報変化検出部における情報の増減の検出に応じて、前記受信部が受信した情報をそれぞれ前記条件に基づいて、当該情報を前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  9. 前記携帯情報端末装置は、前記受信部が受信可能な情報毎にそれぞれ前記第1表示部または前記第2表示部に振り分ける指示が記述された表示情報リストを前記条件として記憶する記憶部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、前記情報変化検出部における情報の増減の検出に応じて、前記受信部が受信した情報を前記記憶部に記憶された前記表示情報リストに記述された指示に基づいて、当該情報を前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに振り分けて表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  10. 前記携帯情報端末装置は、ユーザの操作に応答して操作信号を出力する操作部を、さらに備え、
    前記記憶部に記憶された表示情報リストに記述された指示は、ユーザが所定の操作を行うことによって前記操作部から出力される操作信号に基づいて変更されることを特徴とする、請求項9に記載の携帯情報端末装置。
  11. 前記記憶部が記憶する表示情報リストは、前記受信部が受信可能な情報のうち、前記第1表示部または前記第2表示部の表示画面を占有して表示する情報に対してその占有表示を示す指示が、さらに記述されており、
    前記映像制御部は、前記受信部が受信した情報のうち、前記表示情報リストに前記占有表示を示す指示が記述された情報があるとき、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を当該情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定することを特徴とする、請求項9に記載の携帯情報端末装置。
  12. 前記映像制御部は、さらに、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか他方に対して表示画面を他の情報で共有して表示する複数表示レイアウトに設定することを特徴とする、請求項11に記載の携帯情報端末装置。
  13. 前記情報変化検出部は、ユーザによって受信予約された時間に応じて前記受信部が当該受信予約された情報を受信したとき、前記情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  14. 前記情報変化検出部は、前記受信部が緊急警報放送を受信したとき、前記情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  15. 前記情報変化検出部は、前記受信部が文字スーパーデータを受信したとき、前記情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  16. 前記携帯情報端末装置は、電話機能を有する送受信部を、さらに備え、
    前記情報変化検出部は、前記送受信部において電話機能における着信があったとき、前記情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  17. 前記携帯情報端末装置は、メール機能を有する送受信部を、さらに備え、
    前記情報変化検出部は、前記送受信部においてメール機能におけるメール受信があったとき、前記情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  18. 前記情報変化検出部は、所定の時間が経過したとき、当該時間の経過を示す情報の増加を検出することを特徴とする、請求項8に記載の携帯情報端末装置。
  19. 前記携帯情報端末装置は、前記受信部が受信可能な情報毎の優先度を前記条件として記憶する優先度記憶部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、前記受信部が受信した情報のうち、前記優先度記憶部で記憶する優先度が最も高い情報を、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を当該情報のみで占有して表示する単数表示レイアウトに設定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  20. 前記映像制御部は、前記受信部が受信した情報のうち、前記優先度記憶部で記憶する優先度が閾値以下の情報に対して、当該情報の内容を簡易的に示した簡易表示で当該情報を表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項19に記載の携帯情報端末装置。
  21. 前記映像制御部は、前記受信部が受信した情報のうち、前記優先度記憶部で記憶する優先度が最も高い情報が複数あるとき、前記第1表示部および前記第2表示部のいずれか一方に対して表示画面を優先度が最も高い複数の情報のみで共有して表示する複数表示レイアウトに設定することを特徴とする、請求項19に記載の携帯情報端末装置。
  22. 前記受信部が受信する情報は、映像信号、音声信号、および文字情報の少なくとも1つを含む放送データを少なくとも含んでおり、
    前記携帯情報端末装置は、前記受信部が受信した前記放送データから前記映像信号および前記文字情報を前記映像制御部に出力する入出力制御部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、少なくとも前記入出力制御部から出力された前記映像信号および前記文字情報をそれぞれ前記条件に基づいて前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  23. 前記受信部が受信する情報は、MPEG方式の映像信号、音声信号、および文字情報の少なくとも1つを含む放送データを少なくとも含んでおり、
    前記受信部は、前記放送データを受信したとき、当該放送データを示すトランスポートストリームを出力し、
    前記携帯情報端末装置は、前記受信部から出力されるトランスポートストリームに対して、トランスポートデコードおよび映像/音声デコードを行って映像データおよび音声データの出力する入出力制御部を、さらに備え、
    前記映像制御部は、少なくとも前記入出力制御部から出力された前記映像データを前記条件に基づいて前記第1表示部および前記第2表示部それぞれに表示するレイアウトを設定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  24. 前記第1表示部および第2表示部は、それぞれ異なる表示方式で構成されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  25. 前記第1表示部および第2表示部は、それぞれLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescent)、および電子ペーパーの群から選ばれる表示方式で構成され、かつ、それぞれ異なる表示方式で構成されることを特徴とする、請求項24に記載の携帯情報端末装置。

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