JP2005197986A - 放送受信装置及び放送送信装置 - Google Patents

放送受信装置及び放送送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005197986A
JP2005197986A JP2004001613A JP2004001613A JP2005197986A JP 2005197986 A JP2005197986 A JP 2005197986A JP 2004001613 A JP2004001613 A JP 2004001613A JP 2004001613 A JP2004001613 A JP 2004001613A JP 2005197986 A JP2005197986 A JP 2005197986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
broadcast
data
schedule
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004001613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3997335B2 (ja
Inventor
Tadashi Hamazaki
忠 浜崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2004001613A priority Critical patent/JP3997335B2/ja
Publication of JP2005197986A publication Critical patent/JP2005197986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3997335B2 publication Critical patent/JP3997335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 CMを含む番組を放送電波によって受信する放送受信装置において、CM表示中にユーザの簡易な操作によってCMに関する詳細な情報を表示する機能を簡易な構成によって実現することにある。
【解決手段】 CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、前記放送電波を受信して、番組本編及びCMを含む番組のデータと、CMを放送する時期を表すCMスケジュールのデータと、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータを取得する受信手段と、前記番組本編を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、番組説明表示の指示を受け付けた場合に、実時刻を確認し、前記CMスケジュールを参照して前記実時刻において番組本編放送中かCM放送中かを判別する判別手段と、CM放送中であれば前記CM詳細情報を画面に表示させ、番組本編放送中であれば前記番組説明を表示させる情報表示手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放送受信装置、特に、CMを含む番組を放送電波を受信する放送受信装置に関する。また、本発明は、放送送信装置、特に、番組及びCMを含む放送電波を送信する放送送信装置に関する。
番組本編及びCMの放送電波を送受信する送受信システムが、例えば、特許文献1に記載されている。この送受信システムでは、送信機からCM本体のデータの他に記憶ボタンアイコンの画像データ等を含むCM付属データを送信し、受信機におけるCM中に記憶ボタンアイコンを表示させ、ユーザがCM中の所定期間内にボタンを押した場合に、CM付属データを受信機内に蓄積し、ユーザがCMを視聴したか否かを判定するように構成されている。このシステムでは、例えば、受信機内に蓄積されたCM付属情報を電話回線を介して広告センターに送信することにより、キャンペーン期間中に一連のCMの全種類を視聴したか否かを判断し、ユーザに景品を送ることができる。また、CM付属データとしてゲームプログラムを送信し、ゲーム中にCM広告主の商品を登場させることによって、広告効果を高めるシステムが記載されている。
特許文献2に記載の送受信システムでは、放送事業者の送信機から番組本編及びCM本体に加えて、情報アイコンのデータを放送し、受信機側の画面においてユーザが情報アイコンを選択すると、サービス提供業者が運営する情報管理センターから、広告に関する詳細情報がネットワークを介して受信機に送られる。
特許文献3に記載の送受信システムでは、放送局から、CM放送に連動してCMにスパー表示するCM字幕データと、CM付加情報とを放送し、受信機では1日分のCM字幕データ及びCM付加情報を蓄積する。受信機では、ユーザは、商品名等に基づいてCM字幕付加情報を検索することができる。
特許文献3に記載の送受信システムは、デジタル放送を受信するナビゲーション装置に関し、CMデータを受信し、CMデータを文字列情報に復号化し、この文字列情報から店舗名等に基づいて、現在位置の近くにあるCMの店舗を地図上に表示し、広告効果を高めている。
特開2002−24691号公報 特開2002−24701号公報 特開2002−77873号公報 特開2003−269969号公報
特許文献1に記載のシステムは、ユーザがCMを視聴したか否かを判断するためにボタンアイコンを表示するものであるが、CM中にボタンアイコンが表示されるのみで、CMに関する内容自体を表示させるものではない。また、ゲームプログラムを送信して、ゲーム中に商品を登場させる場合には、ゲームの展開に連動させて商品の情報を表示するが、ゲームの展開と商品との関連がなければ意味のないものであり、広告主が知らせたい事項によってゲームプログラムを開発する必要があり、全てのCMに使用することは困難である。そもそも、ユーザがゲームをしなければ商品の情報等をユーザに知らせることができない。
特許文献2に記載のでは、受信機の画面に表示される情報アイコンをユーザが押した場
合に、受信機にネットワークを介して接続された情報管理センターに広告に関する詳細情報を要求し、取得するものである。しかし、受信機がインターネット等のネットワークに接続されていなければ、広告詳細情報を取得することができない。
特許文献3に記載のシステムでは、受信機に蓄積されたCM字幕データ及びCM付加情報を表示するには、ユーザが商品名等に基づいてCM付加情報を検索する必要があり、ユーザが検索を実行しなければCM本体以上の詳細情報をユーザに表示することができない。
特許文献4に記載のシステムでは、CM本体に追加する店舗の位置情報を地図上に表示させるためにGPS信号を受信して現在位置を求める必要があり、GPS信号を受信する機能を持たない受信機に適用することはできない。また、膨大な地図情報を蓄積しておく必要があり、テレビ受信機等に適用すると大幅なコストアップを招く。また、CMに関連する店舗の位置を表す地図を表示させるタイミングについては記載されていない。
また、一般的に同じCMが同一番組本編中で繰り返し流されるが、現在の放送ではCMは番組本編の映像・音声とともに番組の映像・音声の一部として組み込まれており、独立のイベントとして扱われていないため、同一番組本編中でCMを放送するたびにCMのデータを送信している。重複するデータの送信を低減すれば、放送電波の有効活用を向上させ得るが、この点については上記特許文献1乃至4の何れにも記載されていない。
本発明の目的は、CMを含む番組を放送電波によって受信する放送受信装置において、CM表示中にユーザの簡易な操作によってCMに関する詳細な情報を表示する機能を簡易な構成によって実現することにある。
また、本発明の目的は、CMを含む番組を放送電波によって受信する放送受信装置において、重複して送信されるCMのデータの送信回数を低減し、放送電波を有効活用することにある。
本発明に係る放送受信手段は、CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、番組本編のデータを取得する番組取得手段と、CMのデータを取得するCM取得手段と、前記CMの回数、前記番組(番組本編及びCM)の開始時刻を基準にした前記CMの開始時刻、及び前記CMの放送を継続する継続時間を含むCMスケジュールのデータを取得するCMスケジュール取得手段と、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータを取得するCM詳細情報取得手段と、前記CMのデータを蓄積するCM蓄積手段と、前記番組本編を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CM蓄積手段から前記CMを読み出し、前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、番組説明表示の指示を受け付けた場合に、実時刻を確認し、前記CMスケジュールを参照して前記実時刻において番組本編放送中かCM放送中かを判別する判別手段と、CM放送中であれば前記CM詳細情報を画面に表示させ、番組本編放送中であれば前記番組説明を表示させる情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
この放送受信装置によれば、従来からある番組説明の表示機能を使用して、ユーザから番組説明表示の指示があった場合に、番組本編放送中であれば従来通り番組説明を表示し、CM中であればCM詳細情報を表示させることによって、広告効果を向上させることができる。ユーザは、必要に応じてCM詳細情報を表示させることができるが、CM詳細情報を表示させる操作は特別なものではなく、従来からある番組説明表示の指示を例えば番組説明ボタンを押下することによってCM詳細情報を表示させることができる。また、CMは番組本編と同様に番組の一部と考えれば、ドラマ等の番組本編中に番組説明ボタンを押せばドラマ番組の説明が表示され、ドラマの間のCM中に番組説明ボタンを押せばCMという番組の説明が表示される、とユーザに認識させることができ操作の困難性がない。
CM放送中において、従来からある番組説明ボタンの押下という簡易な操作でCM詳細情報を表示させることができ、CMの広告効果が向上する。これにより、CM放送に高付加価値、即ちユーザが必要としかつ広告効果を高める情報をタイムリーに提供するという高付加価値を付けることができる。
また、番組本編中で同じCMが繰り返し放送される場合には、CMのデータを一度受信して蓄積しておけば、CMスケジュールに従って繰り返しCMを表示することができるので、送信側からはCM本体のデータを重複して送る必要がなくなり、放送電波を節約することができる。重複して送っていたCM本体データを省略して節約できた部分に、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
従って、CMスケジュールと、番組の映像及び/又は音声の一部であるCMとは独立したCM詳細情報とを放送電波によって受信することで、受信装置においては簡易な構成で上記を実現することができる。
本発明に係る放送受信装置は、CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、前記放送電波を受信して、番組本編及びCMを含む番組のデータと、CMを放送する時期を表すCMスケジュールのデータと、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータを取得する受信手段と、前記番組本編を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、番組説明表示の指示を受け付けた場合に、実時刻を確認し、前記CMスケジュールを参照して前記実時刻において番組本編放送中かCM放送中かを判別する判別手段と、CM放送中であれば前記CM詳細情報を画面に表示させ、番組本編放送中であれば前記番組説明を表示させる情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
この放送受信装置によれば、従来からある番組説明の表示機能を使用して、ユーザから番組説明表示の指示があった場合に、番組本編放送中であれば従来通り番組説明を表示し、CM中であればCM詳細情報を表示させることによって、広告効果を向上させることができる。ユーザは、必要に応じてCM詳細情報を表示させることができるが、CM詳細情報を表示させる操作は特別なものではなく、従来からある番組説明表示の指示を例えば番組説明ボタンを押下することによってCM詳細情報を表示させることができる。また、CMは番組の一部と考えれば、ドラマ等の番組本編中に番組説明ボタンを押せばドラマ番組の説明が表示され、ドラマの間のCM中に番組説明ボタンを押せばCMという番組の説明が表示される、とユーザに認識させることができ操作の困難性がない。CM放送中において、従来からある番組説明ボタンの押下という簡易な操作でCM詳細情報を表示させることができ、CMの広告効果が向上する。これにより、CM放送に高付加価値、即ちユーザが必要としかつ広告効果を高める情報をタイムリーに提供するという高付加価値を付けることができる。
従って、CMスケジュールと、番組の映像及び/又は音声の一部であるCMとは独立したCM詳細情報とを放送電波によって受信することで、受信装置においては簡易な構成で上記を実現することができる。
放送受信装置は、例えばテレビ受信機である。この場合、情報表示手段は、前記CM詳細情報を前記CMの映像に重ねて表示させる。テレビ受信機である場合、CMの映像に重ねてOSD表示させることによってCMの映像を中断することなく、CM詳細情報を追加して表示させることができる。
前記CMスケジュールは、例えば、前記CMの回数と、前記番組(番組本編及びCM)の開始時刻を基準にした前記CMの開始時刻と、前記CMの放送を継続する継続時間と、を含むようにする。CMの回数、開始時刻、継続時間が分かれば、番組本編中で同じCMが繰り返し放送される場合に、一度蓄積したCMのデータを繰り返し用いてCMを放送す
ることができる。この結果、送信側からはCM本体のデータを重複して送る必要がなくなり、放送電波を節約することができる。重複して送っていたCM本体データを省略して節約できた部分に、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
本発明に係る放送送信装置は、CMを含む番組を放送電波によって送信する装置であって、番組(番組本編及びCM)のデータと、CMスケジュールのデータと、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータとを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から各データを読み出して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
放送送信装置からCMスケジュールを送ることにより、CMを重複して送らなくても放送受信装置においてCMを蓄積しておいてCMスケジュールに従って放送することができ、放送電波を有効活用することができる。また、CM詳細情報を送ることにより、番組の映像及び/又は音声の一部に組み込まれたCMに高付加価値、即ちユーザが必要としかつ広告効果を高める情報をタイムリーに提供するという高付加価値を付けることができる。また、CMスケジュール、CM詳細情報を放送電波に含めることにより、受信装置では簡易な構成でCM放送及びCM詳細情報の表示をユーザに提供することができる。
本発明に係る放送受信装置は、CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、前記放送電波を受信して、番組本編のデータと、CMのデータと、CMを放送する時期を表すCMスケジュールのデータとを受信する受信手段と、前記CMのデータを蓄積するCM蓄積部と、前記番組を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CM蓄積部から前記CMのデータを読み出し、前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この放送受信装置によれば、CMのデータを番組本編のデータとは別に受信して蓄積しておき、スケジュールに従って、CM放送時にCMのデータ読み出すので、同じCMを繰り返し放送する場合には、放送の度に重複して同じデータを送る必要がなく、蓄積したデータを使用することができる。この結果、放送電波を節約することができる。重複して送っていたCM本体データを省略して節約できた部分に、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
放送受信装置は、前記放送受信手段の主電源が入っていない時間帯に、CMのデータをまとめて受信するように構成しても良い。受信装置が使用されていない時間帯にCMデータを取得しておくことによって、受信装置の使用を開始した場合にCM放送に即座に対応することができる。
本発明に係る放送送信装置は、CMを含む番組をテレビ放送電波によって送信する装置であって、前記番組本編のデータと、前記CMのデータと、CMスケジュールのデータとを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から各データを読み出して送信する送信手段とを備え、前記番組本編のデータと前記CMのデータとを独立に送信することを特徴とする。
この放送送信装置によれば、CMのデータを番組本編のデータとは別に送信し、CM放送のスケジュールも送るので、受信装置では、一度CMデータを蓄積しておけば、スケジュールに従って、CMを読み出して使用することができ、同じCMを繰り返し放送する場合に重複したデータを送る必要がない。この結果、放送電波を節約することができる。重複して送っていたCM本体データを省略して節約できた部分に、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
本発明によれば、番組及びCMを含む放送電波を受信する放送受信装置において、CM表示中にユーザの簡易な操作によってCMに関連する情報を表示する機能を簡易な構成によって実現できる。
また、本発明によれば、番組及びCMを含む放送電波を受信する放送受信装置において、重複して送信されるCMのデータの送信回数を低減し、放送電波を有効活用できる。
(1)第1実施形態
〔構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る送信装置100及び受信装置200からなる送受信システムの概略構成図である。この送受信システムは、CMを含む番組を放送するデジタル放送に使用される。受信装置200は、表示画面を備えるテレビ受信機/ラジオ、携帯型のテレビ受信機/ラジオ、その他、デジタル放送を受信し、外部の機器に映像を出力するチューナ単体である。また、受信装置200は、デジタル放送を受信するチューナを備え、表示画面を備えるか又は外部の機器に映像を出力する機器であればどのような形態の機器であっても良い。
送信装置100は、例えば放送事業者が運営する。送信装置100は、番組蓄積部101、CM蓄積部102、スケジュール蓄積部103、CM詳細情報蓄積部104を備えている。番組蓄積部101は、ドラマ、バラエティ等の番組本編を構成する番組本編データを蓄積している。CM蓄積部102は、番組の映像及び/又は音声の一部として組み込まれ、番組本編の放送の間に放送されるCMデータを蓄積している。スケジュール蓄積部103は、番組(番組本編及びCMを含む)の開始時刻を基準としてCMの放送が開始される開始時刻と、CMの継続時間とからなるCMスケジュールを蓄積している。CM詳細情報蓄積部104は、番組の一部として組み込まれたCM(CM本体)とは独立の当該CMの詳細な情報(CM詳細情報)を蓄積している。
また、送信装置100は、制御部105と、送信データ作成部106と、送信部107とを備えている。制御部105は、番組蓄積部101、CM蓄積部102、スケジュール蓄積部103及びCM詳細情報蓄積部104へのデータの蓄積及び読み出しを制御するとともに、これらの送信データ作成部106を制御して蓄積部101乃至104から読み出したデータに基づいて送信データを作成する。送信データ作成部106は、番組蓄積部101及びCM蓄積部102から夫々読み出した番組本編データ及びCMデータを結合して番組データを作成し、MPEGエンコード及びTSパケット多重化する。また、送信データ作成部106は、スケジュール蓄積部103及びCM詳細情報蓄積部104から夫々読み出したCMスケジュール及びCM詳細情報をMPEGエンコード及び多重化する。送信部107は、送信データをRF信号に変換してアンテナから放送電波を送信する。
受信装置200は、受信部201と、受信データ作成部202と、制御部203と、RTC IC204と、スケジュール蓄積部205と、CM詳細情報蓄積部206と、映像合成部207と、入力部208とを備えている。
受信部201は、アンテナで受信された放送電波を電気信号に変換する。受信データ復号部202は、受信部201から出力される電気信号にTSパケット分離処理、MPEGデコード処理を施し、映像信号及び音声信号、スケジュール情報、CM詳細情報に復号する。映像信号は、OSD画像が在る場合には映像合成部207でOSD画像が重ね合わされ、内蔵又は外部のディスプレイ装置に出力される。音声信号は、内蔵又は外部のスピーカに出力され、音声として再生される。
RTC IC(リアルタイムクロック IC)204は、時計表示可能な各種電気機器に組み込まれる半導体装置であり、現在の年、月、日、時刻を出力する機能(カレンダー機能)を有している。入力部208は、ユーザからの操作を装置本体のボタン等又は外部のリモコン209からの信号によって受け付け、ユーザからの操作を制御部203に出力する。
制御部203は、番組開始前に放送電波によって送られるCMスケジュールを受信してスケジュール蓄積部205に蓄積し、RTC IC204を参照して実時刻を確認し、プリセットする。CMスケジュールの受信は、番組開始前に、受信装置200から送信装置100にCMスケジュールの送信を要求することによって送信装置100から送られるようにしても良い。
また、制御部203は、CM詳細情報を番組データ(番組本編及びCMのデータ)ともに受信し、CM詳細情報をCM詳細情報蓄積部206に蓄積する。CM詳細情報は、放送する番組の送信時に取得しても良いし、番組の送信とは関係なく、予め数ヶ月分を取得し、更新があった場合に書き換えるようにしても良い。
また、制御部203は、番組本編放送中に、ユーザが装置本体又はリモコンの「番組説明」ボタンを押下すると、番組本編放送中かCM放送中かを判別し、番組本編放送中であれば番組説明を表示し、CM放送中であればCM詳細情報を映像合成部207に出力する。映像合成部207では、CM詳細情報がOSD画像としてCMの映像に重ね合わされ、合成された映像がディスプレイ装置に出力される。
〔CMスケジュール〕
図2は、1時間番組の番組本編及びCMのスケジュール割の概略図である。ここでは、1時間番組を例に挙げて説明するが、他の長さの番組でも同様である。1時間番組を番組Aとし、番組Aはドラマである。番組Aは1つのイベントを構成し、番組Aは、番組A(1/4)、番組A(2/4)、番組A(3/4)、番組A(4/4)、CM001〜CM006の各部分(以下、イベント詳細と称す)である。CMは、CM001〜006の6種類あり、各CMの長さは30秒又は1分である。CMの長さは30秒又は1分である場合を例に挙げるが、15秒等の他の長さでも良い。
図3は、番組AのCMスケジュールのデータ構成例である。このCMスケジュールデータは、イベント詳細名、イベント種別、各イベント詳細(CM001〜006)の放送を開始する開始時刻及び各イベント詳細の放送を継続する時間(継続時間)から構成されている。開始時刻は、番組Aの放送を開始する実時刻を基準にした相対的な時刻で表されている。例えば、番組Aが午後9:00からである場合には、2番目のイベント詳細であるCM002は、午後9時00分30秒から放送が開始される。
〔CM詳細情報〕
図4乃至図7は、番組AのCM詳細情報のデータ構成例である。CM詳細情報は、イベント詳細名、イベント種別、情報種別数、情報種別A〜Hの各データから構成されている。情報種別数は、CM詳細情報に含まれる情報の数である。
情報種別Aは、タイトル情報であり、情報の有無、情報長、タイトルから構成される。情報の有無は、タイトル情報が有るか無いかを識別するフラグである。情報バイト長は、タイトルの長さであり、情報バイト長で表す。タイトルは、タイトルの内容を全角で表したものである。例えば、CM001では、タイトルは「お知らせ」であり、「お知らせ」は全角4文字であるので、情報長は8バイトである。情報種別Bは、店名等の名称の情報であり、情報の有無、情報長、店名等の名称から構成されている。例えば、CM001では、名称が「XXカメラ」であり、「XXカメラ」は全角5文字であるので、情報長は10バイトである。情報種別Cは、開店時刻の情報であり、情報の有無、開店時刻から構成される。情報種別Dは、閉店時刻の情報であり、情報の有無、閉店時刻から構成される。各時刻は24時間表示で表す。CM001では、開店時刻9:30:00(午前9時30分0秒)であり、閉店時刻は20:00:00(午後8時0分0秒)である。
情報種別Eは、休日の情報であり、情報の有無、記載月数、月、月の休日数、休日日か
ら構成される。記載月数は、休日の情報が記載されている期間を月で表したものであり、例えばCM001では、6ヶ月である。休日情報の記載月数をCMを放送する期間として使用しても良い。月は、休日のある月であり、CM001の場合には1月、2月、3月、・・・、6月である。月の休日数は、休日のある月の休日の数であり、休日日は休日の日付である。CM001では、記載月数が6ヶ月であり、1月に2日間の休日があり、1日と15日である。また、CM003では、記載月数が4ヶ月であり、5月には8日と22日の2日間の休日があり、6月には休日がなく、7月には3日と17日と31日の3日間の休日がある。情報種別Fは、イベント(催し物)の情報であり、情報の有無、記載月数、月、イベント日数、イベント日、情報バイト長、イベントの内容から構成される。例えば、CM001では、記載月数は2ヶ月であり、1月には1日間のイベント日があり、2日に初売(情報長4バイト)がある。また、2月には1日間のイベント日があり、29日にセール(情報長6バイト)がある。
情報種別Gは、住所情報であり、情報の有無、住所情報の数、郵便番号(半角8バイト)、電話番号(半角14バイト)、FAX番号(半角14バイト)、地図番号、住所の情報長(バイト)、住所(全角、テキスト)、最寄駅の情報長(バイト)、最寄駅の情報(全角、テキスト)から構成されている。地図番号は、後述する地図画像を指定する番号であり、番号が0の場合には地図が無いことを表す。例えば、CM001の場合には、住所情報の数は3つであり、最初の住所情報において、郵便番号が110-0016、電話番号が03-5688-XXXX、FAX番号が03-5688-XXXXであり、地図番号が01、住所が「東京都台東区・・・」(40バイト)、最寄駅の情報が「京浜東北線・御徒町駅、徒歩14分、・・・」(60バイト)である。
情報種別Hは、地図情報であり、情報の有無、画像の数、地図番号、地図情報から構成される。地図情報は、地図の画像であり、複数の種類がある。画像の数は、地図の画像の数であり、地図番号は地図の画像を特定する番号である。例えば、CM001の場合には、画像の数が5つ、地図番号01の地図1の画像〜地図番号05の地図5の画像から構成される。
〔CMスケジュールの送信データのフォーマット〕
図8は、図3に示したスケジュールの送信データのフォーマットの概略図である。CMスケジュールの送信データは、CMの数と、各CMのイベント詳細名、放送回数、開始時刻、継続時間からなるデータのループとから構成される。CMの数は、番組Aの場合、CM001〜006の6である。CM No.は、CMのイベント詳細名であり、CM001〜006の何れかである。放送回数は、各CM001〜006を番組A中で放送する回数であり、図3において例えばCM001の場合に3回である。開始時刻(開始相対時刻)は、各CM001〜006の放送を開始する時刻であり、図3においてCM001の場合には、00:00:00(番組Aの開始時刻)、00:14:00(番組Aの開始時刻から14分経過時)、00:58:00(番組Aの開始時刻から58分経過時)である。継続時間は、各CM001〜006の放送を継続する時間であり、図3においてCM001の場合には、00:00:30(30秒)である。
〔CM詳細情報の送信データのフォーマット〕
図9は、図4乃至図7に示したCM詳細情報の送信データのフォーマットの概略図である。CM詳細情報の送信データは、CMの数と、各CMの情報種別A〜Hのデータのループとから構成される。図10及び図11は、各CMの情報種別A〜Hのデータの詳細な構成である。図10乃至図11に示すように、各CMの情報種別A〜Hのデータは、図4乃至図7に示した各情報を順番に並べて構成される。
情報種別Eの休日日の情報は、図5に示した月、休日数、休日日からなるデータが、記
載月数分だけループする構成である。また、各月のループの中では、各月の休日日が、休日数分だけループする。例えば、図5においてCM001では、記載月数が6ヶ月であり、1月から6月のデータがループする。また、1月では、休日数が2日間であり、1日、15日の2つの休日日のデータがループする。
情報種別Fの休日日の情報は、月、イベント日数、イベント日、情報長、イベント内容からなるデータが、記載月数分だけループする構成である。また、各月のループの中では、各月のイベント日、イベント内容が、イベント日数分だけループする。例えば、図5においてCM001では、記載月数が2ヶ月であり、1月のデータと2月のデータとがループする。また、1月ではイベント日が1日間あり、2日に初売りがあるが、イベント日が2日と31日との2日間ある場合には、2日のデータと31日のデータとがループする。
情報種別Gの住所情報は、図6に示した郵便番号、電話番号、FAX番号、住所の情報長、住所、地図番号、最寄駅の情報長、最寄駅の情報からなるデータが、住所情報の数だけループする。図6のCM001の場合には、3つの住所情報があるので、各住所情報がループする。情報種別Hの地図情報は、図7に示した地図番号、地図の画像からなるデータが、画像数分だけループする。例えば、CM001の場合には、5つの地図の画像があるので、各地図番号、地図の画像がループする。
受信装置200では、以上説明したCMスケジュール及びCM詳細情報を用いて、CM放送中の画面上にCM詳細情報をOSD表示する。図12は、OSD表示されるCM詳細情報の画面例である。この画面は、CM001放送中の画面に重ねてOSD表示される。表示の日付は、6月1日として説明する。CM詳細情報画面には、例えば、タイトル「お知らせ」(情報種別A)、名称「XXカメラ」(情報種別B)、住所情報(情報種別G)、開店時刻(情報種別C)、閉店時刻(情報種別D)が表示される。住所情報は、例えば、受信装置200が受信する放送局の情報に基づいて決定された設置場所、又はユーザが受信装置200に入力した郵便番号等に基づいて決定された設置場所の周辺にある店舗の住所を表示する。
また、今月(6月)のお休み:無休が表示されている。今月のお休みは、CM詳細情報表示時点の実時刻をRTC IC204から取得し、CM詳細情報の情報種別Eを参照して実時刻における休日日を抽出する。この例では、CM001の6月の休み情報は図示省略されているが、無休である。
また、各月の「お休み情報とイベント情報」アイコンが表示される。ユーザがリモコンの十字キー、アップダウンキーでアイコンを移動してエンターキー等でアイコンを選択すると、アイコンに記載されている月の休日情報及びイベント情報が図5の情報種別E及び情報種別Fから抽出されて表示される。例えば、ユーザが「1月のお休み情報とイベント情報」を選択すると、図13に示すように、1月の休日日、1月のイベント日及びイベントの内容が表示される。
また、「MAP」アイコンが表示され、ユーザが選択すると、表示された住所情報の店舗の地図が表示される。画面例では、図6においてCM001の最初の住所情報であるので、地図番号は01であり、図7の地図情報(情報種別H)においてCM001の地図番号「01」の地図1の画像を画面に表示する。
〔CM詳細情報表示処理〕
以下、図14を参照してCM詳細情報表示の処理について説明する。
受信装置200では、番組Aの放送開始前に、送信装置100から送信される放送電波を受信して、CMスケジュールを取得して蓄積し(ステップS11)、RTC IC204によって実時刻を確認、プリセットする(ステップS12)。その後、1時間番組(番
組A)が開始する(ステップS13)と、リモコン209等の「番組説明ボタン」が押下されたか否かを判別し、押下されるまでステップS14の処理を繰り返す。「番組説明ボタン」が押下されると、RTC IC204によって実時刻(「番組説明ボタン」が押下された時刻)を確認し、ボタン押下時においてCM中であるか否かをCMスケジュール(図3)で確認する。なお、送信されるCMスケジュールでは、各CMの開始時刻が番組開始時間からの相対時刻で表されているため、受信装置200がCMスケジュールを受信した際に番組開始時刻と相対時刻とから各CMの開始時刻を実時刻に変換して蓄積するか、ボタン押下時の実時刻を番組開始時刻からの相対時刻に変換して、ボタン押下時の時刻と各CMの開始時刻とを比較し、CM中であるか否かを判別する(ステップS15)。
ステップS15において、ボタン押下時にCM中でなければ、ドラマ等の番組本編を放送中であるので、番組説明を番組本編の放送画面に重ねて表示する(ステップS16)。ステップS17では、「番組説明ボタン」の再押下、番組本編からCMへの切り替わり等の番組説明表示の終了要因が発生したか否かを判別し、終了要因が発生するまで番組説明を表示し、終了要因が発生すれば、番組説明のOSD表示を消去してステップS14に戻る。
一方、ステップS15において、ボタン押下時にCM中であれば、上述した図12のようなCM詳細情報のOSD画像をCM放送の画面に重ねて表示する(ステップS18)。ステップS19では、「番組説明ボタン」の再押下、放送中のCMの終了(次CMの開始)、CMから番組への切り替わり等のCM詳細情報表示の終了要因が発生したか否かを判別し、終了要因が発生するまで番組説明を表示し、終了要因が発生すれば、CM詳細情報のOSD表示を消去してステップS14に戻る。
〔作用効果〕
この受信装置200によれば、従来からある番組説明の表示機能を使用して、ユーザから「番組説明ボタン」の押下があった場合に、番組本編放送中であれば従来通り番組説明をOSD表示し、CM中であればCM詳細情報をOSD表示させることによって、広告効果を向上させることができる。ユーザは、必要に応じてCM詳細情報を表示させることができるが、CM詳細情報を表示させる操作は特別なものではなく、従来からある「番組説明ボタン」を押下することによってCM詳細情報を表示させることができる。また、CMは番組の一部と考えることもできるので、ドラマ等の番組本編中に「番組説明ボタン」を押せばドラマ番組の説明が表示され、ドラマの間のCM中に「番組説明ボタン」を押せばCMという番組の説明が表示されるとユーザに認識させることができ、操作の困難性がない。CM放送中において、従来からある「番組説明ボタン」の押下という簡易な操作でCM詳細情報を表示させることができ、CMの広告効果が向上する。これにより、CM放送に高付加価値、即ちユーザが必要としかつ広告効果を高める情報をタイムリーに提供するという高付加価値を付けることができる。
また、受信装置200においてCMを蓄積するCM蓄積部を設ければ、番組本編中で同じCMが繰り返し放送される場合に、CMのデータを一度受信して蓄積し、CMスケジュールに従って繰り返しCMを表示することができる。送信側からはCM本体のデータを重複して送る必要がなくなり、放送電波を節約することができる。重複して送っていたCM本体データを省略して節約できた部分に、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
従って、CMスケジュールと、番組の映像及び/又は音声の一部であるCMとは独立したCM詳細情報とを放送電波によって受信することで、受信装置においては簡易な構成で上記を実現することができる。
本実施形態のこの送信装置100によれば、CM詳細情報を送ることにより、番組の映
像及び/又は音声の一部に組み込まれたCMに高付加価値、即ちユーザが必要としかつ広告効果を高める情報をタイムリーに提供するという高付加価値を付けることができる。また、この送信装置100によれば、CMスケジュール、CM詳細情報を放送電波に含めることにより、受信装置では簡易な構成でCM放送及びCM詳細情報の表示をユーザに提供することができる。また、送信装置200からCMスケジュールを送るので、受信装置200においてCMを蓄積するCM蓄積部を設ければ、CMを重複して送らなくても受信装置200においてCMを蓄積しておいてCMスケジュールに従って放送することができ、放送電波を有効活用することができる。
(2)第2実施形態
図15は、第2実施形態に係る送信装置100及び受信装置200からなる送受信システムの概略構成図である。本実施形態において、受信装置200は、番組蓄積部210とCM蓄積部211とをさらに備えていることである。番組蓄積部210とCM蓄積部211とは、各放送局に割り当て有られた放送局固有の記憶スペースを利用する。また、スポンサーごとに割り当てる記憶領域を用意し、これを利用しても良い。
また、送信装置100は、図8に示すCMスケジュールと同様のフォーマットで番組A(1/4)〜番組A(4/4)のスケジュール(番組本編スケジュール)も送信する。番組本編スケジュールも、番組A(1/4)〜番組A(4/4)の数、各番組A(1/4)〜番組A(4/4)の開始時刻と継続時間とを含んでいる。
受信装置200は、CMスケジュール及び番組本編スケジュールを受信すると、CMスケジュール及び番組本編スケジュールから図16に示すように、番組Aのイベント詳細スケジュールを作成する。地上波デジタルへの対応を考慮した場合、チャンネル変更が何時行われるかわからないので、現在時刻から2時間分先までのCMスケジュールを取得、蓄積しておくことが好ましい。但し、BSや110度CSへのネットワーク切換え可能な受信装置200であれば、各ネットワークのラストチャンネルのCMスケジュールも併せて取得しておく。
なお、ここでは、CMスケジュールに加えて番組本編スケジュールを送受信する構成とするが、第1実施形態と同様にCMスケジュールのみを送受信し、CMスケジュールから番組本編スケジュールを算出しても良い。
送信装置100は、番組本編データとCMデータ(CM本体のデータ)とを別々に送信する。また、送信装置100は、番組スケジュール、CMスケジュール及びCM詳細情報を送信する。受信装置200は、番組本編のデータとCMデータとを別々に受信する。受信装置200は、番組スケジュール、CMスケジュール及びCM詳細情報を受信する。CMデータの送受信は、例えば、受信装置200の主電源が落ちている時間帯(例えば深夜の特定の時間帯、0時〜4時等)にCMデータをまとめて受信し、CM蓄積部211に蓄積する。送信装置100は、受信装置200に何時主電源が投入されるか不明であるため、定期的にCMデータを送信するように構成することが好ましい。
〔番組Aの放送処理〕
CMスケジュール及び番組本編スケジュールを受信してイベント詳細スケジュール(図16)を作成し、CMデータをCM蓄積部211に蓄積した受信装置200における番組Aの放送処理について、図17を参照して説明する。
まず、RTC IC204から実時刻を取得し、実時刻がイベント詳細1(CM001)の開始時刻になったか否かを判別する。実時刻がイベント詳細1の開始時刻になるまでステップS21の処理を繰り返し、実時刻がイベント詳細1の開始時刻になると、CM蓄積部211からCM001のデータを読み出して放送する(ステップS22)。また、実時刻がイベント詳細2の開始時刻になると、CM蓄積部211からCM002のデータを読み出して放送する(ステップS23、S24)。以下、同様に、図16のイベントスケ
ジュールに従って、各開始時刻に各イベント詳細を放送する。イベント詳細が番組本編である場合には、番組蓄積部210から番組本編の部分、番組A(1/4)〜番組A(4/4)を夫々読み出して放送する。また、番組Aの放送処理に並行して上記実施形態のCM詳細情報の表示処理を実行すれば、上記実施形態と同様に、CM放送中の画面にCM詳細情報を重ねて表示させることができる。
〔作用効果〕
1時間番組の枠の中で1つのCMは複数回用いられるが、実際は、3ヶ月単位、6ヶ月単位で繰り返し使われている。従って、本実施形態のように、CMのデータ(映像、音声)とイベントスケジュール(又はCMスケジュール)とCM詳細情報とを受信装置200に蓄積し、イベントスケジュールに従ってCMを表示させるようにすれば、CMのデータ(映像、音声)を1回受信して蓄積すれば、同じCMが繰り返し放送される度に同じCMのデータを重複して送信する必要がなくなる。これにより、CMの送信回数を減らし、放送電波を節約することができ、他の情報を追加する等の様に放送電波を有効活用することができる。
また、番組本編データとCMデータとを別々に受信し、受信装置200において番組本編にCMをはめ込む形態を採るので、CM外した録画が容易になる。
ケーブルテレビ等では、双方向で通信し、CMを蓄積していない受信装置200を抽出し、CMを蓄積していない受信装置200にCMデータを優先的に送信するようにすれば、全ての受信装置200に一律にCMデータを送る形態に比較して、通信回線を有効活用することができる。
なお、有料放送やローカルな情報通信網であれば、受信装置200においてユーザが番組Aを視聴しようとしたときに、未だCMデータを取得していなければ、番組Aの視聴を許可しないようにしても良い。この場合であっても、番組Aのお試し期間を設け、ユーザに番組Aの冒頭部のみ等を放送することが好ましい。
第1実施形態に係る送受信システムの概略構成図。 イベント詳細スケジュール割りの概略図(CMのみ)。 CMスケジュールのデータ構成例。 CM詳細情報のデータ構成例。 CM詳細情報のデータ構成例。 CM詳細情報のデータ構成例。 CM詳細情報のデータ構成例。 CMスケジュールの送信データフォーマット。 CM詳細情報の送信データフォーマット。 CM詳細情報の送信データフォーマットの詳細構成。 CM詳細情報の送信データフォーマットの詳細構成。 CM詳細情報のOSD表示画面例。 CM詳細情報のOSD表示画面例。 CM詳細情報表示処理のフローチャート。 第2実施形態に係る送受信システムの概略構成図。 イベント詳細スケジュール割りの概略図(番組本編及びCM)。 番組放送処理のフローチャート。
符号の説明
100 送信装置
101 番組蓄積部
102 CM蓄積部
103 スケジュール蓄積部
104 CM詳細情報蓄積部
105 制御部
106 送信データ作成部
107 送信部
200 受信装置
201 受信部
202 受信データ復号部
203 制御部
204 RTC IC
205 スケジュール蓄積部
206 CM詳細情報蓄積部
207 映像合成部
208 入力部
209 リモコン
210 番組蓄積部
211 CM蓄積部

Claims (8)

  1. CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、
    番組本編のデータを取得する番組取得手段と、
    CMのデータを取得するCM取得手段と、
    前記CMの回数、前記番組の開始時刻を基準にした前記CMの開始時刻、及び前記CMの放送を継続する継続時間を含むCMスケジュールのデータを取得するCMスケジュール取得手段と、
    前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータを取得するCM詳細情報取得手段と、
    前記CMのデータを蓄積するCM蓄積手段と、
    前記番組本編を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CM蓄積手段から前記CMを読み出し、前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、
    番組説明表示の指示を受け付けた場合に、実時刻を確認し、前記CMスケジュールを参照して前記実時刻において番組本編放送中かCM放送中かを判別する判別手段と、
    CM放送中であれば前記CM詳細情報を画面に表示させ、番組本編放送中であれば前記番組説明を表示させる情報表示手段と、を備えることを特徴とするテレビ受信機。
  2. CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、
    前記放送電波を受信して、番組本編及びCMを含む番組のデータと、CMを放送する時期を表すCMスケジュールのデータと、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータを取得する受信手段と、
    前記番組本編を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、
    番組説明表示の指示を受け付けた場合に、実時刻を確認し、前記CMスケジュールを参照して前記実時刻において番組本編放送中かCM放送中かを判別する判別手段と、
    CM放送中であれば前記CM詳細情報を画面に表示させ、番組本編放送中であれば前記番組説明を表示させる情報表示手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置。
  3. 前記受信装置はテレビ受信機であり、前記情報表示手段は、前記CM詳細情報を前記CMの映像に重ねて表示させることを特徴とする、請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記CMスケジュールは、前記CMの回数と、前記番組の開始時刻を基準にした前記CMの開始時刻と、前記CMの放送を継続する継続時間と、を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の放送受信装置。
  5. CMを含む番組を放送電波によって送信する装置であって、番組のデータと、CMスケジュールのデータと、前記CMに関する詳細な情報であるCM詳細情報のデータとを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から各データを読み出して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする放送送信装置。
  6. CMを含む番組をテレビ放送電波によって受信する装置であって、
    前記放送電波を受信して、番組本編のデータと、CMのデータと、CMを放送する時期を表すCMスケジュールのデータとを受信する受信手段と、
    前記CMのデータを蓄積するCM蓄積部と、
    前記番組を映像及び/又は音声で出力するとともに、前記CMスケジュールに従って前記CM蓄積部から前記CMのデータを読み出し、前記CMを映像及び/又は音声で出力する出力手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置。
  7. 前記放送受信装置は、前記放送受信手段の主電源が入っていない時間帯に、CMのデータをまとめて受信することを特徴とする、請求項6に記載の放送受信装置。
  8. CMを含む番組をテレビ放送電波によって送信する装置であって、前記番組本編のデータと、前記CMのデータと、CMスケジュールのデータとを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から各データを読み出して送信する送信手段とを備え、前記番組本編のデータと前記CMのデータとを独立に送信することを特徴とする放送送信装置。
JP2004001613A 2004-01-07 2004-01-07 テレビ受信機及び放送受信装置 Expired - Fee Related JP3997335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001613A JP3997335B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 テレビ受信機及び放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004001613A JP3997335B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 テレビ受信機及び放送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005197986A true JP2005197986A (ja) 2005-07-21
JP3997335B2 JP3997335B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=34817077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004001613A Expired - Fee Related JP3997335B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 テレビ受信機及び放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3997335B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504764A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 トムソン ライセンシング 受信機レベルにおいてオーディオビジュアルシーケンスを表示する方法及び当該シーケンスを表示するための受信機
JP2012015980A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 情報処理端末および情報システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504764A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 トムソン ライセンシング 受信機レベルにおいてオーディオビジュアルシーケンスを表示する方法及び当該シーケンスを表示するための受信機
US8291447B2 (en) 2004-06-30 2012-10-16 Thomson Licensing Method for displaying audiovisual sequences at receiver level and receiver for displaying said sequences
JP2012015980A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 情報処理端末および情報システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3997335B2 (ja) 2007-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6798971B2 (en) Systems and methods for providing continuous recording of repeating programming
JP4950670B2 (ja) メディア装置
KR20020036598A (ko) 텔레비젼 화면에 연속적인 광고 표시가 가능한 디지털방송용 셋탑 박스 및 그 방법
JP4588217B2 (ja) 視聴者ターミナルへ広告メッセージを選択的に供給するための方法及び装置
US20060026644A1 (en) Receiving device and receiving method
JP4360891B2 (ja) 放送受信機能を備えた電子装置およびその装置における電子番組ガイドの表示方法
JPH1188280A (ja) 放送サービスの案内システム
JP5185798B2 (ja) 送信装置、受信装置、番組予約システムおよび番組予約方法
JP3594569B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP2002077837A (ja) データ放送番組送出方法およびデータ放送受信装置
JP3997335B2 (ja) テレビ受信機及び放送受信装置
JP3960942B2 (ja) 放送システム
JP2006041583A (ja) 番組情報の表示方法およびそれらに用いられる装置
JPH1132312A (ja) データ放送方法,及び放送受信装置
US20020120926A1 (en) Apparatus and method for receiving identical broadcasting program
JP4189017B2 (ja) 放送システム及び受信装置
JP4613446B2 (ja) 放送データ配信システム
JPH11205708A (ja) ディジタル放送受信システム
JP3594524B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP2002171455A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2000175113A (ja) デジタルテレビ放送受信機
JP2004128884A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2003092712A (ja) 電子番組情報処理装置
JP5383975B2 (ja) 放送受信装置および放送表示方法
KR20030059871A (ko) 공청유선방송통신망을 이용한 텔레비젼광고시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees