JP2005197056A - コネクタ - Google Patents

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Yutaka Noro
豊 野呂
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Abstract


【課題】 端子挿入力を低減するとともに端子金具を正規の挿入姿勢に矯正する。
【解決手段】 ハウジング11には端子金具30が圧入される装着孔12が形成されている。装着孔12の内面は、端子金具30の取付部31の上下両端面に面当たりされるフラットな基準面15と、取付部31の両板面と間隔をあけて配される左右一対の間隔保持面16とを備える。装着孔12の内面には、コーナー部に肉盛りされて取付部31と当接することで取付部31の挿入位置を規制する規制部17が設けられている。したがって、端子金具30は、端子挿入力を低減させた状態で装着孔12に圧入され、基準面15と規制部17とによって正規の挿入姿勢に矯正される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、平板状の端子金具が挿入されるコネクタに関する。
従来、例えばSIMM基板用ソケットとして、以下の特許文献1に記載のものが知られている。このものは、図8に示すように、樹脂製のハウジング部3を備え、ハウジング部3には、縦長スリット状に開口する複数の孔4が形成されている。各孔4には、平板状の端子金具2が圧入可能とされ、これら端子金具2がハウジング部3の幅方向に一定ピッチをあけて並列配置されるようになっている。そして、端子金具2の両板面とこの両板面に対向する孔4の内面との間にはクリアランス1が設けられており、双方が非接触となることで端子挿入時の挿入力を低減させてある。
特開平7−211407号公報
ところが、クリアランス1が設けられていると、端子金具2は、図8に示すように、正規の挿入姿勢から傾いたり、ハウジング部3の孔4中心から偏心する位置にずれたりすることがあり、結果、隣り合う端子金具2間のピッチが一定とならずにアライメントがばらつく懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子挿入力を低減させ、かつ、端子金具を正規の挿入姿勢に矯正することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、平板状の取付部を有する端子金具と、この端子金具が圧入される装着孔を有するハウジング部とを備え、前記装着孔の内面は、前記取付部における板面と直交して位置する両端面のうちの少なくともいずれか一方と面当たりするとともに前記取付部の厚みとほぼ同幅をもって形成された基準面と、前記取付部の両板面と間隔をあけて対向する一対の間隔保持面とを備え、かつ、前記装着孔の内面には、前記取付部の4隅と対応するコーナー部に肉盛りされて前記取付部の厚み方向への遊動を規制する規制部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一対の間隔保持面には、内向きに突出する一対の突部が設けられ、この一対の突部は、前記取付部を厚み方向に挟み込むようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
装着孔の内面における間隔保持面が取付部の両板面と間隔をあけて配されるから、端子挿入力を低減できる。また、装着孔の内面における基準面が端子金具の挿入方向両側端面のうちの少なくとも一方の端面と面当たりされ、その状態で規制部が端子金具の挿入位置を規制するようになっているから、端子金具を正規の挿入姿勢に矯正することができる。
<請求項2の発明>
装着孔の内面における間隔保持面と取付部の両板面との間にクリアランスが設けられているから、端子金具が装着孔に圧入されるとこのクリアランス内で取付部が撓み変形される事態が起こり得るものの、本発明によれば、間隔保持面に設けられた一対の突部が取付部を板厚方向に挟み込むようになっているから、そのような取付部が撓み変形される事態を回避でき、もって端子金具を正規の挿入姿勢に確実に矯正することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1乃至図3によって説明する。本実施形態に係るコネクタ10は、ハウジング部11と、このハウジング部11に取り付けられる複数の端子金具30とを備えている。なお、以下においては、図1、図2の右側を前方として説明する。
端子金具30は、所定形状に打ち抜いた導電性の金属板材からなることで全体として平板状をなし、図1に示すように、ハウジング部11に圧入によって取り付けられる取付部31と、この取付部31の上下両端部から前方へ片持ち状に突出する一対のアーム部32と、取付部31の下端から後方へ片持ち状に突出する脚部33とを備えている。かかる端子金具30は、図2に示すように、取付部31をハウジング部11の装着孔12(後述する)に圧入することにより、複数が板厚方向と同方向に一定ピッチで並列されるとともに、脚部33がハウジング部11の後端面から後方へ露出され、かつ、両アーム部32がハウジング部11の前面つまり相手コネクタとの嵌合面に臨むような態様で取り付けられる。
そして、このコネクタ10は、図示しない回路基板に固定されることにより、各脚部33がそれぞれ回路基板の回路に接続されるとともに、両アーム部32間に、図示しないケーブルの芯線等の導体部が進入するようになっている。両アーム部32は、相手コネクタとの嵌合時に導体部を厚み方向に弾性的に挟圧することで、上側のアーム部32の前端部に設けられた接点部35が導体部と導通接続されるようになっている。また、取付部31の上端には、上方へ山状に突出する係止部34が設けられている。係止部34は、前後に2つ連なって配置され、このうち後方に配置されるものがハウジング部11の内面に食い込むことでハウジング部11との接合強度を高めている。
ハウジング部11は、合成樹脂製であって、前後両端面間を貫通する縦長スリット状の装着孔12が各端子金具30と対応する位置に複数形成されており、各装着孔12に各端子金具30が後方から挿入されるようになっている。
装着孔12の内面の前部には、左右両側面を架け渡すようにして前止り壁13が設けられている。前止り壁13は、正規の挿入位置に至った端子金具30を当て止めすることで端子金具30がそれ以上前方へ進入するのを規制している。
また、装着孔12の内面の後端上下開口縁には、端子金具30の挿入を案内するテーパ面14が形成されている。そして、装着孔12の内面の後部は、図3に示すように、端子金具30の取付部31の板面と直交して位置する両端面、つまり取付部31の上下両端面と対向する位置に配される上下一対の基準面15と、取付部31の両板面と対向する位置に配される左右一対の間隔保持面16とを備えている。
各基準面15は、それぞれ、取付部31の板厚とほぼ同幅をもって構成され、取付部31の上下両端面に面当たりされる水平なフラット面となっている。一方、各間隔保持面16は、取付部31の両板面との間にクリアランスをあけて構成され、取付部31の両板面とほぼ平行して配される垂直なフラット面となっている。
そして、装着孔12の内面における4つのコーナー部には、一定の勾配をもって肉盛りされた規制部17が設けられている。各規制部17は、それぞれ、上下一対の基準面15の幅方向両端縁と連なって取付部31の両板面から少しずつ離れる方向に延出されてその延出端で各間隔保持面16に繋がっている。したがって、取付部31は、各規制部17によって厚み方向への遊動が規制されるようになっている。この各規制部17は、取付部31の前後方向の長さ寸法とほぼ長さ寸法をもって前後方向に延設されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。端子金具30をハウジング部11に圧入するには、図1に示すように、端子金具30をハウジング部11の装着孔12の後端開口縁に正対させ、その状態で図示矢線方向に端子金具30を移動させ、端子金具30を装着孔12内へ押し込む。すると、取付部31の両板面は装着孔12の各間隔保持面16と非接触とされるものの、取付部31の上下両端面が装着孔12の各基準面15と摺動するとともに、取付部31の係止部34が上側の基準面15に食い込む。さらに押し込みを続けると、取付部31の前端が前止り壁13に当接することで端子金具30のそれ以上の押し込みが規制される。この正規の挿入位置で端子金具30は、装着孔12の幅方向中心に垂直姿勢をとった状態で配置される。また、端子金具30は、挿入途中及び挿入後において各規制部17により装着孔12の幅方向中心に垂直姿勢をとった状態を保つことが可能とされる。
以上のように本実施形態によれば、端子金具30を装着孔12に圧入する際、取付部31の両板面と装着孔12の内面における各間隔保持面16との間にクリアランスが設けられているから、取付部31と各間隔保持面16との間の摩擦抵抗がなくなって端子挿入力を低減できる。また、取付部31の上下両端面が装着孔12の内面における上下一対の基準面15と面当たりされるから、取付部31が高さ方向に位置決めされ、その上で、取付部31の4隅に対応する各規制部17がこの取付部31の挿入位置を規制するようになっているから、端子金具30を正規の挿入姿勢に矯正することができ、結果、各端子金具30間のピッチを一定としてアライメントのばらつきをなくすことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図4乃至図6によって説明する。実施形態2は、装着孔12の内面の一部を実施形態1と異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については同一符号を付して構造、作用効果の説明は省略する。
実施形態2における装着孔12の内面の各間隔保持面16には、互いに向かい合うようにして内向きに突出する一対の突部18が設けられており、この一対の突部18が端子金具30の取付部31の両板面を板厚方向に挟持可能となっている。具体的には各突部18は、前止り壁13と連続する態様で前後方向に延出されるとともに装着孔12の幅方向中心を挟んで左右対称の形状をなし、先端尖鋭状に形成されている。
これにより、図4に示す状態から、図示矢線方向に端子金具30をハウジング部11の装着孔12内に押し込むと、各突部18が取付部31の両板面を板厚方向に挟み込む。したがって、ハウジング部11にクリアランスが設けられ、端子金具30が圧入によってハウジング部11に装着されることから、取付部31が撓み変形される可能性が多少なりともあったが、各突部18によってそのような撓み変形を阻止でき、にって端子金具30を正規の挿入姿勢に確実に矯正することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、装着孔の内面に取付部の上下両端面と面当たりするフラットな基準面が備えられていたが、本発明においては、図7に示すように、例えば、上下のいずれか一方をフラットな基準面15とすれば、他方はアール面19であっても構わない。
(2)上記実施形態では、端子金具に係止部が設けられていたが、本発明においては、係止部がなく端子金具を装着孔に単なる圧入によって固定するものであってもよい。
本発明の実施形態1に係るコネクタの端子金具を装着する前の状態を示す縦断面図 同じく端子金具を装着した状態を示す縦断面図 同じく要部側断面図 実施形態2に係るコネクタの端子金具を装着する前の状態を示す縦断面図 同じく端子金具を装着した後の状態を示す縦断面図 同じく要部側断面図 他の実施形態における要部側断面図 従来例における要部側断面図
符号の説明
10…コネクタ
11…ハウジング部
12…装着孔
15…基準面
16…間隔保持面
17…規制部
18…突部
30…端子金具
31…取付部

Claims (2)

  1. 平板状の取付部を有する端子金具と、この端子金具が圧入される装着孔を有するハウジング部とを備え、
    前記装着孔の内面は、前記取付部における板面と直交して位置する両端面のうちの少なくともいずれか一方と面当たりするとともに前記取付部の厚みとほぼ同幅をもって形成された基準面と、前記取付部の両板面と間隔をあけて対向する一対の間隔保持面とを備え、かつ、前記装着孔の内面には、前記取付部の4隅と対応するコーナー部に肉盛りされて前記取付部の厚み方向への遊動を規制する規制部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記一対の間隔保持面には、内向きに突出する一対の突部が設けられ、この一対の突部は、前記取付部を厚み方向に挟み込むようになっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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