JP2005197770A - 画像信号処理装置、画像信号処理方法及び画像信号処理プログラム - Google Patents

画像信号処理装置、画像信号処理方法及び画像信号処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カラーのビデオ信号の色ずれを低減することができる画像信号処理装置を提供する。
【解決手段】ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、複数の基準色の画像信号から順番にサンプリングを繰り返し行う切替スイッチ回路20a,20b及びA/D変換器24と、複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色に対して共通する基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタ30とを含む画像信号処理装置により上記課題を解決することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオ信号のサンプリングに基づく色ずれを補償することができる画像信号処理装置、画像信号処理方法及び画像信号処理プログラムに関する。
カラーのビデオ信号を処理する際には、基準色である赤(R)、緑(G)及び青(B)のそれぞれの信号に分離して処理が行われる。例えば、ビデオ信号をデジタル化する場合、RGBのそれぞれの画像信号に対して、図15に示すように、同一のサンプリングタイミングでサンプリングが実行され、アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)を用いてデジタル化が行われる。このように各基準色の画像信号に対して同一のサンプリング時刻でサンプリングを行うことにより、後に総ての基準色のサンプリング値を重ね合わせて表示した際の色ずれを防ぐことができる。
このとき、RGBの各画像信号に対してそれぞれ別個のA/D変換器を用意すると、画像信号処理回路の回路規模が大きくなったり、消費電力が大きくなるといった問題が発生する。そこで、図14に示すように、一般的には切替スイッチ回路10を設け、所定の位相クロックCpに基づいて制御回路12によりRGBの各画像信号を順次切り替えて1つのA/D変換器14に入出力させる方法が考えられている(特許文献1等)。
特開2002−100989号公報
しかしながら、位相クロックCpに応じてRGBの各画像信号を順次切り替えてA/D変換すると、図16に示すように、各信号のサンプリングタイミングがそれぞれ位相クロックCpの整数倍の時間だけずれることになる。その結果、RGB総ての画像信号を同一のサンプリングタイミングでサンプリングした場合と比べて信号強度のずれDが発生する。その結果、最終的にRGBの各画像信号を重ねて表示した際に色ずれを起こす原因となる。
本発明は、上記従来技術の問題を鑑み、画像信号の色ずれを補償する画像信号処理装置、画像信号処理方法及び画像信号処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの態様は、ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番に繰り返しサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタとを含むことを特徴とする画像信号処理装置である。例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の画像信号の各々からサンプリング周波数f/4で順次サンプリングを行う場合、補間フィルタを用いて赤(R)、緑(G)、青(B)の画像信号の各々からサンプリングされたサンプリング値を補間することにより赤(R)、緑(G)、青(B)の画像信号に共通の基準補間時刻における補間値を求める。
ここで、前記補間フィルタは、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有することが好適である。例えば、前記基準補間時刻が周期4/fで設定される場合には、前記補間フィルタは周波数f/8以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有するものであることが好ましい。
また、前記補間フィルタは、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタを含むことが好ましい。デジタルフィルタは、簡易な構成であるので、離散的にサンプリングされたサンプリング値から前記基準補間時刻における補間を容易かつ低コストで行うことができる。また、回路規模を小さくできる。
さらに、前記サンプリング手段における各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントする位相クロックカウンタと、前記補間フィルタにおける前記基準補間時刻の周期をカウントする調整クロックカウンタと、を含み、前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタのカウンタ値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更することが好適である。サンプリングの周期と補間する基準補間時刻の周期とが一致しない場合には、補間で用いられるサンプリング値やフィルタ係数を適宜変更する必要があるため、前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタを用いることにより容易に補間フィルタの調整を行うことができる。
本発明の別の態様は、ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番にサンプリングするサンプリング工程と、前記サンプリング工程において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタを用いて補間を行う補間工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法である。
ここで、上記本発明の画像処理方法において、前記補間フィルタは、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有することが好適である。また、前記補間フィルタは、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタを含むことも好適である。さらに、位相クロックカウンタを用いて各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントし、調整クロックカウンタを用いて前記基準補間時刻の周期をカウントし、前記補間工程では、前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタの値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更して補間処理を行うことも好適である。
本発明の別の態様は、コンピュータを、ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番に繰り返しサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタとを含む画像信号処理装置として機能させることを特徴とする画像信号処理プログラムである。
ここで、上記本発明の画像信号処理プログラムにおいて、前記補間フィルタを、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有するフィルタとして機能させることが好適である。また、前記補間フィルタを、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタとして機能させることも好適である。さらに、前記コンピュータを、前記サンプリング手段における各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントする位相クロックカウンタと、前記補間フィルタにおける前記基準補間時刻の周期をカウントする調整クロックカウンタとして機能させ、前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタのカウンタ値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更させることも好適である。
本発明によれば、カラーのビデオ信号の色ずれを低減することができる。また、画像信号処理装置の回路規模を小さくすることができる。これにより、カラーのビデオ信号に基づいて色再現性の良い高画質の画像を表示させることができる。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態における画像信号処理装置100は、図1に示すように、切替スイッチ回路20a,20b、制御回路22、A/D変換器24及び色ずれ補償回路26を含んで構成される。
切替スイッチ回路20aは、入力4端子対出力1端子の切替スイッチである。カラーのビデオ信号は赤(R)、緑(G)、青(B)の各基準色の画像信号に分離され切替スイッチ回路20aの入力端子a1〜a3にそれぞれ入力される。切替スイッチ回路20aの出力端子a0はA/D変換器24の入力端子に接続される。切替スイッチ回路20aの入力端子a4はダミー端子である。切替スイッチ回路20bは、入力1端子対出力4端子の切替スイッチである。A/D変換器24からの出力信号は、切替スイッチ回路20bの入力端子b0に接続され、切替スイッチの接続状態に応じて出力端子b1〜b4から出力される。切替スイッチ回路20bの出力端子b4はダミー端子である。
制御回路22は、位相クロックカウンタ22aを含んで構成される。制御回路22には、画像信号処理装置100の外部から画像信号のサンプリングのタイミングの同期を取るための位相クロックCpが入力される。位相クロックカウンタ22aは2ビットのカウンタであり、位相クロックCpが「Hレベル」になる度にそのカウンタ値を0,1,2,3の順に繰り返しカウントする。制御回路22は、位相クロックカウンタ22aのカウンタ値に応じて、切替スイッチ20a,20bへ制御信号を出力する。
切替スイッチ回路20a及び20bは、制御回路22からの制御信号によって切り替えられる。このとき、図2に示すように、位相クロックカウンタ22aのカウンタ値に応じて、それぞれ端子a1と端子b1、端子a2と端子b2、端子a3と端子b3又は端子a4と端子b4とが対として同じタイミングでA/D変換器24に接続されるように制御される。位相クロックカウンタ22aのカウンタ値が0のタイミングではA/D変換器24はダミー端子に接続されるのでサンプリングは行われない。位相クロックカウンタ22aのカウンタ値が1のタイミングでは、入力端子a1と出力端子a0とが接続され、入力端子b0と出力端子b1とが接続されることにより、Rの画像信号がA/D変換器24に入力され、Rの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われる。同様に、位相クロックカウンタ22aのカウンタ値が2のタイミングではGの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われ、位相クロックカウンタ22aのカウンタ値が3のタイミングではBの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われる。従って、位相クロックCpが周波数fであるとすると、R,G,Bの各画像信号は周波数f/4でサンプリングされる。
例えば、位相クロックCpの周波数fが27MHzであったとすると、R,G,Bの各画像信号はf/4=6.75MHzのサンプリング周波数でサンプリングされる。画像信号を13.5MHzでサンプリングした場合に一水平ラインが720画素で表現されるとすると、6.75MHzのサンプリング周波数でR,G,Bの各画像信号をサンプリングした場合には一水平ラインは360画素で表現されることになる。すなわち、画像は水平方向の画素数が1/2に圧縮された状態で表示される。
デジタル化されたR,G,Bの各画像信号は、切替スイッチ回路20bから出力されると色ずれ補償回路26に入力される。色ずれ補償回路26は、水平方向の画素数に対応する周波数f/4に対応して、理想的には図3にラインA(実線)で示すような周波数0〜f/8までの通過帯域を有する補間フィルタで構成することが好適である。デジタル化されたR、G及びBの画像信号のそれぞれに対して独立に補間フィルタ30が1つずつ設けられても良いし、切替スイッチ等を設けてフィルタ計算を時分割で行っても良い。補間フィルタ30は、R,G,Bの各画像信号のそれぞれにおける複数のサンプリング値を補間することにより、R,G,B総ての画像信号に共通の基準補間時刻における補間値を推定する。
例えば、色ずれ補償回路26に含まれるRの画像信号に対する補間フィルタ30は、図4に示すように、8タップのデジタルフィルタで構成することができる。補間フィルタ30は、7つのシフトレジスタ32−1〜32−7、8つの係数演算器34−1〜34−8及び和算器36を含んで構成される。
シフトレジスタ32−1〜32−7は、切替スイッチ回路20bから入力されたRの画像信号のサンプリング値を保持する。制御回路22は、切替スイッチ回路20a,20bに対してRの画像信号を選択する制御信号を出力した後、切替スイッチ回路20bからデジタル化されたRの画像信号のサンプリング値が新たに出力されるタイミングでRの画像信号に対する補間フィルタ30に対してシフト信号Sを出力する。補間フィルタ30は、シフト信号Sを受信すると、シフトレジスタ32−1〜32−7に保持されているデータをそれぞれ右隣のシフトレジスタにシフトさせる。シフトレジスタ32−1には、切替スイッチ20bから入力されたサンプリング値が新たに保持される。
補間フィルタ30に新たに入力されたサンプリング値及びシフトレジスタ32−1〜32−7に保持されたサンプリング値はそれぞれ係数演算器34−1〜34−8へと出力される。係数演算器34−1〜34−8は、それぞれ補間フィルタ30に新たに入力されたサンプリング値及びシフトレジスタ32−1〜32−7に保持されているサンプリング値と係数演算器34−1〜34−8毎に決められた係数α〜αとの積を算出して和算器36へ出力する。和算器36は、係数演算器34−1〜34−8から受けた演算値を総て足し合わせて推定値として出力する。
例えば、切替スイッチ回路20a,20bによりR,G,Bの画像信号及びダミーに対する端子がサンプリング周波数f/4で順次切り替えられ、図5に示すように、位相クロックカウンタが1のときにRの画像信号からタイミングtR1〜tR8でサンプリングされている場合、タイミングtR5から5/(2f)だけ後に基準補間時刻tを設定すると、係数演算器34−1〜34−8の係数α〜αを位相クロックカウンタの値に合わせて図6のフェーズ1の通り設定することによって基準補間時刻tにおけるRの画像信号の値を推定することができる。このとき、補間フィルタ30は、図3にラインB(破線)で示すように、周波数0〜f/8を通過帯域とするローパスフィルタ特性を有する補間フィルタとして機能する。
G及びBの画像信号に対する補間フィルタ30も同様に構成することができる。Rの画像信号に対するサンプリングタイミングtR5から5/(2f)だけ後の基準補間時刻tは、Gの画像信号に対するサンプリングタイミングtG5から3/(2f)だけ後、Bの画像信号に対するサンプリングタイミングtB5から1/(2f)だけ後の時刻にそれぞれ相当する。従って、共通の基準補間時刻tにおけるG及びBの画像信号の値は、係数演算器34−1〜34−8の係数α〜αをそれぞれ位相クロックカウンタの値に合わせて図6のフェーズ2及び3に設定することによって推定することができる。
さらに、A/D変換器24においてR,G,Bの画像信号から新たなサンプリングを行う度に、色ずれ補償回路26においてサンプリング値から基準補間時刻t,t,・・・の補間値を求めることかできる。
このとき、係数α〜αを定めるフェーズは、各基準色の画像信号のサンプリング周期と基準補間時刻の周期及び補間に用いられるサンプリング時刻と基準補間時刻の位相ずれに応じて決定される。本実施の形態では、各基準色の画像信号のサンプリング周期及び基準補間時刻の周期は共に4/fであり、基準補間時刻t,t,t,・・・はRの画像信号のサンプリング時刻tR5,tR4,・・・から常に5/(2f)だけ後の時刻となり、Rの画像信号のサンプリング値に対してフェーズ1の係数α〜αを用いて演算することによって基準補間時刻t,t,t,・・・における補間値を求めることができる。同様に、基準補間時刻t,t,t,・・・はGの画像信号のサンプリング時刻tG5,tG4,・・・から常に3/(2f)だけ後の時刻となり、Gの画像信号のサンプリング値に対してフェーズ2の係数α〜αを用いて演算することによって基準補間時刻t,t,t,・・・における補間値を求めることができる。また、基準補間時刻t,t,t,・・・はBの画像信号のサンプリング時刻tB5,tB4,・・・から常に1/(2f)だけ後の時刻となり、Bの画像信号のサンプリング値に対してフェーズ3の係数α〜αを用いて演算することによって基準補間時刻t,t,t,・・・における補間値を求めることができる。
以上のように、それぞれ周期4/fだけずれてサンプリングされたR,G,Bの画像信号のサンプリング値に対して周波数0〜f/8の通過帯域をもつローパスフィルタ特性を有する補間フィルタを適用することによって同一の基準補間時刻tにおける画像信号を求めることができる。この基準補間時刻tにおけるR,G,Bの画像信号を用いることによって、カラーのビデオ信号の色ずれを低減することができる。その結果、カラーのビデオ信号に基づいて色再現性の良い高画質の画像を表示させることができる。また、補間フィルタのローパス特性を強めることにより、後段の縮小フィルタ等のフィルタ特性を緩やかにすることができ、その回路構成も簡易なものとすることができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態における画像信号処理装置102は、図7に示すように、切替スイッチ回路40a,40b、制御回路42、A/D変換器44及び色ずれ補償回路46を含んで構成される。
切替スイッチ回路40aは、入力3端子対出力1端子の切替スイッチである。カラーのビデオ信号は赤(R)、緑(G)、青(B)の各基準色の画像信号に分離され切替スイッチ回路40aの入力端子a1〜a3にそれぞれ入力される。切替スイッチ回路40aの出力端子a0はA/D変換器44の入力端子に接続される。切替スイッチ回路40bは、入力1端子対出力3端子の切替スイッチである。A/D変換器44からの出力信号は、切替スイッチ回路40bの入力端子b0に接続され、切替スイッチの接続状態に応じて出力端子b1〜b3から出力される。
制御回路42は、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bを含んで構成される。制御回路42には、画像信号処理装置102の外部から位相クロックCpが入力される。位相クロックカウンタ42aは2ビットのカウンタであり、位相クロックCpが「Hレベル」になる度にそのカウンタ値を0,1,2の順に繰り返しカウントする。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値は各基準色の画像信号のサンプリング周期を示す。例えば、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0,1,2の場合にそれぞれR,G,Bの画像信号からサンプリングを行う。調整クロックカウンタ42bも2ビットのカウンタであり、位相クロックCpが「Hレベル」になる度にそのカウンタ値を0,1,2,3の順に繰り返しカウントする。調整クロックカウンタ42bは、各基準色のサンプリング値に対して補間を行う際の周期を示す。調整クロックカウンタ42bは、サンプリング周期と後に行われる補間の周期とのずれを調整するために用いられる。制御回路42は、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値に応じて、切替スイッチ40a,40bへ制御信号を出力する。また、制御回路42は、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値に応じて色ずれ補償回路46を制御する。
切替スイッチ回路40a及び40bは、制御回路42からの制御信号によって切り替えられる。このとき、図8に示すように、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値に応じて、それぞれ端子a1と端子b1、端子a2と端子b2又は端子a3と端子b3とが対として同じタイミングでA/D変換器44に接続されるように制御される。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0のタイミングでは、入力端子a1と出力端子a0とが接続され、入力端子b0と出力端子b1とが接続されることにより、Rの画像信号がA/D変換器44に入力され、Rの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われる。同様に、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が1のタイミングではGの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われ、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が2のタイミングではBの画像信号がサンプリングされることによってデジタル化が行われる。従って、位相クロックCpが周波数fであるとすると、R,G,Bの各画像信号は周波数f/3でサンプリングされる。
例えば、位相クロックCpの周波数fが27MHzであったとすると、R,G,Bの各画像信号はf/3=9MHzのサンプリング周波数でサンプリングされる。画像信号を13.5MHzでサンプリングした場合に一水平ラインが720画素で表現されるとすると、9MHzのサンプリング周波数でR,G,Bの各画像信号をサンプリングした場合には一水平ラインは480画素で表現されることになる。
デジタル化されたR,G,Bの各画像信号は、切替スイッチ回路40bから出力されると色ずれ補償回路46に入力される。色ずれ補償回路46は、図3に示すような周波数0〜f/8までのローパスフィルタ特性を有する補間フィルタ50を含んで構成される。周波数f/8の信号のみを通過させるローパスフィルタ特性を有する補間フィルタを用いることにより、サンプリング周波数f/3でサンプリングされた画像信号のサンプリング値から6.75MHzでサンプリングされたサンプリング値を求めることができる。画像信号を13.5MHzでサンプリングした場合に一水平ラインが720画素で表現されるとすると、9MHzのサンプリング周波数でサンプリングされた画像信号を第1の実施の形態と同様に一水平ラインは360画素で表現される画像信号に変換することができる。
色ずれ補償回路46に含まれる補間フィルタ50は、図9に示すように、8タップのデジタルフィルタで構成することができる。補間フィルタ50は、Rのサンプリング値に対する7つのシフトレジスタR1〜R7、Gのサンプリング値に対する8つのシフトレジスタG1〜G8、及びBのサンプリング値に対する8つのシフトレジスタB1〜B8、切替スイッチ回路52、係数演算器54、和算器56及び切替スイッチ回路58を含んで構成される。
補間フィルタ50には、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が入力され、これらのカウンタ値により各構成要素が制御される。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0である場合、シフトレジスタR1〜R6に保持されているデータがそれぞれ右隣のシフトレジスタにシフトされる。シフトレジスタR1には、A/D変換器44から入力されていたRの画像信号からのサンプリング値が新たに保持される。また、A/D変換器44からはRの画像信号から新たにサンプリングされたサンプリング値が入力される。同様に、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が1である場合、シフトレジスタG1〜G7に保持されているデータがそれぞれ右隣のシフトレジスタにシフトされ、シフトレジスタG1にはA/D変換器44から入力されていたGの画像信号からのサンプリング値が保持され、A/D変換器44からGの画像信号からサンプリングされたサンプリング値が新たに入力される。また、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が2である場合、シフトレジスタB1〜B7に保持されているデータがそれぞれ右隣のシフトレジスタにシフトされ、シフトレジスタB1にはA/D変換器44から入力されていたBの画像信号からのサンプリング値が保持され、A/D変換器44からBの画像信号からサンプリングされたサンプリング値が新たに入力される。
シフトレジスタR1〜R7,G1〜G8,B1〜B8に保持されたサンプリング値は切替スイッチ回路52に入力される。切替スイッチ回路52は、制御回路42から位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値を受けて、係数演算器54に入力されるサンプリング値を選択する。切替スイッチ回路52には、入力5端子対出力1端子の切替スイッチが8つ設けられ、それぞれ入力端子C1〜C5のいずれか1つを出力端子C0に接続する。図10に示すように、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値の組み合わせに応じて切替スイッチ回路52の各切替スイッチは切り替えられる。調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が0の場合、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0〜2によらず、入力端子C1と出力端子C0とが接続され、新たに入力されたRの画像信号からのサンプリング値及びシフトレジスタR1〜R7に保持されたサンプリング値が係数演算器54−1〜54−8にそれぞれ入力される。調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が1の場合、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0又は2であれば、入力端子C2と出力端子C0とが接続され、新たに入力されたGの画像信号からのサンプリング値及びシフトレジスタG1〜G7に保持されたサンプリング値が係数演算器54−1〜54−8にそれぞれ入力される。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が1であれば、入力端子C4と出力端子C0とが接続され、シフトレジスタG1〜G8に保持されたサンプリング値が係数演算器54−1〜54−8にそれぞれ入力される。調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が2の場合、位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が1であれば、入力端子C3と出力端子C0とが接続され、新たに入力されたBの画像信号からのサンプリング値及びシフトレジスタB1〜B7に保持されたサンプリング値が係数演算器54−1〜54−8にそれぞれ入力される。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0又は2であれば、入力端子C5と出力端子C0とが接続され、シフトレジスタB1〜B8に保持されたサンプリング値が係数演算器54−1〜54−8にそれぞれ入力される。調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が3であれば、補間値を求める必要がなく、切替スイッチはどこに接続されていても良い。
係数演算器54は、切替スイッチ回路52から入力されたサンプリング値と係数演算器54−1〜54−8に定められた係数α〜αとの積を算出して和算器36へ出力する。図11のように、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値の組み合わせによってフェーズが決定される。各係数演算器54−1〜54−8の係数α〜αは、図12のように、フェーズ毎に設定される。このとき、係数α〜αを定めるフェーズは、各基準色の画像信号のサンプリング周期と基準補間時刻の周期及び補間に用いられるサンプリング時刻と基準補間時刻の位相ずれに応じて決定される。フェーズ0の係数が設定されると、補間フィルタ50は、係数αが演算されるサンプリング値がサンプリングされた時刻から1/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻の値を推定するフィルタとして機能する。フェーズ1の係数が設定されると、補間フィルタ50は、係数αが演算されるサンプリング値がサンプリングされた時刻から3/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻の値を推定するフィルタとして機能する。フェーズ2の係数が設定されると、補間フィルタ50は、係数αが演算されるサンプリング値がサンプリングされた時刻から5/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻の値を推定するフィルタとして機能する。
和算器56は、係数演算器54−1〜54−8から受けた演算値を総て足し合わせて推定値として出力する。切替スイッチ回路58は、制御回路42から調整クロックカウンタ42bのカウンタ値を受けて、和算器56からの出力先を選択する。調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が0のタイミングでは、入力端子d0と出力端子d1とが接続され、和算器56の出力値がRの補間値として出力される。同様に、調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が1のタイミングでは、入力端子d0と出力端子d2とが接続され、和算器56の出力値がGの補間値として出力される。また、調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が2のタイミングでは、入力端子d0と出力端子d3とが接続され、和算器56の出力値がBの補間値として出力される。そして、調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が3のタイミングでは、補間値を求める必要がないので、入力端子d0と出力端子d4(ダミー端子)が接続される。
図13を用いて、本実施の形態における画像信号処理装置の作用について具体的に説明する。位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値が共に0のときにはA/D変換器44によりRの画像信号からサンプリングが行われる。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が0であるので、シフトレジスタR1〜R6のデータがそれぞれ次のシフトレジスタにシフトされ、シフトレジスタR1にはその入力端子に入力されていたサンプリング値が保持され、新たにRの画像信号からサンプリングされたサンプリング値が補間フィルタ50に入力される。切替スイッチ回路52では入力端子C1と出力端子C0とが接続され、新たにRの画像信号からサンプリングされたサンプリング値及びシフトレジスタR1〜R7に保持されたサンプリング値がそれぞれ係数演算器54−1〜54−8に入力される。係数演算器54ではフェーズ0の係数α〜αが設定される。また、切替スイッチ回路58では、入力端子d0と出力端子d1とが接続される。その結果、シフトレジスタR5に保持されているサンプリング値がサンプリングされた時刻tR5から1/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻tにおけるRの画像信号の補間値が出力される。
次に、制御回路42に位相クロックCpが入力されると、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値は共に1となる。このとき、A/D変換器44によりGの画像信号からサンプリングが行われる。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が1であるので、シフトレジスタG1〜G7のデータがそれぞれ次のシフトレジスタにシフトされ、シフトレジスタG1にはその入力端子に入力されていたサンプリング値が保持され、補間フィルタ50には新たにGの画像信号からサンプリングされたサンプリング値が入力される。切替スイッチ回路52では入力端子C4と出力端子C0とが接続され、シフトレジスタG1〜G8に保持されたサンプリング値がそれぞれ係数演算器54−1〜54−8に入力される。係数演算器54ではフェーズ2の係数α〜αが設定され、切替スイッチ回路58では入力端子d0と出力端子d2とが接続される。その結果、シフトレジスタG6に保持されているサンプリング値がサンプリングされた時刻tG6から5/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻tにおけるGの画像信号補間値が求められ、色ずれ補償回路26から出力される。
次に、制御回路42に位相クロックCpが入力されると、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値は共に2となる。このとき、A/D変換器44によりBの画像信号からサンプリングが行われる。位相クロックカウンタ42aのカウンタ値が2であるので、シフトレジスタB1〜B7のデータがそれぞれ次のシフトレジスタにシフトされ、シフトレジスタB1にはその入力端子に入力されていたサンプリング値が保持され、補間フィルタ50には新たにBの画像信号からサンプリングされたサンプリング値が入力される。切替スイッチ回路52では入力端子C5と出力端子C0とが接続され、シフトレジスタB1〜B8に保持されたサンプリング値がそれぞれ係数演算器54−1〜54−8に入力される。係数演算器54ではフェーズ1の係数α〜αが設定され、切替スイッチ回路58では入力端子d0と出力端子d3とが接続される。その結果、シフトレジスタB6に保持されているサンプリング値がサンプリングされた時刻tB6から3/(2f)だけ遅れた基準サンプル時刻tにおけるBの画像信号の補間値が求められ、色ずれ補償回路26から出力される。
以下同様に、位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bのカウンタ値の組み合わせに基づいて、基準補間時刻tからそれぞれ周期4/fずつ遅れた基準補間時刻t,t,・・・における画像信号の補間値が求められて出力される。
以上のように、それぞれサンプリング周波数f/3だけずれてサンプリングされたR,G,Bの画像信号のサンプリング値に対して周波数0〜f/8までのローパスフィルタ特性を有する補間フィルタを適用することによって周期4/fずつ離れた基準補間時刻t,t,t・・・における画像信号を求めることができる。このように、サンプリングの周期と基準補間時刻の周期とが異なる場合、各基準色の画像信号に対するサンプリング時刻と基準補間時刻との時間間隔が随時変化するので、これらの関係を位相クロックカウンタ42a及び調整クロックカウンタ42bを用いることによって、それらのカウンタ値の組み合わせにより補間フィルタ50の特性を適宜変更して補間を行うことが容易となる。その結果、R,G,Bの画像信号を重ね合わせて表示する際に、基準補間時刻における補間値を用いることによってカラーのビデオ信号の色ずれを低減することができる。その結果、カラーのビデオ信号に基づいて色再現性の良い高画質の画像を表示させることができる。また、補間フィルタのローパス特性を強めることにより、後段の縮小フィルタ等のフィルタ特性を緩やかすることができ、その回路構成も簡易なものとすることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。色ずれ補償回路に含まれる補間フィルタは8タップのデジタルフィルタに限定されるものではなく、各基準色のサンプリング値から総ての基準色に対して共通する基準補間時刻における補間値を求めることができるものであれば良い。例えば、タップ数の異なるデジタルフィルタを用いても良い。さらに多くのタップ数を有するデジタルフィルタを用いることによって補間の精度をより高めることができるので好適である。
また、本実施の形態ではビデオ信号を赤(R)、緑(G)、青(B)の3基準色に分離したが、基準色の数及び種類はこれに限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態における画像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における位相クロックカウンタのカウンタ値と切替スイッチ回路の接続との関係を示す図である。 本発明の実施の形態における補間フィルタの周波数特性を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における補間フィルタの構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態における補間フィルタの作用を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態における補間フィルタの係数の設定値を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における画像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における位相クロックカウンタのカウンタ値と切替スイッチ回路の接続との関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における補間フィルタの構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態における位相クロックカウンタ及び調整クロックカウンタのカウンタ値と切替スイッチ回路の接続との関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における位相クロックカウンタ及び調整クロックカウンタのカウンタ値と補間フィルタのフェーズとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における補間フィルタの係数の設定値を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における補間フィルタの作用を説明する図である。 従来の画像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 各画像信号に対して個別のA/D変換器を備えた画像信号処理装置のサンプリングの様子を示す図である。 各画像信号に対して1つのA/D変換器を切り替えてサンプリングを行った様子を示す図である。
符号の説明
10 切替スイッチ回路、12 制御回路、14 A/D変換器、20a,20b 切替スイッチ回路、22 制御回路、22a 位相クロックカウンタ、24 A/D変換器、26 色ずれ補償回路、30 補間フィルタ、32 シフトレジスタ、34 係数演算器、36 和算器、40a,40b 切替スイッチ回路、42 制御回路、42a 位相クロックカウンタ、42b 調整クロックカウンタ、44 A/D変換器、46 色ずれ補償回路、50 補間フィルタ、52 切替スイッチ回路、54 係数演算器、56 和算器、58 切替スイッチ回路、R1〜R7,G1〜G8,B1〜B8 シフトレジスタ、100,102 画像信号処理装置。

Claims (12)

  1. ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番に繰り返しサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタと、
    を含むことを特徴とする画像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像信号処理装置において、
    前記補間フィルタは、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有することを特徴とする画像信号処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像信号処理装置において、
    前記補間フィルタは、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタを含むことを特徴とする画像信号処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像信号処理装置において、
    前記サンプリング手段における各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントする位相クロックカウンタと、前記補間フィルタにおける前記基準補間時刻の周期をカウントする調整クロックカウンタと、を含み、
    前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタのカウンタ値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更することを特徴とする画像信号処理装置。
  5. ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番にサンプリングするサンプリング工程と、
    前記サンプリング工程において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタを用いて補間を行う補間工程と、
    を含むことを特徴とする画像信号処理方法。
  6. 請求項5に記載の画像信号処理方法において、
    前記補間フィルタは、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有することを特徴とする画像信号処理方法。
  7. 請求項5又は6に記載の画像信号処理方法において、
    前記補間フィルタは、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタを含むことを特徴とする画像信号処理方法。
  8. 請求項5〜7のいずれか1つに記載の画像信号処理方法において、
    位相クロックカウンタを用いて各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントし、調整クロックカウンタを用いて前記基準補間時刻の周期をカウントし、
    前記補間工程では、前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタの値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更して補間処理を行うことを特徴とする画像信号処理方法。
  9. コンピュータを、
    ビデオ信号から分離された複数の基準色の画像信号を受けて、前記複数の基準色の画像信号を順番に繰り返しサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段において前記複数の基準色からサンプリングされたサンプリング値を受けて、基準色毎にサンプリング値を補間して総ての基準色について共通の基準補間時刻における補間値を求める補間フィルタと、
    を含む画像信号処理装置として機能させることを特徴とする画像信号処理プログラム。
  10. 請求項9に記載の画像信号処理プログラムにおいて、
    前記補間フィルタを、前記基準補間時刻の周期の逆数の1/2として算出される周波数以下の通過帯域を有するローパスフィルタ特性を有するフィルタとして機能させることを特徴とする画像信号処理プログラム。
  11. 請求項9又は10に記載の画像信号処理プログラムにおいて、
    前記補間フィルタを、連続してサンプリングされた基準色毎の複数のサンプリング値に基づいて前記基準補間時刻における補間値を求めるデジタルフィルタとして機能させることを特徴とする画像信号処理プログラム。
  12. 請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像信号処理プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記サンプリング手段における各基準色の画像信号のサンプリング時刻の周期をカウントする位相クロックカウンタと、前記補間フィルタにおける前記基準補間時刻の周期をカウントする調整クロックカウンタと、して機能させ、
    前記位相クロックカウンタ及び前記調整クロックカウンタのカウンタ値の組み合わせに基づいて前記補間フィルタの特性を変更させることを特徴とする画像信号処理プログラム。
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