JP2005198068A - 動画撮影中に容易かつ迅速に静止画を記録できる撮像装置 - Google Patents

動画撮影中に容易かつ迅速に静止画を記録できる撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 動画撮影モードにおいても、簡単かつ迅速な操作で静止画を取り込むことのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】 動画撮影モードおよび静止画撮影モードのうちユーザが選択したモードで撮影可能であって、像を表示する表示画面13と、撮影データを記録するメモリ部35と、を備えた撮像装置。この撮像装置は、表示画面上に設けられたタッチパネル13aと、ユーザが選択した撮影モードを判定するモード判定手段と、モード判定手段により動画撮影モードであると判定されている間にユーザがタッチパネル13aを押圧した場合、映像を静止画として上記メモリ部に記録する静止画記録手段と、を備える。本発明の撮像装置によれば、動画撮影モード中に映像を確認しているその画面に触れるだけで、シャッターチャンスを逃すことなく、確実に所望のシーンを静止画として残すことが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、動画および静止画の両方を撮影可能な撮像装置に関する。
動画および静止画の両方を撮影可能なデジタルカメラは広く知られている。ところで、動画撮影中に、静止画として記録したいシーンがあった場合、モード切替操作に手間取ると、シャッターチャンスを逃してしまう。
特許文献1に開示された画像表示器付きカメラでは、タッチパネルを設け、押圧力により撮影準備および撮影を行う。タッチパネルが押圧された位置に基づいて、被写体の位置を検知し、これにピントおよび露出を合わせている。
また、特許文献2に開示された撮像装置では、撮影された映像を表示する画面にジョイスティック、十字キーなどで移動可能な枠を表示し、その範囲内でAE(自動露出調節)、AF(自動ピント調節)を行っている。
特開平11−355617号公報 特開平8−172593号公報
しかしながら、いずれの従来例においても、動画撮影モードにおいて、迅速かつ容易な操作によって静止画を取り込むことについては、触れられていない。
上記従来の事情に鑑み、本発明は、動画および静止画の両方を撮影可能であって、動画撮影モード中においても、所望の静止画を容易かつ迅速に記録できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、動画撮影モードおよび静止画撮影モードのうちユーザが選択したモードで撮影可能であって、「像を表示する表示画面」と「撮影データを記録するメモリ部」とを備えたものである。そして、この撮像装置は、「表示画面上に設けられたタッチパネル」と「ユーザが選択した撮影モードを判定するモード判定手段」と「モード判定手段により動画撮影モードであると判定されている間にユーザがタッチパネルを押圧した場合、映像を静止画として上記メモリ部に記録する静止画記録手段」とを備えたことを特徴としている。
なお、モード判定手段および静止画記録手段は、現実には、プログラムで記述されたソフトウエア処理により実現される。
上記構成を備えた本発明のカメラにおいては、動画撮影モード中に、表示画面で映像を確認しながら(この映像は、撮影中の映像に限られるものではなく、撮影開始前の映像であってもよい)、静止画として残したいシーンがあった場合に、その表示画面(厳密には、画面上のタッチパネル)にタッチするだけで、その瞬間の映像を静止画として記録することができる。
つまり、動画撮影モード中に映像を確認しているその画面に触れるだけで静止画を取り込むことができる。このように容易かつ迅速な操作だけで、動画撮影モード中における静止画の記録が可能となるため、シャッターチャンスを逃すことなく、確実に所望のシーンを静止画として残すことが可能となる。
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
≪カメラの構成≫
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ10の前方斜視図である。また、図2は、デジタルカメラ10の後方斜視図である。
デジタルカメラ10は、上面にメインスイッチ11およびレリーズボタン12を、前面に撮影窓14およびフラッシュ発光部17を、それぞれ備える。また、背面側には、LCD表示画面13、十字キー15、および各種操作ボタン16を備える。
表示画面13は、ライブビュー、あるいは撮影後の静止画や動画を表示する。また、後述するように、表示画面上に透明のタッチパネル13a(図3参照)を配置している。
≪ブロック図≫
図3は、デジタルカメラ10の主要な構成を示すブロック図である。
撮影光学系20を通過した撮影光は、CCD21等の撮像素子の受光面に結像する。CCD21からの信号は、所定の処理を施した後、A/D変換されて、画像処理部30へ送られる。画像処理部30は、黒レベル補正回路、ホワイトバランス回路、ガンマ補正回路、および画像メモリを含んでいる。
CPU1を含む制御部30は、カメラにおける全体的な制御を統治するもので、撮影した画像のメモリーカード25への記録、およびLCD表示画面13への表示を行う。さらに、制御部30は、i)ユーザの操作に基づいて、ズームモータ制御部27を制御して、撮影光学系20内のズームレンズ系を駆動し、ii)測光結果に基づいて、絞り制御部28を制御して、撮影光学系20内の絞り機構部を駆動し、iii)測距結果に基づいて、焦点調節制御部29を制御して、撮影光学系20内のオートフォーカス機構部を駆動する。
これらのズームモータ制御部27、絞り制御部28、焦点調節制御部29は、プログラムで記述されたソフトウエア処理により実現される。
なお、図3中のメモリ部35は、各種制御プログラムおよびデータ類を保持するROMあるいはRAMで構成される。また、同図中の操作部は、図1および図2に示したメインスイッチ11、レリーズボタン12、十字キー15、および操作ボタン16に対応している。
≪CCDの画素領域とタッチパネルブロックとの対応関係≫
LCD表示画面13上には、図4(a)中に破線で示したように、透明のタッチパネル13aが配置されている。タッチパネル13aは、54(9×6)のブロック(スイッチ領域)に分割されている。「タッチパネル13aの54ブロック」と「CCD21の受光面上の画素領域」との対応関係は、次のようになる。
図4(b)は、CCD21の受光面上の画素領域を模式的に示している。この図において、CCDの有効画素数は、約387万画素(2272×1704)である。この撮像領域をタッチパネル13a上のブロック(9×6ブロック)に対応させて分割すると、1ブロック当りの画素数は、約252×284画素となる。
図4(a)に示したタッチパネル13a内の各ブロックの位置座標(x、y)と、図4(b)に示したCCDの画素領域の座標(m、n)と、を対応付けてカメラ内のメモリ部35に記憶しておく。
例えば、図4(a)中のブロックAは、その位置座標(x、y)が(3、3)である。図4(b)中でこれに対応するCCD上の画素領域は、横方向がm=504〜756、縦方向がn=569〜852の複数画素で構成される正方形領域Aとなる。つまり、タッチスイッチ(3、3)が押圧された場合に、上記メモリ部内の記憶に基づいて、これに対応する座標(504、569)〜(756、852)の画素データが読み出される。なお、タッチスイッチ(3、3)に対応させて、(504、569)および(756、852)の2つのデータ(すなわち、対角上の座標データ)をメモリ部35に記憶しておけばよい。
≪動画撮影モード中における静止画の撮影操作≫
本発明の撮像装置は、動画撮影モードにおいて、任意の瞬間を静止画として記録したい場合に、「いかに簡単な操作で静止画を記録するか」を工夫したものであり、迅速な操作により、シャッターチャンスを逃すことなく所望の静止画を記録できる点に特徴がある。
その具体的な操作例を幾つか例示的に説明する。
≪操作例1≫
この例では、動画撮影モードにおいて、ユーザが表示画面13上で所望の被写体に対応する位置をタッチすると、そのタッチ位置に対して露出調節および焦点調節を行い、静止画として記録する(図4、図5)。
例えば、図4(a)の表示画面において、左端の走者の静止画を残したい場合、ユーザは、これに対応する画面上のブロックAをタッチする。これにより、当該走者に対して露出調節および焦点調節を行った上で静止画として記録する。
この場合の処理工程を図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザが、カメラのメインスイッチ11を押圧し、その後、十字キー15を操作して各種モードを選択する(♯21→♯22)。♯23では、選択されたモードが動画撮影モードであるか否かを、カメラ制御部30が判定する(モード判定手段)。
動画撮影モードが選択されている場合には、CCD駆動を開始し、自動焦点調節(AF)および自動露出調節(AE)を行った後、表示画面13にライブビューを表示する(♯24→♯25→♯26)。なお、動画撮影モード以外のモードが選択されている場合には、♯41に進んで当該モード設定に従った処理を行う(♯23→♯41)。
動画撮影モードにおいては、レリーズボタン12の押圧により動画撮影の開始および終了を行う。♯26においてライブビューを表示しつつ、レリーズボタン12が押圧される前にタッチパネル13a(表示画面)上の任意の箇所が押圧された場合には、♯27→♯51と進む(これは、動画撮影の開始前に、静止画として記録したいシーンがあった場合に相当する)。
一方、♯28でレリーズボタン12が押圧された後(これにより、動画撮影がスタートする)において、タッチパネル13a(表示画面)上の任意の箇所が押圧された場合には、♯29→♯30→♯31と進む(これは、動画撮影中に、静止画として記録したいシーンがあった場合に相当する)。
♯27→♯51と進んだ場合、まず、タッチパネル13aからの出力に基づいて、押圧されたブロックを特定する(♯51、ブロック特定手段)。♯52では、メモリ部35に記憶した対応関係に基づいて、当該ブロックに対応するCCD画素領域における出力信号を読み出して、この領域に対して露出調節を行うように、撮影光学系20内の絞り機構部を制御する(露出調節手段)。また、♯53では、同領域にピントを合わせるように、撮影光学系20内のオートフォーカス機構部を制御する(焦点調節手段)。
その後、映像を静止画として撮影して、メモリ部35に記録する(♯54→♯55、静止画記録手段)。
以上の説明から分かるように、♯27→♯51→♯55の処理により、動画撮影モード中であっても、表示画面13の映像を見ながら、ユーザが特定の被写体をタッチパネル13a上でタッチするだけで、その被写体に対して、露出調節およびピント調節を行った上で、静止画を取り込むことができる。
♯29→♯30と進み、タッチパネル13aが押圧された場合にも、♯51→♯55の場合と同様に、ブロック特定手段(♯31)、露出調節手段(♯32)、焦点調節手段(♯33)、静止画記録手段(♯34→♯35)による処理を行う。
ただし、ここでは、動画撮影が開始された後で静止画の取り込みを行っているので、静止画の撮影・記録中においても、これと並行して動画撮影は継続されており(♯36)、レリーズボタン12が再度押圧されることで、動画撮影が終了する(♯38)。最後に、ユーザがメインスイッチ11を押圧することが当該フローは終了する(♯39)。
なお、図5のフローチャートに示した例では、タッチパネル13a上のユーザがタッチした位置に対して露出調節および焦点調節を行っていたが、ユーザのタッチ位置とは無関係に、並行して行っている動画撮影における露出調節および焦点調節をそのまま採用して、静止画の取り込みを行ってもよい。そのように構成すれば、ユーザは、動画撮影モードにおいて、表示画面13内の適当な任意の位置をタッチするだけで、きわめて手軽に静止画を記録することができる。
その場合には、図5のフローチャートにおいて、ブロック特定手段(♯31、♯51)、露出調整手段(♯32、♯52)、焦点調節手段(♯33、♯53)が省略される。すなわち、モード判定手段(♯23)および静止画記録手段(♯35、♯55)が存在すれば、「動画撮影モードにおいて、迅速かつ容易に静止画を記録する」という目的は達成される。
また、タッチパネル13aは、必ずしも図4(a)のようにブロック分けされている必要はなく、例えば、図6に示したように、表示画面13中の適当な位置に静止画ボタン14aを表示して、これに対応するタッチパネル13a上のブロックをタッチしたときに静止画を取り込むようにしてもよい。勿論、図4(a)のようにタッチパネル13aをブロック分けしておいて、タッチ位置と無関係に静止画を取り込むようにしてもよい。
≪操作例2≫
この例では、表示画面13上で、静止画として記録したい被写体周辺をユーザが指でなぞると、その周辺部分に露出およびピントを合わせた静止画を記録する(図7、図8)。
図7(a)において、ユーザが表示画面13の表面を図中に矢印で示したように指でなぞったとする。これにより、タッチパネル13a内の座標(x、y)=(5、3)(6、3)(7、3)(5、4)(7、4)(5、5)(7、5)に対応する7つのブロックがオンとなる。
この例では、ユーザが意図した閉領域を特定するために、『y座標が同一である複数のブロックがオンされた場合に、当該複数のブロックの中からx座標が最小のブロックと最大のブロックとを抽出し、これら2つのブロック間にあるすべてのブロックがオンされたとみなす』。
これにより、図7(a)中に太線で囲った9個のブロックを閉領域として特定することができる。また、メモリ部35に記憶した対応関係に基づいて、この閉領域に対応するCCD21の受光面上の画素領域を特定することができる。特定された画素領域の画像データを用いて主被写体が検出される。
主被写体の検出方法は、公知の方法で行うので詳しくは説明しないが、例えば、エッジを検出することで人物を検出し、これを主被写体とする方法や、ビデオAFを実行して、より近い位置でピントが合う被写体を主被写体とする方法等が考えられる。
なお、ユーザが指でなぞった領域が完全な閉領域である場合には、『当該閉領域内にあるすべてのブロックもオンであるとみなす』ことで、1つの閉領域を特定することができる。
領域が特定された後で、画面右下の静止画取込ボタン14aを押すと、当該領域内の主被写体に対して、露出調節およびピント調節を行った上で、静止画を記録することができる。
この場合の処理手順を図8のフローチャートを参照して説明する。
「♯70→♯81」の処理は、図5における「♯27→♯55」および「♯30→♯35」に代わるものである。すなわち、♯26→♯70と進み、♯81→♯39と進む。あるいは、♯29→♯70と進み、♯81→♯37と進む。なお、後者の場合、♯80→♯81の処理と並行して、♯36での動画撮影が継続される。
♯70では、カウンタnの初期値を1にセットする。♯71でタッチパネル13aのいずれかのブロックが押圧されると、タッチパネル13aからの出力に基づいて、押圧されたブロックを検出するとともに、カウンタ値を1つ進める(♯72→♯73)。
♯74では、表示画面右下の静止画取込ボタン14aがオンされたか否かを判定する。ボタン14aがオンされるまでは♯71→♯72→♯73を繰り返し、ボタン14aがオンされると、♯74→♯75と進む(これらのループ処理が「複数ブロック特定手段」を構成する)。
♯75では、上記複数ブロック特定手段で特定された1〜nのブロックに囲まれた領域に対応するCCD21の画素領域を特定する。具体的には、既に説明したように、閉領域を構成するタッチパネル13a上の複数ブロックを特定した後、メモリ部35に記憶した対応関係に基づいて、対応するCCD21上の画素領域を特定する(領域特定手段)。
続いて、領域特定手段で特定された画素領域の画像データを読み出して、当該領域内の主被写体を検出する(♯76→♯77)。♯78では、検出された主被写体に対してピントを合わせるように、撮影光学系20内のオートフォーカス機構部を制御する(焦点調節手段)。また、♯79では、同主被写体に対して露出調節を行うように、撮影光学系20内の絞り機構部を制御する(露出調節手段)。
その後、映像を静止画として撮影して、メモリ部35に記録する(♯80→♯81、静止画記録手段)。
≪操作例3≫
この例では、表示画面13上で、静止画として記録したい複数の被写体を、ユーザが連続かつ個別的にタッチすると、各被写体を最大限考慮した1カットの静止画を記録する(図9)。
例えば、図4(a)の表示画面において、3人の走者に対応させて、A、B、Cの3つのブロックをタッチしたとする。このとき、ブロックA、B、Cに対する各測距値および各測光値に対して、平均測距値および平均測光値を算出し、当該平均値に基づいて1カットの静止画を記録する。その場合、CCDによる映像AF(山登りAF)で焦点調節をすることも可能であるが、撮影領域内の2次元領域のより迅速な測距を行うためには、撮像装置に別設された外光式パッシブ・エリア測距装置(例えば、特開2003−214847号公報に記載の測距装置)を利用するのが好ましい。
この場合の処理手順を図9のフローチャートを参照して説明する。
「♯100→♯108」の処理は、図5における「♯27→♯55」および「♯30→♯35」に代わるものである。すなわち、♯26→♯100と進み、♯108→♯39と進む。あるいは、♯29→♯100と進み、♯108→♯37と進む。なお、後者の場合、♯107→♯108の処理と並行して、♯36での動画撮影が継続される。
♯100では、カウンタnの初期値を1にセットする。♯101でタッチパネル13aのいずれかのブロックが押圧される(♯101)と、タッチパネル13aからの出力に基づいて、n=1に対応するタッチパネル13aのブロックを検出する(♯102)とともに、カウンタ値を1つ進める(♯103)。
♯104では、表示画面右下の静止画取込ボタン14aがオンされたか否かを判定する。なお、この操作例においては、図4(a)の表示画面の右下に、図7(a)に示したのと同様の静止画取込ボタン14aを設けておく。
ボタン14aがオンされるまでは♯101→♯102→♯103を繰り返し、ボタン14aがオンされると、♯104→♯105と進む(これらのループ処理が「複数ブロック特定手段」を構成する)。
ボタン14aがオンされると、♯105では、ブロック(1)〜ブロック(n)の測距値に対する平均距離値を求め、当該距離にピントを合わせるように、撮影光学系20内のオートフォーカス機構部を制御する(焦点調節手段)。また、♯106では、ブロック(1)〜ブロック(n)の測光値に対する平均測光値を計算して、当該平均値に応じて露出を行うように、撮影光学系20内の絞り機構部を制御する(露出制御手段)。
このようにして、ブロック(1)〜ブロック(n)に存在する各主被写体を考慮した1カットの静止画を撮影して、メモリ部35にデータを記録する(♯107→♯108、静止画記録手段)。
≪操作例4≫
この例では、表示画面13上で、静止画として記録したい複数の被写体を、ユーザが連続かつ個別的にタッチすると、各被写体毎に個別に1カットづつ連写して、各静止画を記録する(図10)。
例えば、図4(a)の表示画面において、3人の走者に対応させて、A、B、Cの3つのブロックをタッチしたとする。このとき、ブロックA、B、Cに対して、個別的に測距および測光を行い、それぞれ1カットづつ(合計3カット)の静止画を記録する。
この場合の処理手順を図10のフローチャートを参照して説明する。
「♯200→♯212」の処理は、図5における「♯27→♯55」および「♯30→♯35」に代わるものである。すなわち、♯26→♯200と進み、♯212→♯39と進む。あるいは、♯29→♯200と進み、♯212→♯37と進む。なお、後者の場合、♯208→♯212の処理と並行して、♯36での動画撮影が継続される。
♯200では、カウンタnの初期値を1にセットする。♯201でタッチパネル13aのいずれかのブロックが押圧されると、タッチパネル13aからの出力に基づいて、n=1に対応するタッチパネル13aのブロックを検出する(♯202)とともに、カウンタ値を1つ進める(♯203)。
♯204では、表示画面右下の静止画取込ボタン14aがオンされたか否かを判定する。なお、この操作例においては、図4(a)の表示画面の右下に、図7(a)に示したのと同様の静止画取込ボタン14aを設けておく。
ボタン14aがオンされるまでは♯201→♯202→♯203を繰り返し、ボタン14aがオンされると、♯204→♯205と進む(これらのループ処理が「複数ブロック特定手段」を構成する)。
すなわち、♯205へと進んだ時点で、それ以前にタッチパネル13a上でタッチされた回数(n)および各ブロック位置が、互いに関連付けて記憶された状態となっている。
静止画取込ボタン14aがオンされると、カウンタmの初期値を1にセットする(♯205)。この後、まず最初にブロック(1)に対して、メモリ部35に記憶した対応関係に基づいて、対応するCCD画素領域における出力信号を読み出し、この領域にピントを合わせるように、撮影光学系20内のオートフォーカス機構部を制御する(♯206、1回目焦点調節手段)。次に同領域に対して露出調節を行うように、撮影光学系20内の絞り機構部を制御する(♯207、1回目露出調節手段)。
その後、映像を静止画として撮影して、メモリ部35に記録する(♯208→♯209、静止画記録手段)。そして、カウンタmの値を1つ進めた後、nとmの大小を判定する(♯210→♯211)。
m=nとなるまで、♯206→♯210を繰り返す。♯211でm=nであると判断されると(すなわち、押圧されたすべてのタッチパネルブロックに対して、静止画の取込みが完了したと判断されると)、♯211→♯212に進む。
例えば、3箇所のブロックがタッチされた場合(n=3)、ループ処理において2回目の♯206および♯207は、それぞれ、「2回目焦点調節手段」および「2回目露出調節手段」を構成し、3回目の♯206および♯207は、それぞれ、「3回目焦点調節手段」および「3回目露出調節手段」を構成する。n=2またはnが4より大きい場合も同様である。なお、当然ながら、タッチパネル13aが1回しかタッチされていない場合は、2回目以後の処理は行われない。
♯212では、撮影および記録が完了したnカットの静止画をアフタービューとして表示画面13に表示する。この表示は、サムネイル形式で一覧表示してもよいし、1枚ずつタイミングをずらして順次表示してもよい。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの前方斜視図。 図1のデジタルカメラの後方斜視図。 図1のデジタルカメラの主要機構を示すブロック図。 図1のデジタルカメラにおいて、タッチパネルのブロックとCCDの画素領域との対応関係を説明する模式図。 本発明におけるカメラ制御処理の第1例を説明するフローチャート。 本発明における表示画面の他の例を示す模式図。 本発明におけるタッチパネルのブロックとCCDの画素領域との他の対応関係を説明する模式図。 本発明におけるカメラ制御処理の第2例を説明するフローチャート。 本発明におけるカメラ制御処理の第3例を説明するフローチャート。 本発明におけるカメラ制御処理の第4例を説明するフローチャート。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 メインスイッチ
12 レリーズボタン
13 表示画面
13a タッチパネル
14 撮影窓
14a 静止画取込ボタン
15 十字キー
16 設定ボタン
17 フラッシュ発光部
20 撮影光学系
21 CCD
25 メモリカード
27 ズームモータ制御部
28 シャッタ絞り制御部
29 焦点調節制御部
35 メモリ部

Claims (5)

  1. 動画撮影モードおよび静止画撮影モードのうちユーザが選択したモードで撮影可能であって、像を表示する表示画面と、撮影データを記録するメモリ部と、を備えた撮像装置であって、
    表示画面上に設けられたタッチパネルと、
    ユーザが選択した撮影モードを判定するモード判定手段と、
    モード判定手段により動画撮影モードであると判定されている間にユーザがタッチパネルを押圧した場合、映像を静止画として上記メモリ部に記録する静止画記録手段と、を備えたことを特徴とする、撮像装置。
  2. 上記タッチパネルが、複数ブロックに区画され、
    動画撮影モード中にタッチパネル上のいずれかのブロックが押圧された場合に、当該ブロックを特定する、ブロック特定手段と、
    ブロック特定手段で特定されたブロックに対応する撮像素子上の領域に対して、焦点調節を行うようオートフォーカス機構部を制御する、焦点調節手段と、
    同領域に対して、露出調節を行うよう絞り機構部を制御する、露出調節手段と、をさらに備え、
    上記静止画記録手段は、焦点調節手段および露出調節手段による制御が行われた後の映像を、静止画としてメモリ部に記録することを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記タッチパネルが、複数ブロックに区画されるとともに、静止画取込ボタンを備えており、
    動画撮影モード中にタッチパネル上のブロックが複数回押圧された場合に、当該複数のブロックを特定する、複数ブロック特定手段と、
    上記静止画取込ボタンがオンされた場合に、複数ブロック特定手段で特定された複数のブロックで囲まれた撮像素子上の領域を特定する、領域特定手段と、
    領域特定手段で特定された領域に対応する撮像素子上の領域に対して、焦点調節を行うようオートフォーカス機構部を制御する、焦点調節手段と、
    同領域に対して、露出調節を行うよう絞り機構部を制御する、露出調節手段と、をさらに備え、
    上記静止画記録手段は、焦点調節手段および露出調節手段による制御が行われた後の映像を、静止画として上記メモリ部に記録することを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  4. 上記タッチパネルが、複数ブロックに区画されるとともに、静止画取込ボタンを備えており、
    動画撮影モード中にタッチパネル上のブロックが複数回押圧された場合に、当該複数のブロックを特定する、複数ブロック特定手段と、
    上記静止画取込ボタンがオンされた場合に、複数ブロック特定手段で特定された複数のブロックの平均距離を算出して、当該平均距離に対して焦点調節を行うようオートフォーカス機構部を制御する、焦点調節手段と、
    同複数のブロックの平均測光値を算出して、当該平均測光値に応じて絞り機構部を制御する、露出調節手段と、をさらに備え、
    上記静止画記録手段は、焦点調節手段および露出調節手段による制御が行われた後の映像を、静止画として上記メモリ部に記録することを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  5. 上記タッチパネルが、複数ブロックに区画されるとともに、静止画取込ボタンを備えており、
    動画撮影モード中にタッチパネル上のブロックが複数回押圧された場合に、押圧回数(n)と当該回数に対応するブロックとを関連付けてメモリ部に記録する、複数ブロック記録手段と、
    上記静止画取込ボタンがオンされた場合に、すべての押圧回数(n)に対して、n回目に押圧されたブロックに対して焦点調節を行うようオートフォーカス機構部を制御する、n回目焦点調節手段と、
    n回目に押圧された同ブロックに対して露出調節を行うよう絞り機構部を制御する、n回目露出調節手段と、をさらに備え、
    上記静止画記録手段は、n回目焦点調節手段およびn回目露出調節手段による制御が行われた後の各映像を個別に、静止画として上記メモリ部に記録することを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
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