JP2009198771A - 焦点検出装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】焦点を適切に検出できる焦点検出装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】複数のマイクロレンズ161aを二次元状に配列したマイクロレンズアレイ161と、前記マイクロレンズに対応して設けられた受光部162aを備え、前記マイクロレンズを介して結像光学系からの光束を受光する受光素子162と、前記受光素子の受光信号に基づいて画像情報を生成し、当該画像情報における複数方向X1〜X3のコントラストを検出するコントラスト検出手段163と、前記コントラストに基づいて前記複数方向の中から焦点検出する方向を選択するとともに、当該焦点検出方向に沿った前記複数のマイクロレンズの前記受光部で得られる受光信号に基づいて前記結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段163と、を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、焦点検出装置および撮像装置に関するものである。
マイクロレンズを二次元状に配列するとともに、各マイクロレンズに対して複数の受光素子(光電変換素子)を設け、複数の受光素子で得られる受光出力に基づいて結像光学系の異なる領域を通過した光束による像に対応する一対の信号列を生成し、この一対の信号列の位相ずれを検出することによって結像光学系の焦点調節状態を検出する装置が知られている(特許文献1)。
特開2007−11314号公報
しかしながら、従来の焦点検出装置では、マイクロレンズの配列方向に沿った方向について信号列対を生成することができるが、信号列の生成方向を決定することについては提案されていなかった。
この発明が解決しようとする課題は、信号列の生成方向を適切に決定できる焦点検出装置および撮像装置を提供することである。
この発明は以下の解決手段によって上記課題を解決する。なお、発明の実施形態を示す図面に対応する符号を付して説明するが、この符号は発明の理解を容易にするためだけのものであって発明を限定する趣旨ではない。
発明に係る焦点検出装置および撮像装置は、複数のマイクロレンズ(161a)を二次元状に配列したマイクロレンズアレイ(161)と、前記マイクロレンズに対応して設けられた受光部(162a)を備え、前記マイクロレンズを介して結像光学系からの光束を受光する受光素子(162)と、前記受光素子の受光信号に基づいて画像情報を生成し、当該画像情報における複数方向(X1〜X3)のコントラストを検出するコントラスト検出手段(163)と、前記コントラストに基づいて前記複数方向の中から焦点検出する方向を選択するとともに、当該焦点検出方向に沿った前記複数のマイクロレンズの前記受光部で得られる受光信号に基づいて前記結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段(163)と、を備えたことを特徴とする。
上記発明において、前記コントラスト検出手段(163)は、前記画像情報を畳み込み積分することにより前記コントラストを検出するように構成することができ、この場合、前記コントラスト検出手段(163)は、微分フィルタを用いて前記コントラストを検出するように構成することができる。
上記発明において、前記受光素子(162)は、前記複数のマイクロレンズ(161a)のそれぞれに対して複数の前記受光部(162a)を有し、前記コントラスト検出手段(163)は、前記マイクロレンズに対応する前記複数の受光部の一部で得られる受光信号に基づいて前記画像情報を生成するように構成することができる。この場合、前記コントラスト検出手段(163)は、前記複数の受光部(162a)の一部で得られる受光信号を前記複数のマイクロレンズ(161a)に亘って積算した信号に基づいて前記画像情報を生成するように構成することができる。
上記発明において、前記マイクロレンズ(161a)は、ハニカム状に配列するように構成することができる。また、上記発明において、前記コントラスト検出手段(163)は、前記マイクロレンズ(161a)の配列方向(X1〜X3)に沿って前記画像情報のコントラストを検出するように構成することができる。
上記発明において、前記コントラスト検出手段(163)は、前記複数のマイクロレンズ(161a)の一部に対応する前記画像情報に対して前記コントラストを検出するように構成することができる。この場合、前記受光素子(162)の受光信号に基づく画像情報の特徴部分を検出する特徴検出手段(163)を備え、前記コントラスト検出手段(163)は、前記複数のマイクロレンズ(161a)のうち、前記特徴部分に対応する前記マイクロレンズに関する前記受光部(162a)の受光信号に基づいて前記画像情報を生成するように構成することができる。
上記発明によれば、信号列の生成方向を適切に決定することができる。
以下においては、上記発明をレンズ交換式一眼レフデジタルカメラに適用した実施形態を図面に基づいて説明するが、上記発明は、撮影レンズの焦点調節を行うあらゆる撮像装置やレンズ固定式カメラにも適用することができる。
図1は発明の実施形態に係る一眼レフデジタルカメラ1(以下、単にカメラ1という。)を示すブロック図であり、上記発明の焦点検出装置および撮像装置に関する構成以外のカメラの一般的構成については、その図示と説明を一部省略する。
本例のカメラ1は、カメラボディ100とレンズ鏡筒200を備え、これらカメラボディ100とレンズ鏡筒200はマウント部300により着脱可能に結合されている。
レンズ鏡筒200には、フォーカスレンズ211やズームレンズ212を含む撮影レンズ210や絞り装置220などからなる撮影光学系が内蔵されている。
フォーカスレンズ211は、レンズ鏡筒200の光束L1の光軸に沿って移動可能に設けられ、図示しないエンコーダによってその位置が検出されつつレンズ駆動モータ230によってその位置が調節される。フォーカスレンズ211は、回転筒の回転によってカメラボディ側の端部(至近端)から被写体側の端部(無限端)までの間を光軸L1方向に移動することができる。ちなみに、エンコーダで検出されたフォーカスレンズ211の現在位置情報は、レンズ制御部250を介してレンズ駆動制御部165へ送信される一方で、レンズ駆動モータ230は、この位置情報に基づいて演算された合焦位置へ向かって、レンズ駆動制御部165からレンズ制御部250を介して受信される駆動信号により駆動する。
絞り装置220は、上記撮影光学系を通過して撮像素子110に至る光束の光量を制限するとともにボケ量を調整するために、光軸L1を中心にした開口径が調節可能に構成されている。絞り装置220による開口径の調節は、たとえば自動露出モードにおいて演算された適切な開口径が、カメラ制御部170からレンズ制御部250を介して送信されることにより行われる。また、開口径の調節は、カメラボディ100に設けられた操作部150によるマニュアル操作により、設定された開口径がカメラ制御部170からレンズ制御部250に入力されることによっても行われる。絞り装置220の開口径は、図示しない絞り開口センサにより検出され、レンズ制御部250で現在の開口径が認識される。
一方、カメラボディ100は、被写体からの光束L1を撮像素子110、ファインダ135、測光センサ137及び焦点検出光学系161へ導くためのミラー系120を備えている。このミラー系120は、回転軸123を中心にして被写体の観察位置と撮影位置との所定角度だけ回転するクイックターンミラー121と、このクイックターンミラー121に軸支されてクイックターンミラー121の回転にともなって回転するサブミラー122とを備える。
図1には、ミラー系120が被写体の観察位置にある状態を実線で示し、被写体の撮影位置にある状態を二点鎖線で示す。ミラー系120は、被写体の観察位置にある状態では光束L1の光路上に挿入される一方で、被写体の撮影位置にある状態では光束L1の光路から退避するように回転する。
クイックターンミラー121はハーフミラーで構成され、被写体の観察位置にある状態では、被写体からの光束L1の一部の光束L2を当該クイックターンミラー121で反射してファインダ135側へ導き、一部の光束L4を透過させてサブミラー122へ導く。なお、ファインダ135側へ反射した光束のうち焦点板131によって散乱された光束L3が測光センサ137に入射する。これに対して、サブミラー122は全反射ミラーで構成され、クイックターンミラー121を透過した光束L4を焦点検出光学系161へ導く。
したがって、ミラー系120が観察位置にある場合は、被写体からの光束L1はファインダ135、測光センサ135および焦点検出光学モジュール161へ導かれ、撮影者により被写体が観察されるとともに、露出検出や焦点調節状態の検出が実行される。そして、撮影者がレリーズボタンを全押しするとミラー系120が撮影位置に回転し、被写体からの光束L1は撮像素子110へ導かれ、撮影した画像データを図示しないメモリに保存する。
撮像素子110は、カメラボディ100の、被写体からの光束L1の光軸上であって、撮影レンズ210の予定焦点面となる位置に固定されている。撮像素子110は、複数の光電変換素子が二次元に配列されたものであって、二次元CCDイメージセンサ、MOSセンサまたはCIDなどで構成することができる。
撮像素子110の前面に配置されたシャッター111は、操作部150に含まれるシャッターボタンを全押しした時(シャッターレリーズ時)に、露出演算結果に基づく、または撮影者が設定したシャッター秒数だけ開放され、撮像素子110を露光する。この撮像素子110で光電変換された電気画像信号は、カメラ制御部170で画像処理されたのち図示しないメモリに保存される。なお、撮影画像を格納するメモリは内蔵型メモリやカード型メモリなどで構成することができる。
一方、クイックターンミラー121で反射された被写体光の一部は、撮像素子110と光学的に等価な面に配置された焦点板131を通過してペンタプリズム133に導かれ、ペンタプリズム133で折曲されたのち、光軸L2に沿って接眼レンズ134を通り撮影者の眼球に導かれる。このとき、透過型液晶表示器132は、焦点板131上の被写体像に焦点検出エリアマークを重畳して表示するとともに、被写体像外のエリアにシャッター速度、絞り値、撮影枚数などの撮影に関する情報を表示する。これにより、レリーズしない状態において、ファインダ134を通して被写体およびその背景ならびに撮影関連情報などを観察することができる。
測光センサ137は、二次元カラーCCDイメージセンサなどで構成され、撮影の際の露出値を演算するため、撮影画面を複数の領域に分割して領域ごとの輝度に応じた測光信号を出力する。測光センサ137で検出された画像情報はカメラ制御部170へ出力され、自動露出制御に用いられる。
操作部150は、シャッターレリーズボタンや撮影者がカメラ1の各種動作モードを設定するための入力スイッチであり、オートフォーカスモード/マニュアルフォーカスモードの切換や、オートフォーカスモードの中でも、ワンショットモード/コンティニュアスモードの切換が行えるようになっている。この操作部150により設定された各種モードはカメラ制御部170へ送信され、当該カメラ制御部170によりカメラ1全体の動作が制御される。
カメラボディ100にはカメラ制御部170が設けられている。カメラ制御部170はマイクロプロセッサとメモリなどの周辺部品から構成され、マウント部300に設けられた電気信号接点部によりレンズ制御部250と電気的に接続され、このレンズ制御部250からレンズ情報を受信するとともに、レンズ制御部250へデフォーカス量や絞り開口径などの情報を送信する。また、カメラ制御部170は、上述したように撮像素子110から画像情報を読み出すとともに、必要に応じて所定の情報処理を施し、図示しないメモリに出力する。また、カメラ制御部170は、撮影画像情報の補正やレンズ鏡筒200の焦点調節状態、絞り調節状態などを検出するなど、カメラ1全体の制御を司る。
焦点検出光学系161、焦点検出センサ162、焦点検出演算部163およびレンズ駆動量演算部164は位相差検出方式の焦点検出装置を構成し、撮影レンズ210の焦点調節状態を表すデフォーカス量を検出する。
本例の焦点検出装置について図2〜図4Bを参照しながら説明する。
図2は焦点検出装置の構成を示すブロック図、図3Aは同じく焦点検出装置の光学的配置を示す図、図3Bは焦点検出光学系161および焦点検出センサ162を示す断面図、図4Aは焦点検出光学系161および焦点検出センサ162の配列状態を示す平面図、図4Bは一つの焦点検出光学系161および焦点検出センサ162を拡大して示す平面図である。図2は図1に示す焦点検出演算部163の構成を処理手順にしたがって詳細に表わしたブロック図である。
焦点検出光学系161は、図4Aに示すように複数のマイクロレンズ161aを二次元状に稠密に(ハニカム状に)配列したマイクロレンズアレイであり、図3Aに示すように撮影レンズ210の予定焦点面となる位置P1の近傍に配置されている。以下、マイクロレンズアレイ161ともいう。マイクロレンズアレイ161は、予定焦点面となる位置P1に一致させて配置することができる一方で、予定焦点面となる位置P1からずらして配置することもできる。一致させて配置した場合は、マイクロレンズ161a間に被写体像のコントラストがあるような場合にその部分が不感帯となるが、ずらして配置することによりそのような不感帯の発生を回避することができる。
焦点検出センサ162は、図4Aに示すように複数の光電変換素子162aを二次元状に稠密に配列した受光素子アレイであり、図3Bに示すようにマイクロレンズアレイ161の略焦点位置に配置されている。以下、受光素子アレイ162ともいう。なお、図3Bは各マイクロレンズ161aの中心または中心近傍の光電変換素子162aが受光する光束の広がりを示している。
図4Aはマイクロレンズアレイ161と受光素子アレイ162の一部を示す平面図であって、サブミラー122側からマイクロレンズアレイ161を見た図である。同図において、一部のマイクロレンズ161aの後方にのみ光電変換素子162aを示したが、他のマイクロレンズ161aの後方にも同様にして光電変換素子162aが配置されている。
本例のマイクロレンズ161aは、レンズ面の形状が一点鎖線で示すような円形状マイクロレンズを正六角形に切り出した形状とされており、円形状マイクロレンズと同一機能を有する。そして、マイクロレンズアレイ161は、このような正六角形のマクロレンズ161aがハニカム状に配列されたものである。このように正六角形のマイクロレンズ161aをハニカム状に配列することにより、円形状マイクロレンズを配列させた場合に生じるレンズ間の焦点検出の不感帯を回避することができる。同図における上下左右方向は撮像素子110で撮像される撮像画面の上下左右方向と一致している。なお、正六角形のマイクロレンズ161aをハニカム状に配列することに代えて、円形のマイクロレンズを正方配列することもできる。
これに対して、マイクロレンズアレイ161の後方に配置される光電変換素子アレイ62は、正方形の光電変換素子162aが正方配列されたものである。一つの光電変換素子162aは一つのマイクロレンズ161aより小さく形成され、図4Bに拡大して示すように、一つのマイクロレンズ161aを垂直に投影した範囲には複数の光電変換素子162aが含まれている。これらの光電変換素子162aがマイクロレンズ161aに対応して設けられた光電変換素子162aである。
さて、上述したようにマイクロレンズアレイ161は撮影レンズ210の予定焦点面となる位置P1(撮像素子110の撮像面と光学的に等価な面)の近傍に配置されているので、撮像素子110と同じ光学像が投影される。受光素子アレイ162には、各マイクロレンズ161aによって撮影レンズ210の瞳像が結像され、受光素子アレイ162の各光電変換素子162aは瞳の各部分に対応することから、マイクロレンズ161aごとに光電変換素子162aを選択してその出力を合成すれば、光電変換素子162aに対応する絞りで撮影された画像が得られることになる。
本実施形態の焦点検出は以下の手順で行われる。
図2に示す焦点検出演算部163のA/Dコンバータ163Aは、焦点検出センサ(受光素子アレイ)162から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換し、メモリ163Bに出力する。メモリ163Bは、このデジタル画像信号を二次元画像生成部163Cと画像信号抽出部163Fからの要求に応じて出力する。
なお、焦点検出エリアが選択された場合には、選択された焦点検出エリアに対応する所定範囲に相当するマイクロレンズに対応する光電変換素子からの出力だけを読み出す。図7は焦点検出エリアAFPを含むファインダ135から観察される撮影画面135Aを示す図であり、本例では撮影画面135Aに11カ所の焦点検出エリアAFP1〜AFP11が設定されている。この表示は、液晶表示器132が、焦点板131上の被写体像に11カ所の焦点検出エリアの位置を表すマークを重畳することにより行われる。そして、撮影者が操作部150を操作することにより所望の焦点検出エリアAFPを選択したり、あるいは自動露光などのデータに基づいて所定のシーケンスにより自動的に焦点検出エリアAFPを選択したりする。たとえば、図7に示す焦点検出エリアAFP9が選択された場合は、この焦点検出エリアAFP9を中心にした所定範囲に相当するマイクロレンズに対応する光電変換素子からの出力を読み出す。
図2の二次元画像生成部163Cは、焦点検出位置として選択された焦点検出エリアに関する情報をカメラ制御部170から受け、この位置を中心とする所定範囲の画像データを抽出して二次元画像を生成する。
このとき、各マイクロレンズ161aの中心に対応する光電変換素子の位置を、撮影光学系の光軸に対するマイクロレンズの位置(像高)とマイクロレンズから撮影レンズ210の瞳までの距離から求め、各マイクロレンズ161aの中心または中心周辺に対応する光電変換素子162aの画像データをメモリ163Bに格納された画像データから抽出する。
こうして二次元画像生成部163で生成される二次元画像は、光電変換素子162aに対応する絞りで撮影された画像となる。たとえば、光電変換素子162aの大きさを3μm、マイクロレンズ161aの焦点距離を200μm、マイクロレンズアレイ161から瞳までの距離を70mmとすると、光電変換素子162aの瞳上での大きさは1mmとなり、1mmφの絞りで得られる画像にほぼ等しい二次元画像が生成されることになる。たとえば、撮影レンズ210の焦点距離を50mmとするとF値は50となり、焦点深度が深いパンフォーカスの画像が生成されることになる。
ここで、本例のマイクロレンズアレイ161は図4Aに示すように正六角形のマイクロレンズ161aがハニカム状に配列したものであることから、画像データの配列もハニカム状である。そのため、二次元画像を生成するに際しては等間隔の正方配列の画素配列にそのまま置き換えることはできない。すなわち、マイクロレンズアレイ161における各マイクロレンズ161aの中心位置は、偶数列と奇数列とが互い違いに並び、しかも縦の間隔を1としたときに横の間隔が2/√3と異なるからである。このため、本例の二次元画像生成部163では、こうしたハニカム配列による画像データを、内挿演算または外挿演算を行うことで等間隔の正方配列に再配置する。
図2の特徴検出部163Dは、二次元画像生成部163で生成されたパンフォーカスの二次元画像を、複数方向について、それぞれ畳み込み積分(コンボリューション Convolution、一方の関数fを平行移動しながら他の関数gを重ね足し合わせる二項演算)することによりコントラストを検出し、コントラストの積算値が最も大きい検出方向を選択する。
本例のハニカム状配列のマイクロレンズアレイ161において稠密な画像を抽出できる方向は、図4Aに示す水平方向X1と、このX1方向に対して±60°(±π/3rad)である方向X2,X3の3方向であるので、この3方向X1〜X3について二次元画像を畳み込み積分することによりコントラストを検出する。ただし、これら3方向X1〜X3以外の方向についてコントラストを検出することもできる。
これら3方向X1〜X3のコントラスト検出は、二次元画像の畳み込み積分フィルタに微分フィルタを組み込むことにより各方向にコントラストを有する画像のエッジを画像化して検出することができる。図5は本例にて適用する微分フィルタの一例を示す行列式である。図5(A1)〜(A3)は、二次元画像の一次微分フィルタであるソーベルフィルタ(グラディエントフィルタ)を示す行列式であり、それぞれ水平方向X1、π/3方向X2、2π/3方向X3に対するコントラストのエッジ部を検出するフィルタである。これに対し、図5(B1)〜(B3)は、二次元画像の二次微分フィルタであるラプラシアンフィルタを示す行列式であり、それぞれ水平方向X1、π/3方向X2、2π/3方向X3に対するコントラストのエッジ部を検出するフィルタである。
図4Aに示すような本例の3方向X1〜X3に対するコントラスト検出では、いずれの微分フィルタをも用いることができる。同図(A1)〜(A3)に示す一次微分フィルタであるソーベルフィルタは低周波画像の検出に有利であり、同図(B1)〜(B3)に示す二次微分フィルタであるラプラシアンフィルタは鮮鋭な検出に有利であることから、必要に応じて適用することができる。
なお、同図(A1)〜(A3)に示す一次微分フィルタは、3つの方向X1〜X3の一方向に向かう行列式であることから、3つの方向X1〜X3の逆方向に向かう行列式、すなわち同図(C1)〜(C3)に示すように行列式の数値の正負を逆にした一次微分フィルタを用いることもできる。
このような3方向X1〜X3について二次元画像のエッジ検出を行った結果を、具体例を参照して説明する。図6Aは受光素子アレイ162で検出された二次元画像を示す図であり、横縞模様のシャツを着た人物Hの背景に建物Bが写っている画像である。
この二次元画像を図5(A1)または(B1)または(C1)に示す水平方向X1についての微分フィルタを用いて畳み込み積分すると図6Bに示すような画像となる。この画像では、水平方向X1に対して直交する鉛直方向のエッジ、たとえば建物Bの柱や窓の縦方向の模様は鮮鋭に検出されているものの、人物Hが着ているシャツの横縞模様は鮮鋭に検出されない。
これに対して、図6(A)に示す二次元画像を図5(A2),(A3),(B1),(B2),(C2),(C3)のいずれかに示すπ/3方向X2または2π/3方向X3についての微分フィルタを用いて畳み込み積分すると図6Cに示す画像となる。この画像では、人物Hが着ているシャツの横縞模様は鮮鋭に検出され、背景の建物Bの柱や窓の模様は鮮鋭に検出されていない。
このように、水平方向X1のコントラストを検出するだけでは目的とする被写体に対する焦点を適切に検出できないことがあるが、本例のように複数方向についてコントラストを検出することで目標被写体のコントラストを適切に検出することができる。
特徴検出部163Dは、3つの方向X1〜X3のそれぞれについて得られたコントラストをそれぞれ積算する。この積算値は、選択された焦点検出エリアAFPを中心とする所定領域内における方向別のコントラスト量を示す値である。そして、3つの方向X1〜X3についての積算値を比較し、最も大きいコントラストを示す方向X1〜X3を決定する。たとえば、図4Aにおいて焦点検出エリアAFPの指定された位置がP1であり、π/3方向X2のコントラストが最も大きい場合は、同図に示す位置P1のマイクロレンズ161aを中心にしてX2方向に沿った所定数のデータを抽出する。以下において、焦点検出方向をX2として説明する。
焦点検出方向がX2に決定されたら、特徴検出部163Dは、決定された焦点検出方向X2における各マイクロレンズ161aの光電変換素子162a(二次元画像を構成する素子)の輝度の差分すなわちコントラストを演算する。二次元画像の輝度値をV[i,j](iは光電変換素子162aのX2方向に対する行番号、jは光電変換素子162aのX2方向に対する列番号を示す)とすると、隣接する光電変換素子162aのコントラストC[i,j]は、
C[i,j]=|V[i,j]−V[i+1,j]| …式1
により求めることができる。
そして、演算されたコントラストC[i,j]が相対的に大きいマイクロレンズ161aの中心位置の光電変換素子162aの位置を特徴点として抽出する。なお、特徴抽出は上記式1にのみ限定されず、コントラストに関する物理量が検出できる方法であればよい。
図2に戻り、領域設定部163Eは、特徴検出部163Dで抽出された特徴点のうち焦点検出エリアAFPの中心に近い特徴点を選択し、選択した特徴点を中心に焦点検出領域を設定する。図4Bに示すように、X2方向について抽出された特徴点が2つのマイクロレンズ161Xに相当する位置である場合は、これを中心にした焦点検出領域AFAを二点鎖線で示すように設定する。
なお、特徴点が焦点検出エリアAFPの中心から離れた位置に存在する場合でも、特徴点を中心にして焦点検出領域AFAを設定することができ、こうすることで選択された焦点検出エリアAFPのコントラストに拘わらず、コントラストの高い部分を焦点検出領域AFAとして設定することができる。
図2の画像信号抽出部163Fは、領域設定部163Eにて設定された焦点検出領域AFA内のマイクロレンズ161aに対応する複数の光電変換素子162aの出力信号をメモリ163Bから読み出し、撮影レンズ210の異なる瞳領域を通過した対の光束による像のズレ量を示す焦点検出信号、すなわち対の焦点検出用信号列を生成する。
ここで、焦点検出演算を実行するには、ある基線長をもった2つの信号列が必要であり、信号列の方向は基線長の方向と略一致しなければならない。したがって、一つのマイクロレンズ161aの中で選択される2つの点は、図8に示すようになる。図8は、π/3方向X2について焦点検出する場合の例であって、マイクロレンズ161aの中心に対応する位置P3に対し、対になる2つの仮想的な瞳に対応する位置をP4,P5にて示す。
ここで、水平方向X1に基線を設定した場合の中心から瞳までの距離を2画素とすると、図示するπ/3方向X2が基線の場合には位置P3の座標を(0,0)に対し(1,√3)の位置に瞳が存在する。ここで、√3の座標値は整数ではないことから対応する光電変換素子162aは存在しないことになるが、この位置の周囲の光電変換素子162aの出力を加重平均することで実質的に指定された位置における出力を求めることができる。
画像信号抽出部163Fは、第1信号列{aj}と、第2信号列{bj}(jは自然数)を抽出し、像ズレ量演算部163Gへ出力する。
像ズレ量演算部163Gは、第1信号列{aj}と、第2信号列{bj}を用いて像ズレ演算を実行しデフォーカス量を算出する。この演算は、まず第1信号列{aj}と第2信号列{bj}から一対の像(信号列)の相関演算値Dkを次式により求める。
Dk=Σ|ai+k−bi| …式2
式2で表わされるDkは離散的な値であるため、その最小値は真の最小値の近傍とみなすことができる。そのため、最小値Dkの前後のDk値から内挿してズレ量xを算出する。第1信号列{aj}および第2信号列{bj}の空間的変化を正弦的変化で表わすと、連続関数としたときのD(x)は正弦波の絶対値であるから、D(x)が最小となる位置は離散的なDkに基づく簡単な線形近似で求めることができる。
図9に示すように、最小のDkをDiとし、これに隣接するDkをDi+1、Di−1とする。Di+1とDi−1のなかで値の大きい方を選ぶ。同図に示す例ではDi−1の方が大きいのでDi−1を選ぶ。そして、選んだDi−1とDiとを結ぶ直線をL1とする。直線L1の傾きをαとすると、傾きが−αでDi+1を通る直線をL2とする。直線L1とL2との交点を求めると、その交点のxが上述したズレ量xとなる。
図2のレンズ駆動量演算部164は、デフォーカス演算部163から送られてきたズレ量xに基づいて、当該ズレ量xをゼロにするためのレンズ駆動量Δdを演算し、これをレンズ駆動制御部165へ出力する。
レンズ駆動制御部165は、レンズ駆動量演算部164から送られてきたレンズ駆動量Δdを取り込みながら、レンズ駆動モータ230へ駆動指令を送出し、レンズ駆動量Δdだけフォーカスレンズ211を駆動する。
以上のとおり、本例のカメラ1においては3方向X1〜X3といった複数方向についてコントラストを検出し、最もコントラストが大きい方向について焦点検出を行うので、目標とする被写体のコントラストを適切に検出することができる。
なお、図4Aには一つのマイクロレンズ161aごとに縦4個×横4個の合計16個の光電変換素子162aを正方配列した受光素子アレイ162を示したが、マイクロレンズ161aごとの光電変換素子162aの個数および配列はこれに限定されない。また、同図に示すようにマイクロレンズ161aごとに光電変換素子162aをまとめて配置することに代えて、図4Bに示すように複数のマイクロレンズ161aまたはマイクロレンズアレイ161全体に対して受光素子アレイ162を配置することもできる。さらに、正方形の光電変換素子162aを正方配列することに代えて、正六角形の光電変換素子をハニカム状に配列することもできる。
また、本例では撮像素子110とは別に二次元センサである焦点検出センサ162を設けたが、これに代えて撮像素子110の一部にマイクロレンズ161aと光電変換素子162aを同様の構成で設け、これにより上記の手順で焦点検出することもできる。
発明の実施形態に係る一眼レフデジタルカメラを示すブロック図である。 図1に示すカメラの焦点検出装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラの焦点検出装置の光学的配置を示す図である。 図1に示すカメラの焦点検出光学系および焦点検出センサを示す断面図である。 図1に示すカメラの焦点検出光学系および焦点検出センサの配列状態を示す平面図である。 図1に示すカメラの一つの焦点検出光学系および焦点検出センサを拡大して示す平面図である。 図1に示すカメラの焦点検出装置で用いられる微分フィルタの一例を示す行列式である。 図1に示すカメラの焦点検出センサで検出された二次元画像を示す図である。 図6Aに示す画像を、図5(A1),(B1),(C1)に示す微分フィルタを用いて処理した結果を示す図である。 図6Aに示す画像を、図5(A2),(A3),(B1),(B2),(C2),(C3)に示すいずれかの微分フィルタを用いて処理した結果を示す図である。 図1に示すカメラのファインダで観察される撮影画面を示す図である。 図1に示すカメラの焦点検出装置において、π/3方向X2について焦点検出する場合の手順を説明するための、一つの焦点検出光学系および焦点検出センサを拡大して示す平面図である。 図1に示すカメラの焦点検出装置において、ズレ量xを算出する方法を説明するためのグラフである。
符号の説明
1…一眼レフデジタルカメラ
100…カメラボディ
110…撮像素子
161…焦点検出光学系(マイクロレンズアレイ)
161a…マイクロレンズ
162…焦点検出センサ(受光素子アレイ)
162a…光電変換素子
163…焦点検出演算部
200…レンズ鏡筒
210…撮影レンズ

Claims (10)

  1. 複数のマイクロレンズを二次元状に配列したマイクロレンズアレイと、
    前記マイクロレンズに対応して設けられた受光部を備え、前記マイクロレンズを介して結像光学系からの光束を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて画像情報を生成し、当該画像情報における複数方向のコントラストを検出するコントラスト検出手段と、
    前記コントラストに基づいて前記複数方向の中から焦点検出する方向を選択するとともに、当該焦点検出方向に沿った前記複数のマイクロレンズの前記受光部で得られる受光信号に基づいて前記結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、を備えたことを特徴とする焦点検出装置。
  2. 請求項1に記載の焦点検出装置において、
    前記コントラスト検出手段は、前記画像情報を畳み込み積分することにより前記コントラストを検出することを特徴とする焦点検出装置。
  3. 請求項2に記載の焦点検出装置において、
    前記コントラスト検出手段は、微分フィルタを用いて前記コントラストを検出することを特徴とする焦点検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の焦点検出装置において、
    前記受光素子は、前記複数のマイクロレンズのそれぞれに対して複数の前記受光部を有し、
    前記コントラスト検出手段は、前記マイクロレンズに対応する前記複数の受光部の一部で得られる受光信号に基づいて前記画像情報を生成することを特徴とする焦点検出装置。
  5. 請求項4に記載の焦点検出装置において、
    前記コントラスト検出手段は、前記複数の受光部の一部で得られる受光信号を前記複数のマイクロレンズに亘って積算した信号に基づいて前記画像情報を生成することを特徴とする焦点検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の焦点検出装置において、
    前記マイクロレンズは、ハニカム状に配列されていることを特徴とする焦点検出装置。
  7. 請求項4に記載された焦点検出装置において、
    前記コントラスト検出手段は、前記マイクロレンズの配列方向に沿って前記画像情報のコントラストを検出することを特徴とする焦点検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の焦点検出装置において、
    前記コントラスト検出手段は、前記複数のマイクロレンズの一部に対応する前記画像情報に対して前記コントラストを検出することを特徴とする焦点検出装置。
  9. 請求項8に記載の焦点検出装置において、
    前記受光素子の受光信号に基づく画像情報の特徴部分を検出する特徴検出手段を備え、
    前記コントラスト検出手段は、前記複数のマイクロレンズのうち、前記特徴部分に対応する前記マイクロレンズに関する前記受光部の受光信号に基づいて前記画像情報を生成することを特徴とする焦点検出装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の焦点検出装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
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