JP2013218204A - 焦点検出装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの所望に応じた焦点検出を行うこと。
【解決手段】焦点検出装置は、所定方向に配列された焦点検出画素から成る焦点検出画素列が複数列並置され、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて結像光学系20の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて結像光学系20の焦点調節状態を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出手段12,14と、指示物の接触位置を検出するタッチパネル15と、タッチパネル15に対して複数の指示物が同時に接触したまま移動するドラッグ操作を検出した場合には、当該指示物の数の焦点検出画素列を選択する選択手段14と、を備え、焦点検出手段12,14は、選択手段により選択された焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、結像光学系20の焦点調節状態を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、焦点検出装置および撮像装置に関する。
タッチパネルによるタッチ操作によって焦点検出エリアを指示することができる焦点検出装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−128395号公報
瞳分割型位相差検出方式によるAF演算では、焦点検出エリアだけでなく、焦点検出画素列の数や方向についても自由度がある。しかしながら上記従来技術では、ユーザは焦点検出列の数や方向については指示することができなかったので、必ずしもユーザの所望に応じた焦点検出を行うことができないという問題があった。
(1)請求項1に記載の発明による焦点検出装置は、所定方向に配列された焦点検出画素から成る焦点検出画素列が複数列並置され、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて結像光学系の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて結像光学系の焦点調節状態を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出手段と、指示物の接触位置を検出するタッチパネルと、タッチパネルに対して複数の指示物が同時に接触したまま移動するドラッグ操作を検出した場合には、当該指示物の数の焦点検出画素列を選択する選択手段と、を備え、焦点検出手段は、選択手段により選択された焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、結像光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする。
(2)請求項2に記載の発明による焦点検出装置は、第1の方向に配列された焦点検出画素から成る第1の焦点検出画素列が複数列並置されると共に、第1の方向とは異なる第2の方向に配列された焦点検出画素から成る第2の焦点検出画素列が複数列並置され、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて結像光学系の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて結像光学系の焦点調節状態を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出手段と、指示物の接触位置を検出するタッチパネルと、タッチパネルに対して指示物が接触したまま円を描くように移動するドラッグ操作を検出した場合には、第1の焦点検出画素列および第2の焦点検出画素列の双方を選択する選択手段と、を備え、焦点検出手段は、選択手段により選択された焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、結像光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする。
(3)請求項6に記載の発明による撮像装置は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の焦点検出装置と、焦点検出装置により検出された焦点調節状態に基づいて結像光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの所望に応じた焦点検出を行うことができる。
本発明の実施の形態によるデジタルカメラの構成を例示する図である。 デジタルカメラの背面を例示する図である。 焦点検出センサの構成を例示する図である。 AF演算に用いる光電変換素子列を説明する図である。 (A)は焦点検出画素列からの出力信号列を例示する図であり、(B)は(A)に例示する出力信号列に対してフィルタ処理を施した後の出力信号列を例示する図であり、(C)は(B)に例示する出力信号列を用いて行った相関演算結果を例示する図である。 焦点検出可能な方向を説明する図である。 ドラッグ操作を説明する図である。 焦点検出画素列を説明する図である。 ドラッグ操作を説明する図である。 焦点検出画素列を説明する図である。 2本のドラッグ操作を説明する図である。 2列の焦点検出画素列を説明する図である。 円を描くドラッグ操作を説明する図である。 AF演算処理の流れを説明するフローチャートである。 焦点検出画素列選択処理の流れを説明するフローチャートである。 変形例1におけるデジタルカメラの背面を例示する図である。
図面を参照して、本発明による実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用したデジタルカメラの構成を示す横断面図である。なお、本発明に係わる機器および装置以外のカメラの一般的な機器および装置については図示と説明を省略する。本実施形態のデジタルカメラでは、撮影レンズ20を備えるレンズ鏡筒2がカメラボディ1に装着される。レンズ鏡筒2は、交換可能である。
カメラボディ1には、ハーフミラー10が設けられている。ハーフミラー10の後方には撮像素子11が配置され、ハーフミラー10の上方には焦点検出センサ12が配置されている。またカメラボディ1の上部には、EVF(電子ビューファインダ)13が設けられている。さらに、カメラボディ1には、制御装置14とタッチパネル式の液晶ディスプレイ(以下、単にタッチパネルと呼ぶ)15とが設けられている。
ハーフミラー10は、透過光と反射光を分割するための光学部材であり、例えばペリクルミラーなどの薄いミラーが用いられる。撮像素子11および焦点検出センサ12は、それぞれ、CCDやCMOSなどから構成され、撮影レンズ20の予定焦点面上に配置される。撮像素子11および焦点検出センサ12は、それぞれ、撮影レンズ20により結像された被写体像を電気信号に変換して出力する。EVF13は、撮像素子11による撮像画像を液晶表示素子に表示して、撮影者に視認させるものである。
制御装置14は、不図示のマイクロコンピューター、ROM、RAM、A/Dコンバーターなどから構成される。焦点検出センサ12および制御装置14は、位相差検出方式の焦点検出装置を構成し、撮影レンズ20の焦点調節状態を示すデフォーカス量を算出する。
レンズ鏡筒2は、撮影レンズ20、レンズ駆動部21などを備えている。レンズ駆動部21は、不図示のアクチュエータにより撮影レンズ20を駆動する。なお、カメラボディ1の制御装置14とレンズ鏡筒2のレンズ駆動部21とは、不図示の接点を介して電気的に接続されており、各種情報の授受を行う。
撮影レンズ20を透過した被写体光の一部は、ハーフミラー10を透過して撮像素子11へ導かれ、撮像素子11により撮像される。撮像素子11から出力された画像信号は、所定の信号処理が施された後、不図示の記録媒体(メモリカードなど)に書き込まれる。また、撮像素子11から出力された画像信号は、所定の信号処理が施された後、EVF13やタッチパネル15に表示される。
撮影レンズ20を透過した被写体光の残りの一部は、ハーフミラー10により反射され、焦点検出センサ12へ導かれる。制御装置14は、焦点検出センサ12からの出力信号に基づいてデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズ20におけるフォーカシングレンズの駆動量を算出して、レンズ駆動部21に出力する。レンズ駆動部21は、この駆動量に基づいてフォーカシングレンズを駆動して合焦位置へ移動させる。
タッチパネル15は、図2に示すように、カメラボディ1の背面に設けられており、指示物(例えば指やペンなど)をタッチパネル15にタッチさせて行う操作(以下、タッチ操作と呼ぶ)が可能である。タッチパネルの方式には、抵抗膜方式や静電容量方式、赤外線方式など様々な方式があるが、ここでは一例として、多点検出が容易な静電容量方式を用いるものとする。タッチパネル15は、同時に複数のタッチ位置が検出可能であり、マルチタッチ操作に対応する。
タッチパネル15は、タッチパネル15上の任意の位置が指でタッチされると、タッチされた位置(すなわちタッチ位置)の座標を検出し、このタッチ位置の座標を示す入力信号を制御装置14に送る。また、タッチパネル15は、ドラッグ操作が行われているときなど、タッチされ続けている間は、一定時間ごとに、タッチ位置の座標を示す入力信号を制御装置14に送るようになっている。なお、ドラッグ操作とは、タッチパネル15に指をタッチさせたまま移動させる操作である。
制御装置14は、タッチパネル15から送られてくる入力信号に基づいて、タッチパネル15の画面上のどの位置がタッチされたのかを認識する。また制御装置14は、一定時間ごとに送られてくる入力信号に基づいて、タッチ位置がどのように動いたのか(すなわちタッチ位置の軌跡)を認識する。そして制御装置14は、このようにして認識したタッチ位置とその軌跡とに基づいて、画面上のどの位置に対して、どのようなタッチ操作が行われたのかを判別するようになされている。
−焦点検出センサの構成−
図3(A)は、焦点検出センサ12の詳細な構成を示す斜視図であり、図3(B)は、焦点検出センサ12の詳細な構成を示す正面図である。焦点検出センサ12は、マイクロレンズアレイ121と光電変換素子アレイ122とを備える。なお、光電変換素子アレイ122はマイクロレンズアレイ121の背後のごく近傍に配置されるが、図3(A)では説明のために実際より離して記載している。
マイクロレンズアレイ121は、複数のマイクロレンズMLが二次元状に配列された構成であり、撮影レンズ20のピントを合わせようとする面、すなわち撮像素子11の撮像面と等価な面の近傍に配置される。なお、マイクロレンズMLは、約100μmのピッチで配列される。
光電変換素子アレイ122では、複数の光電変換素子を二次元状に配列した焦点検出画素PDが、各々のマイクロレンズMLに対応する形で二次元状に配列されている。なお、図3では、1つのマイクロレンズMLに対応して、5行5列に配列された25個の光電変換素子からなる焦点検出画素PDが設けられているが、1つのマイクロレンズMLに対応する光電変換素子の数は、この一実施の形態の数に限定されない。
−位相差検出方式によるAF演算−
本実施形態では、瞳分割型位相差検出方式によるAF演算を行う。瞳分割型位相差検出方式では、撮影レンズ20の瞳の一対の領域を通った一対の光束を受光する一対の光電変換素子の出力を繋げた一対の出力信号列に対して公知の相関演算を行い、像ずれ量(シフト量)を求める。そして、この像ずれ量に基づいてデフォーカス量を算出する。
例えば、水平方向について像ずれ量を求める場合には、図4に示すように、各焦点検出画素PDにおいて水平方向に並ぶ一対の光電変換素子の出力信号列{a(i)}および{b(i)}(i=1,2,3,・・・)を用いる。
具体的には、撮影レンズ20が開放F値である場合、図4(A)に示すように検出開角αが広いので、例えば、各焦点検出画素PDの左端の光電変換素子p1の出力信号列{a(i)}と、各焦点検出画素PDの右端の光電変換素子p5の出力信号列{b(i)}とを用いる。なお、実際には、図4(B)に示すように、各焦点検出画素PDにおいて左端列の中央3つの光電変換素子の出力信号を平均した出力信号列{a(i)}と、各焦点検出画素PDにおいて右端列の中央3つの光電変換素子の出力信号を平均した出力信号列{b(i)}とを用いる。
また、開放F値よりも絞り口径が小さくなるほど、図4(C)に示すように、検出開角αが狭くなるので、例えば、各焦点検出画素PDの左から2番目の光電変換素子p2の出力信号列{a(i)}と、各焦点検出画素PDの右から2番目の光電変換素子p4の出力信号列{b(i)}とを用いる。なお、実際には、図4(D)に示すように、各焦点検出画素PDにおいて左から2番目の列の中央3つの光電変換素子の出力信号を平均した出力信号列{a(i)}と、各焦点検出画素PDにおいて右から2番目の列の中央3つの光電変換素子の出力信号を平均した出力信号列{b(i)}とを用いる。
図5(A)は、撮影レンズ20が開放F値である場合における、上記出力信号列{a(i)}および{b(i)}の一例を示す図である。図5(B)は、図5(A)に示す出力信号列{a(i)}および{b(i)}に対して、ローパスフィルタやハイパスフィルタなどのフィルタ処理を行った後の出力信号列{a(i)}および{b(i)}の一例を示す図である。
制御装置14は、AF演算における相関演算において、このフィルタ処理後の出力信号列{a(i)}に対して出力信号列{b(i)}を相対的にずらしながら(1)式により2つの信号列間のシフト量Lにおける相関量C(L)を演算する。なお、(1)式において、Σはiに関する所定範囲の総和演算を表す。
C(L)=Σ|a(i)−b(i+L)|・・・(1)
制御装置14は、この相関演算において、シフト量L=0の状態からLを正負に1ずつシフトさせて相関の高いシフト量Lを算出する。(1)式の演算結果は、一対の出力信号列{a(i)}および{b(i)}の相関が最も高いシフト量において、相関量C(L)が最小(小さいほど相関度が高い)となる。またフォーカシングレンズがピント面に近づくにつれ、シフト量Lが小さくなり、0に近づく。図5(C)は、相関量C(L)の一例を示す図である。なお、図5(C)では、横軸がシフト量Lを示し、縦軸はシフト量Lに応じた相関量C(L)を示す。図5(C)では、シフト量L=13のときの相関量C(13)が最小となっている。
制御装置14は、(1)式により得られた離散的な相関量における最小値Coを求め、最小値Coに対応するシフト量Kを求めると、続いて下記(2)〜(4)式による3点内挿の手法を用い、連続的な相関量に対する最小値C(La)を与えるシフト量Laを求める。なお、(2)〜(4)式において、シフト量K+1における相関量をCr、シフト量K−1における相関量をCfとする。
DL=(Cr−Cf)/2 ・・・(2)
SLP=max{Cf−Co,Cr−Co} ・・・(3)
La=K+DL/SLP ・・・(4)
次に、制御装置14は、(4)式で求めたシフト量Laに対して、下記(5)式を用いて焦点検出面の位置に応じた補正量(定数)を加えることにより、焦点検出面上での像ずれ量Δlを算出する。
Δl=La+const ・・・(5)
さらに、制御装置14は、検出開角の大きさにより決められる定数Kfを用いて、下記(6)式により、像ずれ量Δlから撮影レンズ20のデフォーカス量Dfを算出する。
Df=Kf×Δl ・・・(6)
なお、焦点検出の可能または不能、つまりデフォーカス量Dfの信頼性があるかどうかは、次のようにして判定される。一対の出力信号列{a(i)}および{b(i)}の相関度が低い場合は、内挿された相関量の最小値C(La)の値が大きくなる。したがって、制御装置14は、相関量の最小値C(La)が所定値以上の場合は信頼性が低いと判定する。また制御装置14は、コントラストに比例した値となるSLPが所定値以下の場合は、被写体が低コントラストであり、算出されたデフォーカス量Dfの信頼性が低いと判定する。
−焦点検出画素列の選択処理−
ところで、上述したように焦点検出センサ12では、複数のマイクロレンズMLが2次元状に配列されていると共に、1つのマイクロレンズMLに対応して2次元状に配列された複数の光電変換素子からなる焦点検出画素PDが設けられている。したがって、本実施形態のデジタルカメラ100は、複数方向の像ずれ量を算出してデフォーカス量を算出することができる。
焦点検出センサ12において、焦点検出可能な方向(すなわち像ずれ量を検出可能な方向)は、一例として、図6に示す第1〜第8方向d1〜d8がある。第1〜第8方向d1〜d8のうち、マイクロレンズMLのピッチ幅が最も狭い(すなわちAF演算精度が最も高い)方向が第1方向(水平方向)d1および第4方向(鉛直方向)d4の4方向(図6中、マイクロレンズMLの並びを灰色で塗りつぶして示す)である。次にマイクロレンズMLのピッチ幅が狭い方向が、第3方向d3および第7方向d7の2方向(図6中、マイクロレンズMLの並びを斜線のハッチングで示す)である。さらに、次に、マイクロレンズMLのピッチ幅が狭い方向が、第2方向d2、第4方向d4、第6方向d6および第8方向d8の4方向(図6中、マイクロレンズMLの並びを縦線のハッチングで示す)である。
位相差検出方式では、被写体のエッジに垂直な方向において焦点検出を行った方が、焦点検出精度が高くなる。そこで本実施形態のデジタルカメラでは、ユーザがタッチパネル15に表示されたスルー画像を確認しながら、タッチパネル15に対するタッチ操作によって焦点検出方向を指示できるようになっている。なお、スルー画像とは、撮影指示前に所定のフレームレートで撮像素子11により撮像されるモニタ用の画像である。
具体的には、図7に示すように、ユーザは、タッチパネル15に対して焦点検出を指示したい方向(図7では第3方向d3)に線分を描くようなドラッグ操作を行うことで、焦点検出方向を指示することができる。制御装置14は、ドラッグ操作が行われた方向を焦点検出方向として決定する。そして制御装置14は、図8に示すように、ドラッグ操作が行われた方向(図8では第3方向d3)に並ぶ焦点検出画素列S1を選択し、選択した焦点検出画素列S1において、ドラッグ操作が行われた方向に並ぶ一対の光電変換素子からの出力信号列{a(i)}および{b(i)}を用いてデフォーカス量を算出する。なお、図8(後述する図10および図12においても同様)では、説明のため、焦点検出画素PDにおいて出力信号を使用する光電変換素子を黒く塗りつぶして示している。また図8では、一つの光電変換素子からの出力信号を一つの出力信号(a1,b1,a2,b2,…)として用いるように示しているが、実際には、上述したように、複数の光電変換素子からの出力信号の平均値を一つの出力信号として用いる。さらに実際には、上述したように、検出開角の大きさによっても用いる光電変換素子列は異なる。
なお、タッチパネル15に対するドラッグ操作は360度どの方向にも可能であるため、制御装置14は、焦点検出可能な8方向d1〜d8のうち、ドラッグ操作の方向と最も近接する方向を焦点検出方向として決定する。
また、ユーザは、ドラッグ操作を行う位置および長さによって、焦点検出画素列の位置および長さを指示することができる。例えば、図9の上の矢印y1のように長いドラッグ操作を行えば、図10に示すように焦点検出画素列S2を長く指示でき、図9の下の矢印y2のように短いドラッグ操作を行えば図10に示すように焦点検出画素列S3を短く指示できる。なお、図9では、図示の都合上、焦点検出画素列S2およびS3に含まれる焦点検出画素PDの数が少なくなっているが、実際には、焦点検出画素列には、焦点検出可能な数の焦点検出画素PDが含まれる。
ここで、焦点検出センサ12における各焦点検出画素PDの位置座標は、撮像素子11による撮像画面の座標に対応している。またタッチパネル15にはスルー画像が表示され、タッチパネル15におけるタッチ位置の座標は、撮像素子11による撮像画面の座標に対応している。すなわちタッチパネル15では、撮像画面を触っている感覚で撮像画面上の位置を指示することで、指示した撮像画面上の位置の焦点検出を行う焦点検出画素PDを選択できる。
制御装置14は、ドラッグ操作により描かれた線分の中心位置に対応する焦点検出画素PDを求め、求めた焦点検出画素PDを中心とし且つドラッグ操作により描かれた線分の長さに対応する長さの焦点検出画素列を選択する。そして選択した焦点検出画素列からの出力信号列を用いてデフォーカス量を算出する。
さらに、ユーザは、ドラッグ操作を行う指の本数によって、焦点検出画素列の数を指示することができる。例えば、図11に示すように、同時に2本の指をタッチパネル15にタッチしてドラッグ操作を行うことで、図12に示すように焦点検出画素列(s4,s5)の数を2列と指示することができる。複数の指でドラッグ操作が行われた場合、制御装置14は、ドラッグ操作が行われた本数の焦点検出画素列を選択して、選択した複数の焦点検出列においてそれぞれ像ずれ量を求めてデフォーカス量を算出し、算出したデフォーカス量の平均値を撮影レンズ20の焦点調節に用いる。
また、ユーザは、図13に示すように、タッチパネル15に対して円を描くようなドラッグ操作を行うことで、焦点検出可能な8方向d1〜d8全てで焦点検出を行うよう指示することができる。この場合、制御装置14は、8方向d1〜d8についてそれぞれ像ずれ量を求めてデフォーカス量を算出し、算出したデフォーカス量の平均値を撮影レンズ20の焦点調節に用いる。
なお、円を描くドラッグ操作の場合、制御装置14は、ドラッグ操作により描かれた円の中心位置に対応する焦点検出画素PDを求め、求めた焦点検出画素PDを中心とし且つドラッグ操作により描かれた円の直径に対応する長さの焦点検出画素列を選択する。
このように本実施形態のデジタルカメラでは、ユーザがタッチパネル15に対するドラッグ操作を行うことで、焦点検出画素列の位置、長さ、数および方向(焦点検出方向)を指示することができるようになっている。
<AF演算処理>
次に、図14に示すフローチャートを用いてAF演算処理の流れを説明する。制御装置14は、電源がオンされると撮影モードで起動し、所定のフレームレートで撮像素子11により撮像を行わせてタッチパネル15にスルー画像を表示させると共に、図14に例示するAF演算処理を起動する。
ステップS101において、制御装置14は、上述したようにタッチパネル15に対するドラッグ操作に基づいて焦点検出画素列を選択する焦点検出画素列選択処理を実行する。ここで図15に示すフローチャートを用いて、この焦点検出画素列選択処理の流れを説明する。
ステップS201において、制御装置14は、タッチパネル15に対するタッチ操作が任意の方向に向かって線分を描くようなドラッグ操作であるか否かを判定する。ステップS201を肯定判定する場合の制御装置14はステップS202へ進み、ステップS201を否定判定する場合の制御装置14はステップS204へ進む。
ステップS202において、制御装置14は、焦点検出可能な8方向d1〜d8のうち、ドラッグ操作の方向と最も近接する方向を焦点検出方向として選択して、ステップS203へ進む。
ステップS203において、制御装置14は、ドラッグ操作によって描かれた線分の中心位置に対応する焦点検出画素PDを求める。そして、制御装置14は、焦点検出センサ12の中から、求めた焦点検出画素PDを中心とし、ドラッグ操作により描かれた線分の長さに対応する長さで、上記選択した焦点検出方向に並ぶ焦点検出画素列を選択する。また、制御装置14は、ドラッグ操作の本数が複数あった場合には、各ドラッグ操作に対応する焦点検出画素列をそれぞれ選択する。そして図15の処理を終了する。
ステップS201を否定判定して進むステップS204において制御装置14は、タッチパネル15に対するタッチ操作が円を描くようなドラッグ操作であるか否かを判定する。ステップS204を肯定判定する場合の制御装置14はステップS205へ進み、ステップS204を否定判定する場合の制御装置14はステップS201へ戻る。
ステップS205において、制御装置14は、焦点検出可能な8方向d1〜d8全てを、焦点検出方向として選択して、ステップS206へ進む。
ステップS206において、制御装置14は、ドラッグ操作によって描かれた円の中心位置に対応する焦点検出画素PDを求める。そして、制御装置14は、焦点検出センサ12の中から、求めた焦点検出画素PDを中心とし、ドラッグ操作により描かれた円の直径に対応する長さの焦点検出画素列を、焦点検出可能な8方向それぞれにおいて選択する。また、制御装置14は、ドラッグ操作の本数が複数あった場合には、各ドラッグ操作に対応する焦点検出画素列をそれぞれ選択する。そして図15の処理を終了する。
制御装置14は、このようにして図15の焦点検出画素列選択処理を行うと、ステップS102(図14)へ進む。ステップS102において、制御装置14は、不図示のAF起動スイッチ(SW1)がオンされているか否かを判定する。制御装置14は、AF起動スイッチがオンされている場合にはステップS102を肯定判定してステップS103へ進む。一方、制御装置14は、AF起動スイッチがオンされていない場合にはステップS102を否定判定し、ステップS101に戻る。
ステップS103において、制御装置14は、焦点検出センサ12の蓄積制御を行い、ステップS104へ進む。
ステップS104において、制御装置14は、焦点検出センサ12から受光信号を読み出して、ステップS105へ進む。
ステップS105において、制御装置14は、ステップS101の焦点検出画素列選択処理によって選択した焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、上述したようにデフォーカス量を算出し、算出したデフォーカス量から焦点検出可能か否かを判定する。そして制御装置14は、ステップS106へ進む。
ステップS106において制御装置14は、デフォーカス量に基づいて、フォーカシングレンズの合焦位置までのレンズ駆動量を演算して、ステップS107へ進む。
ステップS107において制御装置14は、フォーカシングレンズが合焦位置に到達完了したか否かを判定する。フォーカシングレンズが合焦位置に到達完了した場合には、ステップS107を肯定判定して、図14の処理を終了する。一方、フォーカシングレンズが合焦位置に到達完了していない場合にはステップS107を否定判定し、ステップS108へ進む。
ステップS108において制御装置14は、ステップS106で演算したレンズ駆動量をレンズ駆動部21に出力し、レンズ駆動部21によりフォーカシングレンズを駆動させ、ステップS101へ戻る。なお、上述したステップS105において制御装置14は、デフォーカス量演算の際に焦点検出可能でないと判定した場合には、レンズ駆動部21によりフォーカシングレンズを至近端と無限遠端との間で駆動させる動作(いわゆるスキャン動作)を行って合焦位置を探索する。また制御装置14は、レンズ駆動部21によりフォーカシングレンズを動かしていた途中で被写体を見失った場合は、先に検出できていたデフォーカス量に基づき、フォーカシングレンズのレンズ駆動を継続させる。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)本実施形態の焦点検出装置は、所定方向に配列された焦点検出画素PDから成る焦点検出画素列が複数列並置された焦点検出センサ12と、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて撮影レンズ20の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて撮影レンズ20の焦点調節状態を検出する制御装置14と、指示物の接触位置を検出するタッチパネル15と、タッチパネル15に対して複数の指示物が同時に接触したまま移動するドラッグ操作を検出した場合には、当該指示物の数の焦点検出画素列を選択する制御装置14と、を備え、制御装置14は、当該選択した焦点検出画素列からの出力信号に基づいて撮影レンズ20の焦点調節状態を検出するように構成した。これにより、ユーザの所望に応じた数の焦点検出画素列を用いて焦点検出を行うことができる。また、ユーザは所望の数の指示物でドラッグ操作を行うという簡易な操作で、全ての焦点検出方向を指示できる。
(2)上記(1)の焦点検出装置において、制御装置14は、ドラッグ操作が行われた位置(中心位置)および長さに応じて、焦点検出画素列の位置および長さを選択するように構成したので、ユーザの所望に応じた位置および長さの焦点検出画素列を用いて焦点検出を行うことができる。
(3)上記(1)または(2)の焦点検出装置において、焦点検出センサ12には、第1〜第8方向d1〜d8に配列された焦点検出画素からなる焦点検出画素列が複数並置されており、制御装置14は、ドラッグ操作が行われた方向に基づいて、第1〜第8方向d1〜d8に配列された焦点検出画素列のいずれかを選択するように構成した。これにより、ユーザの所望に応じた方向の焦点検出画素列を用いて焦点検出を行うことができる。
(4)本実施形態の焦点検出装置は、第1〜第8方向d1〜d8に配列された焦点検出画素PDからなる焦点検出画素列が複数並置された焦点検出センサ12と、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて撮影レンズ20の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて撮影レンズ20の焦点調節状態を検出する制御装置14と、指示物の接触位置を検出するタッチパネル15と、タッチパネル15に対して指示物が接触したまま円を描くように移動するドラッグ操作を検出した場合には、第1〜第8方向d1〜d8全てを焦点検出方向として選択する制御装置14と、を備え、制御装置14は、当該選択した方向に並ぶ焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、撮影レンズ20の焦点調節状態を検出するように構成した。これにより、ユーザの所望に応じて、全ての焦点検出可能方向の焦点検出画素列を用いて焦点検出を行うことができる。また、ユーザはドラッグ操作で円を描くという簡易な操作で、全ての焦点検出方向を指示できる。
(5)上記(4)の焦点検出装置において、制御装置14は、ドラッグ操作によって描かれた円の位置(中心位置)および大きさ(直径)に応じて、焦点検出画素列の位置および長さを選択するように構成したので、ユーザの所望に応じた位置および長さの焦点検出画素列を用いて焦点検出を行うことができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、カメラボディ1の背面の液晶ディスプレイをタッチパネル式とする例について説明した。しかしながら、図16に示すように、ユーザがEVF13を見ながらタッチ操作を行える位置(例えばカメラボディ1を把持する右手の親指の位置)に、タッチパネル30を設け、このタッチパネル30に対するドラッグ操作で上述した焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数を指示できるようにしてもよい。
この場合、タッチパネル30は、例えば、表示機能を備えないタッチパネルとし、制御装置14が、ユーザにより行われたタッチパネル30に対するドラッグ操作を示す情報をEVF13に表示させることで、ユーザが自身の行ったドラッグ操作を確認できるようにする。表示方法としては、例えば、EVF13にカーソルを表示させ、タッチパネル30に対するドラッグ操作に応じてカーソルを移動させるようにしてもよいし、タッチパネル30に対するドラッグ操作の軌跡をEVF13に表示させるようにしてもよい。
(変形例2)
上述した実施の形態では、タッチパネル15に対するドラッグ操作に基づいて焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数を決定した後、AF駆動を開始する例について説明した。しかしながら、AF駆動を行っている状態において、同時にタッチパネル15に対するドラッグ操作に基づいて焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数を決定するようにしてもよい。
(変形例3)
上述した実施の形態では、タッチパネル15に対するドラッグ操作に基づいて焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数を決定する例について説明した。しかしながら、タッチパネル15に対するドラッグ操作に基づいて、焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数の少なくとも一つを決定するようにしてもよい。
(変形例4)
制御装置14が電子ズーム機能によりスルー画像を拡大または縮小してタッチパネル15に表示させた状態で、上述したドラッグ操作によって焦点検出画素列の方向、位置、長さおよび数を指示できるようにしてもよい。
(変形例5)
タッチパネル15に対して任意の方向へ指を移動させるドラッグ操作を行った後、当該方向と逆方向へ指を移動させるドラッグ操作によって、焦点検出方向の指示を取り消すことができるようにしてもよい。この場合の制御装置14は、タッチパネル15に対して任意の方向へ指を移動させるドラッグ操作を行った後、所定時間以内に、当該方向と逆方向へ指を移動させるドラッグ操作が行われると、焦点検出方向の指示が取り消されたと認識する。
(変形例6)
上述した実施の形態では、焦点検出可能な方向が第1〜第8方向d1〜d8方向の8方向である焦点検出装置に本発明を適用する例について説明したが、これに限らず、焦点検出可能な方向が8方向より多い焦点検出装置または少ない焦点検出装置にも本発明を適用してもよい。
この場合、焦点検出可能な方向が複数方向ある焦点検出装置については、上述したように任意の方向へ線を描くドラッグ操作が行われた場合、制御装置14は、当該複数方向の中から当該ドラッグ操作の方向と最も近接する方向を焦点検出方向として選択する。そして制御装置14は、当該選択した方向と、当該ドラッグ操作の位置、長さおよび数に基づいて焦点検出画素列を選択する。また、上述したように円を描くドラッグ操作が行われた場合、制御装置14は、当該複数方向の全てを焦点検出方向として選択し、当該円の位置、大きさおよび数に基づいて焦点検出画素列を選択する。
また焦点検出可能な方向が一方向のみの焦点検出装置については、ドラッグ操作による焦点検出方向の選択は行わない。すなわち、上述したように任意の方向へ線を描くドラッグ操作が行われた場合、制御装置14は、当該ドラッグ操作の位置、長さおよび数に基づいて焦点検出画素列を選択する。
(変形例7)
本発明を一眼レフタイプのデジタルカメラに適用するようにしてもよい。この場合、ミラーダウン時において、メインミラーを透過した被写体光がサブミラーによって焦点検出センサ12に導かれるように、焦点検出センサ12を配置すればよい。
また本発明を、例えば携帯端末などの、カメラが内蔵され且つタッチパネルが設けられた電子機器に適用するようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
1…カメラボディ、2…レンズ鏡筒、10…ハーフミラー、11…撮像素子、12…焦点検出センサ、14…制御装置、15…タッチパネル、20…撮影レンズ、21…レンズ駆動部、ML…マイクロレンズ、PD…焦点検出画素

Claims (9)

  1. 所定方向に配列された焦点検出画素から成る焦点検出画素列が複数列並置され、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて結像光学系の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて前記結像光学系の焦点調節状態を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出手段と、
    指示物の接触位置を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対して複数の指示物が同時に接触したまま移動するドラッグ操作を検出した場合には、当該指示物の数の焦点検出画素列を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記焦点検出手段は、前記選択手段により選択された焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、前記結像光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 第1の方向に配列された焦点検出画素から成る第1の焦点検出画素列が複数列並置されると共に、前記第1の方向とは異なる第2の方向に配列された焦点検出画素から成る第2の焦点検出画素列が複数列並置され、各焦点検出画素列からの出力信号に基づいて結像光学系の瞳の一対の領域を通った一対の光束による一対の像のずれ量を検出し、当該ずれ量に基づいて前記結像光学系の焦点調節状態を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出手段と、
    指示物の接触位置を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対して指示物が接触したまま円を描くように移動するドラッグ操作を検出した場合には、前記第1の焦点検出画素列および前記第2の焦点検出画素列の双方を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記焦点検出手段は、前記選択手段により選択された焦点検出画素列からの出力信号に基づいて、前記結像光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする焦点検出装置。
  3. 請求項1に記載の焦点検出装置において、
    前記選択手段は、前記ドラッグ操作が行われた位置および長さに応じて、前記焦点検出画素列の位置および長さを選択することを特徴とする焦点検出装置。
  4. 請求項1または3に記載の焦点検出装置において、
    前記焦点検出手段には、第1の方向に配列された焦点検出画素から成る第1の焦点検出画素列が複数列並置されると共に、前記第1の方向とは異なる第2の方向に配列された焦点検出画素から成る第2の焦点検出画素列が複数列並置されており、
    前記選択手段は、前記ドラッグ操作が行われた方向に基づいて、前記第1の焦点検出画素列または前記第2の焦点検出画素列のいずれかを選択することを特徴とする焦点検出装置。
  5. 請求項2に記載の焦点検出装置において、
    前記選択手段は、前記ドラッグ操作によって描かれた円の位置および大きさに応じて、前記焦点検出画素列の位置および長さを選択することを特徴とする焦点検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の焦点検出装置と、
    前記焦点検出装置により検出された前記焦点調節状態に基づいて前記結像光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項6に記載の撮像装置において、
    前記結像光学系からの光束を2つに分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された2つの光束のうち一方の光束が入射される撮像素子と、
    をさらに備え、
    前記焦点検出装置には、前記2つの光束のうち他方の光束が入射されることを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項6または7に記載の撮像装置において、
    ファインダと、
    前記タッチパネルに対して行われたドラッグ操作を示す情報を前記ファインダに表示させる表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記タッチパネルは、表示機能を有するタッチパネルであり、前記撮像素子により撮像された画像を電子ズーム機能により拡大または縮小して前記タッチパネルに表示させた状態で、前記ドラッグ操作を検出可能であることを特徴とする撮像装置。
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