JP2005198185A - 並列給電コーリニアアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な指向性が得られると共に周波数帯域を広くでき、かつ、放射ビームを電気的にチルトできる並列給電コーリニアアンテナを提供する。
【解決手段】アンテナ素子11〜1112が形成されたアンテナ基板12a〜12c及び分配器14が形成された分配基板13を直列に連結する。上記アンテナ基板12a〜12cは、表面と裏面を交互に反転して位置させ、その裏面側に沿って給電線16a〜16cを配置する。分配器14により分配された給電信号を給電線16a〜16cにより各アンテナ基板12a〜12cの分配器17a〜17cに並列給電する。分配器17a〜17bは、それぞれ給電信号を2分配し、給電線21a、21bを介して分配器17b、17cに入力する。この分配器17b、17cは、上記給電線21a、21bにより入力された信号をそれぞれ2分配してアンテナ素子11〜1112に給電する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話等の移動無線通信において、簡易基地局用アンテナとして利用される並列給電コーリニアアンテナに関する。
近年、テレビ電話や高速データ通信を実現する第3世代移動通信サービスとして、国際基準規格IMT-2000(International Mobile Telecommunications 2000)に認定されたW-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access:広帯域CDMA)方式を用いた携帯電話システムが開発され、実用化されている。
上記国際基準規格IMT-2000によるW-CDMA方式を用いた携帯電話では、2GHz帯の電波を使用している。2GHz帯の電波を使用する簡易基地局用のアンテナとしては、一般に図11に示すように2本のコーリニアアンテナ1a、1bを所定の間隔で配置し、アンテナ取付金具2により支柱3の上部に取り付けている。
上記コーリニアアンテナ1a、1bは、従来では直列給電方式による多段同軸型コーリニアアンテナが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−243928号公報
しかし、直列給電方式による多段同軸型コーリニアアンテナは、各段のアンテナ素子における同調周波数がずれ、電波の放射方向が水平方向より上方あるいは下方に不規則にチルトされてしまい、良好な指向特性を得ることが困難である。また、直列給電方式によるアンテナは、周波数帯域をあまり広くできないという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、良好な指向性が得られると共に周波数帯域を広くでき、かつ、放射ビームを電気的にチルトさせることができる並列給電コーリニアアンテナを提供することを目的とする。
第1の発明に係る並列給電コーリニアアンテナは、それぞれ複数段のアンテナ素子が形成されてなる複数のアンテナ基板と、給電信号を分配する第1の分配器が設けられた分配基板と、前記分配基板及び前記複数のアンテナ基板を直列に連結する連結手段と、前記第1の分配器により分配された給電信号を前記各アンテナ基板の給電点に並列給電する給電線と、前記各アンテナ基板に設けられ、前記給電点に給電された信号を各アンテナ素子に分配する第2の分配器と、前記分配基板及び前記複数のアンテナ基板を収納するアンテナカバーとを具備したことを特徴とする。
第2の発明に係る並列給電コーリニアアンテナは、前記第1の発明において、アンテナ基板に形成される第2の分配器は、給電信号を分配する分配回路及び各分配信号の位相を設定する位相回路からなり、前記分配信号の位相を指向性に合わせて設定することを特徴とする。
第3の発明に係る並列給電コーリニアアンテナは、前記第1の発明において、前記複数のアンテナ基板は表面と裏面を交互に反転して位置させ、該アンテナ基板の裏面側に沿って給電線を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ基板及び分配基板に形成した印刷パターンにより並列給電コーリニアアンテナを実現でき、軽量化が可能であり、かつ非常に広帯域な特性とすることができる。また、分配基板を備えると共にアンテナ基板に分配器を設けて各アンテナ素子に並列給電することにより、給電線の数を非常に少なくでき、配線工程を簡略化できると共に特性を良好なものとすることができる。更に、アンテナ基板は、表面と裏面を交互に反転して配置すると共に、各基板の裏面側に給電線を配線することにより、給電線の影響を著しく軽減でき、良好な指向性を得ることができる。また、アンテナ基板及び分配基板を分割して形成することにより、各基板の扱いが容易になると共に、基板の折損を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る並列給電コーリニアアンテナの概略構成及び給電系統を示す図である。この実施形態に係る並列給電コーリニアアンテナ10は、例えば2GHzの周波数帯で使用されるもので、複数段例えば#1〜#12の12段のアンテナ素子11〜1112を縦列配置している。上記アンテナ素子11〜1112は、詳細を後述するように複数段例えば4段を1つの単位として、第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12c上に印刷パターンにより構成される。なお、第1のアンテナ基板12aは1段目(上段)、第2のアンテナ基板12bは2段目(中段)、第3のアンテナ基板12cは3段目(下段)である。また、上記アンテナ基板12a〜12cとしては、例えば弾性を有する絶縁部材(誘電体)により形成する。
上記第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cは図2に示すように縦列配置されるが、その下側すなわち第3のアンテナ基板12cの下側に分配基板13が設けられる。また、分配基板13の下端部には、直接あるいは支持基板(図示せず)を介してコネクタ18が装着される。上記分配基板13には、例えば3分配の分配器14が印刷パターンにより構成される。上記分配器14は、給電端子15より上記コネクタ18を介して送受信機(図示せず)に接続される。
上記分配器14は、送受信機から給電端子15に供給される給電信号を3分配し、給電線16a〜16cを介して第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cに給電する。
上記アンテナ基板12a〜12cには、それぞれ給電用の3つの分配器17a〜17cが設けられ、分配器17aの信号入力端が各アンテナ基板の給電点となっている。この分配器17aの信号入力端は、アンテナ基板12a〜12cの裏面側に設けられる。上記アンテナ基板12a〜12cに設けられる分配器17aは、上記給電線16a〜16cにより給電される信号を2分配し、それぞれ給電線21a、21bを介して分配器17b、17cに入力する。この分配器17b、17cは、上記給電線21a、21bにより入力された信号を2分配して第1段(#1)〜第12段(#12)のアンテナ素子11〜1112に給電する。
上記分配器17b、17cは、分配機能を有すると共に位相器の機能を有している。この位相器の機能としては、例えば信号入力端から信号出力端までの線路長を変えることによって位相を調整する。
上記並列給電コーリニアアンテナ10の放射ビームをチルト例えば水平方向より下方向にチルトさせる場合、上記分配器17a〜17cにより分配する信号の位相及び給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcを最適値に調整する。放射ビームを水平方向(チルト角度0°)に設定する場合は、給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcを「La=Lb=Lc」とするが、放射ビームを水平方向より下方向にチルトさせる場合には、「La<Lb<Lc」の関係に設定する。この場合、チルト角度が大きくなるに従って給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcの差を大きくする。この結果、給電線16b、16cの長さがアンテナ基板12a〜12cより長くなるが、その余長分については、下端部を折り重ねて分配基板13の側部に配置する。
また、アンテナ基板12a〜12cは、表面(アンテナ面)と裏面(アース面)を交互に反転して位置させ、その裏面側に沿って給電線16a〜16cを配置する。この場合、アンテナ基板12a〜12cには、図2に示すように上端と下端に切り欠き19を設け、この切り欠き18内に給電線16a〜16cが挿通できるようにする。
図3は、上記給電線16a〜16cの配線状態を示したものである。第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cは、上記したように表面(アンテナ面)と裏面(アース面)が交互に反転して配置されるが、図3では第1及び第3のアンテナ基板12a、12cの左側が表面、第2のアンテナ基板12bの右側が表面となっている。また、分配基板13は、分配器14の分配出力端子が第3のアンテナ基板12cの裏面側となるように配置される。
上記分配器14の分配出力端子から出力される給電信号は、給電線16a〜16cを介して第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cの給電点である分配器17aに供給される。
このとき給電線16cは、分配器14の分配出力端子から第3のアンテナ基板12cの裏面側の中央に沿って配線され、図1に示したようにアンテナ基板12cに設けられている分配器17aの信号入力端に接続される。この分配器17aの分配端子から出力される信号は、給電線21a、21bにより分配器17b、17cに入力されてそれぞれ2分配され、アンテナ基板12cに設けられている印刷配線を介して第9ないし第12のアンテナ素子11〜1112に給電される。
また、上記給電線16cと共に分配器14の分配出力端子に接続された給電線16a、16bは、第3のアンテナ基板12cの裏面側(図3の右側)の中央に沿って配線され、第2のアンテナ基板12bと第3のアンテナ基板12cとの間の切り欠き19を通って反対側、すなわち図3の左側に導出される。
このとき給電線16bは、切り欠き19部分から第2のアンテナ基板12bの裏面側の中央に沿って配線され、アンテナ基板12bに設けられている分配器17aの信号入力端に接続される。この分配器17aの分配端子から出力される信号は、給電線21a、21bにより分配器17b、17cに入力されてそれぞれ2分配され、アンテナ基板12bに設けられている印刷配線を介して第5ないし第8のアンテナ素子11〜11に給電される(図1参照)。
また、上記給電線16bと共に切り欠き19を通って図3の左側に導出された給電線16aは、第2のアンテナ基板12bの裏面側の中央に沿って配線され、アンテナ基板12a、12b間の切り欠き19を通って反対側(図3の右側)に導出される。
上記切り欠き19を通って第1のアンテナ基板12aの右側に導出された給電線16aは、切り欠き19部分からアンテナ基板12aの裏面側の中央に沿って配線され、アンテナ基板12aに設けられている分配器17aの信号入力端に接続される。この分配器17aの分配端子から出力される信号は、給電線21a、21bにより分配器17b、17cに入力されてそれぞれ2分配され、アンテナ基板12aに設けられている印刷配線を介して第1ないし第4のアンテナ素子11〜11に給電される(図1参照)。
次に、上記第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12c、分配基板13、及び印刷パターンの具体的な構成例について説明する。
図4は、分配基板13及びこの分配基板13に設けられる分配器14の構成例を示したもので、(a)は表面側の印刷パターンを示し、(b)は裏面側の印刷パターンを示している。分配基板13には、表面側に3分配の回路パターン31が設けられ、裏面側にアースパターン32が設けられる。
上記回路パターン31には、給電点位置にスルーホール33が設けられ、このスルーホール33の下方に長さが約λ/4のショートスタブ34が設けられる。上記λは使用周波数における波長である。上記ショートスタブ34は、下端部がスルーホール35によりアースパターン32に接続される。
また、分配基板13の裏面側には、上記スルーホール33に対応する位置に給電点となる入力端子36が設けられ、上記スルーホール33を介して回路パターン31に電気的に接続される。
上記回路パターン31には、上端側に3分配用の分配パターン37a〜37cが形成され、その先端にスルーホール38a〜38cが設けられる。分配基板13の裏面側には、上記スルーホール38a〜38cに対応する位置に分配出力端子39a〜39cが設けられ、上記スルーホール38a〜38cを介して分配パターン37a〜37cに接続される。
また、分配基板13の上下端部には、他の基板に連結するための穴40が設けられる。
図5は、第3のアンテナ基板12cに設けられる第9ないし第12のアンテナ素子11〜1112及び分配器17a〜17cの構成例を示したもので、(a)は表面側の印刷パターンを示し、(b)は裏面側の印刷パターンを示している。
上記アンテナ素子11〜1112としては、アンテナ基板12cの表面側の両側に例えば長さが約λ/2のダイポールアンテナ41、42を設けている。上記ダイポールアンテナ41、42は、長さが約λ/4の上部素子及び下部素子からなり、上部素子が「+」側、下部素子が「−」側となっている。上記ダイポールアンテナ41、42は、上部素子と下部素子の対向端部を内側に折り曲げて形成し、その折曲げによってできた間隙に補助素子41a、41bを設けている。
アンテナ基板12cにパターンを印刷してダイポールアンテナ41、42を形成した場合、アンテナ基板12cの面に垂直な方向、すなわち前面及び裏面方向に放射される電波に対して側方に放射される電波のレベルが小さくなるので、上記のように補助素子41a、41bを設けて側方に放射される電波のレベルが高くなるようにしている。上記補助素子41a、41bは、導波素子として作用し、ダイポールアンテナ41、42から側方へ放射される電波を強くする。
一方、アンテナ基板12cの裏面には、上記ダイポールアンテナ41、42の下部素子に対応させてアンテナアースパターン43、44が設けられる。このアンテナアースパターン43、44は、スルーホールにより上記ダイポールアンテナ41、42の下部素子に接続される。
また、アンテナ基板12cの裏面には、上端部と下端部の間において、その中央位置に沿って所定幅のアースパターン45が設けられる。
また、アンテナ基板12cの表面においても、上端部と下端部の間に、その中央位置に沿って所定幅のアースパターン46が設けられる。この場合、アースパターン46は、アンテナ基板12cの表面に形成される回路素子の障害とならないように設けられる。そして、上記アンテナ基板12cの裏面側のアースパターン45と表面側のアースパターン46とは、複数のスルーホールによって接続される。すなわち、アースパターンは、面積の大きい方が効果的であるので、アンテナ基板12cの裏面側にアースパターン45設けるだけでなく、表面側にもアースパターン46を設けてスルーホールにより接続している。
更に、アンテナ基板12cには、表面の中央部、すなわち、アンテナ素子1110、1111間に分配器17aの回路パターン50が設けられる。この回路パターン50は、横方向の直線的な線路であり、その右側端部に1つのスルーホール51が設けられ、左側端部に2つのスルーホール52a、52bが設けられる。また、上記回路パターン50の上下両側にもアースパターン53が形成される。
一方、アンテナ基板12cの裏面側には、上記分配器17aの回路パターン50及びアースパターン53に対応する位置に分配器アースパターン54が形成され、スルーホールにより上記アースパターン53に接続される。また、上記分配器アースパターン54内には、スルーホール51に対応する位置に入力端子55が設けられると共に、スルーホール52a、52bに対応する位置に分配出力端子56a、56bが接続され、上記スルーホール51、52a、52bを介して分配器17aの回路パターン50に接続される。
上記分配器17aの入力端子55には、図1、図3、図4で説明したように分配器14の分配出力端子39cから出力される信号が給電線16cを介して入力される。上記分配器17aは、入力端子55に入力された信号を2分配し、分配出力端子56a、56bから出力する。
また、アンテナ基板12cには、アンテナ素子11、1110間に分配器17bの回路パターン60が形成されると共に、その中心位置にスルーホール61が設けられる。また、回路パターン60の周囲にアースパターン62が形成される。スルーホール61は、アンテナ基板12cの裏面側に設けられる分配器入力端子63に接続される。この分配器入力端子63の周囲には、分配器アースパターン64が形成される。この分配器アースパターン64は、複数のスルーホールにより上記基板表面側のアースパターン62に接続される。上記分配器入力端子63には、上記分配器17aの分配出力端子56aから出力される信号が図1、図3で説明した給電線21aを介して供給される。
上記回路パターン60は、上下方向に向かう所定幅の線路で、中心位置のスルーホール61から上方に向かう分配線路60aと下方に向かう分配線路60bからなり、この分配線路60a、60bの長さによって給電信号の位相を設定する。この場合、分配線路60a、60bの線路長は、直線の状態が最短であり、折り曲げることによって長さを調整する。
上記分配器17bは、分配器入力端子63に入力される信号を分配線路60a、60bにより2分配し、一方の分配線路60aから出力される信号を線路パターン66を介して第9のアンテナ素子11に給電し、他方の分配線路60bから出力される信号を線路パターン67を介して第10のアンテナ素子1110に給電する。
また、アンテナ基板12cには、アンテナ素子1111、1112間に分配器17cの回路パターン70が形成されると共に、その中心位置にスルーホール71が設けられる。また、回路パターン70の周囲に方形状のアースパターン72が形成される。スルーホール71は、アンテナ基板12cの裏面側に設けられる分配器入力端子73に接続される。この分配器入力端子73の周囲には、方形状の分配器アースパターン74が形成される。この分配器アースパターン74は、複数のスルーホールにより上記基板表面側のアースパターン72に接続される。上記分配器入力端子73には、上記分配器17aの分配出力端子56bから出力される信号が図1、図3で説明した給電線21bを介して供給される。
上記回路パターン70は、上下方向に向かう所定幅の線路で、中心位置のスルーホール71から上方に向かう分配線路70aと下方に向かう分配線路70bからなり、この分配線路70a、70bの長さによって給電信号の位相を設定する。この場合、分配線路70aは、直線状に形成されており、第3のアンテナ基板12c及び他のアンテナ基板12a、12bに対する給電位相の基準となっている。
上記分配器17cは、分配器入力端子73に入力される信号を分配線路70a、70bにより2分配し、一方の分配線路70aから出力される信号を線路パターン76を介して第11のアンテナ素子1111 に給電し、他方の分配線路70bから出力される信号を線路パターン77を介して第12のアンテナ素子1112に給電する。
そして、上記アンテナ基板12cには、中央部に沿って設けられたアースパターン45、46の両側に複数の穴81が設けられる。この穴81は、アースパターン45に沿って配置される給電線16a〜16c、21a、21bを絶縁性の紐状部材によって結束するためのものである。
また、アンテナ基板12cの上下端部には、上記切り欠き19が設けられると共に、穴82が設けられる。この穴82は、他の基板に連結するためのものである。更に、第3のアンテナ基板12cの上端部には、切り欠き19の両側に、この基板が何段目に組み込むものであるかを示す位置指示穴83が設けられる。このアンテナ基板12cは、3段目に組み込まれるので、例えば位置指示穴83が3つ設けられる。なお、上記位置指示穴83は、第1のアンテナ基板12aでは1つ、第2のアンテナ基板12bでは2つ設けられる。また、位置指示穴83は、この位置指示穴83の設けられている側がアンテナ基板12cの上方向側であることも示している。
上記図5では、第3のアンテナ基板12cについて説明したが、第1のアンテナ基板12a及び第2のアンテナ基板12bにおいても、第3のアンテナ基板12cと同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。第1のアンテナ基板12a及び第2のアンテナ基板12bでは、分配器17b、17cにより分配される給電信号の位相がそれぞれ異なる値に設定される。
上記のように構成された第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12c及び分配基板13は、縦列配置し、各基板の上下端部に設けられている穴82、40を利用して絶縁性紐状部材により連結する。上記各アンテナ基板12a〜12cの各連結部分は、その周囲を弾性部材により保持する。なお、第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cは、上記したように表面と裏面を交互に反転して配置する。
そして、図3において説明したように第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cの各分配器17aと分配基板13の分配器14との間を給電線16a〜16cにより接続し、更に、各アンテナ基板12a〜12cの分配器17aと分配器17b、17cとの間を給電線21a、21bにより接続する。
上記のようにして連結した第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12c及び分配基板13は、図6に示すように円筒状のアンテナカバー91内に収納した保護する。上記アンテナカバー91は、基部92とアンテナ部93からなり、基部92の下端部にコネクタ18が装着され、アンテナ部93の上端にキャップ94が装着される。上記アンテナカバー91の基部92内に分配基板13が収納され、アンテナ部93内に第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cが収納される。また、上記基部92内には、必要に応じて例えば金属製の支持板(図示せず)を設け、この支持板により上記分配基板13を支持する。
上記並列給電コーリニアアンテナにおいて、第1ないし第3のアンテナ基板12a〜12cは、分配器17b、17cの位相回路部における位相設定、及び給電線16a〜16c、21a、21bの長さ等を調整することによって放射ビームを電気的に所定方向にチルト、例えば水平方向より下方向に所定角度、例えば1°、3°、5°等にチルトすることができる。
上記アンテナ基板12a〜12cは、各チルト角度に対応した設定としても良いが、各チルト角度に適合できるように共通化することも可能である。上記アンテナ基板12a〜12cを各チルト角度に適合できるように共通化する場合には、最大チルト角度、この場合には5°のチルト角度に合わせて分配器17b、17cにおける分配信号の位相等を設定する。このチルト角度5°に適合させたアンテナ基板12a〜12cを他の1°、3°のチルト角度に合わせる場合には、給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcを調節する。
給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcは、前述したように「La<Lb<Lc」の関係に設定するが、チルト角度が大きくなるに従って給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcの差を大きくする。従って、3°のチルト角度に合わせる場合には、給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcの差をチルト角度5°の場合より小さく設定する。また、1°のチルト角度に合わせる場合には、給電線16a〜16cの長さLa、Lb、Lcの差をチルト角度3°の場合より更に小さく設定する。
上記並列給電コーリニアアンテナ10は、例えば図11に示したように携帯電話の簡易基地局用アンテナとして用いられるもので、送信周波数が2150〜2170MHz、受信周波数が1960〜1980MHz等の周波数帯域で使用される。
図7〜図9は、上記並列給電コーリニアアンテナ10において、アンテナ基板12a〜12cにおける設定内容を5°のチルト角度に適合させ、給電線16a〜16cの長さを調整することによって、チルト角度を1°、3°、5°に設定した場合の垂直偏波による垂直面及び水平面指向性を示したものである。また、図7〜図9は、1960MHzの周波数に対する特性を示し、特性Aは垂直面指向性、特性Bは水平面指向性である。
上記チルト角度1°、3°、5°における垂直面指向性Aは、−3dBにおけるビーム幅6°、天空側第1サイドローブ「−15dB」以下、大地側第1サイドローブ「−15dB」以上を十分に満足し、水平面指向性Bは、偏差が3dB以内の無指向性となっている。
また、図10は、上記並列給電コーリニアアンテナ10の定在波比特性を示したもので、横軸に周波数[MHz]をとり、縦軸に定在波比をとって示した。上記並列給電コーリニアアンテナ10における定在波比は、上記図10からも明らかなように、1900〜2200MHzの範囲においても1.25以下であり、受信周波数範囲である例えばa−b点(1960〜1980MHz)、及び送信周波数範囲であるc−d点(2150〜2170MHz)では、1.2以下となっており、広帯域特性を十分に満足している。
上記実施形態で示したように、アンテナ基板12a〜12c及び分配基板13に形成した印刷パターンにより並列給電コーリニアアンテナを実現でき、軽量化が可能であり、かつ非常に広帯域な特性とすることができる。また、分配基板13を備えると共に、アンテナ基板12a〜12cに分配器17a〜17cを設けて各アンテナ素子11〜1112に並列給電することにより、給電線の数を非常に少なくでき、配線工程を簡略化できると共に特性を良好なものとすることができる。また、各アンテナ基板12a〜12cに分配器17a〜17cを設けることにより、分配基板13に設ける分配器14の分配数を低減することができる。
更に、上記分配器17b、17cは、分配した信号の位相を調整できるようにしているので、チルト角度が異なるアンテナに対しても、アンテナ基板12a〜12cを共通化することが可能である。
また、アンテナ基板12a〜12cは、表面と裏面を交互に反転して配置すると共に、各基板の裏面側に給電線を配線することにより、給電線の影響を著しく軽減でき、良好な指向性を得ることができる。
また、アンテナ基板12a〜12c及び分配基板13を分割して形成しているので、各基板の扱いが容易になると共に、基板の折損を防止することができる。更に、基板に弾性を持たせることにより、基板の折損をより確実に防止することができる。
なお、上記実施形態では、12段のアンテナ素子により並列給電コーリニアアンテナ10を構成した場合について示したが、その他の段数としても良いことは勿論である。
また、上記実施形態では、各アンテナ基板12a〜12cにそれぞれ4段のアンテナ素子を設けた場合について示したが、4段に限定されるものではなく、任意の段数に設定することが可能である。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る並列給電コーリニアアンテナの概略構成及び給電系統を示す図である。 同実施形態におけるアンテナ基板及び分配基板の配列構成を示す図である。 同実施形態における各アンテナ基板に対する給電線の配線状態を示す図である。 同実施形態における分配基板の印刷パターン例を示す図である。 同実施形態における第3のアンテナ基板に設けられるアンテナ素子及び分配器の印刷パターン例を示す図である。 同実施形態における並列給電コーリニアアンテナの外観構成図である。 同実施形態における電気チルト角1°の場合の垂直偏波垂直面及び水平面指向性を示す図である。 同実施形態における電気チルト角3°の場合の垂直偏波垂直面及び水平面指向性を示す図である。 同実施形態における電気チルト角5°の場合の垂直偏波垂直面及び水平面指向性を示す図である。 同実施形態における定在波比特性を示す図である。 簡易基地局用のアンテナの一般的な設置例を示す図である。
符号の説明
10…並列給電コーリニアアンテナ、11〜1112…第1ないし第12のアンテナ素子、12a〜12c…第1ないし第3のアンテナ基板、13…分配基板、14…分配器、15…給電端子、16a〜16c…給電線、17a〜17c…分配器、18…コネクタ、21a、21b…給電線、31…回路パターン、32…アースパターン、33…スルーホール、34…ショートスタブ、35…スルーホール、36…入力端子、37a〜37c…分配パターン、38a〜38c…スルーホール、39a〜39c…分配出力端子、40…穴、41a、41b…補助素子、41、42…ダイポールアンテナ、43、44…アンテナアースパターン、45、46…アースパターン、50…回路パターン、51、52a、52b…スルーホール、53…アースパターン、54…分配器アースパターン、55…入力端子、56a、56b…分配出力端子、60…回路パターン、60a、60b…分配線路、61…スルーホール、62…アースパターン、63…分配器入力端子、64…分配器アースパターン、66、67…線路パターン、70…回路パターン、70a、70b…分配線路、71…スルーホール、72…アースパターン、73…分配器入力端子、74…分配器アースパターン、76、77…線路パターン、81、82…穴、82、40…穴、83…位置指示穴、91…アンテナカバー、92…基部、93…アンテナ部、94…キャップ。

Claims (3)

  1. それぞれ複数段のアンテナ素子が形成されてなる複数のアンテナ基板と、給電信号を分配する第1の分配器が設けられた分配基板と、前記分配基板及び前記複数のアンテナ基板を直列に連結する連結手段と、前記第1の分配器により分配された給電信号を前記各アンテナ基板の給電点に並列給電する給電線と、前記各アンテナ基板に設けられ、前記給電点に給電された信号を各アンテナ素子に分配する第2の分配器と、前記分配基板及び前記複数のアンテナ基板を収納するアンテナカバーとを具備したことを特徴とする並列給電コーリニアアンテナ。
  2. 前記アンテナ基板に形成される第2の分配器は、給電信号を分配する分配回路及び各分配信号の位相を設定する位相回路からなり、前記分配信号の位相を指向性に合わせて設定することを特徴とする請求項1に記載の並列給電コーリニアアンテナ。
  3. 前記複数のアンテナ基板は表面と裏面を交互に反転して位置させ、該アンテナ基板の裏面側に沿って給電線を配置したことを特徴とする請求項1に記載の並列給電コーリニアアンテナ。
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