JPH11261333A - アレイアンテナ - Google Patents
アレイアンテナInfo
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- JPH11261333A JPH11261333A JP6007998A JP6007998A JPH11261333A JP H11261333 A JPH11261333 A JP H11261333A JP 6007998 A JP6007998 A JP 6007998A JP 6007998 A JP6007998 A JP 6007998A JP H11261333 A JPH11261333 A JP H11261333A
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- array antenna
- antenna
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高利得且つ指向性における電気的チルト角度
の周波数依存性が小さいアレイアンテナを提供する。 【解決手段】 複数の放射素子１をアレイ状に配列し、
この放射素子配列に沿わせてグランド４を形成し、この
グランド４で遮蔽された給電線路５を放射素子配列の間
まで配線し、この給電線路５より各放射素子１に給電す
る。
の周波数依存性が小さいアレイアンテナを提供する。 【解決手段】 複数の放射素子１をアレイ状に配列し、
この放射素子配列に沿わせてグランド４を形成し、この
グランド４で遮蔽された給電線路５を放射素子配列の間
まで配線し、この給電線路５より各放射素子１に給電す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放射素子を
有するアレイアンテナに係り、特に、高利得且つ指向性
における電気的チルト角度の周波数依存性が小さいアレ
イアンテナに関するものである。
有するアレイアンテナに係り、特に、高利得且つ指向性
における電気的チルト角度の周波数依存性が小さいアレ
イアンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１０（ａ）に従来のアレイアンテナを
示す。このアレイアンテナは、グランドを持つアンテナ
構造を有する。当図において、右端よりマイクロストリ
ップ線路１２に印加された給電信号は、マイクロストリ
ップ線路１２の途中に設けられている給電線路１３を通
って放射素子１５に印加される。すなわち、放射素子１
５は給電される。これにより放射素子１５から電波が放
射される。
示す。このアレイアンテナは、グランドを持つアンテナ
構造を有する。当図において、右端よりマイクロストリ
ップ線路１２に印加された給電信号は、マイクロストリ
ップ線路１２の途中に設けられている給電線路１３を通
って放射素子１５に印加される。すなわち、放射素子１
５は給電される。これにより放射素子１５から電波が放
射される。
【０００３】図１０（ｂ）に示されたアレイアンテナ
は、図１０（ａ）のアンテナを２段結合してコリニアア
ンテナを構成したものである。すなわち、基板１１、マ
イクロストリップ線路１２及び接地導体（グランド）１
７が長手方向に延長され、その延長されたマイクロスト
リップ線路２２の途中に２段目の給電線路２３が設けら
れ、その給電線路２３に２段目の放射素子２５が接続さ
れている。１段目と２段目との給電点間の距離Ｌは電気
長１／２波長になっている。この給電点間距離Ｌを変化
させることより、指向性の変化、すなわちチルトを持た
せることができる。このようなアレイアンテナは軽量・
薄型で簡便に使用することができる。更に、接地導体１
７側にこのアレイアンテナより上段にあるアンテナ（図
示せず）への給電線路を配置することができ、従って、
多段のダイバーシチアンテナを構成することができる。
は、図１０（ａ）のアンテナを２段結合してコリニアア
ンテナを構成したものである。すなわち、基板１１、マ
イクロストリップ線路１２及び接地導体（グランド）１
７が長手方向に延長され、その延長されたマイクロスト
リップ線路２２の途中に２段目の給電線路２３が設けら
れ、その給電線路２３に２段目の放射素子２５が接続さ
れている。１段目と２段目との給電点間の距離Ｌは電気
長１／２波長になっている。この給電点間距離Ｌを変化
させることより、指向性の変化、すなわちチルトを持た
せることができる。このようなアレイアンテナは軽量・
薄型で簡便に使用することができる。更に、接地導体１
７側にこのアレイアンテナより上段にあるアンテナ（図
示せず）への給電線路を配置することができ、従って、
多段のダイバーシチアンテナを構成することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のグランドを持つ
アレイアンテナ（図１０（ａ）、（ｂ））は直列端部給
電、即ち、１段目、２段目のための給電信号をマイクロ
ストリップ線路１２の右端より印加することによりアン
テナを細径化しているが、長線路効果のため多段化時の
利得飽和が問題となっている。また、シリーズ給電であ
るため、周波数変化に伴って、指向性における電気的チ
ルト角度の変化が大きいことも問題になっている。
アレイアンテナ（図１０（ａ）、（ｂ））は直列端部給
電、即ち、１段目、２段目のための給電信号をマイクロ
ストリップ線路１２の右端より印加することによりアン
テナを細径化しているが、長線路効果のため多段化時の
利得飽和が問題となっている。また、シリーズ給電であ
るため、周波数変化に伴って、指向性における電気的チ
ルト角度の変化が大きいことも問題になっている。
【０００５】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、高利得且つ指向性における電気的チルト角度の周波
数依存性が小さいアレイアンテナを提供することにあ
る。
し、高利得且つ指向性における電気的チルト角度の周波
数依存性が小さいアレイアンテナを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の放射素子をアレイ状に配列し、この
放射素子配列に沿わせてグランドを形成し、このグラン
ドで遮蔽された給電線路を放射素子配列の間まで配線
し、この給電線路より各放射素子に給電するものであ
る。
に本発明は、複数の放射素子をアレイ状に配列し、この
放射素子配列に沿わせてグランドを形成し、このグラン
ドで遮蔽された給電線路を放射素子配列の間まで配線
し、この給電線路より各放射素子に給電するものであ
る。
【０００７】上記給電線路に放射素子配列の片方側の放
射素子への給電と他方側の放射素子への給電とを分配す
る分配回路を接続してもよい。
射素子への給電と他方側の放射素子への給電とを分配す
る分配回路を接続してもよい。
【０００８】上記放射素子配列の間隔を変化させること
により、指向性を変化させてもよい。
により、指向性を変化させてもよい。
【０００９】上記アレイアンテナを含む複数個のアンテ
ナ或いはアレイアンテナを組合せることより、ダイバー
シチアンテナを構成してもよい。
ナ或いはアレイアンテナを組合せることより、ダイバー
シチアンテナを構成してもよい。
【００１０】上記アレイアンテナとは別のアンテナ或い
はアレイアンテナへの給電線路を上記グランドで遮蔽し
て配線してもよい。
はアレイアンテナへの給電線路を上記グランドで遮蔽し
て配線してもよい。
【００１１】上記放射素子配列の一端に避雷器を配置し
てもよい。
てもよい。
【００１２】上記アレイアンテナを所定間隔を隔てて複
数個配置してもよい。
数個配置してもよい。
【００１３】上記アレイアンテナがマイクロストリップ
線路構造、導波管構造、同軸構造、コプレーナ構造、ト
リプレート構造、ＮＲＤガイド構造、平行線線路構造、
スロット構造のいずれかの構造を有してもよい。
線路構造、導波管構造、同軸構造、コプレーナ構造、ト
リプレート構造、ＮＲＤガイド構造、平行線線路構造、
スロット構造のいずれかの構造を有してもよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【００１５】図１に示すように、本発明の一実施形態に
よるアレイアンテナは、基板上に複数の放射素子１をア
レイ状に配列し、この放射素子のアレイ状の配列に沿わ
せてグランド４を形成し、このグランド４で遮蔽された
給電線路５を放射素子配列の間まで配線し、この放射素
子配列の間まで配線された給電線路５より各放射素子１
に給電するものである。図１（ａ）はアレイアンテナの
裏に相当する基板の裏面側を示し、図１（ｂ）はアレイ
アンテナの表に相当する基板の表面側を示している。図
示のように、グランド４を持つアレイアンテナは、放射
素子１と、放射素子１とマイクロストリップ線路３とを
結ぶ放射素子用給電線路２と、長手方向の両端が開放さ
れた先端オープンのマイクロストリップ線路３とによっ
て構成されている。同軸ケーブルからなる給電線路５
は、基板の裏面側に設けられ、グランド４に沿わせて基
板の面内まで配線されている。給電線路５は放射素子１
に対してグランド４で遮蔽されていることになる。給電
線路５の中心線路は、グランド４中に設けた絶縁部にお
いて基板の表面側に貫通されており、グランド４とは接
することがないようにしてマイクロストリップ線路３に
接している。裏面側に絶縁部が位置する基板の表面側
は、放射素子配列の中間位置に相当し、マイクロストリ
ップ線路３上にある。この位置を給電点とする。給電点
は放射素子配列の間に位置し、給電信号は、マイクロス
トリップ線路３の端点ではなく途中に印加されることに
なる。
よるアレイアンテナは、基板上に複数の放射素子１をア
レイ状に配列し、この放射素子のアレイ状の配列に沿わ
せてグランド４を形成し、このグランド４で遮蔽された
給電線路５を放射素子配列の間まで配線し、この放射素
子配列の間まで配線された給電線路５より各放射素子１
に給電するものである。図１（ａ）はアレイアンテナの
裏に相当する基板の裏面側を示し、図１（ｂ）はアレイ
アンテナの表に相当する基板の表面側を示している。図
示のように、グランド４を持つアレイアンテナは、放射
素子１と、放射素子１とマイクロストリップ線路３とを
結ぶ放射素子用給電線路２と、長手方向の両端が開放さ
れた先端オープンのマイクロストリップ線路３とによっ
て構成されている。同軸ケーブルからなる給電線路５
は、基板の裏面側に設けられ、グランド４に沿わせて基
板の面内まで配線されている。給電線路５は放射素子１
に対してグランド４で遮蔽されていることになる。給電
線路５の中心線路は、グランド４中に設けた絶縁部にお
いて基板の表面側に貫通されており、グランド４とは接
することがないようにしてマイクロストリップ線路３に
接している。裏面側に絶縁部が位置する基板の表面側
は、放射素子配列の中間位置に相当し、マイクロストリ
ップ線路３上にある。この位置を給電点とする。給電点
は放射素子配列の間に位置し、給電信号は、マイクロス
トリップ線路３の端点ではなく途中に印加されることに
なる。
【００１６】次に動作について説明する。給電線路５か
らの給電信号は、マイクロストリップ線路３を通って放
射素子用給電線路２経由で放射素子１に給電され、この
放射素子１により電波が放射される。このとき、アレイ
アンテナ振幅および位相分布をそれぞれ対称、反対称に
励振するために、マイクロストリップ線路３の長手方向
の中心点より電気長λ/ ４だけオフセットした位置を給
電点とする。アレイアンテナの両端部には開放スタブを
装荷してもよく、これらの開放スタブを調整することに
より給電系との整合がなされる。
らの給電信号は、マイクロストリップ線路３を通って放
射素子用給電線路２経由で放射素子１に給電され、この
放射素子１により電波が放射される。このとき、アレイ
アンテナ振幅および位相分布をそれぞれ対称、反対称に
励振するために、マイクロストリップ線路３の長手方向
の中心点より電気長λ/ ４だけオフセットした位置を給
電点とする。アレイアンテナの両端部には開放スタブを
装荷してもよく、これらの開放スタブを調整することに
より給電系との整合がなされる。
【００１７】本実施形態の効果としては、長線路効果の
ため多段化時の利得飽和問題が解決し、従来実現できな
い高利得を得ることができた。また、素子間給電、即ち
給電点を放射素子配列の間としたことにより、チルト角
度周波数への依存性が大きいという問題点も解決され
た。なお、上記アレイアンテナは、誘電体基板上で構成
され、微細加工工程及びプリント基板加工工程より製作
されているため、薄型且つ軽量であるだけでなく、寸法
精度も非常に良く、組み立て及び調整などがほとんどい
らず、量産性に優れる。
ため多段化時の利得飽和問題が解決し、従来実現できな
い高利得を得ることができた。また、素子間給電、即ち
給電点を放射素子配列の間としたことにより、チルト角
度周波数への依存性が大きいという問題点も解決され
た。なお、上記アレイアンテナは、誘電体基板上で構成
され、微細加工工程及びプリント基板加工工程より製作
されているため、薄型且つ軽量であるだけでなく、寸法
精度も非常に良く、組み立て及び調整などがほとんどい
らず、量産性に優れる。
【００１８】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
【００１９】図２において図１と同一符号は、同一また
は相同部分を示す。このアレイアンテナは、給電線路５
に放射素子配列の片方側の放射素子１への給電と他方側
の放射素子１への給電とを分配する分配回路６を接続し
たものである。即ち、給電点に分配回路６を設けたもの
である。給電線路５からの給電信号は、分配回路６によ
って分配され、それぞれの方向にマイクロストリップ線
路３を通ってアンテナ素子１に給電される。それぞれの
マイクロストリップ線路３の長さを変化させて、アレイ
アンテナの各アンテナ位相を調整することができる。
は相同部分を示す。このアレイアンテナは、給電線路５
に放射素子配列の片方側の放射素子１への給電と他方側
の放射素子１への給電とを分配する分配回路６を接続し
たものである。即ち、給電点に分配回路６を設けたもの
である。給電線路５からの給電信号は、分配回路６によ
って分配され、それぞれの方向にマイクロストリップ線
路３を通ってアンテナ素子１に給電される。それぞれの
マイクロストリップ線路３の長さを変化させて、アレイ
アンテナの各アンテナ位相を調整することができる。
【００２０】基本動作及び効果は図１のアレイアンテナ
と同等であるが、分配回路６を用いたことにより、マイ
クロストリップ線路３の長さが放射素子１の間隔に制限
されず、自由に変えることができる。例えば、図２のよ
うに、分配回路６からの片方側のマイクロストリップ線
路３の長さは、分配回路６からの他方側のマイクロスト
リップ線路３の長さと異なる。
と同等であるが、分配回路６を用いたことにより、マイ
クロストリップ線路３の長さが放射素子１の間隔に制限
されず、自由に変えることができる。例えば、図２のよ
うに、分配回路６からの片方側のマイクロストリップ線
路３の長さは、分配回路６からの他方側のマイクロスト
リップ線路３の長さと異なる。
【００２１】図３において図１と同一符号は、同一また
は相同部分を示す。このアレイアンテナにおいても、マ
イクロストリップ線路３の長さを変化して、アレイアン
テナの各アンテナ位相を調整することができる。
は相同部分を示す。このアレイアンテナにおいても、マ
イクロストリップ線路３の長さを変化して、アレイアン
テナの各アンテナ位相を調整することができる。
【００２２】基本動作及び効果は図１のアレイアンテナ
と同等であるが、図３のように放射素子の配列個数が奇
数の場合にも所望の特性が得られる。
と同等であるが、図３のように放射素子の配列個数が奇
数の場合にも所望の特性が得られる。
【００２３】図４において、図２と同一符号は、同一ま
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、複数個の
アレイアンテナを組合せて１つのアレイアンテナとした
ものである。分配回路６を境にして、それぞれのアレイ
アンテナをサブアレイアンテナと呼ぶ。各サブアレイア
ンテナは、複数の放射素子１を配列したものであり、全
ての放射素子１の間隔は同じでなくてもよい。図４にお
いて、分配回路６から分配された信号は、それぞれ各サ
ブアレイアンテナのマイクロストリップ線路３を通って
アンテナ素子１に給電される。
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、複数個の
アレイアンテナを組合せて１つのアレイアンテナとした
ものである。分配回路６を境にして、それぞれのアレイ
アンテナをサブアレイアンテナと呼ぶ。各サブアレイア
ンテナは、複数の放射素子１を配列したものであり、全
ての放射素子１の間隔は同じでなくてもよい。図４にお
いて、分配回路６から分配された信号は、それぞれ各サ
ブアレイアンテナのマイクロストリップ線路３を通って
アンテナ素子１に給電される。
【００２４】基本動作及び効果は図２のアレイアンテナ
と同等であるが、各サブアレイアンテナのマイクロスト
リップ線路３にそれぞれ給電がなされるので、一層の高
利得化が実現される。
と同等であるが、各サブアレイアンテナのマイクロスト
リップ線路３にそれぞれ給電がなされるので、一層の高
利得化が実現される。
【００２５】図５において、図２と同一符号は、同一ま
たは相同部分を示す。図５（ａ）及び図５（ｂ）に示さ
れたアレイアンテナは、複数個のサブアレイアンテナを
組合せて１つのアレイアンテナとしたものである。図５
（ｃ）及び図５（ｄ）に示されたアレイアンテナは、一
方のサブアレイアンテナが奇数の放射素子１を有し、他
方のサブアレイアンテナが偶数の放射素子１を有するの
で、全体のアレイアンテナは奇数の放射素子１を有す
る。このように放射素子配列の数が奇数の場合において
も、分配回路６を用いて給電することが可能である。
たは相同部分を示す。図５（ａ）及び図５（ｂ）に示さ
れたアレイアンテナは、複数個のサブアレイアンテナを
組合せて１つのアレイアンテナとしたものである。図５
（ｃ）及び図５（ｄ）に示されたアレイアンテナは、一
方のサブアレイアンテナが奇数の放射素子１を有し、他
方のサブアレイアンテナが偶数の放射素子１を有するの
で、全体のアレイアンテナは奇数の放射素子１を有す
る。このように放射素子配列の数が奇数の場合において
も、分配回路６を用いて給電することが可能である。
【００２６】基本動作及び効果は図４のアレイアンテナ
と同等であるが、放射素子間隔或いはマイクロストリッ
プ線路３の長さを変化させることより、指向性を変化さ
せる、すなわちチルトを持たせることができる。
と同等であるが、放射素子間隔或いはマイクロストリッ
プ線路３の長さを変化させることより、指向性を変化さ
せる、すなわちチルトを持たせることができる。
【００２７】図６において、図１と同一符号は、同一ま
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、同一基板
上に２つのアレイアンテナを配置しているものである。
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、同一基板
上に２つのアレイアンテナを配置しているものである。
【００２８】基本動作及び効果は図１のアレイアンテナ
と同等であるが、２つのアレイアンテナは一つの基板上
でダイバーシチアンテナの効果が得られる。
と同等であるが、２つのアレイアンテナは一つの基板上
でダイバーシチアンテナの効果が得られる。
【００２９】図７において図１と同一符号は、同一また
は相同部分を示す。このアレイアンテナは、当該アレイ
アンテナとは別のアンテナ或いはアレイアンテナへの給
電線路を当該アレイアンテナのグランドで遮蔽して配線
したものである。即ち、１段目のアレイアンテナの裏面
側において、グランドに沿わせて２段目のアレイアンテ
ナへの給電線路５を配置し、これら２つのアレイアンテ
ナによりダイバーシチアンテナを構成している。
は相同部分を示す。このアレイアンテナは、当該アレイ
アンテナとは別のアンテナ或いはアレイアンテナへの給
電線路を当該アレイアンテナのグランドで遮蔽して配線
したものである。即ち、１段目のアレイアンテナの裏面
側において、グランドに沿わせて２段目のアレイアンテ
ナへの給電線路５を配置し、これら２つのアレイアンテ
ナによりダイバーシチアンテナを構成している。
【００３０】基本動作及び効果は図６のアレイアンテナ
と同等であるが、このように基板を別々に構成してもダ
イバーシチアンテナの効果が得られる。
と同等であるが、このように基板を別々に構成してもダ
イバーシチアンテナの効果が得られる。
【００３１】図８において、図１と同一符号は、同一ま
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、図１のア
レイアンテナの一端に避雷器８を付加したものであり、
このように放射素子配列の一端に避雷器を配置してもよ
い。
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、図１のア
レイアンテナの一端に避雷器８を付加したものであり、
このように放射素子配列の一端に避雷器を配置してもよ
い。
【００３２】基本動作及び効果は図１のアレイアンテナ
と同等であるが、避雷器８を付加したことにより、避雷
機能付きアンテナとして動作する。
と同等であるが、避雷器８を付加したことにより、避雷
機能付きアンテナとして動作する。
【００３３】図９において、図１と同一符号は、同一ま
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、図１のア
レイアンテナを例えば３つ縦列に配置して１つのアレイ
アンテナを構成し、さらにこのアレイアンテナを例えば
２つ並列に配置したものである。このように複数のアレ
イアンテナを空間的に所定の間隔を隔てて配置したこと
により、空間ダイバーシチアンテナが構成される。
たは相同部分を示す。このアレイアンテナは、図１のア
レイアンテナを例えば３つ縦列に配置して１つのアレイ
アンテナを構成し、さらにこのアレイアンテナを例えば
２つ並列に配置したものである。このように複数のアレ
イアンテナを空間的に所定の間隔を隔てて配置したこと
により、空間ダイバーシチアンテナが構成される。
【００３４】基本動作及び効果は図１のアレイアンテナ
と同等であるが、アンテナのダイバーシチ効果が図られ
る。
と同等であるが、アンテナのダイバーシチ効果が図られ
る。
【００３５】以上の実施形態では、アレイアンテナにマ
イクロストリップ線路構造を使用したが、この代わり
に、導波管構造、同軸構造、コプレーナ構造、トリプレ
ート構造、ＮＲＤガイド構造、平行線線路構造、スロッ
ト構造などを使用してもよい。
イクロストリップ線路構造を使用したが、この代わり
に、導波管構造、同軸構造、コプレーナ構造、トリプレ
ート構造、ＮＲＤガイド構造、平行線線路構造、スロッ
ト構造などを使用してもよい。
【００３６】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【００３７】（１）アレイアンテナの端点以外でアレイ
アンテナに給電することより、アレイアンテナの高利得
化及び小型化を実現することが可能となる。
アンテナに給電することより、アレイアンテナの高利得
化及び小型化を実現することが可能となる。
【００３８】（２）指向性における電気的チルト角度の
周波数への依存性を小さくできる。すなわち、広帯域に
おけるアンテナの良好な周波数特性が可能となる。
周波数への依存性を小さくできる。すなわち、広帯域に
おけるアンテナの良好な周波数特性が可能となる。
【００３９】（３）複数個アンテナの配置より、ダイバ
ーシチアンテナを実現することが可能となる。
ーシチアンテナを実現することが可能となる。
【図１】本発明の一実施形態を示すアンテナの構成図で
あり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示す。
あり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示す。
【図２】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図３】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図４】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図５】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
し、（ｃ）は別の形態の裏面側を示し、（ｄ）は表面側
を示す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
し、（ｃ）は別の形態の裏面側を示し、（ｄ）は表面側
を示す。
【図６】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図７】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図８】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図９】本発明の他の実施形態を示すアンテナの構成図
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
であり、（ａ）は裏面側を示し、（ｂ）は表面側を示
す。
【図１０】（ａ）、（ｂ）は従来のグランドを持つアン
テナの平面図である。
テナの平面図である。
１ 放射素子 ２ マイクロストリップ給電線路 ３ マイクロストリップ線路 ４ グランド ５ 給電線路 ６ 分配回路 ８ 避雷器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 司 茨城県日立市日高町５丁目１番１号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 宮根 康一 茨城県日立市砂沢町880番地 日立電線株 式会社高砂工場内
Claims (8)
- 【請求項１】 複数の放射素子をアレイ状に配列し、こ
の放射素子配列に沿わせてグランドを形成し、このグラ
ンドで遮蔽された給電線路を放射素子配列の間まで配線
し、この給電線路より各放射素子に給電することを特徴
とするアレイアンテナ。 - 【請求項２】 上記給電線路に放射素子配列の片方側の
放射素子への給電と他方側の放射素子への給電とを分配
する分配回路を接続したことを特徴とする請求項１記載
のアレイアンテナ。 - 【請求項３】 上記放射素子配列の間隔を変化させるこ
とにより、指向性を変化させたことを特徴とする請求項
１又は２記載のアレイアンテナ。 - 【請求項４】 上記アレイアンテナを含む複数個のアン
テナ或いはアレイアンテナを組合せることより、ダイバ
ーシチアンテナを構成したことを特徴とする請求項１〜
３いずれか記載のアレイアンテナ。 - 【請求項５】 上記アレイアンテナとは別のアンテナ或
いはアレイアンテナへの給電線路を上記グランドで遮蔽
して配線したことを特徴とする請求項１〜４いずれか記
載のアレイアンテナ。 - 【請求項６】 上記放射素子配列の一端に避雷器を配置
したことを特徴とする請求項１〜５いずれか記載のアレ
イアンテナ。 - 【請求項７】 上記アレイアンテナを所定間隔を隔てて
複数個配置したことを特徴とする請求項１〜６いずれか
記載のアレイアンテナ。 - 【請求項８】 上記アレイアンテナがマイクロストリッ
プ線路構造、導波管構造、同軸構造、コプレーナ構造、
トリプレート構造、ＮＲＤガイド構造、平行線線路構
造、スロット構造のいずれかの構造を有することを特徴
とする請求項１〜７いずれか記載のアレイアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6007998A JPH11261333A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | アレイアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6007998A JPH11261333A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | アレイアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261333A true JPH11261333A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13131737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6007998A Pending JPH11261333A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | アレイアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11261333A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004100314A1 (ja) * | 2003-05-12 | 2004-11-18 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 無線ｌａｎアンテナ |
| JP2005198185A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Yagi Antenna Co Ltd | 並列給電コーリニアアンテナ |
| JP2010010990A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Hitachi Cable Ltd | ２周波共用無指向性アンテナ |
| JP2010538550A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド | コンパクト機器の無線通信のためのアンテナ構造 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP6007998A patent/JPH11261333A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004100314A1 (ja) * | 2003-05-12 | 2004-11-18 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 無線ｌａｎアンテナ |
| JP2005198185A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Yagi Antenna Co Ltd | 並列給電コーリニアアンテナ |
| JP2010538550A (ja) * | 2007-09-04 | 2010-12-09 | シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド | コンパクト機器の無線通信のためのアンテナ構造 |
| JP2010010990A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Hitachi Cable Ltd | ２周波共用無指向性アンテナ |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040521 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |