JP2005196540A - メタデータ関連情報管理システム,メタデータ関連情報管理方法,関連メタデータ管理サーバ,メタデータ参照端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

メタデータ関連情報管理システム,メタデータ関連情報管理方法,関連メタデータ管理サーバ,メタデータ参照端末およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 メタデータ間の関連性を用いて,メタデータが指し示すデジタルコンテンツや商品などと関連のある情報を検索する。
【解決手段】 デジタルコンテンツ等に関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバ102と,メタデータ管理サーバが管理する2以上のメタデータを関連付けて関連メタデータを生成,管理する関連メタデータ管理サーバ106と,関連メタデータ管理サーバに対してメタデータ間の関連情報の登録や関連情報の検索を行うメタデータ参照端末とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は,メタデータ関連情報管理システム,メタデータ関連情報管理方法,関連メタデータ管理サーバ,メタデータ参照端末およびコンピュータプログラムに関する。
近年,商品・コンテンツの販売や情報提供を行うネットワーク上のサービスにおいて,商品・コンテンツの情報をメタデータとして管理し取り扱うシステムが増えている。また,これらサービス内容の差別化のために,商品・コンテンツの関連性を使ったリコメンデーション(おすすめ)を提供しているサービスもある。具体例としては,Amazon.comなどが挙げられる。
上記システムでメタデータ間の関連性を扱う場合,その方法に関する従来技術は主に以下の2つに分類される。1つは,メタデータ自体に関連を示す属性情報を埋め込むことで関連性を管理する方法である。メタデータを扱うシステムで利用される一般的な手法であり,具体例としてはDublin Coreを利用した書誌情報管理システムが挙げられる。Dublin Coreは書誌情報をメタデータとして記述するための語彙定義で,基本となる15の要素タイプがDublin Core Metadata Element Setとして定義されている。その中に関連を指定する要素として”Relation”が含まれている。利用事例は国立国会図書館や筑波大学付属図書館など多数ある。
もう1つは,関連性を示すデータをメタデータ本体とは別のデータベース・テーブルで管理する方法である。メタデータの量が多い中規模・大規模システムで利用される例があり,例えば特許文献1,特許文献2などはこれに該当する。
ところで近年,ネットワーク通信技術の進化や通信プロトコル標準化の進展に伴って,ネットワーク上の複数のサービスを連携させることによる統合型サービスや,多業種多分野の商品・コンテンツを扱う複合型EC(Electronic Commerce)ポータルサイトが増えてきている。一方,個々のネットワークサービスでは,取り扱う商品やコンテンツの関連性情報を積極的に利用することによってサービスの付加価値を高めようとする動きが見られる。今後は,統合型サービスや複合型ECポータルサイトにおいても,商品やコンテンツの関連性情報による付加価値提供が行われるようになるものと思われる。
特開2002−304537号公報 特開2002−150644号公報
しかし,商品・コンテンツ間の関連性情報を取り扱う従来の方法では,統合型サービスや複合型ECサイトでの適用に関して以下の3つの問題点がある。
1点目は関連数・関連種類が急激に増加してしまうこと,2点目は関連内容の追加・更新・削除処理が複雑になること,3点目はメタデータ関連情報の形式とその管理方法が統一されず,サービスをまたがったメタデータ間の関連性処理ができないことである。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,多業種多分野の商品・コンテンツに関するメタデータ,および複数のサービスで個別に管理されているメタデータに関して,メタデータ間の関連性を適切に処理することによって,メタデータ関連情報を使った付加価値のあるサービスを提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,通信網を介して相互に接続可能なメタデータ管理サーバ,関連メタデータ管理サーバおよびメタデータ参照端末とを含むメタデータ関連情報管理システムが提供される。
上記メタデータ管理サーバは,デジタルコンテンツに関するメタデータを記憶するメタデータ記憶手段を備える。上記メタデータ参照端末は,メタデータ管理サーバから,および/または関連メタデータ管理サーバを介してメタデータを取得するメタデータ取得手段と,2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,関連情報を関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,所望のメタデータを取得するべく検索キーワードをメタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段とを備える。
上記関連メタデータ管理サーバは,メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連情報を取得する関連情報取得手段と,関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,メタデータ参照端末から受信した検索キーワードに基づいて関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,検索した結果に基づいて該当メタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,関連メタデータ検索手段の関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段とを備え,アクセス履歴記憶手段に基づき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて該関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する。
上記発明によれば,メタデータ管理サーバが備えるメタデータ記憶手段に記憶されているメタデータをメタデータ参照端末がメタデータ取得手段によって取得し,2以上のメタデータ間の関連情報を関連情報生成手段によって生成し,関連情報送信手段によって関連メタデータ管理サーバに送信することができる。関連メタデータ管理サーバは,関連情報取得手段によって取得したメタデータ間の関連情報に基づいて,関連メタデータ生成手段によって関連メタデータを生成し,関連メタデータ記憶手段に記憶しておくことができる。また,メタデータ参照端末は,メタデータ間の関連性等の関連情報を参照するべく,検索キーワード送信手段によって検索キーワードをメタデータ管理サーバや関連メタデータ管理サーバに送信することができる。関連メタデータ管理サーバは取得した検索キーワードに基づいて関連メタデータ検索手段によって検索キーワードと関連する情報を検索し,メタデータ経由手段によって該当するメタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末に送信することができる。メタデータ参照端末は,メタデータ取得手段によって該メタデータを取得することができる。さらに,関連メタデータ管理サーバは,関連メタデータへのアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に記憶しておき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて関連メタデータに含まれるメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報を更新することができる。
従って,文書,画像または映像などの様々なデジタルコンテンツの特徴を示す情報であるメタデータ間の関連性を用いて,かかるデジタルコンテンツと関連のある情報を検索することができる。すなわち,関連メタデータ管理サーバが,多業種多分野の商品・コンテンツに関するメタデータ,および複数のサービスで個別に管理されているメタデータ間の関連性を一括管理して適切に処理するため,メタデータ関連情報を使った付加価値のあるサービスを提供することができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよびメタデータを参照するメタデータ参照端末と通信網を介して接続される関連メタデータ管理サーバが提供される。
関連メタデータ管理サーバは,メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連情報を取得する関連情報取得手段と,関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,検索キーワードに基づいて関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,検索した結果に基づいて該当メタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,関連メタデータ検索手段の関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と,アクセス履歴に基づき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する関連度情報更新手段とを備える。
上記発明によれば,関連メタデータ管理サーバは,関連情報取得手段によって取得したメタデータ間の関連情報に基づいて,関連メタデータ生成手段によって関連メタデータを生成し,関連メタデータ記憶手段に記憶しておくことができる。また,関連メタデータ管理サーバは検索キーワードに基づいて関連メタデータ検索手段によって検索キーワードと関連する情報を検索し,メタデータ経由手段によって該当するメタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末に送信することができる。さらに,関連メタデータ管理サーバは,関連メタデータへのアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に記憶しておき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて関連メタデータに含まれるメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報を更新することができる。
従って,文書,画像または映像などの様々なデジタルコンテンツの特徴を示す情報であるメタデータ間の関連性を用いて,かかるデジタルコンテンツと関連のある情報を検索することができる。また,メタデータ間の関連度によって,かかるデジタルコンテンツとより関連の強い情報を参照するなどの処理を行うことができる。すなわち,関連メタデータ管理サーバが,多業種多分野の商品・コンテンツに関するメタデータ,および複数のサービスで個別に管理されているメタデータ間の関連性を一括管理して適切に処理するため,メタデータ関連情報を使った付加価値のあるサービスを提供することができる。
なお,関連メタデータ管理サーバは,メタデータ経由手段によって検索結果に該当するメタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末に送信するのではなく,メタデータ管理サーバから直接メタデータ参照端末に該当メタデータを送信するようにメタデータ管理サーバに指示をしてもよい。
上記関連情報に含まれる前記メタデータの識別情報から,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な前記メタデータの内部IDを生成するメタデータID変換手段を含むように構成してもよい。かかる構成により,例えばメタデータの作成者によってメタデータIDの付与体系が異なる場合や,メタデータIDが付与されていない場合などであっても,関連メタデータ管理サーバ内で一意に識別可能な内部IDを付与してあらゆるメタデータを扱うことができる。
上記関連メタデータ生成手段は,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な識別子によって前記2以上のメタデータの前記内部IDを対応付けるように構成されてもよい。かかる構成により,2以上のメタデータを特定の識別子によって関連付けることができ,かかる識別子を参照することにより関連付けられている2以上のメタデータを参照することができる。
上記関連メタデータ検索手段は,前記検索キーワードの全部または一部を含む関連メタデータを前記関連メタデータ記憶手段から検索するように構成してもよい。かかる構成により,検索キーワードの全部または一部を含むことによって検索キーワードと関連を持つ関連メタデータを検索することができる。
上記アクセス履歴には,前記検索キーワードと関連のある関連メタデータの識別子が含まれていてもよい。かかる構成により,アクセスされた関連メタデータを識別子によって特定することができる。なお,関連メタデータへのアクセスには,関連メタデータの登録,更新,検索結果の関連メタデータに対する参照などのアクセス形態が含まれる。アクセス履歴として残すアクセスは,上記の全てのアクセス形態を含んでもよいし,参照のみにしてもよい。
上記関連度情報更新手段は,関連メタデータに対応する該当メタデータへのアクセス時に関連度情報を更新するように構成されてもよい。かかる構成により,関連メタデータに対応する該当メタデータへユーザ等がアクセスした時に関連度情報を算出・更新することによって,ユーザの考えが反映された関連度を求めることができる。
上記関連メタデータは,関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータが類似していることを示す類似情報を含むように構成されてもよい。かかる構成により,メタデータ間の新たな関連性を検出することができる。
上記関連メタデータは,関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータに対応するデジタルコンテンツが同一である可能性を示す同値情報を含むように構成されてもよい。かかる構成により,ひとつのデジタルコンテンツ等に対して作成された複数のメタデータを集約し,名寄せ処理を行うことができる。
上記関連メタデータ管理サーバは,関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータ間の間接的な関連を検出する関連距離取得手段をさらに備えるように構成されてもよい。かかる構成によれば,2以上のメタデータを同時に含む関連メタデータが存在せず,メタデータ間に直接的な関連性がない場合であっても,例えば同じメタデータを介して間接的に関連がある場合などに,2つのメタデータ間の間接的な関連を取得することができる。
上記関連メタデータは,該関連メタデータの有効/無効に関する効力制限情報を含むように構成されてもよい。かかる構成により,2以上のメタデータ間の一時的な関連付けを行うことができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,コンピュータをして,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよびメタデータを参照するメタデータ参照端末と通信網を介して接続される関連メタデータ管理サーバとして機能せしめるコンピュータプログラムが提供される。
かかるコンピュータプログラムは,コンピュータに,メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連情報を取得する関連情報取得手段と,関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,検索キーワードに基づいて関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のあるメタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,検索した結果に基づいて該当メタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,関連メタデータ検索手段の関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と,アクセス履歴に基づき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する関連度情報更新手段として機能させる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび2以上のメタデータ間の関連情報を管理する関連メタデータ管理サーバと通信網を介して接続されるメタデータ参照端末が提供される。
メタデータ参照端末は,メタデータ管理サーバから,および/または関連メタデータ管理サーバを介してメタデータを取得するメタデータ取得手段と,2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,関連情報を関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,所望のメタデータを取得するべく検索キーワードをメタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段とを備える。
上記発明によれば,メタデータ参照端末は,メタデータ取得手段によってメタデータ管理サーバからメタデータを取得し,2以上のメタデータ間の関連情報を関連情報生成手段によって生成して関連情報送信手段によって関連メタデータ管理サーバに送信することができる。また,メタデータ参照端末は,メタデータ間の関連情報を参照するべく,検索キーワード送信手段によって検索キーワードをメタデータ管理サーバや関連メタデータ管理サーバに送信することができる。さらに,メタデータ参照端末は,メタデータ取得手段によって検索結果のメタデータ等を関連メタデータ管理サーバなどから取得することができる。
従って,文書,画像または映像などの様々なデジタルコンテンツの特徴を示す情報であるメタデータ間の関連性を用いて,かかるデジタルコンテンツと関連のある情報を検索することができる。
上記関連情報は,前記2以上のメタデータ間の関連性を特徴づける関連名称を含んでもよい。かかる構成により,2以上のメタデータ間の関連性が具体的に表現され,メタデータ間の関連性を参照するユーザなどのメタデータ間の関連性に対する理解を容易にすることができる。
上記関連情報は,前記2以上のメタデータ間の関連の形態を示す関連カテゴリを含んでもよい。かかる構成により,2以上のメタデータ間の関連性が具体的に表現され,メタデータ間の関連性を参照するユーザなどのメタデータ間の関連性に対する理解を容易にすることができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,コンピュータをして,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび2以上のメタデータ間の関連情報を管理する関連メタデータ管理サーバと通信網を介して接続されるメタデータ参照端末として機能せしめるコンピュータプログラムが提供される。
かかるコンピュータプログラムは,コンピュータに,メタデータ管理サーバから,および/または関連メタデータ管理サーバを介してメタデータを取得するメタデータ取得手段と,2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,関連情報を関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,所望のメタデータを取得するべく検索キーワードをメタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段として機能させる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,通信網を介して相互に接続可能なメタデータ管理サーバ,関連メタデータ管理サーバおよびメタデータ参照端末とを利用して実現されるメタデータ関連情報管理方法が提供される。
メタデータ関連情報管理方法は,メタデータ管理サーバが,デジタルコンテンツに関するメタデータをメタデータ記憶手段に記憶する工程と,メタデータ参照端末が,メタデータ管理サーバからメタデータを取得する工程と,2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する工程と,関連情報を関連メタデータ管理サーバに送信する工程と,関連メタデータ管理サーバが,メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連情報を取得する工程と,関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する工程と,関連メタデータを関連メタデータ記憶手段に記憶する工程と,メタデータ参照端末が,所望のメタデータを取得するべく検索キーワードをメタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する工程と,関連メタデータ管理サーバが,メタデータ参照端末から受信した検索キーワードに基づいて関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する工程と,関連メタデータへのアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に記憶する工程と,検索した結果に基づいて該当メタデータをメタデータ管理サーバから取得してメタデータ参照端末へ送信する工程と,を含む。さらに関連メタデータ管理サーバは,アクセス履歴記憶手段に基づき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて該関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する。
上記発明によれば,メタデータ管理サーバが備えるメタデータ記憶手段に記憶されているメタデータをメタデータ参照端末が取得して2以上のメタデータ間の関連情報を生成し,関連メタデータ管理サーバに送信することができる。関連メタデータ管理サーバは,取得したメタデータ間の関連情報に基づいて関連メタデータを生成し,関連メタデータ記憶手段に記憶しておくことができる。また,メタデータ参照端末はメタデータ間の関連情報を参照するべく,検索キーワードをメタデータ管理サーバや関連メタデータ管理サーバに送信することができる。関連メタデータ管理サーバは取得した検索キーワードに基づいて検索キーワードと関連する情報を検索し,該当するメタデータをメタデータ参照端末に返すことができる。メタデータ参照端末は,該メタデータを取得することができる。さらに,関連メタデータ管理サーバは,関連メタデータへのアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に記憶しておき,関連メタデータへのアクセス頻度に応じて関連メタデータに含まれるメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報を更新することができる。
従って,文書,画像または映像などの様々なデジタルコンテンツの特徴を示す情報であるメタデータ間の関連性を用いて,かかるデジタルコンテンツと関連のある情報を検索することができる。すなわち,関連メタデータ管理サーバが,多業種多分野の商品・コンテンツに関するメタデータ,および複数のサービスで個別に管理されているメタデータ間の関連性を一括管理して適切に処理するため,メタデータ関連情報を使った付加価値のあるサービスを提供することができる。
上記関連メタデータ管理サーバが,前記関連情報に含まれる前記メタデータの識別情報から,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な前記メタデータの内部IDを生成する工程をさらに含んでもよい。
上記関連メタデータ管理サーバが前記関連メタデータを生成する工程は,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な識別子によって前記2以上のメタデータの前記内部IDを対応付ける工程を含んでもよい。
上記関連メタデータ管理サーバが前記関連メタデータを検索する工程は,前記検索キーワードの全部または一部を含む関連メタデータを前記関連メタデータ記憶手段から検索する工程を含んでもよい。
上記アクセス履歴には,前記検索キーワードと関連のある関連メタデータの識別子が含まれていてもよい。
上記関連度情報の更新は,関連メタデータに対応する該当メタデータへのアクセス時に行うように構成されてもよい。
上記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータが類似していることを調査する工程をさらに含んでもよい。
上記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータに対応するデジタルコンテンツが同一である可能性を調査する工程をさらに含んでもよい。
上記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータ間の間接的な関連を検出する工程をさらに含んでもよい。
上記関連メタデータの有効/無効を設定する工程をさらに含んでもよい。
なお,上記の関連メタデータ管理サーバとメタデータ参照端末は,1つの装置で構成することもでき,メタデータ参照端末が備える全ての手段を関連メタデータ管理サーバが備えて,かかる手段を関連メタデータ管理サーバに接続可能なあらゆる情報処理装置に対して使用させるようにしてもよい。また,メタデータ管理サーバや関連メタデータ管理サーバが備える各記憶手段を各々独立した装置で構成することも可能である。
以上説明したように本発明によれば,多業種多分野の商品・コンテンツに関するメタデータ,および複数のサービスで個別に管理されているメタデータに関して,メタデータ間の関連性を適切に処理することによって,メタデータ関連情報を使った付加価値のあるサービスを提供することが可能なメタデータ関連情報管理システム,メタデータ関連情報管理方法,関連メタデータ管理サーバ,メタデータ参照端末およびコンピュータプログラムを提供できるものである。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(メタデータ関連情報管理システム)
まず,本発明にかかるメタデータ関連情報管理システムを図1に示すメタデータ関連情報管理システム100に適用し,図1に基づいてメタデータ関連情報管理システム100の全体構成について説明する。
本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100は,メタデータ管理サーバ102a,102b,…,と,メタデータ参照端末104a,104b,…,と,関連メタデータ管理サーバ106と,通信網108などとを備える。なお,メタデータ管理サーバ102a,102b,…,は,構成および機能がほぼ同一であるため,以後ではまとめてメタデータ管理サーバ102として説明する。同様にメタデータ参照端末104a,104b,…,は,メタデータ参照端末104として説明する。
メタデータ管理サーバ102は,デジタルコンテンツに関連するメタデータを管理する機能を有する情報処理装置である。メタデータは,書籍や新聞等のテキストコンテンツ,画像コンテンツ,音楽コンテンツならびに映像コンテンツ等の様々なデジタルコンテンツの位置情報や特徴などに関する情報である。本実施形態においては,例えば,通信網108を介して商品・サービスに関する情報を提供する情報提供業者がメタデータ管理サーバ102を保有しており,提供商品・サービスの画像などのデジタルコンテンツに関連するメタデータを管理している。メタデータ管理サーバ102は,図示の通りメタデータ記憶手段110を備え,メタデータ記憶手段110にメタデータが記憶されている。メタデータの構造例については後述する。また,メタデータ管理サーバ102は,メタデータが指し示すデジタルコンテンツをともに管理していてもよい。
メタデータ参照端末104は,メタデータを参照する機能を有する情報処理装置であり,例えば,パーソナルコンピュータ,携帯電話,PDA(Personal Digital Assistant),ゲーム機またはテレビ受像機などである。メタデータ参照端末104は,メタデータ管理サーバ102が管理するメタデータ等を通信網108を介してメタデータ管理サーバ102や関連メタデータ管理サーバ106から取得する機能を有する。また,メタデータ参照端末104は,2以上のメタデータの関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に送信できるとともに,関連メタデータ管理サーバ106に対して関連情報の問い合わせを行うこともできる。メタデータ参照端末104の構成例については後述する。
本実施形態において,通信網を介してデジタルコンテンツを参照する一般ユーザや,上記のメタデータ管理サーバ102を保有して商品・サービスに関する情報提供を行う情報提供業者等がメタデータ参照端末104を利用することによって,情報提供業者は自己が保有するメタデータ間,または自己が保有するメタデータと他のメタデータ管理サーバ102によって管理されている他の情報提供業者などのメタデータとの間の関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に提供することができるし,一般ユーザも自己の判断に基づいた独自の関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に提供することができる。
関連メタデータ管理サーバ106は,2以上のメタデータ間の関連を示す関連メタデータを管理する機能を有する情報処理装置である。具体的には例えば,メタデータ参照端末から受信した2以上のメタデータの関連情報に基づいて関連メタデータを生成し,適宜更新を行う。関連メタデータの構造例および関連メタデータ管理サーバ106の構成例については後述する。
通信網108は,双方向通信が可能な電話回線,専用回線などであり,本実施形態におけるメタデータ等を双方向に流通させる機能を持つ。通信網108はインターネットを含み,有線,無線を問わない。
上記構成により,本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100では,メタデータ管理サーバ102が管理するメタデータに関してメタデータ参照端末104等から送信された2以上のメタデータの関連情報を関連メタデータ管理サーバ106が関連メタデータとして管理することができる。
また,メタデータ参照端末104が,関連メタデータ管理サーバ106によって関連メタデータとして管理されている2以上のメタデータ間の関連情報の問い合わせを行うことによって,メタデータ参照端末104は,自己が保有しているメタデータに関連するメタデータ等をメタデータ管理装置102等から取得できる。すなわち,自己が参照しているデジタルコンテンツに対応するメタデータと関連するメタデータを取得できるため,該デジタルコンテンツに関連するデジタルコンテンツを参照することができる。本実施形態では特に,自己が参照しているデジタルコンテンツが示す商品・サービスに関連する商品・サービスを示すデジタルコンテンツを参照することができる。
なお,上記では,メタデータ管理サーバ102と関連メタデータ管理サーバを分けて構成したが,本発明はかかる例には限定されず,例えば関連メタデータ管理サーバがメタデータ記憶手段110を備えてメタデータをともに管理するように構成しても構わない。
また,メタデータ管理サーバ102にメタデータ参照端末104の機能を持たせることによって,メタデータ管理サーバ102を保有する情報提供業者などが,自己が保有するメタデータ間,または自己が保有するメタデータと他のメタデータ管理サーバ102によって管理されている他の情報提供業者などのメタデータとの間の関連情報を関連メタデータ管理サーバに提供できるように構成してもよい。
以上,メタデータ関連情報管理システム100の全体構成について説明した。次に,図2に基づいて,メタデータ管理サーバ102,メタデータ参照端末104および関連メタデータ管理サーバ106の概略構成について説明する。
(装置概略構成)
メタデータ管理サーバ102,メタデータ参照端末104および関連メタデータ管理サーバ106は,情報処理装置であり,図2に示すように,CPU202,メモリ204,ストレージ206,通信装置208,入力装置210および出力装置212などを備える。
CPU202は,演算処理装置および制御装置として機能し,メタデータ管理サーバ102,メタデータ参照端末104または関連メタデータ管理サーバ106内の各部の処理を制御することができる。また,メモリ204は,例えば,RAM,ROM,キャッシュメモリなどで構成されており,CPU202の処理に関する各種データ,CPU202の動作プログラム等を一時的に記憶する機能を有する。
ストレージ206は,例えば,ハードディスクドライブ,フラッシュメモリ等で構成されたデータ格納用の装置であり,プログラムなどの各種データを格納することができる。このストレージ装置206には,例えば,メタデータ記憶手段110,後述する関連メタデータ記憶手段426またはアクセス履歴記憶手段428などを格納することもできる。なお,メタデータ記憶手段110,関連メタデータ記憶手段426,アクセス履歴記憶手段428などは,例えば,ストレージ装置206ではなく,メモリ204などに格納されてもよい。
通信装置208は,例えば,通信回線,通信回路,通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。メタデータ管理サーバ102,メタデータ参照端末104および関連メタデータ管理サーバ106は,この通信装置208によって相互に通信網を介した通信を行うことができ,具体的には例えばメタデータやメタデータ間の関連情報などを送受信することができる。
入力装置210は,例えば,マウス,キーボード,タッチパネル,ボタン,スイッチ,レバーまたはマイク等の入力装置であり,ユーザからの情報入力を可能にするユーザインタフェースである。出力装置212は,例えば,CRTディスプレイ装置,液晶ディスプレイ(LCD)装置等の表示装置や,オーディオ装置などであり,ユーザへの情報提供を可能にするユーザインタフェースである。具体的には例えば,メタデータ参照端末104を使用するユーザは,入力装置210によってメタデータ間の関連情報を入力し,出力装置212によってメタデータが指し示すデジタルコンテンツ等を参照できる。なお,メタデータ管理サーバ102および関連メタデータ管理サーバ106は入力装置210や出力装置212を備えていなくても構わない。
以上,メタデータ管理サーバ102,メタデータ参照端末104および関連メタデータ管理サーバ106の概略構成について説明した。次に,図3に基づいてメタデータ参照端末104の機能構成について説明する。
(メタデータ参照端末)
図3に示すように,メタデータ参照端末104は,メタデータ取得手段302と,関連情報送信手段304と,検索キーワード送信手段306と,関連情報入力手段308と,関連情報生成手段310と,検索キーワード入力手段312などとを備える。
メタデータ取得手段302は,前述した通信装置等と連動してメタデータ管理サーバ102や関連メタデータ管理サーバ106からメタデータを取得する機能を有する。具体的には例えば,通信網108を介してメタデータ管理サーバ102からメタデータを取得できるとともに,後述する検索キーワード送信手段306によって関連メタデータ管理サーバ106に対して関連情報の問い合わせを行った場合などには,該当メタデータや関連情報などを関連メタデータ管理サーバ106から取得することもできる。
関連情報入力手段308は,前述したキーボード等の入力装置およびディスプレイ等の出力装置などと連動してユーザに対して関連情報を入力させる機能を有する。具体的には例えば,ディスプレイ等に2以上のメタデータ間の関連情報を入力させる画面を表示し,キーボードやマウスから入力された情報を関連情報生成手段310に渡す。関連情報を入力させる画面の一例については後述する。なお,関連情報入力手段308は,マイク等の音声入力装置によってユーザに関連情報を入力させてもよい。
関連情報生成手段310は,前述したCPU,メモリ等と連動して,2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する機能を有する。具体的には例えば,関連情報入力手段308から取得した入力情報に基づいて,関連付けを行う各メタデータを一意に識別する情報であるメタデータID等と,関連付けを行うメタデータ間の関連性を特徴付ける関連名称や,関連の形態を示す関連カテゴリなどとを含む関連情報を生成する。
関連情報送信手段304は,前述した通信装置等と連動して,関連情報生成手段310によって生成された関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に送信する機能を有する。
検索キーワード入力手段312は,前述した入力装置および出力装置などと連動してユーザに対して検索キーワードを入力させる機能を有する。具体的には例えば,ディスプレイ等に検索キーワードを入力させる画面を表示し,キーボードやマウスなどから入力された情報を検索キーワード送信手段306に渡す。検索キーワードは,ユーザが所望の商品・サービス等に係わるデジタルコンテンツに関連するメタデータや関連情報などを取得するために関連メタデータ管理サーバ106に対して検索させるためのキーとなる情報で,例えば,メタデータを識別する情報であるメタデータID等,関連の種類,商品・サービスのカテゴリなどを例示することができる。検索キーワードを入力させる画面の例については後述する。
検索キーワード送信手段306は,前述した通信装置等と連動して,検索キーワード入力手段312から取得した検索キーワードをメタデータ管理サーバや関連メタデータ管理サーバに送信する機能を有する。
上記構成により,メタデータ参照端末104は,2以上のメタデータの関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に送信できるとともに,関連メタデータ管理サーバ106に対して関連情報の問い合わせを行うことができる。なお,上記ではメタデータ参照端末104が関連メタデータ管理サーバ106に対して直接アクセスするように説明したが,かかる例には限定されず,メタデータ参照端末104と関連メタデータ管理サーバ106との間にメタデータ管理サーバ102などの他の情報処理装置が介在するように構成してもよい。
以上,メタデータ参照端末104の機能構成について説明した。次に,図4に基づいて,関連メタデータ管理サーバ106の機能構成について説明する。
(関連メタデータ管理サーバ)
図4に示すように,関連メタデータ管理サーバ106は,関連情報取得手段402と,メタデータ経由手段404と,関連メタデータ生成手段406と,確定処理手段408と,ユーザ認証手段410と,メタデータID変換手段412と,関連メタデータ検索手段414と,関連度情報更新手段416と,有効期限処理手段418と,類似処理手段420と,同値処理手段422と,関連距離取得手段424と,関連メタデータ記憶手段426と,アクセス履歴記憶手段428と,認証情報記憶手段430などとを備える。
関連情報取得手段402は,前述した通信装置等と連動して,メタデータ参照端末104から2以上のメタデータ間の関連情報を取得する機能を有する。具体的には例えば,各メタデータのメタデータID等と,メタデータ間の関連性を特徴付ける関連名称や関連カテゴリなどを取得し,関連メタデータ生成手段406に渡す。
関連メタデータ生成手段406は,前述したCPU,メモリ等と連動して,関連情報取得手段から取得した関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含んで2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する機能を有する。ここで,図5を参照して,本実施形態にかかるメタデータおよび関連メタデータの構造例について説明する。
(メタデータ構造)
本実施形態においてメタデータ管理サーバ102が備えるメタデータ記憶手段110に格納されているメタデータは,例えば,メタデータID532と,リソースID534などとを含む。
メタデータID532は,例えばメタデータ記憶手段110内でメタデータを一意に識別するIDである。本実施形態では,メタデータ管理サーバ102を,102a,102b,…,などのように複数設けることが可能であり,それに伴ってメタデータ記憶手段110も110a,110b,…,などのように複数備えられることになる。メタデータIDは,メタデータ記憶手段110内でメタデータを一意に識別するIDであるため,複数のメタデータ記憶手段110a,110b,…,等の間では重複したり,または図示のようにIDの付与体系等が異なることがありうる。さらには,メタデータIDを含んでいないものも存在しうる。そこで,関連メタデータ管理サーバ106では,後述するメタデータID変換手段412によってメタデータのメタデータIDまたはその他の識別情報を,関連メタデータ管理サーバ106内で一意に識別することの可能な内部IDへと変換する。
リソースID534は,メタデータが指し示すデジタルコンテンツを一意に識別する情報であり,本実施形態においては商品・サービスの画像等のデジタルコンテンツのIDを示す。メタデータには,上記の他に,例えば,メタデータが指し示すデジタルコンテンツに係わる商品・サービスの種類を示すカテゴリ情報や,商品・サービスの名称・価格など,その商品・サービスの特徴を示す情報などが含まれていても良い。
(関連メタデータ構造)
本実施形態において関連メタデータ管理サーバ106が備える関連メタデータ記憶手段426に格納されている関連メタデータは,例えば,関連情報ID502と,関連カテゴリ504と,関連元メタデータID506と,関連先メタデータID508と,関連名称510と,関連方向フラグ512と,関連度514と,作成者516と,作成日518と,更新日520と,最終参照日522と,有効・無効フラグ524と,有効期限526と,データ確定フラグ528などとを含む。
関連情報ID502は,関連メタデータ記憶手段426内で関連メタデータを一意に識別する識別子の一例である。関連メタデータ生成手段406は,関連情報ID502によって,2以上のメタデータの内部IDを対応付ける。関連カテゴリ504は,関連メタデータによって関連付けられている2つのメタデータの関連の種類を示す。例えば,図示のように「組み合わせ」や,「反対」「継承」「類似」「同値」などを例示することができる。関連カテゴリ504は,メタデータ間の関連情報を作成するユーザによって指定されてもよいし,関連メタデータ管理サーバが各メタデータのカテゴリ等を参照して自動的に決定してもよい。
関連元メタデータIDおよび関連先メタデータIDは,関連メタデータによって関連付けられている2つのメタデータの内部IDを示す。関連名称510は,2つのメタデータの関連性を具体的に示す情報である。例えば,図示のように「アウトドアつながり」や,「周辺機器」「部品」などのように,2つのメタデータの関連が具体的にわかる情報になっている。関連名称510は,関連情報を作成するユーザや情報提供業者などによって指定されることが望ましい。
関連方向フラグ512は,関連元メタデータID506が示すメタデータと関連先メタデータID508が示すメタデータとの関連名称510によって示された関連性が,関連元メタデータID506から関連先メタデータID508への一方向的なものであるのか,双方向的なものであるのかを示す情報である。
例えば,図示の例によると,2つのメタデータは「アウトドアつながり」という具体的な関連性によって関連付けられているが,その関連の方向性は双方向的なものである。すなわち,関連元メタデータから関連先メタデータへの関連性は「アウトドアつながり」であり,関連先メタデータから関連元メタデータへの関連性もまた「アウトドアつながり」であることを関連方向フラグ512によって示している。従って,関連方向フラグ512を関連メタデータに含ませることによって,同じメタデータの組み合わせによる同じ関連性についての関連メタデータを二重に生成する必要がなくなる。
一方で,例えば関連元メタデータが自動車を指し示すメタデータであり,関連先メタデータが自動車の部品であるハンドルを指し示すメタデータである場合に,関連名称に「部品」を指定された場合には,関連方向フラグ512には片方向が設定される。すなわち,関連元メタデータである自動車から関連先メタデータであるハンドルへの関連性は「部品」であるが,その逆は成り立たないため,「部品」という具体的な関連性は一方向的なものであることを示す。
関連度514は,関連メタデータによって関連付けられている2つのメタデータ間の関連の強さを示す情報である。関連度は,関連情報を作成するユーザ等によって指定されてもよいし,関連メタデータへのアクセス頻度や関連メタデータが関連付けているメタデータへのアクセス頻度によって算出されてもよい。関連度の算出方法については後述する。
作成者516は,関連メタデータの生成に係わる関連情報を関連メタデータ管理サーバ106に提供したユーザの名称などである。作成日518は,関連メタデータが生成された日時等を示し,更新日520は,関連メタデータが更新された日時等を示す。最終参照日522は,関連メタデータが参照された最新の日時を示す。
有効・無効フラグ524は,関連メタデータの有効/無効に関する効力制限情報である。すなわち,関連メタデータが現時点で有効であるか無効であるかを示す。有効・無効フラグ524は,関連情報を作成するユーザ等によって指定されてもよいし,関連メタデータ管理サーバが後述する有効期限526に基づいて自動的に設定してもよい。有効・無効フラグ524を無効に設定することによって,関連メタデータを関連メタデータ記憶手段426から実際に削除しなくても削除した場合と同等の効果を得ることができる。
有効期限526は,関連メタデータ426が無効になる期日や,有効である期間などを示す情報である。関連メタデータに有効期限526を含ませることによって,例えば一時的に2つのメタデータの関連付けを行うことができる。
データ確定フラグ528は,関連メタデータが確定されているのか未確定であるのかを示すフラグである。具体的には例えば,データ確定フラグ528に確定が設定されていればかかる関連メタデータを更新不可にし,未確定が設定されていれば更新可能にするという制御を行うために設定される情報である。例えば,情報提供業者などが自らが保有するメタデータ間の関連付けを行う場合にはデータ確定フラグ528を確定に設定し,一般ユーザが関連付けを行う場合には未確定に設定するなどの処理を行うことができる。
なお,本発明にかかるメタデータおよび関連メタデータは,上記の例には限定されず,必要に応じて任意の項目を設定できる。また,例えば図6に示すように,メタデータの中にも関連メタデータに含まれる情報を含ませるように構成してもよい。以上,本実施形態にかかるメタデータおよび関連メタデータの構造例について説明した。図4に戻り,関連メタデータ管理サーバ106の説明を続ける。
確定処理手段408は,関連メタデータが生成または更新された場合などに,前述の関連メタデータ中のデータ確定フラグを操作して関連メタデータを生成内容または更新内容で確定させるかを決定する。確定させるか否かの判断には,例えば後述する認証情報記憶手段430に格納されているユーザの認証情報を使用する。
ユーザ認証手段410は,関連情報の登録,更新または参照を行うユーザを認証情報記憶手段430に格納されているユーザ認証情報に基づいて認証する。ここで,本実施形態にかかるユーザ認証情報について図7を参照して説明する。
認証情報記憶手段430に格納されているユーザ認証情報は,図7に示すように,例えば,認証ID702と,権限710と,データ確定フラグ712と,有効期限716などとを含む。
認証ID702は,認証情報記憶手段430内でユーザを一意に識別するIDであり,例えば,ユーザが本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100の使用を希望してユーザ登録を行う際などに付与される。権限710は,ユーザが関連メタデータに関して行える行為を制限している。データ確定フラグ712は,ユーザが関連メタデータに関して登録または更新を行った際に,その関連メタデータを確定させる権限があるか否かを示している。前述の確定処理手段408は,関連メタデータの確定処理を行う際にユーザのデータ確定フラグ712を参照し,データ確定フラグ712が未確定に設定されているユーザが関連メタデータの登録または更新を行う際には,その関連メタデータのデータ確定フラグ528を未確定に設定し,ユーザのデータ確定フラグ712が確定に設定されている場合には関連メタデータのデータ確定フラグ528を確定に設定することができる。
上記構成により,例えば,ユーザが情報提供業者である場合にはそのユーザのユーザ認証情報にかかるデータ確定フラグ712は確定に設定しておき,ユーザが一般ユーザの場合には未確定に設定しておくことができ,その結果,情報提供業者によって作成された正式な関連メタデータは更新不可にし,一般ユーザによって作成された関連メタデータは更新可能にするなど,関連メタデータの作成に係わるユーザによって処理を分けることが可能になる。ただし,かかる例には限定されず,ユーザが確定する否かを選択できるように構成しても構わない。
有効期限716は,ユーザが本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100を使用できる期限などである。
以上,ユーザ認証情報について説明した。図4に戻り,関連メタデータ管理サーバ106の説明を続ける。
メタデータID変換手段412は,関連情報に含まれるメタデータの識別情報から,関連メタデータ記憶手段426内で一意に識別可能なメタデータの内部IDを生成する機能を有する。具体的には例えば,メタデータのIDを関連メタデータ記憶手段426内で一意に識別可能な内部IDへ変換する。前述のとおり,メタデータのIDは,メタデータの作成者が異なることなどによって異なる付与体系の元に付与されている場合があるため,そのようなメタデータIDを関連メタデータ管理サーバ106で一括して扱うために変換が必要である。例えば,図12に示すように,メタデータのメタデータID532を,所定の変換規則902を用いて内部メタデータID506または508に変換する。
所定の変換規則902は,例えば,メタデータのID発行者がメタデータ中に記述されている場合には,発行者のID付与体系に基づいて,内部IDに変換できるような変換規則を用いることができる。または,変換前のメタデータIDと,変換後の内部IDとを関連付けて関連メタデータ管理サーバ106が備えるメモリ204やストレージ206などに格納しておいてもよい。ただし,変換規則や変換方法は,メタデータの元のIDから内部IDへ,また内部IDから元のIDへと双方向への変換が可能な処理を行えれば任意に設定可能である。
メタデータ経由手段404は,前述した通信装置と連動してメタデータ参照端末104から検索キーワードを受信し,検索した結果に基づいて該当メタデータをメタデータ管理サーバ102などから取得してメタデータ参照端末104へ送信する機能を有する。具体的には例えば,メタデータ参照端末104から受信した検索キーワードを,関連メタデータ検索手段414などに提供し,検索された結果を受け取る。
検索結果がメタデータIDなどであって,メタデータをメタデータ参照端末104に送信する場合には,メタデータ管理サーバ102から該当メタデータを取得後にメタデータ参照端末104に送信する。または,メタデータ管理サーバ102に該当メタデータを直接メタデータ参照端末104に送信させてもよい。一方,検索結果が,例えば関連メタデータ中の関連名称510や関連度514などである場合には,メタデータ管理サーバ102にアクセスする必要はないため検索結果をそのままメタデータ参照端末104に送信する。
なお,例えば検索キーワードにメタデータIDを指定され,そのメタデータと関連のあるメタデータを検索結果として返す場合などで,検索キーワードに指定されたメタデータIDを含む関連メタデータが複数存在して検索結果のメタデータが複数となる場合には,各関連メタデータの関連度514を参照して関連度が高いもののみを検索結果として返したり,関連度の高い順に全ての検索結果を返したりしてもよい。
なお,関連メタデータ管理サーバ106は,検索結果に該当するメタデータをメタデータ管理サーバ102から取得してメタデータ参照端末104へ送信するのではなく,メタデータ管理サーバ102から直接メタデータ参照端末104へ送信するようにメタデータ管理サーバ102に指示をしてもよい。
関連メタデータ検索手段414は,メタデータ経由手段404から検索キーワードを取得し,検索キーワードに基づいて検索キーワードと関連する関連メタデータを関連メタデータ記憶手段426から検索する。具体的には,検索キーワードの全部または一部を含む関連メタデータを関連メタデータ記憶手段426に格納されている関連メタデータの中から探し,該当する関連メタデータが存在した場合には該関連メタデータに含まれるメタデータID,関連名称等を検索結果としてメタデータ経由手段404に返す。
また,関連メタデータ検索手段414は,検索結果に該当する関連メタデータおよび検索の内容などをアクセス履歴としてアクセス履歴記憶手段428に格納する。アクセス履歴については後述する。なお,前述のとおり,検索結果が複数ある場合には,各関連メタデータの関連度514を参照して関連度が高いもののみを検索結果として返したり,関連度の高い順に全ての検索結果を返したりしてもよい。
関連度情報更新手段416は,アクセス履歴記憶手段428に格納されているアクセス履歴などに基づいて,関連メタデータ記憶手段426に格納されている関連メタデータに含まれる関連度514を関連メタデータや関連メタデータに対応する該当メタデータへのアクセス頻度に応じて更新する。更新方法は後述する。
有効期限処理手段418は,関連メタデータに含まれる有効期限526を参照して有効・無効フラグ524を有効または無効に設定する機能を有する。設定方法は後述する。
類似処理手段420は,例えば一定時間間隔ごとなどに,関連メタデータ記憶手段426に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータの間の関連性の有無を調べ,関連性のあるメタデータが存在する場合には,それらのメタデータについて新規に関連メタデータを生成し,例えば関連カテゴリ504に「類似」と設定するなどして類似情報を該関連メタデータに含ませる機能を有する。すなわち,ユーザからの関連情報によって生成される関連メタデータとは別に,関連メタデータ管理サーバ106が関連メタデータ記憶手段426を参照して自動的に関連メタデータを生成する。上記構成により,メタデータ間の新たな関連性を検出することができる。類似処理方法については後述する。
同値処理手段422は,関連メタデータ記憶手段426に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータに対応するデジタルコンテンツが同一である可能性を調査する機能を有する。具体的には,例えば一定時間間隔ごとなどに前述した類似処理を行った結果任意のメタデータ間に新たな関連性が検出された場合に,そのメタデータを実際にメタデータ管理サーバ102などから取得してメタデータの内容を検討し,その2以上のメタデータが指し示すデジタルコンテンツが実質的に同一であるとみなせるかを調査する。調査した結果,同一であるとみなせる場合には,それらのメタデータについて新たに関連メタデータを生成し,例えば関連カテゴリ504に「同値」と設定するなどして同値情報を該関連メタデータに含ませる。上記構成により,ひとつのデジタルコンテンツに対して作成された複数のメタデータを集約し,名寄せ処理を行うことができる。同値処理方法の詳細については後述する。
関連距離取得手段424は,関連メタデータ記憶手段426に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータ間の間接的な関連を検出,取得する機能を有する。具体的には例えば,2つのメタデータIDを検索キーワードに指定されてそのメタデータ間の関連性を検索する場合などに,その2つのメタデータIDを同時に含む関連メタデータが存在しない場合がある。すなわち,ユーザからの関連情報によってもその2つのメタデータ間の関連メタデータが生成されておらず,また,前述した類似処理手段420や同値処理手段422によっても生成されていない場合である。その場合,検索キーワードに指定された2つのメタデータ間には直接の関連性は無いといえる。
しかし,例えば各々のメタデータIDを含む関連メタデータの関連先メタデータID508に同じメタデータIDが含まれていた場合などには,検索キーワードに指定された2つのメタデータは,関連先メタデータID508に含まれる同じメタデータを介して間接的に関連があると言える場合がある。その場合の2つのメタデータ間の間接的な関連を関連距離として取得する。関連距離の取得方法については後述する。
認証情報記憶手段430および関連メタデータ記憶手段426の構成については既に説明した。アクセス履歴記憶手段428は,関連メタデータ検索手段414の関連メタデータへのアクセス履歴を記憶する機能を有する。また,関連メタデータ生成手段406によって関連メタデータが登録および更新された場合などのアクセス履歴を保存してもよい。
アクセス履歴記憶手段428は,例えば図8に示すように,アクセスID802,日時804,タイプ806,メタデータA808,メタデータB810,関連812および関連メタデータ814などとを含む。
アクセスID802には,アクセス毎に,アクセス履歴記憶手段428内で一意のIDが付与されて格納される。日時804は,関連メタデータ記憶手段426へのアクセス日時を示す。タイプ806は,関連メタデータ記憶手段426へのアクセスの種類を示す。アクセスの種類とは例えば,関連メタデータの登録,更新または参照などである。参照の場合は,メタデータ参照端末104からの検索キーワードに基づいて関連情報の検索を行った場合に,検索結果に該当する関連メタデータへの参照がアクセス履歴として保存される。参照の場合には図示のように,具体的な参照内容をタイプ806に格納してもよい。例えば,ひとつのメタデータIDを検索キーワードに指定してそのメタデータに関連のあるメタデータを検索した場合には,タイプ806にはデータ指定参照が格納される。
メタデータA808,メタデータB810には,登録や更新の対象となったメタデータのメタデータID,または検索キーワードに指定されたメタデータIDなどが格納される。関連812には,登録時,更新時または検索キーワードに指定された関連名称が格納される。関連メタデータ814には,登録や更新の対象となった関連メタデータの識別子の一例である関連情報IDが格納される。また,関連情報の検索時には,検索結果として参照された関連メタデータのID,すなわち検索キーワードと関連のある関連メタデータのIDが格納される。
なお,検索結果の関連メタデータが複数ある場合などには,全ての関連メタデータIDを格納してもよいし,例えば関連度の高いもののみを検索結果としてメタデータ参照端末104に返す場合には,その関連メタデータのIDのみを格納してもよい。または,複数の検索結果を全てメタデータ参照端末104に返した後に,メタデータ参照端末104が複数の検索結果の中から所望の検索結果を選択した場合に,その選択情報をメタデータ経由手段404などが取得するなどして,選択された検索結果に対応する関連メタデータの関連情報IDを関連メタデータ814に格納してもよい。
以上,関連メタデータ管理サーバ106の機能構成について説明した。次に,図9に基づいて,関連メタデータの登録,更新処理フローについて説明する。
関連メタデータ管理サーバ106は,まず,ステップS102でメタデータ参照端末104またはメタデータ管理サーバ102から関連情報を取得する(S102)。その後,関連メタデータ管理サーバ106は,ステップS104で前述したメタデータIDの変換処理を行い,取得したメタデータIDを内部IDへと変換する(S104)。ID変換後,その内部IDやその他の関連情報をキーとして関連メタデータ記憶手段426内を検索し,取得した関連情報に該当する関連メタデータが既に登録されているかを調べる(S106)。
該当する関連メタデータが登録されていない場合には,ステップS114でユーザ認証を行い,関連情報を提供したユーザに登録権限があるかを調べる(S114)。ユーザに登録権限がある場合には,関連情報に基づいて関連メタデータを生成する(S116)。一方で,ステップS106で該当関連メタデータが既にある場合には,既存の関連メタデータが確定されているかを調べる(S108)。
既存の関連メタデータが未確定である場合には,その関連メタデータの更新が可能であるため,関連情報を提供したユーザに更新権限があるかを調べる(S110)。ユーザに更新権限がある場合には,取得した関連情報に基づいて該当関連メタデータを更新する(S112)。
関連メタデータの生成または更新後,関連メタデータ管理サーバ106は,関連情報を提供したユーザの認証情報に基づいて,ユーザにデータ確定権限がある場合には生成または更新した関連メタデータの確定処理を行い,更新不可にする。ユーザにデータの確定権限が無い場合には生成または更新した関連メタデータは未確定のままにし,更新を可能にする(S118)。その後,生成または更新したメタデータを関連メタデータ記憶手段426に書き込む(S120)。また,関連メタデータ登録,更新の履歴をアクセス履歴記憶手段428に書き込んでもよい。
以上,関連メタデータの登録,更新処理フローについて説明した。次に,図10に基づいて,関連メタデータの検索処理フローについて説明する。
関連メタデータ管理サーバ106は,まず,ステップS202でメタデータ参照端末104またはメタデータ管理サーバ102から検索キーワードを受信する(S202)。検索キーワードがメタデータIDである場合には,ステップS204で内部IDへの変換処理を行う(S204)。
次いで関連メタデータ管理サーバ106は,検索キーワードを提供したユーザのユーザ認証を行い,ユーザに関連メタデータの参照権限があるかを調べる(S206)。ユーザに参照権限がある場合には,検索キーワードに基づいて関連メタデータ記憶手段426内を検索する(S208)。
検索を行った結果,該当関連メタデータが無い場合には,ステップS212で関連距離の計測を行う(S212)。関連距離の計測処理の詳細については後述する。ステップS210で該当関連メタデータがあった場合には,該当関連メタデータに関するアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段428に書き込む(S214)。
続いて,アクセス履歴428を参照して該当関連メタデータの関連度を算出し(S216),算出された関連度で該当関連メタデータの関連度情報を更新する(S218)。関連度の算出方法については,例えば,アクセス履歴428内で該当関連メタデータの関連情報IDをキーにして検索を行い,該関連情報IDの出現頻度,すなわち該当関連メタデータへのアクセス頻度に応じて算出を行うことができる。ただし,かかる例には限定されず,関連度の算出方法,算出計算式等は任意に設定可能である。また,検索結果として関連メタデータが複数存在する場合の関連度の算出方法については後述する。
その後,関連メタデータ管理サーバ106は,メタデータ参照端末104に検索結果としてメタデータを返す場合には,該当関連メタデータに含まれるメタデータIDを内部IDから元のメタデータIDへと変換し(S220),メタデータ管理サーバ102から該メタデータを取得するなどしてメタデータ参照端末104に検索結果を提供する(S222)。
以上,関連メタデータの検索処理フローについて説明した。次に,図11に基づいて,関連メタデータの検索処理フローの別の例として,検索結果としてメタデータを返す場合において検索結果が複数存在する場合の処理フローについて説明する。
まず,ステップS302で,メタデータ参照端末104が検索キーワードとしてメタデータID等を設定して関連メタデータ管理サーバ106に送信する(S302)。検索キーワードとしてメタデータIDを受信した関連メタデータ管理サーバ106は,受信したメタデータIDを内部IDに変換した後に,その内部IDを含む関連メタデータの検索を行う(S306)。
指定した内部IDを含む関連メタデータが存在した場合には,アクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に保存する(S305)。この場合に,該当関連メタデータが複数であれば,全ての関連メタデータの関連情報IDを書き込んでもよいし,関連情報IDは書き込まなくてもよい。その後,該当関連メタデータによって指定した内部IDと関連付けられているメタデータIDを取得し,メタデータIDの変換処理を行った後に,そのメタデータを保有するメタデータ管理サーバ102aや102bに該当メタデータの取得要求を送信する(S306)。
取得要求を受信したメタデータ管理サーバ102aおよび102bは,該当メタデータを関連メタデータ管理サーバ106に送信する(S308,S310)。関連メタデータ管理サーバ106は,取得した全ての該当メタデータを検索結果としてメタデータ参照端末104に送信する(S312)。
メタデータのセットを受信したメタデータ参照端末104において,ユーザは複数のメタデータの中から所望のメタデータを選択する。メタデータ参照端末104は,選択されたメタデータのメタデータIDとアクセスIDなどを関連メタデータ管理サーバ106に送信して所望メタデータの選択通知を行う(S314)。
関連メタデータ管理サーバ106は,受信したメタデータIDおよびアクセスIDなどに基づいてアクセス履歴を更新する(S316)。具体的には例えば,ステップS305で保存したアクセス履歴に,ユーザによって選択された所望のメタデータのメタデータIDに対応する関連メタデータの関連情報IDのみが関連付けられるように更新する。その後,ステップS318で,アクセス履歴記憶手段428を参照し,該関連メタデータの関連度を前述したような方法で算出し(S318),更新する(S320)。
上記構成によれば,複数の検索結果からユーザによって選択されたメタデータ,すなわちユーザが,検索キーワードとして指定したメタデータと最も関連度が強いと思うメタデータに対応する関連メタデータのみがアクセス履歴に保存され,関連度算出の対象となる。そのため,関連メタデータに含まれる2つのメタデータ間の関連度を示す関連度情報を,よりユーザの考えを反映したものにすることができる。
また,図10および図11で説明した検索処理フローにおいては,関連度の算出をアクセス履歴更新直後に行っているが,かかる例には限定されず,一定時間間隔毎に行ってもよい。ただし,関連度の算出をアクセス履歴更新直後に行うことによって,最新のアクセス履歴に基づいて関連度の算出を行うことができるため,より適切な関連度を求めることが可能となる。
さらに,図11で説明した検索処理フローにおいては,関連メタデータに対応する該当メタデータへユーザがアクセスした時にアクセス履歴を更新するとともに関連度情報を算出・更新することによって,最新のアクセス履歴に基づくユーザの考えが反映されたより適切な関連度を求めることができる。
以上,関連メタデータの検索処理フローの別の例について説明した。次に,図13に基づいて有効期限処理手段418が行う有効期限処理フローについて説明する。
まず,有効期限処理手段418は,例えば一定時間間隔毎,所定日時,または関連メタデータの登録,更新もしくは参照処理などを行った時など任意のタイミングで,関連メタデータ記憶手段426にアクセスして例えば関連情報IDが最も若い関連メタデータ等任意の関連メタデータを取得する。取得した関連メタデータの有効期限526を参照し(402),現在時刻との比較を行う(S404)。
比較の結果,現在日時が有効期限526に格納されている日時を過ぎている場合には,その関連メタデータの有効・無効フラグ524を無効に設定する(S406)。その後,まだ有効期限処理を行っていない関連メタデータがあるかを調べ(S408),ある場合いはステップS402に戻り,関連メタデータ記憶手段426に記憶されている全ての関連メタデータに対して有効期限処理を行う。
図14は有効期限処理が行われた関連メタデータの一例である。例示された関連メタデータの有効期限526は2003年10月9日に設定されており,有効期限処理前の有効・無効フラグ524は有効に設定されている。現在日時が2003年10月10日の時点で有効期限処理が行われると,現在日時が有効期限を過ぎているため,処理後の関連メタデータの有効・無効フラグは図示のように無効に設定される。
以上,有効期限処理手段418が行う有効期限処理フローについて説明した。次に,図15に基づいて,類似処理手段420が行う類似処理フローについて説明する。
まず,ステップS502で,類似処理手段420は関連メタデータ記憶手段426にアクセスし,格納されている複数の関連メタデータに含まれる複数のメタデータIDの中から任意の2つを選択し,取得する(S502)。
次いで類似処理手段420は取得した2つのメタデータについて,各々の関連先メタデータリストを作成する(S504)。具体的には例えば,取得したメタデータIDをキーとして関連メタデータ記憶手段426内を検索し,該メタデータIDが関連元メタデータID506に設定されている関連メタデータを全て取得し,その関連メタデータ内の関連先メタデータID508に設定されているメタデータIDを抜き出してリスト化する。
選択した双方のメタデータIDについてリストを作成後,作成した2つのリストを比較して,一方のリストにある一部または全てのメタデータIDが他方のリストに含まれているかを調べる(S506)。含まれている場合には,ステップS502で任意に選択して取得した2つのメタデータを関連付ける関連メタデータを新たに生成し,例えばその関連メタデータ内の関連カテゴリ504に「類似」を設定する。その後,ステップS510で,関連メタデータ記憶手段426内に他のメタデータIDの組み合わせがあるかを調べ(S510),全てのメタデータIDの組み合わせについて類似処理を行う。
以上,類似処理手段420が行う類似処理フローについて説明した。次に,図16に基づいて,同値処理手段422が行う同値処理フローについて説明する。
ステップS502,S504,S506およびS510は前述した類似処理と同じであり,類似処理手段420によって行われてもよいし,同値処理手段422が行ってもよい。
ステップS506で類似するメタデータがあり,新たに関連メタデータを生成した場合には,ステップS608でメタデータ管理サーバ102にアクセスするなどしてメタデータIDに対応するメタデータを取得する(S608)。取得した2つのメタデータに含まれる情報を参照,比較して(S610),2つのメタデータが指し示すデジタルコンテンツが同一であるとみなせる場合には,ステップS506で生成したメタデータの関連カテゴリに「同値」を設定する。一方で,ステップS610で2つのメタデータが指し示すデジタルコンテンツが同一であるとみなせない場合には,関連カテゴリに「類似」を設定する。
図17および図18は,同値処理の一例を示す。図17では,関連メタデータ記憶手段426から取得した任意のメタデータは,メタデータ1002およびメタデータ1010である。メタデータ1002およびメタデータ1010は,ともにノート型PC(パーソナルコンピュータ)を指し示すメタデータである。同値処理の過程で,メタデータ1002に関連するメタデータのリストを作成すると,メタデータ1004,メタデータ1006およびメタデータ1008であった。一方でメタデータ1010に関連するメタデータのリストを作成すると,メタデータ1004およびメタデータ1006であった。この場合,メタデータ1010の関連先リストに存在するメタデータは全てメタデータ1002の関連先リストに含まれている。よって,メタデータ1002とメタデータ1010は類似であると判断される。
その後,メタデータ1002およびメタデータ1010に含まれる情報が比較された結果,メタデータ1002とメタデータ1010が指し示しているデジタルコンテンツ,すなわちノート型PCに係わる画像等のデジタルコンテンツが同一のものであると判断されると,図18に示すように関連カテゴリに「同値」が設定された関連メタデータが生成される。
以上,同値処理手段422が行う同値処理フローについて説明した。次に,図19に基づいて関連距離取得手段424が行う関連距離取得フローについて説明する。
関連距離の検出および取得は,例えば,ユーザから2つのメタデータIDを検索キーワードとして指定されたが,その2つのメタデータIDを同時に含む関連メタデータが関連メタデータ記憶手段426内に存在しなかった場合などに行われる。図19においては,ユーザからメタデータAとメタデータBとを検索キーワードとして指定されたが,その2つのメタデータに対応する関連メタデータが存在しなかったためにステップS702より関連距離の取得を行っている。
まず,関連距離数Dを1に設定し,ステップS702でメタデータAについての関連メタデータを全て関連メタデータ記憶手段426から取得する(S702)。次いで,取得した関連メタデータの全てについて,メタデータAと関連付けられているメタデータIDを取得する。そして,かかるメタデータIDが含まれる関連メタデータを各メタデータID毎に全て取得し,その関連メタデータに含まれるメタデータIDを取得してリスト化する(S704)。すなわち,メタデータAと関連付けられたメタデータを基準として,そのメタデータにメタデータA以外に関連付けられたメタデータのリストを作成する。その後,作成したリストにメタデータBが含まれるかを調査し(S706),含まれる場合には,メタデータAとメタデータBの関連距離は関連距離数D=1となる。すなわち,メタデータAとメタデータBは他の1つのメタデータを介して関連していることを示す。
一方で,ステップS706でメタデータBがリストに含まれていない場合には,リストに含まれるメタデータIDを確認済みとして確認済みリストに退避し(S708),確認済みリストに退避したメタデータIDが含まれる関連メタデータを各メタデータID毎に全て取得する(S710)。そして,取得した関連メタデータによって,確認済みリストに退避したメタデータIDと関連づけられているメタデータIDを全て取得してリスト化する(S712)。すなわち,確認済みリストに退避したメタデータを基準として,そのメタデータに関連付けられたメタデータのリストを作成する。その後,作成したリストから確認済みリストに退避されているメタデータIDと同一のメタデータIDを削除する(S714)。その結果,ステップS712で作成したリスト中の全てのメタデータIDが削除された場合には,関連距離数D=0を設定して処理を終了する。すなわち,関連距離の取得ができず,メタデータAとメタデータBの間には間接的な関連も無いことになる。
一方で,ステップS716でリストにメタデータIDが残った場合には,関連距離Dに1を加算して,ステップS706に戻る。例えば,ステップS712で作成したリストにメタデータIDが残っており,そのメタデータIDの中にメタデータBが含まれている場合には,メタデータAとメタデータBとの関連距離は2になる。すなわち,メタデータAとメタデータBは他の2つのメタデータを介して関連していることを示す。
図20および図21は関連距離取得処理の一例である。図20において,メタデータAはパソコンに関するメタデータ2020であり,メタデータBは衣服に関するメタデータ2036である。ステップS704の処理を行った結果,図21に示すように,テレビ番組に関するメタデータ2022,音楽CDに関するメタデータ2024および自転車に関するメタデータ2026のメタデータIDを含むリスト2002が作成される。リスト2002の中には関連距離を取得する対象である衣服に関するメタデータ2036は含まれていないため,次の処理に移る。
ステップS712の処理を行った結果,化粧品に関するメタデータ2030,プラモデルに関するメタデータ2032および衣服に関するメタデータ2028のメタデータIDを含むリスト2006が作成されるとともに,リスト2002に含まれていたメタデータIDは確認済みリスト2008に退避される。ステップS714の処理を行った結果,削除されるメタデータIDは無く,また関連距離を取得する対象である衣服に関するメタデータ2036も含まれていないため,リスト2006に含まれているメタデータIDに対してステップS708からS712の処理を行う。
その結果,書籍に関するメタデータ2034と,衣服に関するメタデータ2036とを含むリスト2010が作成される。リスト2010に,関連距離を取得する対象である衣服に関するメタデータ2036が含まれているため,メタデータ2020とメタデータ2036との関連距離は,D=3になる。
なお,関連距離の計測は,上記のように2つのメタデータ間に存在するメタデータの数に基づいて行ってもよいし,また,間に存在する関連メタデータの関連度,関連の方向性などに基づいて重み付けを行ってもよい。また,前述した関連メタデータの構造に関連距離の項を設けるなどして,取得した関連距離に基づいて関連距離の検出を行った任意の2以上のメタデータに関する関連メタデータを生成してもよい。
以上,関連距離取得手段424が行う関連距離取得フローについて説明した。次に,図22に基づいて,ユーザがメタデータ間の関連情報を入力する際の入力方法の一例について説明する。
図22は,メタデータ参照端末104の出力装置212に含まれるディスプレイ等の表示装置に表示される関連情報入力画面の一例を示している。表示装置には,例えば図22に示すように,メタデータに関連するデジタルコンテンツが表示されるメタデータ表示領域3002,3008と,関連情報の種類,具体的には関連名称や関連カテゴリ等を入力可能な関連種類入力領域3004,3006などとを含む関連情報登録画面が表示される。
まず,ユーザは,メタデータ表示領域3002および3008に,関連付けを行いたい2以上のメタデータを,例えば該メタデータに係わるアイコンや画像などを選択,ドラッグアンドドロップしたり,リストから選択するなどして表示させる。メタデータ表示領域3004,3006に表示される項目としては,図示のようにメタデータに係わるデジタルコンテンツおよびメタデータに含まれる情報を表示してもよいし,どちらか一方だけでも構わない。
ユーザは,関連付けを行いたいメタデータをメタデータ表示領域3002,3008などに表示させた後,関連種類の入力を行うことができる。入力可能な関連種類としては,例えば関連メタデータ中の関連カテゴリ504,関連名称510,関連方向フラグ512,関連度514または有効期限526に該当する情報などを例示できる。関連種類の入力方法としては,ユーザが直接文字を入力してもよいし,図示のように選択させるようにしてもよい。関連付けを行いたいメタデータおよび関連種類等の入力後,登録ボタン3010の押下によって入力された関連情報が関連メタデータ管理サーバ106に送信される。
以上,ユーザがメタデータ間の関連情報を入力する際の入力方法の一例について説明した。次に,図23a,b,c,dに基づいて,ユーザがメタデータの関連情報を参照する際の参照方法例について説明する。
図23a〜dは,メタデータ参照端末104の出力装置212に含まれるディスプレイ等の表示装置に表示される関連情報参照画面の一例を示している。まず,図23aに基づいて,ユーザがメタデータIDを検索キーワードに指定してそのメタデータに関連するメタデータを参照する場合について説明する。
ユーザはまず,関連付けられているメタデータを参照したいメタデータを,例えば該メタデータに係わるアイコンや画像などを選択,ドラッグアンドドロップするなどして画面に表示させる。図23aにおいて,ユーザが,ノートパソコンに係わるメタデータを選択して画面に表示させた後に関連商品検索ボタン3022を押下することによって,該ノートパソコンに係わるメタデータのメタデータID等が検索キーワードとして関連メタデータ管理サーバ106に送信される。
関連メタデータ管理サーバ106では,該メタデータIDをキーとして関連メタデータが検索され,該メタデータと関連付けられているメタデータがメタデータ参照端末104に送信される。ユーザは,送信されたメタデータに基づいて,ノートパソコンと関連のある商品に関する情報を参照することができる。
次に,図23bに基づいて,ユーザがメタデータIDおよび関連種類を指定して,そのメタデータと指定した関連種類によって関連付けられているメタデータを参照する場合について説明する。
ユーザはまず,関連付けられているメタデータを参照したいメタデータを,例えば該メタデータに係わるアイコンや画像などを選択,ドラッグアンドドロップするなどして画面に表示させる。その後,関連種類を入力する。図23bにおいて,ユーザが,衣服に係わるメタデータを選択して画面に表示させ,関連種類として「組み合わせ」および「カジュアル・春」を入力した後に商品検索ボタン3024を押下することによって,該衣服に係わるメタデータのメタデータID等および関連種類が検索キーワードとして関連メタデータ管理サーバ106に送信される。
関連メタデータ管理サーバ106では,該メタデータIDおよび関連種類をキーとして関連メタデータが検索され,該メタデータと関連付けられているメタデータの中で,その関連カテゴリが「組み合わせ」であり,関連名称が「カジュアル・春」であるメタデータがメタデータ参照端末104に送信される。ユーザは,送信されたメタデータに基づいて,衣服と「カジュアル・春」つながりで「組み合わせ」の関係にある商品に関する情報を参照することができる。
次に,図23cに基づいて,ユーザが2以上のメタデータIDを指定して,そのメタデータ間の関連性を参照する場合について説明する。
ユーザはまず,関連性を参照したい2以上のメタデータを,例えば該メタデータに係わるアイコンや画像などを選択,ドラッグアンドドロップするなどして画面に表示させる。図23cにおいて,ユーザが,音楽CDに係わるメタデータと,プラモデルに係わるメタデータとを選択して画面に表示させた後,関連性検索ボタン3026を押下することによって,該音楽CDに係わるメタデータのメタデータID等および該プラモデルに係わるメタデータのメタデータID等が検索キーワードとして関連メタデータ管理サーバ106に送信される。
関連メタデータ管理サーバ106では,2つのメタデータIDをキーとして関連メタデータが検索され,2つのメタデータが関連付けられている関連メタデータの中から,例えば関連カテゴリや関連名称,関連度などの情報がメタデータ参照端末104に送信される。ユーザは,送信された関連カテゴリや関連名称に基づいて,指定した2つのメタデータ間の関連性を参照することができる。
次に,図23dに基づいて,ユーザが関連種類を指定して,その関連種類によって関連付けられているメタデータの組み合わせを参照する場合について説明する。
ユーザはまず,関連種類などを選択または入力する。図23dにおいて,ユーザが,関連種類として,「組み合わせ」および「癒し効果」を入力して商品セット検索ボタン3028を押下すると,該関連情報が関連メタデータ管理サーバ106に送信される。
関連メタデータ管理サーバ106では,関連情報をキーとして関連メタデータが検索され,指定された関連種類が含まれる関連メタデータによって関連付けられている2以上のメタデータがメタデータ参照端末104に送信される。ユーザは,送信されたメタデータに基づいて,指定した関連種類によって関連づけられている商品セットに関する情報が参照できる。
なお,メタデータ管理サーバ106がユーザからの検索キーワードに基づいて関連メタデータを検索した際に複数のメタデータが検索結果として挙がった場合には,前述の通り,全てのメタデータをメタデータ参照端末104に送信してもよいし,関連度が高いもののみを送信するなどしてもよい。
以上,ユーザがメタデータの関連情報を参照する際の参照方法例について説明した。次に,図24,図25に基づいて,本実施形態にかかる関連メタデータの他の利用例について説明する。
図24は,メタデータ参照端末104や,その他の情報処理装置,例えばパーソナルコンピュータ,携帯電話,PDA,ゲーム機またはテレビ受像機などの表示装置に表示されるリコメンド画面の一例である。例えば,メタデータ管理サーバ102を保有する情報提供業者等にユーザからある商品に対する問い合わせや購入希望等があった場合などに,情報提供業者は該商品に関する情報をユーザに送信するとともに,関連メタデータ管理サーバ106に対して該商品に関連する商品等の検索を要求する。その後,検索された結果,すなわちユーザから問い合わせ等のあった商品に関連する商品等に関する情報をユーザへ提供し,リコメンドを行うことができる。
上記のようにリコメンドの際に関連メタデータ管理サーバ106が管理している関連メタデータを利用することによって,メタデータのID付与体系が異なる他の情報提供業者等のメタデータに対しても検索が行えるため,他の情報提供業者等が扱う商品等についてもリコメンド対象とすることができる。
図24においては,例えば,ユーザからノートパソコンについての購入希望を受けた情報提供業者は,かかるノートパソコンに関する情報をユーザに提供するとともに,ノートパソコンに関連するメタデータの検索を関連メタデータ管理サーバ106に要求する。検索結果として自転車,テレビ番組のメタデータを取得した情報提供業者は,該自転車およびテレビ番組に関する情報を,ユーザからの購入希望があったノートパソコンに関連する情報としてユーザに提供し,リコメンドを行う。
図25は,本実施形態にかかる関連メタデータ管理サーバ106によって管理される関連情報の応用例を示す。前述のように商品等を表すデジタルコンテンツに係わるメタデータ間の関連情報のみではなく,例えば,図示のようにユーザと商品との関連情報や,商品とジャンルとの関連情報などを例示することができる。
具体的には例えば,ユーザと商品との関連について,関連カテゴリや関連名称などを所有や興味などとして関連付け,関連メタデータを生成することができる。また,商品とジャンルとの関連について,関連カテゴリなどを所属などとして関連付け,関連メタデータを生成することができる。上記のような関連メタデータを生成,管理することによって,例えば興味のある同一の商品などを介したユーザ同士の関連性を検索したり,ユーザが所有している商品のジャンルなどに応じて各ユーザに最適な商品などをリコメンドしたりすることが可能になる。
以上,本実施形態にかかる関連メタデータの利用例について説明した。
以上説明したように,本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100,関連メタデータ管理サーバ106,メタデータ参照端末104およびメタデータ管理サーバ102を上記の如く構成することによって,メタデータを扱う複数のメタデータ管理サーバ102等を跨ってメタデータ間の関連性を管理することができる。そのため,例えば,音楽配信サービスとインターネット上での通信販売サービスなどの異なるサービス間や異業種間でも関連情報の検索等を行うことができ,多業種多分野の商品やデジタルコンテンツ等を扱うサービスであっても関連情報の検索やリコメンドなどを容易かつ効果的に行うことができる。
なお,メタデータ間の関連を,メタデータ自身の中に含ませてメタデータ間の関連情報を管理するシステムも考えられる。具体的には例えば,メタデータAの中に,そのメタデータAと関連付けを行うメタデータBのIDや関連性等を含ませ,メタデータBの中にも同様にメタデータAのIDや関連性を含ませておくことによって関連情報を管理できる。しかし,このような方法では,関連情報の更新を行う際などに,メタデータAとメタデータBの双方を更新する必要があり,処理が複雑になるという問題がある。
また,例えばメタデータを管理しているサーバ毎に,管理しているメタデータ間の関連を管理するシステムも考えられる。しかし,このような方法では,他のサーバが管理するメタデータを自己が管理するメタデータと関連付けることができないという問題がある。
本実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システム100によれば,前述の通り,メタデータを扱う複数のメタデータ管理サーバ102等を跨ってメタデータ間の関連性を管理することができ,上記問題を解消することができる。
また,関連メタデータや関連メタデータに含まれるメタデータへのアクセス頻度に基づいてメタデータ間の関連度を算出するため,関連情報を実際に参照するユーザの意向がメタデータ間の関連の強さに反映される。
また,関連メタデータ管理サーバ106が管理しているメタデータ間の新たな関連を検出できるとともに,ひとつのデジタルコンテンツや商品について複数存在するメタデータを集約することができる。
また,ユーザ等によって直接関連付けをされていないメタデータ間であっても,他のメタデータを介して関連している場合にはその間接的な関連性を検出できる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態においては主に2つのメタデータ間について関連メタデータの生成や関連情報の参照等を行っているが,本発明はかかる例に限定されず,関連メタデータによって関連付けるメタデータは2つ以上の複数でも構わない。
本発明は,メタデータ関連情報管理システムに適用可能であり,特にメタデータ間の関連情報によって商品・サービスやデジタルコンテンツ等を関連付けるメタデータ関連情報管理システムに適用可能である。
本発明の実施形態にかかるメタデータ関連情報管理システムを示す概略構成図である。 同実施の形態におけるメタデータ管理サーバ,メタデータ参照端末および関連メタデータ管理サーバの構成を示すブロック図である。 同実施の形態におけるメタデータ参照端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態における関連メタデータ管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施の形態における関連メタデータの構造を示す説明図である。 同実施の形態における関連メタデータの構造を示す説明図である。 同実施の形態におけるユーザ認証情報の構造を示す説明図である。 同実施の形態におけるアクセス履歴を示す説明図である。 同実施の形態における関連メタデータの登録,更新処理フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における関連メタデータの検索処理フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における関連メタデータの検索処理フローを示すタイミングチャートである。 同実施の形態におけるメタデータID変換処理を示す説明図である。 同実施の形態における有効期限処理フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における有効期限処理例を示す説明図である。 同実施の形態における類似処理フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における同値処理フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における同値処理例を示す説明図である。 同実施の形態における同値処理例を示す説明図である。 同実施の形態における関連距離取得フローを示すフローチャートである。 同実施の形態における関連距離取得例を示す説明図である。 同実施の形態における関連距離取得例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報入力画面の一例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報参照画面の一例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報参照画面の一例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報参照画面の一例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報参照画面の一例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報の利用例を示す説明図である。 同実施の形態における関連情報の利用例を示す説明図である。
符号の説明
100 メタデータ関連情報管理システム
102a,b メタデータ管理サーバ
104a,b メタデータ参照端末
106 関連メタデータ管理サーバ
108 通信網
302 メタデータ取得手段
304 関連情報送信手段
306 検索キーワード送信手段
308 関連情報入力手段
310 関連情報生成手段
312 検索キーワード入力手段
402 関連情報取得手段
404 メタデータ経由手段
406 関連メタデータ生成手段
408 確定処理手段
410 ユーザ認証手段
412 メタデータID変換手段
414 関連メタデータ検索手段
416 関連度情報更新手段
418 有効期限処理手段
420 類似処理手段
422 同値処理手段
424 関連距離取得手段
426 関連メタデータ記憶手段
428 アクセス履歴記憶手段
430 認証情報記憶手段
502 関連情報ID
504 関連カテゴリ
506 関連元メタデータID
508 関連先メタデータID
510 関連名称
512 関連方向フラグ
514 関連度
516 作成者
518 作成日
520 更新日
522 最終参照日
524 有効・無効フラグ
526 有効期限
528 データ確定フラグ
532 メタデータID
534 リソースID

Claims (26)

  1. デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバ,2以上の前記メタデータ間の関連を管理する関連メタデータ管理サーバおよび前記メタデータを参照するメタデータ参照端末とが通信網を介して接続され:
    前記メタデータ管理サーバは,
    デジタルコンテンツに関するメタデータを記憶するメタデータ記憶手段を備え:
    前記メタデータ参照端末は,
    前記メタデータ管理サーバから,および/または前記関連メタデータ管理サーバを介して前記メタデータを取得するメタデータ取得手段と,
    2以上の前記メタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,
    前記関連情報を前記関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,
    所望のメタデータを取得するべく検索キーワードを前記メタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段と,を備え:
    前記関連メタデータ管理サーバは,
    前記メタデータ参照端末から前記2以上のメタデータ間の関連情報を取得する関連情報取得手段と,
    前記関連情報に基づいて前記メタデータの識別情報および前記メタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み前記2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,
    前記関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,
    前記メタデータ参照端末から受信した前記検索キーワードに基づいて前記関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,
    検索した結果に基づいて該当メタデータを前記メタデータ管理サーバから取得して前記メタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,
    前記関連メタデータ検索手段の前記関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と,を備え:
    前記関連メタデータ管理サーバは,前記アクセス履歴記憶手段に基づき,前記関連メタデータへのアクセス頻度に応じて該関連メタデータに含まれる関連度情報を更新することを特徴とする,メタデータ関連情報管理システム。
  2. デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび前記メタデータを参照するメタデータ参照端末と通信網を介して接続され:
    前記メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を取得する関連情報取得手段と,
    前記関連情報に基づいて前記メタデータの識別情報および前記メタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み前記2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,
    前記関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,
    検索キーワードに基づいて前記関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,
    検索した結果に基づいて該当メタデータを前記メタデータ管理サーバから取得して前記メタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,
    前記関連メタデータ検索手段の前記関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と,
    前記アクセス履歴に基づき,前記関連メタデータへのアクセス頻度に応じて前記関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する関連度情報更新手段と,
    を備えることを特徴とする,関連メタデータ管理サーバ。
  3. 前記関連情報に含まれる前記メタデータの識別情報から,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な前記メタデータの内部IDを生成するメタデータID変換手段を含むことを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  4. 前記メタデータ生成手段は,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な識別子によって前記2以上のメタデータの前記内部IDを対応付けることを特徴とする,請求項3に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  5. 前記関連メタデータ検索手段は,前記検索キーワードの全部または一部を含む関連メタデータを前記関連メタデータ記憶手段から検索することを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  6. 前記アクセス履歴には,前記検索キーワードと関連のある関連メタデータの識別子が含まれていることを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  7. 前記関連度情報更新手段は,前記関連メタデータに対応する前記該当メタデータへのアクセス時に前記関連度情報を更新することを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  8. 前記関連メタデータは,前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータが類似していることを示す類似情報を含むことを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  9. 前記関連メタデータは,前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータに対応するデジタルコンテンツが同一である可能性を示す同値情報を含むことを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  10. 前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータ間の間接的な関連を検出する関連距離取得手段をさらに備えることを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  11. 前記関連メタデータは,該関連メタデータの有効/無効に関する効力制限情報を含むことを特徴とする,請求項2に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  12. コンピュータをして,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび前記メタデータを参照するメタデータ参照端末と通信網を介して接続され:
    前記メタデータ参照端末から2以上のメタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を取得する関連情報取得手段と,
    前記関連情報に基づいて前記メタデータの識別情報および前記メタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み前記2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する関連メタデータ生成手段と,
    前記関連メタデータを記憶する関連メタデータ記憶手段と,
    検索キーワードに基づいて前記関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のあるメタデータを検索する関連メタデータ検索手段と,
    検索した結果に基づいて該当メタデータを前記メタデータ管理サーバから取得して前記メタデータ参照端末へ送信するメタデータ経由手段と,
    前記関連メタデータ検索手段の前記関連メタデータへのアクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と,
    前記アクセス履歴に基づき,前記関連メタデータへのアクセス頻度に応じて前記関連メタデータに含まれる関連度情報を更新する関連度情報更新手段と,
    を備える関連メタデータ管理サーバとして機能せしめることを特徴とする,コンピュータプログラム。
  13. デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび2以上の前記メタデータ間の関連情報を管理する関連メタデータ管理サーバと通信網を介して接続され:
    前記メタデータ管理サーバから,および/または前記関連メタデータ管理サーバを介して前記メタデータを取得するメタデータ取得手段と,
    2以上の前記メタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,
    前記関連情報を前記関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,
    所望のメタデータを取得するべく検索キーワードを前記メタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段と,
    を備えることを特徴とするメタデータ参照端末。
  14. 前記関連情報は,前記2以上のメタデータ間の関連性を特徴づける関連名称を含むことを特徴とする,請求項13に記載のメタデータ参照端末。
  15. 前記関連情報は,前記2以上のメタデータ間の関連の形態を示す関連カテゴリを含むことを特徴とする,請求項13に記載のメタデータ参照端末。
  16. コンピュータをして,デジタルコンテンツに関するメタデータを管理するメタデータ管理サーバおよび2以上の前記メタデータ間の関連情報を管理する関連メタデータ管理サーバと通信網を介して接続され:
    前記メタデータ管理サーバから,および/または前記関連メタデータ管理サーバを介して前記メタデータを取得するメタデータ取得手段と,
    2以上の前記メタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する関連情報生成手段と,
    前記関連情報を前記関連メタデータ管理サーバに送信する関連情報送信手段と,
    所望のメタデータを取得するべく検索キーワードを前記メタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する検索キーワード送信手段と,
    を備えるメタデータ参照端末として機能せしめることを特徴とするコンピュータプログラム。
  17. 通信網を介して相互に接続可能なメタデータ管理サーバ,関連メタデータ管理サーバおよびメタデータ参照端末とを利用し:
    前記メタデータ管理サーバが:
    デジタルコンテンツに関するメタデータをメタデータ記憶手段に記憶する工程と,
    前記メタデータ参照端末が:
    前記メタデータ管理サーバから前記メタデータを取得する工程と,
    2以上の前記メタデータ間の関連性および各メタデータの識別情報とを含む関連情報を生成する工程と,
    前記関連情報を前記関連メタデータ管理サーバに送信する工程と,
    前記関連メタデータ管理サーバが:
    前記メタデータ参照端末から前記2以上のメタデータ間の関連情報を取得する工程と,
    前記関連情報に基づいてメタデータの識別情報およびメタデータ間の関連の強さを示す関連度情報とを含み前記2以上のメタデータを関連付ける関連メタデータを生成する工程と,
    前記関連メタデータを関連メタデータ記憶手段に記憶する工程と,
    前記メタデータ参照端末が:
    所望のメタデータを取得するべく検索キーワードを前記メタデータ管理サーバおよび/または関連メタデータ管理サーバに送信する工程と,
    前記関連メタデータ管理サーバが:
    前記メタデータ参照端末から受信した前記検索キーワードに基づいて前記関連メタデータ記憶手段から該検索キーワードと関連のある関連メタデータを検索する工程と,
    前記関連メタデータへのアクセス履歴をアクセス履歴記憶手段に記憶する工程と,
    検索した結果に基づいて該当メタデータを前記メタデータ管理サーバから取得して前記メタデータ参照端末へ送信する工程と,を含み:
    前記関連メタデータ管理サーバは,前記アクセス履歴記憶手段に基づき,前記関連メタデータへのアクセス頻度に応じて該関連メタデータに含まれる関連度情報を更新することを特徴とする,メタデータ関連情報管理方法。
  18. 前記関連メタデータ管理サーバが,前記関連情報に含まれる前記メタデータの識別情報から,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な前記メタデータの内部IDを生成する工程を含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  19. 前記関連メタデータ管理サーバが前記関連メタデータを生成する工程は,前記関連メタデータ記憶手段内で一意に識別可能な識別子によって前記2以上のメタデータの前記内部IDを対応付ける工程を含むことを特徴とする,請求項18に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  20. 前記関連メタデータ管理サーバが前記関連メタデータを検索する工程は,前記検索キーワードの全部または一部を含む関連メタデータを前記関連メタデータ記憶手段から検索する工程を含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  21. 前記アクセス履歴には,前記検索キーワードと関連のある関連メタデータの識別子が含まれていることを特徴とする,請求項17に記載の関連メタデータ管理サーバ。
  22. 前記関連度情報の更新は,前記関連メタデータに対応する前記該当メタデータへのアクセス時に行うことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  23. 前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている前記関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータが類似していることを調査する工程をさらに含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  24. 前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている前記関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータに対応するデジタルコンテンツが同一である可能性を調査する工程をさらに含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  25. 前記関連メタデータ記憶手段に記憶されている前記関連メタデータに含まれる任意の2以上のメタデータ間の間接的な関連を検出する工程をさらに含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
  26. 前記関連メタデータの有効/無効を設定する工程をさらに含むことを特徴とする,請求項17に記載のメタデータ関連情報管理方法。
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